JPS60255742A - 2、4−ジ−tert−ブチルフェノ−ルの製造方法 - Google Patents

2、4−ジ−tert−ブチルフェノ−ルの製造方法

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JPS60255742A
JPS60255742A JP59110883A JP11088384A JPS60255742A JP S60255742 A JPS60255742 A JP S60255742A JP 59110883 A JP59110883 A JP 59110883A JP 11088384 A JP11088384 A JP 11088384A JP S60255742 A JPS60255742 A JP S60255742A
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tart
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tert
dtbp
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猪木 哲
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徹夫 加藤
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安原 充樹
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  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコ、タージーtart−ブチルフェノールの製
造方法に関し、更に詳しぐは、tart−ブチルフェノ
ール類のトランスアルキル化反応により!、41−ジー
tert−ブチルフェノールを製造する方法において、 (1)原料のtert−ブチルフェノール類中のフェノ
ール核の総数に対するtert−ブチル基の総数の比が
約i、s−2,3になるように原料をFA製し、 (リ 触媒として、活性白土着しくは酸性白土を、原料
のtert−ブチルフェノール類に対し/〜10重量係
用い、 かつ(■)反応を90−/10υの温度で行うことを特
徴とする収率の高い一、ll−ジーtart −ブチル
フェノールの製造方法に関するものである。
(従来技術) コ、ダージーtert−ブチルフェノール(以下s、l
I−DTBP )if:、ガソリン等の燃料油の酸化防
止剤として、極めて有用な化合物であるに止まらず、樹
脂添加剤(例えば、IRGAFO8/l、t■、IRC
AFO8P−EPQ■等)の原料としても、有用な化合
物で゛あり、今後とも需要の伸長が期待される。
従来、コ、Q−DTBPの有利な工業的製造法は確立さ
れていなかった。公知の製造法としては(1)フェノー
ルとインブチレン又はtart−ブチルエーテル類の如
き、インブチレン基を有する化合物とのアルキル化反応
(2)tert−ブチルフェノール類のトランスアルキ
ル化反応による方法が知られている。(1)の方法は、
リン酸、硫酸、濃化水素酸などのブロンステッド酸、塩
化アルミニウム、濃化硼素などのルイス酸に代表される
強酸を触媒とするアルキル化反応であるために、反応速
度が速く、反応過程で第3ブチル基の分子内転位反応、
分子間不均化反応が極めて速く生起するため、コ、4Z
−DTBP以外にも多くの異性体混合物を副生ずるとい
う欠点を有している。しかも、コ、1I−DTBPの収
率は、概ね熱力学的平衡組成によシ決められるため、低
くならざるを得ないという欠点をも有している。
例えば、5PAN、331JJKに記載されている、フ
ェノールとインブチレンから硫酸触媒の存在下に、コ、
ダーDTBPを製造する場合の例を掲げると、λ、クー
DTBPはまコチと低く、それ以外の副生物として、λ
−tart−ブチルフェノール(以下コーTBPという
)−一%、4(−tert−ブチルフェノール(以下4
(−TBPという)77%、コ、6−ジーtsrt−ブ
チルフェノール(以下コ、A−DTBPという)1%、
コ、IIt4− )ジーtart−ブチルフェノール(
以下コ、!、トTTBPという)7%という結果と外っ
ている。
これらの改良法として、US patent3コデ0.
119.33A79t/に、触媒として弱酸であるアル
ミナを使用する方法、US patent4t;tts
λ4t9にo、、y−t%の濃紫や塩素を含有するアル
ミナを触媒とする方法、US patent41140
133 Li−Al!20.を触媒として使用する方法
が記載されている。しかし、いずれの改良方法も、イン
ブチレン/フェノールモル比を理論量のコ以上の過剰の
条件下に、しかもlSO〜2に0℃以上の過激な反応条
件を必要とするため、インブチレンオリゴマ〜の副生及
びtartブチル基の脱離等の副反応を避けることがで
きず、必ずしも工業的製造法としては好ましい方法とけ
言いがたい。
(2)の方法は、これまでに硫酸を使用する方法、塩化
アルミニウムを使用する方法、イオン交換樹脂を使用す
る方法々どが知られている。しかし、これらの方法は各
々次に示すような欠点を有しているために、工業的製造
法としては使用されていない。即ち、硫酸などのプロン
ステッド酸を触媒とする方法は、装置上、高温では腐食
が激しく、触媒の中和、水洗工程を必要とし、またフェ
ノールを含む排水による公害の心配がある、々と問題点
が多い。本発明者等の実験結果に於いても、硫酸を使用
した場合には、上記問題点以外にも、スルホン化の副反
応が併発することが認められ、スルホン化物の存在によ
り、中和及び水洗工程に於ける油水分離性が極めて悪化
すること、更に中和水洗工程以後であっても、微量のス
ルホン化物が油層に残存するため、コ、4’−DTBP
蒸留精製時に酸触媒として働き、蒸留塔底部でコ、Q−
DTBPの脱ブチル化反応を引き起こし、+−TBp 
(、か回収されないという事実を見い出している。
塩化アルミニウムを使用する方法は、反応装置の腐食、
中和、水洗工程を必要とし、廃水公害の心配があるなど
の問題点がある。
第3のイオン交換樹脂を触媒とする方法は、反応装置の
腐食、中和水洗工程とそれに伴々う廃水公害の心配はな
いが、イオン交換樹脂の物理的強度の低下を防ぐために
、反応温度を100υ以下と低くせざるを得々いために
1コ、1I−DTBP収率が低いという欠点を有してい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、コ、$−DTBP以外の副生物の生成が少な
く、その結果、コ、f−DTBPを収率良く製造できる
と共に、反応装置の材質上の問題がなく、中和、水洗工
程を必要とし々い経済的に有利衣−,Q−DTBPの製
造方法を提供するものである。
(発明の概要) すなわち本発明は、tert−ブチルフェノール類のト
ランスアルキル化反応によシコ謙−ジ−tert−ブチ
ルフェノールを製造する方法において、 (+) 原料のtart−ブチルフェノール類中のフェ
ノール核の総数に対するtart−ブチル基の総数の比
が約/、j−コ、Sになるように原料を調製し、 (−)触媒として、活性白土若しくは酸性白土を、原料
のtert−ブチルフェノール類に対しl〜io重量係
用い、 かつ(−)反応を2θ〜/10υの温度で行うことを特
徴とするλ、グージーtert−ブチルフェノールの製
造方法に関するものである。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明において原料として用いるtart−ブチルフェ
ノール類としては、例えばコ、ダ、A−TTBPとコー
TBPとの混合物、λ、4’、6−TTBPと?−TB
Fとの混合物、あるいはコ、4t、A −TTBPとコ
ーTBPとダーTBPとの混合物などが挙げられるが、
その混合割合が、原料tert −ブチルフェノール類
混合物中のフェノール核の総数に対するtert−ブチ
ル基の総数の比が、/、S〜コ、まの範囲、好ましくは
/0g〜コ、コの範囲にあるように原料を混合調製する
ことが必要である。
1itart−ブチルフェノール混合物中のフェノール
核の総数に対するtart−ブチル基の総数の比が1.
3未満では、反応生成分の主成分はコーTBP+クーT
BPとカ)、コ謙−DTBPの収率は低下し、またコ、
jを起えると一、ダーDTBP以外の副生物の生成量が
増加し、その結果として、2謙−DTBPの収率が低下
するので、いずれも好ましくない。
tart−ブチルフェノール類化合物とは、フェノール
骨格(フェノール核]Ctart−ブチル基が1個又岐
それ以上結合している化合物であるが、本発明でフェノ
ール核の総数に対するtert−ブチル基の総数の比と
け、tart−ブチルフェノール類混合物中に含まれる
フェノール核の総む、す々わちフェノール核を一つの化
合物単位とみ冷したときのフェノール核の全モル数に対
するフェノール核に結合しているtart−ブチル基単
位の総数(全モル数)の比のことであって、例えば2.
4’、6−TTBPと一−TBPのみの混合物において
、フェノール核の総数に対するtart−ブチル基の総
数の比を/、 j A−コ、1に調製するには、!、4
’、4−T’rBPに対するコーTBPの混合比率(モ
ル比)をX〜3の範囲にすればよ整発明においては、こ
のtert−ブチルフェノール類として、(1) フェ
ノールとインブチレンをアルミニウムトリフエノキシト
触媒の存在下に反応させて々る生成物から触媒除去後、
蒸留工程において一−TBPを主成分とする軽沸点留分
及び高純度ユ、!−DTBPを回収した後の2.11.
1.−TTBPを主成分とする蒸留塔底部成分(a)と
(1) フェノールとインブチレンをアルミニウムトリ
フエノキシト触媒の存在下に反応させて々る生成物から
触媒除去後、コ、4−DTBPを蒸留精製する工程で回
収される一−TBPを主成分とする軽沸点留分(b) 
及び 本発明方法において、生成物よりコ+1I−DTBPを
蒸留精製する工程で回収される4’−TBPを主成分と
する軽沸点留分(0)から選ばれる少々くとも一種の留
分との混合物であって、混合物中のフェノール核の総数
に対するtart−ブチルフェノールの総数の比がi、
s−λ、jの範囲にある混合物を用いることが最も好ま
しい。
本発明において、上記−、II・A−TTBPを主成分
とする蒸留塔底成分(a)は、一般的にはJ、4t。
A−TTBP A O〜デク重景チとコ、1l−DTB
P約J−4tO重f#チから々る組成を有する混合物で
あシ、コーTBPを主成分とする軽沸点留分(b)とは
、コーTBP70〜り6重量%、フェノール約l〜10
重景チ、ユ、6−DτBP約3〜30重量%から々る組
成の混合物であυ、またクーTBPを主成分とする軽沸
点留分(C)は+−TBP約70〜約7電〜97 から女る組成の混合物である。
これら(a)成分と(b)及び/または(0)留分を混
合して原料とする場合、その混合割合は、原料中のフェ
ノール核の総数に対するtart−ブチルフェノールの
総数の比かへ3〜2.3の範囲にあれば特に限定される
ものでは々い。
本発明において触媒として使用する、活性白土若しくは
酸性白土は通常市販されているものをその壕ま使用する
ことができる。あるいは、300−Aθ□Cの範囲で、
焼成したものを使用してもよく、特に限定されない。粒
形についても特に限定しないが、粒径10〜コOOθμ
程度の粒状または粉状のものが望ましい。
本発明では、コ.II−D’l’BPの収率の面から特
に活性白土が好まし,い触媒である。
本発明に言うトランスアルキル化反応は、前記触媒の存
在下に、液相で、加熱することによって実施するが、触
媒の活性低下を極力弁えるためKは、触媒を固定床とし
て用いることは避けなければ々ら々い。従って、反応形
式としては、触媒を攪拌下に反応液中に効率良く分散せ
しめることが必要であり、触媒を流動床として用いるこ
とが好ましい。
また原料に対する触媒量は/−10重量%が好ましく、
特にl〜JM*%が好ましい。
触媒量が/重iq6未満では、反応温度を高くしがけれ
ばならないが、そのために副生物の生成量が増加し、ま
た触媒の活性低下が促進され、その結果コd’−DTB
Pの収率が低下し、また70重1を越えると反応速度が
早いため、反応温度は下げられたいものの、4(−TB
Pの副生量が増加し、その結果コ.1−DTBPの収率
が低下するので、いずれも好ましくない。また、反応温
度はYO〜/jOでが好適である。それ以下の温度では
、反応速度が遅いためコ.4!ーDTBP収率が悪く、
またそれ以上の温度では脱ブチル化が著しく促進され、
+−TBPの副生が増加し、それにつれて2.4’−D
TBP収率が低下する。反応時間は、反応温度及び触媒
量に左右されるが、前記温度範囲及び触媒量の範囲にら
げ、1時間〜10時間が好適である。それ以上反応を継
続すると、(Z−TBPの収率が増加し、それに伴々い
コ.1IーDTBP収率は低下する。本反応は全て常圧
下に実施する。
反応生成物の処理としては、触媒を適当々r過装置によ
りF別した後、P液をそのまま蒸留精製工程に供給する
。まず、蒸留精製工程の初留分として、1−TBPを主
成分とする留分を回収し、次に純度9 t wtチ以上
の高純度コ謙−DTBPを製品として得る。前述した如
く、ダーTBPを主成分とする留分は、再度本発明に言
うコ、4’−DTBP製造原料として使用することがで
きる。
(発明の効果) 本発明によれば、J、I−DTBP以外の副生物の生成
が少なく、従ってコ、4l−DTBPの収率が高く、シ
かも純度99重量%以上の高純度コ、II−DTBPが
得られる。
また本発明に従えば、反応装置の材質上の問題がなく、
シかも中和、水洗工程を必要としないため経済的に極め
て有利である。
更に本発明においては、2.6−DTBPの副生物とし
て回収されるコーTBP及び2.4’、A−TTBP、
とシわけ後者をコ、1I−DTBP K有効に変換でき
るという利点を有している。す々わち、すでに知られて
いるようにコ、4−DTBPは、フェノールをオルンア
ルキル化触媒、すなわち、アルミニウムトリフエノキシ
トの存在下に、インブチレンと反応させて製造されてい
るが、特開昭!r?−93;92gの記載例によれば、
λ、6−DTBP収率は、り/mo1%であシ、その他
に一−TBP / / mo1%、コ、#−DTBP 
J mo1%、コ=4’*A−’rTBP ? mo1
%が副生ずる。その中でもコーTBPはコ、4−DTB
Pの合成中間体であるために1コ、4−DTBP蒸留精
製工程の初留分として回収された後、再びコ、6−DT
BP製造反応器に循環し、コ、4−DTBPに変換する
ことができる。しかし、コ、4’、A−TTBPはかな
シ多量に副生ずるものの、アルミニウムトリフエノキシ
ト触媒によっては、り位(水酸基に対してpara位)
のtsrt−ブチル基の脱アルキル化反応が進行しない
ために、そのまま2.4−DTBP反応器へ循環するこ
とができないという問題点があった。従い従来は、コ、
A−DTBP蒸留精製時の釜残部をそのまま焼却する以
外に処理法のがいのが実情であった。本発明により、こ
のコ、4’ * A−TTBPを主成分として含む蒸留
塔底部を、コ、4’−DTBP原料として有効に利用す
ることが可能となった。
(実施例) 実施例1 フェノールコ、コ4Kpと、コ倍モルのインブチレンを
アルミニウムトリフエノキシト’J−触媒、!:して用
いて反応させ、コ、A−DTBP生成物を得た。生成物
は生成物のアルミニウムを除去するために硫酸洗浄、苛
性洗浄、水洗を行い、コO段オルダーシヲ蒸留塔を用い
て蒸留を行い、軽沸留分(b)(沸点Fitコ〜6tで
/ / m*Hl/ )ル/6I(成分組成:7工ノー
ルコ1lTt%、J−TBPtb@f1%、コ、A−D
TBP /コ雷帯チ)、コ、6−DTBP主留分(沸点
けt!υ//郭H1)屹コダt(コ、4−DTBP純度
:9ヂ重舞チ)及び蒸留塔底成分(a)94ダI(成分
組成:コ、6−DTBP 、7重量%、コ、ダーDTB
P /タ重倚チ1.2謙、A−TTBP 7り@*%)
を得た。
次に、冷却管、役拌器、温度計を付し九四ツロフラスコ
に上記の軽沸留分(b) 、2コア9.蒸留塔底成分(
h)9A’ll及び2.4’−DTBP蒸留軽沸留分(
C)コ/79(成分組成: 1I−TBP fり重量%
、コ謙−DTBP /−重量%)を仕込み、攪拌下、反
応温度が/10υに到達後、活性白土(日本活性白土社
!!!sA−,21亭)−1gを加え、3時間攪拌した
。濾過後io段オルダーシ曹蒸留塔を用いて蒸留を行い
、軽沸留分(沸点は/31I−S−/AA亡/lQmm
B)コ/7I(成分組成:クーTBPff7重t%1.
2.ダーDTBP /−重l!%)及び、2.4l−D
TBP主留分主留点は/70υ/so鼎H1)90デI
(コ、ダーDTBP純度=99%)を得た。ガスクロ分
析の結果、コ、4!−DTBPの縮収率け69%であっ
た。尚、l−T B P。
コ、4’−DTBP共にNMR赤外線吸収スペクトル、
マススペクトルにより同定シタ。
比較例1 冷却管、攪拌器、温度計を付した四ツロフラスコに実施
例1と同様のトランスアルキル化原料ta/al(組成
は、7 工/ −k O,,7g量チ、−−TBP/j
重缶係、クーTBP/j重量%1.21ダーDTBP 
/コ重量%、コ、A−DTBP ダ重量%1.2.II
、A−TTBP !; 、?重fi)%)を仕込み、攪
拌下、反応温度がiroυに到達後、硫酸g、37/を
加え、70〜コO分間攪拌する。反応後は反応液を室温
まで冷却し、生成物を取り出し、s、gq6の炭酸ナト
リウムを含む!(7%硫酸ナトリウム水溶液90077
を加え、攪拌し中和した。油水分離性が悪いので、/晩
放置後油水分離を行う。
有機層を10段のオルダーショ蒸留塔を用いて蒸留を行
うと、9−TBP留分(沸点iss〜/63υ/ / 
00郭Hg ) / t q p (成分組成:フェノ
ールg 5Rt % 、ダーTBPざ9重tチ)が得ら
れたのみであり、コ、4(−DTBP留分は得られ々か
った。
比較例よ 冷却管、攪拌器、温度計を付した四ツ目フラスコに実施
例1と同様のトランスアルキル化原料4Isolを仕込
み、攪拌下、反応温度が9θυに到達後、陽イオン交換
樹脂(アンバーリスト 1s)lIspを加えてS時間
攪拌した。反応液はr過し、r液を70段のオルダーシ
曹蒸留塔を用いて蒸留を行うと、軽沸留分(沸点は/l
k〜/l−2’t:/10011mH9100l1成分
組成: l−TBPgllj量チ、コ、ダーD’I’B
Pt重t%、コ、 A−DTBP亭重tチ)及びコ、4
f−DTBP主留分(沸点は/ 4 k〜/ 70 t
/ ! □IIHp )/ゾロI!(コ、4I−DTB
P純度:9t%)が得られた。ガスクロ分析の結果、コ
、ダーDTBPの総収率Fiダデチであった。
出願人 三井石油化学工業株式会社 代理人 山 口 和

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) tert−ブチルフェノール類のトランスアル
    キル化反応によシコ、41−ジーt8rt−ブチルフェ
    ノールを製造する方法において、 (1)原料のtert−ブチルフェノール類中のフェノ
    ール核の総数に対するtart−ブチル基の総数の比が
    約/J〜コ、Sになるように原料を!!ll製し、 (閤)触媒として、活性白土若しくは酸性白土を、原料
    のtart−ブチルフェノール類に対し、7〜70重量
    %用い、 かつ(1) 反応をデ0−/ダOでの温度で行うことを
    特徴とするコ、4(−ジーtart−ブチルフェノール
    の製造方法。 (21tart−ブチルフェノール類として、コ、り、
    6−トリーtart−ブチルと、ダーtart−ブチル
    フェノール及びコーtart−ブチルフェノールから選
    ばれた少々くとも一種のtert−ブチルフェノールと
    の混合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項記載の方法。 (31tert−ブチルフェノール類として、(+) 
    フェノールとインプチレ/をアルミニウムトリ7ヱノキ
    シド触媒の存在下に反応させて々る生成物から触媒除去
    後蒸留工程において2− tart−ブチルフェノール
    を主成分とする軽沸点留分及び高純度コ、6−ジーte
    rt−ブチルフェノールを回収した後のコ、4t、A−
    トリーtart−ブチルフェノールを主成分とする蒸留
    塔底部成分(、)と、 (リ フェノールとインブチレンをアルミニウムトリフ
    エノキシト触媒の存在下に反応させてなる生成物から触
    媒除去後、コ、6−ジーtsrt−ブチルフェノールを
    蒸留n#!する工程で回収されるコーtert−プチル
    フェノールを主成分とする軽沸点留分(b) 及び本発
    明方法において、生成物よシコ、II−ジー tart
    −ブチルフェノールを蒸留精製する工程で回収される+
    −1θrt−ブチルフェノールを主成分とする軽沸点留
    分(0)から選ばれる少々くとも一種の留分 との混合物を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。
JP59110883A 1984-06-01 1984-06-01 2、4−ジ−tert−ブチルフェノ−ルの製造方法 Granted JPS60255742A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63159334A (ja) * 1986-12-23 1988-07-02 Mitsui Petrochem Ind Ltd 2,4−ジ−t−ブチルフエノ−ルの製造方法
JPS63165337A (ja) * 1986-12-26 1988-07-08 Mitsui Petrochem Ind Ltd 2,4―ジ―t―ブチルフェノールの製造方法
JP2008222704A (ja) * 2006-12-28 2008-09-25 Chevron Oronite Co Llc 循環と段階的温度変化を利用するノニル化ジフェニルアミンの製造方法
US10196334B2 (en) 2015-09-11 2019-02-05 Basf Se Process for the alkylation of phenols

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