JPS6025288Y2 - ラツパ−ロ−ル - Google Patents
ラツパ−ロ−ルInfo
- Publication number
- JPS6025288Y2 JPS6025288Y2 JP3766279U JP3766279U JPS6025288Y2 JP S6025288 Y2 JPS6025288 Y2 JP S6025288Y2 JP 3766279 U JP3766279 U JP 3766279U JP 3766279 U JP3766279 U JP 3766279U JP S6025288 Y2 JPS6025288 Y2 JP S6025288Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- wrapper roll
- neck
- wrapper
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧延ストリップを巻取るダウンコイラーにお
けるラッパーロールの構造に関する。
けるラッパーロールの構造に関する。
ダウンコイラーは、第１図に示す如くシリンダａの作動
により支点すを中心に回動するアームＣニ設ケてなるラ
ッパーロールｄ（ラッパーロールｄ’、 ｄ″も同様）
をマンドレルｅ側に接近、離反できるように構成されて
おり、上記マンドレルｅとラッパーロールｄの間に送り
込まれてマントＬ／／ｌ／ｅに巻取られるストリップｆ
をラッパーロールｄによりマンドレルｅに押付けるよう
にしている。
により支点すを中心に回動するアームＣニ設ケてなるラ
ッパーロールｄ（ラッパーロールｄ’、 ｄ″も同様）
をマンドレルｅ側に接近、離反できるように構成されて
おり、上記マンドレルｅとラッパーロールｄの間に送り
込まれてマントＬ／／ｌ／ｅに巻取られるストリップｆ
をラッパーロールｄによりマンドレルｅに押付けるよう
にしている。
しかし上記アームＣを含めたラッパーロールｄの重量は
通常数トンに達するため、ストリップｆが所定のスピー
ドで上記ラッパーロールｄを押上げる際の力は１００ト
ン程度にもなる。
通常数トンに達するため、ストリップｆが所定のスピー
ドで上記ラッパーロールｄを押上げる際の力は１００ト
ン程度にもなる。
また同時に加速されたラッパーロールｄは、ストリップ
ｆから離れ、シリンダａにより再び押し戻されてストリ
ップｆを押圧するようになる。
ｆから離れ、シリンダａにより再び押し戻されてストリ
ップｆを押圧するようになる。
これはストリップｆの先端がラッパーロールｄに直接衝
突する時の他に、４１図に示すようにマンドレルｅにス
トリップｆが巻きついてからもストリップｆの先端部板
厚によって起る段差により生じる作用である。
突する時の他に、４１図に示すようにマンドレルｅにス
トリップｆが巻きついてからもストリップｆの先端部板
厚によって起る段差により生じる作用である。
従ってラッパーロールｄは絶えずコイルからの衝撃を受
けて跳ね上る状態が繰返されることになり、十分にスト
リップｆをマンドレルｅへ押付ケることができず、且つ
上記衝撃荷重でストリップｆに傷をつけてしまう問題が
あり、更にラッパーロールｄの衝撃力を受ける支持構造
もその悪影響に対処するため強固にｆる必要があり、従
って重量が更に増加する、等の問題点を有し−Ｃいた。
けて跳ね上る状態が繰返されることになり、十分にスト
リップｆをマンドレルｅへ押付ケることができず、且つ
上記衝撃荷重でストリップｆに傷をつけてしまう問題が
あり、更にラッパーロールｄの衝撃力を受ける支持構造
もその悪影響に対処するため強固にｆる必要があり、従
って重量が更に増加する、等の問題点を有し−Ｃいた。
本考案は、上記種々の問題点を解決すべくなしたもので
、ロールネックの端部に一端部を固定し且つ前記、ロー
ルネックの外周を適宜の間隔を有して包囲しその他端部
を軸受に支持してなるシリンドリカルネックを備えてい
ることを特徴とするラッパーロール、に係・るものであ
る。
、ロールネックの端部に一端部を固定し且つ前記、ロー
ルネックの外周を適宜の間隔を有して包囲しその他端部
を軸受に支持してなるシリンドリカルネックを備えてい
ることを特徴とするラッパーロール、に係・るものであ
る。
□以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第２図は本考案のラッパーロールの構成を示すもので、
ラッパーロール本体１のロールネック２の外周に対し、
該ロールネック２の外周と適宜の間隔３を保持し得る内
径を有し、且つ所定の厚さを有すると共に前記ロールネ
ック２の長さより長さが短いシリンドリカルネック４を
設け、前記ロールネック２の外方端部をシリンドリカル
ネック４の外端部とを同心状に一体的に固定し、且つ前
記シリンドリカルネック４の内端部外周に軸受５を設け
て支持するようにしている。
ラッパーロール本体１のロールネック２の外周に対し、
該ロールネック２の外周と適宜の間隔３を保持し得る内
径を有し、且つ所定の厚さを有すると共に前記ロールネ
ック２の長さより長さが短いシリンドリカルネック４を
設け、前記ロールネック２の外方端部をシリンドリカル
ネック４の外端部とを同心状に一体的に固定し、且つ前
記シリンドリカルネック４の内端部外周に軸受５を設け
て支持するようにしている。
更に前記ラツパーロール本体１を所定の厚さを有する中
空材にて構成して内部に空間６を形成するようにしてい
る。
空材にて構成して内部に空間６を形成するようにしてい
る。
上記構成を有するラッパーロールは、ロールネック２に
一体的に固定したシリンドリカルネック４を介して軸受
５に支持するように構成されているので、ラッパーロー
ルに作用する衝撃力はシリンドリカルネック４の撓みに
より吸収され、従って軸受５に伝達される衝撃力が著し
く減少することになる。
一体的に固定したシリンドリカルネック４を介して軸受
５に支持するように構成されているので、ラッパーロー
ルに作用する衝撃力はシリンドリカルネック４の撓みに
より吸収され、従って軸受５に伝達される衝撃力が著し
く減少することになる。
更にラッパーロール本体１を中空材にて構成するように
していることにより、ラッパーロール自体の重量を軽減
させてそれによる衝撃力の減少を図ることができると共
に、ラッパ−ロール本体１自体の撓み変形による衝撃力
の減少も期待できる。
していることにより、ラッパーロール自体の重量を軽減
させてそれによる衝撃力の減少を図ることができると共
に、ラッパ−ロール本体１自体の撓み変形による衝撃力
の減少も期待できる。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく
本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
えることができる。
本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
えることができる。
上述した本考案のラッパーロールによれば（ｉ） ラ
ッパーロールに作用する衝撃力をシリンドリカルネック
の撓みにより吸収することができ、よってストリップに
対する傷の発生を防止することができる。
ッパーロールに作用する衝撃力をシリンドリカルネック
の撓みにより吸収することができ、よってストリップに
対する傷の発生を防止することができる。
（ｉｉ） シリンドリカルネックにより衝撃力が吸収
されるので、ラッパーロールの支持部への悪影響を減少
させることができ、支持構造の簡単軽量化を図り得る。
されるので、ラッパーロールの支持部への悪影響を減少
させることができ、支持構造の簡単軽量化を図り得る。
（ｉｉｉ） ストリップの板厚段差に対して実質的に
段差量を減少させることになる。
段差量を減少させることになる。
（ｉｖ） ラッパーロール本体を中空材にて構成すれ
ば、ばね下重量（ラッパーロール本体重量）を軽減でき
、衝撃荷重の低下を図ることができる。
ば、ばね下重量（ラッパーロール本体重量）を軽減でき
、衝撃荷重の低下を図ることができる。
（Ｖ） ラッパーロール本体を中空材とすれば、剛性
が低下して衝撃力の低下が図れる。
が低下して衝撃力の低下が図れる。
（ｖｉ） 構成が簡単であり、既設品の改造あるいは
予備品として使用することができる。
予備品として使用することができる。
等、種々の優れた効果を発揮する。
第１図はダウンコイラーの構成例を示す側面図、第２図
は本考案のラッパーロールの構成を示す一部切断正面図
である。 １はラッパーロール本体、２はロールネック、４はシリ
ンドリカルネック、５は軸受、６は空間を示す。
は本考案のラッパーロールの構成を示す一部切断正面図
である。 １はラッパーロール本体、２はロールネック、４はシリ
ンドリカルネック、５は軸受、６は空間を示す。
Claims (1)
- ロールネックの端部に一端部を固定し且つ前記ロールネ
ックの外周を適宜の間隔を有して包囲しその他端部を軸
受に支持してなるシリンドリカルネックを備えているこ
とを特徴とするラッパーロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3766279U JPS6025288Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ラツパ−ロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3766279U JPS6025288Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ラツパ−ロ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55138414U JPS55138414U (ja) | 1980-10-02 |
| JPS6025288Y2 true JPS6025288Y2 (ja) | 1985-07-30 |
Family
ID=28901139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3766279U Expired JPS6025288Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 | ラツパ−ロ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025288Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-23 JP JP3766279U patent/JPS6025288Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55138414U (ja) | 1980-10-02 |
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