JPS6025555A - 微粉炭機の保護装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は微粉炭機（以下ミル）の微粉炭流量制御装置に
係シ、特に、微粉炭の搬送速度を規定値以上に保持する
こと及び搬送速度が規定値以下となった場合、微粉炭俵
を保護するのに好適な微粉炭機の保護装置に関する。

〔発明の背景〕

従来の石炭焚プラントは、手動運転が基本であシ、ミル
からバーナへの搬送空気速度を規定値（約１５　ｍ／　
ｓ　）以下にならない°ようにするため、搬送空気流量
制御用ダンパ（−次空気流量制御ダンバ）及び本制御系
に最低流量保持機能をもっていた。

しかし、プラントの自動化に伴って、回路並びに運用が
複雑となるので、主機保護を運転員の判断のみに委ねる
ことは、緊急時の対応としては好ましくない。また、最
も必要な微粉炭管（ミルからバーナまで微粉炭を送る配
管）における搬送空気の速度の検出は困難であり、二次
的な検出方法として、ミル出口温度上昇やミル入／出口
差圧の低下などを監視し、運転員がプラント異常状態に
あることを判断して、異常の発生しているミルの停止、
他の正常ミルの負荷率上昇や起動をさせるなどの対応を
行なっていた。

これらは何れも瞬時に対応することが難しいので、主機
の損傷に至る可能性が大であるという欠点がある。

この事は、固体燃料である石炭流量の計測が、液体や気
体燃料であるオイルやガス流量計測に比べて非常に難し
いということに起因しているう前記トラブルのうち、最
も重要なものは、１次空気ラインでのトラブルで、この
ラインでトラブルが発生すると、搬送空気が供給されな
くなシ、搬送空気速度を規定値以上に保持することがで
きない、この場合には、異常発生した系統のミル停止、
ミル出口ダンパの全開操作が必須となる。

これらのトラブル検出方法として、ダンパのステックの
場合には、ダンパにトルクスイッチを付加し、異常トル
クによる検出や、ダンパなどの操作端に開度発信器を付
加し、その信号と開度指令信号との偏差による検出など
がある。

微粉炭管でのつまシの場合には、プロセス設定値に対す
るフィードバック値との偏差による検出がある。この方
法は、オイルやガスなどの液体及び気体燃料使用時には
公知の検出器で容易に計測）可能であるが、固体燃料で
ある石炭の場合、最適なものがほとんどなく、保護機能
として活用することに難がある、 〔発明の目的〕 “本発明の目的はミル内でのバツクファイアを防止する
に当り、−欠字気流延金もとに、ミルからバーナへの搬
送空気速度を算出し、規定値以下となった場合、優報を
出して運転員は告知し、ミルを安全に停止させる保護イ
ンターロックを提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、搬送空気速度を一次空気流量により、
機器側並びに制御側のトラブルを総括的に検出し、具常
時強制的に関連機器を停止する保護インターロックを設
けるにある。

〔発明の実箔例〕

以下、本発明金第１図ないし第４図を用いて詳細に説明
する。

第１図は、ミル廻シの本体構成の一列を示したものであ
る。本図において、石炭は給炭ｉｔからミル２に送られ
、ミル２内の粉砕１１構用誘導電動機３と加圧装置４に
よシ微粉炭全作る。この微粉炭は一欠字気ダンバ５で制
御される一次空気によシ、ミルからバーナへ搬送される
。この搬送用空気の速度が一次空気差圧バのトラブルな
どで規定値（約１５ｍ／ｓ）以下第４図のゾーンＡにな
ったことを一次空気差圧伝送器６の出力信号を開平器１
０（第２図）で−欠字気流量を算出し、開平器１０の出
力をモニタリレー１２で検出する。即ち、−欠字気速度
Ｖ、は次式で表わされ、−欠字気ダクトの断面積Ｓ、は
一定であるから一欠字気流量Ｑ、に比例する。

Ｖ　ｐ　−Ｑ　ｐ　／　Ｓ　ｐ［ｍ　／　ｓ　］第２図
は一次空気流量制御ブロック図を示し、第３図はミルの
保護インターロックを示す。

−欠字気流量は、ミル要求信号８（この信号は発電量と
比例関係にある）から第４図に示すようなデマンド信号
を関数発生器９で作成し、伝送器６から伝送される一次
空気差圧を開平器１０で演算し、−欠字気流量が得られ
るつ次に、減算器１１で双方の偏差演算を行ない、後段
の比例積分演算器１３で、二次空気ダンパ５の開度指令
信号が得られる。１６は公知の自動／手動ステーション
で手動又は自動操作を可能としている。

ここで、自動／手動ステーションの前段にある信号発生
器１４と高選択器１５とで一次空気流量がミル２からバ
ーナへの搬送空気速度を規定値ｘ９６以上に保持するよ
うに、−欠字気ダンバ５の開度を制限する機能を持つて
いる。

一方、−欠字気ダンパなど制御装置以外のトラブル発生
によシ、搬送空気速度が規定値ｘ’Ａ以下になった場合
、−欠字気流量、即ち、開平器１０の出力信号が規定値
以下（第４図のゾーンＡ）となったことをモニタリレー
１２で検出（−欠字気流量く規定値）シ、第３図に示す
保護インターロックで骨相指令を発し、ミル停止指令全
出力し、主機保護を行なう。ここで、ミル起動後α秒（
ミルが起動し、送炭されるまでの時間）及びミル出口ダ
ンバフ全閉でない（ミルよシ送炭された微粉炭がバーナ
から火炉へ噴射されている状態）という条件は、ミルが
通常運転域（第４図の実線で示した運転域）にちるとい
うことを意味している。

本実施例によれば、−炭窒気流量制御に使用している−
天空気流量から搬送空気速度を検出でき、主磯保訟に対
して安価で容易に実現可能である。

〔発明の効果〕

本発明によれば、経隣性並びに簡略化の面で顕著な効果
が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の微粉炭機回漫の本体構成図、第２図は
本発明の＝実施例の一欠字気流量制御ロシック図、第３
図は本発明の保護インターロック図、第４図は本発明の
ミル要求信号に対する一次空気流量及び−欠字気ダンパ
開度指令の特性図である。 ２・・・微粉炭機、５・・・−欠字気ダンパ、６・・・
伝送器、を１図 竿３巳 答４区

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、石炭焚プラントにおいて、 微粉炭機から微粉炭をバーナへ搬送する搬送空気の速度
   を検出する手段と、この手段から前記搬送空気の速度が
   前記微粉炭機内でバツクファイアを発生する規定速度以
   下か否かを判断する手段と、前記搬送空気が規定速度以
   下であれば善報出力及び主機停止指令を発する手段とか
   らなることを特徴とする微粉炭機の保護装置。