JP2002076439A - Ledランプの接続構造 - Google Patents

Ledランプの接続構造

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JP2002076439A
JP2002076439A JP2000259555A JP2000259555A JP2002076439A JP 2002076439 A JP2002076439 A JP 2002076439A JP 2000259555 A JP2000259555 A JP 2000259555A JP 2000259555 A JP2000259555 A JP 2000259555A JP 2002076439 A JP2002076439 A JP 2002076439A
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lamp
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light warning
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Isao Konuki
功 小貫
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の不灯警告回路をそのままに、LEDラ
ンプを電球ランプの代替として使用するのに好適なLE
Dランプの接続構造を提供する。 【解決手段】 LEDランプと並列に電流消費素子R6
を接続し、その電流消費素子R6とLEDランプとの電
流の総和が設定電流値よりも大きくなるように電流消費
素子R6の抵抗値を定めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDの接続構造
に関し、特に、既存の不灯検出回路をそのまま使用でき
るLEDランプの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より発光ダイオード(以下LEDと
いう)は、フィラメントを使用した電球(ランプバル
ブ)と比べると、消費電力が少なく、寿命が長いため、
表示灯などとして広く用いられてきた。しかも近年、L
EDの性能は、ますます高まり特にLEDの輝度が向上
したことに伴って、LEDは、自動車用のテールラン
プ、ストップランプ、ターンシグナルランプなどの信号
灯にもその適用範囲を広げつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在市
販されている車のほとんどは、バルブ式ランプ(電球)
を使用しており、このような既存車両において、ランプ
だけをLEDランプを取り替えてしまうと不都合が生じ
る。それは、バルブ式ランプ(電球)とLEDランプと
では消費電力が異なるため、LEDランプが正常に点灯
していても不灯警告回路が誤作動してしまうというもの
である。そのため、バルブ式ランプ(電球)をLEDラ
ンプに取り替える場合は、LEDランプ専用にあらたな
不灯警告回路を設ける必要があり、その分コストが嵩む
という欠点があった。
【0004】本発明は、このような従来技術を背景に為
されたものであって、既存の不灯警告回路をそのまま
に、LEDランプを電球ランプの代替として使用するの
に好適なLEDランプの接続構造を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
設定電流値よりも小さな電流がランプに流れると、接続
されたランプの断線であると判断して不灯警告をおこな
う不灯警告回路に対して、設定電流値より小さな電流が
流れるLEDランプを接続する方法であって、LEDラ
ンプと並列に電流消費素子を接続し、その電流消費素子
とLEDランプとの電流の総和が設定電流値よりも大き
くなるように電流消費素子の抵抗値を定めたものであ
る。なお、このとき、最も単純なものとしては、もとの
電球ランプに流れる電流と、電流消費素子とLEDラン
プとの電流の総和とを等しくした場合である。
【0006】請求項1記載の発明によれば、電流消費素
子とLEDランプとの電流の総和が設定電流値よりも大
きいので、LEDランプに電流を流した際に不灯警告回
路の誤作動は生じない。そのため、既存の不灯警告回路
に一切、手を加えることなくLEDランプをそのまま接
続して従来通りに使用することができる。
【0007】請求項2記載の発明は、設定電流値よりも
小さな電流がランプに流れると、接続されたランプの断
線であると判断して不灯警告をおこなう不灯警告回路
に、設定電流値より小さな電流が流れるLEDランプを
接続する方法であって、電流消費素子とスイッチとを直
列に接続したものを、複数のLED素子からなるLED
ランプに並列に接続し、電流消費素子とLEDランプと
の電流の総和が設定電流値よりも大きくなるように電流
消費素子の値を定め、そして、LEDランプの少なくと
も1つのLED素子が断線すると、電流消費素子に直列
接続されたスイッチが開成するようにしてある。
【0008】請求項2記載の発明によれば、上述の請求
項1記載の発明でも解決できなかったさらな課題も解決
することができる。それは、請求項1記載の発明では、
LEDが本当に断線してしまったときに不灯警告回路が
作動しないおそれがあったが、請求項2記載の発明によ
れば、LEDランプが断線した場合にも確実にLEDラ
ンプの不灯を警告することができるというものである。
なお、本発明において、電流消費素子は、電力を熱に変
換する素子、電力を光に変換する素子、電力を動力に変
換する素子、電力を音に変換する素子などのいずれであ
ってもよいものとする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
もとに説明する。
【0010】第1実施形態:図1は、第1実施形態のL
EDランプの接続構造を示す図である。まず、本実施形
態を説明する前にまず図5をもとに電球ランプをLED
ランプにそのまま置き換えた場合の従来の不具合を説明
する。図5に示すLEDランプの接続回路には、既存の
電球ランプ用に図示せね不灯警告回路が接続されてい
る。一方、電球ランプの代わりに接続されたLEDラン
プは、LED素子を3つ直列に繋いだシリーズダイオー
ドアレイSDを更に並列に5列繋いで構成されていてい
る。このLEDランプに電圧Vbを印加すると、各シリ
ーズダイオードアレイSD1〜SD5に電流は、分流
し、電流制限用抵抗R1〜R5を通過してマイナス端子
に帰還する。このとき、図のように電流をi0 、i2 と
示す。ここで、LED素子の消費電流は、非常に小さい
という一般的な特性より、図のように複数のLED素子
が集まったLEDランプであっても、その総電流i2
は、不灯警告回路の設定電流値ix よりも小さいことが
多い。そのため、LEDランプに電圧を印加すると、そ
の電流を総和i2 は、常に設定電流値ix よりも小さく
なり、たとえLEDランプが正常に点灯していても、不
灯警告回路から警告が発せられてしまい、そのまま使用
するには適当でない。
【0011】そこで、このような不灯警告回路の設定電
流値ix より小さな電流i2 (<ix) を流すLEDラン
プにおいて、第1実施形態では、図1に示すような接続
構造をとった。つまり、この実施形態では、電源端子に
並列に「電流消費素子」としての抵抗R6を挿入し、さ
らに、この抵抗R6(電流消費素子)を流れる電流i1
の値を、ix <i1 +i2 となるように定めてある。
【0012】このLEDランプの接続回路に、図5と同
様に電圧Vbを印加すると、i1 +i2 =i0 >ix と
なり、電球ランプ用の不灯警告回路から、警告が発せら
れることはない。そのため、図1のLEDランプの接続
回路を車両に接続すれば、既存の不灯警告回路に一切、
手を加えることなくLEDランプをそのまま接続して従
来通りに使用することができる。また、同系列に電球ラ
ンプとLEDランプとが併存していても、既存の不灯警
告回路は、いずれのランプにおいても誤作動することは
なくなり、新たにLEDランプ専用の不灯警告回路を用
いる必要がなくなる。特に、ランプがターンシグナルラ
ンプである場合、本実施形態の接続構造によれば、不灯
警告回路によるランプの点滅周期の変化を防止すること
ができるので大変有効である。なお、本願発明のLED
ランプの接続構造は、ターンシグナル用の不灯警告回路
に限らず、ランプに流れる電流の変化を検知してランプ
が不灯であることを警告する回路であれば、テールラン
プやヘッドライトやストップランプなど、その他のラン
プ・ライトに用いるものであっても良いものとする。
【0013】第2実施形態:以下、図2〜図4をもとに
第2実施形態について説明する。この実施形態のLED
ランプの接続構造は、第1実施形態では、未解決であっ
た課題をさらに解決するものである。なお、この第2実
施形態において第1実施形態と同様の構成については、
同一の符号を付して、説明を省略する。
【0014】「電流消費素子」としての抵抗R6と「ス
イッチ」としてのFETスイッチング素子Q1 とを直列
に接続して、これをさらにLEDランプと並列に接続し
てある。なお「スイッチ」は、FETスイッチング素子
に限らず、トランジスタやリレーなど、その他の素子で
もかまわない。そして、図3に示すようなAND回路を
挿入する。具体的には、5入力のAND回路を、SD1
とR1 との中点からカソード、SD2 とR2 との中点か
らカソード、・・・というように図2の如く接続し、一
方、互いに接続されたD1 〜D5 のアノードの、一端を
FETスイッチング素子Q1に、他端をプラス電源端子
へのプルアップ抵抗R7 に接続してある。このとき、F
ETQ1 のドレインと接続する抵抗R6は、比較的抵抗
値が小さい。そして、回路全体に流れる電流をi0 とす
ると、i0 ≒i1 +i2 が成り立つように各定数が決め
られている。なお、その他の経路の電流は、微少なた
め、無視することができる。
【0015】さて、このようなLEDランプの接続回路
に電圧Vdを印加すると以下のようになる。 (1)LEDランプが正常に点灯する場合 まず、電圧Vdを印加すると回路には、電流i1 、i2
、is が流れ込む。電流i2 は、シリーズダイオード
アレイSD1〜SD5に電流は分流し、電流制限用抵抗
R1〜R5を通過してマイナス端子に帰還する。このと
き、V1 〜V5 の近似値は、1つのLED素子の電圧降
下をVLEDとすると、V1 ≒V2 ≒V3 ≒V4 ≒V5 =
Vb−3VLEDとなる。次にVg点の電圧は、D1〜D
5の順方向電圧降下をVdとすると、Vg=Vb−3V
LED+Vdとなる。このようなFETスイッチング素子
Q1のゲートの電圧Vgにより、FETスイッチング素
子Q1は、閉成して、電流i1 は、抵抗R6とQ1を通
過してマイナス端子に帰還する。そのため、LEDラン
プの正常点灯の際は、本発明にかかるLEDランプの接
続回路全体には、i1 +i2 の電流が流れ込み、i1 +
i2 (=i0) >ixとなるため、不灯警告回路が警告
を発しない。なおたとえば、Vb=12v、VLED=2
v、Vd=0.7vとすると、Vg=6.7vとなって
いる。
【0016】(2)LEDランプに断線がある場合 次に、図3のようにLEDランプのいずれか1つのLE
D素子が断線になった場合について考える。図3に示す
ように、シリーズダイオードアレイSD3の中央のLE
D素子が断線して不灯になった場合、このSD3には、
電流は流れず、V3の電圧は、V3=0vとなる。する
と、V3のアノード側の電圧Vgは、Vg=Vd(=
0.7v)となり、FETスイッチング素子Q1は、開
成して電流i1 は、流れない。そのため、本発明にかか
るLEDランプの接続回路全体には、i2(<ix )が
流れるのみで、不灯警告回路より警告が発せられる。つ
まり、シリーズダイオードアレイSD1〜SD5のうち
どれか一つでもLED素子が断線すれば、既存の不灯警
告回路は正常に動作して、不灯警告を発する。
【0017】以上(1)および(2)で説明したよう
に、この実施形態のLEDランプの接続構造によれば、
電球ランプ用に設定された既存の不灯検出回路に一切、
手を加えずに、既存の不灯検出回路の機能をそのまま使
用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、既存の車両の不灯検出
回路に、LEDランプを接続したときでも、既存の不灯
検出回路をそのまま正常に動作させることができる。そ
のため、新たにLED専用不灯検出回路を設けることな
く、既存の電球ランプ用不灯検出回路をそのまま使用す
ることが可能となり、経済的にも有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示すLEDランプの接続構造を
示す概略図。
【図2】第2実施形態を示すLEDランプの接続構造を
示す概略図。
【図3】AND回路の具体例を示す図。
【図4】図2のLEDランプのうちの1つのLED素子
が断線した場合を示す概略図。
【図5】電球ランプをLEDランプにそのまま置き換え
た場合の概略図。
【符号の説明】
ix 設定電流値 R6 抵抗(電流消費素子) Q1 FETスイッチング素子 (スイッチ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定電流値よりも小さな電流がランプに
    流れると、接続されたランプの断線であると判断して不
    灯警告をおこなう不灯警告回路に対して、設定電流値よ
    り小さな電流が流れるLEDランプを接続する方法であ
    って、 LEDランプと並列に電流消費素子を接続し、その電流
    消費素子とLEDランプとの電流の総和が設定電流値よ
    りも大きくなるように電流消費素子の抵抗値を定めたこ
    とを特徴とするLEDランプの接続構造。
  2. 【請求項2】 設定電流値よりも小さな電流がランプに
    流れると、接続されたランプの断線であると判断して不
    灯警告をおこなう不灯警告回路に対して、設定電流値よ
    り小さな電流が流れるLEDランプを接続する方法であ
    って、 電流消費素子とスイッチとを直列に接続したものを、複
    数のLED素子からなるLEDランプに並列に接続し、
    電流消費素子とLEDランプとの電流の総和が設定電流
    値よりも大きくなるように電流消費素子の値を定め、そ
    して、LEDランプの少なくとも1つのLED素子が断
    線すると、電流消費素子に直列接続されたスイッチが開
    成するようにしてあることを特徴とするLEDランプの
    接続構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7123136B2 (en) 2003-10-06 2006-10-17 Anden Co., Ltd. Indicator system having multiple LEDs
JP2007122982A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2016012471A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 レシップホールディングス株式会社 Ledランプユニットおよび車両用ランプ装置

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