JPS60258226A - 分子量の分解減少に対して保護されたポリフエニレンエーテルの製造方法 - Google Patents

分子量の分解減少に対して保護されたポリフエニレンエーテルの製造方法

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JPS60258226A
JPS60258226A JP60110589A JP11058985A JPS60258226A JP S60258226 A JPS60258226 A JP S60258226A JP 60110589 A JP60110589 A JP 60110589A JP 11058985 A JP11058985 A JP 11058985A JP S60258226 A JPS60258226 A JP S60258226A
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polyphenylene ether
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マルテイン・バルトマン
クラウス・ブルジン
クラウス・ベフエルス
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/34Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from hydroxy compounds or their metallic derivatives
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポリフェニレンエーテル(PPE)およびその製造方法
は公知である。これは例えばビュラー(Buhler)
 の1スペシヤルプラスチ(Speziaユp1a s
 tθ)”、〔アカデミエ出版社(Akademiev
erlag) 、ベルリン、+978)並びに米国特許
第5.50へ874号および同第3、306.875号
明細書に開示されている。
工業分野においては、ジ−オルト−置換フェノールを酸
素あるいは酸素含有ガス混合物の存在下に遷移金属−ア
ミン錯塩によって酸化連結反応させる方法が実施されて
いる。粉末状目的生成物を製造する為には、3つの方法
段階、即ち重縮合の停止、重合体の精製およびPPEの
単離が必要である。
重縮合の停止は、その都度の反応条件次第℃好ましくは
触媒の不活性化、触媒の分離除去または重合体の分離に
よって行なうことができる。
個々の場合には、これらの処置は重縮合の終了の他に、
たとえ不完全であっても重合体の精製をも実現させる。
最も重要な方法は次のものである: 1、酸水溶液の添加、 2苛性アルカリ溶液の添加、 5銅イオンに対して錯塩形成性の物質の添加および (重合体を分離する為の極性溶剤の添加。
酸水溶液の添加は、酸の消費が著しく且つアミンの分離
が不満足であるとけ云え、量も度々用いられる重縮合の
停止方法かも知れない(ドイツ特許出願公開用2,24
4552号明細書、第4頁第1〜8行参照)。抽出装置
においての例えば酸水溶液流との向流状態で且つ場合忙
よっては高温のもとで実施すること(ドイツ特許出願公
開用2.+ 05.372号明細書参照)は、確に方法
の面で改善するが、アミンを回収する為に著しい量のア
ルカリ金属水酸化物を必要としている。
引用したドイツ特許出願公開用2.2 II 6.55
2号明細書の方法によれば、銅アミン触媒および重合体
を芳香族系溶剤中に含有する゛PP0−反応混合物は、
C02/水で処理することによって反応を停止しそして
後処理する。しかし重合体からのアミンの分離は、後記
の比較例AK示される如く不満足なものである。
ドイツ特許出願公開用1,570.6.85号明細書に
は、PPP−反広混を物に5o鴫燥穿箇青層化ナトリウ
ム溶液を添加することが開示されている。この方法は、
重合を確実に停止できないので、普及することができな
かった(ドイツ特許出願公開用2.430. + 50
号明細書参照)。
キレート化剤によって銅触媒を不活性化しそして分離す
ることができる(ドイツ特許第1、570.685号明
細書、第15s1第3〜5行およびドイツ特許出願公開
用2,640. + 47号明細書参照)。更にドイツ
特許出願公開用2、364.319号明細書から実鹸の
詳細を引用することができる。キレート化剤を用いて実
施する全ての方法の本質的な欠点は、認められる重合体
の分解にある。ポリフェニレンエーテルは、このものを
支配している温度が高ければ高す程および反応の終了と
重合体を単離する時点分子量の目安である粘度指数は、
5oυの温度のもとて一般に1時間当9o、1d17’
yよシ多く、それどころか度々0,2611/f程低下
する(ドイツ特許出願公開第2,754.887号明細
書)。
特別のキレート化剤、例えばドイツ特許出願公開用2,
460.323号の方法におけるポリアミンを用いるこ
とによってもこの分解は回避できる。
重合体溶液にキレート化剤の他に別の安定剤例えば二価
のフェノール類および還元剤(ドイツ特許出願公開用2
.754.1387号およびドイツ特許第2.616.
746号明細書参照)甘たは芳香族系アミン(ドイツ特
許出願公開用2.755.937号参照)を加えること
が提案されている。しかしながらこれらの溶液は、添加
物を部分的に著しい濃度で必要とするので満足させるこ
とができない。更にこれによってポリフェニレンエーテ
ルの単離も困難に成る。
アルコール類、ケトン類またはそれらの水溶液、いわゆ
る9非溶媒”によってPPP−重縮合金停止しそして重
合体を沈殿させることができ、他方触媒残渣およびジフ
ェノキノンは溶剤中に残留する。しかし、重合体中に残
留する僅かな量の触媒は重合体の色品質にマイナスの影
響を及はしそして分解に接触的作用をする(ドイツ特許
出願公開用2,61へ746号明細書参照)。
全ての沈殿式方法(例えばドイツ特許出願公開用t 2
65.4 + 0号、同第2,552.477号、同第
2.232,478号、同第2.655,161号およ
び同第2.752.867号明細書参照)は、著しい量
の溶剤を用い、後処理しそして再蒸留しなければならな
い点が共通している。それ故に重合体を、いわゆる直接
的単離法に従って例えは蒸発分離、噴霧乾燥または熱水
粉砕(HeiBwasserkrumelang)によ
って回収することが、実地において選らばれている。し
かしこれらの方法を用いる為に1遷移金属触媒の残りお
よびその他の不純物を予めに出来るだけ定量的に分離除
去するという前提条件がある(ドイツ特許出願公開用2
.460.323号明細書参照)。 更にPPB−反応
は、二価のフェノールまたは 111ベンゾキノンおよ
び緩やかな還元剤、例えばH2Sまfcttヒドラジン
にl同時に処理すること −によっても停止することが
できる(ドイツ特許第2,430. + 30号明細書
参照)。このドイツ特許明細書から、得られる重合体が
1日の間、分子量の分解減少を受けることがないことが
推断できる。還元剤は単独では作用しない。例えば粘度
数値は50倍のmob過剰のヒドラジンで停止した場合
には1日の間に0.61から0.44d e/fに低下
する(第1表の実験7参照)。しかし特許請求の範囲の
方法に従って行なうと、微生物によシ分解し難い、二価
のフェノール類あるいけベンゾキノン類の添加が妨害す
ることがはつきや認められる(ドイツ特許出願公開用2
、754.887号明細書参照)。
更にドイツ特許第1.570.683号明細書には、P
PE−反応が銅を不溶性化合物として沈殿させるととそ
して生成物の単離前に沖去することによっても終了し得
ることが記されている。
当業者はこの指摘からは恐らくはH2Sの導入によって
銅塩を沈殿させることを考える。しかし実際には酸化連
結反応の条件下では難溶性の硫化銅が沈殿しない。本発
明者の実験(比較例A参照)にて、はV全くまたは非常
に僅かな程度しか硫化銅が沈殿しないことが明らかであ
る。
この沈殿が起らないという事実は知られていない。
事実、本発明者は文献から、PPE−重縮合を硫化水素
の添加だけによシ有効に停止し得る例を知らない。
本発明の目的は、酸化連結反応を1種類だけの試薬の添
加によって停止しそして得られる重合体を同時に分子量
の分解減少に対して保護し得るポリフェニレンエーテル
の製造方法を見出すことである。この方法は、重合体か
ら触媒残渣および副生成物を充分に除きそして同時に触
媒を適当な形で分離除去することを可能とするべきであ
る。特に重合体中の遷移金属およびキノンの割合を5 
PPm 6るいは2 [1ppm以下の値に下げるべき
である。更に、直接的単離法に直接的に委ねることので
きる色彩的に問題のない品質の重合体が望まれていた。
本発明は、硫化水素がジ−オルト−置換フェノール類の
酸化連結反応の条件下に、酸素を添加しない様に配慮し
た場合にのみ、触媒成分として用いる遷移金属の為の沈
殿剤として適しているという知見に基づいて込る。
本発明者は、所期の重合度に達し念後にFPE−反応混
合物から酸素で出来るだけ充分に除き、H2Sマたは硫
化物イオン含有溶液と混合しそして得られる沈殿物を分
離除去した場合に、ppE−重縮合を有効に停止しそし
て要求される品質の重合体を得ることができることを見
出した。
本発明の別の対象は特許請求の範囲第2〜12項から明
らかである。
PPEを製造する為の重合方法は例えばドイツ特許出願
公開第4224.691号および同第& 224.69
2号明細書に開示されている。実験による詳細な説明に
関しては、これらの明細書およびそこで引用され次文献
に示されている。
ジ−オルト−置換フェノール類としてFi2.6−礼− 一アテエニルフェノールがアルキル基の炭素原子数が1
〜6の2.6−ジ−アルキルフェノール類を用いる。2
.6−シメチルフエノールが特に有利である。
重縮合の為に用いる触媒は一般に、遷移金属(例えば銅
、コバルト、マンガンまたはニッケル)と錯塩形成性有
機化合物(例えばアミン、特にエタノールアミン、α、
ω−ヒドロキシアミン、シッフ塩基、特にサリチル−ア
ルデヒド誘導体、およびオキシム)との錯塩が適してい
る。
この種の系は例えばドイツ特許出願公開第1、570.
458号および同第2,702.294号、ドイツ特許
第2.755.829号並びにベルギー特許第8316
.54号明細書に開示されている。
銅塩と脂肪族−またはへテロ環式アミンとの錯塩、特に
銅(It)塩とモルホリンとの錯塩が特に有利である。
反応用溶剤は非常に色々な種類であってもよい(米国特
許第3,306,874号および同第 1・5、506
.875号明細書参照)。酸化連結反応の間にポリフェ
ニレンエーテルが沈殿すべきでないという条件付きで、
炭素原子数6〜8の芳香族系炭化水素と炭素原子数1〜
4の脂肪族アルコールとの92,5 : 7.5〜50
:50の容量比の溶剤混合物が、有利である。メタノー
ルとトルエンとの溶剤混合物が特に有利である。
一定の重合度に達したことは色々な方法で確かめること
ができる。例えば粘度測定の如き公知の物理化学的測定
方法を重合度の制御の為に用−ることができるしまたは
単に一定の反応時間を経験的に予め決めてお込てもよい
硫化水素の導入または硫化物含有溶液の添加の際に気体
空間および液体空間へ出来るだけ僅かしか酸素を加える
べきでない。これは、未だ存在している酸素ま念は酸素
含有反此ガスを不活性ガス、例えば窒素またはアルゴン
によって追い出すことによって有利に達成される。しか
しながら反応に必要な量の酸素も、所望の重合度が達成
される時に実質的に全量が消費される様に調整すること
ができる。
硫化水素は非常に色々な方法で反応用溶液と接触させる
ことができる。
硫化水素は例えば気体状態で用いる。この場合、硫化水
素は不活性カス(例えば窒素、二酸化炭素、水素、−酸
化炭素等)の添加によって希釈してもよい。この気体混
合物は少なくとも2チの硫化水素を含有しているべきで
ある。
本発明の方法の有利な実施形態は、反応溶液を40〜7
0υのもとでH2S含有ガスと並流状態または向流状態
で接触させ、沈殿する金属硫化物を固体液体分離器中で
分離除去し、次に得られたポリフェニレンエーテル溶液
を更にH2Oで、有機相:H2Oの容積比20:1〜1
:2にて20〜150υ、好ましくは40〜80むのも
とで洗浄するものである。勿論、この洗浄工程は過剰圧
のもとで実施することができる。しかしH2S含有ガス
でのポリフェニレンエーテルの処理およびH2Oでの洗
浄も1段階で実施できる。
しかし硫化水素は好ましくはそれの水溶液の状態で反応
混合物と接触させることもできる。
硫化水素酸溶液の代シに可溶性金属硫化物、特にアルカ
リ金属−およびアルカリ土類金属硫化物の溶液も用いる
ことができる。この種の溶液は、11の溶液当り少なく
ともa、1molの硫化物を含有しているべきである。
硫化物源は、1mOノの遷移金属化合物に対して好まし
くは1〜20mo/、特に2〜5m01の硫化物と成る
量で用いる。
硫化水素あるいは硫化物含有溶液との反応は20〜10
0むの温度範囲で行なう。例えば最初に反応混合物に所
望の量の硫化物含有溶液を添加し、40〜70υの温度
に加熱し、反応混合物を10〜20分間この温度に維持
しそして次に生じた沈殿物を遠心分離する。
得られる沈殿物を分離除去する。これは、単に戸去する
ことを勧める。しかしこの分離除去は遠心分離器、分離
器またはデカンタ−によって行なうこともでき石。
ポリフェニレンエーテルをバッチ法で製造する場合には
重縮合を、酸素含有ガスの排除によって所望の転化率の
もとで停止し、硫化水素を添加しそして反応混合物を所
望の温度にする。
1〜30分後に、生じた沈殿物を例えば遠心分離によっ
て除く。
よって6 X + 0−3mol/l以下に下げること
が出来る場合に所望の温度にすることができる。次に、
連続的に運転する装置、例えば分離器または完全ジャケ
ット・デカンタ−(Vollmanteldekant
er )中で、金属含有沈殿物を分離してもよい。
本方法の特別の長所は、触媒の金属の割合を一般に50
0〜5.0001)]pmK6ル濃度値から出発して一
段階で5 ppm以下の値に減少させそして加えて−そ
の他の場合には生ずる水性の l。
酸性−、アルカリ性−またはキレート化剤含有停止剤を
別の段階で金属回収の為に後処理しなければならないの
であるが、これを必要なしに一生ずる固体の金属硫化物
を容易に(例えば焙焼し、次に酸に溶解することによっ
て)再び、使用可能な触媒の形態に戻すことができるこ
とにある。しかしこの後処理は高価なキレート化剤の回
収および金属含有廃水による環境汚染の回避の為に必要
とされる。このことは特に、微生物について見て著しく
有毒な銅にも云える。
本発明の方法についての驚ろくべきことは、ポリフェニ
レンエーテル溶液のキノン含有t 75E明らかに減少
しそしてそうして製造される溶液の加熱または長期貯蔵
時に分子量の分解が生じないことである。
純粋のポリフェニレンエーテルを、得ようト−jる場合
には、これはポリフェニレンエーテルにとって非溶媒を
多量に添加することによる公知の沈殿法によって達成す
ることができる。しかしながら本発明に従って製造され
るポリフェニレンエーテル溶液が非常に純粋で且う安定
である為に、公知の直接的な単離方法、例えばいわゆる
熱水粉砕または噴霧乾燥、精選の後処理方法かめる。例
えは、ポリフェニレンエーテルとポリスチレンとの混合
物の製造の如き特別な用途の為には、製造された溶液を
蒸発によって濃縮し、次にポリスチレンおよび場合によ
っては追加的添加物、例えば加工助剤、防炎剤、安定剤
および顔料と混合することでも充分である(ドイツ特許
出願P 3337629.8号参照)。
実施例に記載のJ−値は、純粋の溶剤との比較において
、重合体をクロロホルムに溶解した0、5%濃度溶液の
D工N 53.728号による比粘度の変化を示してい
る。
実施例1 触媒の製造: 1.95 g ノ、Cu0Os ・Ou (OH) 2
 ’e 5 、79 OA 化水素酸(48%濃度)に
溶解し、得られる均一な溶液を攪拌下に50gのモルホ
リンに加える。
ポリ−(2,6−ジメテルー1.4−フェニレンオキサ
イド)の製造: 製造した上記触媒溶液を31の攪拌式反応器中で、13
oogのトルエンと207Iのメタノールとの混合物と
一諸にし、2,6−シメチルフエノール(DMP)をト
ルエンに溶解した50%濃度溶液5ailを加えそして
重縮合を攪拌(750回転/分)下に20 OA’ 7
時の空気流の導入によって開始する。反応温度は30む
に一定例維持する。10分後に更に270gのDMP 
−)ルエン溶液を30分間の期間に亘って滴加する。最
後のフェノール添加の30分後に空気流を+ooA/時
の窒素流に・交換する。
5分間の窒素での洗浄の後にH2S(2o//時)を導
入しそして反応混合物を45むに加熱する。
20分後にH2Sの供給を止め、沈殿するCuSを遠心
分離除去する。次にこうして得られる重合体溶液を60
分、60′cのもとて425m1のH2Oと一諸に攪拌
する。その後、相分離後にポリフェニレンエーテルe+
500mのメタノールの添加によって単離する。
t 、T−値(CuSの分離除去後) : 55mfL
/72、 J−値(最終生成物の) : 55m/、!
i’五銅含銅含有量終生成物の) : <2ppm4、
キノン含有量(OuSの分離除去後の1%濃度溶液の4
20 nmにおけ る紫外線吸収) :<0.2■/1 氏キノン含有量(沈殿生成物の) : < 20 pp
m6有機相のモルホリン含有fc(H2Oでの洗浄後)
 : o、1% 水性相は5 ppmのOu ’f金含有ている。
反応混合物を硫化鋼の分離除去後に24時間放置しそし
て重合体を上記の様に単離した場合にも、同様に55m
A/、!i’のJ−値が得られる。
実施例2 窒素での洗浄f Co2010分間の導入(1501/
時)に代えて、実施例1と同様に実施する。
分析値1.〜5.も実施例1と同じくらいである。
& 有機相のモルホリン含有量 : <0.02%実施
例31:。
H2Sでの処理を65むて行ない、溶剤として1.49
0,9のトルエンと166!jのメタノールとの混合物
を使用しそしてDMPの代、QK+7゜Iの2.6−ジ
ニチルフエノールを用いて、実施例1と同様に実施する
分析値1.〜6.は実施例1におけるのと同じ。
実施例4 実施例1に記載の装置にIaao、i7のトルエン、2
00gのメタノールおよび15gのモルホリンを最初に
導入し、次に攪拌(750回転/分)下に、10m1の
メタノールに0.6IのMnCl2および2,5gのペ
ンシイ/−オキシムを溶解した溶液を加える。6gの5
0%濃度水酸化ナトリウム水溶液の添加後に空気(20
0)7時)を導入し、トルエンにDMPを溶解した50
チ濃度溶液500Iを30分の期間に亘って適加する。
最後のDMP−添加の30分後に空気の供給を中止し、
5分間窒素(+oo7/時)で洗浄する。次にco2(
t8o//時)とH2S(200/時)との混合物を1
5分間導入し、−その際に混合物を55でに加温する。
その後に肉色のMn8 fr遠心分離除去す、L−71
’fマンガン不含の重合体溶液i400mlのH2Oと
一諸に80むのもとて60分攪拌する。相分離後に生成
物をt、5aoyのメタ/−ルで沈殿させることによっ
て単離する。
t、r−値(Mn8の分離除去後) :57m/、!i
’2、J−値(最終生成物の) :57m1/7五 マ
ンガン含有量(最終生成物の) :<5ml/、94、
キノン含有量(MnSの分離除去後01%濃度溶液の4
20 nmにおける紫外線吸収) = 1■/1 5、キノン含有量(最終生成物の) : 50 ppm
硫化マンガンの分離除去後に反応混合換金24時間放置
しそして次に重合体を上記の様に単離した場合にも、同
様に57祇/9のJ−値が得られる。
比較例A DMPの供給終了60分後に空気の供給を止めず、10
分間H2B(2013/時)および空気を導入して、実
施例1と同様に実施する。後処理は実施例1と同じ。
tJ−値 : 55m/、!i’ 2.J−値 : 51m/、!i’ 3、銅含有量 : 20ppm 4、キノン含有量 = 55■/! 5゜キノン含有量 + 200 ppm水性相は1.6
00 ppmのCu f含有している。
代理人 江 崎 光 好 代理人 江 崎 光 史 第1頁の続き

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (リ ジ−オルト−置換フェノールの遷移金属触媒によ
    る酸化連結反応を止めそして該金属成分を分離除去する
    こと罠よって分子量の分解減少に対して保護され念ポリ
    フェニレンエーテルを製造するに当って、 t 連結反応に必要な酸素を除き、 2、 反応溶液を硫化水素または硫化物イオン含有溶液
    と接触させ、そして 3、 得られる沈殿物を分離除去す゛ることを特徴とす
    る、上記ポリフェニレンエーテルの製造方法。 (2)存在する酸素または酸素含有反応ガスを不活性カ
    ス、例えば窒素またはアルゴンによって追い出す特許請
    求の範囲第1項記載の方法(5)酸化連結反応に必要と
    される酸素の量を、所望の重合度に達した際に実質的に
    全量が消費されている程度に調整する特許請求の範囲第
    1項または第2項記載の方法。 (4)反応溶液を20〜100む、殊に40〜70むの
    温度のもとて硫化水素または硫化物イオン含有溶液と接
    触させる特許請求の範囲第1項から第3項までのうちの
    いずれか一つに記載の方法。 (5)用いる硫化物と遷移金属とのモル比が1:1〜1
    0:+、殊に2:1〜5:1である特許請求の範囲第1
    項から第4項までのうちのいずれか一つに記載の方法。 (6)触媒として銅(It)−アミン−錯塩を用いる特
    許請求の範囲第シ項から第5項までのうちのいずれか一
    つに記載の方法。 (7)触媒のアミン成分がモルホリンである特許請求の
    範囲第6項記載の方法。 (8) ジ−オルト−置換フェノールとして2,6−シ
    メチルフエノールを用いる特許請求の範囲第1項から第
    7項までのうちのいずれか一つに記載の方法。 (9)溶剤として炭素原子数6〜8の芳香族系炭化水素
    と炭素原子数1〜4の脂肪族アルコールとの92.5 
    : 7.5〜so:soの容量比の混合物を用いる特許
    請求の範囲第6項記載の方法。 (10)メタノールとトルエンとの溶剤混合物を用いる
    特許請求の範囲第9項記載の方法。 (11)金属硫化物の分離後に得られるポリフェニレン
    エーテル溶液を20〜+50j”、殊に40〜80むの
    もとて水にて洗浄する特許請求の範囲第1項から第10
    項までのうちのいずれか一つに記載の方法。
JP60110589A 1984-05-25 1985-05-24 分子量の分解減少に対して保護されたポリフエニレンエーテルの製造方法 Pending JPS60258226A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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