JPS6025798A - 液体導出用繊維加工体及びその製造方法 - Google Patents

液体導出用繊維加工体及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6025798A
JPS6025798A JP58134930A JP13493083A JPS6025798A JP S6025798 A JPS6025798 A JP S6025798A JP 58134930 A JP58134930 A JP 58134930A JP 13493083 A JP13493083 A JP 13493083A JP S6025798 A JPS6025798 A JP S6025798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capillary
fibers
mold
fiber
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58134930A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH036920B2 (ja
Inventor
五味 甚平
誠 大屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP58134930A priority Critical patent/JPS6025798A/ja
Publication of JPS6025798A publication Critical patent/JPS6025798A/ja
Publication of JPH036920B2 publication Critical patent/JPH036920B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体導出用繊維加工体及びその製造方法に関す
る。詳細には、顔料系インキ、化粧類、ペイント、各種
の粘性媒体を導出させる筆記体、水性ボールペンのボー
ル背面にインキを導出させるインキ誘導芯、その他各種
筆記具の中継インキ導出部材等に有効な液体導出用繊維
加工体及び前記を効果的に製造する方法を開示する。− 従来、筆記具のペン先として、軸線方向に貫通孔を形成
した繊維ペン体が実公昭85−4014号公報、特公昭
45−369]号公報等に開示されている。しかしなが
らr JJfJ記はいずれも実用性を満足させていない
。実公[(85−4014号公報は、繊維製ペンの中央
に縦孔を芽ち、これに細管を嵌挿させるものであり、成
形効率が極めて悪い」二2毛細管サイズの透孔を形成さ
せることが実質上困難であった。また、特公昭45−3
091号公報は第1の繊維と、これと異質の第2の繊維
を混合して束状に成型固化し、その後筒2の繊維を溶解
除去して毛細管状のインキ孔を形成させる試みであり、
溶解除去の繁雑性に加えて得られるインキ孔以外にはイ
ンキを保持ないし導出させる多孔性の微細間隙が形成さ
れておらず、持久性を満足させるとしても高粘性のイン
キや顔料インキを潤沢に流出させることができない。
本発明は、前記した従来の不具合な点を解消する。液体
導出用繊維加工体及びその製造方法に関するもので、以
下に詳細を説明する。
本発明の繊維加工体は、熱固定性のある繊維からなる複
数の糸が集束固定されて繊維間に微細な毛細間隙を形成
していると共に前記毛細間隙に連通し、軸線方向に貫通
する少なくとも1個以上の毛細管通路を配設した構成を
特徴とする。
前記構成において熱固定性のある繊維とは、アイロンか
け温度以上、軟化温度以下の温度範囲で一旦熱固定され
ると変形し難い特性を有するものテアリ、ホリアミド系
繊維、ポリエステル系繊維、アクリル繊維、ポリビニル
アルコール系1B 維。
アセテート繊維等、及びポリエステル、ポリアミド等を
成分とする複合繊維等が例示できる。
前記繊維は単繊維繊度1,5〜80デニールであして配
列の規則性が保持され、安定した品質が確保される。
前記糸は、複数、好ましくは8本以上集束固定され、互
いの糸で取囲まれる中央に毛細管通路が配設される構成
が効果的である。
尚、集束固定は、具体的には熱加工、tN脂加工、被覆
加工等により外形を保持させると共に、繊維間には微細
な毛細間隙を形成させた状態をいう本発明の要部は、前
記毛細間隙と連通し、軸線方向に貫通する少なくとも1
個以上の毛細管通路(具体的にはI−以下の孔径)を配
設したことを特徴とする。
前記の毛細管通路は、ストレート状であり、インキの浸
透性を迅速となし、先端部に導出させる効果に加えて、
インキの貯溜空間としての機能をもち1周辺の微細かつ
多孔性の毛細間隙からのインキと合流させ、相互に補給
し合って先端部に潤沢にインキを導出させる。
かくして、筆記体としては勿論、水性ボールペンのイン
キ貯蔵部からボール背面にインキを導出させるインキ誘
導芯として適用され、高速ないし連続筆記に耐える。潤
沢なインキをボール背面に供給するのに有効に寄与する
次に具体例を記載する。第1図及び第8図は本発明繊維
加工体の縦断面図、第2図は第1図の。
第4図は第8図の横断面図である。
第1図の縦断面図に例示の繊維加工体1は、ポリエステ
ル加工糸(単m維繊度5デニールの50本のフィラメン
トからなる。全繊度250Dの捲縮加工糸)を80本年
末させ、樹脂加工により外径1.7 tsm’&こ固定
されてなり、繊維間に微細な毛細間隙8を形成させ気孔
率80%に保持されており、軸心部には前記毛細間隙3
と連通し、軸線方向に貫通する1個の毛細管通路番が配
設されている第3図の繊維加工体】は、前記ポリエステ
ル加工糸を48本集束させ、前記同様の樹脂加工によ衿 る外形保持が施されて、外径2.1間となし繊維間に微
細な毛細間隙8による気孔率85%の多孔体を形成させ
、前記に互いに連通ずる8個の毛細管通路4が互いに等
間隔に配設されてなるものである。
前記は水性ボールペンのインキ貯蔵部からボール背面に
インキを導出させるインキ誘導芯として、或いは先端部
を砲弾型に研削することにより 。
化粧料の塗布具、顔料系インキ、その他粘稠液の筆記体
として供される。
次に第2の発明である。液体導出用繊維加工体の製造方
法について説明する。
本発明の製造方法は、一端が固定され、他端が自由端と
なっている金属細線が前記固定部を中空の金型の人口手
前に位置して前記金型中空部内に軸線方向に配置された
熱固定型を用い、前記金机細線及び金型内部が材料繊維
の熱固定温度域に保持された熱固定型内に熱固定性を有
する繊維からなる糸が前記金属細線を取囲む状態で導ひ
かれ。
繊維束外周を圧縮しつつ、引抜かれ繊維間に微細な毛細
間隙を形成させると共に、外周部及び金属細線と接触す
る糸表面を固定させ、内部軸線方向に貫通し、前記毛細
間隙に連通ずる。少なくとも1個以上の毛細管通路を連
続的に成型し、必要に応じて外形保持処理を施すことを
特徴とする。
φ 前記において、金属細線は0,05〜1. g wz近
辺の直線状のものが適用され、金型の内部軸線の少なく
とも中間位置より延長化された寸法のものが、端部を自
由端となして、金型に内挿配置される。前記細線は繊維
の熱固定温度域に保持され、接触する繊維表面を効果的
に熱固定して目的の形状、大きさ、配置の毛細付通路を
形成させる。
適用する糸は、具体的にはポリエステル、ポリアミド、
アクリル、ビニロン、アセテート等の繊維からなり、溜
縮性の加工糸、フィラメント糸。
紡績糸等の形態のものであり、ポリエステル、ポリアミ
ド等を成分とする複合繊維からなる各種の糸も有効であ
る。
前記の繊維からなる糸は、以下に例示の熱固定温度によ
って熱固定される。ここで1本発明でいう熱固定温度と
は9表1に説明する如く、軟化点よりも低く1文献(1
合成繊維ハンドブック」朝倉書店三版(昭85))に記
載されている織物の防縮加工における熱固定温度から、
さらに低い一般のアイロンかけ温度付近までを意味する
前記した熱固定温度範囲による繊維の固定は。
個々の繊維の軟化ないし融着によるものではないので、
繊゛維間には微細な毛細間隙が形成され、がつ該間隙は
互いに連通していることは勿論9毛細管通路といずれも
連通して成形されている。
また、集束固定される。繊維は連続した糸であり、配列
による規則性が保持され、目的の個所に金属細線を配置
することにより目的の毛細管通路が形成され、 si維
間にもバラツキのない毛細間隙が確保される。
尚、熱固定された成形体は、必要に応じて、樹脂加工、
熱加工、被覆加工等による外形保持処理を施して実用に
供される。
次に本発明の製造例を記載する。第5図は、ff10、
4 mのピアノ線5の一端を配列板7に固定し、他端を
金型0(内径i、 q♂、全長00ffり軸心位置に挿
入して端部を金型出目より突出させた熱固定型が用いら
れ、前記配列板7の孔?−1にはポリエステル捲縮加工
糸2 (J250J)−50f)が挿通されて、前記ピ
アノ線を取囲む状態で金型内に導びかれ圧縮されると共
に連続的に引抜かれる。
ここで、熱固定型は約200 ’Cに加熱されており、
引抜き成形される繊維束は外径1.7 am”に熱固定
され、内部軸心に04ノの毛細管通路4が貫設されると
共に繊維四に倣細な毛細間隙8が形成されている。
前記熱IM定による繊維束は一連の工程でポリウレタン
樹脂溶液を付着させ加熱乾燥処理することにより (樹
脂加工装置の図面省略)、第1図に例示の繊維加工体が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図は本発明繊維加工体の縦断面図であり
、第2図は第1図の、第4図は第3図の横断面図である
。第5図は第1図の繊維加j、、、、液体導出用繊維加
工体 2、 、 、 、糸 3、、、、微細な毛細間隙 仝1121毛細管通路 5、、、、金再細線 5−1.固定部 6、、、、金型 ?、、、、配列板 7−1.孔 8、、、、引取りロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 していると共に前記毛細間隙と連通し、軸線方向に貫虐
    4する少なくとも1個以上の毛細管通路が配設されてな
    る液体導出用繊維加工体2、特許請求の範囲第1項記載
    の繊維加工体が水性ボールペンのインキ貯蔵部からボー
    ル背面にインキを導出させるインキ誘導芯である8 一
    端が固定され他端が自由端となっている金属細線が前記
    固定部を中空の金型の入口手前に位置して前記金型中空
    部内に軸線方向に配置された熱固定型を用い、前記金属
    細線及び金型内部が材料繊維の熱固定温度域に保持され
    た熱固定型内に、熱固定性を有する繊維からなる糸が前
    記金。属細線を取囲む状態で導ひかれ、繊維束外周を圧
    縮しつつ引抜かれ。 繊維間に微細な毛細間隙を形成させると共に、外周部及
    び金属細線と接触する糸表面を固定させ、内部軸線方向
    に貫通し、前記毛細間隙に連通ずる。少なくとも1個以
    上の毛細管通路を連続的に成型し、必要に応じて外形保
    持処理を施すことを特徴とする液体導出用繊維加工体の
    製造方法。
JP58134930A 1983-07-22 1983-07-22 液体導出用繊維加工体及びその製造方法 Granted JPS6025798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134930A JPS6025798A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 液体導出用繊維加工体及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58134930A JPS6025798A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 液体導出用繊維加工体及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6025798A true JPS6025798A (ja) 1985-02-08
JPH036920B2 JPH036920B2 (ja) 1991-01-31

Family

ID=15139874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58134930A Granted JPS6025798A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 液体導出用繊維加工体及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6025798A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341607U (ja) * 1989-09-02 1991-04-19
JPH0342679U (ja) * 1989-09-02 1991-04-23
JP2001002100A (ja) * 1999-06-17 2001-01-09 Shinohara:Kk 合成樹脂製容器の蝶番構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341607U (ja) * 1989-09-02 1991-04-19
JPH0342679U (ja) * 1989-09-02 1991-04-23
JP2001002100A (ja) * 1999-06-17 2001-01-09 Shinohara:Kk 合成樹脂製容器の蝶番構造
JP4567116B2 (ja) * 1999-06-17 2010-10-20 株式会社篠原 合成樹脂製容器の蝶番構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH036920B2 (ja) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110359129B (zh) 一种多微孔皮芯结构双组分复合纤维的制备方法
HU219953B (hu) Eljárás és berendezés összetett szál előállítására
US3361516A (en) Tracing implements
CN114182391A (zh) 一种加弹皮芯中空多微孔无捻复合长丝及其生产方法、应用
CN216947301U (zh) 一种加弹皮芯中空多微孔无捻复合长丝
JP7415455B2 (ja) 芯鞘複合繊維
JPS6025798A (ja) 液体導出用繊維加工体及びその製造方法
JP2523476B2 (ja) 均一な品質を有するポリマ−フラットヤ−ンの製造方法
US3627868A (en) Method of producing nibs for writing instruments
US3945869A (en) Method and means of improving laydown and writing characteristics of fibrous points and points obtained thereby
US5219508A (en) Method of manufacturing sheath core fiber
US4093769A (en) Capillary body and method of producing the same
JPS5911697B2 (ja) 繊維束の製造法
US3715254A (en) Composite fibrous writing instrument elements and their manufacture
JP5475585B2 (ja) 繊維束体及びその製造方法
EP0229172B1 (en) Sheath core fiber and its method of manufacture
AU752419B2 (en) Process and apparatus for collecting continuous blow spun fibers
JPS62236796A (ja) 繊維製高空隙ペン体及びその製造方法
CN213977978U (zh) 一种基于熔融纺丝法的中空纤维及其喷丝板
JP2000135887A (ja) 筆記具用ペン先及びその製造方法
SU1260255A1 (ru) Способ изготовлени накопител чернил пишущего инструмента
JPH03249237A (ja) プリント基板用ガラスクロス
RU2022797C1 (ru) Способ изготовления волоконного пластмассового стержня для средств письма
JPH02169720A (ja) 熱分割型複合繊維及びその不織布
JPS6219497A (ja) 複合繊維製液体供給体