JPS60254467A - デイスクプレ−ヤ - Google Patents

デイスクプレ−ヤ

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JPS60254467A
JPS60254467A JP11183884A JP11183884A JPS60254467A JP S60254467 A JPS60254467 A JP S60254467A JP 11183884 A JP11183884 A JP 11183884A JP 11183884 A JP11183884 A JP 11183884A JP S60254467 A JPS60254467 A JP S60254467A
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JP
Japan
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pickup
disk
address
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tray
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JP11183884A
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Yoshiro Aoyanagi
芳郎 青柳
Hiroyuki Hirano
弘行 平野
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Priority to DE3546773A priority patent/DE3546773C2/de
Priority to DE3546771A priority patent/DE3546771C2/de
Priority to DE19853515472 priority patent/DE3515472A1/de
Publication of JPS60254467A publication Critical patent/JPS60254467A/ja
Priority to US07/244,641 priority patent/US4879705A/en
Publication of JPH0472313B2 publication Critical patent/JPH0472313B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
    • G11B21/085Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs with track following of accessed part
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0946Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following specially adapted for operation during external perturbations not related to the carrier or servo beam, e.g. vibration

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1L1 本発明は、ディスクプレーヤに関し、特にアドレス情報
を、含むプログラム情報が記録されているディスクを再
生するディスクプレーヤに関する。
背景技術 この種のディスクプレーヤでは、ピックアップの情報読
取点がディスクの記録トラックに追従することによって
記録情報の読取りが行なわれるのであるが、プレーヤ本
体に外部から振動が加わった場合などにはピックアップ
の情報読取点が記録トラックを飛び越してしまい、安定
した再生動作が得られないことになる。特に、常に振動
がある自動車への搭載を考えた場合、いわゆるトラック
飛びが頻繁に生じる可能性が大であり、その対策が望ま
れる。
発明悲1」 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、トラック
飛びを迅速かつ確実に検出できると共に、その後の復帰
動作もスムーズに行ない得るディスクプレーA7を提供
することを目的とする。
本発明によるディスクプレー17は、ピックアップによ
り読み取られた最新アドレス情報と一定周期のカウント
動作によって得られる期待アドレス情報とを比較し、両
アドレス情報の不一致をもってトラック飛びが生じたと
判定すると共に、不一致検出が連続して所定回数行なわ
れたときピックアップを期待アドレスへ移動させること
を特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例としての車載用オートローディン
グディスクプレーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
図において参照符1は当該オートローディングディスク
プレーヤの全体を示している。
第1図に示される如く、ハウジング2の一部を構成する
フロントパネル3には、演奏さるべきディスク5を挿入
する為のスロット3aが左右方向に伸長して設けられて
いる。但し、ここで言う左右方向とは矢印Yにて示され
る前方に向ってめものである。従って、図中矢印X方向
は左方を示し、また、矢印Z方向は上方である。なお、
ディスク5は、レーザ光を用いて信号を記録し且つ読み
取る方式のものであって、外径が約12cmとなってい
る。フロントパネル3にはまた、当該ディスクプレー1
7の操作、例えばプレイスタート及びイジエクトなどを
な寸ための操作ボタン群6が配設されている。
第2図ないし第6図に示されるように、ハウジング2内
には支持部材たるシャーシ7が設けられている。なお、
シャーシ7は本体7aと、該本体の前端部に固定された
サブシャーシ7bとから成る。第1図及び第12図に示
されるように、シャーシ7はハウジング2にゴムなどか
ら成る4つの防振部材8を介して支持されている。但し
、第1図には左側の2つの防振部材8のみが示されてい
る。シャーシ7には後述するターンテーブルの回転面に
平行な方向、この場合前後方向(矢印Y方向及びその反
対方向)において移動自在にトレイ10が設けられてい
る。第6図において特に明らかなように、トレイ10は
L字状に形成された本体10aと、該本体の右端部にネ
ジ結合された側壁部材10bとによって構成されている
。シャーシ7の左端部にはブラケット12が固定されて
おり、トレイ10の左端部は該左端部に突設されたビン
10cがブラケット12に前後方向に伸長して形成され
た長孔12aに摺動自在に係合することによって支持さ
れている。
一方、シャーシ7の左右両側部には一対の移動部材13
及び14が配置されている。右方の移動部材14は樹脂
などから成り、シャーシ7の右端部にトレイ移動方向、
即ち前後方向に伸長して固設されたガイドバー15によ
り摺動自在に支持されたトレイ10の右端部に取り付け
られている。
詳しくは、移動部材14は、該移動部材に前後方向に伸
長して形成された長孔14aがトレイ10の右端部に突
設されたビン10eに摺動自在に係合することによって
支持されているのである。また、左方の移動部材13は
トレイ10とブラケット12との間に位置しており、該
移動部材に前後方向に伸長して形成された長孔13aが
トレイ10の左端部に設けられたビン10cに摺動自在
に係合することにより支持されている。なお、トレイ1
0の右端部はガイドバー15に、トレイ移動方向、即ち
前後方向において離隔する2支持点にて摺動自在に係合
して支持されている。トレイ10の後端部には両端にア
ーム17a及び17bが固着された連動シャフト17が
左右方向に伸長して設けられており、且つトレイ10に
回動自在に支持されている。アーム17a、17bの先
端部内面にはビン17C及び17dが夫々突設されてお
り、該各ピンは移動部材13.14の各後端部に上下方
向に伸長して形成された長孔13b、14bに各々摺動
自在に係合している。シャーシ7の右端部には回動自在
に支持された複数の歯車から成る動力伝達機構19が設
けられている。動力伝達Ili構19の前方にはモータ
20が固設されており、第4図において特に明らかなよ
うに、該モータの出力軸に嵌着されたウオーム20aが
動力伝達機構1′9の初段歯車19aと噛合している。
また、動力伝達機構19の最終段歯車19bは移動部材
14の左側面下端部に該移動部材の移動方向、即ち前後
方向において形成されたラック部14dと噛合せしめら
れている。なお、最終段歯車19bとラック部14dと
の噛合位置は、トレイ10がガイドバー15に摺動自在
に係合して支持される上記2支持点の中点の近傍となっ
ている。
上記したモータ20と動力伝達11構19と、アーム1
7a、17b等を含む連動シャフト17とによって、移
動部材13及び14に駆動力を付与せしめる駆動力付与
手段が構成されている。
トレイ10の下方には移動部材13.14に挾まれる位
置にディスク5を担持するコンテナ22が配置されてい
る。このコンテナ22と、1−レイ10と、移動部材1
3及び14とによって、ディスク担持部が構成されてい
る。なお、コンテナ22のディスク担持面には該ディス
ク担持面とディスク5との直接接触を避ける為にフェル
トなどから成る保護膜23が貼設されている。コンテナ
22の左右両端部には一対ずつ、計4本のビン22aが
左右方向に伸長して設けられている。コンテナ22はこ
れら各ビン22aがトレイ10に上下方向に伸長して形
成された4つの長孔10fに摺動自在に係合することに
よって、トレイ10にトレイ移動方向に垂直な方向、即
ち上下方向において所定範囲内で移動自在に支持されて
いる。コンテナ22のビン22aはまた、上記長孔10
fを貫通した模、移動部材13.14に夫々形成され7
j7Jム孔13d及び14dに摺動自在に係合せしめら
れている。カム孔13d及び14dはディスク挿入方向
、即ち前方から後方に向って上方、即ち、コンテナ22
が後述するターンテーブルから離れる方向に傾斜するテ
ーパ部と、該テーパ部のディスク挿入方向端すなわち後
端に連続し後方に伸びる水平部と、該水平部の後端に連
続して上記テーパ部と平行に伸長するテーパ部とにより
構成されている。すなわち、移動部材13及び14の前
後方向移動に伴ってコンテナ22が上下動するようにな
されているのである。
次いで、トレイ10が後述するターンテーブル上の所定
位置、すなわち、コンテナ22に担持されたディスク5
の回転中心が該ターンデープルの回転軸と略一致する位
置に達づるまではコンテナ22をトレイ10に対してロ
ックし、且つトレイ10が上記所定位置に達するとコン
テナ22のトレイ10とのロック状態を解除せしめ且つ
トレイ10をハウジング2に対してロックづるロック・
解除手段について説明する。
第4図及び第6図に示されるように、シャーシ7の本体
7aの右端部には凹部7Cが形成されている。一方、右
方の移動部材14には、トレイ10が上記ターンテーブ
ル上の所定位置にあるときにトレイ移動方向における位
置が凹部7Cの位置と一致するようにカム溝14.eが
形成されている。
トレイ10の後端部にはレバー25が揺動自在に設けら
れており、該レバーの揺動端部には四部70及びカム溝
14eに係合し得るビン26が突設されている。すなわ
ち、ビン26は凹部7C及びカム溝148に選択的に係
合するようになっているのである。また、移動部材14
にはカム溝14eに連続して前方に伸びて形成され且つ
ビン26と摺動自在に係合して、トレイ10がターンテ
ーブル−Lの上記所定位置に達した後の移動部材14の
移動を可能とする長孔14[が形成されている。
これら四部7c、カム溝14e1長孔14f及びビン2
6によって、トレイ1oがターンテーブル上の所定位置
に達するまではコンテナ22をトレイ10に対してロッ
クし、且っトレイ1oが上記所定位置に達するとコンテ
ナ22のトレイ1゜とのロック状態を解除せしめ且っト
レイ1oをハウジング2に対してロックするロック・解
除手段が構成されている。
また、該ロック・解除手段と、シャーシ7と、トレイ1
0と、コンテナ22と、移動部材13゜14と、動力伝
達機119及びモータ2o等から成る上記駆動力付与手
段とによって、ハウジング2のスロット3aがら挿入さ
れたディスク5を演奏位置、すなわち上記ターンテーブ
ル上に搬送するディスク搬送機構が構成されている。
次に、ハウジング2内に設けられてディスク演秦をなづ
演奏手段について説明する。
JX6図に示されるように、上記ディスク搬送機構の一
部であるシャーシ7の下面には全体として略コの字状に
形成された支持部月28が配置されており、且つ柔軟な
ゴムなどからなる4つの防振部材29を介してシャーシ
7に取り付けられている。この支持部材28には上記タ
ーンテーブルの回転面に平行に、この場合前後方向に伸
長して設けられ案内手段として作用する2本のガイドシ
ャフト30a 、30bが固定されている。ガイドシャ
フト30a 、30bには略コの字状に形成されたスラ
イダ31が移動自在に且つ移動方向に関す−る両側部、
即ち左右両端部にて支持されている。
第9図及び第10図に示される如く、スライダ31には
該スライダの移動方向、即ち前後方向に伸びるネジ31
aが設けられており、該ネジによ−)て直方体状のケー
ス33が回動可能に保持されている。すなわち、ケース
33はスライダ移動方向に垂直な面内において回動する
のである。なお、ケース33内にはディスク5の情報記
録面にレーザスポット光を照射せしめる対物レンズ33
aを含み該ディスクから情報を読み取るための光学式ピ
ックアップ手段(対物レンズ33a以外は図示せず)が
担持されている。また、スライダ31及びケース33を
キャリッジ34と総称する。
ここで、例えば第2図に示されるように、上記ディスク
搬送機構の一部をなすトレイ10には、該ディスク搬送
機構がディスク搬送前位置(第2図に示される状態)に
あり且つキャリッジ34がホームポジション、即ち演奏
前の静止位置にあるどぎに上記対物レンズ33aに対向
する円形の開口部10dが形成されている。この開口部
10dは対物レンズ33aの表面に付着した塵埃等を、
上記ディスク搬送機構を取り外すことなく拭い取る為に
設けられたものである。従って、詳述しないが、ディス
ク搬送機構の一部を構成する部材であって、ディスク搬
送機構及びキ1?リッジ34が上記した演奏前位置にあ
るときにトレイ10と対物レンズ33aとの間に介在す
る部材にも開口部10dと同様の開口部が形成されてい
ることは言うまでもない。また、第1図に示されるよう
に、ハウジング2の上面にも円形の間口部2aが形成さ
れている。この開口部2aも上記した間口部10dと同
様、ディスク搬送機構及びキャリッジ34が上述した演
奏前の静止位置にあるときに対物レンズ33aと対向す
るように位置せしめられている。ハウジング2にはまた
、この開口部2aをrJl塞し得る蓋体2bがネジ固定
されている。ハウジング2にもこのような開口部を設け
たことによって、該ハウジングを取り外すことなく対物
レンズ33aの清掃が出来るのである。なお、詳述はし
ないが、上記開口部10d、2a等を通じて上記光学式
ピックアップ手段の光照射パワーの調整をすることも可
能である。
前後するが、第9図及び第10図に示されるように、ス
ライダ31の移動方向端部にはスライダ移動方向に垂直
な面内において、この場合左右方向に伸長して長孔31
bが形成されている。′長孔311)はケース33の回
動一端部に対応して設けられており、該長孔にはネジ部
35aがケース33に螺合する偏倚ネジ35の円形頭部
35bが嵌合している。名の通り、偏倚ネジ35のネジ
部35aの軸中心は円形頭部35bの軸中心に対して偏
倚せしめられている。すなわち、この偏倚ネジ35を回
動することによって、ケース33が支持ネジ31aを中
心として僅かずつ回動するようになされているのである 上記偏倚ネジ35と該偏倚ネジの円形頭部35bが嵌合
する長孔31bとによって、ケース33の回動角痕位置
の調整、すなわち、該ケース内に設けられた光学式ピッ
クアップ手段(図示せず)のいわゆるタンジエンシャル
方向の調整を行う調整手段が構成されている。なお、か
かる調整が完了した後はネジ31cにて固定する。
第6図及び第11図に示されるように、支持部材28に
はガイドシャフト30a、30bと平行に配置されたス
クリューシャフト37が両端部において回動自在に取り
イ4けられている。スクリューシャフト37の前方には
モータ38が配置されており、スクリューシャフト37
は該モータによつてプーリ39等を含む動力伝達手段を
介して回転駆動されるようになされている。第11図に
おいて特に明らかなように、スライダ31には板バネ4
1が片持梁状に固設されており、該板バネの自由端部に
はスクリューシャフト37に螺合するハーフナツト42
が固設されている。
上記したスクリューシャフト37と、モータ38と、プ
ーリ39を含む上記動力伝達手段と、板バネ41と、ハ
ーフナツト42と、これらに関連する周辺小部材とによ
って、キャリッジ34を駆動する駆動機構が構成されて
いる。
キャリッジ34の移動軌跡の延長線上であって、該キャ
リッジと該キャリッジを駆動する上記駆動機構とによっ
て挾まれる位置にはターンテーブル45が配置されてお
り、且つ支持部材28に固定されている。第7図におい
て明らかなように、ターンテーブル45は該ターンテー
ブルを担持する形で設けられた駆動源たるスピンドルモ
ータ46によって直接回転駆動されるようになされてい
る。
第6図及び第9図に示されるように、キャリッジ34の
一部であるケース33にはターンテーブル45及びスピ
ンドルモータ46のうち、ケース33に対向する一部が
嵌挿可能な切欠部33bが形成されている。キャリッジ
34が該キャリッジのホームポジション、即ち演奏前の
静止位置にあるときに、ターンテーブル45及びスピン
ドルモータ46は上記切欠部33b内に嵌挿されるので
ある。
第7図及び第8図に示されるように、スピンドルモータ
46の出力軸46aには保持機構478により回動自在
に支持されたアイドラ47bが接触せしめられている。
これら保持機1flt47a及びアイドラ47bによっ
て、出力軸46aとこれを支える軸受部46bとを密接
せしめる密接手段が構成されている。出力軸46aと軸
受部46bとの間には通常的10μm程度のギャップが
生ずるのであるが、上記密接手段を設けることによりこ
のギャップが補正されて出力軸46a、従ってターンテ
ーブル45の回転が正確かつ円滑なものとなるのである
上記した支持部材28と、ガイドシャフト30a、30
わと、キャリッジ34と、モータ38を含む上記駆動機
構(キャリッジ34を駆動)と、ターンテーブル45と
、スピンドルモータ46と、アイドラ47b等から成る
上記密接手段と、これらに関連する周辺小部材とによっ
て、ディスク演奏をなす演奏手段が構成されている。
ここで、支持部材28のシャーシ7への取り付は方法に
ついて詳述する。
支持部材28のシャーシ7に対する4つの支持点即ち防
振部材2つが配置された位置は、キャリッジ34の重心
の移動軌跡の中点とターンテーブル45の回転軸との間
の中点を中心とする円弧上に等距離に設けられている。
防振部材29は当該車載用オートローディングディスク
プレーヤを搭載する自動車の車体振動などの外部振動か
ら上記演奏手段を保護する為に設けられたものであるが
、支持部材28の支持点を上述のように配置して該支持
点に防振部材29を設けることによって防振効果が茗し
く向上するのである。なお、支持部材28の支持点を上
記のようにしたのはキャリッジ34の移動に伴う上記演
奏手段の重心位置の変化を考慮してのことであるが、簡
易的に、例えばキャリッジ34が移動軌跡の中点にある
ときの上記演奏手段の重心を中心とした円弧上に且つ等
距離に支持部材28の支持点を設け、該支持点に防振部
材29を設けても人なる防振効果が得られる。
次いで、演奏位置、即ちターンテーブル45上に搬送さ
れたディスク5をクランプするクランプ機溝について述
べる。
第2図、第3図及び第6図に示されるように、コンテナ
22の上方であって移動部材13及び14に挾まれる位
置に板状の支持部材51が設番プられている。この支持
部材51の左右両端部には一対ずつ、計4本のビン51
aが左右方向に伸長して設けられている。支持部材51
はこれら各ビン51aがトレイ10に上下方向に伸長し
て形成された4つの長孔10(+に摺動自在に係合する
ことによって、トレイ10にトレイ移動方向に垂直な方
向、即ち上下方向において所定範囲内で移動自在に支持
されている。支持部材51のビン51aはまた、トレイ
10の長孔10(]に挿通されていると共に、移動部材
13.14に各々形成されたカム孔13g及び14gに
摺動自在に係合せしめられている。カム孔13(I及び
14(+は上記支持部材51がターンテーブル45から
離れる方向、即ち前方から後方に向って上方に直線的に
傾斜している。すなわち、移動部材13及び14の前後
移動に伴って支持部材51がターンテーブル45に対し
て上下動するようになされているのである。
なお、移動部材13及び14に形成されたカム孔13d
、130並びに14d及び14111のうち、コンテナ
22のビン22aと係合するカム孔13d、14dを第
1カム孔と称し、これに対して支持部材51のビン51
aと係合するカム孔13(1及び14(+を第2カム孔
と称する。なお、この第1カム孔13d、14dのディ
スク挿入方向における全長と第2カム孔13(l及び1
4(]のディスク挿挿入面における全長とはほぼ等しく
なっている。
支持部材51には、ターンテーブル45と協働してディ
スククランプ作用をなず押圧部材52が回動自在に設け
られている。なお、第3図に示される位置を支持部材5
1の非クランプ位置と称する。また、支持部材51が所
定分だけ下方に移動して抑圧部材52がターンテーブル
45上に載置されたディスクの表面に当接するときの支
持部材51の位置をクランプ位置と称する。支持部材5
1は上記クランプ位置と非クランプ位置との間において
移動するのである。同じく第3図に示されているが、抑
圧部材52は環状に形成されたマグネット52aを有し
、該マグネットの磁力によりディスククランプをなす。
また、押圧部材52とこれを回動自在に支持する支持部
材51は鋼板などの磁性材から成り、支持部材51が上
記非クランプ位置にあるときに抑圧部材52はマグネッ
ト52aの磁力によって支持部材51に吸着されるよう
になされている。また、M6図にも示される如く、押圧
部材52の上面にはフェルトなどからなる緩衝部材52
bが貼着されており、支持部材51が上記非クランプ位
置にあるときにおける該支持部材の振−などによって押
圧部材52の上面とハウジング2とが直接当接しないよ
うになっている。但し、この緩衝部材52は押圧部材5
2の上面に限らず、支持部材51が上記非クランプ位置
にあるときに押圧部材52と対向するハウジング2の一
部に設けても良い。
第2図において特に明らかな如(、支持部材51の下面
には左右一対の挾持板54及び55が押圧部材52を挾
んで配置されており、各々3本ずつのビン54a及び5
5aを介して左右方向において移動自在に支持部材51
に取り付けられている。挟持板54.55の各対向部に
は抑圧部材52の外周に形成された円周溝520 (第
3図示)内に嵌挿される円弧部54b及び55bが形成
されており、該円弧部には押圧部材52の円周溝52C
の底面に係合し得る2つずつの爪54c、55Cが突設
されている。
支持部材51の下面にはまた、挟持板54.55の後方
に、左右一対の同期板57.58が配設され、月つビン
57a及び58aを各々介して支持部材51に回動自在
に取り付けられている。各同期板57.58は各3本の
アーム部570.57d、57e並びに58C,58d
及び58eを有している。アーム部57cの先端部には
長孔57[が形成されており、アーム部58cの先端部
に突設されたビン58fが暦動自在に係合している。ま
た、略前方に突出したアーム部57d、58dの各先端
部にも長孔57111.58!;lが形成されており、
該両長孔は挾持板54,55に各々突設されたビン54
0及び55eに各々摺動自在に係合している。すなわち
、同期板57及び58は挾持板54,55の動作を同期
せしめる作用をなすように構成されているのである。な
お、挟持板54と同期板57を第1位置決め部材61と
総称し、これに対して挟持板55及び同期板58を第2
位置決め部材62と総称する。すなわち、これら一対の
位置決め部材61.62は抑圧部@52の回転軸に略直
角な面内において移動自在に設けられ、各々例えば2点
(爪54c 、55C)において抑圧部材52の外周に
係合し得るのである。
また、各位置決め部材61及び62は、該両位置決め部
材の一部である挾持板54i 55の押圧部材外周との
保合部、即ち爪54c及び55Cが押圧部材外周に近づ
く方向に、付勢手段たるコイルスプリング64によって
付勢されている。
上記した位置決め部材61及び62と、コイルスプリン
グ64とによって、抑圧部材52を支持部材51上の所
定位置に位置決めする位置決め手段が構成されている。
また、該位置決め手段と、抑圧部材52と、支持部材5
1と、これらに関連する周辺小部材とによって、演奏位
置、即ち、ターンテーブル45上に搬送されたディスク
5をクランプするクランプ機構が構成されている。
上記した位置決め部1161.62等を含む位置決め手
段は、支持部材51上における押圧部材52の位置決め
を行なうだけでなく、ハウジング2のスロット3aから
挿入されたディスク5をコンテナ22上の所定位置に位
置決めする位置決め手段としても作用する。第2図及び
第6図において明らかなように、各位置決め部材61及
び62はディスク挿入路の両側に配置されており、且つ
コンテナ22(トレイ10及び移動部材13.14と共
にディスク担持部を構成)のディスク担持部に略平行な
面内において移動自在となっている。
各位置決め部材61.62の構成部材である挟持板54
.55並びに同期板57及び58の各下面にはビン部材
54f 、55f 、57h及び58hが夫々突設され
ている。これらビン部材54r。
55f 、57h及び58hはコンテナ22のディスク
担持面に略垂直に伸長しており、ディスク5の外周に係
合する係合部として作用する。なお、コイルスプリング
64は各ビン部材54f、55f、57h及び58hが
ディスク外周に近づく方向に位置決め部材61.62を
付勢している。
ここで、第6図に示されるように1.各ビン部材54f
 、55F 、57h 及び58h 4]、tコンyす
22のディスク担持面に向って縮径するテーバが形成さ
れている。但し、ビン部材5711については示されて
いない。ディスクローディング時若しくはイジェクト時
にディスク5は上記各ビン部材によって挾持されるので
あるが、ディスク5が挾持されると同時に該各ビン部材
の上記テーパの作用により生ずる分力によって、ディス
ク5はコンテナ22のディスク担持面に向けて押圧され
るのである。
次に、上記した位置決め手段によるディスク挟持状態を
解除せしめる機構について説明する。
第2図及び第6図において示されるように、右側の移動
部材14の上端部にはし字状に形成された小ブラケット
71が固設されており、該小ブラケットにはビン部材7
2が突設されている。このビン部材72は上下方向にお
いて伸長しており、且つ、トレイ10がターンテーブル
45上の所定位置、すなわち、該トレイと共に移動する
コンテナ22に担持されたディスク5の回転中心がター
ンテーブル45の回転軸と略一致する位置に達したとき
に上記位置決め手段の構成部材である同期板58のアー
ム部58eの先端にネジ固定された爪73の前端部と係
合するように配置されている。
すなわち、トレイ10が上記所定位置に達した後の移動
部材14の移動に伴って位置決め部材61゜62が動作
せしめられ、位置決め部材61.62に設けられたビン
部材54f 、55f 、57h 。
58hとディスク外周との係合状態、即ち、ディスク挾
持状態が解除されるようになされているのである。
第6図において明らかなように、移動部材14に設けら
れたビン部材72にはコンテナ22がターンテーブル4
5に近づく方向、すなわち下方に向って縮径するテーバ
が形成されている。ディスク5をコンテナ22上の所定
位置に位置決めする上記位置決め手段(位置決め部材6
1.62等から成る)は、上記ビン部材72に当接しつ
つ摺動してコンテナ22と共にトレイ移動方向に略垂直
な方向において往復動するのであるが、上記したように
ビン部材72にテーパが形成されていることによって該
ビン部材と上記位置決め手段との接触は点接触となるの
である。従って、互いの接触による抵抗は極めて小さい
ものどなり、ディスクローディング及びイジェクト動作
が円滑となるのである。また、ビン部材72のテーパの
作用により生ずる分力によって上記位置決め手段は推力
を受けることとなる。
次に、ハウジング2のスロット3aからディスク5が挿
入される際に作用する各機構について説明する。
第13図に示されるように、ハウジングの前面部を構成
するフロントパネル3に形成されたディスク挿入用スロ
ット3aの内方には、ゴムなどの柔軟性材質を板状に形
成して成り互いに短手方向一端部が対向するように配置
されて主面にてスロット3aを閉塞する一対の可撓性長
手部材76及び77が設けられている。各可撓性長手部
材76゜77はその短手方向他端部、即ち非対向側端部
において、断面り字状の一対の固定部材78.79によ
ってフロントパネル3に取り付けられている。
これら可撓性長手部材76.77並びに固定部材78.
79によって、スロット3aを閉塞する閉塞手段が構成
されているのである。
−可撓性長手部材76及び77の各対向端部には円弧状
の面取りが施されており、該各可撓性長手部材とディス
ク5との摺接状態が円滑となっている。また、可撓性長
手部材76.77の各対向端部の近傍には薄く形成され
て特に撓み易い可撓部76a及び77aが夫々設けられ
ている。
ところで、可撓性長手部材76及び77は導電性を有し
ており、且つ例えば固定部材78.79を各々介してア
ースされている。このようにすることによって、スロッ
ト3aから挿入されるディスク5から静電気を取り除く
ことが出来、ディスク5の表面に静電気により付着して
いた塵埃のハウジング2内への侵入が防止されているの
である。
なお、可撓性長手部材76.77の材質が例えばゴムで
ある場合、これに導電性を持たせる方法としてはカーボ
ン粒子等を混入させることなどが有効である。
第2図、第5図及び第6図に示されるように、シャーシ
7の左端部に固設されたブラケット12の右側には略前
後方向に伸長するレバー85が配置されており、ビン8
5aによってその長手方向略中央部においてブラケット
12に回動自在に取り付けられている。このレバー85
は移動部材13と連動して回動するようになされている
。一方、レバー85の前方には防止部材86が、上下方
向(矢印Z方向及びその反対方向)において移動自在に
設けられている。防止部材86の左端部にはビン86a
が突設されており、該ビンはレバー85の前端部に形成
された長孔851)に摺動自在に係合せしめられている
。これらレバー85及び防止部材86によって、スロッ
ト3aからのディスクの二重挿入を防止するディスク二
重挿入防止手段が構成されている。ずなわら、レバー8
5の回動に伴って防止部材86が上下動することによっ
て、該防止部材に設けられた防止部86tlがスロット
3aを横切って、スロット3aからのディスクの挿入を
阻止するようになされているのである。
ところで、レバー85は前述したディスク搬送機構の構
成部材である移動部材13の動きに連動するようになさ
れているが、このようにディスク搬送の為の動力の一部
を上記ディスク二重挿入防止手段を駆動するための動力
として利用することによって、該ディスク二重挿入防止
手段を駆動するための特別な駆動i構が不要となってい
るのである。従って、プレーヤ全体の小形化及びコスト
の低減が図り易くなっているのである。
第2図、第6図、第14図(ω、(C)に示されるよう
に、ハウジング2の深部であってディスク挿入路上には
、スロット3aから挿入されたディスク5をコンテナ2
2上の所定位置に案内する案内手段として作用する案内
部材91がコンテナ22のディスク担持面と対向すべく
配置されており、例えばトレイ10の下面に固定されて
いる。案内部材91は例えば鋼板を曲げ加工してなるも
のであって、その前端部にはディスク挿入方向に向って
コンテナ22のディスク担持面に近づくように傾斜した
テーパ部91aが形成されている。
第2図、第6図及び第14図(a)に示される如く、ト
レイ10の後端部には、スロット3aから挿入されてコ
ンテナ22上の上記所定位置に位置決めされたディスク
5がディスク挿入方向に僅かに押されたときに該ディス
クの外周と係合するようにプレイ(演奏)スタートスイ
ッチ93が設けられている。但し、このプレイスタート
スイッチ93は、該プレイスタートスイッチの前方に前
後方向において移動自在に設けられ且つ前方へのパイア
スカを付与された中間部材94(第14図(b)にも示
されている)を介してディスク外周と係合する。
第2図に示されるように、トレイ10の本体1Qaの右
端部下面には上下方向に伸長する支持軸96が固設され
ている。支持軸96には、略くの字状に形成されたアー
ム97がその略中央部において回動自在に取り付けられ
ている。アーム97の両端部下面にはピン97a、97
bが各々突設されており、左端側のピン97aが、コン
テナ22上に位置決めされたディスク5の外周に係合可
能である。支持軸96にはまた、検知スイッチ98をア
ーム97の左端部と係合可能に保持するスイッチ保持部
材99が揺動自在に取り付けられている。このスイッチ
保持部材99は図示せぬコイルスプリングによって第2
図における時計方向へのパイアスカを付与ゼしめられて
いる。なお、検知スイッチ98を介してスイッチ保持部
材99に係合しているアーム97も、このコイルスプリ
ング(図示せず)によってスイッチ保持部材99と同方
向への反発力を付与されている。
上記した支持軸96、アーム97、検知スイッチ98、
スイッチ保持部材99及びこれらに関連する周辺小部材
によって、ディスク5がコンテナ22上に位置決めされ
たことを検知する機械的検知手段が構成されている。ま
た、トレイ10が例えば第2図に示される位置から後方
に所定分だけ移動して所定位置に達すると、アーム97
の右側端に突設されたピン97bがシャーシ7の後端部
近傍に設けられた切り起こし部7rに当接するようにな
されている。
第6図及び第11図に示されるように、キャリッジ34
の右方には該キャリッジがホームポジション、即ち演奏
開始前の静止位置に復帰したことを検知するための検知
スイッチ1o1が設けられている。この検知スイッチ1
01はキャリッジ34等を支える支持部材28に固定さ
れており、キャリッジ34の構成部材であるスライダ3
1に突設された突起31eが該検知スイッチのアクチュ
エータ101aに係合することにより検知信号を発する
ようになされている。
第4図に示されるように、シャーシ7の右端部にはトレ
イ10の一部と係合することによってトレイ10が前方
移動限界位置に達したことを検知する検知スイッチ10
3が固設されている。
また、第6図にも示されるように、シャーシ7の右端部
であって検知スイッチ103の後方には、移動部材14
との一部と係合することによって該移動部材が後方移動
限界位置に達したこと、従って、ディスクローディング
及びクランプが完了したことを検知する検知スイッチ1
04が固設されている。但し、この検知スイッチ104
はブラケット105を介してシャーシ7に取り伺けられ
ている。
尚、前述した操作ボタン群6、プレイスタートスイッチ
93、検知スイッチ98,101.i。
3及び104から発せられる各信号はハウジング2内の
所定位置に配設された制御部(図示せず)に伝達される
。これら各信号に応じて該制御部から送られる動作信号
によってモータ2o及び38並びにスピンドルモータ4
6が後述するタイミングにて動作するのである。
第19図及び第20図に制御系のブロック図が示されて
おり、システム全体の制御を司る第1の制御部たるホス
トマイクロコンピュータ(以下ホストマイコンと略称す
る)200と、少なくとも操作部201及び表示部20
2の制御を司る第2の制御部たるサブマイクロコンピュ
ータ(以下サブマイコンと略称す)203とを含み、こ
れらマイコン200,203は互いに分離されたユニッ
トに搭載され、主電源ライン204、定電圧電源ライン
205及び通信ライン206を介して接続されている。
なお、主電源はサブマイコン側を介してホストマイコン
側に供給されるようにしたが、直接ホストマイコンに供
給されるようにしても良いことは勿論である。
主電源のオン/オフを司る自動車のいわゆるアクセサリ
−スイッチ207がオン開成)すると、安定化回路20
8で安定化された電源電圧V(1)が第21図(a)に
示す如く瞬時に立上る。リセット回路209の出力は電
源電圧fa)に対して第21図(b)に示す如く所定時
定数で徐々に立上り、所定レベルV+に達した時点でホ
ストマイコン200をリセットする。ホストマイコン2
00はリセット時点から一定時間T経過後にコントロー
ル信号を発して、サブマイコン203に電1電圧Vco
を供給すべく両マイコン間の電源ラインに挿入された電
源スィッチ210をオンせしめる。これにより、サブマ
イコン203及びリセット回路211に供給される電源
電圧Vooが第21図(C)に示す如く立上る。リセッ
ト回路209の出力は電源電圧(C)に対して第21図
(小に示す如く所定時定数で徐々に立上り、所定レベル
v2に達した時点でサブマイコン203をリセットする
このようにホストマイコン200によってサブマイコン
203の電源コントロールを行なうことにより、両マイ
コン200.203の同期を保つことができるのである
。ここで、かかる同期方法を採らない場合を考えると、
両マイコン200゜203の同期をとるための専用の同
期ラインを設ける必要があり、その分だけ配線構造が複
雑になると共に作業時間もかかることになる。また、電
源電圧の立上りに対して別々に同期をとるようにした場
合には、リセット回路209及び211を共に、第22
図に示す如き構成の複雑な回路とする必要がある。とこ
ろが、ホストマイコン200によってナブマイコン20
3の電源コントロールを行なうことにより、サブマイコ
ン203側のリセット回路211を第23図に示す如き
構成の簡単な回路とすることができ、全体として回路構
成を簡略化できることになる。
なお、ホストマイコン側のりセラ1へ回路209は電源
電圧の瞬断を検出でき、これにより第21図から明らか
なように電?lI;i電圧の瞬断があっても一亨の?イ
ミングでホストマイコン200及びサブマイコン203
がリセットされ、両者の同期を保つことができるのであ
る。
ホストマイコン200には、第20図に示す如く、アド
レスメモリ212及びバックアップメモリ213が内蔵
されており、主電源が断となったときバックアップメモ
リ213に対してはバックアップ電源がサブマイコン2
03から供給されるようになっている。バックアップ電
源は抵抗R1及びツェナーダイオードZDによって定電
圧化され、サブマイコン203とホストマイコン200
間の通信ライン206及びダイオードD+を介してホス
トマイコン200の電源端子に供給される。
第2図、第6図及び第12図において説明したプレイス
タートスイッチ93はノーマルクローズタイプのスイッ
チであり、第19図に示す如く、トレイ10(第4図参
照)が前方移動限界位置に達したこと、即ちディスクが
イジェクト位置まで搬送されたことを検知する検知スイ
ッチ103と直列に接続されている。これらスイッチ直
列接続回路の一端はサブマイコン203の入力端に接続
されると共に抵抗R2を介して電mv(1)に接続され
、その他端は接地されている。演奏終了後、ディスクが
イジェクト位置まで搬送されると、検知スイッチ103
が閉成するので、低レベルの検知信号がサブマイコン2
03の入力端に供給される。
一方イジエクト位置においてディスクが搬入方向に僅か
に押されると、プレイスタートスイッチ93が開放し、
低レベルにあったとサブマイコン203の入力端が高レ
ベルに遷移して再プレイ指令がなされたことが検知され
る。
ハウジング2(第1図示)のスロット3aから挿入され
たディスクを演奏位置まで搬送するローディング機構(
ディスク搬送手段)214と、ピックアップ215をデ
ィスクの半径方向にて移動させるピックアップ移動Ia
II4216には、ホストマイコン200によってオン
/オフ制御される主電源スイッチ217を介して主電源
が供給される構成となっている。ホストマイコン200
は、本プレーヤシステムが仙のソース源、例えばテープ
デツキやチューナとの組合せで用いられる場合において
、演奏中に伯のソースが入力されたときには、ローディ
ング機構214及びピックアップ移動機構216への主
電源の供給を停止すべく主電源スイッチ217をオフと
する制御をなす。なお、ローディング機構214は第4
図及び第6図において、ピックアップ移動機11!21
6は第9図及び第10図においてそれぞれ説明した如き
構造となっている。
第20図において、ディスク5にはアドレス情報を含む
プログラム情報が記録されており、この記録情報はピッ
クアップ215によって読み取られる。ピックアップ2
15で読み取られた情報は復調回路218を経てアドレ
ス判定回路219においてアドレス情報が検出され、ピ
ックアップ215の現在位置が判定〆れる。そして最新
のアドレス情報はホストマイコン200内のアドレスメ
モリ212に格納される。220はピックアップ215
の出力に基づいて当該ピックアップが合焦状態にあるか
否かを常時監視するフォーカス検出回路であり、フォー
カス外れのとき出力を発生する。ホストマイコン200
はフォーカス検出回路220の出力が発生されると、ピ
ックアップ215をホームポジション(第6図及び第1
1図における検知スイッチ101が作動する位置)に戻
すべくピックアップ移動橢構216を駆動制御すると共
に、該ホームポジションにて再びフォーカスをとるよう
に制御する。そして再度フA−カスをとった後は、アド
レスメモリ212に格納されているフォーカス外れ直前
のアドレスから再び演奏を開始するように、ピックアッ
プ215を上記直前のアドレスまで移動させる。
演奏中に、自動車のアクセサリ−スイッチ207のオフ
によりシステムの主電源が断となると、電源断検出回路
221がこれを検出して出力を発生する。この検出出力
の発生によりアドレスメモリ212に格納されている最
新のアドレス情報がバックアップメモリ213に書き込
まれる。そして再度主電源が供給されたときバックアッ
プメモリ213に書き込まれたアドレスから演奏が開始
される。
ホストマイコン200内には更に、演奏中において一定
周期でカウント動作してピックアップ215が次に移動
すべき期待アドレス情報を順次出力するカウンタ222
と、アドレスメモリ212からの最新アドレス情報とカ
ウンタ222からの期待アドレス情報とを常時対比して
不一致となったとき出力を発生する検出回路223とが
内蔵されており、ホストマイコン220は検出回路22
3の出力をもってディスク5の記録トラックを追従する
ピックアップ215の情報読取点が該トラックを飛び越
したと判断する。そして検出回路223による不一致検
出が連続して所定回数行なわれたとき、ピックアップ2
15の情報読取点をカウンタ222の出力による期待ア
ドレスへ移動させるべくピックアップ移動機構216を
駆動制御する。
224はサーミスタ等の感温素子であり、第1図に示す
ハウジング2内、好ましくはピックアップ215の近傍
に設けられる。温度検出回路225は感温素子224の
出力が所定の範囲を越えたとぎ、すなわちハウジング2
内の温度が異常に上昇したとき出力を発生する。この温
度検出回路225の出力はディスクが演奏位置にセット
されているときにのみ有効となる。すなわち、ディスク
の演奏位置への搬入が完了したことを検知Jる検知スイ
ッチ104(第24図示)の作動期間において温度検出
回路225の出力が発生すると、第19図においてホス
トマイコン200は主電源スイッチ217をオフ(開放
)ゼしめて機構部への電源の供給を停止し、感温素子2
24の出力が上記所定の範囲内となるまで待期状態とす
る。なお、電源の供給を停止するのみならず、例えば表
示部202を兼用し、この表示部202をディスクのロ
ーディングが完了した時点で温度表示用に切り換えてハ
ウジング2内の温度が異常に上昇したことを警告するこ
ともできる。
第24図において、半導体レーザダイオード226はピ
ックアップ215(第20図示)に内蔵されてディスク
の記録情報を読み取るためのレーザ光を発する半導体レ
ーザダイオードであり、勺ブマイコン203から出力さ
れる点灯指令信号により点灯駆動されるのであるが、そ
の点灯時期が制約されている。すなわち、上記点灯指令
信号はANDゲート回路227の一方の入力となり、そ
の他方の入力としてディスクの演奏位置への搬入が完了
したことを検知する検知スイッチ104の出力が供給さ
れるようになっており、ANDゲート回路227の出力
により駆動回路228を介して半導体レーザダイオード
226が点灯駆動される構成なっている。従って、半導
体レーザダイオード226はディスクがディスク演奏位
置にあるときのみ上記点灯指令信号に応答して点灯する
のである。
229は圧電ブザーであり、この圧電ブザー229はサ
ブマイコン203から発せられる制御信号により駆動ト
ランジスタQIを介して駆動されて発音する。この発音
のための圧電ブザー229はプレーヤ本体に加わる振動
を検出するための検出素子として兼用される。すなわち
、圧電ブザー229が発音駆動されていないとき、検出
回路230において圧電ブザー229の出力に基づいて
プレーヤ本体に加わる振動が検出されるのである。
検出回路230は、圧電ブザー229の出力を増幅する
増幅器231と、圧電ブザー229の周波数特性と逆の
周波数特性を有する等化器としてのフィルタ232と、
このフィルタ232の出力レベルと所定の大きさの振動
に対応して設定された基準レベルとを比較するコンパレ
ータ233とからなり、コンパレータ233の比較出力
はサブマイコン203に供給される。
ここで、周知のフォーカスサーボ、トラッキングサーボ
、タンジエンシャルサーボの各種サーボ系を備えたプレ
ーヤシステムにおいて、一般に知られている様に、外部
から加わる外部振動等に対しては、サーボ帯域を広げて
サーボゲインを上げることにより、外乱による影胃が圧
縮されて外部振動に強くなるのである。一方、ディスク
の傷或いはディフェクトによりサーボ系に大ぎなエラー
信号が発生してトラック飛び等の現象を起こづ一内乱に
対しては、逆にサーボ帯域を広くすることにより、発生
するエラー信号は大きくなる為に弱くなる。ホーム用プ
レー17では、外部振動が常に加わることはない為、デ
ィスクの読取り能力を優先きぜてサーボ帯域を決めるこ
とができるが、車載用プレーヤでは、常に外乱がある状
態にあり、振動に対する強さとディスクの傷、指紋、欠
陥等に対する読取り能力の両方を満足させる帯域を設定
するのは困難である。
そこで、前述した如く、外乱による振動を検出し、その
検出出力に基づいてサーボ帯域を自動的に切り換える制
御をなすことにより、運転中にユーザがいちいち手動で
切り換える必要がないと共に、ディスクの傷、ディフェ
クトに対するプレイアビリティを良くしかつ振動に対し
強くすることができるのである。
第19図において説明した如く、本プレーヤシステムが
他のソース源との組合せで用いられる場合において、演
奏中に他のンースが入力された場合には、機構部への主
電源の供給が停止されるのであるが、ディスクがプレー
ヤ内に取り込まれた状態で時期状態になると、誤ってデ
ィスクを2重挿入する場合あり得る。そこで、第24図
に示す様に、表示部202の1つとしてディスクが演奏
位置にセットされていることを表示するディスクセット
表示部202aを設け、ディスクが演奏位置に搬入され
たことを検知する検知スイッチ104の出力により例え
ば電源スィッチ234を介して他ソース入力時にもディ
スクセット表示部202aに主電源を供給して当該表示
部202aを駆動することにより、ディスクの2重挿入
を防止すべく警告できるのである。
なお、第24図に示されている半導体レーザダイオード
226はその寿命が温度に依存し、高温下における使用
で著しい寿命低下を招くので、熱源から離れて設けられ
るのが好ましい。例えば第25図に示されるようなピッ
クアップ215の対物レンズ33a (第9図示)の駆
動回路において、対物レンズ33aを駆動する為のコイ
ル235の駆動N236が熱を発する熱源となるので、
互いに分離された例えば2つのユニットの一方に半導体
レーザダイオード226やアンプ237のゲイン調整用
の調整ボリューム238等を含むピックアップ215を
搭載し、熱源となる駆動部236を他方のユニットに搭
載することにより、半導体レーザダイオード226に対
する熱の影響を抑えることができるのである。
次に、上記した構成の車載用オートローディングディス
クプレーヤの動作を演奏手順に沿って説明する。なお、
第1図ないし第5図は当該ディスクプレーヤの演奏前の
初期状態を示している。
まず、第1図に示されるようにディスク5をスロット3
aからハウジング2内に挿入する。ディスク5は、スロ
ット3aから挿入されると同時に、例えば第2図に示さ
れる位置決め部材61.62に設けられたビン部材54
「及び55「に係合し、両位置決め部材61 、、62
を左右に押し分けながら進む。左右のビン部材54f及
び55fの軸中心を結ぶ線をディスク50回転中心が越
え゛ると、両ピン部材54f、55.fがディスク外周
に近づく方法に付勢されていることから、手を離しても
ディスク5はハウジング2内に引き込まれる。また、こ
のとき、案内部材91がディスク5を有効に案内して、
ディスク5はコンテナ22上の所定位置に位置決めされ
る。なお、ディスク5は4本のビン部材54f、55f
、57h及び5811によって外周を4点支持された状
態で位置決めされるので、一旦位置決めされたディスク
は車体振動等の外部振動によってずれることはない。
第15図(a+、 (b+に示されるように、ディスク
5のコンテノー22上への位置決めがなされると同時に
、ディスク5の外周がアーム97の左側端ビン97aに
係合して、該アームが例えば第15図(ωにおける反時
計方向に回動せしめられる。従って、アーム97の左端
部が検知スイッチ98に係合して該検知スイッチを動作
させる(第15図中)の状態)。すると、モータ20が
回転を開始して動力伝達機構19を介して移動部材14
が後方に駆動される。但し、第4図及び第6図から明ら
かなように、トレイ10に揺動自在に設けられたレバー
25の揺動端部に突設されたビン26が、移動部材14
に形成されたカム溝14eに係合していることによって
、移動部材14はトレイ10に対しては移動し得ず、従
って、コンテナ22はトレイ10に対してロックされて
いる。よって、モータ20の回転によって、移動部材1
4.13とトレイ10及びコンテナ22の後方への移動
のみがなされる。なお、上記ビン26はカム溝148に
係合したままシャーシ7の右端上を摺動する。
トレイ10及びコンテナ22が所定分だけ後方に移動し
てディスク5がハウジング2内に収納されると略同時に
、第15図(C)に示されるようにアーム97の右端部
に突設されたビン97bがシャーシ7の切り起こし部7
fに当接する。このようにビン97bが切り起こし部7
fに当接することによって、アーム97と検知スイッチ
98との係合状態は保たれる。よって、モータ20は回
転を続け、ディスク5は更に後方に搬送される。これに
伴って、アーム97は切り起こし部7fによって第15
図(C)における反時計方向に回動せしめられ、アーム
97のディスク5どの係合状態が解除される。この状態
において、ディスク5の回転中心はターンテーブル45
の回転軸に略一致している。
アーム97とディスク5との係合状態が解除されるのと
同時に、第16図に示されるように、ビン26がカム溝
14eを離脱してシレーシフに形成された四部7C内に
入り込む。これによりトレイ10はシャーシ7、従って
ハウジング2に対してロックされ、同時に移動部材14
のトレイ10に対するロック状態、従って、コンテナ2
2のトレイ10に対するロック状態は解除せしめられる
かくして移動部材14及び13のみの後方移動が続けら
れて第17図の状態に至る。すなわち、コンテナ22に
突設されたビン22aが、移動部材13.14に夫々設
けられたカム孔13d及び14dに沿って摺動し、第1
8図に示されるように、コンテナ22はディスク5を担
持した状態で下方に移動する。従って、ディスク5はタ
ーンテーブル45上に載置される。このとき、コンテナ
22のディスク担持面はディスク5から離れ、ディスり
5はターンテーブル45と共に回転可能となる。
また、移動部材13,14のみの後方移動によって、ク
ランプ機構の支持部材51に突設されたビン51aが、
移動部材13.14に各々形成されたカム孔13(]及
び14(]に沿って摺動し、第18図に示されるように
支持部材51と共に押圧部材52がディスク5に近づき
、ディスク5はクランプされる。なお、支持部材51の
上下方向における移動ストロークは約8.5mn+、ま
た、コンテナ22の上下方向における移動ストロークは
約6゜5IIInとなっている。コンテナ22の移動ス
トロークが支持部材51の移動ストロークよりも211
1111小さくなっているが、これは、コンテナ22に
突設されたビン22aが摺動自在に係合するカム孔13
d、14dが該カム孔の中間部に水平部を有しているた
めにもたらされた結果である。
ディスク5がクランプされると同時に移動部材14が後
方限界位置に達すると、第17図に示されるように該移
動部材の一部が検知スイッチ104に係合して該検知ス
イッチが動作せしめられ、モータ20が停止せしめられ
る。この状態で演奏が可能となる。なお、移動部材13
の後方への移動に連動してレバー85が回動ぜられ、故
に防止部材86によりディスク挿入用スロット3aから
のディスクの二重挿入が防止される。
フロントパネル3に配設された操作ボタン群6のうち、
プレイスタートスイッチ6aが押されると、第19図及
び第20図に示されたホストマイコン200から演奏開
始指令信号が発せられ、これに応答してターンテーブル
45が回転し、しかる後演奏(再生)を開始すべくピッ
クアップ215がピックアップ移動機構2,16により
駆動されてホームポジションから移動を開始する。なお
、ピックアップ215のホームポジションはディスクの
情報記録範囲内の所定位置、好ましくは記録開始位置で
ある最内周位置近傍に設定され、ピックアップ215が
ホームポジションに到来すると第6図及び第11図に示
された検知スイッチ101が作動する。
演奏に際しては、第26図において、まずピックアップ
215がホームポジションにあるか否かをステップ1で
判定し、ホームポジションにある場合にはピックアップ
215のフォーカスをとり(ステップ2)、ピックアッ
プ215の読取り動作を開始する。そしてステップ3に
おいて、ピックアップ215によって得られたアドレス
情報に基づいてディスクのリードインエリアである情報
記録開始位置すなわちTOC(Table of Co
ntcnts )位置が算出される。TOCには、ディ
スクに収録されている曲数、総給対時間、各曲毎の演奏
時間等が記録されており、演奏開始に際し必ずこのTO
Cの記録情報を読み取る必要がある。
現在アドレスから100位置(目標アドレス)を算出す
る方法としては、例えば本出願人により特願昭58−2
01994号にて提案された方法、すなわち目標アドレ
スに近づく程より正確に目標アドレスまでの距離が得ら
れることを利用し、目標アドレスまでの距離が一定の値
になるまで繰り返し目標までの距離を計算してピックア
ップを移動させる方法がある。
ステップ3で100位置が算出されると、当該位置まで
ピックアップ215を移動させる(ステップ4)。そし
てピックアップ215によりTOCの内容を読み取り(
ステップ5)、続いて演奏動作へ移行する。ピックアッ
プ215のホームポジションが100位置に近ければ近
い程、演奏動作へ迅速に移行できるのである。なお、ス
テップ1でピックアップ215がホームポジションにな
いと判定された場合にはピックアップ移動機構216に
よってホームポジションへの移動が行なわれる(ステッ
プ6)。
演奏すべき曲が指定されている場合には、TOC内容を
読み取った後、第27図において、ステップ7でピック
アップを指定アドレス(指定された曲のアドレス)方向
へ初期設定ステップ量でステップ送りする。そしてステ
ップ8で現在アドレスが指定アドレスであるか否かが判
定され、指定アドレスでないと判定された場合には更に
ステップ9で現在アドレスが指定アドレスより大きいか
否かが判定される。指定アドレスより大なる場合にはス
テップ10でピックアップ215をフォワード(FWD
)方向すなわちディスク内周から外周方向へ送っていた
か否かが判定される。FWDh向に送っていた場合には
ステップ11へ移行して送り方向を反転させ、更に送り
ステップ量を小さクシ(ステップ12)、しかる後ステ
ップ13でピックアップ215をステップm送りをし、
ステップ8へ移行する。
ステップ10でリバース(REV)方向ずなわらディス
ク外周から内周方向へ送っていたと判定された場合には
、それまでのステップ間で送った場合にディスクの情報
記録部内の最小アドレスを越えるか否かがステップ14
で判定され、越えると判定された場合にはステップ15
で送りステップ間を小さくして再びステップ14へ戻り
、最小アドレスを越えないと判定されるまで上記の動作
を繰り返す。そして越えないと判定されると、ステップ
12へ移行する。
ステップ9で現在アドレスが指定アドレスより小と判定
された場合には、ステップ16でピックアップ215を
REV方向に送っていたか否かが判定され、REV方向
と判定された場合にはステップ11へ移行する。FWD
h向と判定された場合には、それまでのステップ間で送
った場合にディスクの情報記録部内の最大アドレスを越
えるか否かがステップ17で判定され、越えると判定さ
れた場合にはステップ18で送りステップ量を小さくし
て再びステップ17へ戻り、最大アドレスを越えないと
判定されるまで上記の動作を繰り返す。そして越えない
と判定されると、ステップ12へ移行する。
なお、ディスクの情報記録部内の最大及び最小アドレス
はサーチ前予めTOC内容の読取り情報に基づいて算出
され、最大及び最小時間として記憶される。また、ステ
ップ14及び17においては、それまでのステップ間を
時間に変換し、変換した時間を現在アドレスの絶対時間
に加算(又は減算)し、その加算(又は減算)時間が上
記最大(又は最小)時間より大か否かの判定によって、
最大(又は最小)アドレスを越えるか否かが判定される
上記のサーチ方法を採ることにより、最大(又は最小)
アドレス近傍のアドレスが指定された場合であっても、
ステップ量が大きずぎてピックアップ215がディスク
の情報記録部外へ飛び出すということはなくなる。なお
、何らかの原因でピックアップ215が該情報記録部外
へ飛び出したり、或いは上記のサーチ方法を採らなかっ
たことによりピックアップ215が該情報記録部外の鏡
面部に飛び出した場合の復帰方法について第28図のフ
ローチャートに基づいて以下に説明する。
ピックアップ215の出力に基づいてピックアップ21
5のビームスポット(情報読取点)が情報が記録されて
いない鏡面部に飛び出たか否かがステップ19で判定さ
れる。飛び出したと判定された場合には、ピックアップ
215の送り方向を反転しくステップ20)、該ビーム
スポットが情報記録部に入ったか否かがステップ21で
判定される。入ったと判定されると、ピックアップ21
5の出力に基づいて該ビームスポットが横切るディスク
の記録トラック数をカウントしくステップ22)、その
カウント数が所定数に達したとステップ23で判定され
ると、その時点からピックアップ215による読取動作
を開始する。
上記の復帰方法によれば、ディスクが偏芯していてもビ
ームスポットを確実に情報記録部内に復帰できると共に
、復帰位置を常に一定とすることができるのである。
次に、演奏中における特殊な場合を第29図の70−ヂ
ヤートに基づいて説明する。
演奏中にピックアップ215のフォーカスが外れたと判
定される゛と(ステップ24)、ピックアップ215を
ホームポジションへ移動させ(ステップ25)、ステッ
プ26でピックアップ215がホームポジションに復帰
したと判定されると、その位置で再度フォーカスがとら
れ(ステップ27)、しかる後最終読取アドレスすなわ
ちフォーカス外れ直前のアドレスへピックアップ215
を移動させ(ステップ28)、そのアドレスから再び演
奏が開始される。なお、第20図において説明した如(
、ピックアップ215により読み取られた最新アドレス
情報がアドレスメモリ212に記憶されており、フォー
カス外れのとぎアドレスメモリ212に記憶されている
最終読取アドレスがフォーカス外れ直前のアドレスとな
るのである。
また、自動車のアクセサリ−スイッチ207(第19図
示)のオフにより演奏中に主電源断が生じたと判定され
るとくステップ29)、ステップ30でローディング機
構214によるイジェクト動作が開始され(ステップ3
0)、更にステップ31でイジェクト動作が開始されて
から所定時間が経過したか否かが判定され、所定時間が
経過したと判定された時点でイジェクト動作を停止し、
時期状態となる。ここで、上記所定時間どは、イジェク
ト動作開始により第18図に示されたコンテナ22が上
昇してターンテーブル45上のディスク5を担持しかつ
押圧部材52との間でディスク5を挾持する状態になる
までに要する時間である。
以上の動作により、Nil断が生じたときにはディスク
5をコンテナ22によって面で担持てきるので、ディス
ク5の変形を防止でき、またコンテナ22と抑圧部材5
2とによってディスク5を教示しているので、車の振動
等によってディスク5が上下動することもない。
なお、アクセサリ−スイッチ207のオフによる主電源
断のときのみならず、演奏中にシステムに異常が生じた
場合にも同様の動作を行なわせることにより、ディスク
の変形を防止することができる。また、先述した如く、
他ソース源との組合せで、使用される場合において、演
奏中に弛ソース入力となったとぎ、機構部への主電源の
供給が断となりディスク5が本体内に取り込まれた状態
となるが、この場合には機構部のうらローディング8!
構214のみにバックアップ電源を供給Jるようにし、
上記と同様の動作を行なわゼるようにしても良く、これ
により同様にディスクの変形を防止できることになる。
通常の演奏動作においては、第30図に示すように、ス
テップ32において期待読取アドレスMの初期値が設定
され、続いてステップ33においてエラーチェックが行
なわれる。エラーと判定された場合には、ステップ34
においてエラー検出回数tをプラス1 (t =t −
)−11とし、この検出回数【がステップ35で所定回
数×より小と判定された場合にはステップ33に移行し
、所定回数Xに達したと判定された場合にはストップ状
態となる。ステップ33においてエラーがないと判定さ
れた場合には、ステップ36においてエラー検出回数t
をリセット(t=o)L、演奏フレームのアドレスを読
取る(ステップ37)。
この読取アドレス(最新アドレス)Nが期待アドレスM
と一致しているか否かがステップ38で判定され、一致
していない場合にはトラック飛びと判断し、音声の出力
を遮断するいわゆるミューティング動作をオンとしくス
テップ39)、ステップ38における不一致検出回数k
をプラス1(k=に+1)とする(ステップ40)。続
いてステップ41において不一致検出回数kが所定回数
yより小と判定された場合にはステップ33へ移行し、
所定回数yに達したと判定された場合にはステップ42
において検出回数kをリセット(k=o)L/、ピック
アップ215の情報読取点を(M−N)番地だけ、すな
わち期待アドレスヘジャンプさせ(ステップ43)、L
かる後ステップ33へ移行する。ステップ38において
読取アドレスNが期待アドレスMと一致していると判定
され、それまでミューティング動作がオンとなっていた
場合には、ミューティング動作を解除(ステップ44)
した後、期待アドレスMを更新すなわらM=N+1とし
くステップ45)、ステップ33へ戻る。上記一連の動
作は演奏が終了するまで繰り返される。
演奏が終了してキャリッジ34が移動限界位置に達する
と、キャリッジ34及びターンテーブル45は停止上し
められ、同時にモータ2oが反転動作を始める。従って
、トレイ10.移動部材13.14、コンテナ22、抑
圧部材52は上述したディスクローディング時の動作と
全く逆の過程を辿って演奏前の静止位置に復帰せられる
。また、キャリッジ34もホームポジションに復帰せし
められる。
かくしてディスク5は回収されるのである。
なあ、一度演奏を終了したディスク5を再演奏したい場
合、該ディスクをディスク挿入方向に僅かに押すことに
より第2図に示されるプレイスタートスイッチ93が動
作して再演奏がなされる。
尚、当該オートローディングディスクプレーヤは車載用
として示されているが、家庭用として全肉にても使用可
能であることは言うまでもない。
効 果 以上説明したように、本考案によれば、ピックアップに
より読み取られた最新アドレス情報と一定周期のカウン
ト動作によって得られる期待アドレス情報とを比較し、
両アドレス情報の不一致をもってトラック飛びが生じた
と判定するど共に、不一致検出が連続して所定回数行な
われたときはピックアップを期待アドレスへ移動さぜる
ようにしたので、トラック飛びを迅速かつ確実に検出で
きると共に、その後の復帰動作もスムーズに行ない得る
ディスクプレーヤが得られる。かかるディスクプレーヤ
は、特にドロップアウトが原因でトラック飛びが生じた
場合、元のアドレスへピックアップを戻しても再度トラ
ック飛びが生じ、それが繰り返されることになるが、上
記制御方法をとることにより、以降の再生動作をスムー
ズに行なうことができるので、有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車載用オー1〜〇−ディングディ
スクプレーヤの全体を示す概略斜視図、第2図、第3図
、第4図及び第5図は該オートローディングディスクプ
レーヤの内部構造の各々平面図、正面図、左側面図及び
右側面図、第6図は該内部構造の要部斜視図、第7図な
いし第14図(a)。 +b+ 、 (C) ハ該内m 84造の一部詳細図、
第15図(a)。 (b)、(C)ないし第18図は該オートローディング
ディスクプレーヤの動作を説明ブ′る為の図第19図及
び第20図は制御系を示すブロック図、第21図は第1
9図にお(プる各部(の〜(山の波形図、第22図及び
第23図は第19図におけるリセット回路209及び2
11の回路図、第24図は第19図におけるサブマイコ
ンの周辺の詳細図、第25図はピックアップの駆動部の
回路図、第26図ないし第30図は第19図及び第20
図に示ず制御系の動作説明のためのフローチャート図で
ある。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・ハウジング 2b・・・・・・蓋体 3・・・・・・フロントパネル 3a・・・・・・スロット 5・・・・・・ディスク6
・・・・・・操作ボタン群 6a・・・・・・プレイスタートスイッチ8・・・・・
・防振部材 10・・・・・・トレイ12.105・・
・・・・ブラケット 13.14・・・・・・移動部材 15・・・・・・ガイドバー 17・・・・・・連動シャフト 19・・・・・・動力伝達機構 20・・・・・・モータ 20a・・・・・・ウオーム
22・・・・・・コンテナ 31・・・・・・スライダ 34・・・・・・キャリッジ 35・・・・・・偏倚ネ
ジ38・・・・・・モータ 39・・・プーリ45・・
・・・・ターンテーブル 46・・・・・・スピンドルモータ 52・・・・・・押圧部材 61・・・・・・第1位置決め部材 62・・・・・・第2位置決め部材 64・・・・・・コイルスプリング 71・・・小ブラケット 78.79・・・・・・固定部材 86・・・・・・防止部材 91・・・・・・案内部材 93・・・・・・プレイスタートスイッチ98.101
,103.104 ・・・・・・検知スイッチ 200・・・・・・ポストマイコン 203・・・・・・サブマイコン 209.211・・・・・・リセット回路212・・・
・・・アドレスメモリ 213・・・・・・・・・・・・バックアップメモリ2
14・・・・・・ローディング機構 215・・・・・・ピックアップ 220・・・・・・フォーカス検出回路224・・・・
・・感温素子 226・・・・・・半導体レーザダイオード229・・
・・・・圧電ブザー 出願人 パイオニア株式会社 代理人 弁理士 藤村元彦 秦12図 11 尾73図 葬、/4 (O,) (c) 尊、24閏 毛25凹 為23回 本2a図 尾29図 本30図 手駒九ネ市正書(方式) 1、事件の表示 昭和59年特許願第111838号 2、発明の名称 ディスクプレーV 3、補正をする者 事件どの関係 特許出願人 住 所 東京都目黒区目黒1丁目4番1号名 称 (5
01)パイオニア株式会社4、代理人 〒104 住 所 東京都中央区銀座3丁目10番9号6、補正の
対象 図面の浄書 7、補正の内容 別紙添付のとおり

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アドレス情報を含むプログラム情報が記録されているデ
    ィスクから該プログラム情報を読み取るピックアップと
    、前記ピックアップをディスク半径方向にて移動させる
    ピックアップ移動手段と、前記ピックアップにより読み
    取られた最新アドレス情報を格納するメモリ回路と、一
    定周期でカウント動作して順次期待アドレス情報を出力
    するカウンタと、前記メモリ回路の最新アドレス情報と
    前記カウンタの期待アドレス情報との不一致を検出する
    検出回路と、前記検出回路による不一致検出が連続して
    所定回数行なわれたとき前記ピックアップを前記カウン
    タの出力による期待アドレスへ移動させるべく前記ピッ
    クアップ移動手段を駆動制御する制御回路とを備えたこ
    とを特徴とす°るディスクプレーヤ。
JP11183884A 1984-04-27 1984-05-31 デイスクプレ−ヤ Granted JPS60254467A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11183884A JPS60254467A (ja) 1984-05-31 1984-05-31 デイスクプレ−ヤ
DE3546649A DE3546649C2 (ja) 1984-04-27 1985-04-29
DE3546773A DE3546773C2 (de) 1984-04-27 1985-04-29 Optischer Plattenspieler
DE3546771A DE3546771C2 (ja) 1984-04-27 1985-04-29
DE19853515472 DE3515472A1 (de) 1984-04-27 1985-04-29 Automatischer plattenspieler
US07/244,641 US4879705A (en) 1984-04-27 1988-09-12 Automatic loading disc player

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025264A (ja) * 1988-06-23 1990-01-10 Sharp Corp 光情報記録再生装置のアドレス検出装置
JPH06282856A (ja) * 1993-07-16 1994-10-07 Fujitsu Ten Ltd 光学式ディスクプレーヤの再生位置制御方法

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