JPS60252750A - 無杼織機における緯糸貯留装置 - Google Patents

無杼織機における緯糸貯留装置

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JPS60252750A
JPS60252750A JP10779084A JP10779084A JPS60252750A JP S60252750 A JPS60252750 A JP S60252750A JP 10779084 A JP10779084 A JP 10779084A JP 10779084 A JP10779084 A JP 10779084A JP S60252750 A JPS60252750 A JP S60252750A
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weft
nozzle
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yarn
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JP10779084A
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Inventor
昇 小林
雅彦 金原
雅雄 白木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は無杼織機における緯糸貯留装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 一般に、無杼織機、特に流体噴射式織機においては、緯
入れ1回句に緯糸供給源から供給される緯糸を所定量測
長して貯留する必要があり、このような副長装置として
は従来より測長ローラ機構にて連続的に測長される緯糸
を貯留ノズルから貯留パイプ内に向けて噴出貯留するい
わゆるエアプール方式の副長装置、及びドラム上に緯糸
を巻伺けて測長及び貯留するいわゆるドラムプール方式
の副長装置が一般的に採用されている。
ところが、Mi、記エアプール方式の測長装置において
は、緯糸がエアにより貯留パイプ方向に沿ってほぼ(1
字状に貯留されるため、緯糸が緯入れに伴って引出され
る際には貯留ノズルからの噴射エアに逆らうことになり
、緯糸の引き出し抵抗が人ぎくなるとともに、前記貯留
パイプからの緯糸引出し開始時と貯留パイプにJ5ける
緯糸の貯留終了間近とでは引き出し抵抗が大きく異なり
、緯糸の張力変動が著しい。そのため、スレイ上に多数
並設された緯糸、ガイド部材の列により形成される緯糸
案内通路内へ緯入れ用メインノズルから射出緯入れされ
た緯糸には飛走不良が生じ易くなり、前記緯糸ガイド部
材に設(プられた成打ち時における緯糸脱出用のスリッ
トから緯糸が緯入れ中に飛出してしまったり、あるいは
緯糸かガイド内でループ状になって緯入れミスの原因に
なったりし、織布の品質に悪影響を与えるという問題が
ある。又、前記貯留パイプから緯糸を引出す際の抵抗が
太きいため、緯入れ用メインノズルの噴射圧を高めて緯
糸推進〕Jを大きくする必要が゛あり、圧縮空気の消費
量増加、さらには糸強力の弱い緯糸が緯入れメインノズ
ル内において噴射切れを起こすといった問題がある。
又、ドラムプール方式の緯糸副長装置においては、ドラ
ム上に巻付は貯留された緯糸を引き出す際、バルーニン
グが生じて緯糸の引き出し抵抗が大きくなる。そのため
、前記エアプール方式の副長装置と同様に岬入れ用メイ
ンノズルからの噴射圧を高めて緯糸推進力を大きくする
必要があり、圧縮空気の消費量増加、ざらには緯糸切れ
といった問題も生ずる。
このような問題を解消するための緯糸貯留装置が特開昭
57−95349号公報に開示されている。この貯留装
置におい−Cは、第10図に示すように駆動ローラ1と
被動ローラ2とに張設されたエフ1透過可能な無端状ベ
ルト3の外表面に緯糸Yが貯留ノズル4から吹付けられ
、ベルト3の外表面に吹付けられた緯糸Yはベルト3の
内周側に設けられた吸引装置5によってベルト3の外表
面上に吸引付着され、ベルト3の走行に伴ってベルト3
の外表面上にコイル状となって付着貯留される。
この緯糸貯留装置によれば、緯糸Yはベルト3の外表面
上にコイル状となって付着貯留されるのみであるため、
緯入れ時においてベルト3の表面から緯糸が引出される
際の抵抗が小さく、前述したようなエアプール方式、あ
るいはドラムプール方式の測長装置において問題となっ
た圧縮空気の消費量層加、緯糸切れといった問題は解消
される。
しかし、このような利点を有する反面、同貯留装置は次
に述べるような欠陥がある。すなわち、緯糸はコイル状
にてベルト3−トに直線的に付着貯留されるため、緯入
れ時にお【プるベルト3からの緯糸引出しは同一状態と
ならず、引出し抵抗の変動を解消することができない。
そのため、締入れ状態が安定せず、織布の品質に悪影響
を与える。
又、織布の織幅変更に対応して貯留量を変更するために
はベルト3を駆動する駆動O−ラ1の回転速度を変更し
なければならないが、そのためには、変速機能を備えた
駆動機構が必要となり、機構が複雑化するという難点が
あろっ又、前記コイル状の貯留形態は緯糸の撚りの強弱
により変化覆るが、この貯留形態を制御して緒糸自体が
絡み合わないようにし、緯糸引出しの安定化を図ること
が望ましい。前記緯糸貯留形態を制御する手段としてベ
ルト3の走行速度を調整して同ベルト3上における紡糸
貯留速度を調整する方法が考えられるが、ベルト3の速
度調整によるコイル状の貯留形態の調整はベルト速度の
調整困難性により極めて難しい。従って、緯糸の撚りの
強弱に応じた最適なコイル状の貯留形態を選択すること
が実質的に不可能である。さらには、ベルト3の張力を
設定するための機構が必要であり、機構の一層の複雑化
がもたらされる。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、緯糸を付着し得る緯糸貯留体の貯留部上に貯
留ノズルから緯糸を噴出して付着貯留する緯糸貯留装置
において、緯入れ時における緯糸引出し抵抗の変動、織
布の織幅に応じた緯糸貯留量の変更困Mf1、緯糸貯留
速度の正確な変更設定を行なう困難性といった問題点が
本発明の解決しようとする対象であり、この問題点を解
決づることにより最適な緯糸貯留形態を形成し、かつ緯
糸引出し抵抗の変動を解消して常に適正な緯入れ状態を
確保し、高品質の織布を得ることができる。
発明の構成 (問題点を解決するだめの手段) 前記問題点を解決するため、本発明では緯糸測長部から
測長されて送り出される緯糸の経路中に緯糸を付着貯留
するための円環状の緯糸貯留部を有する緯糸貯留体を配
設し、前記円環状の緯糸貯留部に向けて前記緯糸を噴出
し、かつ同貯留部の周方向に噴出口を移動し得る貯留ノ
ズルを設【ブて緯糸貯留装置を構成した。
(作用) すなわち、緯糸測長部から測長されて送り出される緯糸
は円環状の緯糸貯留部の周方向に噴出口を移動する貯留
ノズルから同緯糸貯留部に向けて噴出され、貯留ノズル
の噴出口の移動に伴って緯糸が円環状の緯糸貯留部上に
コイル状となって付着貯留される。従って、円環状の緯
糸貯留部からの緯糸引出しは同一状態で行なわれ、引出
し抵抗の変動は解消される。又、緯糸貯留速度を調整す
るには円環状の緯糸貯留部の半径方向に貯留ノズルの噴
出口を移動して位置調整すればよく、織布の織幅を変更
された場合にも円環状の緯糸貯留部の半径方向に貯留ノ
ズル噴出口を調節すれば緯糸貯留量を容易に変更するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1,2図に従っ
て説明すると、チーズ11から供給される緯糸Yは糸ガ
イド12を軽て測長0−ラ4fi構13にて連続的に測
長され、同測長ローラ機構13にて測長された緯糸Yは
緯糸貯留装置14へと導かれる。測長ローラ機構13は
機台の回転に同期して連続的に駆動される駆動ローラ1
5と、同ローラ15にて圧接駆動される被動ローラ16
と、ガイドff17aを有するガイド棒17とから構成
されており、緯糸Yは被動ローラ16とガイド溝17a
とを巻回され、被動ローラ16の回転に伴って緯糸Yが
チーズ11から等速度かつ連続的に引出くれ、緯糸貯留
装置14側へと送り出されるようになっている。
次に、緯糸貯留装置f14について詳述すると、第2図
に示すように、織機のサイドフレーム(図示路)には二
叉状の支持ブラケット18が固着されており、その一対
のアーム19.20の上端部には水平方向に同一軸心を
有する支持円筒部19a、20aがそれぞれ形成されて
いる。一方の支持円筒部19aにはノズル本体21が嵌
入されており、支持円筒部19aの側周面から螺入され
たねじ22により締付は固定されている。そして、ノズ
ル本体21の後端(第2図において左端)に導糸ニード
ル23が螺入されており、ノズル本体21と導糸ニード
ル23との間には前側に収束する円環状の空気通路Tが
形成され、同通路Tには支持円筒部19aの側周面に螺
着された空気供給管24が連通されている。
又、ノズル本体21の前端には空気ガイド管25が空気
通路Tに連通ずるように嵌入固着されており、かつメタ
ル26が接合されている。
支持ブラケッ1〜18の使方の支持円筒部20aには導
糸管27が回転可能に装着されており、その後端がメタ
ル26に接合されている。両支持円筒部19a、20a
の間において導糸管27の外周には被動プーリ28がね
じ29により締伺固定されており、第1図に示すように
同プーリ28と、機台に同期して回転する駆動軸30に
固着された駆動ブー931とがタイミングベルト32に
より作動連結され−(いる。導糸管27の前端には先端
部を半円状に折返し形成されたノズル管33が取外(〕
可能に嵌入されており、導糸管27の先端部の側周面か
ら螺入されたネジ34により締(=I固定されCいる。
すなわち、ノズル本体21、導糸ニードル23、メタル
26、導糸管27及びノズル管33により囁剣口33a
を回転し得る貯留ノズルNが構成されている。
ノズル管33の前方には円板状の緯糸貯留体35が前記
サイドフレームに止着されたブラヶッ1〜36により支
持立設されている。同貯留体35の前面にはノズル管3
3を挿通するための挿通孔35aを中心にモケッ1−3
7を円lfi状に棺1設して緯糸貯留部35bが形成さ
れている。そしく、先端部を半円状に折返し形成された
ノズル管33の噴出口33aが綿糸貯留部35hの近傍
において緯糸貯留部351)とほぼ直交覆る方向を指向
されている。
すなわち、測長ローラ機4813から測長されて送り出
される緯糸Yは導糸ニードル23の導糸孔23a1空気
ガイ1ミ管25内、導糸管27内及びノズル管33内を
挿通案内されて円環状のlIP系貯留部35b上へと導
かれる。そして、同系Yは円環状の緯糸貯留部35bか
ら綿糸貯留装置14の前方においてノズル管33の回転
軸心土に設置ノられた糸ガイド38、緯入れタイミング
に同期して開閉されるグリッパ39及び糸ガイドボスト
4゜を紅白して緯入れ用メインノズル47へと導かれ、
図示しないスレイ」−に多数jtl>段された綿糸ガイ
ド部材42の列により形成される緯糸案内通路S内へメ
インノズル41から緯入れタイミングに同期して射出緯
入れされる。
さて、織機の運転に伴って測長ローラ機構13から連続
的に測長されて送り出される緯糸Yは空気供給管2zか
ら空気通路Tを経て空気ガイド管25内へ噴則される空
気流ににり推進されて噴出口33aから緯糸貯留部35
1)上へ噴出される。
このどき、噴出空気は緯糸貯留部35hに吹付(プられ
ることになるが、同貯留部35bがモケット37ににり
形成されているため、唱つ・1空気はモケツ1−37間
を通って緯糸貯留体35の平面方向へと透過拡散し、緯
糸貯留部35b上には緯糸Yのみがイ」着する。ぞして
、ノズル管33が回転して+fl:i QJ II 3
3 aが円環状の緯糸貯留部351〕の周方向l\移動
ηるに伴い、緯糸Yは緯糸貯留部35bトに円弧を描い
て付着貯留される。又、同系Yはイれ自身の撚りにより
コイル状態となって緯糸貯留部351) J:にイ」着
するが、このコイル状の貯留形態はノズル管33の噴出
口33aの移動速度に左右される。従って、同貯留形態
を適正に制御すべく同噴出口33 dの移動速[qを調
整するには同噴出口J 3 aを半径方向へ位置調整す
ればよく、この実施例では例えば第2図に示すようにノ
ズル管33の代わりに2点鎖線で示すノズル管33Aに
取替えることにJ:り前記コイル状の貯留形態の調整が
できる。このような調整は変速可能な駆動機構(例えば
ヂエンジギN7機構)を用いてノズル管33の回転速度
を調整する手段とは異なって容易であり、機構の簡素化
を図り1qるものである。
又、織布の織幅を変更づる場合には測長ローラ機WJ1
3にお【プる駆動ローラ150回転速度を変えて副長量
を変更しなりればならないが、この測長量変更に応じて
緯糸貯留部3511上にお【Jる緯糸貯留速度も変更し
な(プればならない。しかし、本実施例では前記と同様
にノズル管33を取替えて噴出口33aの移動速度を変
更するのみで織幅変更に容易に対処し得るものである。
緯入れタイミングに同期してグリッパ39が開放される
とともに、メインノズル/11が作動されると、円環状
の緯糸貯留部351)上に一コイル状となって11着貯
留された緯糸Yはメインノズル41から緯糸案内通路S
内へ射出緯入れされるが、同系Yの先端は第9図に曲線
Cで示す飛走状態を示J’ 同図に示りθ1はグリッパ
39が開くときの機台回転角度、θ2は同グリッパ39
が閉じるときの機台回転角度、文は織布の織幅に応じた
緯入れ長さ、しは測長ローラ機構13から送り出される
紳糸吊をイれぞれ表わしており、曲線Cにおいて△で示
り一位買は緯糸貯留部35bにお(プる緯糸貯留…がな
くなったとき、−リな4つちノズル管33の噴出口33
 aにより係合されつつ緯糸Yが測長ローラ機構13か
ら送り出される速度で飛走する状態へと移行する時点で
゛ある。この実施例では糸ガイド38がノズル管33の
回転軸心」−に設けられているので、緯糸貯留部35b
に付着貯留されている綿糸Yは同じ状態で引出され、そ
の引き出し抵抗は一定である。従って、緯糸引き出し抵
抗による緯糸の張力変動はほとんどな(、安定した緯入
れが確保される。又、緯糸貯留部351)上に貯留され
ている緯糸Yは同貯留部351)を形成するモケッ1〜
37の表面上に単に付着し−(いるのみであるので、そ
の引き出し抵抗そのものが前述したエアブール方式及び
ドラムブール方式の測長装置に較べて非常に小さく、メ
インノズル41における噴射圧を低減した状態でも緯糸
の緯入れが支障なく行なわれる。そのため、糸強力の弱
い緯糸でもメインノズル41内におりる噴射切れを起こ
すことなく緯入れすることができるとともに、空気消費
量を低減化することができる。
なお、第9図に示1曲線C1は曲線Cと同一噴射圧の条
件下において得られたエアブール方式の緯糸副長装置に
おける緯糸の飛走状態を示し、曲線C2は同じく前記条
件下において得られたドラムブール方式の緯糸副長装置
における緯糸の飛走状態を示すものであり、各曲線C,
CI、02hlら明らかなように緯入れ詩における緯糸
の引き出し抵抗が本発明の緯糸貯留速度14において最
も少なくなることを示している。
本発明は前記実施例以外にも次に述べる実施例ら可能で
ある。
第3図に示1ように、ノズル管33の先端部をほぼ直角
方向を向くように形成し、同先端部に略り字状の補助パ
イプ43をスライド位置調整可能に取付けるとともに、
同パイプ43の噴出口43aを緯糸貯留部35bとほぼ
直交する方向に指向されている。この実施例では緯糸貯
留速度の調整あるいは織布の織幅変更に応じた緯糸貯留
量の調整はネジ44の締緩に基づいて補助パイプ43を
緯糸貯留体35の半径方向にスライド調整するだけでよ
く、操作が極めて簡単である。
第4図に示す実施例では緯糸貯留体35の後面に緯糸貯
留部35bが円環状に形成されており、ノズル管33の
先端部にねじ44によりスライド位置調節可能に取イ」
けられた補助パイプ43の噴出口43aが緯糸貯留部3
5bとほぼ直交する方向に指向されている。そして、緯
糸貯留部35b上に付着貯留された緯糸Yは緯糸貯留体
35の中央部に設けられた挿通孔35aからノズル管3
3の回転軸心上に配設された糸ガイド38方向へ引き出
されるようになっている。なお、この実施例で↓よセラ
ミック等の耐摩耗性の高い月利からなる糸ガイド管45
が挿通孔35aに嵌込まれている。
この実施例においても第3図に示す実施例と同様に緯糸
貯留速度の調整、械@変更に応じた緯糸貯留量の変更が
容易であり、又、緯糸貯留部35bに付着貯留された緯
糸)lは同じ状態で引き出され、引き出し抵抗の変動が
ほとんどなく、引き出し抵抗自体も小さい。
第5図に示す実施例では緯入れ側(同図において右側)
に向かって縮径となる円錐台形状のドラムの内周面にモ
ケットからなる緯糸貯留部46aを形成して緯糸貯留体
46が構成されている。そして、ノズル管33の先端に
第1の補助パイプ47がネジ48によりスライド位置調
整可能に取f号けられているとともに、緯糸貯留部46
aとほぼ直交する方向を指向する同パイプ47の先端部
に第2の補助パイプ49がネジ5oによりスライド位置
調節可能に取付固定されている。従って、補助パイプ4
9の噴出口49aは緯糸貯留速度の調整、織布の織幅変
更に応じて緯糸貯留部46aの近傍に沿って簡単かつ正
確に移動調整することができる。この実施例ではドラム
内周面の円環状の緯糸貯留部46a上にイ」着貯留され
た緯糸Yば同ドラムの前側間1]部からノズル管33の
回転軸心上に配置された糸ガイド38方向に引き出され
る。
第6図に示J実施例では第5図の場合とは逆にドラムの
外周面に緯糸貯留部51aを形成して緯糸貯留体51が
構成されている。そして、第5図の場合と同様にノズル
管33の先端に第1の補助バイブ47がネジ48により
スライド位置調節可能に数句固定されているとともに、
同パイプ47の先端には第2の補助バイブ49がネジ5
0によりスライド位置調節可能に取イ」固定されており
、同パイプ4つの噴出口49aが緯糸貯留部51aの近
傍においてノズル管33の回転軸心とほぼ直交する方向
に指向されている。従って、この実施例にa)いては第
5図の場合と同様に噴出口49aの位置調整が容易であ
り、緯糸貯留速度の調整、織布の織幅変更に応じた緯糸
貯留量の変更に容易に対処し得るものである。又、緯糸
貯留部51a上に付着貯留された緯糸Yはノズル管33
の回転軸心上に配置された糸ガイド38方向に同じ状態
で引ぎ出される。
なお、第5,6図に示す緯糸貯留体46.51において
はドラムが緯入れ側に向かって縮径となるように配置さ
れているが、これらとは逆に緯入れ側に向かって拡径と
なるようにドラムを配置しでもよく、この場合も前記各
実施例の場合と同様に緯糸の引き出し抵抗は小さく、か
つ張力変動はほとんどない。
第7図に示す実施例では第1,2図に示す緯糸貯留装置
14を2組配設し、両貯留装置14に付着貯留された緯
糸Y1.Y2がメインノズル52゜53から交互に緯入
れされるようになっている。
これは2本の同種類の緯糸を交互に緯入れする(ミキシ
ングという)ことにより糸むらに基づく織布の不均一性
を解消するものである。この実施例においても各ノズル
管33の回転軸心上に糸ガイド54のガイド孔54a、
5/Illを配置し、張 □力変動の減少を図っている
前記のようなミキシングを行なうため、第8図に示Vl
N、うに複数のノズル管33から同一の緯糸貯留体55
の緯糸貯留部55a 、55b 、55c 。
55(l上に緯糸を噴出して付着貯留することも可能で
ある。
さらに、本発明ではグリッパ39がない場合でもメイン
ノズルからの流体空気uj4割が停止されれば貯留ノズ
ルの噴出[jにて係【にされ、緯入れが停止されるが、
グリッパの配設により緯入れ後の筬打ち時における緯糸
貯留部からの緯糸引き出しが防止されるので、グリッパ
を配設することが望ましい。又、グリッパを閉じる時期
は綿入れ終了時に限らず、同終了時から筬打ち開始時ま
での適宜の時期に設定することも可能である。
前記各実施例では貯留ノズル側を回転させて緯糸貯留体
側を静止させているが、第8図に示す実IM l!J+
以外の場合には貯留ノズル側よりも低速度で緯糸貯留体
を同ノズルと同方向に回転させたり、あるいは逆方向へ
回転させて緯糸の付着貯留を行なうようにしてもよい。
さらに、モケッ1〜により緯糸貯留部を形成する1ズ外
にも、金網を用いて緯糸貯留部を形成し、同金網上に吹
(qけられた緯糸を吸引空気流により同金網上に吸引付
着するようにしてもよい。
あるいは貯留ノズル側を回転させる代わりに往復回動さ
せてもよい。
なお、前記各実施例では貯留ノズルの噴出口がいずれも
円環状の緯糸貯留部の周方向とばば直交する方向に指向
されているが、同周方向と斜交する方向に指向させても
よい。
発明°の効果 以上詳述したように、本発明の緯糸貯留装置によれば緯
糸引き出し抵抗、張力変動を抑えて安定した締入れを行
なうことができ、続入れ状態を左右する緯糸貯留速度の
調整、織布の織幅変更に応じた緯糸貯留量の変更を容易
に、かつ正確に行ない得るという優れた効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明を具体化した一実施例を示1ノ、第
1図は副長口−ラ機構及び緯糸貯留装置付近を示す斜視
図、第2図は緯糸貯留装置の縦断面図、第3〜6図はい
ずれも本発明の別例を示し、緯糸貯留装置近を示す要部
縦断面図、第7図は同じく本発明の別例を示す要部斜視
図、第8図はさらに別例を示J要部正面図、第9図は第
1,2図に示す実施例における緯糸飛走状態と、従来の
Tアプール方式及びドラムプール方式の緯糸副長装置に
二お(°)る緯糸飛走状態を示すグラフ、第10図は特
開昭57−95349号公報に開示されている緯糸貯留
装置を示す要゛部斜視図である。 緯糸測長部としての測長口−ラ機構13、緯糸針91装
置1/I、緯糸貯留体35.46,51.55、緯糸貯
留部35h、46a 、51a 、55a 。 55b 、55c 、55d 、噴出口33a 、49
a、貯留ノズルN、緯糸Y、Yl、Y2゜ 特 許 出 願 人 株式会社豊田自動織機製作所 代 埋 人 弁理士 恩1)博宣

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、緯糸測長部から測長されて送り出される緯糸の経路
    中に緯糸を付着貯留するための円環状の柳糸貯留部を有
    する緯糸貯留体を配設し、前記円環状の緯糸貯留部に向
    けて前記緯糸を噴出し、かつ同貯留部の周方向に噴出口
    を移動する貯留ノズルを設けて構成したことを特徴とす
    る無杼織機における緯糸貯留装置。 2、前記貯留ノズルの噴出口は前記円環状の緯糸貯留部
    近傍において機台の回転に同期して同貯留部の周方向に
    沿って回転移動されるようになっている特許請求の範囲
    第1項に記載の無杼織機における緯糸貯留装置。 3、前記貯留ノズルは、ノズル本体と、同本体の後面か
    ら螺入され、同本体との間に空気通路を形成する導糸ニ
    ードルと、同空気通路に連通ずるように前記ノズル本体
    の前面から嵌入固着された空気ガイド管と、同ガイド管
    に連通し、かつ回転可能に支持された導糸管と、同導糸
    管と前記空気ガイド管との間に介在されたメタルど、前
    記導糸管の前端に取外し可能に装着されたノズル管とか
    ら構成されている特許請求の範囲第2項に記載の無杼織
    機における緯糸貯留装置。 4、前記緯糸貯留体は円板の前面に前記緯糸貯留部を形
    成して構成されてd5す、同貯留体の中央部に設けられ
    た挿通孔に前記ノズル管が挿通されているとともに、そ
    の先端部が半円状に折り返し形成されており、同ノズル
    管の噴出口が前記緯糸貯留部に指向されている特許請求
    の範囲第3項に記載の無杼織機におE)る緯糸貯留装置
    。 5、前記緯糸貯留体は円板により構成されており、前記
    貯留ノズルの噴出口は回転可能なノズル管の先端部にス
    ライド位置調整可能に取付けられた補助パイプの先端に
    形成されている特許請求の範囲第2項に記載の無杼織機
    における緯糸貯留装置。 6、前記緯糸貯留体は緯入れ側に向がって縮径あるいは
    拡径の円錐台形状のドラムから構成されており、前記貯
    留ノズルの噴出口は回転可能なノズル管の先端部にスラ
    イド位置調整可能に取付けられた第1の補助パイプの先
    端部に同じくスライド位置調整可能に取付けられた第2
    の補助パイプの先端に形成されている特許請求の範囲第
    2項に記載の無杼織機における緯糸貯留装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014159651A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Tsudakoma Corp 水噴射式織機用の緯糸屈曲装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616214A (en) * 1979-07-18 1981-02-17 Hitachi Ltd Switching power supply

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