JPS60257582A - 磁気抵抗装置 - Google Patents
磁気抵抗装置Info
- Publication number
- JPS60257582A JPS60257582A JP59115231A JP11523184A JPS60257582A JP S60257582 A JPS60257582 A JP S60257582A JP 59115231 A JP59115231 A JP 59115231A JP 11523184 A JP11523184 A JP 11523184A JP S60257582 A JPS60257582 A JP S60257582A
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- JP
- Japan
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- film
- thickness
- sio2
- sin
- extends over
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N50/00—Galvanomagnetic devices
- H10N50/10—Magnetoresistive devices
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は感磁性薄膜を用いた磁気抵抗装置に関し、特に
感磁性薄膜の表面を保護するための多層構造の保護膜に
関する。この磁気抵抗装置は例えば磁石等との組合せに
より変位量、相対位置あるいは回転位置等の検出に利用
できる。
感磁性薄膜の表面を保護するための多層構造の保護膜に
関する。この磁気抵抗装置は例えば磁石等との組合せに
より変位量、相対位置あるいは回転位置等の検出に利用
できる。
一般に強磁性薄膜を用いた強磁性磁気抵抗素子(以下M
REと呼ぶ)は、第4図に示すように絶縁基板(1)上
にNi−Fe5 Ni−Co等を真空蒸着、スパッタリ
ング等により薄膜を作り、これをエツチングして所望の
パターン(2)に形成される。
REと呼ぶ)は、第4図に示すように絶縁基板(1)上
にNi−Fe5 Ni−Co等を真空蒸着、スパッタリ
ング等により薄膜を作り、これをエツチングして所望の
パターン(2)に形成される。
ところが、このN i F e −、N iCO等の薄
膜は非常に活性であるため酸化され易く、また傷が付き
易い。したがって、保護膜が必要であるが、通常半導体
の保護膜に用いられているCVDによるシリコン酸化膜
(CVDSi02膜)は大気中で高温処理されるためN
i−Fe、Ni−Co等の薄膜が酸化されるため使用す
ることができない。
膜は非常に活性であるため酸化され易く、また傷が付き
易い。したがって、保護膜が必要であるが、通常半導体
の保護膜に用いられているCVDによるシリコン酸化膜
(CVDSi02膜)は大気中で高温処理されるためN
i−Fe、Ni−Co等の薄膜が酸化されるため使用す
ることができない。
そのため、M RE (2)の保護膜には有機レジン(
PIQ等)(3)が用いられている。しかし、有機レジ
ン(3)は表面が柔らかく薄いためMRE表面に傷が付
き易く、また、信頼性にも問題があり保護膜として充分
とは言えない。また、スパッタリングによるシリコン酸
化膜(スパッタS i O2膜)で保護膜を形成するこ
とができるが、この場合、無欠陥のS i O2膜を形
成することは至難の技である。また、比較的欠陥の少な
い保護膜を容易に形成することができるプラズマ処理に
よるシリコン窒化膜(プラズマSiN膜)では、生産性
の面から基板を四六時中加熱しており、MRE表面が酸
化されるという欠点がある。
PIQ等)(3)が用いられている。しかし、有機レジ
ン(3)は表面が柔らかく薄いためMRE表面に傷が付
き易く、また、信頼性にも問題があり保護膜として充分
とは言えない。また、スパッタリングによるシリコン酸
化膜(スパッタS i O2膜)で保護膜を形成するこ
とができるが、この場合、無欠陥のS i O2膜を形
成することは至難の技である。また、比較的欠陥の少な
い保護膜を容易に形成することができるプラズマ処理に
よるシリコン窒化膜(プラズマSiN膜)では、生産性
の面から基板を四六時中加熱しており、MRE表面が酸
化されるという欠点がある。
本発明の目的は、上記点に鑑み、感磁性薄膜を損傷から
確実に保護し、信頼性の高い磁気抵抗装置を提供するこ
とにある。
確実に保護し、信頼性の高い磁気抵抗装置を提供するこ
とにある。
そのため本発明では絶縁基板上に所定パターンに形成さ
れた感磁性薄膜と、少なくともこの感磁性薄膜上に堆積
された厚さ0.1〜0.8μmのシリコン酸化膜及びこ
の膜上に堆積された厚さ0.5〜2.5μmのプラズマ
窒化膜を含む多層構造の保護膜を設けたことを特徴とす
る。
れた感磁性薄膜と、少なくともこの感磁性薄膜上に堆積
された厚さ0.1〜0.8μmのシリコン酸化膜及びこ
の膜上に堆積された厚さ0.5〜2.5μmのプラズマ
窒化膜を含む多層構造の保護膜を設けたことを特徴とす
る。
以下本発明の一実施例について説明する。第1図におい
て、(1)はセラミック基板などからなる絶縁基板であ
り、この膜上には所定のパターンに形成されたNi−F
e、Ne−Coなどの感磁性の薄膜(2)が設けられて
、強磁性磁気抵抗素子が形成される。この薄膜(2)を
含む絶縁基板(1)上には公知のスパッタリング処理に
より堆積形成された厚さ0.1〜0.8μmのシリコン
酸化膜(スパッタ5i02膜)(4)が設けられ、さら
にその上部にはプラズマ処理により堆積形成された厚さ
0.5〜2.5μmのシリコン窒化膜(プラズマSiN
膜)(5)が設けられている。これらスパッタS iO
2膜(4)とプラズマS + N11(5)とにより少
なくとも2層構造の保護膜を形成している。
て、(1)はセラミック基板などからなる絶縁基板であ
り、この膜上には所定のパターンに形成されたNi−F
e、Ne−Coなどの感磁性の薄膜(2)が設けられて
、強磁性磁気抵抗素子が形成される。この薄膜(2)を
含む絶縁基板(1)上には公知のスパッタリング処理に
より堆積形成された厚さ0.1〜0.8μmのシリコン
酸化膜(スパッタ5i02膜)(4)が設けられ、さら
にその上部にはプラズマ処理により堆積形成された厚さ
0.5〜2.5μmのシリコン窒化膜(プラズマSiN
膜)(5)が設けられている。これらスパッタS iO
2膜(4)とプラズマS + N11(5)とにより少
なくとも2層構造の保護膜を形成している。
ここで、スパッタ5i02膜(4)の厚さを0,1〜0
.8μmに限定した理由は、0.1μm以下では薄膜(
2)のステソブ力ハーレージが充分できなく、また0、
8μm以上では第2図に示すようにピンホール数が急激
に増加するためである。同様に、プラズマSiN膜(5
)の厚さを限定した理由を第3図にて説明する。第3図
は前記の0.1〜0.8μmのスパッタSiO2膜(4
)上にプラズマSiN膜(5)を堆積した時のプラズマ
SiN膜(5)の膜厚とピンホール数の関係を示したも
のであり、膜厚が0.5μm以下では、スパッタS i
02 B!j!141のピンホールを充分埋めていな
いことが分かる。また、2.5μm以上になるとプラズ
マSiN膜(5)の表面にクラックが生じ、るため保護
膜として使用できなくなることが分かっている。従って
膜厚が0.5〜2.5μmの範囲内にするのが好ましい
といえる。
.8μmに限定した理由は、0.1μm以下では薄膜(
2)のステソブ力ハーレージが充分できなく、また0、
8μm以上では第2図に示すようにピンホール数が急激
に増加するためである。同様に、プラズマSiN膜(5
)の厚さを限定した理由を第3図にて説明する。第3図
は前記の0.1〜0.8μmのスパッタSiO2膜(4
)上にプラズマSiN膜(5)を堆積した時のプラズマ
SiN膜(5)の膜厚とピンホール数の関係を示したも
のであり、膜厚が0.5μm以下では、スパッタS i
02 B!j!141のピンホールを充分埋めていな
いことが分かる。また、2.5μm以上になるとプラズ
マSiN膜(5)の表面にクラックが生じ、るため保護
膜として使用できなくなることが分かっている。従って
膜厚が0.5〜2.5μmの範囲内にするのが好ましい
といえる。
そこで本実施例による2層構造の保護膜を用いた磁気抵
抗装置によれば、従来の有機レジンを用いたものに比べ
て、歩留が20%向上し、さらに信頼性に関しては10
倍以上の向上をもたらした。
抗装置によれば、従来の有機レジンを用いたものに比べ
て、歩留が20%向上し、さらに信頼性に関しては10
倍以上の向上をもたらした。
なお、感磁性情1IIi(2)として上記材料の他に、
■nSb、MnB i、Gd−Feガーネット、EuO
の多結晶薄膜や、アモルファスのGd−Co、Tb−F
e、Dy−Fe、、Co−Cr薄膜等の感磁性薄膜に対
して本実施例に示したような保護膜を使用することによ
り前記と同様の信頼性の向上を期待できる。
■nSb、MnB i、Gd−Feガーネット、EuO
の多結晶薄膜や、アモルファスのGd−Co、Tb−F
e、Dy−Fe、、Co−Cr薄膜等の感磁性薄膜に対
して本実施例に示したような保護膜を使用することによ
り前記と同様の信頼性の向上を期待できる。
以上述べたように本発明によれば、所定の膜質からなる
2W1構造の保護膜を用いることにより、感磁性薄膜を
損傷から確実に保護でき、信頼性の高い磁気抵抗装置を
提供できるようになる。
2W1構造の保護膜を用いることにより、感磁性薄膜を
損傷から確実に保護でき、信頼性の高い磁気抵抗装置を
提供できるようになる。
第1図は本発明の一実施例を示す磁気抵抗装置の断面図
、第2.3図は本発明の説明に用いるための特性図、第
4図は従来装置を示す断面図である。 ■・・・絶縁基板、2・・・感磁性薄膜、4・・・スパ
ッタS i O2BL 5・−プラズマs i N1!
li。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 1 絶輯1根 2廠亀封寿練 46スIX−t”l S i Q 2腺5 アラス゛マ
SiN 第2図 ス1\”!v夕5io21114 (pm)第3図 ’7’5 ス’? SiN M!A (/”’)第4図
、第2.3図は本発明の説明に用いるための特性図、第
4図は従来装置を示す断面図である。 ■・・・絶縁基板、2・・・感磁性薄膜、4・・・スパ
ッタS i O2BL 5・−プラズマs i N1!
li。 代理人弁理士 岡 部 隆 第1図 1 絶輯1根 2廠亀封寿練 46スIX−t”l S i Q 2腺5 アラス゛マ
SiN 第2図 ス1\”!v夕5io21114 (pm)第3図 ’7’5 ス’? SiN M!A (/”’)第4図
Claims (1)
- 絶縁基板上に所定パターンに形成された感磁性薄膜と、
少な(ともこの感磁性薄膜上にスパッタ処理により堆積
された厚さ0.1〜0.8μmのシリコン酸化膜及びこ
の膜上に堆積された厚さ0.5〜2.5μmのプラズマ
窒化膜を含む多層構造の保護膜を設けたことを特徴とす
る磁気抵抗装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59115231A JPS60257582A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 磁気抵抗装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59115231A JPS60257582A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 磁気抵抗装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60257582A true JPS60257582A (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=14657591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59115231A Pending JPS60257582A (ja) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | 磁気抵抗装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60257582A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6319886A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気抵抗素子 |
JPS63310186A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 強磁性体磁気抵抗素子の製造方法 |
EP0434946A2 (en) * | 1989-12-26 | 1991-07-03 | Xerox Corporation | Ink jet printhead having ionic passivation of electrical circuitry |
KR100753667B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-08-31 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 반도체 제조 공정에서의 질소 플라즈마 소스를 이용한실리콘 질화막 증착 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5795687A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-14 | Hitachi Ltd | Magnetic resistance element |
-
1984
- 1984-06-04 JP JP59115231A patent/JPS60257582A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5795687A (en) * | 1980-12-05 | 1982-06-14 | Hitachi Ltd | Magnetic resistance element |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6319886A (ja) * | 1986-07-11 | 1988-01-27 | Nippon Denso Co Ltd | 磁気抵抗素子 |
JPS63310186A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 強磁性体磁気抵抗素子の製造方法 |
EP0434946A2 (en) * | 1989-12-26 | 1991-07-03 | Xerox Corporation | Ink jet printhead having ionic passivation of electrical circuitry |
KR100753667B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2007-08-31 | 매그나칩 반도체 유한회사 | 반도체 제조 공정에서의 질소 플라즈마 소스를 이용한실리콘 질화막 증착 방법 |
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