JPS60258541A - 写真感光材料 - Google Patents

写真感光材料

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Publication number
JPS60258541A
JPS60258541A JP11473784A JP11473784A JPS60258541A JP S60258541 A JPS60258541 A JP S60258541A JP 11473784 A JP11473784 A JP 11473784A JP 11473784 A JP11473784 A JP 11473784A JP S60258541 A JPS60258541 A JP S60258541A
Authority
JP
Japan
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support
layer
coating
fine particles
hydrophilic binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP11473784A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Suematsu
末松 浩一
Sueo Miyazaki
宮崎 末男
Yukio Shinagawa
幸雄 品川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPS60258541A publication Critical patent/JPS60258541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/85Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers characterised by antistatic additives or coatings
    • G03C1/853Inorganic compounds, e.g. metals

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は写真感光材料に関するものであり、特に、帯電
防止性の優れた写真感光材料に関するものである。
「従来の技術」 写真感光材料(以下、「感光材料」と記す)は一般に、
プラスチックフィルム支持体上に少なくとも1層の写真
感光性層(以下「感光層」と記す)を塗布することによ
り製造される。
近年、感光材料の製造技術は著しく向上し、たとえば下
塗層の塗布スピード、感光層の塗布スピード、裁断、切
断スピードが著しく高速化されたため、製造工程に於て
静電気の発生し易い方法になって来ている。
又、同様に撮影に於ても、現像処理工程に於ても高速化
の傾向にあり、これらの工程に於ても静電気の発生し易
い方向になってきている。
発生した静電気は塵埃を付着させるだけでなく、発生が
著しい時には火花放電をおこし、感光層にいわゆるスタ
チックマークを生じ致命的な欠陥となる。
感光材料の帯電防止には従来上として、高分子電解質あ
るいはイオン性の界面活性剤が使用されてきた。たとえ
ばアニオン性高分子電解質としてはカルボン酸及びカル
ボン酸塩、スルホン酸塩を含む高分子で例えば特開昭≠
l−2−〇17号、特公昭≠6−2参/jり号、特開昭
j1−40725号、特開昭j/−/2り216号、特
開昭jj−タjt?≠λ号に記載されているような高分
子である。カチオン性高分子としては例えば特開昭ダタ
ー/2/323号、特開昭μを一タ/IAj号、特公昭
ゲタ−2≠srd号に記載されているようなものがある
。またイオン性界面活性剤もアニオン性とカチオン性と
あり、例えば特開昭弘ターtriJt号、特開昭≠ター
33t30号、USコ、タタ2.101XUSJ 、2
04.312、特開昭弘r−r’yrコを号、特公昭≠
ター//jt7号、特公昭ay−ttstr号、特開昭
11−70137号などに記載されているような化合物
である。
しかしこれらの物質の帯電防止剤は湿度依存性が大きく
、低湿になると必ずしも充分にその機能をはたさないも
のが多い。
またこれらの化合物は吸湿性が強く帯電防止層と下塗層
、帯電防止層と乳剤層とを重ね合せておくと粘着し、故
障の原因となる事がしばしばあった。またこれらの化合
物の多くは親水性物質のため、現像処理中に処理液中に
溶出して処理液中に存在する他の物質と結合し濁りやス
ラッジを生じたり、あるいはパック面に他の物質を吸着
してムラを生じたりする。
これらの欠点に対し特開昭74−/≠3≠≠3号、特開
昭j7−IO≠り31号、特開昭37−//124−号
、特開昭zr−aJtuj号等に導電性の金属酸化物又
はその複合酸化物の微粒子を用いて、更に改善した帯電
防止方法が開示されている。
この導電性金属酸化物は分散液にするとき分散媒として
水を選ぶとより高い分散安定性を示し有利である。また
この金属酸化物の水分散液を支持体に塗布する時のバイ
ンダーとしては親水性・2イングーを用いることが塗布
液中の金属酸化物の安定性には好ましい。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし、この導電性金属酸化物の水分散液と親水性バイ
ンダーを支持体の上に塗布した時、帯電防止性は十分得
られるが導電性金属酸化物の層とポリエステルとの接着
力が不十分のためか摩耗によシ、導電性金属酸化物の層
に傷がついたり、剥離する故障を生じる。また導電性金
属酸化物の層にさらに親水性コロイドからなる感光性写
真乳剤層するいはアンチノ・レーション層、パック層な
どの補助層を塗布した時、支持体との接着が損なわれる
という重大な欠陥を有している。特開昭5r−A2At
ls号に電子衝撃処理により導電性金属酸化物と親水性
バインダーを含む層と支持体との強力な接着を得る方法
が開示されているが、処理装置を設けることにより工程
コストが重む欠点を有している。
本発明の目的の第1は、すぐれた帯電防止性を有する感
光材料を提供することにある。第2には支持体との接着
力をそこなうことのない帯電防止性層を有する感光材料
を提供することにある。第3には高湿において他の下塗
層あるいは乳剤層とを接触させても何ら粘着故障をおこ
さない帯電防止層を有する感光材料を提供することであ
る。第Vには湿度依存性のない帯電防止層を有する感光
材料を提供することにある。
「問題点を解決するだめの手段」 本発明のこれらの目的は、少くとも7層の写真感光性層
を有して成る写真感光材料において、プラスチックフィ
ルム支持体に隣接する少なくとも片面にZ n O% 
T t 02.8 n 02、Al2O3、In2O3
,8io 2、MgOlBaO1M o 03の中から
選ばれた少くとも1種の結晶性の金属酸化物あるいはこ
れらの複合酸化物の微粒子と親水性バインダーと、支持
体を膨潤させる化合物を含有することを特徴とする写真
材料によって達成された。
本発明に使用される導電性の結晶性酸化物又はその複合
酸化物の微粒子はその体積抵抗率が107Ω備以下、よ
り好ましくは10Qcm以下である。
またその粒子サイズは0.01〜0.7μ、特に0.0
2〜o3μであることが望ましい。
本発明に使用される導電性の結晶性金属酸化物あるいは
複合酸化物の微粒子の製造方法については特開昭!A−
/4L3μ30号の明細書に詳細に記載されている。第
1に金属酸化物微粒子を焼成により作製し、導電性を向
上させる異種原子の存在下で熱処理する方法、第λに焼
成にょシ金属酸化物微粒子を製造するときに導電性を向
上させる為の異種原子を共存させる方法、第3に焼成に
より金属微粒子を製造する際に雰囲気中の酸素濃度を下
げて、酸素欠陥を導入する方法等が容易である。異種原
子を含む例としてはZnOに対してAl。
In等、T t 02に対してはNbXTa等、S n
 O2に対してはSb、Nb、ハロゲン元素等が挙げら
れる。異種原子の添加量は0.O/〜JOmolチの範
囲が好ましいが0 、/%10mo 1チであれば特に
好ましい。
本発明に使用する親水性バインダーとしては、水溶性ポ
リマー、セルロースエステル、ラテックスポリマー、水
溶性ポリエステルなどが上げられる。
水溶性ポリマーとしては、ゼラチン、ゼラチン誘導体、
カゼイン、寒天、アルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸共重合体、無水マレイ
ン酸共重合体などであり、セルロースエステルとしては
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ースなどである。ラテックスポリマーとしては塩化ビニ
ル含有共重合体、塩化ビニリデン含有共重合体、アクリ
ル酸エステル含有共重合体、酢酸ビニル含有共重合体、
ブタジェン含有共重合体などである。この中で最も好ま
しいのはゼラチンである。
本発明に使用される支持体を膨潤させる化合物として、
レゾルシン、クロルレゾルシン、メチルレゾルシン、O
−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、フェ
ノール、0−クロルフェノールX p−クロルフェノー
ル、ジクロルフェノール、トリクロルフェノール、モノ
クロル酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸、トリフ0
口酢酸、抱水クロラールなどがあげられる。この中で好
ましいのは、レゾルシンとp−クロルフェノールである
本発明の帯電防止層は導電性金属酸化物微粒子と親水性
バインダーと支持体を膨潤させる化合物を含有した塗布
液を支持体に直接塗布することで目的を達する。あらか
じめ、支持体をコロナ放電処理、紫外線処理、グロー放
電処理などの表面処理をほどこしても得られる性能は変
らず、何ら支障はない。
本発明の帯電防止層はバック層側あるいはハロゲン化銀
乳剤層側のいずれかの支持体に隣接して設けられる。本
発明の帯電防止層は1層だけで充分目的を達することが
できるが、本発明の帯電防止層の上にさらに別の層を設
けることもできる。
この被覆層には帯電防止層と外部の媒体〔通常は空気〕
との光散乱を抑制する機能を有し、さらに帯電防止層の
保護層としての機能を整備させることができるので、本
発明の好ましい態様のひとつである被覆層は親水性バイ
ンダーでも疎水性・(イングーでも良く、親水性バイン
ダーを被覆させた場合はさらに親水性コロイドからなる
ハロゲン化銀乳剤やアンチハレーション層、中間層、バ
ック層などの層を塗布することが可能である。
親水性バインダーとしてはゼラチン、ゼラチン誘導体、
寒天、アルギン酸ソーダ、でんぷん、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリル酸共重合体、無水マレイン酸共重合
体、カルボキンメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロースナトでアル。
疎水性バインダーとしては、セルロースエステル(例エ
バ、ニトロセルロース、ジアセチルセルロース、トリア
セチルセルロース)塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニ
ルアクリレートなどを含むビニル系ホリマー、ポリアミ
ド、ポリエステルなどのポリマーである。
本発明に係る帯電防止用塗布液は一般によく知られた塗
布方法、例えばディップコート法、エアーナイフコート
法、カーテンコート法、ワイヤーバーコード法、クラビ
アコート法、エクストルージョンコート法等によシ塗布
することができる。
本発明の導電性微粒子分散液を設けるさいいしての溶媒
は、例えば水またはメタノール、エタノール、プロピノ
ールのようなアルコール類、アセトン、メチルエチルケ
トンのようなケトン類、メチルセロソルブ、エチルセロ
ンルブ、ジオキサンのようなグリコールエーテル類など
を上げることが出来る。特に、親水性バインダーを用い
るため水あるいは水と有機溶媒との混合溶媒が好ましい
本発明において、導電性微粒子とバインダーとの混合割
合は導電性微粒子量が少くなると帯電防止性は悪化し、
一方、導電性微粒子量が多くなりバインダーの量が少く
なると塗布後の塗膜強度が悪化する。導電性微粒子とバ
インダーの混合割合は、夫々の粒子サイズによって異な
るが、導電性微粒子の体積含有率で30%〜20%の範
囲がよく、よシ望ましくはj0チ〜rθチの範囲である
導電粒子の使用量はo、os17m2〜s、oy7m2
がよく0,117m” 〜2.Of/m2が特に好まし
い。支持体を膨潤させる化合物の使用量は、バインダー
の種類や、支持体の種類や下塗塗布量によって異なるが
o、oiy7m2〜j。
Of / m 2がよく、0,03117m2〜/ 、
Of/ ?Fl 2が特に好ましい。
本発明の写真感光材料の支持体としては、例えばセルロ
ーストリアセテート、セルロースアセテートフチレート
、セルロースアセテートプロピオネート、ポリエチレン
テレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレ
フなど、あるいはこれらの積層物などが使用しうる。特
に、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート及
びポリエチレンを支持体としたときに著しい効果が得ら
れる。
本発明の帯電防止層には塗布助剤(たとえばサポニン、
ドデシルベンゼンスルホン酸)、硬化剤などを加えても
何ら支障はない。
本発明の感光材料は、少なくとも7層の感光層を有する
他に必要により中間層、バック層、表面保護層、受像層
などを有していてもよい。
感光層としては、たとえば感光性ハロゲン化銀乳剤層を
挙げることが出来る。ハロゲン化銀乳剤層に用いられる
ハロゲン化銀の種類、その製法、化学増感剤、カブリ防
止剤、界面活性剤、保護コロイド、硬膜剤、ポリマーラ
テックス、カラーカゾラー、増感色素などについては特
に制限はなく、例えばリサーチ・ディスクロージャー誌
174巻2λ〜コr頁(lり7Jr年12月)の記載を
参考にすることが出来る。
父、中間層、バック層、表面保護層などに関しても特に
制限はなく、上記リサーチ・ディスクロージャー誌に記
載せる如き各種添加剤を含有せしめることが出来る。
又、これら各塗布層の塗布方法についても特に制限はな
く上記リサーチ・ディスクロージャー誌の記載を参考に
することが出来る。
本発明の感光材料の代表的な例としては、ハロゲン化銀
カラーフィルム、マイクロ用フィルム、直接及び間接X
線用フィルム、リスフィルム、一般用黒白フィルムなど
を挙げることが出来る。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例 1 〔酸化スズ−酸化アンチモン複合物分散液の調製〕塩化
第二スズ水和物230重量部と三塩化アンチモン23重
量部をエタノール5ooo重量部に溶解し均一溶液を得
た。この溶液に/Nの水酸化ナトリウム水溶液を前記溶
液のpHが3になるまで滴下し、コロイド状酸化第二ス
ズと酸化アンチモノの共沈澱を得た。得られた共沈澱を
500Cに、24A時間放置し、赤褐色のコロイド状沈
澱を得た。
赤褐色コロイド状沈澱を遠心分離により分離した。過剰
なイオンを除くため沈澱に水を加え遠心分離によって水
洗した。この操作を3回繰り返し過剰イオンを除去した
過剰イオンを除去したコロイド状沈澱200重量部を水
/ 300重量部に再分散し、too 0cに加熱した
焼成P中罠噴霧し、青味がかった平均粒径117.Jμ
の酸化スズ−酸化アンチモン複合物の微粒子粉末を得た
。この微粒子粉末の比抵抗は2jΩ・1であった。
上記微粒子粉末参〇重量部と水to重量部の混合液をp
H7,0IIC調製し、攪拌機で粗分散の後、横型サン
ドミル(商品名ダイノミル、wiLLYA、BACHO
FEN AG製)で滞留時間が30分になるまで分散し
て調製した。
〔写真感材の作製〕
既知の下塗を施した100μポリエチレンテレフタレー
トの反対面に下記の帯電防止層用塗布液(A)を乾燥膜
厚が0,3μになるように塗布し、/J(7°Cで30
秒間乾燥した。この上に更に下記の被覆層用塗布液(B
)を乾燥膜厚が0./μになるように塗布し、1300
Cで2分間乾燥した。
次に高感度マイクロ用白黒乳剤を下塗シの上に塗布した
。このようKして得られた写真感材を試料&lとする。
〔帯電防止層用塗布液(A)〕
〔被覆層用塗布液(B)〕 次に被覆層を除いた他は試料AIと同様にして、試料A
コを作製した。
次に比較のために下塗液(A)の導電性微粒子分散液を
除いた他は試料A/と同じ比較試料A3と帯電防止層用
塗布液(A)のレゾルシンを除いた他は試料Aノと同じ
、比較試料A≠を作製した。
以上の様にして試料A/−≠を得たが、写真感光性層を
塗布する前の支持体について表面抵抗とヘイズと帯電防
止層と支持体の接着性を測定し、完成した写真感材につ
いてスタチックマークの発生を試験した。試験方法は以
下に説明する方法を用いた。
〔表面抵抗の測定〕
被覆層塗布済支持体の表面抵抗をコz 0C,t。
%RHの雰囲気中で絶縁抵抗測定器yB−io型(川口
電機■製)を用いて行った。
〔ヘイズ度の測定〕
帯電防止層および被覆層塗布後孔剤層塗布前の各試料に
ついて積分球式へイズメーター(日本精密光学■製8E
P−f(−8型)で測定した。良好の場合01実用上問
題ないが劣る時△、実用上問題ある時を×とした。
〔帯電防止層と支持体との接着性の評価方法〕試料のバ
ック面を上向きにして固定し、その上を紙の上に3#の
荷重を乗せ定速で摩擦する。摩擦による紙への付着物の
量、バック面の剥離の強弱などを肉眼で判定する。良好
の場合○、実用上問題ある場合×で示す。
〔写真感材のスタチックマークの評価方法〕2z 0C
,λ0SRflの雰囲気中、暗室で写真感材の保護層の
上をゴムロールで摩擦し、その後感材をD−72現像液
で現像処理し、スタチックマークの発生の有無を試験し
た。
゛以上の方法で試験した結果を表1に示す。
表1から明らかなように、本願発明である試料/Fx/
と屋λはフィルム支持体と帯電防止層との接着性が優れ
るうえ、スタチックマークの発生もない。A2はヘイズ
がA/より劣るが実用上問題ない。しかし導電性微粒子
を含まない比較試料煮3は支持体の表面抵抗が高く、ス
タチックマークの発生がある。またレゾルシンを含まな
い比較試料A≠は接着性が悪い。
実施例 2 厚さIOθμのポリエチレンテレフタレート支持体の片
面に実施例1の帯電防止層用塗布液(A)を実施例1と
同様に塗布し、13θ0Cで30秒間乾燥した。この上
にさらに下記の被覆層用塗布液(C)を膜厚が0.2μ
になるように塗布し、/300Cで30秒乾燥した。裏
面には実施例1の被覆用塗布液CB)を直接ポリエチレ
ンテレフタレートに膜厚が0./μ罠なるように塗布し
、1300cで4分間乾燥させた。次に、高感度マイク
ロ用白黒乳剤を被覆層(C)の上にさらに膜厚がjμに
なるように゛塗布した。このようにして得られた試料を
Iajとする。
〔被覆用塗布液(C)〕
ゼラチン 7重量部 水 7重量部 サリチル酸 0.3重量部 メタノール タr重量部 ゼラチン用硬化剤 o、i重量部 次に被覆層(C)を除いた他は試料屋jと同様にして試
料AAを作製した。同様に導電性微粒子分散液を除いた
比較試料A7と帯電防止層用塗布液(A)からレゾルシ
ンを除いた他は試料A!と同様の比較試料AIを作製し
た。
以上の様にして、試料S!〜44を得たが、実施例1と
同様に試験し、さらに乳剤塗布後の接着性についても評
価した。乳剤塗布後の接着性については以下に説明する
〔フィルム支持体と乳剤層との接着の評価方法〕乳剤塗
布後、および処理(現像、定着、水洗)後の接着力試験
は3〜1mm間隔に縦横6本の切り目をナイフでいれ、
jxj個のます目を作シ、ここにテープを付着させては
がし、剥離した乳剤層のます目の数をかぞえる。ます目
の数が0のものをAクラス、l〜コのものをA′クラス
、3〜グのものをBクラス、これ以下をCクラスとする
処理液中での接着力試験は、乳剤塗布ベースの末端を指
で強(/j回くり返しこすり、末端より剥離した長さが
Om m ′(I−Aクラス、/ −2mWLをA′ク
ラス、λ〜≠?Fl m tfJクラス、これ以下をC
クラスとする。
処理液として現像液にはD−7J(イーストマン・コダ
ック処方)を定着液にはp−23(イーストマン・コダ
ック処方)を用いて皿現像処理方法によって試験した。
以上の方法で試験した結果を表2に示す。
表2から明らかなように、本願発明である試料AjとA
tはフィルム支持体とも乳剤とも接着性に優れスタチッ
クマークの発生もない。被覆層のないAAがヘイズでA
Sに劣るが、実用上問題ない。レゾルシンを含まないも
のが接着性に劣り、導電性微粒子を含まないものが帯電
防止性に劣るのは実施例1と同様である。
実施例 3 実施例1の帯電防止用塗布液(A)のレゾルシ:yo代
?)にp−クロルフェノールを使用した他は実施例1の
試料A/と同様にして試料屋りを作製し、得られた写真
感材について実施例1と同様に接着性とスタチックマー
クの発生を試験したところ試料A/と同様に接着性が優
れ、スタチックマークの発生もなかった。
実施例 4 既知の下塗りを施したiooμのポリエチレンテレフタ
レート支持体上の反対面に実施例1の帯電防止層用塗布
液(A)を塗布し、130°C1コ分間乾燥して被覆層
塗布法支持体を得た。
次に帯電防止用塗布液(A)を塗布した面に、下記の処
方を含有したバック層を形成した。既知の下塗りの上に
高感度マイクロ用白黒乳剤を塗布して試料AIOを得た
また、既知の下塗シを施した100μのポリエチレンテ
レフタレート支持体の反対面に実施例/の帯電防止用塗
布液(A)を塗布し、1300Cで30秒間乾燥した。
さらに実施例1の被覆層用塗布液CB)を塗布し、73
00Cで2分間乾燥した。試料AIOと同様に被覆層の
上に下記の処方を含有したバック層を形成し、次に既知
の下塗りの上に高感度マイクロ用白黒乳剤を塗布して試
料Allを得た。
得られた試料A/7とAllについて実施例λと同様に
接着性とスタチックマークの発生を試験したところ、実
施例−の試料Aj及び&6と同様に接着性が優れ、スタ
チックマークの発生もなかった。
〔パック層処方〕
ゼラチン j f / m 2 平均粒径3.0−弘、Oμ のポリメチルメタアクリ レート 0.0117m” p−ドデシルベンゼンスル ホン酸ナトリウム θ、 OJ y7m 2コーヒドロ
キシーグ、6− ジクロロ−8−)リアジ ン・ナトリウム塩 o、ott7m” 下記染料 (1) o 、/ t7m”〃(2) 0 
、 / 17m2 tt (3) 0 、 / V / m 2染料(1) 803Na 803に 染料(2) i1 染料(3) 803K 803に 手続補正書 特許庁長官殿 1、事件の表示 昭和タタ年特願第ii≠737号2、
発明の名称 写真感光材料 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 任 所 神奈川県南足柄市中沼210番地名 称(52
0)富士写真フィルム株式会社4、補正の対象 明細書
の「発明の詳細な説明」の欄 5、補正の内容 明細書の「発明の詳細な説明」の項の記載を下記の通シ
補正する。
(1)第コ頁6行目の 「方法」を 「方向」 と補正する。
(2)第≠頁/行目の 「処理中に」を 「処理時、」 と補正する。
(3)第夕頁/行目の 「ポリエステル」な 「支持体」 と補正する。
(4)第夕頁1行目の 「ためか」を r7’cめ、」 と補正する。
(5)第夕頁λ行目の 「よシ、」を 「より」 と補正する。
(6)第を頁10行目の 1バインダーを、」を 1バインダー」 と補正する。
(7) 第1頁/1行目の 「トリフロロ」を 「トリフルオル」 と補正する。
(8)第2頁λ行目の 「支持体を」を 「支持体に」 と補正する。
(9)第り頁lり行目の 1である」の後に 1、」 を挿入する。
α〔第1/頁7行目の 「塗布」の後に 「乾燥」 を挿入する。
αυ 第76頁り行目の 「下塗液」を 「帯電防止層用塗布液」 と補正する。
a2 第16頁/コ行目の 「同じ、」を 「同じ」 と補正する。
(13第一0頁り行目の 「同様に」から第一20頁10行目の 「除いた」までを [比較のため実施例1と同様に帯電防止層用塗布液(A
)から分散液を除いた他は試料A夕と同じ」 と補正する。
(14)第21頁を行目の 「実施例1」を 「実施例コ」 と補正する。
α9 第2≠頁り行目の 「塗布液(B)」を 「塗布液(C)」 と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少くとも7層の写真感光性層を有して成る写真感光材料
    においてプラスチックフィルム支持体に隣接する少なく
    とも片面に、ZnO1T s 02 X8 n O2、
    Al2O3、I n 20 a、S t 02、MgO
    lBaO1M o Oaの中から選ばれた少くとも1種
    の結晶性金属酸化物あるいはこれらの複合酸化物の微粒
    子と親水性バインダーと支持体を膨潤させる化合物を含
    有することを特徴とする写真感光材料。
JP11473784A 1984-06-05 1984-06-05 写真感光材料 Pending JPS60258541A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212145A (ja) * 1988-06-29 1990-01-17 Fuji Photo Film Co Ltd 明室用ハロゲン化銀写真感光材料
WO2003032083A3 (en) * 2001-10-12 2003-09-25 Rensselaer Polytech Inst Gelatin nanocomposites
CN104307503A (zh) * 2014-10-28 2015-01-28 大连工业大学 一种制备双壳层“核/壳”结构的SnO2/TiO2复合物微米球的方法

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