JPS6025779A - リボンカセツトの静電気帯電防止構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技豊分裏 リボンカセットを本体に取り付は使用するプリンタ・タ
イプライタ等の印字装置において、リボンカセット内に
静電気が帯電することを防止するリボンカセットの静電
気帯電防止構造に関する。

狂米弦亙 リボンカセットを本体に取り付け、そのリボンカセット
内に収納されるリボンを用いて印字を行う印字装置にあ
っては、リボン走行時リボンがリボンカセット・リボン
送りベルト・リボンガイド・リボンガイドローラ等と接
触し、その間の摩擦で静電気を発生する。そして、リボ
ンが用紙に引き寄せられたり、またリボンカセット内に
Ｉｆ資した静電気がやがて放電して印字装置を誤動作さ
せる欠点があった。

そのため、従来この種の印字装置の中には、たとえば第
１図に示すように、フィードローラ（１）を導電性部材
でつくり、また、第２図に示す如くそのフィードローラ
と連結しそのフィードローラにリボン送りモータ（２）
の回転を伝達する駆動軸（３）も同様に導電性部材でつ
くって、リボンカセット（４）内の静電気を駆動軸（３
）を介して外部に逃がす構成としたものがある。

しかしながら、そのような構成とするだけでは、未だ対
策が不十分であり、上記した欠点を完全に解消すること
ができなかった。

特に、第１図および第２図に示すように、樹脂製のカセ
ットケース（５）内に金属性の補強板（６）（７）を備
えるリボンカセット（４）にあっては、補強板（６）・
（７）に静電気が蓄積し、それらの欠点を解消すること
はほとんど不可能であった。

１−一度 そこで、この考案は、そのように、補強板を作えるリボ
ンカセットを本体に取り付は使用する印字装置において
、リボンカセット内に静電気が帯電することを防止し、
上記欠点を完全に解消することを目的とする。

隻−一腹 以下、図面に示すことの発明の実施例に基づいて、この
発明の詳細な説明する。

第３図は、第１図に示したリボンカセットに若千改良を
加えたこの発明におけるリボンカセットをキャリッジ上
に取り付けた状態を示す。図中符号（ｌＯ）で示すもの
がそのリボンカセットであり、そのカセットケース（１
２）内にリボン（１４）を収納してなる。カセットケー
ス（１２）の下ケース（１６）の両側壁には取付孔（１
８）・（２０）があけられ、底壁（２２）にはその両側
壁側に貫通孔があけられる。このカ七ッ１−ケース（１
２）内には、その上Ｍ（２４）および下ケース（１６）
の底壁（２２）の内面に沿ってそれぞれ導電性をもつ金
属製の上補強板（２６）および下補強板（２８）が配さ
れる。これらの補強板の両側には、これらを連結支持す
る支持軸（３０）・（３２）が取り付けられる。下補強
板には、カセッ１−ケース（１２）の貫通孔を挿通して
突出する足部（３４）・（３６）が設けられる。そして
、補強板（２６）・（２８）間にあって、これらに回転
可能に取り付けられた巻き取り軸（３８）および繰り出
し軸（４０）にリボン（１４）が巻かれる。

このパンケーキ状のリボン外周には、リボン送りベルト
（４２）が押し当てられる。このベル１−は、図示しな
いリボン送りモータに連結されるフィートローラ（４４
）　（第３図の中央に示す。）と、補強板（２６）・（
２８）の支持軸（３０）・（３２）に回転可能に取り付
けられた左右従動ローラ（４６）・（４８）とに掛は渡
　。

される。そして、前記した如く、リボン送りモータの回
転がフィードローラ（４４）に伝達されて、そのフィー
ドローラの回転によってリボン送りベル１〜（４２）が
回ってリボン（１４）が送られるようになっている。

ここで、上述した構成のリボンカセット（１０）がキャ
リッジ（５０）上に取り付けられる。このキャリッジ上
には、間隔をおいて一対の保持部材（５２）・（５４）
が取り付けられている。この保持部材は、それぞれ全体
に椅子状を呈し、下ケース（１６）の底壁（２２）が乗
る支持部（５６）・（５８）と、該支持部から立ち上る
取付部（６０）・（６２）とからなる。支持部（５６）
・（５８）Ｊ：には、それぞれ挿通孔があけられる。さ
らに、支持部（５６）・（５８）内には、キャリッジ（
５０）上に取り付けられた導電接触部材としての板ばね
（６４）・（６６）が配さノシている。保持部材（５２
）・（５４）の取イ」部（６０）・（６２）は、弾性を
もって形成され、第３図に示すように、カセットケース
（１２）の取付孔（１８）・（２０）に向けて突出した
差し込み片（６０ａ）・（６２ａ）を有する。そして、
リボンカセット（１０）は、保持部材（５２）・（５４
）の取付部（６０）・（６２）をいったん外側に開いて
、その差し込み片（６０ａ）・（６２ａ）をカセットケ
ース（１２）の取イ］孔（１８）・（２０）内に挿入す
れば、その保持部材（５２）・（５４）に保持されてキ
ャリッジ（５０）に取すイ」けられる。このとき、保持
部材（５２）・（５４）の支持部（５６）・（５８Ｌｌ
二に下ケース（１６）の底壁（２２）が乗り、その足部
（３Ａ）・（３Ｇ）が支持部（５６）・（５８）の挿通
孔を通って板ばね（６４）・（６６）上に乗ってこれと
接触する。これによって、補強板（２６）・（２８）が
、キャリッジ（５０）を介して、たとえば図示しないが
そのキャリッジの移動を案内するガイドシャツ１−から
印字装置本体フレームに電気的に導通して接地用電気回
路が形成さＪし、前記したリボン力セッｈ（１０）にお
ける静電気を常に前記本体フレームへと逃がすようにし
である。

ここで、上述した構成のこの発明の静電気帯電防止構造
は、リボンを収納するリボン力セノｈを取り付けて使用
する印字装置であれば、プリンタ・タイプライタ等の各
種印字装置に適用し得る。

このリボンカセットの静電気帯電防止構造において、前
記したこの発明の実施例では、リボン力セツ１〜（１０
）内の下補強板（２８）に足部（３／Ｉ）・（３６）を
設け、とオシらを保持部材（５２）・（５４）の板ばね
（６４）・（６６）に接触させて、接地用の電気回路を
形成する。

しかし、この発明は、第４図に示す如く構成して前記回
路を形成することもてきる。

この他の実施例においては、まず、リボン力セッｈ（１
０’）のカセットケース（１２）における下ケース（１
６）の底壁（２２）に挿通孔（８０）があ番プられる。

キャリッジ（５０）には、その取付部（８２）に貫通孔
（８４）があけられ、この貫通孔に導電部材からなる作
用ピン（８６）が挿通され、その先端が突出する。作用
ピン（８６）は、イの基端が取付板（８２）に取り付４
−Ｊた導電性をもつ板ばね（８８）に押えられて、つば
部（８６ａ）で取付板（８２）に押し当てられて保持さ
れる。

図示省略するが板ばね（８８）は、さらにギヤリッジ（
５０）の他の金属部に電気的に接続されている。また、
取付板（８２）にはマグネット（９０）が取り（ｑけら
］しる。図中符号（９２）で示すものがリボン送りモー
タである。そして、リボン力セツ１〜（１０’　）をキ
ャリッジ（５０）に取り付けるときには、そのリボン力
セッＩ・を取付板（８２）に乗せれば、マグネッｈ（９
０）の磁力によってリボンカセットがキャリッジ（５０
）上に取り付けられ、モータ（９２）がそのモータ歯車
（９４）と伝達歯車（９６）との噛み合いを介してフィ
ードローラ（４４）のローラ軸（４４ａ）に接続される
。このとき、作用ピン（８６）がカセットケース（１２
）の挿通孔（８０）に入り込み、この作用ピン（８６）
に下補強板（２８）が当たる。これにより、補強板（２
６）・（２８）は、前記したと同様に、板ばね（８８）
を介してキャリッジ（５０）から印字装置本体フレーム
へと電気的に導通されることとなる。また、上記した実
施例においては、印字装置の本体フレームを接地し、こ
れにリボン力セツ１〜内の導電性部利を導通させたが、
本体フレームに限らず広く他部利に前記導電性部材を導
通させ接地させる構成にしてもよいのは勿論である。

さらに、前記した実施例では、リボン力七ツ１へを往復
移動するキャリッジ上に着脱自在に取り（Ｊける。しか
し、この発明は、リボンカセットをキャリッジに取り付
ける場合に限らず、たとえばリボン力セッ１−を印字装
置の本体フレームに固定的に設置する場合にも適用があ
る。しかも、このリボンカセット内の収納リボンについ
ても、各種インクリボン・感熱リボン等その種類を問わ
ない。

そして、前記したリボンカセットは、」二下補強板（２
６）・（２８）を備えるが、この発明は、たとえば下補
強板のみを備える他、その補強板の取付位置に関係なく
広く補強板を備えるリボン力セッート１こ適用がある。

そしてさらに、この発明の前記実施例では、導電接力出
部材−とじて板ばねを用いる。しかし、この発明では、
弾性をもつ導電部材であれば、たとえばコイルばね等の
各種ばね部材を用いてもよい。

また、この発明では、これら導電接剤１部材を下補強板
（２８）に接触させるが、この信士補強板（２６）に接
触させる等その接触構造は図示の例に限られない。

効　果 こめ発明によれば、導電性をもつ補強板を備えるリボン
カセットを本体に取り付けて使用する・卯１字装置にお
いて、そのリボン力セツ１−の取り（４けにあたって、
リボンカセット内の補強板を印字装置本体に積極的に電
気的に導通させて、リボンカセット内に帯電する静電気
を常に逃がす構成とするから、印字装置における静電気
の放電を防ぐことができ、これにより、印字装置の誤動
作の発生を的確に防止し得る簡易な構成のリボン力セツ
１−の静電気帯電防止構造を捉供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のリボンカセットの内部構造を概略的に
示す平面図である。第２図は、従来のリボン力セッ１へ
の静電気帯電防止構造を示す（ψ面図である。第３図は
、リボン力セソ１−をキャリッジに取すイ」けた状態に
おいて、この発明のリボンカセットの静電気帯電防止構
造を示す断面図である。 第４図は、リボンカセットをキャリッジに取すイ」ける
状態において、この発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 （１０）・・・・・・リボン力セツ１〜．　（１２）・
・・・・・カセットケース、（１４）・・・・・・リボ
ン、（２６）・（２８）・・・・・・補強板、（５２）
・（５４）・・・・・保持部材、（６４）・（６６）・
・・・・仮ばね。 第１図 住 第２図 第３図 第４図 ｉｎ“

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 補強板を備えるリボンカセットを本体に取り付けて使用
   する印字装置において、前記補強板を導電性部材でつく
   るとともに、前記リボンカセットの取付時にその補強板
   と弾性的に接触する導電接触部材を前記印字装置本体側
   に設け、その導電接触部４］を接地してなる、リボンカ
   セットの静電気帯電防止構造。