JPH0587642B2 - - Google Patents
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- JPH0587642B2 JPH0587642B2 JP59157284A JP15728484A JPH0587642B2 JP H0587642 B2 JPH0587642 B2 JP H0587642B2 JP 59157284 A JP59157284 A JP 59157284A JP 15728484 A JP15728484 A JP 15728484A JP H0587642 B2 JPH0587642 B2 JP H0587642B2
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- pressure
- steam
- low
- humidity
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001347 Stellite Inorganic materials 0.000 description 1
- AHICWQREWHDHHF-UHFFFAOYSA-N chromium;cobalt;iron;manganese;methane;molybdenum;nickel;silicon;tungsten Chemical compound C.[Si].[Cr].[Mn].[Fe].[Co].[Ni].[Mo].[W] AHICWQREWHDHHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01K—STEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
- F01K7/00—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
- F01K7/16—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type
- F01K7/18—Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type the turbine being of multiple-inlet-pressure type
- F01K7/20—Control means specially adapted therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、高圧蒸気系統を有する高圧部と、低
圧蒸気系統を有する低圧部を備える混圧タービン
の前記低圧部の湿り度制御方法および装置に係
り、特に蒸気タービン、ガスタービン、排ガス回
収ボイラを有する複合サイクル用蒸気タービンの
低圧段に発生する湿り蒸気を制御するために好適
な混圧タービンの低圧部の湿り度制御方法および
装置に関する。
圧蒸気系統を有する低圧部を備える混圧タービン
の前記低圧部の湿り度制御方法および装置に係
り、特に蒸気タービン、ガスタービン、排ガス回
収ボイラを有する複合サイクル用蒸気タービンの
低圧段に発生する湿り蒸気を制御するために好適
な混圧タービンの低圧部の湿り度制御方法および
装置に関する。
近年、高効率発電プラントとして、圧縮機を有
するガスタービン、ガスタービンの排ガス熱を回
収するボイラおよび蒸気タービンからなる複合サ
イクルプラントの運用が多くなつてきている。
するガスタービン、ガスタービンの排ガス熱を回
収するボイラおよび蒸気タービンからなる複合サ
イクルプラントの運用が多くなつてきている。
この複合サイクルプラントの系統概念を第1図
に示す。
に示す。
この図の示す複合サイクルプラントでは、ガス
タービン1から排出される排ガスは排ガス回収ボ
イラ2に回収される。該排ガス回収ボイラ2に
は、高圧ドラム3と低圧ドラム4が配備されてい
る。また、蒸気タービン7には前記高圧ドラム3
後の蒸気を使用する高圧蒸気系統5と、低圧ドラ
ム4を熱源とする低圧蒸気系統6が接続されてい
る。そして、復水器8から排ガス回収ボイラ2に
戻るサイクルが構成されている。
タービン1から排出される排ガスは排ガス回収ボ
イラ2に回収される。該排ガス回収ボイラ2に
は、高圧ドラム3と低圧ドラム4が配備されてい
る。また、蒸気タービン7には前記高圧ドラム3
後の蒸気を使用する高圧蒸気系統5と、低圧ドラ
ム4を熱源とする低圧蒸気系統6が接続されてい
る。そして、復水器8から排ガス回収ボイラ2に
戻るサイクルが構成されている。
前記従来の複合サイクルプラントでは、起動時
および低負荷時において、ガスタービンの排ガス
回収ボイラ2の蒸気温度が、定格負荷に比較して
急激に低下する特徴があり、その特性を第2図に
示す。
および低負荷時において、ガスタービンの排ガス
回収ボイラ2の蒸気温度が、定格負荷に比較して
急激に低下する特徴があり、その特性を第2図に
示す。
高圧蒸気系統の温度変化9は、低圧蒸気系統4
の温度変化10に較べて大きく、かつ蒸気タービ
ン7への蒸気量は高圧蒸気量の方が低圧蒸気量よ
り多いので、蒸気タービン7の内部で仕事をした
後の低圧部の湿り度は、高圧蒸気源の温度の影響
を大きく受ける。すなわち、第3図に示すごと
く、低圧部の湿り度は低負荷ほど大きくなつてい
る。
の温度変化10に較べて大きく、かつ蒸気タービ
ン7への蒸気量は高圧蒸気量の方が低圧蒸気量よ
り多いので、蒸気タービン7の内部で仕事をした
後の低圧部の湿り度は、高圧蒸気源の温度の影響
を大きく受ける。すなわち、第3図に示すごと
く、低圧部の湿り度は低負荷ほど大きくなつてい
る。
湿り度の大きい蒸気のもとで蒸気タービンを長
時間運転すると、飛散水滴により、動翼先端入口
部や蒸気通路部が浸食される不具合がある。
時間運転すると、飛散水滴により、動翼先端入口
部や蒸気通路部が浸食される不具合がある。
このため、従来湿り度の大きい蒸気条件下で使
用する蒸気タービンでは、動翼先端部に耐浸食用
のステライト板を設置したり、蒸気通路部の動翼
先端部に、ドレンを捕獲した後、圧力の低い抽気
管や復水器にドレンを排出するための特種な構造
部材を取り付ける等の湿り蒸気対策が講じられて
いる。その結果、製品コストが高くなるという不
具合があつた。
用する蒸気タービンでは、動翼先端部に耐浸食用
のステライト板を設置したり、蒸気通路部の動翼
先端部に、ドレンを捕獲した後、圧力の低い抽気
管や復水器にドレンを排出するための特種な構造
部材を取り付ける等の湿り蒸気対策が講じられて
いる。その結果、製品コストが高くなるという不
具合があつた。
また、蒸気タービンにおける過熱蒸気から湿り
蒸気への運転条件変化は、蒸気タービン本体を急
冷することになり、これによる伸び差増大、軸振
動の誘発、スラスト力の急変等、タービン運転上
危険な状況に陥る不具合もあつた。
蒸気への運転条件変化は、蒸気タービン本体を急
冷することになり、これによる伸び差増大、軸振
動の誘発、スラスト力の急変等、タービン運転上
危険な状況に陥る不具合もあつた。
本発明の目的は、混圧タービンの起動時や低負
荷運転時において、低圧部の湿り度を簡単にかつ
確実に小さくすると共に、その低圧部の湿り度を
許容湿り度の範囲内に確実に制御し得る混圧ター
ビンの湿り度制御方法を提供するにあり、さらに
他の目的は前記方法を確実に実施し得る混圧ター
ビンの低圧部の湿り度制御装置を提供するにあ
る。
荷運転時において、低圧部の湿り度を簡単にかつ
確実に小さくすると共に、その低圧部の湿り度を
許容湿り度の範囲内に確実に制御し得る混圧ター
ビンの湿り度制御方法を提供するにあり、さらに
他の目的は前記方法を確実に実施し得る混圧ター
ビンの低圧部の湿り度制御装置を提供するにあ
る。
本発明の1番目の発明は、高圧部と低圧部を備
えた混圧タービンの前記低圧部に、低圧蒸気より
も高温の外部蒸気を導入し、少なくとも低圧蒸気
の温度を調整して低圧部の湿り度を制御するとと
もに、高圧蒸気の圧力、温度および蒸気流量と、
低圧蒸気の圧力、温度および蒸気流量から低圧部
の湿り度を算出し、この湿り度の算出値と許容湿
り度を比較し、許容湿り度を越えないようにター
ビンの運転を制御するようにしたところに特徴を
有するもので、この構成により低圧部の湿り度を
許容湿り度の範囲内に確実に制御することができ
る。ここで、タービンの運転を制御するという技
術的意味は、具体的には高温蒸気の導入量を変え
たり、負荷を変化させること等をいう。
えた混圧タービンの前記低圧部に、低圧蒸気より
も高温の外部蒸気を導入し、少なくとも低圧蒸気
の温度を調整して低圧部の湿り度を制御するとと
もに、高圧蒸気の圧力、温度および蒸気流量と、
低圧蒸気の圧力、温度および蒸気流量から低圧部
の湿り度を算出し、この湿り度の算出値と許容湿
り度を比較し、許容湿り度を越えないようにター
ビンの運転を制御するようにしたところに特徴を
有するもので、この構成により低圧部の湿り度を
許容湿り度の範囲内に確実に制御することができ
る。ここで、タービンの運転を制御するという技
術的意味は、具体的には高温蒸気の導入量を変え
たり、負荷を変化させること等をいう。
本発明の2番目の発明は、高圧蒸気系統と低圧
蒸気系統を有する混圧タービンの前記低圧蒸気系
統に、高温蒸気の導入配管を接続し、この高温蒸
気の導入配管に蒸気制御弁を設けるとともに、前
記高、低圧蒸気系統にそれぞれ圧力、温度および
蒸気流量検出器を取り付け、これら圧力、温度お
よび蒸気流量検出器から検出値を取り込んで低圧
部後段近傍の湿り度を算出する演算部を設けたと
ころに特徴を有するもので、この構成により前記
1番目の発明を確実に実施することができる。
蒸気系統を有する混圧タービンの前記低圧蒸気系
統に、高温蒸気の導入配管を接続し、この高温蒸
気の導入配管に蒸気制御弁を設けるとともに、前
記高、低圧蒸気系統にそれぞれ圧力、温度および
蒸気流量検出器を取り付け、これら圧力、温度お
よび蒸気流量検出器から検出値を取り込んで低圧
部後段近傍の湿り度を算出する演算部を設けたと
ころに特徴を有するもので、この構成により前記
1番目の発明を確実に実施することができる。
さらに、本発明の3番目の発明は、前記2番目
の発明において、低圧部の湿り度の演算部から算
出値を取り込みかつ許容湿り度と比較する湿り度
判定器を設け、この湿り度判定器の判定結果を取
り込みかつ許容湿り度を越えないようにタービン
の運転を制御する制御部を設けたところに特徴を
有するもので、この構成により前記1番目の発明
を確実に実施することができる。
の発明において、低圧部の湿り度の演算部から算
出値を取り込みかつ許容湿り度と比較する湿り度
判定器を設け、この湿り度判定器の判定結果を取
り込みかつ許容湿り度を越えないようにタービン
の運転を制御する制御部を設けたところに特徴を
有するもので、この構成により前記1番目の発明
を確実に実施することができる。
以下、本発明の実施例を図面に沿つて説明す
る。
る。
第4図は本発明方法を実施する装置の第1の実
施例を示し、第5図は蒸気タービンの低圧部の排
気部のエンタルピから湿り度を求めるための線図
を示す。
施例を示し、第5図は蒸気タービンの低圧部の排
気部のエンタルピから湿り度を求めるための線図
を示す。
この第1の実施例のものは、高圧部と低圧部と
を有する混圧タービンとしての蒸気タービン7の
高圧部には高圧蒸気系統5から高圧蒸気が供給さ
れ、低圧部には低圧蒸気系統6から低圧蒸気が供
給されるようになつている。
を有する混圧タービンとしての蒸気タービン7の
高圧部には高圧蒸気系統5から高圧蒸気が供給さ
れ、低圧部には低圧蒸気系統6から低圧蒸気が供
給されるようになつている。
前記高、低圧蒸気系統5,6には、蒸気止め弁
11,12と、蒸気コントロール弁13,14と
が設けられている。前記高圧蒸気系統5の蒸気止
め弁11と蒸気コントロール弁13間に設定され
た位置15と、前記低圧蒸気系統6の蒸気止め弁
12と蒸気コントロール弁14間に設定された位
置16との間に、高温蒸気の導入配管17が接続
されており、この高温蒸気の導入配管17には蒸
気制御弁18が設けられている。
11,12と、蒸気コントロール弁13,14と
が設けられている。前記高圧蒸気系統5の蒸気止
め弁11と蒸気コントロール弁13間に設定され
た位置15と、前記低圧蒸気系統6の蒸気止め弁
12と蒸気コントロール弁14間に設定された位
置16との間に、高温蒸気の導入配管17が接続
されており、この高温蒸気の導入配管17には蒸
気制御弁18が設けられている。
前記高、低圧蒸気系統5,6には、圧力検出器
19,20と、温度検出器21,22と、蒸気流
量検出器23,24を取り付けられている。
19,20と、温度検出器21,22と、蒸気流
量検出器23,24を取り付けられている。
前記高圧蒸気系統5の圧力検出器19と温度検
出器21には、高圧部入口部のエンタルピの演算
器25が接続され、低圧蒸気系統6の圧力検出器
20と温度検出器22には、低圧部入口部のエン
タルピの演算器26が接続されている。そして、
前記演算器25,26には蒸気表27が接続され
ている。
出器21には、高圧部入口部のエンタルピの演算
器25が接続され、低圧蒸気系統6の圧力検出器
20と温度検出器22には、低圧部入口部のエン
タルピの演算器26が接続されている。そして、
前記演算器25,26には蒸気表27が接続され
ている。
前記高圧蒸気系統5の蒸気流量検出器23と高
圧部入口部のエンタルピの演算器25には、高圧
部排気蒸気のエンタルピの演算器28が接続され
ている。
圧部入口部のエンタルピの演算器25には、高圧
部排気蒸気のエンタルピの演算器28が接続され
ている。
前記低圧蒸気系統6の蒸気流量検出器24と低
圧部入口部のエンタルピの演算器26と高圧部排
気蒸気のエンタルピの演算器28には、高圧排気
蒸気と低圧蒸気の混合部のエンタルピの演算器2
9が接続されている。
圧部入口部のエンタルピの演算器26と高圧部排
気蒸気のエンタルピの演算器28には、高圧排気
蒸気と低圧蒸気の混合部のエンタルピの演算器2
9が接続されている。
前記蒸気タービン7の低圧部の排気部には、排
気部圧力検出器30が取り付けられている。
気部圧力検出器30が取り付けられている。
前記混合部のエンタルピの演算器29と排気部
の圧力検出器30には、排気部のエンタルピを算
出する演算器31が接続されている。この演算器
31には、低圧部の湿り度を算出する演算器32
が接続されている。さらに、この演算器32には
低圧部の湿り度と許容湿り度とを比較する湿り度
判定器33が接続されている。
の圧力検出器30には、排気部のエンタルピを算
出する演算器31が接続されている。この演算器
31には、低圧部の湿り度を算出する演算器32
が接続されている。さらに、この演算器32には
低圧部の湿り度と許容湿り度とを比較する湿り度
判定器33が接続されている。
前記湿り度判定器33には、継続運転信号発信
器34と弁調整器35とが連結され、この弁調整
器35には弁開閉器36が接続されている。この
弁開閉器36は、前記高温蒸気の導入配管17に
設けられた蒸気制御弁18に接続されている。
器34と弁調整器35とが連結され、この弁調整
器35には弁開閉器36が接続されている。この
弁開閉器36は、前記高温蒸気の導入配管17に
設けられた蒸気制御弁18に接続されている。
この実施例では、前記高圧蒸気系統5に取り付
けられた圧力検出器19、温度検出器21、蒸気
流量検出器23、前記低圧蒸気系統6に取り付け
られた圧力検出器20、温度検出器22、蒸気流
量検出器24、高圧部入口部のエンタルピの演算
器25、低圧部入口部のエンタルピの演算器2
6、蒸気表27、高圧部排気蒸気のエンタルピの
演算器28、混合部のエンタルピの演算器29、
蒸気タービン7の排気部圧力検出器30、排気部
のエンタルピの演算器31および湿り度の演算器
32により低圧部後段近傍の湿り度の演算部が構
成されており、前記湿り度判定器33、弁調整器
35および弁開閉器36により許容湿り度を越え
ないように制御するタービンの制御部が構成され
ている。
けられた圧力検出器19、温度検出器21、蒸気
流量検出器23、前記低圧蒸気系統6に取り付け
られた圧力検出器20、温度検出器22、蒸気流
量検出器24、高圧部入口部のエンタルピの演算
器25、低圧部入口部のエンタルピの演算器2
6、蒸気表27、高圧部排気蒸気のエンタルピの
演算器28、混合部のエンタルピの演算器29、
蒸気タービン7の排気部圧力検出器30、排気部
のエンタルピの演算器31および湿り度の演算器
32により低圧部後段近傍の湿り度の演算部が構
成されており、前記湿り度判定器33、弁調整器
35および弁開閉器36により許容湿り度を越え
ないように制御するタービンの制御部が構成され
ている。
次に、前記第1の実施例の作用に関連して本発
明方法の実施態様を説明する。
明方法の実施態様を説明する。
蒸気タービン7の運転開始と同時に、高圧蒸気
系統5に取り付けられた圧力検出器19と温度検
出器21により高圧部入口部の蒸気圧力と温度を
検出し、その検出値を演算器25に送る。一方、
低圧蒸気系統6に取り付けられた圧力検出器20
と温度検出器22により低圧部入口部の蒸気圧力
と温度を検出し、その検出値を演算器26に送
る。
系統5に取り付けられた圧力検出器19と温度検
出器21により高圧部入口部の蒸気圧力と温度を
検出し、その検出値を演算器25に送る。一方、
低圧蒸気系統6に取り付けられた圧力検出器20
と温度検出器22により低圧部入口部の蒸気圧力
と温度を検出し、その検出値を演算器26に送
る。
前記演算器25は、前記蒸気圧力と温度を取り
込み、蒸気表27を用いて高圧部入口部のエンタ
ルピを算出し、その算出値を演算器28に送り込
む。また、前記演算器26は前記蒸気圧力と温度
を取り込み、前記蒸気表27を用いて低圧部入口
部のエンタルピを算出、その算出値を演算器29
に送る。
込み、蒸気表27を用いて高圧部入口部のエンタ
ルピを算出し、その算出値を演算器28に送り込
む。また、前記演算器26は前記蒸気圧力と温度
を取り込み、前記蒸気表27を用いて低圧部入口
部のエンタルピを算出、その算出値を演算器29
に送る。
さらに、高圧蒸気系統5に取り付けられた蒸気
流量検出器23により高圧蒸気の流量を検出し、
その検出値を演算器28に送る。これと同時に、
低圧蒸気系統6に取り付けられた蒸気流量検出器
24により低圧蒸気の流量を検出し、その検出値
を演算器29に送る。
流量検出器23により高圧蒸気の流量を検出し、
その検出値を演算器28に送る。これと同時に、
低圧蒸気系統6に取り付けられた蒸気流量検出器
24により低圧蒸気の流量を検出し、その検出値
を演算器29に送る。
前記演算器28は、演算器25から高圧部入口
部のエンタルピを取り込み、また蒸気流量検出器
23から高圧蒸気の流量を取り込み、予め記憶さ
れた数値を用いて高圧部排気蒸気のエンタルピを
算出し、その算出値を次の演算器29に送る。
部のエンタルピを取り込み、また蒸気流量検出器
23から高圧蒸気の流量を取り込み、予め記憶さ
れた数値を用いて高圧部排気蒸気のエンタルピを
算出し、その算出値を次の演算器29に送る。
前記演算器29は、蒸気流量検出器24から低
圧蒸気の流量を取り込み、前記演算器26から低
圧部入口部のエンタルピを取り込み、かつ前記演
算器28から高圧部排気蒸気のエンタルピを取り
込み、高圧蒸気と低圧蒸気の混合部のエンタルピ
を算出し、その算出値を次の演算器31に送り込
む。
圧蒸気の流量を取り込み、前記演算器26から低
圧部入口部のエンタルピを取り込み、かつ前記演
算器28から高圧部排気蒸気のエンタルピを取り
込み、高圧蒸気と低圧蒸気の混合部のエンタルピ
を算出し、その算出値を次の演算器31に送り込
む。
前記演算器31は、前記演算器29から混合部
のエンタルピを取り込み、さらに排気部圧力検出
器30から低圧部の排気蒸気圧力を取り込み、排
気部のエンタルピを算出し、その算出値を演算器
32に送る。
のエンタルピを取り込み、さらに排気部圧力検出
器30から低圧部の排気蒸気圧力を取り込み、排
気部のエンタルピを算出し、その算出値を演算器
32に送る。
前記演算器32では、前記演算器31から低圧
部の排気部のエンタルピを取り込み、かつ第5図
に示す表から蒸気タービン7の低圧部の湿り度を
算出し、湿り度判定器33に送り込む。
部の排気部のエンタルピを取り込み、かつ第5図
に示す表から蒸気タービン7の低圧部の湿り度を
算出し、湿り度判定器33に送り込む。
前記湿り度判定器33は、前記演算器32から
蒸気タービン7の低圧部の湿り度を取り込み、こ
の湿り度と許容湿り度とを比較し、低圧部の湿り
度が許容湿り度より小さい場合には、継続運転信
号発信器34に運転継続指令を送り、低圧部の湿
り度が許容湿り度より大きい場合には、弁調整器
35に弁調整指令を送る。そして、弁調整器35
は弁開閉器36に制御信号を送り、弁開閉器36
は高圧蒸気系統5と低圧蒸気系統6間に接続され
た高温蒸気の導入配管17に設けられた蒸気制御
弁18を制御する。
蒸気タービン7の低圧部の湿り度を取り込み、こ
の湿り度と許容湿り度とを比較し、低圧部の湿り
度が許容湿り度より小さい場合には、継続運転信
号発信器34に運転継続指令を送り、低圧部の湿
り度が許容湿り度より大きい場合には、弁調整器
35に弁調整指令を送る。そして、弁調整器35
は弁開閉器36に制御信号を送り、弁開閉器36
は高圧蒸気系統5と低圧蒸気系統6間に接続され
た高温蒸気の導入配管17に設けられた蒸気制御
弁18を制御する。
その結果、高圧蒸気系統5から高温蒸気として
の高圧蒸気の一部が導入配管17に分岐され、そ
の高圧蒸気は低圧蒸気系統6内の低圧蒸気に混入
され、低圧蒸気の圧力、温度が調整され、蒸気タ
ービン7の低圧部入口部に送り込まれ、これによ
り低圧部の湿り度が許容湿り度を越えないよう
に、自動的に制御することができる。
の高圧蒸気の一部が導入配管17に分岐され、そ
の高圧蒸気は低圧蒸気系統6内の低圧蒸気に混入
され、低圧蒸気の圧力、温度が調整され、蒸気タ
ービン7の低圧部入口部に送り込まれ、これによ
り低圧部の湿り度が許容湿り度を越えないよう
に、自動的に制御することができる。
ついで、第6図は本発明の第2の実施例を示
す。
す。
この実施例のものは、抽気蒸気系統37の抽気
止め弁38の下流側に設定された位置39と、低
圧蒸気系統6の蒸気止め弁12と蒸気コントロー
ル弁14間の設定された位置16との間に、高温
蒸気の導入配管40が接続され、この導入配管4
0に蒸気制御弁41が設けられている。
止め弁38の下流側に設定された位置39と、低
圧蒸気系統6の蒸気止め弁12と蒸気コントロー
ル弁14間の設定された位置16との間に、高温
蒸気の導入配管40が接続され、この導入配管4
0に蒸気制御弁41が設けられている。
そして、この実施例では蒸気タービン7の高圧
部の段落から抽気された抽気蒸気の一部が抽気蒸
気系統37から高温蒸気の導入配管40に分岐さ
れ、蒸気制御弁41を通つて低圧蒸気系統6に導
入され、低圧蒸気と混合され、蒸気タービン7の
低圧部に供給され、これにより低圧蒸気の温度が
調整され、低圧部の湿り度が制御されるようにな
つている。
部の段落から抽気された抽気蒸気の一部が抽気蒸
気系統37から高温蒸気の導入配管40に分岐さ
れ、蒸気制御弁41を通つて低圧蒸気系統6に導
入され、低圧蒸気と混合され、蒸気タービン7の
低圧部に供給され、これにより低圧蒸気の温度が
調整され、低圧部の湿り度が制御されるようにな
つている。
また、この第2の実施例の他の構成、作用につ
いては、前記第1の実施例のものと同様である。
いては、前記第1の実施例のものと同様である。
なお、前記第1、第2の実施例において、排気
部の湿り度を算出する演算器32に表示装置や記
録装置を接続し、湿り度を監視可能に構成しても
よい。さらに、排気部の湿り度と許容湿り度とを
比較する湿り度判定器33に、排気部の湿り度が
許容湿り度を越えた時に警報を発する装置を接続
してもよい。
部の湿り度を算出する演算器32に表示装置や記
録装置を接続し、湿り度を監視可能に構成しても
よい。さらに、排気部の湿り度と許容湿り度とを
比較する湿り度判定器33に、排気部の湿り度が
許容湿り度を越えた時に警報を発する装置を接続
してもよい。
続いて、第7図は本発明のi−s線図を示す。
この第7図の実線は、高負荷時のi−s線図
であり、排ガス回収ボイラの発生蒸気は定格負荷
ではA点に位置し、蒸気タービンの高圧蒸気と低
圧蒸気の混合前は高圧部で仕事をするので、B点
にある。
であり、排ガス回収ボイラの発生蒸気は定格負荷
ではA点に位置し、蒸気タービンの高圧蒸気と低
圧蒸気の混合前は高圧部で仕事をするので、B点
にある。
一方、低圧蒸気入口部からの蒸気と高圧蒸気の
混合後は、C点にある。このC点より、蒸気ター
ビンの低圧部で仕事をすることにより低圧段排気
蒸気はD点にある。
混合後は、C点にある。このC点より、蒸気ター
ビンの低圧部で仕事をすることにより低圧段排気
蒸気はD点にある。
他方、起動時や低負荷の蒸気流量の少ない点で
は各部の圧力が低下し、さらには排ガス回収ボイ
ラの発生蒸気温度が低いことから、高圧蒸気入口
部ではA1点に位置し、蒸気タービンの高圧蒸気
と低圧蒸気の混合前はB1点に、高圧蒸気と低圧
蒸気の混合後はC1点に、そして低圧段排気蒸気
はD1点にある。
は各部の圧力が低下し、さらには排ガス回収ボイ
ラの発生蒸気温度が低いことから、高圧蒸気入口
部ではA1点に位置し、蒸気タービンの高圧蒸気
と低圧蒸気の混合前はB1点に、高圧蒸気と低圧
蒸気の混合後はC1点に、そして低圧段排気蒸気
はD1点にある。
第7図の2点領線は、本発明において高圧蒸
気系統から高圧蒸気の一部、または抽気蒸気系統
から抽気蒸気の一部をそれぞれ高温蒸気の導入配
管および蒸気制御弁を通じて低圧蒸気系統に混入
させた場合のi−s線図である。
気系統から高圧蒸気の一部、または抽気蒸気系統
から抽気蒸気の一部をそれぞれ高温蒸気の導入配
管および蒸気制御弁を通じて低圧蒸気系統に混入
させた場合のi−s線図である。
高負荷時のi−s線図は、湿り度が小さいこと
から実線で示すi−s線図と同一である。
から実線で示すi−s線図と同一である。
低負荷においては、第7図に1点鎖線で示す
ごとく、低圧部の排気部の湿り度が大きくなるこ
とから、高圧蒸気系統より低圧蒸気系統に高圧蒸
気の一部を入れることにより、高圧部と低圧部の
混合部で、高圧蒸気と低圧蒸気の混合後はC2点
に、そして低圧段排気蒸気はD2点となる。また、
抽気蒸気系統から低圧蒸気系統へ抽気蒸気Eの一
部を入れることにより、混合部で高圧蒸気と低圧
蒸気の混合後はC3点に、さらに低圧段排気蒸気
はD3となる。
ごとく、低圧部の排気部の湿り度が大きくなるこ
とから、高圧蒸気系統より低圧蒸気系統に高圧蒸
気の一部を入れることにより、高圧部と低圧部の
混合部で、高圧蒸気と低圧蒸気の混合後はC2点
に、そして低圧段排気蒸気はD2点となる。また、
抽気蒸気系統から低圧蒸気系統へ抽気蒸気Eの一
部を入れることにより、混合部で高圧蒸気と低圧
蒸気の混合後はC3点に、さらに低圧段排気蒸気
はD3となる。
低圧段排気蒸気のエンタルピがD点から本発明
の作用によりD2点またはD3点のごとく上昇する
ことにより、同一排気圧力上では湿り度が小さく
なる。
の作用によりD2点またはD3点のごとく上昇する
ことにより、同一排気圧力上では湿り度が小さく
なる。
なお、第4図および第5図に示す演算器29は
第7図中のC1,C2,C3点を求め、演算器32は
第7図中のD1,D2,D3点を求めるようになつて
いる。
第7図中のC1,C2,C3点を求め、演算器32は
第7図中のD1,D2,D3点を求めるようになつて
いる。
以上説明したように本発明の1番目の発明によ
れば、高圧部と低圧部を備えた混圧タービンの前
記低圧部に、低圧蒸気よりも高温の外部蒸気を導
入し、少なくとも低圧蒸気の温度を調整して低圧
部の湿り度を制御するとともに、高圧蒸気の圧
力、温度および蒸気流量と、低圧蒸気の圧力、温
度および蒸気流量から低圧部の湿り度を算出し、
この湿り度の算出値と許容湿り度を比較し、許容
湿り度を越えないようにタービンの運転を制御す
るので、低圧部の湿り度を許容湿り度の範囲内に
確実に制御し得る効果がある。
れば、高圧部と低圧部を備えた混圧タービンの前
記低圧部に、低圧蒸気よりも高温の外部蒸気を導
入し、少なくとも低圧蒸気の温度を調整して低圧
部の湿り度を制御するとともに、高圧蒸気の圧
力、温度および蒸気流量と、低圧蒸気の圧力、温
度および蒸気流量から低圧部の湿り度を算出し、
この湿り度の算出値と許容湿り度を比較し、許容
湿り度を越えないようにタービンの運転を制御す
るので、低圧部の湿り度を許容湿り度の範囲内に
確実に制御し得る効果がある。
また、本発明の2番目の発明によれば、高圧蒸
気系統と低圧蒸気系統を有する混圧タービンの前
記低圧蒸気系統に、高温蒸気の導入配管を接続
し、この高温蒸気の導入配管に蒸気制御弁を設け
るとともに、前記高、低圧蒸気系統にそれぞれ圧
力、温度および蒸気流量検出器を取り付け、これ
ら圧力、温度および蒸気流量検出器から検出値を
取り込んで低圧部後段近傍の湿り度を算出する演
算部を設けているので、前記1番目の発明を確実
に実施し得る効果がある。
気系統と低圧蒸気系統を有する混圧タービンの前
記低圧蒸気系統に、高温蒸気の導入配管を接続
し、この高温蒸気の導入配管に蒸気制御弁を設け
るとともに、前記高、低圧蒸気系統にそれぞれ圧
力、温度および蒸気流量検出器を取り付け、これ
ら圧力、温度および蒸気流量検出器から検出値を
取り込んで低圧部後段近傍の湿り度を算出する演
算部を設けているので、前記1番目の発明を確実
に実施し得る効果がある。
さらに、本発明の3番目の発明によれば、前記
2番目の発明において、低圧部の湿り度の演算部
から算出値を取り込みかつ許容湿り度と比較する
湿り度判定器を設け、この湿り度判定器の判定結
果を取り込みかつ許容湿り度を越えないようにタ
ービンの運転を制御する制御部を設けているの
で、前記1番目の発明を確実に実施し得る効果が
ある。
2番目の発明において、低圧部の湿り度の演算部
から算出値を取り込みかつ許容湿り度と比較する
湿り度判定器を設け、この湿り度判定器の判定結
果を取り込みかつ許容湿り度を越えないようにタ
ービンの運転を制御する制御部を設けているの
で、前記1番目の発明を確実に実施し得る効果が
ある。
第1図は複合サイクル用蒸気タービンであつて
混圧タービンの系統図、第2図は蒸気タービンの
蒸気温度特性図、第3図は蒸気タービンの湿り度
特性図、第4図は本発明方法を実施するための装
置の第1の実施例を示すブロツク図、第5図は蒸
気タービンの低圧部の排気部のエンタルピから湿
り度を求める線図、第6図は本発明方法を実施す
るための装置の第2の実施例を示すブロツク図、
第7図は本発明方法を実施した時の湿り度を示す
i−s線図である。 5,6…高、低圧蒸気系統、7…蒸気タービ
ン、17…高圧蒸気の一部を低圧蒸気系統へ入れ
る高温蒸気の導入配管、18…導入配管の蒸気制
御弁、19,20…圧力検出器、21,22…温
度検出器、23,24…蒸気流量検出器、25,
26…高、低圧部入口部のエンタルピの演算器、
27…蒸気表、28…高圧部排気蒸気のエンタル
ピの演算器、29…高圧蒸気と低圧蒸気の混合部
のエンタルピの演算器、30…排気部圧力検出
器、31…排気部のエンタルピの演算器、32…
排気部の湿り度の演算器、33…算出された湿り
度と許容湿り度とを比較する湿り度判定器、35
…弁調整器、36…蒸気制御弁の弁開閉器、37
…抽気蒸気系統、40…抽気蒸気の一部を低圧蒸
気系統へ入れる高温蒸気の導入配管、41…蒸気
制御弁。
混圧タービンの系統図、第2図は蒸気タービンの
蒸気温度特性図、第3図は蒸気タービンの湿り度
特性図、第4図は本発明方法を実施するための装
置の第1の実施例を示すブロツク図、第5図は蒸
気タービンの低圧部の排気部のエンタルピから湿
り度を求める線図、第6図は本発明方法を実施す
るための装置の第2の実施例を示すブロツク図、
第7図は本発明方法を実施した時の湿り度を示す
i−s線図である。 5,6…高、低圧蒸気系統、7…蒸気タービ
ン、17…高圧蒸気の一部を低圧蒸気系統へ入れ
る高温蒸気の導入配管、18…導入配管の蒸気制
御弁、19,20…圧力検出器、21,22…温
度検出器、23,24…蒸気流量検出器、25,
26…高、低圧部入口部のエンタルピの演算器、
27…蒸気表、28…高圧部排気蒸気のエンタル
ピの演算器、29…高圧蒸気と低圧蒸気の混合部
のエンタルピの演算器、30…排気部圧力検出
器、31…排気部のエンタルピの演算器、32…
排気部の湿り度の演算器、33…算出された湿り
度と許容湿り度とを比較する湿り度判定器、35
…弁調整器、36…蒸気制御弁の弁開閉器、37
…抽気蒸気系統、40…抽気蒸気の一部を低圧蒸
気系統へ入れる高温蒸気の導入配管、41…蒸気
制御弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高圧部と低圧部を備えた混圧タービンの前記
低圧部に、低圧蒸気よりも高温の外部蒸気を導入
し、少なくとも低圧蒸気の温度を調整して低圧部
の湿り度を制御するとともに、高圧蒸気の圧力、
温度および蒸気流量と、低圧蒸気の圧力、温度お
よび蒸気流量から低圧部の湿り度を算出し、この
湿り度の算出値と許容湿り度を比較し、許容湿り
度を越えないようにタービンの運転を制御するこ
とを特徴とする混圧タービンの低圧部の湿り度制
御方法。 2 高圧蒸気系統と低圧蒸気系統を有する混圧タ
ービンの前記低圧蒸気系統に、高温蒸気の導入配
管を接続し、この高温蒸気の導入配管に蒸気制御
弁を設けるとともに、前記高、低圧蒸気系統にそ
れぞれ圧力、湿度および蒸気流量検出器を取り付
け、これら圧力、温度および蒸気流量検出器から
検出値を取り込んで低圧部後段近傍の湿り度を算
出する演算部を設けたことを特徴とする混圧ター
ビンの低圧部の湿り度制御装置。 3 高圧蒸気系統と低圧蒸気系統を有する混圧タ
ービンの前記低圧蒸気系統に、高温蒸気の導入配
管を接続し、この高温蒸気の導入配管に蒸気制御
弁を設けるとともに、前記高、低圧蒸気系統にそ
れぞれ圧力、温度および蒸気流量検出器を取り付
け、これら圧力、温度および蒸気流量検出器から
検出値を取り込んで低圧部後段近傍の湿り度を算
出する演算部を設け、さらに前記演算部から算出
値を取り込みかつ許容湿り度と比較する湿り度判
定器を設け、この湿り度判定器の判定結果を取り
込みかつ許容湿り度を越えないようにタービンの
運転を制御する制御部を設けたことを特徴とする
混圧タービンの低圧部の湿り度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15728484A JPS6138110A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 混圧タ−ビンの低圧部の湿り度制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15728484A JPS6138110A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 混圧タ−ビンの低圧部の湿り度制御方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138110A JPS6138110A (ja) | 1986-02-24 |
JPH0587642B2 true JPH0587642B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15646297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15728484A Granted JPS6138110A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 混圧タ−ビンの低圧部の湿り度制御方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138110A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4464226B2 (ja) * | 2004-08-24 | 2010-05-19 | 株式会社日立製作所 | 高湿分ガスタービン発電プラントの制御装置及び高湿分ガスタービン発電プラント制御方法 |
JP5479191B2 (ja) | 2010-04-07 | 2014-04-23 | 株式会社東芝 | 蒸気タービンプラント |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49135002A (ja) * | 1973-05-07 | 1974-12-26 | ||
JPS55164708A (en) * | 1979-06-08 | 1980-12-22 | Hitachi Ltd | Steam control for mixed-pressure steam turbine and its steam controlling apparatus |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP15728484A patent/JPS6138110A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49135002A (ja) * | 1973-05-07 | 1974-12-26 | ||
JPS55164708A (en) * | 1979-06-08 | 1980-12-22 | Hitachi Ltd | Steam control for mixed-pressure steam turbine and its steam controlling apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6138110A (ja) | 1986-02-24 |
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