JPS6025538Y2 - 薄板絞り装置 - Google Patents

薄板絞り装置

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JPS6025538Y2
JPS6025538Y2 JP15678679U JP15678679U JPS6025538Y2 JP S6025538 Y2 JPS6025538 Y2 JP S6025538Y2 JP 15678679 U JP15678679 U JP 15678679U JP 15678679 U JP15678679 U JP 15678679U JP S6025538 Y2 JPS6025538 Y2 JP S6025538Y2
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JP
Japan
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ring
shaped
thin
thin plate
drawing device
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JP15678679U
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JPS5674314U (ja
Inventor
進 堀越
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば流体の流れを絞ることによってその流
体の流量を測定するため、に用いられる絞り装置、特に
薄い板厚で構成された薄板絞り装置に関する。
第1図及び第2図に従来の薄板絞り装置の実施例を示す
従来の薄板絞り装置は板状のリング11により構成され
、その板状リング11の内径によって絞り量が決定され
ており、持ち運びの便利なように板状リング11の外周
面に把手12が取付けられている。
この薄板絞り装置11は一対の配管13及び14の各端
面のフランジ15及び16により狭まれて流路内に取付
けられている。
絞り装置、即ち板状リング11の内径によって配管13
.14間を流れる流体の流れが制限され、その絞り装置
11の両側における流体の圧力に差が発生し、この差を
知ることによってこの流体の流量を検出することができ
る。
この従来の薄板絞り装置においてこれが用いられる流体
の温度が例えば360℃以上のように高温になると、熱
応力が絞り装置11に発生する。
しかし絞り装置11の周縁部がフランジ15.16によ
り強く狭まれているため絞り装置11は膨張することが
できなくなり、その熱応力が板状リング11の配管13
.14の内側部分に作用して熱歪を起し、例えばゆがん
だり、或いは板面が曲ったりして絞り量が変化し、測定
精度が影響されている。
被測定流体の温度が著しく低い場合においても同様に絞
り装置に歪が発生して流量を正確に測定できなくなる。
絞り装置の板圧を十分大きくすれば熱応力をその厚味部
分で吸収できるが、配管の経が大きい場合。
は材料費が著しく高くなって好ましくない。
この考案の目的は温度変化による膨張収縮を吸収でき、
従って絞り量が温度の影響を受は難く、高い精度で流体
の流れを絞ることができる薄板絞り装置を提供すること
にある。
この考案によれば絞り装置を一体の1枚板として構成す
ることなく、絞り量を決定する絞り本体部分と、その絞
り本体部分をその外周において支持するリング状支持部
との別体構造とし、これ等を互に連結する。
その際にその連結部分及び互に連結により生じる対向周
面間に空隙を設けて熱膨脹や吸収の際にその空隙部分で
その変化分を吸収され、絞り装置が変形したりゆがんだ
りするようなことがないようにされる。
例えば第3図、第5図にこの考案による薄板絞り装置の
一例を示すように、この考案においてはフランジ15,
16.に珠まれて支持されるリング状の支持部18と、
そのリング状支持部18の内周縁部において固定されて
絞り量を決定するリング状絞り本体19とにより構成さ
れる。
リング状支持部18の内周縁部は肉薄部21とされ、こ
の肉薄部21と肉厚部22との間にリング状段部23が
形成されている。
同様に絞り本体19の外周縁部は肉薄部24とされ、そ
の肉薄部24と肉厚部25との間にリング状段部26が
形成されている。
このリング状支持部の肉薄部21と絞り本体19の肉薄
部24とが互に重ねられ、つまりその周縁部がリング状
段部と対向するように重ねられ、この重ねられた部分に
おいて連結具27により互に固定される。
例えば連結具27ば肉薄部21゜24に連通して形成さ
れたそれぞれ小さな貫通孔28.29に挿通され、その
一方の孔29内において肉薄部24と溶接31によって
固定゛される。
連結具27の鍔部32によって肉薄部21が肉薄部24
側に押さえ付けられてこれ等′リング状支持部18及び
絞り本体19が互に固定される。
その際貫通孔28の内径は連結具21の外径よりも大き
くされて空隙33が構成されている。
又肉薄部21の内周面とリング状段部26との間、更に
肉薄部24の外周面とリング状段部23との間にそれぞ
れリング状空隙34.35の少なく共一方が構成される
ようにする。
この実施例においては連結具2゛7の鍔部32は肉薄部
21に形成された凹部36内に配置された場合である。
その場合その凹部36の内周壁と鍔部32の周面との間
に空隙37が構成されるようにする。
この連結具27による支持部18及び本体19の連結は
適当な等角間隔で、例えば3個所程度で行われる。
この第3図乃至第5図に示した絞り装置においてその絞
り量は絞り本体19の内径によって決定される。
このようにこの考案による薄板絞り装置においては支持
部18と絞り本体19との二つの部分によって構成され
、かつこれ等間の連結部分に空隙がその半径方向におい
て設けられているため、流体の温度変化により絞り装置
が膨張収縮する際にリング状支持部18がフランジ15
.16により強く支持されているが、絞り本体19と支
持部18との間の半径方面の空隙によりその膨張収縮が
吸収されて熱歪が発生せす、つまり絞り本体19がゆが
んだ゛す、曲がったりするようなことがなく正しい絞り
量が常に得られる。
よって正確な流量を検出することが可能となる。
又、二つの部分で構成しているため主に流体と接触する
本体19の部分は被絞り流体によっては耐蝕性が要求さ
れ、比較的高価なものを用いざるを得ないが、支持部1
8としては安価なものを使用することができ、従って全
体として安く構成することが可能である。
更に二つの部分に別れているため、絞り本体19の厚味
を被絞り流体が高温の場合は厚くし、低温の場合は薄く
する等、用いられる流体の条件によって絞り本体19の
板圧及び形状を自由に選ぶことがで□きる。
例えば第6図に示すように絞り本体19の形状をノズル
のように突出構造とすることモ゛ミ支持部を含めて一体
に作ることは難しいが、この絞り本体の部分だけは容易
に形成することができる。
又第7図に示すように絞り本体19゜の板圧を厚くして
温度による熱応力を吸収できる特1と高温に適する構造
とすることもできる。
その場合その絞り本体19の内周面を円錐の周面の形状
とすることもできる。
連結具27による支持部18と絞り本体19との連結は
連結具21を絞り本体19に溶接する場合のみな゛らず
、これとは逆に支持部18に溶接するようにしても良い
その場合その連結具と絞り本体との間に半径方向におい
て空隙を形成する。
又第5図に示したよう・に肉薄部21及び24を重ねた
際に一方のリング状段部が他方の周面と対向して全体と
しての厚味がほぼ同一となるようにすると流体の流れが
乱されるおそれがない。
このような場合のみならずこの重ね合わせが段違いとな
るようにし、でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来”の薄板絞り装置を示す断面図、第2図ば
その側面図、第3図はこの考案による薄板絞り装置の断
面図、第4図はその側面図、第5図は連結部分の拡大断
面図、第6図及び第7図はそれそれこの考案による薄板
絞り装置の他の例を示す断面図である。 13.14・・・・・・配管、15,16・・・・・・
フランジ、18・・・・・・リング状支持部、19・・
・・・・絞り本体、21,24・・・・・・肉薄部、2
2.25・・・・・・肉厚部、23.26・・・・・・
リング状段部、27・・・・・・連結具、33.34.
35・・・・・・空隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内周縁部が肉薄とされ、これと肉厚部との間にリング状
    段部が形成され、配管に支持されるリング状支持部と、
    そのリング支持部の内周縁部に肉薄とされた外周縁部が
    重ねられて連結具により固定され、肉薄部と肉厚部との
    間にリング状段部を持ち、絞り量を決定するリング状絞
    り本体とよりなり、上記円内薄部の周面とその対向する
    リング状段部との間にリング状空隙が設けられ、上記支
    持部及び上記絞り本体の一方と上記連結部との間に空隙
    が形成されている薄板絞り装置。
JP15678679U 1979-11-12 1979-11-12 薄板絞り装置 Expired JPS6025538Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678679U JPS6025538Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 薄板絞り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15678679U JPS6025538Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 薄板絞り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5674314U JPS5674314U (ja) 1981-06-18
JPS6025538Y2 true JPS6025538Y2 (ja) 1985-07-31

Family

ID=29668155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15678679U Expired JPS6025538Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12 薄板絞り装置

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JPS5674314U (ja) 1981-06-18

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