JPS6025728Y2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPS6025728Y2
JPS6025728Y2 JP18471079U JP18471079U JPS6025728Y2 JP S6025728 Y2 JPS6025728 Y2 JP S6025728Y2 JP 18471079 U JP18471079 U JP 18471079U JP 18471079 U JP18471079 U JP 18471079U JP S6025728 Y2 JPS6025728 Y2 JP S6025728Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jacket
magnetic sheet
sheet
upper plate
lower plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18471079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56103978U (ja
Inventor
悦朗 斉藤
伸元 百地
Original Assignee
ソニー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP18471079U priority Critical patent/JPS6025728Y2/ja
Publication of JPS56103978U publication Critical patent/JPS56103978U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6025728Y2 publication Critical patent/JPS6025728Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気シート等のシート状記録媒体をジャケット
に収納した状態で装置本体に装着し、このジャケット内
においてシート状記録媒体を回転させながらヘッドと対
接させて記録および/または再生を行うようにした記録
再生装置に関する。
磁気シートを円盤状に構成腰このシートを収納したジャ
ケットを装置本体に装着してシートをジャケット内で高
速回転させるとともに、ヘッドをこのシートの半径方向
に移動させながらシートと対接させて、ビデオ信号を記
録再生するようにしたものが従来より知られている。
この種の装置においては、従来はシートをそのままで装
置本体に装着するようにしていたが、このような装着方
法によると、磁気シートの着脱の際にこのシートに直接
子で触れることになり、シートを傷付けて損傷したり、
あるいは皮膚の脂肪がシートに付着する等の問題点があ
った。
そこで磁気シートをジャケットに収納したままで、装置
本体に装着することが提案されている。
このような装置において、磁気シートの中心に近い部分
にヘッドが対接している場合には、この接触部分の外側
の遠心力によってシートの外周部が押えられ、磁気シー
トはヘッドとほぼ適正な接触圧で接触することになる。
しかしヘッドが磁気シートの外周側に移動するに従って
、接触部の外側の遠心力が小さくなり、磁気シートの外
周部がめくれるように押上げられ、磁気シートに対する
ヘッドの接触圧は不足する。
従って磁気シートの外周部における変換効率が低下し、
良好な記録再生が行なわれなくなる。
本考案はこのような問題点に鑑してなされたものであっ
て、シート状記録媒体をジャケット内に収納して装置本
体に装着し、このジャケット内において前記シート状記
録媒体を回転させるとともに、前記ジャケットに設けら
れている開口からヘッドを挿入して記録および/または
再生を行うようにした記録再生装置において、前記ヘッ
ド挿入用の開口が形威されている前記ジャケットの下板
または上板とは反対側の上板または下板に突起を形威し
、前記ヘッドと対接する前記シート状記録媒体の半径方
向の外周部を押えるようにしたことを特徴とする記録再
生装置に係るものである。
従って上記突起によってシート状記録媒体の外周部がお
さえられて、ヘッドに対する適正な接触圧が得られるこ
とになり、シート状記録媒体の外周部まで良好な記録再
生を行うことができる。
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図〜第3図はこの実施例のビデオシートレコーダを
示すものであって、このビデオシートレコーダはシャー
レ1を具備している。
このシャーレ1上には磁気シートを収納したジャケット
を保持するための3本の位置決めピン2,3.4が植設
されている。
なおこれらの2.3.4の高さは互に等しくなっている
これらのピン2,3.4に対応して、サブシャーシ5に
は3本のピン6゜7.8が保持されている。
すなわちピン6.7゜8はサブシャーシ5に設けられた
スリーブ9によって上下に摺動可能に支持されるととも
に、スリーブ9とはね受け10との間に介装された圧縮
コイルばね11によって弾性的に押圧されている。
従ってジャケットはピン2,3,4、とピン6゜7.8
とによって上下から弾性的に挟着されて保持されている
ことになる。
なお上記サブシャーシ5はシャーシ1に設けられた一対
のアーム12に支持されているピン13によって回動可
能に支持されている(第4図参照)。
シャーシ1にはジャケット内の磁気シートを支持して回
転させるための、下側のチャック14が設けられている
チャック14はシャーシ1に固着された軸受ケース15
の上部に配されるとともに、この軸受ケース15内のベ
アリング16によって回転可能に支持されている駆動軸
17に固着されている。
そしてこの駆動軸17はモータ18に直結されている。
この下側のチャック14に対向して、上側のチャック1
9がサブシャーシ5に設けられており、ベアリング20
によって回転可能に支持されている。
なおこのベアリング20はサブシャーシ5に取付けられ
た軸受ケース21内に保持されている。
上記シャーシ1上にさらにヘッドの移動装置が設けられ
ている。
すなわちジャケット内の磁気シートと対接される磁気ヘ
ッド22は可動ブロック23の端部に、上方に突出して
取付けられている。
可動ブロック23は送りねじ24と係合しており、しか
もこの送りねじ24はモータ25に直結されている。
従ってモータ25の回転によって、送りねじ24を介し
て可動ブ陥ツク23が送りねじ24の長さ方向に移動す
るように構成されている。
またこのシャーシ1上には下側の電磁石26が設けられ
ており、この電磁石26のヨーク27はシャーシ1に固
着されている。
ヨーク27の中心部にはコイル28が巻装されている。
この下側の電磁石26に対向して、サブシャーシ5には
上側の電磁石29が設けられている。
この電磁石29のヨーク30はサブシャーシ5に固着さ
れるとともに、ヨーク30の中心部にはコイル31が巻
装されている。
次に磁気記録媒体を構成する磁気シート32およびこの
シート32を収納しているジャケット33について説明
すると、第5図に示すように、磁気シート32は薄い例
えば0.04mm厚の円板状の高分子フィルムから戒り
、そのヘッドとの摺接面である下面には磁性層が形成さ
れて磁気記録媒体が構成されている。
なおこの磁気シート32の中央には円形の開口34が設
けられている。
この磁気シート32を収納するためのジャケットは第5
図に示すように偏平な直方体状の形状を有し、上板35
と下板36とから構成されている。
なおこれらの上板35と下板36とは、ともに合成樹脂
によって成形したものであって、上板35と下板36の
内の一方、例えば下板36には、その周縁部に一体に側
壁37が形成されている。
上記ジャケット33の上板35と下板36とにはそのほ
ぼ中央に円形の開口38.39がそれぞれ設けられてお
り、これらの開口38.39によって上記上側のチャッ
ク19および下側のチャック14がジャケット33内に
挿入され、ジャケット33内の磁気シート32の中心部
を挾持して回転させるようになっている。
なお開口38.39は空気導入口を兼ねており、これら
の開口38゜39によって空気がジャケット33内に導
入されるようになっている。
そしてこの空気の導入をより円滑に行うために、これら
の開口38.39縁部の内側のエツジが面取りされて傾
斜面40が形成されている(第7図参照)。
そしてこのジャケット33の上板35または下板36の
内の一方、例えば下板36には、第5図および第6図に
示すように磁気シート32の外周縁の外側に対応する位
置に、この磁気シート32の円周方向に沿って多数の空
気排出口41が形成されており、上記開口38.39か
ら導入された空気をジャケット33の外へ排出するよう
に構成されている。
上記下板36の空気排出口41の間には所定の間隔をお
いて円柱状の突起42が下板36と一体に形成されてい
る。
これらの突起42の上端は第8図に示すように、対向す
る上板35の内表面と当接している。
そしてこれらの突起42と交互に位置するように、上板
35にも同数の突起43がこの上板35と一体に形成さ
れている。
上板35の突起43の下端は対向する下板36の内表面
と当接している。
これらの突起42.43は磁気シート32をジャケット
内においてその半径方向に位置規制するものであって、
これらの突起42゜43によってジャケット33内にお
いて磁気シート32が半径方向に何れかの位置に偏って
配されることが防止される。
しかも突起42.43はそれぞれ下板36と上板35と
に一体に形成され、しかもそれらの先端が上板35と下
板36とに当接しているために、磁気シート32の周縁
部が突起42.43と上板35または下板36との間に
喰い込むことがなく、ジャケット33を装置本体に装着
したときに円滑に記録再生を行うことが可能となる。
これらの突起42.43に対して、磁気シート32の半
径方向外側には、円筒状のスペーサ44が複数個、例え
は3個上記下板36に一体に形成されており、このスペ
ーサ44の上端は上板35の内表面に当接している。
なおスペーサ44は下板36に設ける代りに上板35に
一体に設けてもよい。
これらのスペーサ44は装置本体側に設けられているジ
ャケット保持用のピン2. 3. 4および6. 7.
8と対応しており、第9図に示すようにピン2,3.
4および6,7.8によってジャケット33が上下から
弾性的に挟着されたときに、ジャケット33の上板35
および下板36のこの部分が変形するのを防止するもの
である。
すなわちピン2,3.4および6. 7. 8による挟
着力をスペーサ44が受けるために、ジャケット33が
変形することなく、上板35と下板36との間の間隔が
一定に維持されることになる。
上記ジャケット33の下板36には、第5図および第6
図に示すように磁気シート32の半径方向に伸びるスリ
ット状のヘッド挿入孔45が形成されている。
この挿入孔45から上記磁気ヘッド22が挿入され、ジ
ャケット33内において回転している磁気シート32と
対接することになる。
そしてこのヘッド挿入孔45に対向して上板35にも、
スリット状の開口46が形成されている。
この間口46は上記ヘッド挿入口45と同じ形状であっ
てしかも同じ大きさに形成されており、ヘッド挿入口4
5を設けたことによる空気圧の不均衡を是正するように
している。
すなわちヘッド挿入口45のみしかジャケット33に設
けられていないと、磁気シート32の上側が負圧になっ
て、磁気シート32が上方に押され、あるいは磁気シー
ト32と磁気ヘッド22との接触圧が不足することにな
る。
そこで上板35にスリット状の開口46を設け、開口4
5.46の部分における磁気シート32の上側および下
側に対する空気圧を等しくして、磁気シート32が上方
に押されることを防止し、あるいは磁気シート32がヘ
ッド22に適正な接触圧で対接されるようにしている。
なおこれらの開口45.46からも、ジャケット内に空
気が導入される。
しかもこの空気の導入は磁気シート32の回転に伴って
行なわれる。
従ってこれらの開口45.46の回転方向の一方の端面
ば、第12図に示すように面取りされて傾斜面47が形
成されており、これらの開口45.46からの空気の導
入をより円滑に行うようにしている。
ジャケット33のスリット状の開口46およびヘッド挿
入孔45に対して磁気シート32の半径方向中心側には
、第5図および第6図に示すように、上板35と下板3
6とにそれぞれ小さな鉄片48.49が取付けられてい
る。
これらの鉄片48.49は第13図および第14図に示
すように、それぞれ上板35および下板36の外表面に
形成された円形の凹部50内に配されており、しかも接
着用樹脂51によって上板35と下板36とに固着され
ている。
そしてこれらの鉄片48゜49の上端には上板35およ
び下板36の外表面よりも引っ込んで配されている。
これらの鉄片48.49は、上記装置本体側の上下の磁
石29.26と共働して、ジャケット33の上板35と
下板36との間の距離を常に一定の値にして、ジャケッ
ト33内の空隙の高さを一定に維持するためのものであ
る。
そして鉄片48.49がジャケット33の外表面よりも
引っ込んでいるために、鉄片48.49の厚さ、歪、接
着用樹脂51の多少、接着用樹脂51のにじみ出し等の
影響を受けなくなり、磁石29.26のヨーク30.2
7は上板35および下板36の外表面と直接接触するこ
とになる。
これによって上板35と下板36との間の間隔がより正
確に規制される。
なお第15図に示すように、電磁石29゜26のヨーク
30,27のキャップ部の直視□よりも鉄片48.49
の直U(&の方が大きく構成されており、これによって
磁路が閉じて吸引力が高まり、磁力線が磁気シート32
に影響しないように構成されている。
ジャケット33の上板35の内表面であって、スリット
状開口46に対して磁気シート32の半径方向外側の位
置には、第5図および第24図に示すように複数の、例
えば5個の突起52が一体に設けられている。
これらの突起52は磁気シート32が磁気ヘッド22に
よって持上げられないようにするためのものである。
すなわち磁気ヘッド22が磁気シート32の中心に近い
部分と対接している場合には、第26図に示すように磁
気シート32のこの対接位置の半径方向外側の部分の遠
心力が大きく、磁気シート32の外周側は持ち上けられ
ることなく、磁気シート32はこの遠心力による接触圧
で磁気ヘッド22と接触している。
ところが磁気ヘッド22が磁気シート32の外周縁に近
い部分と対接している場合には、第27図に示すように
、対接位置よりも外側部分の遠心力が小さくなり、磁気
シート32の外周部が持ち上けられて、磁気ヘッド32
に対する接触圧が不足する。
そこで上記突起52によって第25図に示すように磁気
シート32の外周部をおさえるようにしている。
なお複数の突起52の代りに、第28図に示すような、
磁気シート32の円周方向に延びる単一の突起53を上
板35の内表面に連接するようにしてもよい。
上記ジャケット33にはさらに、第5図および第6図に
示すように、誤消去防止用の摺動子54が設けられてい
る。
この摺動子54は第29図および第30図に示すように
、ジャケット33の下板36に設けられた一対の摺動用
リブ55によって摺動可能に支持されている。
そして摺動子54に設けられた凹凸を有する操作部56
および上板35の開口57によってジャケット33の外
に露出し、外部から摺動子54を操作し得るようになっ
ている。
摺動子54にはまたスリット58によって弾性片59が
一体に連設されており、しかもこの弾性片59の先端に
は突起60が設けられている。
この突起60に対応して一方のリブ55には2つの凹部
が形成されている。
従って摺動子54の摺動操作によって突起60が2つの
凹部61の内の何れか一方と選択的に弾性係合するよう
になっている。
そしてこの摺動子54の位置の変化に応じて、装置本体
側の機構(図示せず)と共働して誤消去防止、トラッキ
ングの切換え等の動作が行なわれるようになっている。
なお凹凸を有する操作部56の代りに、第31図に示す
ような円形の孔62を設け、この孔62によって外部か
ら切換え操作するようにしてもよい。
次に以上の構成によるこの装置の動作を説明すると、ま
ず第4図に示すように、ピン13を中心として回動させ
てサブシャーシ5を開きシャーシ1上の3つのピン2.
3. 4上に磁気シート32を収納したジャケット3
3を載置する。
このときにジャケット33は図外の位置決め手段によっ
て、その面方向すなわち縦方向および横方向の位置規制
がなされる。
次いて第4図において鎖線で示すように、サブシャーシ
5を閉じる(第3図参照)。
するとサブシャーシ5に植設されているピン6、 7.
8がそれぞれジャケット33の上面をコイルばね11
によって弾性的に押圧する。
すなわちジャケット33は下側のピン2,3.4と上側
のピン6.7.8とによって高さ方向に位置規制される
とともに、上下から挾持されて保持されることになる。
しかもこれらのピン2,3.4および6,7.8と対応
する位置には、第9図に示すように、ジャケット33の
下板36と一体にスペーサ44が設けられているために
、ジャケット33が変形することなく、このジャケット
33内の空隙が一定に保たれる。
なおスペーサ44は第10図に示すように下板36の側
壁37に連続して形成してもよく、あるいは第11図に
示すように、上板35に一体に連設してもよい。
またジャケット33を位置決めする手段としてピン2゜
3.4および6. 7.8を用いるようにしているが、
これらは必ずしもピンの形状である必要はなく、ブロッ
ク状の突起その他の形状のものに変更可能である。
ジャケット33内の磁気シート32は特に第5図および
第8図に示すように、上下の板35,36に交互に形成
された突起43.42によってその外周部を位置規制さ
れているために、第4図に示すようにサブシャーシ5が
回動して、上下のチャック19.14がそれぞれジャケ
ット33の内口38,39を通ってジャケット33内に
挿入されたときに、上側のチャック19に設けられてい
るセンタスピンドル63が正しく磁気シート32の円形
の開口34に入り込む。
よって磁気シート32は正しく位置規制された状態で上
下のチャック14.15に接着保持されることになる。
また位置規制用の突起43.42が交互に上板35およ
び下板36に設けられているために、これらの突起42
.43と上下の板35,36とによって磁気シート32
の周縁部が接着されることがない。
従ってトラブルの発生がなくなる。また第4図に示す如
くジャケット33が装置本体に装着されると、第14図
に示すように、上下の磁石29.26がそれぞれ鉄片4
8.49を吸引する。
これらの鉄片48.49はそれぞれジャケット33の上
板35および下板36に固着されているために、これに
よって上板35は上方に、また下板36は下方にそれぞ
れ引張られることになる。
しかも鉄片48.49は第13図に示すように、それぞ
れ上板35および下板36の凹部に引っ込んでいるため
に、電磁石29.26のヨーク30.27の先端はそれ
ぞれ上板35の外表面および下板36の外表面と直接接
触することになり、これによって上板35と下板36と
の間の空隙の高さが一定になる。
すなわちジャケット33内の磁気シート収納空間の高さ
が一定になる。
またジャケット33が歪むことを効果的に防止できる。
またジャケット33の精度を高くする必要もなくなり、
ジャケット33が安価になる。
なお磁石26.29としては、第14図および第15図
に示す構造のものに限定されることなく、例えば第16
図に示すように、円柱状のヨーク30の外周部にコイル
31を巻回し、コイル31の外周部を非磁性材料、例え
ば樹脂層64によって被覆したオープンポールタイプの
磁石にしてもよい。
この場合においても、ヨーク30の直径d3を円板48
の直径屯よりも小さくするようにすると、磁束の漏洩を
防止できる。
また第13図に示す如く鉄片48をジャケット33の外
表面から引っ込める代りに、第17図に示すように磁石
29のヨーク30の先端に凹部65を設け、ジャケット
33の外表面から出っ張っている鉄片48を逃げるよう
にしてもよい。
この場合には凹部を設けることなく鉄片48をジャケッ
ト33の外表面に直接接触してもよい。
これによっても、ヨーク30の下端が直接ジャケット3
3の表面と接触することになる。
また第18図に示すように磁石29として永久磁石66
を用い、この永久磁石66の外側のヨーク67を介して
鉄片48を吸引してもよい。
また上記の装置では、鉄片48.49はそれぞれスリッ
ト状開口46およびヘッド挿入口45の中心側に1個づ
つしか設けられていないが、第19図に示すように、磁
気シート32の円周方向に沿って等間隔で3ケずつ設け
るようにしてもよい。
あるいはまた第20図および第21図に示すように、鉄
片48.49の代りに、上記スリット状開口46および
ヘッド挿入孔45の周縁部に及ぶような磁性材料から成
る吸着板68を接着あるいは一体成形により設けてもよ
い。
この吸着板68を用いて電磁石29,26で上板35と
下板36との間の距離を一定にすることができるととも
に、このような構成によると、ジャケット33が補強さ
れる。
さらにスリット状開口46およびヘッド挿入孔45の部
分の寸法精度が向上する。
またこれらの吸着板68によって磁気ノイズや静電ノイ
ズを効果的に防止することが可能となる。
またジャケット33の上板35と下板36との間の間隙
を一定にするために、磁気的手段に代えて、機械的手段
を用いることも可能である。
すなわち第22図に示すように、プランジャ69と、こ
のプランジャ69によって回動される爪70とを設け、
ジャケット33の上板35および下板36の開ロア1の
エツジの傾斜面72をこの爪70によって引掛けるよう
にしてもよい。
なお開ロア1のエツジの傾斜面72と爪70との係合に
より確実にするために、開ロア1の周縁部に第23図に
示すように、リブ73を設けて開ロア1の周縁部の厚み
を厚くしてもよい。
以上のようにして、ジャケット33が装置本体に装着さ
れたら、第3図に示すモータ18を駆動する。
するとこのモータ18の回転は下側のチャック14に伝
達され、このチャック14と上側のチャック19とによ
って挾持されている磁気シート32は1800rpmあ
るいは3600rpmで駆動されることになる。
するとジャケット33の中心孔38.39から空気が導
入され、遠心力によって磁気シート32の半径方向外方
に移動し、そして空気排出口41から排出される。
すなオ)ちこの磁気シート32はその上側の上板35と
の間室気層および下板36との間の空気層によって、こ
れらの上板35むよび下板36と接触することなく円滑
に回転する。
しかも第7図に示すようにジャケラ1〜33の中心孔3
8.39の端面ば傾斜面40に構成されているために、
この傾斜面40によって空気が円滑にジャケット33内
に導入される。
さらにジャケット33のヘッド挿入孔45およびスリッ
ト状開口46からも、磁気シート32の回転に伴って円
周方向に空気が導入されるが、これらの開口45.46
の導入側の縁部も傾斜面47に構成されている(第12
図参照)ために、これらの開口45.46からの空気の
導入も円滑に行なわれる。
さらにヘッド挿入孔45と対応する開口46を上板35
に設けたことにより、この部分において磁気シート32
の上側と下側との空気圧が等しくなり、磁気シート32
が部分的に回転軸線方向に変形することはない。
以上のように装置本体に装着されたジャケット33内に
わいて、エアタンプ層を介して上板35および下板36
から離間して、ヘッド移動面に正確に位置決めされて高
速回転する磁気シート32に対して、このジャケット3
3のヘッド挿入用開口45から挿入された磁気ヘッド2
2が摺接し、これによって記録および/または再生が行
なわれることになる。
このときに第1図〜第3図に示すモータ25が駆動され
、送りねじ24によって可動ブロック23が磁気シート
32の半径方向に移動し、磁気ヘッド22は磁気シート
32上をらせん状に走査することになる。
従って磁気ヘッド22はジャケット33のヘッド挿入用
開口45を半径方向外側に移動することになる。
するとヘッド22と対接する部分よりも外側の部分の磁
気シート32による遠心力が次第に少なくなって、第2
7図に示すように磁気シート32の外周部がヘッド22
によって持ち上げられるようになる。
ところが第24図および第25図に示すように、上板3
5の内側表面であって、ヘッド挿入孔45に対して磁気
シート32の半径方向外側の位置には、突起52が設け
られており、磁気シート32の半径方向外側の部分を押
圧する。
従って磁気ヘッド22が外方に移動しても、磁気シート
32と適正な接触圧で接触することになる。
このようにして磁気ヘッド22は磁気シート32を最後
まで走査して所定の記録再生を終了する。
以上に述べたように本考案は、ヘッド挿入用の開口の形
威されているジャケットの下板または上板とは反対側の
上板または下板に突起を形威し、ヘッドと対接するシー
ト状記録媒体の半径方向外方の外周部を押えるようにし
たものであるから、これによってシート状記録媒体の外
周部が押えられて、シート状記録媒体とヘッドとがシー
ト状記録媒体の外周部においても適正な接触圧をもって
接触することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
この実施例のビデオシートレコーダの要部分解斜視図、
第2図は同平面図、第3図は同要部縦断面図、第4図は
サブシャーシを開いた状態における同要部側面図、第5
図は磁気シートを収納したジャケットの分解斜視図、第
6図は上板を破断したジャケットの平面図、第7図は第
6図における■−■線断面図、第8図は第6図における
■−■線断面図、第9図は第6図におけるIX−IX線
断面図、第10図はスペーサの変形例を示すジャケット
の要部平面図、第11図はスペーサの別の変形例を示す
ジャケラの要部断面図、第12図は第6図における■−
刈線断面図、第13図はジャケットの上板の要部縦断面
図、第14図はジャケットを保持する機構を示す要部拡
大断面図、第15図はジャケットの上板を保持する電磁
石の拡大断面図、第16図は電磁石の変形例の縦断面図
、第17図は電磁石による保持機構の変形例の要部縦断
面図、第18図は永久磁石から成る保持手段を示す要部
縦断面図、第19図は鉄片を上板と下板とにそれぞれ3
ケずつ設けた変形例を示すジャケットの平面図、第20
図は開口45.46の周縁部に及ぶ吸着板を設けたジャ
ケットの変形例の斜視図、第21図は同縦断面図、第2
2図は機械的な保持手段を示す要部縦断面図、第23図
は機械的な保持手段の変形例を示す要部縦断面図、第2
4図は磁気シートの周縁部を押える突起を示すジャケッ
トの上板の内側の要部斜視図、第25図は突起によって
磁気シートを押えている状態を示すジャケットの要部縦
断面図、第26図は磁気シートとヘッドとの関係を示す
要部断面図、第27図は磁気シートの外周部とヘッドと
の関係を示す要部縦断面図、第28図は突起の変形例を
示すジャケットの上板の内側の要部斜視図、第29図は
誤消去防止用の摺動子およびその保持機構の要部分解斜
視図、第30図は同要部平面図、第31図は摺動子の変
形例の斜視図である。 なお図面に用いた符号において、22・・・・・・磁気
ヘッド、32・・・・・・磁気シート、33・・・・・
・ジャケット、35・・・・・・上板、36・・・・・
・下板、45・・・・・・ヘッド挿入孔、52,53・
・・・・・突起である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート状記録媒体をジャケット内に収納して装置本体に
    装着腰このジャケット内において前記シート状記録媒体
    を回転させるとともに、前記ジャケットに設けられてい
    る開口からヘッドを挿入して記録および/または再生を
    行うようにした記録再生装置において、前記ヘッド挿入
    用の開口が形成されている前記ジャケットの下板または
    上板とは反対側の上板または下板に突起を形成し、前記
    ヘッドと対接する前記シート状記録媒体の半径方向の外
    周部を押えるようにしたことを特徴とする記録再生装置
JP18471079U 1979-12-29 1979-12-29 記録再生装置 Expired JPS6025728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18471079U JPS6025728Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18471079U JPS6025728Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56103978U JPS56103978U (ja) 1981-08-14
JPS6025728Y2 true JPS6025728Y2 (ja) 1985-08-02

Family

ID=29694925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18471079U Expired JPS6025728Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6025728Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5862487U (ja) * 1981-10-20 1983-04-27 ソニー株式会社 磁気デイスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56103978U (ja) 1981-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6248304B2 (ja)
US4466032A (en) Flexible disc recording and/or reproducing apparatus
KR930000076B1 (ko) 허브 시일(hub seal)을 갖는 디스크 카트리지
JPS5824306Y2 (ja) カセットの磁気記録テ−プ弛み防止機構
JPS61208684A (ja) フレキシブル磁気ディスク
JPS6025728Y2 (ja) 記録再生装置
US7394617B2 (en) Removable disk pack hub and clamp for media servowriter
JPH0115035Y2 (ja)
KR880011770A (ko) 정보 디스크용 회전판 장치
KR850000035B1 (ko) 기록 재생장치
JPS606913Y2 (ja) 記録再生用デイスクカセツト
WO1998007154A1 (fr) Cartouche de disque magnetique
JPH0217863B2 (ja)
JPH097333A (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JPS6325551Y2 (ja)
JP2618405B2 (ja) ディスクチャッキング機構
JPS6312428Y2 (ja)
KR960004071B1 (ko) 디스크카트리지
JPS6312424Y2 (ja)
JP2519582Y2 (ja) ディスク装置
JPS629573Y2 (ja)
JPH0355166Y2 (ja)
JPS5850536Y2 (ja) ディスクカ−トリッジ機構
JPH0237184Y2 (ja)
JPH08255452A (ja) 磁気ディスクカートリッジ