JPS6025615Y2 - ランプ表示回路 - Google Patents

ランプ表示回路

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JPS6025615Y2
JPS6025615Y2 JP1979061798U JP6179879U JPS6025615Y2 JP S6025615 Y2 JPS6025615 Y2 JP S6025615Y2 JP 1979061798 U JP1979061798 U JP 1979061798U JP 6179879 U JP6179879 U JP 6179879U JP S6025615 Y2 JPS6025615 Y2 JP S6025615Y2
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JP
Japan
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resistor
led
switching element
lighting
resistance value
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JP1979061798U
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JPS55165342U (ja
Inventor
茂 倉林
Original Assignee
ケイディディ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンピュータシステムにおけるランプ表示回路
に係り、特に発光ダイオード(以下、”LED、と称す
)を用いて明点灯および暗点灯により2個表示をするラ
ンプ表示回路に関する。
近年、コンピュータシステムは半導体技術の発達に伴っ
て、LSIさらには超LSIの採用により高集積大容量
化されてさている。
このようなコンピュータシステムにおいて、障害が発生
した場合は、自己診断プログラム等により障害原因や障
害個所の探索作業が自動化されてきているものの、各装
置単体の障害となるとシステム保守者がその装置の動作
状態を示す監視用表示ランプによって障害か否かを判断
する部分が多く残されている。
すなわち障害時には、システム保守者は障害原因の追求
のため、まず監視用表示ランプの点灯状態を点検し、次
にコンピュータシステムまたは装置の動作条件が詳細に
書かれた説明書やハード図面を見ながら表示ランプの点
灯動作と比較してどの過程まで正常に動作しているかま
たは論理予盾がないかどうかを調査するのである。
このように監視用表示ランプはシステム障害時に重要な
役割を果している。
ところで、これら監視用表示ランプの点灯方法をみると
、通常、有意信号時に点灯し、無信号時においては消灯
している。
しかし一旦ランプ切れが起こると、有意信号時であって
もランプ切れのため点灯していないのか、あるいは無信
号時のため点灯していないのかが判別できなくなる。
このことは、前述したように監視用表示ランプの重要性
を考えるとき重大な問題で、特に中央処理装置やチャン
ネル制御装置等表示ランプが多量に設けられているとこ
ろでは度々直面する問題でもある。
この問題を解決するには、無信号時であっても表示ラン
プを暗点灯として、有意信号時における明点灯との輝度
差をもたせておけばよく、システム保守者に、有意信号
時であるのか、無信号時であるのか、またはランプ切れ
であるのかを容易に判断させえることができる。
この方法は、従来の技術の中でも、表示ランプとして白
熱電球を使用した場合において、上述の目的の外にラン
プの点灯瞬間のラッシュ電流を軽減し表示ランプの延命
化を図ることと、表示ランプ用電源の小容量化を図るこ
となどの目的をもって使用されてきている。
しかしながら、白熱電球を使用した場合、その平均寿命
が2000〜300011?間であるため1000個程
度の白熱電球を使用する通常のシステムにおいては1田
こ1倒同程度のランプ切れが発生することとなる。
このことは表示ランプの交換作業に多大な工数を必要と
する。
そこで、表示ランプの延命化を図る手段として、長寿命
で消費電力が小さいといわれるLEDの採用が考えられ
る。
しかし、LEDと白熱電球では動作条件が全く異り、既
に白熱電球を採用したシステムを単にLED化するため
にはランプ駆動回路の改修が必要となり、延いてはシス
テムタウンを余義なくされる。
このシステムダウンはシステムの使用上甚だ問題である
以下に図面を用いて従来技術の問題点を詳しく説明する
第1図a、bは従来の白熱電球用ランプ駆動回路の二個
を示す。
第1図aにおいて、1は電源端子、2は白熱電球、R,
、R2は抵抗器、3はスイッチングトランジスタ、4は
信号の入力端子、5は出力端子、6はアースである。
いま入力端子4に有意信号が入力されると、スイッチン
グトランジスタ3はONとなり出力端子5とアース6間
はほぼ抵抗器R1の値となる。
従って白熱電球2の抵抗値をRLとすれば該白熱電球2
に流れる電流■ ■、は電源端子1の電圧を■とした場合11”R1+
RLとなる。
入力端子4に信号がない場合はスイッチングトランジス
タ3はOFFとなり、出力端子5とアース6間は抵抗器
R2の値となるため白熱型球2に流れる電流l2=2゜
+RLとなる。
従ってR1<R2としておけば、入力端子4に信号が入
力された時は白熱電球2は明点灯となり、信号がない時
は暗点灯となる。
実際には■は+12V、 Rtは明点灯用として27Ω
、R2は暗点灯用として270Ωが使用されている。
第1図すにおいては電源端子1とアース6の間に白熱電
球2と抵抗器R1,R2を直列に接続しておいて、入力
端子4に信号が入力された時に、スイッチングトランジ
スタ3により抵抗器R2を短絡するものである。
この場合の明点灯時の電流11− ■ 一2□+RLであり、暗点灯時の電流はI2=■ R1+R2+RLであり、通常Vとシテ+12V1R1
ハ27Ω、R2は560Ωが使われている。
次にLEDの駆動について述べる。
第2図は一般的なLED駆動回路を示す。
7はLED、8はR(Ω)なる抵抗値をもつ外部抵抗器
、9はE(V)なる起電力をもつ直流電源である。
この回路において、回路電流IPはLED7にかる順方
向電圧を■1とするとき次式(1)で与えられる。
−VF II7=R・・・・・・(1) この回路によって明点灯、暗点灯の2値表示をさせよう
とすると、通常のLED 7にあっては明点灯時の回路
電流Ip1は201TIA、暗点灯時の回路電流IF2
は2〜3mAを必要とする。
いま第1図aと同様に電源電圧をE=12Vとして外部
抵抗器8の所要の抵抗値R(Ω)を求めると、vF=2
VのLEDを用いた場合、明点時はR=500Ω、暗点
時はR= 5000〜3333Ωとなる。
以上述べたことから分るように、明点と暗点を区別する
抵抗の値が白熱電球2とLED7では略−桁違うため第
1図a及びbに示した従来の白熱電球用ランプ駆動回路
ではLED 7を直接駆動できないことは明らかである
そこでLED化に当り従来は白熱電球2とLED 7の
交換のみならず抵抗器R1,R2の交換を要し、しかも
システムダウンを余儀なくされたのである。
本考案は上記従来技術の問題を定電圧ダイオード(以下
1ツェナーダイオ−トヨと称す)を用いて解決したもの
であり、従来の白熱電球用ランプ駆動回路をそのまま使
用して明点灯及び暗点灯の2値表示をLED化できるラ
ンプ表示回路を提供する。
実施例の基本回路を第3図に示す。
この回路は第2図に示した回路にツェナーダイオード1
0を追加したものである。
いまツェナーダイオード10に9V用のものを使用した
例について述べると、ツェナー電圧はV z ” 9v
一定で、LED7の■、が回路電流IPに無関係に2V
一定と仮定できるから抵抗器8の電圧降下VRは常にI
Vである。
そこで明点灯の電流I F 1 = 20mA、暗点灯
時の電流IF2=2〜3mAを流すために必要な外部抵
抗器8の抵抗値R1およびR2を計算で求めると、R1
−50Ω、R2−500〜333Ωとなり、第2図に示
した回路に比べて抵抗値は1/10になっていることが
わかる。
このことを実際に実験値として求めたものが第4図に示
す特性である。
第4図は、外部抵抗器8の値Rを可変した場合の回路電
流IFとの関係を示すもので、横軸に外部抵抗器8の抵
抗値(Ω)、縦軸に電流値tF(mA)をとっているが
、ツェナーダイオード10とLED 7の動作抵抗の非
直線性が良く現われている。
この特性かられかるように、IFl =20mAを流す
ためには明点灯用の抵抗値R1が約25Ω、IF2=2
〜3mAを流すためには暗点灯用の抵抗値R2が約40
0Ωであることを示しており、更に暗点灯時の電流IF
2が5mAとなってもLED 7の特性上明点灯時とは
充分な輝度差が得られることを考えれば、暗点灯用の抵
抗値R2は200Ω〜600Ωの範囲であればよいこと
が分かる。
したがって、ツェナータイオード10の併用によって第
1図a、 bに示した従来の両ランプ駆動回路をその
ままLED駆動に使用できることが容易に理解できる。
なわ、ツェナーダイオード10はLED 7の規格及び
電源電圧にもとすいて適宜なツェナー電圧のものを使用
すれば良い。
さらに、LED7とツェナータイオード10は物理的に
一体化できるので、従来の白熱電球と同一形状に製作す
ることも可能であり、従来の白熱電球2を示す第5図a
に併せてLED 7とツェナーダイオード10を一体化
した表示ランプ11を第5図すに示す。
この場合表示ランプ11を白熱電球2と差し換えるだけ
でよ〈従来のランプ駆動回路には一切の改修を要さない
なお、第5図a、 b中、2aはガラス管、2bはフ
ィラメント、2cは支持筒体、2d及び2eは電極、2
fはガイド突起である。
第6図a、 bに、第1図a、 bに示した従来のラン
プ駆動回路を用いた本考案の回路図を示しておく。
以上述べたように、本考案によれば、ツェナーダイオー
ドとLEDのもつ特性を有効に利用することにより、従
来の白熱電球よりも表示ランプの延命化を図り、さらに
2値表示によって極めて高い信頼度を得ることができる
また、LEDとツェナーダイオードを一体化した表示ラ
ンプを用いればLED化に際しても何らのシステムダウ
ンを伴なわず、しかも回路改修の場合でも抵抗器は従来
通りで良い。
更に、第3図にて分るように、LED7は電流9の電圧
Eがツェナーダイオード10のツェナー電圧vコ以上に
ならなければ発光しないので、一種の電圧しきい値をも
った表示ランプと考えられる。
したがってテイジタル表示として使用する場合であって
、ノイズ等による入力信号の電圧値に変動がある場合に
はツェナー電圧を適当に選ぶことにより安定した表示か
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bは夫々白熱電球を2値点灯させるランプ
駆動回路図、第2図は一般的なLED駆動回路図、第3
図は本考案の原理を説明するためのLED駆動回路図、
第4図は第3図における外部抵抗器の抵抗値と回路電流
の関係の実験結果を示す特性図、第5図はaは白熱電球
を示す図、第5図すは第5図aの白熱電球と同形にLE
Dとツェナダイオードとを一体化して形成した表示ラン
プを一部破断して示す図、第6図a、 bは夫々第1図
a、 bに示す従来の白熱電球用ランプ駆動回路を用い
た本考案実施例の回路図である。 図面中、1・・・・・・電源端子、2・・・・・・白熱
電球、3・・・・・・スイッチングトランジスタ、4・
・・・・・信号の入力端子、5・・・・・・出力端子、
6・・・・・・アース、7・・・・・・発光ダイオード
、10・・・・・・定電圧ダイオード、11・・・・・
・発光ダイオードと定電圧タイオードとが一体化されて
なる表示ランプ、R1・・・・・・抵抗器、R2・・・
・・・他の抵抗器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発光タイオードと定電圧ダイオードとが逆極性に直列接
    続されたものに抵抗値R1を有する第1の抵抗器とデジ
    タル信号によってオン/オフする1個のスイッチング素
    子とが直列に接続され、更に、抵抗値R2を有する第2
    の抵抗器が前記第1の抵抗器とスイッチング素子とに対
    して並列に、もしくはスイッチング素子に対して並列に
    接続されており、且つ前記抵抗値R1が抵抗値R2のほ
    ぼ1110〜1/16の範囲に選択されて前記スイッチ
    ング素子がオンのときに前記発光ダイオードが明点しオ
    フのときは暗点することを特徴とするランプ表示回路。
JP1979061798U 1979-05-11 1979-05-11 ランプ表示回路 Expired JPS6025615Y2 (ja)

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JPS55165342U JPS55165342U (ja) 1980-11-27
JPS6025615Y2 true JPS6025615Y2 (ja) 1985-08-01

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