JPS60255655A - 土木建築用材料の製造方法 - Google Patents
土木建築用材料の製造方法Info
- Publication number
- JPS60255655A JPS60255655A JP10952584A JP10952584A JPS60255655A JP S60255655 A JPS60255655 A JP S60255655A JP 10952584 A JP10952584 A JP 10952584A JP 10952584 A JP10952584 A JP 10952584A JP S60255655 A JPS60255655 A JP S60255655A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- civil engineering
- caco3
- construction
- producing
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、強度が大で、断熱、防音効果のすぐれた土木
建築用材料を製造する方法に関するものである。
建築用材料を製造する方法に関するものである。
従来、有機性汚泥をＣａＣＯ３、ＣａＦ２ の共存下で
電解処理してＣａＣＯ３結晶と汚泥から繊維質を形成さ
せて水に難溶性の固形物を得、これを乾燥硬化すること
は、特願昭５７−６２３５１号（特開昭５８−１８０２
９９号）により提案されている。しかしながら、この先
行技術では、土木建築用材料としての利用を便ならしめ
るように、さらに水切り、成形、乾燥処理を必要とし、
また得られる最終製品の強度にも限度があった。
電解処理してＣａＣＯ３結晶と汚泥から繊維質を形成さ
せて水に難溶性の固形物を得、これを乾燥硬化すること
は、特願昭５７−６２３５１号（特開昭５８−１８０２
９９号）により提案されている。しかしながら、この先
行技術では、土木建築用材料としての利用を便ならしめ
るように、さらに水切り、成形、乾燥処理を必要とし、
また得られる最終製品の強度にも限度があった。
本発明は、前記先行技術をさらに発展させ、より強度の
大なる各種形状の土木建築用材料を一挙に形成させよう
とするものである。
大なる各種形状の土木建築用材料を一挙に形成させよう
とするものである。
本発明は、セメント、ｐＨ緩衝液、繊維物質、ＣａＣＯ
３ｓ 又は反応によってＣａＣＯ３を生成する物質、及
び弗化物を混和し、該混和物を通電処理して硬化するこ
とを特徴とするものである。
３ｓ 又は反応によってＣａＣＯ３を生成する物質、及
び弗化物を混和し、該混和物を通電処理して硬化するこ
とを特徴とするものである。
淡水又は海水中で石灰質の生成する所以は、初めに蛋白
質繊維がらせん構造等の軟組織の生成とは別に独立に存
在することであり、それにより繊維の結晶部分の極性と
非結晶部分の均等性の共存状態に理由を見出すことがで
きる。この両者は、交互に配置して繊維を構成しており
、したがって結晶部分にはその極性により双極子の電場
を周囲に形成する。この電場は微小磁石における磁場と
同じ（，１０−５〜１０−６儂はどのミクロな双極子で
ある０ところで、水中のＣａ化合物はコロイ１を形成し
て極性を帯びているので、この電場に逆向平行に配置さ
れ、さらに相互に結合してＣａＣＯ３結晶を形成するの
である。かくて繊維結晶部分の極性とＣａ結晶及びコロ
イドの極性が打ち消し合い、ポテンシャル零となるよう
に常に相互に制御し合って存在している。
質繊維がらせん構造等の軟組織の生成とは別に独立に存
在することであり、それにより繊維の結晶部分の極性と
非結晶部分の均等性の共存状態に理由を見出すことがで
きる。この両者は、交互に配置して繊維を構成しており
、したがって結晶部分にはその極性により双極子の電場
を周囲に形成する。この電場は微小磁石における磁場と
同じ（，１０−５〜１０−６儂はどのミクロな双極子で
ある０ところで、水中のＣａ化合物はコロイ１を形成し
て極性を帯びているので、この電場に逆向平行に配置さ
れ、さらに相互に結合してＣａＣＯ３結晶を形成するの
である。かくて繊維結晶部分の極性とＣａ結晶及びコロ
イドの極性が打ち消し合い、ポテンシャル零となるよう
に常に相互に制御し合って存在している。
本発明は、上記の原理を人工的に再現したもので、まず
セメント、ｐＨ緩衝液、繊維物質、ｃ ａ ｃ ｏ３又
はＮａ２ｃＯ５と Ｃａ Ｃ１２の組合せのように反応
によってＣａ ＣＯｓ を生成する物質、及び弗化物を
混和する。
セメント、ｐＨ緩衝液、繊維物質、ｃ ａ ｃ ｏ３又
はＮａ２ｃＯ５と Ｃａ Ｃ１２の組合せのように反応
によってＣａ ＣＯｓ を生成する物質、及び弗化物を
混和する。
前記ｐｌＴ緩衝液は、セメントが固化する時のｐｉが１
２と高すぎるところから、それをほぼ中性に近いものと
するためにセメントの混和水として用いるもので、酸性
リン酸カリムウとＮａＯＨの水溶液でｐＨ７，５程度の
ものをｐｕｔ緩衝液とするのが好ましい。例えば、０．
２モルの酸性リン酸カリウム液１部と０．２モルのＮａ
ＯＨ液０．８部程度に水４部を加えたものとすればよい
。
２と高すぎるところから、それをほぼ中性に近いものと
するためにセメントの混和水として用いるもので、酸性
リン酸カリムウとＮａＯＨの水溶液でｐＨ７，５程度の
ものをｐｕｔ緩衝液とするのが好ましい。例えば、０．
２モルの酸性リン酸カリウム液１部と０．２モルのＮａ
ＯＨ液０．８部程度に水４部を加えたものとすればよい
。
また、ＣａＣＯ３は飽和水溶液として使用するのが好ま
しく１．結晶化を促進する弗化物としてはＣａＦ２を使
用し、その添加量は１０ ｐＩｎ以上、通常１００酵程
度が好ましい。
しく１．結晶化を促進する弗化物としてはＣａＦ２を使
用し、その添加量は１０ ｐＩｎ以上、通常１００酵程
度が好ましい。
次に、前記混和液を所望形状の型枠中に流し込んだのち
３ｖ以上の直流電流を１ ｍＡ以上通電して混和液中の
石灰化を助ける。すなわち、通電することにより、繊維
物質の周期的結晶性部分の極性と、ｃａｃｏ、の極性が
打ち消し合ってＣａＣＯ３結晶が生成し、その極性の消
去状態からほとんど等方的混合物となって粒度が定まり
、強固な微小結晶の集合体を形成する。そして、これら
繊維物質とＣａＣＯ３結晶は、セメントの硬化と相俟っ
て、きわめて強度の大なる成形品を得る要因となる。
３ｖ以上の直流電流を１ ｍＡ以上通電して混和液中の
石灰化を助ける。すなわち、通電することにより、繊維
物質の周期的結晶性部分の極性と、ｃａｃｏ、の極性が
打ち消し合ってＣａＣＯ３結晶が生成し、その極性の消
去状態からほとんど等方的混合物となって粒度が定まり
、強固な微小結晶の集合体を形成する。そして、これら
繊維物質とＣａＣＯ３結晶は、セメントの硬化と相俟っ
て、きわめて強度の大なる成形品を得る要因となる。
なお、成形品を得る途中、乾燥すると通電が妨げられる
から、適当な硬さになるまでは適宜水で濡らして電流が
通じるようにするとよい。
から、適当な硬さになるまでは適宜水で濡らして電流が
通じるようにするとよい。
本発明に使用される繊維物質としては、天然の動植物蛋
白繊維を入手して使用するのもよいが、下水、し尿、各
種有機性廃水などの有機性汚水の処理過程で排出される
余剰汚泥を使用することができる。この場合、通電によ
り余剰汚泥中の主として有機物の結合水が奪われ、汚泥
中の有機物が相互に結合して含有水分が減少して繊維物
質が形成されるからである。また、余剰汚泥を利用した
ときは、従来の公害問題の最大の焦点であった余剰汚泥
の処理も同時に行われることになり、しかも余剰汚泥中
に含まれる有害金属は極性の強い弗化物としてＣａＣＯ
３結晶中に閉じ込められて溶出せず、二次公害をも防止
できるからきわめて有利である。
白繊維を入手して使用するのもよいが、下水、し尿、各
種有機性廃水などの有機性汚水の処理過程で排出される
余剰汚泥を使用することができる。この場合、通電によ
り余剰汚泥中の主として有機物の結合水が奪われ、汚泥
中の有機物が相互に結合して含有水分が減少して繊維物
質が形成されるからである。また、余剰汚泥を利用した
ときは、従来の公害問題の最大の焦点であった余剰汚泥
の処理も同時に行われることになり、しかも余剰汚泥中
に含まれる有害金属は極性の強い弗化物としてＣａＣＯ
３結晶中に閉じ込められて溶出せず、二次公害をも防止
できるからきわめて有利である。
さらにまた、本発明に使用される繊維物質として、ゼラ
チン水溶液を用い、ＣａＣＯ３，弗化物の存在下の通電
により繊維物質を析出させるようにしてもよい。
チン水溶液を用い、ＣａＣＯ３，弗化物の存在下の通電
により繊維物質を析出させるようにしてもよい。
なお、本発明は、型枠を利用して任意形状の土木建築用
材料を形成することができるばかりでなく、道路、建物
の屋上等のひび割れ部内にて適用し、直接ひび割れ部の
補修を行うこともできるという便利な面もある。
材料を形成することができるばかりでなく、道路、建物
の屋上等のひび割れ部内にて適用し、直接ひび割れ部の
補修を行うこともできるという便利な面もある。
以上述べたように本発明によれば、各種形状の強度大な
る土木建築用材料を単一の操作で一挙に得ることができ
、製品は繊維質に富んでいるから道路の表面材、路床材
としても好適であり、断熱、防音用材として壁、天井、
床材等にも利用できるとともに、道路等のひび割れ補修
にもそのまま適用することができ、さらに繊維物質とし
て、従来処分に困っていた有機性汚水処理から排出され
る余剰汚泥をも利用することができるから、公害問題の
解決にも寄与することができる、というきわめて有益な
る効果を奏するものである。
る土木建築用材料を単一の操作で一挙に得ることができ
、製品は繊維質に富んでいるから道路の表面材、路床材
としても好適であり、断熱、防音用材として壁、天井、
床材等にも利用できるとともに、道路等のひび割れ補修
にもそのまま適用することができ、さらに繊維物質とし
て、従来処分に困っていた有機性汚水処理から排出され
る余剰汚泥をも利用することができるから、公害問題の
解決にも寄与することができる、というきわめて有益な
る効果を奏するものである。
特許出願人 金井昌邦
代理人弁理士 高 木 正 行
代理人弁理士 依 １）孝次部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、セメント、ｐＨ緩衝液、繊維物質、ＣａＣＯ３又は
反応によってｃａｃｏ３ を生成する物質、及び弗化物
を混和し、該混和物を通電処理して硬゛化することを特
徴とする土木建築用材料の製造方法。 ２、前記ｐＨ緩衝液として酸性リン酸カリウムとＮａＯ
Ｈのｐ■約７．５の水溶液を用いるものである特許請求
の範囲第１項記載の土木建築用材料の製造方法。 ３、前記繊維物質として有機性汚水処理から排出される
余剰汚泥を用いるものである特許請求の範囲第１項又は
第２項記載の土木建築用材料の製造方法。 ４、前記繊維物質としてゼラチン水溶液を用いるもので
ある特許請求の範囲第１項又は第２項記載の土木１築用
材料の製造方法。 ５、前記ＣａＣＯ３としてｃａｃｏ５ の飽和水溶液を
用いるものである特許請求の範囲第１項〜第４項のいず
れか一つの項記載の土木建築用材料の製造方法。 建築用材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10952584A JPS60255655A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 土木建築用材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10952584A JPS60255655A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 土木建築用材料の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60255655A true JPS60255655A (ja) | 1985-12-17 |
Family
ID=14512463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10952584A Pending JPS60255655A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 土木建築用材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60255655A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2005306588B2 (en) * | 2004-11-22 | 2010-12-23 | Acoustic Space Pty Limited | Composition for sound insulating sheet material with gelatine, glycerine and other materials |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717868A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 | Syst Design Kk | Lcr measuring device |
| JPS5782155A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-22 | Fuji Sangyo Co Ltd | High strength nonbaked tile |
| JPS58180299A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | Masakuni Kanai | 土木建築用材料の製造方法 |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP10952584A patent/JPS60255655A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5717868A (en) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 | Syst Design Kk | Lcr measuring device |
| JPS5782155A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-22 | Fuji Sangyo Co Ltd | High strength nonbaked tile |
| JPS58180299A (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-21 | Masakuni Kanai | 土木建築用材料の製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2005306588B2 (en) * | 2004-11-22 | 2010-12-23 | Acoustic Space Pty Limited | Composition for sound insulating sheet material with gelatine, glycerine and other materials |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE69607199T2 (de) | Bindephase für phosphomagnesiumzement und deren verwendung zur mörtelherstellung | |
| CN109626925A (zh) | 基于高温活化和水硬性提升的磷石膏路基材料的制备方法 | |
| JP2005505484A5 (ja) | ||
| JP3824844B2 (ja) | 泥状物質を固化・中性化する改良材、及び、泥状物質の固化・中性化方法 | |
| US4487632A (en) | Fast-setting cements from liquid waste phosphorus pentoxide containing materials | |
| CN108951893B (zh) | 剪力墙水平施工缝粗糙面预留成型施工工艺 | |
| CN108455889B (zh) | 一种磷铝酸盐水泥基可固化氯离子的珊瑚骨料强化浆液 | |
| CN1493650A (zh) | 高水泥浆固化剂 | |
| RU2394785C1 (ru) | Бетонная смесь для кровельных панелей и способ их изготовления | |
| KR100841067B1 (ko) | 액상형 구체 방수재 | |
| JPS60255655A (ja) | 土木建築用材料の製造方法 | |
| US4935211A (en) | Fluorogypsum waste solidification material | |
| JP2001240456A (ja) | 耐酸性のモルタル、グラウト及びコンクリート並びにその施工方法 | |
| KR100375407B1 (ko) | 폐기물의 중금속 용출방지를 위한 고형체 제조방법 및이에 의해 제조된 고형체 | |
| AT394713B (de) | Baustoff fuer verkehrsflaechen und gruendungen | |
| DE19780838D2 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von umhüllten Zuschlagstoffen für Konstruktionsbeton zur Verbesserung der Frisch- und/oder Festbetoneigenschaften | |
| JP3118415B2 (ja) | セメント混和剤及びその製法 | |
| JPS6250428B2 (ja) | ||
| JP3985086B2 (ja) | 土を主成分とした左官工法 | |
| JP2002293606A (ja) | 軽量固形材とその成形方法 | |
| SU1758034A1 (ru) | Способ приготовлени асфальтобетонной смеси | |
| JP4823101B2 (ja) | 化粧セメント系基体施工方法および化粧セメント系基体 | |
| RU2248953C1 (ru) | Способ изготовления крупнопористого бетона на плотных заполнителях | |
| JP3559904B2 (ja) | 環境浄化用組成物 | |
| TW200626510A (en) | Method for modifying reservoir sludge and construction material containing modified reservoir sludge |