JPS60254444A - テ−プレコ−ダ装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダ装置

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Publication number
JPS60254444A
JPS60254444A JP11191484A JP11191484A JPS60254444A JP S60254444 A JPS60254444 A JP S60254444A JP 11191484 A JP11191484 A JP 11191484A JP 11191484 A JP11191484 A JP 11191484A JP S60254444 A JPS60254444 A JP S60254444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
speed
reel motor
running
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP11191484A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Tomita
清二 冨田
Satoshi Ooka
聡 大岡
Kaoru Morinaga
森長 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11191484A priority Critical patent/JPS60254444A/ja
Publication of JPS60254444A publication Critical patent/JPS60254444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、テープレコーダ装置に係シ、特にテープを
定速走行させるためのキャブズタン及びピンチローラ等
を廃止した新規な構成を有し、よシ一層の小形軽量化及
び消費電流の削減を図るようにしたものに関する。
〔発明の技術的背景〕
周知のように、テープを記録媒体として情報の記録再生
を行なう、いわゆるテープレコーダにあっては、例えば
コンパクトカセットテープレコーダ、マイクロカセット
テープレコーダ。
オープンリール式テープレコーダ、回転ヘッド式及び固
定ヘッド式のビデオテープレコーダやPCM(パルスコ
ードモジュレーション)レコーダ等積々のものが開発さ
れてきている。ところで、上記テープレコーダは、ヘッ
ドを用いてテープに対して情報の記録再生を行なうもの
であるが、この記録再生時には、へ、ドを通過するテー
プの走行速度を一定にする必要がある。
このため、従来では、モータの回転速度をフライホイー
ルを用いて一定化し該7ライポイ−ルの回転力をキャプ
スタンに伝達して、このキャプスタンと該キャプスタン
に圧接されるピンチローラとの間にテープを挾むことに
ょシ、ヘッドに対するテープ定速走行を実現するように
している。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記のような従来のテープを定速走行さ
せる手段では、ピンチローラが圧接されることによシキ
ャブズタンには側圧が加わることになシ、この側圧に抗
してキャプスタンを回転させる分だけ、モータの回転ト
ルクを大きくしなければならず、消費電流が増大するも
のである。また、キャプスタンとピンチローラとにより
テープを強制的に一定速度で走行させるようにしている
ため、テープ巻き取〕側となるリールにはクラッチ構造
等を必要とし、構成を複雑化させているとともに、上記
クラッチ構造によるすベシの分だけリール駆動用モータ
に加わる負荷も大きく、この点でも消費電流を増大させ
ているものである。
さらに、フライホイール、キャブズタン及びピンチロー
ラ自体を回転させるエネルギーや、それらの軸受けの摩
擦による回転力の損失等を考えると、極めて多大な電流
を消費していることになる。
また、フライホイールはキャプスタンの回転速度を一定
にするために、貫性エネルギーを大きくする必要がある
が、このためにはフライホイールとして重量が重くかつ
直径の大きなものが必要となシ、特にカセットテープレ
コーダ等にあってはその小形軽量化を妨げるという問題
を有している。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情を考慮してなされたもので、キャブ
ズタン及びピンチ0−2等を廃止した新規な構成を有し
、構成簡易にしてしかも消費電流を大幅に削減し得る極
めて良好なテープレコーダ装置を提供するととを目的と
する。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明に係るテープレコーダ装置は、テー
プ走行用のモータ、と、テープ711:何速度を検出す
る速度検出手段と、この速度検出手段の検出信号に基づ
いて前記モータの回転速度を前記テープ走行速度が一定
となるように制御する制御手段とを具備することによル
、キャブズタン及びピンチローラ等を廃止した新規な構
成を有し、構成簡易にしてしかも消費電流を大幅に削減
し得るようにしたものである。
〔発明の実施例〕
以下、この発明をコンパクトカセットテープレコーダに
適用した場合の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。第2図において、11は略平板状のメインシ
ャーシである。このメインシャーシ11の略中央部には
、録音再生ヘッド(以下録再へ、ドという)12aが搭
載されたヘッドシャーシ12が、図中矢印A、B方向に
スライド自在に支持されている。そして、上記メインシ
ャーシ12は、通常スプリング12bによって図中矢印
B方向に付勢されておシ、図示しない再生操作子の操作
に連動して図中矢印A方向に移動されて、録再ヘッド1
2aが後述するテープに接触されるようになるものであ
る。
また、上記メインシャーシ11には、へ、ドシャーシ1
2に並んで速度検出用スライダ13が、図中矢印A、B
方向にスライド自在に支持されている。この速度検出用
スライダ13の一端部図中下面には、速度検出器14が
ねじ13a。
JJbによって取着されている。なお、上記速度検出器
14は、メインシャーシ11に形成された透孔部11&
を遊挿しておシ、速度検出用スフィダ13の移動を妨げ
ないようになされている。
そして、上記速度検出器14の速度検出用回転軸14&
は、速度検出用スライダ13JfC形成された透孔13
aを遊挿して、該スライダ130図中上面側でローラ1
4bに嵌着されている。
このローラ14bは、後述するコンパクトテープカセッ
ト(以下テープカセットという)に形成されたピンチロ
ーラ挿通用孔に対向する位置にアシ、速度検出用スライ
ダ13がスプリング13tlの付勢力で図中矢印A方向
に移動されたとき、上記ピンチローラ挿通用孔を挿通し
てテープに接触されるものでおる。また、上記速度検出
用スライダ13の他端部に線、後述するカセットホルダ
ーと係合する保合部136が形成されている。
ここで、第3図(a)に示すように、上記メインシャー
シ11のうち、ローラ14b及び録再ヘッド12&等が
配設されている側と対向する端部には、カセットホルダ
ー15が設置されている。このカセットホルダー15は
、テープカセット16の図示しない誤消去防止爪が形成
されている側(以下背面側という)の端部りを、テープ
カセット16の厚み方向に挾むように構成されている。
そして、上記カセットホルダー15は、その両側部がメ
インシャーシ11に突設された支持片11bに回動自在
に支持されることによシ、図中矢印C,D方向に回動可
能となされておシ、図中矢印り方向に回動された状態で
テープカセット16を着脱できるよりになされている。
また、上記カセットホルダー15のうち、上記速度検出
用スライダ13の保合部13eと対向する端部には、該
保合部1341と係合されるカム部15&が形成されて
いる。このカム部15&は、第3図(a)に示すように
、カセットホルダー15が図中矢印り方向に回動された
状態で、速度検出用スライダ13をスプリング13dの
付勢力に抗して図中矢印B方向に移動させている。
そして、テープカセット16の背面側の端部りをカセッ
トホルダー15に挿入させ、第3図(b)に示すように
、カセットホルダー15を図中矢印C方向に回動させる
と、前記速度検出用スライダ13はテープカセット16
のピンチロ−2挿通用孔が四−ラ14bに対向した状態
で、カム部1shK沿ってスプリング13dの付勢力に
よル図中矢印入方向に移動されるようになる。このため
、ローラJ4bは、テープカセット16のピンチローラ
挿通用孔を介してテープ(図示せず)に接触される。し
たがって、テープカセット16が第3図(ト)に示すよ
うな装着状態にある場合には、ローラ14bは常にテー
プに接触されるようになるものである。
また、第3図(ロ)に示すテープカセット16の装着状
態で、カセットホルダー15を図中矢印り方向に回動さ
せると、カム部15&が係合部136を押圧し、速度検
出用スライダ13が図中矢印B方向に移動される。この
ため、ローラ14bがテープカセット16のピンチロー
ラ挿通用孔から抜は出し、再び第3図(荀に示す状態に
復帰されるものである。
ここで、第1図は、第3図(b)に示L7たテープカセ
ット16の装着状態を平面的に示したものである。すな
わち、前記ローラ14bは、テープカセット16内のテ
ープ16&に接触されている。なお、録再ヘッド12&
は、再生操作子が操作されていなければ、テープ16a
に接触されていないものである。また、前記メインシャ
ー711には、テープカセット16の一対のり−ルハプ
xeb、xecに嵌合される一対のリール17.18が
それぞれ回転自在に支持されている。これらリール17
.18には、それぞれ駆動アイドラ17&、181Lが
同軸的かつ一体的に設けられている。
そして、上記メインシャーシ11のうち、両リール11
,1Bの回転中心を結ぶ線分の略垂直二等分線上には、
リールモータ19が設置されている。このリールモータ
19は、直流電圧駆動式のもので、印加される直流電圧
レベルの大きさに応じて回転速度が変化されるものであ
る。そして、上記リールモータ19の回転軸19&には
、中継レバー20の一端部が回動自在に嵌合されている
。また、上記回転軸19&と中継レバー20とは、若干
の摩擦力をもって連動関係となされている。
さらに、上記中継レバー2oの他端部には、中継アイド
ラ21が回転自在に支持されている。
この中継アイド221は、リールモータ19の回転軸J
9aに常時接触されて、回転力伝達可能に連結されてい
る。
そして、リールモータ19の回転軸1911が第1図中
反時計方向に回転されると、これに伴なって、中継レバ
ー20が第1図中反時計方向に回動され、中継アイドラ
21がり−ル18の駆動アイドラ1B&に接触されるよ
うになる。
このため、リールモータ190回転力が、中継アイドラ
21及び駆動アイドラ1B&を介してリール18に伝達
され、リール18が第1図中反時計方向に回転されて、
ことにテープ16&が第1図中右方向に走行されるよう
になるものである。
また、リールモータ19の回転軸19aが第1図中時計
方向に回転されると、上記と逆に、中継レバー20が第
1図中時計方向に回動され、中継アイドラ21がリール
17の駆動アイドラ77&に接触されるようになる。こ
のため、リールモータ19の回転力がリール17に伝達
され、リール12が第1図中時計方向に回転されて、と
こにテープ16&が第1図中左方向に走行される、よう
になるものである。
すなわち、上記リールモータ19の回転方向を変化させ
ることによシ、テープ161Lの走行方向を変えること
ができ、リールモータ19の回転速度を変化させ乞こと
によシ、テープ16&の走行速度を変えることができる
ものである。
とこで、この実施例で説明するカセットテープレコーダ
は、再生、録音、早送99巻戻し。
停止及び一時停止(ポーズ)等の各種操作子を、タッチ
スイッチ構造とし、いずれかの操作子が操作されたとき
、それをテープレコーダ制御専用のLSIC大規模集積
回路)で判別し、操作された操作子に対応した動作状態
または停止状態となるように制御されるものでちる。ま
た、とのカセットテープレコーダは、テープJlfaが
終端に到達した状態て自動的に停止状態となる自動停止
(ASO)機能及びテープ定速走行状態でテープ16&
が終端に到達すると自動的にテープ定速走行方向を反転
させるオートリバース機能等を備えている。このため、
上記再生操作子としては、正方向(゛右方向)再生操作
子と逆方向(左方向)再生操作子との2種類を有してい
る。
そして、例えは正方向再生操作子が操作されると、上記
LSIからは該操作に対応した正方向再生信号Fdが出
力される。すると、詳細は後述するが、リールモータ1
9が第1図中反時計方向に低速回転され、テープ16a
が第1図中右方向に走行されるようになる。このとき、
前記o−yi4bはテープ16gの走行によって回転さ
れるので、このロー214bの回転から速度検出器14
はテープ16aの走行速度を検出し、その検出結果に基
づいてテープ1etaの走行速度が一定となるようにリ
ールモータ19の回転速度が制御され、ここに正方向再
生が行なわれるようになるものである。
また、逆方向再生操作子が操作されると、上記LSIか
らは逆方向再生信号)Levが出力され、リールモータ
19が第1図中時計方向に低速回転されて、テープ16
&が第1図中左方向に走行されるーようになる。そして
、このときにも、速度検出器14の検出結果に基づいて
テープ16&の走行速度が一定となるようにリールモー
タ190回転速度が制御され、ここに逆方向再生が行な
われるように外るものである。
ことで、録音状態は、録音操作子と上記正方向または逆
方向再生操作子とを共に操作することによシ行なわれる
。この場合、録音操作子の操作によって図示しないテー
プレコーダ回路部が録音状態に切換わるだけで、テープ
16&は、上述と同様にして正方向または逆方向に定速
走行され、ここに正方向録音または逆方向録音が行なわ
れるものである。
また、早送シ操作子が操作されると、上記LSIからは
早送シ信号FFが出力され、これによって、リールモー
タ19が第1図中反時計方向に高速回転されるようにな
る。このため、テープ16&が第1図中右方向に高速走
行され、ここに早送シが行なわれるようになるものであ
る。さらに、巻戻し操作子が操作されると、上記LSI
からは巻戻し信号REVが出力され、リールモータ19
がM1図中時計方向に高速回転されるようになる。この
ため、テープ16&が第1図中左方向に高速走行され、
ここに巻戻しが行なわれるようになるものである。なお
、このようなテープ高速走行状態でも、ローラ14bは
テープ走行によって回転されるが、リールモータ19に
対する回転速度制御は行なわれないようになされている
そして、上述したテープ定速及び高速走行状態で、テー
プ16&が終端に到達し、テープ走行が停止されると、
ロー214bの回転も停止される。そこで、このカセッ
トテープレコーダでは、ロー214bの回転停止によっ
てテープ終端を検出するようにしている。
また、上記テープ定速及び高速走行状態で停止操作子が
操作されると、上記LSIは各信号Fd 、 R,、、
FF 、 REWの発生を停止し、これによってリール
モータ19の回転が停止され、テープ走行が停止される
ものである。さらに、テープ・定速走行状態で一時停止
操作子が操作されると、上記LSIは信号FdまたはR
evの発生を継続させる反面、リールモータ19に対す
る電力供給を遮断し、テープ定速走行を一時停止させる
ものである。
ここで、第4図は、上記速度検出器14の詳細を示すも
のである。まず、上記ローラ14bは、速度検出用回転
軸14&に嵌着される円筒形状の取付部材140と、こ
の取付部材140にその周側面を覆うように嵌合される
接触部材14dとよ多構成されている。この接触部材1
4dは、テープ走行によりてすベシなくローラ、x4b
を回転させ得るように、テープ16&との間で適度な摩
擦力をもつような材料(例えばゴム等)で形成されてい
るものである。
また、上記速度検出用回転軸14&の図中下部は、軸支
持体14eに設けられた軸受部141を貫通して、円盤
状のロータマグネット14gに嵌着されている。このロ
ータマグネット14gは、その周側面に泊ってS極とN
極とが交互に形成されているもので、上記ロー214b
と一体的に回転されるものである。そして、上記ロータ
マグネット14gの周側を覆うようにステータコイル1
4hが、上記軸支持体14eに支持されて設置されてい
る。このステータコイル14hは、第5図に示すように
、上記ロータマグネット14gを遊嵌し得る円盤状の2
枚のステータJ4i、J4j間に、その周面に沿ってコ
イル14kを巻回してなるものである。
ここで、上記ステータ141,14jの内周部には、所
定間隔をおいて複数の舌片14t。
14mがそれぞれしぼル出しの如く折曲形成されている
。そして、両ステータz4i、14jは、その舌片14
1,14mを互い違いに組合わせるように、対向設置さ
れて、いわゆるFGパターンを形成している。このため
、四−タマグネ、y)24gが回転されると、その回転
速度に応じた周波数を有するFGパル′ス信号がコイル
14kから発生され、ここにテープ走行速度の検出が行
なわれるものである。
ここにおいて、第6図は、前記速度検出器14から出力
されるFGパルス信号に基づいて、テープ161Lを定
速走行させるようにリールモータ19の回転速度を制御
するサーボ手段を示すものである。今、テープ16&が
正方向再生状態にあるとすると、まず、速度検出器14
から出力されたFGパルス信号は、増幅回路22で増幅
された後、ディスクリミネータ23に供給されて、その
周波数に対応した電圧信号に変換される。この電圧信号
は、ローパスフィルタ24及び遮断スイッチ25を介し
て、比較回路26の一方の入力端に印加されている。
ここで、上記遮断スイッチ25は、前記早送シ信号FF
または巻戻し信号REVがオア回路OR,を介して供給
されたとき、比較回路26へのローパスフィルタ24の
出力の供給を遮断するもので、この場合は正方向再生状
態であるため、早送シ及び巻戻し信号FF 、REWが
いずれも発生されていないので導通状態となっておシ1
0−パスフィルタ24から出力された電圧信号は比較回
路26に供給されている。
そして、比較回路26の他方の入力端には、基準電圧発
生回路27から出力される基準電圧が印加されている。
この基準電圧は、テープ16aを基準速度で定速走行さ
せるようにy−ルモータノ9を回転駆動させるとと傾対
応したレベルに予め設定されておシ、比較回路26は遮
断スイッチ25を介して印加された電圧信号と、上記基
準電圧とを比較し、その差成分に対応した電圧レベルを
上記基準電圧に加算した電圧信号を出力するものである
。そして、上記比較回路26から出力される電圧信号は
、増幅回路28及びドライブ回路29を介して、極性反
転回路30に供給される。
この極性反転回路3oは、前記正方向再生信号Fdまた
は早送多信号FFがオア回路OR,を介して供給された
とき、リールモータ19を第1図中反時計方向に回転さ
せるように、ドライブ回路29からの出力電圧の極性を
制御し、前記逆方向再生信号Revまたは巻戻し信号R
EVがオア回路OR,を介して供給されたとき、リール
モータ19を第1図中時計方向に回転させるように、ド
ライブ回路29からの出力電圧の極性を制御し、テープ
走行方向を決定するもので、この場合には正方向再生状
態であるため正方向再生信号Fdが出力されているので
、リールモータ19を第1図中反時計方向に回転させる
ように極性が制御されている。
そして、上記極性反転回路30で極性が制御された電圧
信号が、リールモータ19に供給され、ここにテープ1
6&を基準速度で正方向に定速走行させるようにリール
モータ19の回転方向及び回転速度が制御されるもので
ある。
また、テープ16&が逆方向再生状態にある場合には、
逆方向再生信号Revが出力されているため、リールモ
ータ19が第1図中時計方向に回転されるように制御さ
れるが、その回転速度は上述と同様にテープ16&を基
準速度で定速走行させるように制御され、とこに逆方向
再生が行なわれるものである。
なお、テープ16aが正方向録音及び逆方向録音状態に
あるときにも、リールモータ19に対して上記と同様な
サーボが施されるととはもちろんである。
また、テープ16&が早送シ及び巻戻し状態にある場合
には、早送・多信号FFまたは巻戻し信号REVが発生
されているので、遮断スイッチ25が駆動され、ローパ
スフィルタ24の出力が比較回路26に供給されず、前
述したようなリールモータ190回転速度制御は行なわ
れなくなシ、リールモータ19は高速で回転され、こと
にテープ高速走行が行なわれるものである。
なお、この場合にも、早送多信号FF及び巻戻し信号R
EWが極性反転回路3oに供給されて、リールモータ1
90回転方向が決められている仁とは言うまでもないこ
とである。
ここで、上記のようなテープ定速及び高速走行状態にお
いて、速度検出器14から出力されるFGパルス信号は
、増幅回路22を介した後、瞥流回路33に供給される
。このスイッチ回路33は、積分回路32から出力され
る電圧レベルが所定のレベル以下になりたとき駆動され
、増幅回路28を遮断状態にして比較回路26の出力が
ドライブ回路29に供給されないようにするものである
このため、テープzciaが定速及び高速走行している
状態では、速度検出器14がらのFGパルス信号の発生
が継続されているので、積分回路32からの出力電圧レ
ベルはスイッチ回路33の所定レベル以下に下がること
はなく、増幅回路28が遮断状態にならず、安定なテー
プ走行が行なわれる。
このようなテープ走行状態でテープ16aが終端に到達
し、前記ローラ14bの回転が停止されると、速度検出
器14からFGパルス信号が発生されなくな〕、積分回
路32の出方電圧レベルが上記所定レベル以下に低下す
る。すると、スイッチ回路33社、増幅回路28を遮断
状態とし、リールモータ19への電力供給を遮断する。
このため、リールモータ19の回転が停止され、テープ
16aの走行が停止されて、ここに自動停止が行なわれ
るものである。
ここで、このカセットテープレコーダには、自動停止機
能とオートリバース機能とを選択するためつ切換スイッ
チが設けられておシ、この切換スイッチは前記LSIに
接続されている。また、上記積分回路32の出力も上記
LSIに接続されている。そして、上記切換スイッチが
自動停止機能側に切換えられていれは、前記したように
テープ走行中テープ16&が終端に到達した時点で自動
停止が行なわれる。
また、上記切換スイッチがオートリバース機能側に切換
えられていれは、例えば正方向再生状態でテープ16&
が終端に到達すると、上記LSIは積分回路32の出力
電圧レベルの低下によシテーブ終端を判別し、自動的に
逆方向再生信号IRevを出力してテープ16aを逆方
向再生状態となし、ここにオートリバース機能が行なわ
れるものである。この場合、増幅回路28は、上記LS
Iの作用で遮断状態とならないように制御される。また
、上記LSIは、上記切換スイ。
チがオートリバース機能側に切換えられていても、テー
プ高速走行状態ではテープ16&が終端に到達した場合
、上述した自動停止が行なわれるように制御するもので
ある。
したがって、上記実施例のような構成によれば、キャブ
ズタン及びピンチローラ等を廃止し、速度検出器14で
テープ16aの走行速度を検出し、その検出結果に基づ
いてテープ走行速度が一定となるようにリールモータ1
9の回転速度を制御するようにしたので、従来のように
キャプスタンやピンチローラ等を設けることに起因する
種々の問題点を全て解消することができ、構成簡易にし
て小形軽量化に適し、特にリールモータ19での消費電
流を大幅に削減することができるものである。
また、テープ16aの走行速度を検出するためのロー2
14bの回転停止による速度検出器14からのF Gパ
ルス信号の発生停止を利用してテープ終端検出を行なう
ようにしたので、テープ終端検出のだめの機構を別個に
設ける必要がなく、この点でも構成を簡易化し得るもの
である。
さらに、リールモータ190回転方向を切換える電気的
手段のみによってテープ16&を正方向及び逆方向に走
行させることができ、またリールモータ19の回転速度
を電気的に制御することによシテープ定速走行を行なう
ことができるので、オートリバース機能を簡易な構成で
実現することができる。
ここで、上記実施例では、録音及び再生時にのみテープ
16&を定速走行させるようにしたが、第7図に示す手
段を用いることによシ、早送シ及び巻戻し時にもテープ
16&を一定速度で高速走行させることができる。すな
わち、前記遮断スイッチ25を廃止しローパスフィルタ
24の出力を直接比較回路26の下方の入力端に供給す
る。そして、比較回路26の他方の入力端には、基準電
圧発生回路34.35から出力される基準電圧が切換回
路36で選択されて供給される。この切換回路36は、
前記早送シ信号FFまた紘巻戻し信号REWがオア回路
OR4を介して供給されたとき、基準電圧発生回路34
から出力される基準電圧が比較回路26に印加されるよ
うに切換わシ、前記正方向再生信号Fdまたは逆方向再
生信号ReVがオア回路OR。
を介して供給されたとき、基準電圧発生回路35から出
力される基準電圧が比較回路26に印加されるように切
換わるものである。
そして、上記基準電圧発生回路34から出力される基準
電圧は、テープ16&を高速走行させるようにリールモ
ータ19を回転駆動させることに対応したレベルに設定
されておシ、上記基準電圧発生回路35から出力される
基準電圧は、テープ16&を録音、再生に対応した速度
で定速走行させるようにリールモータ19を回転駆動さ
せるレベルに設定されている。
このため、録音、再生時には、基準電圧発生回路35か
ら出力される基準電圧に基づいて前述したようにリール
モータ190回転速度制御が行なわれ、早送99巻戻し
時には基準電圧発生回路34から出力される基準電圧に
基づいてリールモータ190回転速度制御が行なわれる
ようになシ、ここにテープ高速走行状態でテープ走行速
度を一定にすることができるものである。
また、前記速度検出用スライダ13祉、第8図に示すよ
うにイジェクトレバー37と連動させるようにしてもよ
いものである。すなわち、これは、イジェクトレバー3
7を図中矢印E方向に回動操作したときに、速度検出用
スライダ13が図中矢印B方向に移動されるようにした
ものである。この場合、第9図(a)に示すように、カ
セットホルダー15のうち、速度検出用スライダ13の
保合部136と対向する端部には、前述したカム部15
&に代えて傾斜部16bと凹部15cとが形成されてい
る。そして、カセ、トホルダー15が図中矢印り方向に
回動されている状態では、速度検出用スライダ13はそ
の係合部13eが傾斜部15bに押され、図中矢印・B
方向に移動されている。
ここで、カセットホルダー15にテープカセット16を
装着し、第9図(ロ)に示すように、カセットホルダー
15を図中矢印C方向に回動させると、速度検出用スラ
イダ13はその係合部13eが凹部15c内にはいり込
み図中矢印(2)方向に移動され、ローラ14bがテー
プ16&に接触されるようになる。そして、この状態で
は、カセットホルダー15は、その凹部15cが係合部
13eに係合されるので、不用意に図中矢印り方向に回
動されないように保持される。
また、イジェクトレバー37を操作すると、速度検出用
スライダ13が図中矢印B方向に移動され、このときカ
セットホルダー16が図中矢印り方向に回動可能となシ
、テープカセット16の取出し等が行なえるようになる
ものである。
また、上述した実施例では、テープガセット16がカセ
ットホルダー15に装着され、カセットホルダー15が
第3図(b)及び第9図(ト)に示すように矢印C方向
に回動されたとき、自動的にローラ14bがテ・−プ1
6aに接触されてテープ走行速度検出を行なうようにし
たが、これは例えば速度検出用スライダ13をヘッドシ
ャーシ12と連動させて、録音、再生時(つまシ録再ヘ
ッド121kがテープ16&に接触されるとき)にのみ
ローラ14bがテープ16aに接触されるようにしても
よいものである。
さらに、第10図(&)乃至(C)に示すように、前記
ローラ14bに各種の模様を付すことによシ、テープ走
行状態を容易に確認できるようにすることもできる。こ
の場合、第10図(a)に示すものは略うずまき状の模
様を付したもので、第10図(ロ)に示すものは三種類
の色分けを行なったもので、第10図(C)に示すもの
は略放射線状に模様を付したものである。
また、前述したテープ終端検出手段では、速度検出器1
4のローラJ4bの回転停止を利用してテープ終端検出
を行なうようにしたが、このカセットテープレコーダの
場合テープ161hが終端に到達してテープ走行が停止
されると、リールモータ190回転も強制的に停止され
るので、このリールモータ19の回転停止を利用してテ
ープ終端検出を行なうようにしてもよいものである。
さらに、テープ走行速度の検出手段としては、前述した
速度検出器14のようにFGパターンを利用するものの
外に、例えはテープ走行に連動して回転し局面に沿って
複数のスリットが形成された円註の一方面側に発光部を
設置し他方面側に受光部を設置してなる光学的検出手段
や靜電答量式検出手段等、種々の手段を用いることが可
能である。また、テープJ6aを走行させるためのモー
タとしては、上記リールモータ19を用いる外に、例え
ば、リール17.Illの回転軸をモータに直結させて
なる、いわゆるダイレクトドライブDD方式を用い、と
のモータの回転速度を制御させるようにしてもよいこと
はもちろんである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
〔発明の効果〕
したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、キ
ャブズタン及びピンチ、ローラ等を廃止した新規な構成
を有し、構成簡易にしてしかも消費電流を大幅に削減し
得る極めて良好なテープレコーダ装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るテープレコーダ装置の一実施例
を示す平面図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例の
速度検出用スライダ及びカセットホルダーを説明するた
めの斜視図及び側面図、第4図及び第5図はそれぞれ同
実施例の速度検出器の詳細を示す側断面図及び分解斜視
図、第6図は同実施例のリールモータ回転速度制御手段
を示すプロ、り構成図、第7図は第6図に示すブロック
構成図を一部変形して示すプロ、り構成図、第8図及び
第9図はそれぞれ同実施例の速度検出用スライダ及びカ
セットホルダーを一部変形して示す斜視図及び側面図、
第10図は同実施例の速度検出器を一部変形して示す平
面図である。 11・・・メインシャーシ、12・・・ヘッドシャーシ
、13・・・速度検出用スライダ、14・・・速度検出
器、15・・・カセットホルダー、16・・・テープカ
セット、17.18・・・リール、19・・・リールモ
ータ、20・・・中継レバー、2ノ・・・中継アイドラ
、22・・・層幅回路、23・・・ディスクリミネータ
、24・・・ローパスフィルタ、25・・・遮断スイッ
チ、26・・・比較回路、27・・・基準電圧発生回路
、28・・・増幅回路、29・・・ドライブ回路、30
・・・極性反転回路、31・・・整流回路、32・・・
積分回路、33・・・スイッチ回路、34.35・・・
基準電圧発生回路、36・・・切換回路、37・・・イ
ジェクトレバー。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第3図 (b) 5a 第4図 第5図 第9図 (b) 5b 第10図 (a) (b) (c)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テープ走行用のモータと、テープ走行速度を検出
    する速度検出手段と、この速度検出手段の検出信号に基
    づいて前記モータの回転速度を前記テープ走行速度が一
    定となるように制御する制御手段とを具備してなること
    を特徴とするテープレコーダ装置。
  2. (2)上記速度検出手段は、上記テープに接触されて回
    転する回転体の回転速度を検出することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のテープレコーダ装置。
  3. (3)上記速度検出手段は、上記回転体の回転停止によ
    ってテープ終端検出を行なうことを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載のテープレコーダ装置。
JP11191484A 1984-05-31 1984-05-31 テ−プレコ−ダ装置 Pending JPS60254444A (ja)

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