JPS6346832Y2 - - Google Patents

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JPS6346832Y2
JPS6346832Y2 JP13140182U JP13140182U JPS6346832Y2 JP S6346832 Y2 JPS6346832 Y2 JP S6346832Y2 JP 13140182 U JP13140182 U JP 13140182U JP 13140182 U JP13140182 U JP 13140182U JP S6346832 Y2 JPS6346832 Y2 JP S6346832Y2
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JP
Japan
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diaphragm
pressure receiving
receiving pipe
pressure
displacement
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JP13140182U
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JPS5935844U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧力計に関するものである。
更に詳述すれば、本考案は、ダイアフラムを利
用した圧力計に関するものである。
一般に、ダイアフラムを利用した圧力計におい
ては、直接測定圧をダイアフラムに印加し、圧力
によるダイアフラムの変位を変位検出手段により
検出するのが一般的である。
しかしながら、このような装置においては、直
接圧力をダイアフラムの面に作用させるために、
受圧圧力の最大値を考慮してダイアフラムの板
厚を変える必要があつた。ダイアフラムに生ず
る応力が大きい場合には、ダイアフラムの変位に
よるヒステリシス現象も起りやすい、感度を上
げるためには板厚を薄くしたいが、ダイアフラム
の外周部分の応力が降伏応力に近くなり、設計余
裕が少くなるという欠点も生じやすい。
本考案の目的は、筒状の受圧管と、受圧管内に
配置され受圧管の内周面に外周部が固定された板
状のダイアフラムと、受圧管における、ダイアフ
ラムの固定部分の両側周面にリング状に溝を設
け、測定圧は受圧管が受圧して変位し、この変位
がダイアフラムにおいて増幅されて変位するよう
にして、上述の如き欠点を除去し、感度が高く、
ヒステリシス特性が良好で、小型化のはかれる圧
力計を提供するものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図は、本考案の一実施例の構成説明図であ
る。
図において、1は筒状の受圧管、2は受圧管1
内に配置され受圧管1の内周面にその外周部21
が固定された板状のダイアフラムである。ダイア
フラム2は、この場合は、図の上方に凸状をなし
ている。3は受圧管1のダイアフラム固定部分1
1の両側周面にそれぞれリング状に設けられた溝
である。4は受圧管1が固定された本体ブロツク
である。5はダイアフラム2に対向して、本体ブ
ロツク4に設けられた電極で、ダイアフラム2と
静電容量電極を構成する。而して、受圧管1と本
体ブロツク4と電極5とダイアフラム2の一面側
とで室41を構成する。42は受圧管1と本体ブ
ロツク4とダイアフラム2の他面側とで構成され
た室である。6は本体ブロツク5に取付けられ、
実質的に受圧管1を覆う円筒状のカバーである。
61は受圧管1と本体ブロツク5とカバー6とで
構成される測定室である。
以上の構成において、測定室61に測定圧Pが
導入されると、受圧管1が圧力Pにより中心軸方
向に変位する。受圧管1が変位すると、ダイアフ
ラム2の外周部21は圧縮力を受ける。ダイアフ
ラム2は凸状をなしているので、ダイアフラム2
は曲げモーメントを受け、ダイアフラム2の中央
部分は、受圧管の中心軸方向に変位する。この変
位により、電極5とダイアフラム2との静電容量
が変化する。この変化を検出することにより測定
圧Pを検出することができる。
この場合、受圧管1の半径方向の変位は、凸状
のダイアフラム2に曲げモーメントとして作用
し、ダイアフラム2の変位として増幅される。し
たがつて、受圧管1の変位は小さくてもよく、感
度の高いものが得られる。測定圧Pは、受圧管1
によつて受圧するので、ダイアフラム2の板厚
が、測定圧Pの最大値に基づき、薄くできないと
言う制約もない。ダイアフラム2は板面と平行方
向に力を受けるので、従来の如く、面に垂直方向
に力を受けるものではなく、ダイアフラム2の各
部に生ずる応力も小さく、ヒステリシス特性が良
好なものが得られる。応力が小さいので、ダイア
フラム各部の設計余裕が充分に得ることができ
る。
たとえば、30mm直径、板厚0.5mm、1mm凸形状
のダイアフラムでは、外周−1μの変位に対して、
ダイアフラムの中央部の変位は+5μの変位とな
る。
また、板厚は薄いほど増幅率は大きく、板厚の
み、0.25mmとすると、中央変位は+24μにも達す
るものが得られる。
第2図は、本考案の他の実施例の構成説明図で
ある。本実施例においては、平板状のダイアフラ
ム2′を用いると共に、受圧管1のダイアフラム
2′との固定部分11′の一方側、この例では図の
下方に溝3を二個設けたものである。このようも
のでは、ダイアフラム2′は平板状でよく、ダイ
アフラム2′の中央部は電極5に対して変位する
ことができる。なお、ダイアフラム2′は平板状
でなく、第1図実施例の如く、凸形状であつても
よいことは勿論である。凸形状であれば、増幅率
はさらに大きなものが得られる。
第3図は、本考案の別の実施例の要部構成説明
図である。
本実施例においては、ダイアフラム2″の中央
部に固定電極5′を脚51′を利用して平行に取付
けたものである。このようなものではダイアフラ
ム2″と固定電極との初期間隔dを正確にするこ
とができる。
なお、前述の実施例においては、室41,42
が設けられていると説明したが、室41,42は
互いに連通されてもよく、また、室41,42を
真空にすれば、絶対圧力計として使用できる。
また、連通された室41,42側に測定圧Pが
導入されるものであつてもよいことは勿論であ
る。
また、前述の実施例においては溝3は断面三角
形状のものについて説明したが、これに限ること
はなく、たとえば、半円形状でもよく、要する
に、受圧管1のダイアフラム11の固定部分が変
位し易くすると共に、本体ブロツクに溶接等によ
り固定する場合に受圧管1のダイアフラム11の
固定部分に、溶接熱等による歪が生じない構成の
ものであればよい。
以上説明したように、本考案によれば、感度が
高く、ヒステリス特性が良好で、小型化のはかれ
る圧力計を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成説明図、第2
図は本考案の他の実施例の要部構成説明図、第3
図は本考案の別の実施例の要部構成説明図であ
る。 1……受圧管、11,11′……ダイアフラム
固定部分、2,2′,2″……ダイアフラム、2
1,21′,21″……外周部、3……溝、4……
本体ブロツク、41,42……室、5,5′……
電極、51′……脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の受圧管と、該受圧管内に配置され該受圧
    管の内周面にその外周部が固定された板状のダイ
    アフラムと、該受圧管のダイアフラム固定部分の
    両側周面にそれぞれリング状に設けられた溝と、
    前記ダイアフラムの平面に対向して配置され該ダ
    イアフラムの変位を検出する変位検出手段とを具
    備してなる圧力計。
JP13140182U 1982-08-31 1982-08-31 圧力計 Granted JPS5935844U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13140182U JPS5935844U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 圧力計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13140182U JPS5935844U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 圧力計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5935844U JPS5935844U (ja) 1984-03-06
JPS6346832Y2 true JPS6346832Y2 (ja) 1988-12-05

Family

ID=30297073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13140182U Granted JPS5935844U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 圧力計

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JP (1) JPS5935844U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5935844U (ja) 1984-03-06

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