JPS6025357B2 - ロ−タ型オ−プンエンド紡積機における紐状繊維集合体容器の交換装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロータ型オープンエンド紡績機の直線的に配列
されている紡績個所の下側に、紡績個所列の延長方向に
沿って前後２列に配列された紐状繊維集合体容器の交換
装置であって、紐状繊維集合体容器から紐状繊維集合体
が、紐状繊維集合体容器の上側又は斜め上側に位置する
、紐状繊維集合体を糸に加工する紡績個所へ供給される
形式のものに関する。

ロータ型オープンエンド紡績機においてはオープンエン
ドカロねんされて糸に加工されるべきスラィバ、粗糸等
の紐状繊維集合体（以下においてはたんに繊維とよぶ）
のための紐状繊維集合体容器（以下においてはたんに容
器とよぶ）は多くの場合紡績個所列の下側に配置されて
いる。

個々の紡績個所の作業幅は僅かであるから、容器はこの
場合前後２列に配置されなければならない。この後列に
は接近が困難である。後列の容器の交換の場合には、こ
れまで、まず、その前方に位置する前列の容器が引出さ
れ、次いではじめて、交換されるべき後列の当の容器が
引出されて交換されて後列の位置へ押戻され、最後に前
列の容器が再び前列のもとの位置へ押戻された。この時
間中、前列の引出された容器の繊維はひき続き所属の紡
績個所へ走入せしめられている。このような交換過程の
欠点は、作業員の身体負荷が大きく、所要時間が長く、
かつ動かされたまたは隣接する容器の繊維の牽伸ト裂断
または縛れ合いによる故障の可能性がある点に認められ
る。本発明の議題は、上記の欠点を避けることにある。

この課題は本発明によれば次のようにすることによって
解決されている。即ち本発明によればトそれぞれ４個の
紡績個所を１グループとする各紙綾個所グループに対し
てそれぞれ４個１組の紐状繊維集合体容器が一緒に、各
紡績個所グル−プについて１つの回転テーブル上に配置
されており、かつ上記各１つの回転テーブルの基本位置
でみて、上記各１つの回転テーブル上の上記の４個１組
の紐状繊維集合体容器のうちの２つが後列の紐状繊維集
合体容器であり、他の２つが前列の紐状繊維集合体容器
であり、上記各１つの回転テーブルが基本位置から右又
は左へ回転可能である。回転テーブルではその基本位置
から右および左へ、そのつど有利には９０度回転して終
端位置へつくことができ、かつ基本位置および終端位置
において場合によっては錠止可能である。回転テーフル
が回転する場合本発明によれば容易に、後方に位置する
容器は前方へ移され、他面において、全ての４つの容器
は一緒に回転せしめられ、かつそれらの相対位置関係は
不変である。本発明の一実施例によれば回転テーブルが
容器横断面に相対する面形状を有しており、このようＺ
にした場合には、個々の互いに並べて配置されている回
転テーブルの相互間隔を特に狭く圧縮することができる
。

合板の面は例えば、丸味のある角隅部と場合により鞍形
に凹んだ側緑を有するほぼ正方結の形状に製作すること
ができる。

幾分大きなスペースが利用できる場合には、単純な円形
にすることができ、この方が有利である。回転テーブル
上には容器のための中心ウェブと終端ストッパーを配置
するのが有利である。

容器と搬入搬出を容易にするために、回転テーブルの合
板に、容器のための、縁部を折曲げることによって形成
した煩斜走入面を設けることができる。走入面は前方の
両方の容器のために合板の前方に、かつ各１つの後方の
容器のためにうしろ側方に配置することができる。繊維
が所属の紡績個所ともはや接続しておらず、または既に
完全に加工されてしまっている後方の容器を交換する場
合には、支障なく作業を行なっている紡績個所の繊維が
できるだけ交叉することなく容器から供給されるように
すべきである。

このために本発明の別の実施例では、回転テーブルの基
本位置において両方の後方の容器が紡績個所−グループ
の、両方の中間の紡績個所に、かつ両方の前方の容器が
紡績個所−グループの両方の外側の紡績個所に所属して
いる。本発明によってえられる効果は特に次の点に認め
られる。

即ち容器交換を従来よりも迅速にかつ僅かな力で行なう
ことができ、かつ交換過程中、隣接した紡績個所での、
交換過程によって妨げられることのない作業が保証され
る。さらに後列の容器は運転中いつでも申し分なくかつ
迅速に検査することができる。このようなことは従来は
簡単には不可能であった。次に図示の実施例につき本発
明を説明する。

第３図によればロータ紡績機１１はそれぞれ４つの紡績
個所を含む３つの紡績個所−グループを有している。グ
ループＡは紡績個所１２，１３，１４，１５を、グルー
プＢは紡績個所１６，１７，１８，１９を、グループＣ
は紡績個所２０，２１，２２，２３を含む。

グループＡの紡績個所の下側には回転テーブル２４が、
グループＢの下側には回転テーブル２５が、グループＣ
の下側には回転テーフル２６が、それぞれ配置されてい
る。各回転テーブル上には４つの容器が配置されている
。

この場合回転テーブル２４上には容器２７，２８，２９
，３０が、回転テーブル２５上には容器３１，３２，３
３，３４が、回転テーフル２６上には容器３５，３６，
３７，３８が配置されている。容器２７からは紐状繊維
３９が紡績個所１２へ導かれ、容器２９からは繊維４０
が紡績個所１３へ導かれ、容器３０からは紐状繊維４１
が紡績個所１４へ導かれ、容器２８からは紐状繊維４２
が紡績個所１５へ導かれ、容器３２からは繊維４３が紡
績個所１６へ導かれる。紡績個所１７へは紐状繊維は導
かれない。それというのは所望の容器３１の繊維は既に
便し、尽されているからである。容器３３からは繊維４
４が紡績個所１８へ、容器３４からは繊維４５が紡績個
所１９へ、容器３７からは繊維４６が紡績個所２０へ、
容器３８からは繊維４７が紡績個所２１へ導かれる。紡
績個所２２へは繊維は導かれない。それというのはこの
所属の容器も空であるからである。容器３５からは繊維
４８が紡績個所２３へ導かれる。回転テーブル２４，２
５，２６は同じ構造に製作されている。その実施例は特
に第１図および第２図に示されている。各回転テーブル
は合板４９を有している。合板４９は容器に密着せしめ
られた容器横断面に相当した面形状、それも丸味を付し
た角隅と鞍形に凹んだ側緑５０，５１を有するほぼ正方
形の形状を有している。合板４９は容器のための中心ウ
ェブ５２および端部ストッパー５３，５４を有し、第２
図では容器のうち容器５５および５６がみえている。合
板４９はその前方に走入面５７を有し、また後方には、
左側および右側にそれぞれ１つの走入面５８および５９
を有している。走入面は傾斜部によって形成されており
、容器の走入および走出を容易にするのに役立つ。合板
４９は球軸受６川こよりピン６１を中心にして回転可能
であり、このピンは底板６２と結合している。中心ウェ
ブ５２に結合したピン６３には、足で操作される爪６４
が枢着されている。爪６４は合板４９の孔６５を通って
底板６２のスリット６６内へ自重により係合し〜かつこ
れにより回転テーブルを基本位置で錠止する。足操作に
より爪６４は銭止状態から外される。底板６２は２つの
ストッパー６７９ ６８を有し、これらに爪６４は回転
テーブルが終端位置にあるときにあてつけられる。従っ
て終端位置を越えて回転テーフルがさらに回転すること
はできない。回転テーフルを終端位置で鍵止することは
この実施例では行なわれない。第３図からわかるように
、容器は回転テーブル２４上に配置されており、この場
合両方の後方の容器はグループＡの両方の中央の紡績個
所に、かつ両方の前方の容器は両方の外側の紡績個所に
配属されている。

この配置形式はグループＢおよびＣについても同様であ
って、第３図はこのような本発明による有利な配置形式
を示す。容器３１は空になっているから、容器の交換の
ために回転テーブル２５は既に矢印６９の方向に９０度
右へ回転せしめられている。

この位置においても繊維は支障のない紡績個所へ交叉な
いこかつ接触ないこ導かれる。グループＣの容器３６も
空になっている。

容器交換のために回転テーブル２６は既に矢印７０の方
向に９０度左へ回転せしめられている。繊維はこの位置
においても支障のない紡績個所へ交叉なしにかつ接触な
いこ導かれる。回転テーブル上で基本位置において前方
にある容器の交換は困難でない。

これに対して、回転テーブル上で基本位置において後方
にある容器の交換は幾分困難である。それというのは回
転テーフルの９０度の回転後、個々の紡績個所に対する
容器の配置にそのつど応じて種々異なる繊維の直接の交
叉および接触が生じ、かつ個々の繊維は比較的長い区間
を介して自由懸垂状態で紡績個所へ供給されなければな
らず、この場合これらの繊維はたるみを生じ、これによ
り交換過程が妨げられるからである。容器の交換は、基
本位置においてもまた９０度左または右へ回転した終端
位置においてもそのっど前方にある容器が交叉せずかつ
もっとも短かし、距離を経て所属の紡績個所へ供給され
るようにした場合には、容易に行なうことができる。こ
のことは本発明のさらに別の実施例によれば、回転テー
ブルの基本位置において後列の両容器が各紡績個所グル
ープにおける両方の外側の紡績個所に、かつ前列の両容
器が各紡績個所グル−プにおける両方の内側の紡績個所
に配属されていることによって達成されている。この場
合、回転テーブルが基本位置から時計回り方向で９０度
回転せしめられると、９０度回転した位置でみて、繊維
は前列の右側の容器から各紡績個所グル−プの右端の紡
績個所へ右側へ導かれ、かつ前列の左側の容器からは右
端から第２番目の紡績個所へ右側へ導かれる。回転テー
ブルが基本位置から逆時計回り方向で９０度回転せしめ
られると、９０度回転した位置でみて、織総は左側の前
列の容器から紡績個所グループの左端の紡績個所へ左側
へ導かれ、また前列の右側の容器からは左端から第２番
目の紡績個所へ左側へ導かれる。回転テーブルが９０度
回転せしめられた位置でみて前列の容器からの繊維は要
するに交叉しない。基本位置において後方にある容器の
１つが空になると、該容器は、回転テーブルの９０度の
回転後、隣接する紡績個所への繊維供給を妨げることな
く、交換される。

新しい繊維始端部は別の繊維と交叉することなく、新た
に紡績を開始するために「所属の紡績個所へ導かれる。
回転テ−ブルが９０度回転したさし、後方範囲に繊維交
叉が生じるから、本発明の一実施例によれば、回転テー
ブルが繊維セパレータロッド‘こ結合されており、該ロ
ッドは容器の上側かつ紡績個所ケーシングの下側に配置
されていて回転テーフルの基本位置においてほぼその中
心上で両方の前方の容器から両方の内側の紡績個所へ導
かれる繊維の下側を左側から右側へ延びており、かつロ
ッドの長さ‘ま有利には容器の直径の少なくとも２倍に
等しい。

回転テーブルが９０度回転する場合、繊維セパレータロ
ッドも９０度回転する。回転テーフルが時計回り方向で
回転する場合、繊維セパレータロッド‘ま、比較的長い
区間に自由懸垂状態でかけ渡される繊維を支持する。こ
の繊維は左側紡績個所および第２の紡績個所へ右側から
導かれる繊維である。回転テーブルが基本位置から９０
度逆時計回り方向で回転する場合、繊維セパレータロッ
ドはやはり、比較的長い区間に自由懸吊状態で案内され
る繊維を支持する。この繊維は右側の紡績個所および第
２の紡績個所へ左側から導かれる繊維である。別の繊維
は回転テーブルの両終端位置においてセパレータロッド
により支持されない。要するにこれらの繊維はいずれの
セパレータロッドの外側もしくは下側に位置している。
セパレータロツドはまた、互いに交叉し合う繊維の直接
の接触が生じないようにするために役立つ。有利にはセ
パレータロツドは、回転テーブルの中心に固定された直
立した支持体により回転テーブルに結合されている。

回転テーブルの中心には常に、このような支持体を配置
するためのスペースが十分に残されている。支持体はこ
の個所においては容器の交換過程または紡績個所への繊
維の供給を妨げることはない。本発明によれば容器の交
換の自動化が有利な形式で容易に達成される。

第５図によれば、ロータ紡績機１０１は各グループがそ
れぞれ４つの紡績個所を有する３つのグループＤ，Ｅお
よびＦを有している。

グループＤは紡績個所１０２〜１０５を含み、グループ
Ｅは紡績個所１０６〜１０９を含み、グループＦは紡績
個所１１０〜１１３を含む。グループＤの紡績個所の下
側には回転テーブル１１４が、グループＥの下側には回
転テーブル１１５が、グループＦの下側には回転テーブ
ル１１６が配置されている。各回転テーブル上には４つ
の容器が、それも回転テーブル１１４上には容器１１７
〜１２０が、回転テーブル１１５上には容器１２１〜１
２４が、また回転テーブル１１６上には容器１２５〜１
２８が配置されている。第５図からわかるように、グル
ープＤでは回転テーブル１１４は基本位置にある。

両方の前方の容器から繊維１２９および１３０が両方の
中間の紡績個所１０３および１０４へ走っている。両方
の後方の容器１１９および１２０からは繊維１３１およ
び１３２が同じグループＤの両方の外側の紡績個所１０
２および１０５へ走っている。支持体１４１は回転テー
ブル１１４の中心に固定されており、かつその上端部に
繊維セパレータロッド１４２を有している。セパレータ
ロッド１４２は左から右へ、容器の上側に、および容器
１１７，１１８から紡績個所１０３，１０４へ導かれる
繊維１２９，１３０の下側に、延びている。第４図に示
す回転テーブル１１４の断面図からわかるように、回転
テーブルは合板１４３を有している。

合板１４３は容器横断面に密接した相応する面形状、そ
れも、丸味のある角隈部と鞍状に凹んだ側縁（第５図）
を有するほぼ正方形の面形状を有している。合板１４３
は中心ウェブ１４４と容器のための終端ストッパー１４
５を有しており、容器のうち容器１１８，１２０が、第
４図ではみえている。合板１４３は前方に走入面１４６
を有している。合板１４３は球軸受１４７によりピン１
４８を中心にして回転可能であり、このピン１４８は底
板１４９と結合されている。中心ウェブ１４４に結合し
たピン１５０には足操作または選択的に自動操作用に設
計された爪１５１が枢着されている。爪１５１は、合板
１４３の孔１５２を通って底板１４９のスリット１５３
内へ自重により係合し、これにより回転テーブルを中心
位置に銭止する。足操作によりまたは自動操作により爪
１５１は鉄止状態から外される。第４図からわかるよう
に、支持体１４１は回転テーブル１１４の中心で中心ウ
ェブ１４４上に固定されており、かつ紡績個所ケーシン
グ１５４の直ぐ下側にまで達していてこ）で前方へ折り
曲げられており、かつ繊維セパレータロッド１４２を有
している。

第４図からわかるよにに、セパレータロツド１４２は、
前方の容器１１８から出ている繊維１３０の下側、後方
の容器１２０から出ている繊維１３２の前方に配置され
ている。回転テーブル１ １４が基本位置にある場合に
おける繊維とセパレータロツドとの接触は偶然にすぎな
い。回転テーブルが回転せしめられたときにはじめて、
セパレータロッド‘ま既に述べた形式でそのつど両方の
特に長く懸垂している繊維を支持し、これにより、比較
的短かし、繊維とのまたは容器の上緑部との接触が避け
られるのである。第５図からわかるように、グループＥ
の回転テーブル１１５は矢印１５５の方向に逆時計回り
方向で基本位置から９０度回転している。

この回転は、基本位置において後方にある容器１２１を
交換する目的で行なわれる。図面からわかるように、こ
のような交換は、他の紡績個所の運転状態を妨げること
なく行なうことができる。グループＦの回転テーブル１
１６は基本位置から矢印１５６の方向に時計回り方向で
９０度回転している。この回転は、基本位置で後方にあ
る容器１２６を交換する目的で行なわれる。図面からわ
かるようにこの場合にも容器の交換は「他の紡績個所の
運転を妨げることなく、行なうことができる。本発明は
図示の実施例に制限されるものではなく、さらに種々異
なる態様で実施することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
装置の斜視図、第２図は容器を敷着した同上装置の縦断
面図、第３図は本発明の装置を有する紡績機の、それぞ
れ４つの紡績個所を有する３つの紡績個所−グループの
略示平面図、第４図は本発明のさらに別の実施例による
装置の縦断面図、第５図は本発明の装置を有する紡績機
の、それぞれ４つの紡績個所を有する３つの紡績個所−
グループの略示平面図である。 １・…・・ロータ型オープンエンド紡績機、１２，１３
，１４，１５，１６，１７，１８，１９，２０，２１，
２２，２３……紡績個所、２４，２５，２６……回転テ
ーフル、２７，２８，２９，３Ｑ，３１，３２，３３，
３４，３５，３６，３７９ ３８申 ５５，５６……容
器（紐状繊維集合体容器）、３９，４０，４１，４２，
４３，４４，４５，４６，４７，４８・・…・繊維（紐
状繊維集合体）、４９・・・…合板、５０， ５１……
側緑「 ５２……中心ウェブ、５３，５４……端部スト
ッパー、５７，５８，５９……走入面、６０・…・・球
軸受、６１……ピン、６２…・・・底板、６３州州ピン
、６４…・・・爪、６５……孔、６６・・・・・・スリ
ット、６７，６８……ストッパー、６９……矢印、ｌｏ
亀……ロータ紡績機「 １８２，１０３，１０４，８Ｑ
５，鷺Ｑ６，ＰＱ７９１０８，竃Ｑ９，１１０，１１１
，１１２，軍１３…・・・紡績個所、翼１ふ １１５，
１１６……回転テーフル、亀１７，１１８，１１９，１
２０，１２１，１２２９１２３，１２４，１２Ｆ １２
６，１２７，１２８…・・・容器（紐状繊維集合体容器
）、１２９，１３０，１３１，１３２……繊維（紐状繊
維集合体）〜 １４１・・・…支持体「 １４２……セ
パレータロツド、翼４３……合板、１４４……中心ウェ
ブ、１４５……終端ストッパー、１４６・…・・走入面
、１４７…・・・球軸受、１４８…・・・ピン、１４９
……底板「 １５０……ピン、１５１…・・・爪「 １
５２……孔、亀５３・…・・スリット、１５４・・…・
紡績個所ケーシング。 ，ＦＩＧ．ｌ ＦＩＧ．２ Ｗ ○ 山 ＦＩＧ．ム 町 ○ 山

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ロータ型オープンエンド紡績機の直線的に配列され
   ている紡績個所の下側に、紡績個所列の延長方向に沿つ
   て前後２列に配列された紐状繊維集合体容器の交換装置
   であつて、紐状繊維集合体容器から紐状繊維集合体が、
   紐状繊維集合体容器の上側又は斜め上側に位置する、紐
   状繊維集合体を糸に加工する紡績個所へ供給される形成
   のものにおいて、それぞれ４個の紡績個所１２，１３，
   １４，１５；１６，１７，１８，１９；２０，２１，２
   ２，２３を１グループとする各紡績個所グループＡ，Ｂ
   ，Ｃに対してそれぞれ４個１組の紐状繊維集合体容器２
   ７，２８，２９，３０；３１，３２，３３，３４；３５
   ，３６，３７，３８が一緒に、各紡績個所グループＡ，
   Ｂ，Ｃについて１つの回転テーブル２４；２５；２６上
   に配置されており、かつ上記各１つの回転テーブル２４
   ；２５；２６の基本位置でみて、上記各１つの回転テー
   ブル２４；２５；２６上の上記の４個１組の紐状繊維集
   合体容器のうち２つが後列の紐状繊維集合体容器２９，
   ３０；３１，３３；３６，３８であり、他の２つが前列
   の紐状繊維集合体容器２７，２８；３２，３４，３５，
   ３７であり、上記各１つの回転テーブル２４；２５；２
   ６が基本位置から右又は左へ回転可能であることを特徴
   とする、ロータ型オープンエンド紡績機における紐状繊
   維集合体容器の交換装置。 ２ 回転テーブル２４，２５，２６がその基本位置から
   右および左へそれぞれ９０度回転して終端位置へつくこ
   とができる特許請求の範囲第１項記載の交換装置。 ３ 回転テーブル２４，２５，２６が基本位置又は終端
   位置において錠止可能である特許請求の範囲第１項記載
   の交換装置。 ４ 回転テーブル２４，２５，２６が容器横断面に相応
   する輪郭の台板４９を有する特許請求の範囲第１項記載
   の交換装置。 ５ 回転テーブル２４，２５，２６上に紐状繊維集合体
   容器のための中心ウエブ５２および終端ストツパー５３
   ，５４が配置されている特許請求の範囲第１項記載の交
   換装置。 ６ 回転テーブル２４，２５，２６の台板４９が折曲げ
   縁部によつて形成された、紐状繊維集合体容器のための
   傾斜した走入面５７，５８，５９を有している特許請求
   の範囲第１項記載の交換装置。 ７ 各回転テーブル２４；２５；２６の基本位置でみて
   、後列の両紐状繊維集合体容器２９，３０；３１，３３
   ；３６，３８が、各紡績個所グループＡ，Ｂ，Ｃの４個
   の紡績個所の両方の中間の紡績個所１３，１４；１７，
   １８；２１，２２に、かつ前列の両紐状繊維集合体容器
   ２７，２８；３２，３４；３５，３７が当該各紡績個所
   グループＡ，Ｂ，Ｃの両方の外側の紡績個所１２，１５
   ；１６，１９；２０，２３に所属している特許請求の範
   囲第１項記載の交換装置。 ８ 各回転テーブル１１４；１１５；１１６の基本位置
   でみて、後列の両紐状繊維集合体容器１１９，１２０；
   １２１，１２３；１２６，１２８が、各紡績個所グルー
   プＤ，Ｅ，Ｆの両方の外側の紡績個所１０２，１０５；
   １０６，１０９；１１０，１１３に、かつ前列の両紐状
   繊維集合体容器１１７，１１８；１２２，１２４；１２
   ５，１２７が各紡績個所グループＤ，Ｅ，Ｆの両方の内
   側の紡績個所１０３，１０４；１０７，１０８；１１１
   ，１１２に所属している特許請求の範囲第１項記載の交
   換装置。 ９ 各回転テーブル１１４；１１５；１１６がそれぞれ
   １つの紐状繊維集合体セパレータロツド１４２を有して
   おり、該紐状繊維集合体セパレータロツド１４２はそれ
   ぞれ各回転テーブル１１４，１１５，１１６と結合され
   ていて、各回転テーブルの紐状繊維集合体容器の上側で
   かつ紡績個所の下側に配置されていて、回転テーブル１
   １４，１１５，１１６の基本位置でみてほぼその中心上
   で、かつ前列の両紐状繊維集合体容器１１７，１１８；
   １２２，１２４；１２５，１２７から両方の内側の紡績
   個所１０３，１０４；１０７，１０８；１１１；１１２
   へ導かれている紐状繊維集合体１２９，１３０の下側を
   左側から右側へ延びている特許請求の範囲第１項記載の
   交換装置。 １０ 紐状繊維集合体セパレータロツド１４２が回転テ
   ーブル１１４，１１５，１１６の中心に固定された、直
   立した支持体１４１により回転テーブルと結合している
   特許請求の範囲第９項記載の交換装置。