JPS60255467A - 転写型感熱記録装置 - Google Patents

転写型感熱記録装置

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JPS60255467A
JPS60255467A JP11086184A JP11086184A JPS60255467A JP S60255467 A JPS60255467 A JP S60255467A JP 11086184 A JP11086184 A JP 11086184A JP 11086184 A JP11086184 A JP 11086184A JP S60255467 A JPS60255467 A JP S60255467A
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Haruhiko Moriguchi
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Yoshihiko Takahashi
高橋 美彦
Ren Suwai
スワイ レン
Yoshinori Nishizawa
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/36Blanking or long feeds; Feeding to a particular line, e.g. by rotation of platen or feed roller
    • B41J11/42Controlling printing material conveyance for accurate alignment of the printing material with the printhead; Print registering

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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、熱記録媒体としてのインクドナーフィルムそ
のものを利用して記録用紙の搬送を行う形式の転写型感
熱記録装置に係わり、特に記録用紙の記録位置を正確に
保持することのできる転写型感熱記録装置に関する。
「従来の技術」 転写型感熱記録装置では、インクドナーフィルムと呼ば
れる熱記録媒体を用いて、熱転写記録方式で画情報の記
録を行っている。
第26図はこのような転写型感熱記録装置の一例を表わ
したものである。この転写型感熱記録装置で熱記録媒体
としてのインクドナーフィルム11はこれをロール状に
巻回した供給ロール12から繰り出され、バックロール
(押圧ロール)13とサーマルヘラ、ド14の間、およ
びドライブロール15とピンチロール16の間を経て巻
き取りロール17に巻き取られるようになっている。
このインクドナーフィルム11の搬送はステップモータ
18から駆動力の供給を受けるドライブロール15が行
うようになっている。この装置で記録用紙19は所定の
サイズに裁断された普通紙を使用している。給紙トレイ
21に積層された記録用紙19は図示しない送りロール
によって1枚ずつ送り出され、供給ロール12から繰り
出されたインクドナーフィルム11と重ね合わされる。
そしてこの重ね合わされた状態でバックロール13とサ
ーマルヘッド14の間を通過、する。このときバックロ
ール13は記録用紙19をインクドナーフィルム11を
介してサーマルヘッドに押し付ける役割を果す。サーマ
ルヘッド14は図と垂直な方向に多数の単位発熱体を1
列に配置したライン型の記録ヘッドであり、画情報に応
じてこれらの単位発熱体を選択的に通電・発熱させ、熱
パルスを発生させる。インクドナーフィルム11の熱パ
ルスが印加された部位では、これに塗布された熱転写性
のインクが流動化あるいは昇華し、重ね合わされた状態
の記録用紙19に転写される。このようにして1ライン
ごとに熱転写記録が進行していく。
サーマルヘッド14を通過した記録用紙19はこの後イ
ンクドナーフィルム11と共に搬送され、ドライブロー
ル15とピンチロール16の間ヲ通過する。このときイ
ンクドナーフィルム11はその進行方向を急に変化させ
るので、記録用紙19はこれに追従することができず剥
離され、図示しない排出トレイに排出されることになる
以上は単色記録を行う装置についてその概略を説明した
が、この転写型感熱記録装置では記録用紙の搬送路上に
複数の記録部を配置すれば2色あ′るいは多色記録も可
能となる。第27図はこの一例として黒色と赤色の2色
で記録を行う2色記録装置を表わしたものである。破線
23は記録用紙19の搬送路を表わしており、これに黒
色記録部Bと赤色記録部Rが配置されている。それぞれ
の記録部B、Rには、第26図と同様にバックロール1
3B、13R1サーマルヘッド1’4B、14R、ドラ
イブロール15B、15Rおよびピンチロール16B、
16R等が配置されている。黒色記録部Bでは供給ロー
ル12Bから繰り出された黒色インクドナーフィルム1
1Bによって黒色のインクが記録用紙19に転写され、
赤色記録部Rでは供給ロール12Rから繰り出された赤
色インクドナーフィルム11Rによって赤色のインクが
記録用紙19に転写されることになる。
さてこのような転写型感熱記録装置では記録用紙の搬送
路上にセンサを配置して記録用紙の通過状況を検知し、
これを基準としてサーマルヘッドの駆動開始のタイミッ
グを決定している。ところがこの第26図右よび第27
図に示したような転写型感熱記録装置では、このように
技術を駆使しても使用環境によって画像の記録位置が微
妙にずれたり、製品の使用時間の経過と共にずれが顕在
化する場合が多かった。特に2色あるいは多色記録装置
の場合には、これによって色ずれが発生する場合があり
、画像の品位を低下させる原因となった。このような記
録位置のずれは、インクドナーフィルムや記録用紙の搬
送に関係する各種ロールの使用に伴う径の減少といった
一般的な要因の他に、インクドナーフィルムに塗布され
たワックスによるロール表面の滑りの発生や、記録用紙
および搬送体としてのインクドナーフィルムの伸縮とい
った複雑な要因がからみ合、い、十分な補正ができない
のが現状であった。
「発明が解決しようとする問題点」 本発明はこのような事情に鑑み、記録用紙の記録位置を
常に正確に維持することのできる転写型感熱記録装置を
提供することをその目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明では第1図に原理的に示すように記録用紙搬送量
検出手段31で記録用紙の搬送量を検出し、この検出結
果32を用いて搬送量補正手段33で記録用紙の搬送量
を補正する。
例えば記録用紙搬送量検出手段は記録用紙の搬送量の累
計あるいは車送枚数の総数を検出する手段であってもよ
く、この場合にはこれらの検出結果と対比された補正量
で記録用紙の搬送量を制御すればよい。
またラダーを記した搬送量補正用の用紙を使用して搬送
量の調整を行ってもよい。この場合には記録用紙搬送量
検出手段をラダー検出用のセンサと、このセンサによっ
て検出されたラダーの検出信号の周波数と基準信号の周
波数を比較する比較器等によって構成し、比較結果に応
じて搬送量補正手段の補正量を制御することになる。
また記録用紙搬送量検出手段を、記録用紙の送り方向の
長さを検出する用紙長さ検出回路と、この検出された用
紙の搬送タイミングを検出する搬送タイミング検出回路
と、検出された搬送タイミングと記録用紙の送り方向の
長さを表わした情報とから記録用紙の搬送量を演算する
搬送量演算回路等から構成し、これによって検出された
搬送量から搬送量の制御を行うようにしてもよい。
更に記録用紙搬送量検出手段を、記録用紙の搬送タイミ
ングを検出する搬送タイミング検出回路と、この搬送タ
イミング検出回路の検出比゛力から所定の記録面におけ
る記録用紙の通過時間をめる通過時間検出回路と、この
通過時間検出回路によって検出された同一記録部に、お
ける記録用紙の複数回の通過時間についてその平均値を
める通過時間平均値演算回路等を備えたものとし、通過
時間平均値演算回路によって演算された平均値に応じて
搬送量補正手段が記録用紙の搬送量を補正するようにし
てもよい。
また原稿上の画情報を読み取る読取手段と読み取られた
画情報を記録する転写型感熱記録装置とを備えたいわゆ
る複写機においては、記録用紙搬送量検出手段に原稿の
読取信号とこの原稿を一度複写した複写画を原稿として
読み取った複写画読取信号とを比較する比較回路と、こ
の比較回路の比較結果により搬送量の誤差を検出する搬
送量誤差検出回路等を具備させ、この搬送量誤差検出回
路の検出した誤差に基づき搬送量補正手段が搬送量の補
正を行うものであってもよい。
更に記録用紙搬送量検出手段に、記録を行おうとする裁
断後の記録用紙のサイズを検出する用紙サイズ検出回路
と、各記録部において個々の記録用紙の搬送時間を検出
する搬送時間検出回路と、用紙サイズ検出回路によって
送り方向の長さが比較的短い記録用紙が検出されたとき
所定の記録部の搬送時間検出回路によるその記録用紙の
搬送時間とその記録部で予測される記録用紙の搬送速度
とからその記録用紙の長さを演算する記録用紙長さ演算
回路と、同一の記録用紙について他の記録部で測定され
た搬送時間と記録用紙長さ演算回路によって演算された
記録用紙の長さあるいは直接測定された記録用紙の長さ
から後者の記録部における記録用紙の搬送速度を演算す
る搬送速度演算回路と、この搬送速度演算回路によって
められた搬送速度と前記所定の記録部で予測あるいは実
測した記録用紙の搬送速度とのずれ量を判定する搬送速
度ずれ量判定回路とを備えさせ、搬送速度ずれ量判定手
段によって判定されたずれ量を基に搬送量補正手段で記
録用紙の搬送量を補正してもよい。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
「第1の実施例」 第2図は本実施例の転写型感熱記録装置の要部を表わし
たものである。この装置は赤色と黒色の2色を記録する
ことのできる記録装置であり、第27図と同一部分には
同一の符号を付しており、それらの説明を適宜省略する
。ところでこの装置では黒色だけの単色記録と黒色と赤
色の2色記録を選択できるようになっている。搬送路選
択機構41がこのために設けられている。搬送路選択機
構41が黒色記録部Bで記録された記録用紙19を赤色
記録用搬送路42側に導くと、赤色による記録が続いて
行われ、2色記録用排出トレイ43に記録用紙19の排
出が行われることになる。これに対して搬送路選択機構
41が記録用紙19を単色記録用撤退路44側に導くと
、黒色記録部Bで記録された記録用紙19がそのまま単
色記録用排出トレイ45に排出されることになる。
このような2色記録型の転写型感熱記録装置では、製品
組立時にドライブロール15B、15R等の径を記録部
B、R間で正確に一致したものを使用していても、これ
らの記録部の使用頻度が異なる結果、これらの径や表面
状態に差異が生じるようになる。この結果、たとえ各記
録部B、Rでの記録開始位置をサーマルヘッド14B、
14Rの近傍に設けたセンサ47B、47’Rで一致さ
せたとしても、1ライン当たりの記録用紙19の搬送量
が微妙に異なるため、用紙の後端にいくに従って色ずれ
が顕著に発生するおそれがある。
第3図はこのような記録位置のずれを補正す゛るための
回路部分を表わしたものである。センサ48は特定の記
録部を通過する記録用紙を検出するセンサであり、例え
ば黒色記録部Bではセンサ47’Bを、また赤色記録部
Rではセンサ47Rを兼用することができる。センサ4
8の検出出力49は電池によってバックアップされたカ
ウンタ51に入力され、その記録部BまたはRを通過す
る記録用紙の枚数が計数される。カウンタ51は16ビ
ツトの計数(約65500枚)を行うことができ、ドラ
イブロール15Bまたはj5Rの交換時にリセットスイ
ッチ52の操作によって計数をクリアされるようになっ
ている。カウンタ51の上位4ビツトの計数結果53は
アドレス情報としてROM (リード・オンリ・メモリ
)54に供給される。
ところでこの実施例の転写型感熱記録装置では、記録用
紙の通過枚数とドライブロール15B115Rの搬送量
の関係が予め実験によってめられている。第4図はこの
関係を表わしたものであり、初期状態でドライブロール
15B、15RがインクドナーフィルムIIB、IIR
を100%の効率で搬送していたものとすれば、これが
5万枚の記録時点で95%に低下する。すなわちドライ
ブロール15Bまたは15Rを駆動するステップモータ
55に対して、モータドライバ56から単位時間当たり
95個の駆動パルス57が発生していたものとすれば、
5万枚経過時点でこれを単位時間100個にまで増加し
なければ同一の搬送速度あるいは搬送量を得ることがで
きなくなる。
ROM54にはこの第4図に示した搬送特性に応じてこ
れを補正するだめの16段階の補正データが書き込まれ
ている。すなわちドライブロール15Bまたは15Rを
新しく取り付けた状態から記録用紙19が約4000枚
搬送されるたびに新しい補正値が補正データ58として
読み出され、周波数制御回路59に供給される。周波数
制御回路59では補正データ58の内容に応じて基準と
なるタロツク61の周波数を設定し、モータドライバ5
6に供給する。これによりステップモータ55に送られ
る駆動パルス57の周波数あるいは個数が制御され、ド
ライブロール15Bまたは15Rが常に正常に回転制御
されることになる。
すなわち画記録部B、Rを通過する記録用紙の総数が異
なったり、一方のドライブロール1,5Bまたは15R
が途中で交換されても、これにより色ずれの発生が生じ
ることはない。また単色記録の場合でも、記録用紙19
に予め印刷されたプレプリント紙を用いたとしても、印
刷位置と正確に合致した記録を行うことができる。
なふこの実施例では記録用紙19をその用紙サイズに関
係せず共に1枚として計数したが、使用態様に片寄りが
ある事業所等では用紙サイズごとに重みを付けて計数を
行ってもよい。またセンサ48によって記録用紙19の
通過時間を積算することによってドライブロール15B
、15R等の制御を行うことも可能である。
第5図は第1の実施例におけるこのような変形例を表わ
したものである。センサ48による記録用紙の長さに応
じた時間幅の検出出力49は2人力アンド回路63に入
力される。このアンド回路63の他方の人力には、クロ
ック発生器64から検出出力49の時間幅よりも十分短
かな周期のクロック信号65が供給されている。従って
アンド回路63から出力されるクロックパルス66は記
録用紙の長さの総量に比例した数となる。クロックパル
ス66は分周回路67で分周され、その分周出力68が
前記したカウンタ51で計数されることになる。
このようにこの第1の実施例の転写型感熱記録装置ある
いはその変形例の装置によれば、ドライブロール等が多
少劣化しても記録用紙の搬送を正確に行うことができ、
画情報の記録位置を常に正しく維持することができるの
で、装置の保守が容易化するという利点がある。
「第2の実施例」 第6図は本発明の第2の実施例における転写型感熱記録
装置の要部を表わしたものである。この装置のバックロ
ール13とピンチロール15の間には、記録用紙の幅方
向のほぼ中央位置における微小部分の濃淡を検知するた
めの光学センサ71と、記録用紙上のこの検知部分を照
射する光源72とから成る反射型光検出装置が取り付け
られている。この反射型光検出装置は、転写型感熱記録
装置の保守点検等において記録用紙の搬送量を補正する
ために使用されるものである。
第7図はこの記録用紙の搬送量補正用に使用される補正
用用紙を表わしたものである。この補正用用紙74は記
録に使用される記録用紙と同一の用紙であるが、その表
面に所定の間隔でラダー75が印刷されている。補正用
用紙74は、サービスエンジニア等が転写型感熱記録装
置を搬送量補正モードに設定した状態で、図示しない供
給トレイから送り出され、光学センサ71によって検1
出される。
第8図はこの光学センサの検出出力を用いた搬送量補正
動作を説明するためのものである。光学センサ71の検
出比カフ6は波形整形回路77で整形された後、単安定
マルチバイブレーク等から成るパルス発生器78に入力
され、各細線に対応したラダー検出パルス79が得られ
る。ラダー検出パルス79は基準パルス発生器81から
出力される基準パルス82と比較器83で比較される。
基準パルス82は補正用用紙74がインクドナーフィル
ム11(第6図)によって理想的な搬送速度で搬送され
たとき、その発生周期がラダー検出パルス79と一致す
るような一定周波数のパルス列である。比較器83は位
相比較器であり、両/Nlルス79.82の位相差に応
じた補正電圧を表わした補正電圧信号84が出力される
補正量判定器85はこの補正電圧信号84をΔ/D変換
し、これを補正データ86として出力する。この補正デ
ータ86によってモーフドライノく87から出力される
駆動パルス57の周期が制御され、ステップモータ55
の回転速度が制御される。
このステップモータ55の駆動制御によりドライブロー
ル15の回転速度が変化する。これによりインクドナー
フィルム11の搬送速度が変化し、ラダー検出パルス7
9の発生周期が変化する。すなわちラダー検出パルス7
9の発生周期は基準ノ(ルス82のそれに一致するよう
にその制御が行われる。補正量判定器85はこのように
して補正用用紙74の搬送速度が完全に補正されたと見
做せる時間が経過した時点で、補正データ86を内蔵の
記憶素子に記憶する。このようにして補正動作が終了す
る。この記憶された補正データ86は通常の記録動作時
にモーフドライバ87に供給され、ステップモータ55
の駆動制御に用いられる。
なおこの第2の実施例では1種類のラダーを印刷した補
正用用紙を用いたが、例えば第9図に示すように補正用
用紙7゛4に間隔の異なる複数のラダーを並列に印刷し
、これらの位相差を検出することにより更に高精度の搬
送量制御を行う、ことも可能である。
このようにこの第2の実施例の転写型感熱記録装置によ
れば、記録用紙等を実際に搬送してその搬送量を補正す
ることができる。従って、例えば高湿度の環境で使用す
る転写型感熱記録装置であっても、その環境に応じた高
精度の撤退制御を簡単に行うことができる。
「第3の実施例」 第10図は本発明の第3の実施例における転写型感熱記
録装置の要部を表わしたものである。この装置の給紙ト
レイ21から送りロール91によって送り出された記録
用紙19は、ガイド板92.93によって案内されなが
ら1対の送りロール94.95によって搬送され、黒色
記録部Bに供給されるようになっている。黒色記録部B
の手前には発光素子96と受光素子97が記録用紙19
の搬送路を挟んで配置されており、第1のセンサ98を
構成している。また給紙トレイ21の出口近傍には、発
光素子99と受光素子101それにスリット板102の
組み合わせから成る第2のセンサ103が配置されてい
る。第1−のセンサ98と第2のセンサ103の間の距
離は、供給トレイ21に積層された記録用紙の送り方向
の長さにほぼ等しく設定されている。
この実施例の転写型感熱記録装置では、記録用紙19の
先端が第1のセンサ98によって検出された時点におけ
るその後端の位置を第2のセンサ103によって検出し
、これにより記録用紙19の送り方向の正確な長さをめ
る。そして例えば所定の箇所におけるこの記録用紙19
の通過時間から長さを除して搬送速度を検出し、これを
制御する。このように記録用紙19の長さを個々に検出
するのは、裁断の具合や湿度等によってこれらが一定値
をとり得す多少の差異を生じるからであり、この長さの
差異によって記録用紙19の搬送速度の制御に誤差が生
じると、記録位置の誤差が発生し、前記した色ずれ等の
不都合が起こるからである。
第11図は第2のセンサを構成するスリット板102を
表わしたものである。スリット板102には長さ3mm
、幅0.5mmのスリット104がその長さ方向を記録
用紙19の搬送方向と一致して配置されている。従って
第1のセンサ98が記録用紙19の先端を検知したタイ
ミングで、第12図に示すようにスリット104は記録
用紙19の長さに応じた量だけ遮断される。すなわちこ
の時点で受光素子1.=01 (第1O図)へ入射させ
る光量は記録用紙19の送り方向の長さに応じて変化す
ることになる。
第13図はこの第2のセンサの検出出力を利用して記録
用紙の搬送量の制御を行う回路部分を表わしたものであ
る。第2のセンサ103の検出出力105はA/D変換
器106に入力され、検出光量に応じたディジタル量の
補正信号107に変換される。補正信号107は搬送速
度検出回路108の上位アドレス人力となる。
ところで第1のセンサ98でその先端を検知された記録
用紙19はそのまま前進し、黒色記録部Bて黒色インク
による記録が開始される。このわずか手前の時点から記
録用紙はインクドナーフィルムIIBによってその搬送
が開始される。バックロール13Bおよびサーマルヘッ
ド14Bの間を通過したこの記録用紙19の先端部分は
、バックロール13Bとピンチロール14Bの間に配置
されている反射型の第3のセンサ109によって検知さ
れる。この検知出力111によって通過時間検出回路1
12を構成するカウンタが計数を開始する。これからあ
る程度の時間が経過すると、今度は同一の記録用紙19
の後端が第1のセンサ98によって検知される。この検
知出力113によって通過時間検出回路112の計数動
作が停止され、これまでの時間差に相当する計数値が通
過時間信号114として出力される。この通過時間信号
114は黒色モーフトライバ115による黒色ステップ
モータ55Bの回転速度に依存する信号である。黒色モ
ータドライバ115はこの時点で搬送量制御回路116
によって定められた黒色記録用の基準周波数を基に一定
の周波数の駆動パルス117Bを出力しているー。通過
時間検出回路116から出力された通過時間信号114
は下位のアドレス入力として搬送速度検出回路108に
人力される。
搬送速度検出回路108はROMによって構成されてお
り、記録用紙19の搬送速度を検出する。
すなわち補正信号107によってめられる記録用紙19
の送り方向の長さをLとし、通過時間信号114によっ
てめられる記録用紙の1点を通過する通過時間をTとす
れば、搬送速度検出回路108はL/Vの演算結果に相
当する搬送速度を読み出し、これを搬送速度信号118
として出力する。ここでめられた搬送速度は黒色ステッ
プモーフ55BによるインクドナーフィルムIIBを介
した記録用紙19の速度である。
搬送量制御回路116は搬送速度信号118を入力する
と、これをアドレス情報として内蔵のROMに入力する
。そして赤色記録部R(第27図参照)における記録用
紙19の搬送速度がこれに一致するようなりロック周波
数を読み出し、これをクロック制御信号、119として
赤色モータドライバ115Rに供給する。これにより赤
色ステップモーフ55Rは赤色記録部Rにおける記録用
紙19の搬送速度を黒色記録Bのそれに一致させるよう
な搬送制御を行うことができ、搬送速度の不一致による
色ずれを解消させることができる。
なお以上説明した第3の実施例では一方の記録部の搬送
速度に他方の記録部の搬送速度を一致させたが、搬送速
度検出回路108によって基準となる搬送速度と速度を
測定した記録部における実際の搬送速度との差異をめ、
これが零になるようにその記録部の搬送速度を制御する
ことも可能である。記録部が複数存在する場合には、こ
のようにして各記録部の搬送速度を絶対的な基準速度と
一致させることができる。
またこの第3の実施例、ではスリットを通過する光線を
遮断する記録用紙の量によって記録用紙の撤退方向にお
ける長さを検出したが、これに限定されるものではない
。同様のスリットを用いて反射光の光量で記録用紙の後
端部分の長さを検出することもできるし、給紙トレイ内
で搬送を行おうとする記録用紙に光を照射し、その反射
光の強度を予め設定されたデータと対比することにより
その記録用紙の長さを検知することも可能である。
もちろんある種のペーパーガイドやマイクロスイッチを
配置して機械的に長さを検知することもで ”きる。
なおこの第3の実施例では第2のセンサ109の初期設
定の方法が問題となるが、これは例えば次のように行え
ばよい。すなわち基準となる長さの記録用紙を搬送して
みて、補正信号107が基準となる値とほぼ一致するよ
うにスリット板102の取付位置を調節し、この後、発
光素子99の印加電圧を微調整する等の電気的調整によ
り、補正信号107を基準となる値に一致させればよい
以上説明した第3の実施例によれば、記録用紙の裁断が
不正確であったり湿度等によって記録用紙の長さが変動
していても色ずれ等の発生を防止することができる。
「第4の実施例」 第14図は本発明の第4の実施例における転写型感熱記
録装置の要部を表わしたものである。この装置は黒色記
録部Bと赤色記録部Rを備えた2色記録を行うことがで
きる。第27図と同一部分には同一の符号を何しており
、それらの説明を適宜省略する。この転写型感熱記録装
置の各記録部B、Rはそれぞれ記録用紙19の先端を検
出する第1のセンサ121B、121Rと、後端を検出
する第2のセンサ122B、122Rを備えて0る。サ
ーマルヘッド14Bの記録位置(発熱体の配置位置)か
ら第1のセンサ121Bの検出位置までの長さは、他方
のサーマルヘッド14Rの記録位置から第1のセンサ1
21Rの検出位置までの長さと等しくなっている。それ
ぞれのサーマルヘッド14B、14Rの記録位置から第
2のセンサ122B、122Rまての距離も両者で等し
くなるような設定が行われている。
第15図はこの実施例における搬送量の補正を行うため
の回路部分を表わしたものである。オペレータが操作盤
上のキーボード124から2色記録のための記録枚数を
人力すると、キー人力信号125が設定カウンタ126
に供給される。設定カウンタ125は入力された設定枚
数(記録枚数)を図示しない表示器に表示すると共に、
設定枚数が10枚以上のときに限って平均値演算指示信
号127を出力する。平均値演算指示信号127は2つ
の平均値演算回路128B、128Rに供給され、これ
らをイネーブルとする。
さて図示しないスタートボタンが押され記録作業が開始
されると、まず第1枚目の記録用紙19が第14図に示
すように矢印方向に搬送され、黒色記録部Bに供給され
る。記録用紙19はこの後インクドナーフィルムIIB
によって搬送され、バックロール13Bとサーマルヘッ
ド14Bの間を通過してその先端が第1のセンサ121
Bによって検出される。この検出出力131Bは通過時
間検出回路132Bに人力される。通過時間検出回路1
32Bはカウンタ回路によって構成されており、検出出
力13.’lBによって図示しないクロック信号の計数
を開始する。
この状態で記録用紙19は搬送制御回路133内の黒色
用記憶素子に記憶された黒色用基準搬送速度で定速搬送
制御される。すなわち基準搬送速度を表わした黒色用速
度制御信号134Bが搬送制御回路133から黒色モー
フドライバ135Bに供給され、黒色モータドライバ1
35Bは一定周波数の駆動パルス136Bを出力して黒
色ステップモータ55Bを定速で搬送させる。これによ
り第1のセンサ121Bでその先端を検出された記録用
紙19はそのまま前進し、やがてその後端が第2のセン
サ122Bによって検出される。
この時点で第2のセンサ122Bから出力される検出出
力137Bは通過時間信号回1m132Bに入力され、
これにより前記したクロック信号の計数が停止する。こ
れと共に通過時間検出回路からはこれまでの計数値が通
過時間信号138Bとして出力される。この通過時間信
号138BはインクドナーフィルムIIBを介して記録
用紙19の搬送された搬送速度に依存する信号である。
通過時間信号138Bは平均値演算回路128Bに人力
される。平均値演算回路128Bによる通過時間信号1
38Bの取り込みが終了すると、通過時間検出回路13
2Bの内容がクリアされる。
この後記録用紙19は黒色記録部Bでの記録を終了し、
次に赤色記録部Rへ供給される。赤色記録部Rでは同様
に第1のセンサ121Rが記録用紙19の先端を検出し
、この検出出力131Rによって通過時間検出回路13
2Rの計数動作を開始させる。この計数動作は第2のセ
ンサ122Rによって記録用紙の後端が検知された時点
で、これによる検知出力132Rによって停止する。通
過時間検出回路132Rはこれによって計数された通過
時間138Rを平均値演算回路128Rに供給する。こ
の後、通過時間検出回路132Rの内容がクリアされる
。この赤色記録部Rにおける記録用紙の搬送速度は、搬
送制御回路133内の赤色用記憶素子に記憶された赤色
用基準撮送速度で定速制御される。すなわちこの赤色用
記憶素子から読み出された赤色用速度制御信号134R
が搬送制御回路133から赤色モーフドライバ135R
に供給され、赤色モーフドライバ135Rは一定周波数
の駆動パルス136Rを出力して赤色ステップモータ5
5Rを定速で搬送させることになる。
以上のような動作で最初の1枚の記録用紙19に2色記
録が行われる。後続する記録用紙19についても同様に
2色記録と通過時間の計数がそれぞれの記録部B、、R
で行われる。このようにして設定カウンタ126に入力
された設定枚数分の記録が終了すると、各記録部B、R
の平均値演算回路128B、128Rはそれぞれの回路
に人力された設定枚数分の通過時間信号の平均値を演算
する請求められた黒色通過時間平均値141Bと赤色通
過時間平均値141Rは色ずれ量演算回路142に供給
され、これらの平均値の差が色ずれ時間差データ143
としてめられる。
電送制御回路133は色ずれ時間差データ143を人力
し、これを内蔵の前記した赤色用記憶素子の記憶内容に
加算し、この加算値にその内容を変更する。すなわち以
後新たに連続10枚以上の記録が行われるまで、この変
更された内容が赤色用速度制御信号134Rとして利用
されることになる。第16図は赤色用色ずれ時間差デー
タと赤色モータドライバ135Rの出力する駆動パルス
136Rに加算される加算量(減算量)との関係を表わ
したものである。色ずれ時間差は赤色通過時間平均値1
41Rから黒色通過時間平均値141Bを減算したもの
であり、この値の+0.1秒当り駆動パルス136Rが
2’OOだけその周波数P P S (Pulse p
er 5econd )を増加され、この逆の場合には
同様の役割で減少される。
これに対して黒色モーフドライバ135Bの出力する駆
動パルス136Bは7800PPSに固定されている。
従って当初赤色記録部Rの駆動パルス136Rも780
0PPSであったものとし、色ずれ時間差が+0.1秒
であったとすれば、駆動パルス136Rは8000PP
S1.:増加サレ、搬送時間が短縮される。これにより
両記録部日、Rの単位時間当りの搬送量が一致するよう
な補正が行われることになる。また補正は連続10枚以
上の記録が行われるたびに繰り返されるので、ドライブ
ロール15B、15R等の経時変化による搬送速度の変
化にも追随した補正が行われる。更にこの実施例では1
0枚以上の記録用紙について通過時間の平均をめている
ので、個々の記録用紙の裁断のばらつき等による誤差を
相殺し、正確な補正が可能である。
なおこの第4の実施例では2色記録装置について説明し
たが、3色あるいはこれ以上の記録を行う記録装置につ
いても搬送量を同様にして補正することができる。第1
7図は一例としてイエロー色記録部Y1マゼンク色記録
11tlよびシアン色記録部Cを有するカラー記録型の
転写型感熱記録装置の構成を表わしたものである。この
装置では各記録部Y、M、C1,:第1ノセ7す144
 Y。
144M、144Cと第2のセンサ145Y。
145M、145c牽設け、1つの記録部を基準として
他の2つの記録部の搬送量を補正すればよい。
またこの第4の実施例では10枚以上の連続記録が行わ
れるときこれら全部の記録用紙の通過時間を平均化した
が、2枚以上の所定枚数Nについてのみ平均化を行って
もよい。この場合第15図の2つの通過時間検出回路1
32B、132Rはそれぞれ1枚ずつの通過時間を計数
する必要がな(、総数を計数すれば足りる。すなわちこ
れらめられた総数の差から両者の誤差のN倍をめ、これ
によって搬送量の制御を行うことができる。
またこの第4の実施例では平均値を演算してから色ずれ
量を演算したが、色ずれ量を1枚ずつ演算してこれを平
均化することも可能である。
更にこの第4の実施例では1つの基準となる搬送量と平
均tの差に応じて他の記録部の搬送量を補正したが、同
一記録部の複数の通過時間の平均値をめ、これが基準と
なる値と一致するようにこの記録部自体における搬送量
の補正を行うことも可能である。
「第5の実施例」 第18図は本発明の第5の実施例の装置の外観を表わし
たものである。この装置は開閉自在のプラテンカバー1
51と装置本体152の上面に配置されたプラテンガラ
ス153から成るプラテン部を備えている。プラテンガ
ラス153の直下の装置本体152内には可動式の螢光
ランプ等から成る原稿読取部が配置されており、イメー
ジセンサと光学フィルタを用いて3原色の読み取りが行
われるようになっている。
第19図はこのカラー複写機の装置本体152に収容さ
れている転写型感熱記録装置の概要を表わしたものであ
る。カセットタイプの給紙トレイ155は送りローラ1
56によって記録用紙19を1枚ずつ送り出さすように
なっている。送り出された記録用紙19はまずイエロー
色記録部Yでサーマルヘッド14Yによってイエロー色
の記録が行われ、マゼンタ色記録部Mに送られる。マゼ
ンタ色記録部Mでは図示しない遅延メモリによって2つ
の記録部Y、M間の距離に相当する時間だけ遅延された
画信号がサーマルヘッド14Mに供給され、マゼンタ色
の記録が行われ、シアン色記録部Cに送られる。シアン
色記録部Cでも図示しない遅延メモリによって2つの記
録部Y、C間の距離に相当する時間だけ遅延された画信
号がサーマルヘッド14Cに供給され、シアン色の記録
が行われる。3色の記録が終了した記録用紙19は排紙
トレイ157に排出される。このようにして各記録部Y
、M、Cの単位時間当りの搬送量が等しければ執ずれの
生じないカラー記録を行うことができる。
このカラー複写機では、装置本体152前面に配置され
ている操作パネル158を操作することにより原稿のカ
ラー複写を行うことができ、また装置本体裏面に配置さ
れている外部端子(図示せず)から画信号の供給を受け
ると前記した転写型感熱記録装置の部分を出力装置とし
て記録面の作成を行うことができる。また操作パネル1
58を操作して複写機を搬送量調整モードに設定するこ
とにより記録部間の搬送量を調整し、色ずれの補正を自
動的に行わせることができる。この搬送量の調整につい
て次に説明する。
第20図はこの搬送量の調整用に用いられる調整用原稿
の一例を表わしたものである。調整用原稿161には、
白色の用紙の主走査方向に3本の細線162Y、162
M、162.Cを同一直線上に配置したパターンが記さ
れている。細線162Yはイエローで、細m162Mは
マゼンタで、また細線162Cはンアンでそれぞれ印刷
されている。オペレータはこの調整用原稿161をプラ
テンガラス153上に正しくセットする。このとき細線
162Y、162M、162cの配置された端部側は原
稿の後端側としてリードエツジ163の反対側に配置す
る。
このように原稿をセットしたらプラテンカバー151を
閉じた後オペレータは操作パネル158上の調整用複写
画作成機能ボタン164を押し、プリントスタートボタ
ン165を押す。これによりカラー複写機は複写画の作
成を行う一方、各細線162Y、162M、162C(
7)読み取らレタ走査ラインの番号を記憶する。
第21図はこれらの記憶部分を含んだ搬送量調整用の回
路部分を表わしたものである。この回路部分でラインカ
ウンク166は読み取りのための走査開始時から走査ラ
インの数を計数し、これをライン数信号167として順
次出力する。ライン数信号167は3つの2入力アンド
回路168 Y。
168M、168Cのそれぞれ一方の人力端子に入力さ
れる。アンド回路168Yの人力端子には、図示しない
回路部分で色分離後のイエロー色の信号レベルが2値後
の画信号169Yとして供給される。他の2つのアンド
回路168M、168Cにも同様にして読み取り後色分
離されたマゼンタ色あるいはシアン色の2値の画信号1
69M。
169Cが供給される。
従って細線162−1が検出された時点でアンド回路1
68YからH(ハイ)レベルの検出信号171Yが出力
され、前記した記憶部分としてのメモ’J]72Yに供
給される。同様に細線162−2が検出された時点でH
レベルの検出信号171Mがアンド回路168Mからメ
モリ172Mに供給され、細線162−3が検出された
時点でHレベルの検出信号171CがメモIJ 172
 Cに供給される。
一方、調整用複写画作成機能ボタン164が押されプリ
ントスタートボタン16−5が押されると、アドレス制
御回¥8173はアドレスカウンタ174に対して第1
領域書込制御信号175を送出する。アドレスカウンタ
174はこれと共に、各メモリ172Y、172M、1
72Cの前半のアドレス領域(第1領域)を指示するア
ドレス情報をアドレス信号176として各メモリ172
Y。
172M、’172Cに供給する。アドレス信号176
は調整用原稿161の読み取りが1ライン進むごとにア
ドレスを1だけ加算するようになっている。このように
してメモリ172Yの第1領域には細線162−1の走
査ラインの番号に相当するアドレスに信号” 1 ”が
書き込まれる。同様にメモIJ 172 Mの第1領域
には細線162−2の走査ラインの番号に相当するアド
レスに信号” 1 ”が書き込まれ、メモIJ 172
 Cの第1領域には細線162−2の走査ラインに相当
するアドレスに信号” 1 ”が書き込まれる。
各メモリ172Y、172M、172Cへの書き込み動
作と平行して前郷したように調整用原稿161の複写が
行われる。−第22図はこのようにして得られた複写画
の一例を表わしたものである。
複写画178には3色の記録部Y、M、Cによって8つ
の細線179−1〜179−3が再生されている。これ
らの細線179−1〜179−3が1直線上に並んでい
ないのは各記録部Y、MSCの搬送速度が一致していな
いことによるものである。また左側に位置する細線17
9−.1よりも中央に位置する細線179−2の方が複
写画178の先端に近い側に記録されているのは、イエ
ロー色記録部Yよりもマゼンタ色記録部Mの方が搬送速
度が遅いことによるものである。このように複写画17
8を調整用原稿16I(第20図)と比較し各細線の位
置を検討すれば、搬送量の調整を行うこ吉ができる。
オペレータは装置本体152の操作パネル158に配置
された調整実行機能ボタン181を押ずことにより、こ
れを自動的に行わせることができる。このとき複写画1
78をプラテンガラス153の定位置に載置し、プラテ
ンカバー151を閉じた後、プリントスタートポクン1
65を押ずことになる。
調整実行機能ボタン181が押された状態でプリントス
タートボタン165が押されると、複写画178の読み
取りが開始されるが、転写型感熱記録装置は動作せず複
写画の作成は行われない。
この状態ではプリントスタートボタン165が押された
段階でアドレス制御回路173がら第2領域書込制御信
号183が出力されアドレスカウンタ174に供給され
る。アドレスカウンタ174はこれと共に、各メモリ1
72Y、172M。
172Cの後半のアドレス領域(第2領域)を指示する
アドレス情報をアドレス信号176として各メモリ17
2Y1172M、172’(1,:供給する。この第2
領域を指示するアドレス信号176は、複写画178の
読み取りが1ライン進むごとにアドレスを1だけ加算す
るようになっている。
この結果、メモ!7172Yの第2領域には細線179
−1を読み取った複写画読取信号の走査ラインの番号に
相当するアドレスに信号” 1 ”が書き込まれる。同
様にメモ’J172Mの第2領域には細線179.−2
についての走査ラインの番号に相当するアドレスに信号
゛1′′が書き込まれ、メモ’11172cの第2領域
には細線179−3についての走査ラインに相当するア
ドレスに信号” 1 ”が書き込まれる。
以上のようにして複写画の読み取りとこれによる各メモ
1.1172Y、172M、172Gの書き込み作業が
終了すると、これらのメモリの第1領域および第2領域
に書き込まれた内容がそれぞれ読み出される。そしてそ
れぞれの記録部YSM。
Cに対応して設けられた搬送量差検出回路184Y、1
84M、184Cで、搬送量の差が両組線の位置の差と
して検出される。位置の差の検出結果および第1領・域
に記憶された走査ラインの番号は、搬送量差信号185
Y、185M、185Cとしてそれぞれ個別に設けられ
た補正量演算回路186Y、186M、186Cに供給
される。補正量演算回路186Y、186M、186G
では、調整用原稿161の細線162と複写画178の
細線179の位置の差を細線162の走査ラインの番号
で除算する。そしてこの値に応じて各ステップモーフ1
87Y、187M、187Cの駆動パルス188Y、1
88M、188Cの周波数を補正し、補正後の周波数を
表わした補正データ189Y、189M、189Cを対
応するモータドライバ191Y、191M4 19IC
に供給することになる。
例えば第20図および第22図に示す細線162−1お
よび179−1についてはこれらの位置の差が0なので
、補正の必要がなく補正量演算回路186Yは前回設定
された駆動周波数を補正データ189Yとして出力する
。これによりイエロー色ステップモータ187Yはその
駆動周波数の駆動パルス188Yで以後もイエロー色記
録部Yにおける記録用紙19の搬送量制御を行うことに
なる。
一方、他の2つの細線162−2および179−2につ
いては、細線179−2の記録位置が早まっているので
、細線162−2の走査ライン数でこれらの差(負の量
)を除した値で補正量が算出される。そして補正量演算
回路186M内に記憶されている前回設定された駆動周
波数を補正量で増加させる〈減算する)形で補正後の駆
動周波数を演算し、これを補正データ189Mとする。
マゼンタ色ステップモータ187Mはこれによって所定
量だけ駆動パルス188Mの周波数を増加された状態で
駆動され、マゼンタ色記録部Mによる記録用紙19の搬
送速度が増加する。このようにしてマゼンタ色の色ずれ
が補正される。残りのシアン色記録部Cについては同様
の方法で駆動周波数を減少させた形の補正データ185
Cが作成され、シアン色ステップモータ187Cによる
搬送速度の補正が行われる。以上のようにして搬送量調
整モードによる各記録部Y、M、Cでの単位時間当りの
搬送量制御が終了する。
なおこの第5の実施例では調整用原稿161に3色の細
線162−1〜162−3を1直線上に配置したが、3
点を配置してもよいしまた1直線上に配置する必要もな
い。搬送量差検出回路184Y、184M、184Cで
複数の線または点のそれぞれについて搬送量の差または
差の平均をめてもよいことはもちろんである。すなわち
調整用原稿は調整のための回路の構成によっては通常の
原稿であっても十分である。
更に本実施例では調整用原稿を使用して搬送量を調整し
たが、転写型感熱記録装置に外部からカラーパターンに
相当する信号を供給すれば原稿を使用することなく同様
な補正が可能である。また4色以上の記録部を備えた装
置や単色の装置に本発明を適用することができることも
当然である。
以上説明した第5の実施例あるいはこの変形例によれば
、調整用原稿の先端と後端を反転させてプラテンガラス
上に配置する等の方法により、各記録部間の画信号の遅
延量の補正も同様に行うことができ、色ずれを更に正確
に補正することができる。
「第6の実施例」 第23図は第6の実施例の転写型感熱記録装置の要部を
表わしたものである。この装置は赤色と黒色の2色を記
録することのできる記録装置であり、第27図と同一部
分には同一の符号を付してふり、それらの説明を適宜省
略する。ととろでこの装置は2つの給紙部201.20
2を備えており、これらに所望のカセットトレイをセッ
トしておくことにより、各種サイズの裁断紙を記録用紙
19として選択使用できるようになっている。カセッ)
)レイはA3判、Δ4判、84判および35判のものが
用意されており、これらの前壁にはトレイごとに異なっ
た位置に永久磁石が取り付けられている。各給紙部20
1.202の用紙サイス検知器203−1.203−2
は、カセットトレイに取り付けられている永久磁石の位
置を検出することによりどのサイズの記録用紙が給紙部
201.202に収容されているかを検知するようにな
っている。
ところでこの実施例の転写型感熱記録装置では、各記録
部B、Rにおける記録用紙19の搬送時間と記録用紙の
送り方向の長さとからこれらの記録部における単位時間
当りの搬送量をそれぞれ演算する。そしてこれら搬送量
が一致すように制御して色ずれの発生を防止する。とこ
ろが前記したように裁断紙は一般に正確な大きさに裁断
されているものの、その長さは裁断機の機械的誤差等が
原因してわずかにばらついている。従って搬送時間のみ
を測定してこれから画記録部B、Rての搬送量をめると
、記録用紙19の長さの誤差が搬送量の測定誤差として
表われてしまい、厳密な色ずれ補正を行うことかできな
い。しかしながら記録用紙19の送り方向の長さの測定
も行うものとしても、長さが短かい場合には長さの測定
誤差が比較的大きくなるので、この値を採用することが
補正の精度を向上させることにつながらない場合もあり
うる。
本実施例ではこのような点を考慮して、記録用紙の送り
方向の長さに応じて、特にこれが短い場合にあっても良
好な搬送量の補正を行うことのできる装置としたもので
ある。
第24図はこのような搬送量補正を可能とする回路部分
を表わしたものである。前記した2つの用紙サイズ検知
器203−1.203−2はそれぞれ記録用紙のサイズ
を検知し、サイズデータ204−1.201−2を出力
している。
一方、転写型感熱記録装置の図示しない操作パネルには
2つの給紙部201.202にセットされた合計2種類
のカセットトレイのうち1つを選択する選択ボタンが配
置されている。オペレータがこの選択ボタンを操作する
と、トレイ選択回路205がその選択内容に応じてHレ
ベルあるいはLレベルとなるトレイ選択信号206を出
力する。
トレイ選択信号206はそのまま一方のアンドゲート2
07−1のゲート制御信号となり、インバータ208に
よって論理を反転された信号が他方のアントゲ−)20
)2のゲート制御信号となる。
アントゲート207−1が開いているときはサイズデー
タ201−1がこれを通過し、オアゲート209を経て
条件設定回路211に供給されるようになっている。ま
た他のアンドゲート204−2が開いているときは、サ
イズデータ204−2が同様にして条件設定回路211
に供給されるようになっている。すなわちカセットトレ
イの選択された方の記録用紙のサイズデータが条件設定
回路211に供給されることになる。
条件設定回路211では記録に使用されようとしている
記録用紙19のサイズがA4判または85判のとき、搬
送速度読出信号212を搬送速度メモリ213に供給す
る。搬送速度メモリ213には黒色記録部Bにおける搬
送速度の予測値が記憶されており、黒色記録部搬送速度
予測データ214として読み出されるようになっている
これに対して条件設定回路211に供給されたサイズデ
ータがこれ以外のA3判あるいは84判の用紙サイズを
示すデータであったとき、前記した搬送速度読出信号2
12の出力は行われず、代って用紙長さ測定指示信号2
15の出力が行われる。用紙長さ測定指示信号215は
用紙長さ検出回路216に供給され、この回路による記
録用紙19の長さ測定が行われる。
第25図はこの用紙長さ検出回路による用紙長さの測定
原理を示したものであり、第10図と同一部分には同一
の符号を付している。この第25図で前記した2つの給
紙部の1つから選択的に送り出された記録用紙は、ガイ
ド板217〜220によって案内されながら1対の送り
ロール94.95によって搬送され、黒色記録部Bに供
給されるようになっている。黒色記録部Bの手前には発
光素子96と受光素子97が搬送路23を挾んで配置さ
れており、第1のセンサ98を構成している。この第1
のセンサ98から搬送路23を長さLl だけ後戻った
位置には、発光素子99、受光素子101それにスリッ
ト板10’2の組み合わせから成る第2のセンサ225
が配置されている。
また第1のセンサ98から搬送路23を長さL2だけ後
戻った位置には、発光素子99、受光素子101それに
スリット板102の同様の組み合わせから成る第3のセ
ンサ226が配置されている。
長さLl は84判の記録用紙の送り方向における標準
的な長さに設定されており、長さL2 はへ3判の記録
用紙の送り方向における標準的な長さに設定されている
従って先の第3の実施例で説明したと同様の原理で記録
用紙の送り方向の長さが検出されることになる。すなわ
ち84判のカセットトレイから記録用紙の送り出しが行
われた場合には、その先端 。
が第1のセンサ98によって検知された時点で第2のセ
ンサ225によって84判の記録用紙の後端の位置が検
出され、これを基にして用紙長さデータ227が作成さ
れる。またA3判のカセットトレイから記録用紙の送り
出しが行われた場合には、同じくその先端が第1のセン
サ98によって検知された時点で第3のセンサ226に
よってへ3判の記録用紙の後端の位置が検出され、これ
を基にして用紙長さデータ227が作成される。このよ
うにして用紙長さ検出回路216によって作成された用
紙長さデータ227は搬送速度演算回路228に供給さ
れる。
ところでこの第6の実施例の転写型感熱記録装置では、
各記録部B、Rのバックロール13B、13Rとピンチ
ロール16B、16Rの間に第4のセンサ231B、2
3.IRが配置されている。
これらの第4のセンサ231B、231Rは第24図に
示す搬送時間検出回路232B、232Rの一部を構成
しており、記録用紙19の先端が検出されてから後端が
検出されるまでの搬送時間を検出させるようになってい
る。搬送時間検出回路232Bによって検出された黒色
記録部Bでの搬送時間データ233Bは搬送速度演算回
路228と用紙長さ演算回路234の双方に供給される
このうち盪送速度演算回228では、実際に検出された
用紙長さについての用紙長さデータ227と搬送時間デ
ータ233Bを用いて、黒色記録部Bを実際に搬送され
た記録用紙19の搬送速度を演算する。これは記録用紙
の用紙長さを搬送時間で除した値としてめられる。演算
結果としての搬送速度データ235はずれ量判定回路2
36に供給される。このずれ量判定回路236には、記
録用紙19がA4判あるいは85判のとき黒色記録部搬
送速度予測データ214が供給されるようになっている
一方、用紙長さ演算回路234では黒色記録部搬送速度
予測データ214の供給も受けており、記録用紙19が
Δ4判あるいは85判のとき実際に測定された搬送時間
と予測された搬送速度を使ってその記録用紙の送り方向
の長さを演算する。
このようにしてめられた記録用紙19の長さデータ23
7はメモリ238によって一時的に蓄えられた後、搬送
速度演算回路239に供給される。
搬送速度演算回路239では搬送時間検出回路232R
によって赤色記録部Rで実際に測定された搬送時間。デ
ータ233Rと演算された長さデータ237を用いて赤
色記録部Rにおける記録用紙19の搬送速度を演算する
。もちろん以上は記録用紙19がA4判あるいは85判
のサイズの場合である。へ3判あるいは84判のときに
は、用紙長さ検出回路216によって実際に測定して作
成された用紙長さデータ227を基にして記録用紙19
の搬送速度が演算される。
ずれ量判定回路236は、このようにして搬送速度演算
回路239によってめられた赤色記録部Rにおける搬送
速度データ241を黒色記録部Bにおける搬送速度と比
較し、搬送速度の差異を判定することになる。これは具
体的には次のようになる。
(1)記録用紙19の用紙サイズがA4判あるいは85
判のときには、黒色記録部搬送速度予測データ214の
示す黒色記録部Bでの搬送速度と、搬送速度データ24
1で示される赤色記録部Rでの搬送速度が比較される。
このとき赤色記録部Rでの搬送速度は記録用紙の長さの
予測値を基にした速度である。
(ii )次に記録用紙19の用紙サイズがへ3判ある
いは84判のときには、搬送速度データ235の示す黒
色記録部Bでの搬送速度と、搬送速度データ241で示
される赤色記録部Rでの搬送速度が比較される。これら
の搬送速度は共に実測値から演算したものである。
ずれ量判定回路236の判定したずれ量はずれ量データ
242として周波数演算回路243に供給される。周波
数演算回路243では搬送速度のずれ量に応じて赤色ス
テップモータ55Rの駆動パルス244の周波数を決定
する。この周波数を示した周波数データ245は赤色モ
ータドライバ246に送られ、次の記録用紙について駆
動パルス244の制御が行われることになる。
もちろん周波数演算回路243はずれ量の平均値をとっ
て周波数の制御を行ったり、過去のずれ量を加味しなが
ら今回のずれ量のデータと共に次の搬送速度を制御する
ことにしてもよい。またずれ量に応じて搬送速度メモリ
213の内容を書き換えることも可能である。更に画記
録部B、Rで実際に計測されてめられたずれ量と予測値
を使用してめられたずれ量に重みを付けて周波数の制御
を行ったり、実測値の場合にのみ搬送速度メモリ213
の内容を書き換えるように制御を行うことも可能である
。このように複数のプログラムを使用する場合には、転
写型感熱記録装置に制御用として使用されるCPUを用
いて制御を行うことが実際的である。
以上説明したこの第6の実施例では、記録用紙の送り方
向の長さの測定を予測値を併用することによりより正確
に行い、記録部間における搬送速度の差異を精度良く検
出することができるので、記録用紙のサイズあるいは送
り方向の長さによらず色ずれを効率的に防止することが
できる。
なお以上説明した第1〜第6の各実施例では、搬送量を
駆動パルスの周波数の変更によって制御したが、パルス
の発生個数を制御することで、あるいはこれら双方の制
御によって搬送量の調整を行うことが可能であることは
当然である。
「発明の効果」 このように本発明によれば、記録用紙の搬送量を検出し
これを基にしてその補正を行うこととしたので、インク
ドナーフィルムや搬送用のローラを原因とする記録用紙
の搬送量の変動を随時補正することができ、高精度な搬
送制御を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す原理図、第2図〜第5図は
本発明の第1の実施例を説明するためのもので、このう
ち第2図は転写型感熱記録装置の概略構成図、第3図は
記録位置のずれを補正する回路部分のブロック図、第4
図は総記録枚数と搬送量の変化の一例を示す特性図、第
5図は第1の実施例の変形例を示すブロック図、第6図
〜第9図は本発明の第2の実施例を説明するためのもの
で、このうち第6図は転写型感熱記録装置の要部を示す
概略構成図、第7図は補正用用紙の平面図、第8図は搬
送量の補正を行う回路部分のブロック図、第9図は補正
用用紙の他の例を示す平面図、第1O図〜第13図は本
発明の第3の実施例を説明するためのもので、このうち
第10図は転写型感熱記録装置の要部を示す概略構成図
、第11図はスリット板の平面図、第12図は記録用紙
によるスリットの遮光状態を表わした説明図、第13図
は搬送量の制御を行う回路部分のブロック図、第14図
〜第16図は本発明の第4の実施例を説明するためのも
ので、このうち第14図は転写型感熱記録装置の概略構
成図、第15図は搬送量の補正を行う回路部分を表わし
たブロック図、第16図は色ずれ時間差データと駆動パ
ルスの加減算値との関係を表わした制御特性図、第17
図はこの第4の実施例の一変形例を説明するための転写
型感熱記録装置の概略構成図、第18図〜第22図は本
発明の第5の実施例を説明するためのもので、このうち
第18図は転写型感熱記録装置を用いたカラー複写機の
外観図、第19図は転写型感熱記録装置の部分の概略構
成図、第20図は調整用原稿の一例を示す平面図、第2
1図は搬送量調整用の回路部分を示すブロック図、第2
2図は複写画の一例を示す平面図、第23図〜第25図
は本発明の第6の実施例を説明するためのもので、この
うち第23図は転写型感熱記録装置の概略構成図、第2
4図は搬送量調整用の回路部分を示すブロック図、第2
5図は記録用紙の長さを検出する用紙長さ検出回路の検
出原理を示す説明図、第26図は従来の転写型感熱記録
装置の一例を示す概略構成図、第27図は従来の2色記
録装置の一例を示す概略構成図である。 11・ ・インクドナーフィルム、 13・・・・・バックロール、 14・・・・サーマルヘッド、 15・・・・・ドライブロール、 19・・・・・・記録用紙、 31・・・・・記録用紙撮送量検出手段、32・・・・
・検出結果、 33・・・・・・搬送量補正手段、 47 ・・・・センサ、 71・・・・・光学センサ、 75・・・・・ラダー、 81 ・・・・基準パルス発生器、 83・・・比較器、 85・・・・・・補正量判定器、 98.121・・・・・・第1のセンサ、103.12
2・・・・・第2のセンサ、10.9、・・・・・第3
のセンサ、 112.132・・・通過時間検出回路、116.13
3・・・・・搬送量制御回路、128・二・・平均値演
算回路、 184・・・・・搬送量差検出回路、 186・・・・・・補正量演算回路、 203・・・・・用紙す、イズ検知器、211・・・・
・条件設定回路、 213・・・・・搬送速度メモリ、 234・・・・用紙長さ演算回路、 236・・・・・ずれ量判定回路、 239・・・・・搬送速度演算回路。 出 願 人 富士ゼロックス株式会社 代 理 人 弁理士 山 内 梅 雄 第16図 第22図 1を日−ど 第20図 一1f5と−ど 第24図 第27図 導色記@@(赤咋i巴鋒部〕 第1頁の続き 0発 明 者 高 橋 美 彦 海老名市本郷22−内 0発 明 者 ス ワ イ し ン 海老名市本郷22
1内 0発 明 者 西 澤 慶 則 海老名市本郷221′
4富士ゼロックス株式会社海老名事業所+4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、熱記録媒体を搬送する熱記録媒体搬送手段あるいは
    記録用紙を搬送する記録用紙搬送手段もしくはこれら双
    方の手段を具備し、記録画情報に対応して熱記録媒体を
    加熱させて記録を行う転写型感熱記録装置において、前
    記熱記録媒体搬送手段あるいは記録用紙搬送手段による
    記録用紙の搬送量を検出する記録用紙搬送量検出手段と
    、この記録用紙搬送量検出手段による検出結果に基づい
    て記録用紙の搬送量を補正する搬送量補正手段とを具備
    することを特徴とする転写型感熱記録装置。 2、記録用紙搬送量検出手段が記録用紙の搬送量の累計
    あるいは搬送枚数の総数を検出する手段であり、この検
    出結果に応じて搬送量補正手段が予め用意された補正量
    で記録用紙の搬送量を補正することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の転写型感熱記録装置。 3、記録用紙搬送量検出手段が予め基準画情報を記した
    搬送補正用用紙の豪送時にこれらの基準画情報を検出す
    るセンサと、基準画情報に対応した基準信号を発生する
    基準信号発生器と、前記センサによる検出出力と基準信
    号発生器の出力する基準信号とを比較する比較器を備え
    、比較器の比較結果を用いて搬送量補正手段の補正量を
    制御することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    転写型感熱記録装置。 4、記録用紙搬送量検出手段が記録用紙の送り方向の長
    さを検出する用紙長さ検出回路と、搬送路上におけるこ
    の検出された記録用紙の搬送タイミングを検出する搬送
    タイミング検出回路と、検出された搬送タイミングと記
    録用紙の送り方向の長さを表わした情報とからこの記録
    用紙の搬送量を演算する搬送量演算回路とから構成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の転写型
    感熱記録装置。 5、記録用紙搬送量検出手段が記録用紙の搬送タイミン
    グを検出する搬送タイミング検出回路と、この搬送タイ
    ミング検出回路の検出出力より所定の記録部における記
    録用紙の通過時間をめる通過時間検出回路と、この通過
    時間検出回路によって検出された同一記録部における記
    録用紙の複数回の通過時間から通過時間を演算する通過
    時間演算回路とを備え、この通過時間演算回路によって
    演算された値に応じて搬送量補正手段が記録用紙の搬送
    量を補正することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の転写型感熱記録装置。 6、原稿上の画情報を読み取る読取手段を備え、この読
    取手段によって読み取られた画情報を記録部で記録して
    複写画を得ることのできる装置において、記録用紙搬送
    量検出手段が原稿の読取信号とこの原稿を一度複写した
    複写画を原稿として読み取った複写画読取信号とを比較
    する比較回路と、この比較回路の比較結果により搬送量
    の誤差を検出する搬送量誤差検出回路とを備え、この搬
    送量誤差検出回路の検出した誤差に基づき搬送量補正手
    段が搬送量の補正を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の転写型感熱記録装置。 7、記録用紙搬送量検出手段が各記録部において個々の
    記録用紙の搬送時間を検出す搬送時間検出回路と、複数
    の補正量演算手段とを有し、前記搬送時間に応じて所定
    の補正量演算結果を選択し、演算された補正量を基に搬
    送量補正手段が記録用紙の搬送量を補正することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の転写型感熱記録装置
JP11086184A 1984-06-01 1984-06-01 転写型感熱記録装置 Granted JPS60255467A (ja)

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