JPS60251995A - 廃水の生物的浄化方法 - Google Patents
廃水の生物的浄化方法Info
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- JPS60251995A JPS60251995A JP60099465A JP9946585A JPS60251995A JP S60251995 A JPS60251995 A JP S60251995A JP 60099465 A JP60099465 A JP 60099465A JP 9946585 A JP9946585 A JP 9946585A JP S60251995 A JPS60251995 A JP S60251995A
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- JP
- Japan
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- tank
- gas
- amount
- flow
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F3/00—Biological treatment of water, waste water, or sewage
- C02F3/02—Aerobic processes
- C02F3/08—Aerobic processes using moving contact bodies
- C02F3/085—Fluidized beds
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
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- Microbiology (AREA)
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- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Biological Treatment Of Waste Water (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Gas Separation By Absorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は完全に混合された槽内の廃水を、有機廃水含有
物質分解微生物の搬送粒体(Traegertei 1
chen)の存在下にて酸素を含むガスによってガス処
理し、ガスの導入によって前記槽の流入範囲から流出範
囲に伸長する水平軸線の廻りに廃水の循環流を生じさせ
るようになした廃水の生物的浄化方法に関する。
物質分解微生物の搬送粒体(Traegertei 1
chen)の存在下にて酸素を含むガスによってガス処
理し、ガスの導入によって前記槽の流入範囲から流出範
囲に伸長する水平軸線の廻りに廃水の循環流を生じさせ
るようになした廃水の生物的浄化方法に関する。
皿米辣■
公知のように、微生物の生存区域として自由に浮遊する
搬送粒体を利用する際には、微生物の濃度は活性泥土装
置に於ても実質的に増大されて、このようにして廃水中
に存在する汚損物質の迅速な分解が可能になされるので
ある。この場合特に最近比重、大きさおよびマクロ多孔
性が物質交換を強化するためにその時に行われる流れお
よびガス処理によって活性槽内の発泡物質粒体の上昇、
下降が容易に行われるように互いに決定された開放性細
胞発泡物質粒体が搬送粒体として利用されるのである。
搬送粒体を利用する際には、微生物の濃度は活性泥土装
置に於ても実質的に増大されて、このようにして廃水中
に存在する汚損物質の迅速な分解が可能になされるので
ある。この場合特に最近比重、大きさおよびマクロ多孔
性が物質交換を強化するためにその時に行われる流れお
よびガス処理によって活性槽内の発泡物質粒体の上昇、
下降が容易に行われるように互いに決定された開放性細
胞発泡物質粒体が搬送粒体として利用されるのである。
従来技術の欠点
しかしこのような搬送粒体を利用した活性槽を作動する
際には、活性槽から流出するようになされた廃水活性泥
土混合物の流れとともに徐々に流出範囲に搬送粒体の移
動が生ずる欠点がある。従ってこれによって搬送粒体を
保持するために一般的に篩又は孔あけ板又は同様な装置
を設けられている流出路に搬送粒体の集中が生じて時間
が経過するにつれて搬送粒体が流出路の閉塞を生じさせ
るのみでなく、高い濃度の微生物を望まれる活性槽の流
入範囲に充分な数の微生物が存在しなくなるのである。
際には、活性槽から流出するようになされた廃水活性泥
土混合物の流れとともに徐々に流出範囲に搬送粒体の移
動が生ずる欠点がある。従ってこれによって搬送粒体を
保持するために一般的に篩又は孔あけ板又は同様な装置
を設けられている流出路に搬送粒体の集中が生じて時間
が経過するにつれて搬送粒体が流出路の閉塞を生じさせ
るのみでなく、高い濃度の微生物を望まれる活性槽の流
入範囲に充分な数の微生物が存在しなくなるのである。
発明の目的
本発明の目的は、冒頭に述べた方法を、簡単で経済的な
方法で自由に廃水活性泥土混合物中を浮遊する搬送粒体
の槽の流出路に於ける集中及び流出路の閉塞を回避可能
となすことである。
方法で自由に廃水活性泥土混合物中を浮遊する搬送粒体
の槽の流出路に於ける集中及び流出路の閉塞を回避可能
となすことである。
発明の概要
上述の目的は本発明によって、廃水活性泥土混合物の循
環運動を正しく保持するガスの導入量を、少なくとも流
路の最後の3分の1の範囲に於て、前記流路の最後の3
分の1の範囲に於ける搬送粒体の濃度が少なくともその
開始部分に於ける前記搬送粒体の濃度以上の場合に、前
記流路の開始部分に設定されたガス導入量よりも減少さ
せることによって解決されるのである。
環運動を正しく保持するガスの導入量を、少なくとも流
路の最後の3分の1の範囲に於て、前記流路の最後の3
分の1の範囲に於ける搬送粒体の濃度が少なくともその
開始部分に於ける前記搬送粒体の濃度以上の場合に、前
記流路の開始部分に設定されたガス導入量よりも減少さ
せることによって解決されるのである。
本発明に於ては、廃水中に浮遊する搬送粒体が、異なる
ガス量で作動される2つの隣接する循環流部分がある場
合に共通の水平な循環軸線上で少ないガス量で作動され
る循環流部分から大なるガス量で作動される循環流部分
に移送されると言う驚くべき認識を基礎としている。こ
れによって、例えば長い槽内で廃水が行うような螺旋状
の旋回流のある場合にガスの導入量が廃水の流路に沿っ
て適当に減少される時に流出範囲に向かう廃水流に対し
て搬送粒体の移送が生ずるの′である。
ガス量で作動される2つの隣接する循環流部分がある場
合に共通の水平な循環軸線上で少ないガス量で作動され
る循環流部分から大なるガス量で作動される循環流部分
に移送されると言う驚くべき認識を基礎としている。こ
れによって、例えば長い槽内で廃水が行うような螺旋状
の旋回流のある場合にガスの導入量が廃水の流路に沿っ
て適当に減少される時に流出範囲に向かう廃水流に対し
て搬送粒体の移送が生ずるの′である。
この場合、ガスの導入量の減少は、流路の最後の3分の
1に於ける搬送粒体の濃度が流路の開始範囲に於ける搬
送粒体の濃度より大なる場合に、この搬送粒体の濃度が
前述のように戻し移送されることによって前記流路の開
始範囲に於ける搬送粒体の濃度よりも低下されるまで前
記最後の3分の1に於てけるガスの導入が時間的に完全
に停止されるようにして行われるのである。引続いて再
びガスの導入が開始される。これによって流路の最後の
3分の1に於ける搬送粒体の濃度が流入範囲の搬送粒体
の濃度以上に上昇した時に前述の工程が繰返されるので
ある。
1に於ける搬送粒体の濃度が流路の開始範囲に於ける搬
送粒体の濃度より大なる場合に、この搬送粒体の濃度が
前述のように戻し移送されることによって前記流路の開
始範囲に於ける搬送粒体の濃度よりも低下されるまで前
記最後の3分の1に於てけるガスの導入が時間的に完全
に停止されるようにして行われるのである。引続いて再
びガスの導入が開始される。これによって流路の最後の
3分の1に於ける搬送粒体の濃度が流入範囲の搬送粒体
の濃度以上に上昇した時に前述の工程が繰返されるので
ある。
しかし、このような最後の3分の1に於ける間欠的なガ
スの導入の代りに、最後の3分の1に於けるガスの導入
量を流路の開始範囲に於けるガスの導入量に比して単に
減少させるようになすことも可能である。この場合ガス
の導入量の減少は継続的な方法又は間欠的な方法として
行うことが出来る。上述のような最後の3分の1に於け
るガスの導入の異なる可能性の何れを選択するかは夫々
その時の搬送粒体の濃度及びこの範囲に必要な廃水の酸
素要求量に関係し、その際に流出路に搬送粒体が集中す
る場合には状況によって短時間酸素含有量を必要値以下
に減少させて確実に流出範囲に向う廃水流とは反対に流
入範囲に対する搬送粒体の戻し移送を保持出来るように
しなければならない。
スの導入の代りに、最後の3分の1に於けるガスの導入
量を流路の開始範囲に於けるガスの導入量に比して単に
減少させるようになすことも可能である。この場合ガス
の導入量の減少は継続的な方法又は間欠的な方法として
行うことが出来る。上述のような最後の3分の1に於け
るガスの導入の異なる可能性の何れを選択するかは夫々
その時の搬送粒体の濃度及びこの範囲に必要な廃水の酸
素要求量に関係し、その際に流出路に搬送粒体が集中す
る場合には状況によって短時間酸素含有量を必要値以下
に減少させて確実に流出範囲に向う廃水流とは反対に流
入範囲に対する搬送粒体の戻し移送を保持出来るように
しなければならない。
本発明による方法によって、搬送粒体に対する附加的な
機械的又は空気圧作動的な逆推進装置を必要とせず、従
って附加的なエネルギー消費を必要としないで槽内の廃
水の流路全体にわたる搬送粒体の著しく均等な分布状態
を得ることが出来るのである。
機械的又は空気圧作動的な逆推進装置を必要とせず、従
って附加的なエネルギー消費を必要としないで槽内の廃
水の流路全体にわたる搬送粒体の著しく均等な分布状態
を得ることが出来るのである。
発明の実施例
本発明による方法の有利な構成は、流路の最後の3分の
1の範囲に於けるガスの導入量の減少が流路の開始範囲
に於て調節されたガス導入量の20乃至70%望ましく
は25乃至50%になされることにある。
1の範囲に於けるガスの導入量の減少が流路の開始範囲
に於て調節されたガス導入量の20乃至70%望ましく
は25乃至50%になされることにある。
更に又、ガスの導入量の減少が既に流路の第二の3分の
1の範囲に於て流路の開始範囲に於て調節されたガスの
導入量の50乃至90%望ましくは70ないし90%に
なされるのが有利である。その場合このガスの導入量も
冒頭に述べたように搬送粒体の濃度に関係して間欠的に
調節されることが出来る。
1の範囲に於て流路の開始範囲に於て調節されたガスの
導入量の50乃至90%望ましくは70ないし90%に
なされるのが有利である。その場合このガスの導入量も
冒頭に述べたように搬送粒体の濃度に関係して間欠的に
調節されることが出来る。
廃水の導入量、従って槽を通る廃水の流過速度を著しく
一定になした場合には、ガスの導入量の減少を段階的に
行うのが更に有利である。従って例えば流路の第二の3
分の1の範囲内で、その開始部分に於けるガスの導入量
を槽の流入範囲に生ずるガスの導入量の90%に、中間
部分に於て80%に、終端部分に於て70%に、又流路
の最後の3分の1の範囲内で、その中央部分に於て60
%に、終端部分に於て50%に調節することが出来る。
一定になした場合には、ガスの導入量の減少を段階的に
行うのが更に有利である。従って例えば流路の第二の3
分の1の範囲内で、その開始部分に於けるガスの導入量
を槽の流入範囲に生ずるガスの導入量の90%に、中間
部分に於て80%に、終端部分に於て70%に、又流路
の最後の3分の1の範囲内で、その中央部分に於て60
%に、終端部分に於て50%に調節することが出来る。
それでも流出範囲に搬送粒体の集中が生ずる場合には、
ガスの導入量の段階分けを例えば最後の3分の1の範囲
で更に大幅になすことが出来る。
ガスの導入量の段階分けを例えば最後の3分の1の範囲
で更に大幅になすことが出来る。
廃水に対する分解作用に必要な酸素の供給によって廃水
の流路に沿ったガスの導入量の減少が搬送粒体の均等な
分布に必要な程度になり得ない場合には、本発明の更に
他の構成によって、槽の最後の3分の1の範囲に於て槽
の流出路から間隔をおいて槽の底部範囲で廃水の流路の
殆ど全幅にわたって流路に対して横方向にガス処理を行
うことが推奨される。この場合槽の流出路からの間隔は
、槽の流出路の前方に於けるガス導入によって流出流に
対する横方向軸線の廻りの旋回流を生ずるように選ばれ
るのである。このような旋回流によって搬送粒体は槽の
流出路から離隔して保持されることが出来るのである。
の流路に沿ったガスの導入量の減少が搬送粒体の均等な
分布に必要な程度になり得ない場合には、本発明の更に
他の構成によって、槽の最後の3分の1の範囲に於て槽
の流出路から間隔をおいて槽の底部範囲で廃水の流路の
殆ど全幅にわたって流路に対して横方向にガス処理を行
うことが推奨される。この場合槽の流出路からの間隔は
、槽の流出路の前方に於けるガス導入によって流出流に
対する横方向軸線の廻りの旋回流を生ずるように選ばれ
るのである。このような旋回流によって搬送粒体は槽の
流出路から離隔して保持されることが出来るのである。
槽からの搬送粒体の流出を確実に回避するために、槽の
流出路の前に篩、格子又は孔明き板として構成出来る搬
送粒体の保持装置を配置するのが目的に適している。そ
の場合槽の流出路の前方で搬送粒体を保持するためにこ
のような保持装置の前方に於て流路に対して横方向にガ
ス処理を行い、搬送粒体の保持を槽の流出路の前方範囲
にて行うのであるが、その際槽の流出路に向う方向の流
れの速度が高々0.1 m/see、になされるのが有
利である。槽の流出路の前方の保持装置のこのような間
隔によって、槽の流出路に向う流れが搬送粒体に対して
僅かな力しか及ぼさないようになすことが保証されるの
である。従って保持装置が全体の範囲で槽の流出路に対
して横方向に構成されるのが目的に適している。
流出路の前に篩、格子又は孔明き板として構成出来る搬
送粒体の保持装置を配置するのが目的に適している。そ
の場合槽の流出路の前方で搬送粒体を保持するためにこ
のような保持装置の前方に於て流路に対して横方向にガ
ス処理を行い、搬送粒体の保持を槽の流出路の前方範囲
にて行うのであるが、その際槽の流出路に向う方向の流
れの速度が高々0.1 m/see、になされるのが有
利である。槽の流出路の前方の保持装置のこのような間
隔によって、槽の流出路に向う流れが搬送粒体に対して
僅かな力しか及ぼさないようになすことが保証されるの
である。従って保持装置が全体の範囲で槽の流出路に対
して横方向に構成されるのが目的に適している。
流路に対する横方向のガス処理は、槽の充満高さの1乃
至1.5倍に相当する保持装置の前方の間隔にて行うの
が有利である。このような流路に対する横方向のガス処
理の配置によって、槽の流出路に配置された搬送粒体の
保持装置の直接前方にて旋回流が下方に向けられること
が出来るようになるのである。これによって槽の流出路
又は保持装置の前方で垂直に下方に作用する渦流が形成
され、この渦流が保持装置の前方に集められた搬送粒体
を保持装置から剪断して分離して下方に移送するように
なすのである。引続いて搬送粒体は旋回流によって保持
装置から離隔されて移送されるのである。
至1.5倍に相当する保持装置の前方の間隔にて行うの
が有利である。このような流路に対する横方向のガス処
理の配置によって、槽の流出路に配置された搬送粒体の
保持装置の直接前方にて旋回流が下方に向けられること
が出来るようになるのである。これによって槽の流出路
又は保持装置の前方で垂直に下方に作用する渦流が形成
され、この渦流が保持装置の前方に集められた搬送粒体
を保持装置から剪断して分離して下方に移送するように
なすのである。引続いて搬送粒体は旋回流によって保持
装置から離隔されて移送されるのである。
本発明の思想の更に他の構成によって流路に対する横方
向のガス処理が保持装置の前方で高々1mの間隔にて行
われる場合には、更に改良された剪断作用が得られるの
である。このようなガス処理によって保持装置の直接前
方で上方に向く流れを有する流出路に対する横方向の軸
線の廻りの旋回流が生ずるのである。その場合、ガス処
理が直接保持装置の前方で行われるから、この位置で上
昇するガス気泡が保持装置に耐着する搬送粒体を剪断し
て分離出来るのである。場合により、このようにして、
耐着する廃水含有物質から保持装置の浄化を行うことが
可能となる。保持装置の浄化保持に関しては、ガス処理
が例えば換気装置(Beluef tungskerz
e)によって流路に対して横方向のガス処理が微細気泡
のガス処理として行われる場合に良好な結果が得られる
のである。
向のガス処理が保持装置の前方で高々1mの間隔にて行
われる場合には、更に改良された剪断作用が得られるの
である。このようなガス処理によって保持装置の直接前
方で上方に向く流れを有する流出路に対する横方向の軸
線の廻りの旋回流が生ずるのである。その場合、ガス処
理が直接保持装置の前方で行われるから、この位置で上
昇するガス気泡が保持装置に耐着する搬送粒体を剪断し
て分離出来るのである。場合により、このようにして、
耐着する廃水含有物質から保持装置の浄化を行うことが
可能となる。保持装置の浄化保持に関しては、ガス処理
が例えば換気装置(Beluef tungskerz
e)によって流路に対して横方向のガス処理が微細気泡
のガス処理として行われる場合に良好な結果が得られる
のである。
流路に対する横方向のガス処理によってガスの導入を行
う場合に、ガスの導入が槽の前方範囲の搬送粒体に流れ
の作用を及ぼす程大なる量に調節されないようにするこ
とに注意しなければならない。このために流路に対する
横方向のガス処理によるガスの導入が流路の最後から2
番目又は最後の3分の1に於て調節された循環流に対す
るガスの導入量以下に保持されるのが望ましい。
う場合に、ガスの導入が槽の前方範囲の搬送粒体に流れ
の作用を及ぼす程大なる量に調節されないようにするこ
とに注意しなければならない。このために流路に対する
横方向のガス処理によるガスの導入が流路の最後から2
番目又は最後の3分の1に於て調節された循環流に対す
るガスの導入量以下に保持されるのが望ましい。
発明の効果
上述のように本発明によれば、完全に混合された槽内の
廃水を、有機廃水含有物質分解微生物の搬送粒体の存在
下にて酸素を含むガスによってガス処理し、ガスの導入
によって前記槽の流入範囲から流出範囲に伸長する水平
軸線の廻りに廃水の循環流を生じさせるようになした廃
水の生物的浄化方法に於て、少なくとも前記循環運動を
正しく保持するガスの導入量を、少なくとも流路の最後
の3分の1の範囲に於て、流路の最後の3分の1の範囲
に於ける搬送粒体の濃度が少なくともその開始部分に於
ける前記搬送粒体の濃度以上の場合に前記流路の開始部
分に設定されたガス導入量よりも減少させることによっ
て簡単に経済的に廃水微生物泥土混合物内に浮遊する搬
送粒体の流出範囲に於ける濃度の増加を回避して流路全
体に均等な濃度を得られるように出来る優れた効果が得
られるのである。
廃水を、有機廃水含有物質分解微生物の搬送粒体の存在
下にて酸素を含むガスによってガス処理し、ガスの導入
によって前記槽の流入範囲から流出範囲に伸長する水平
軸線の廻りに廃水の循環流を生じさせるようになした廃
水の生物的浄化方法に於て、少なくとも前記循環運動を
正しく保持するガスの導入量を、少なくとも流路の最後
の3分の1の範囲に於て、流路の最後の3分の1の範囲
に於ける搬送粒体の濃度が少なくともその開始部分に於
ける前記搬送粒体の濃度以上の場合に前記流路の開始部
分に設定されたガス導入量よりも減少させることによっ
て簡単に経済的に廃水微生物泥土混合物内に浮遊する搬
送粒体の流出範囲に於ける濃度の増加を回避して流路全
体に均等な濃度を得られるように出来る優れた効果が得
られるのである。
Claims (9)
- (1)完全に混合された槽内の廃水を、有機廃水含有物
質分解微生物の搬送粒体の存在下にて酸素を含むガスに
よってガス処理し、ガスの導入によって前記槽の流入範
囲から流出範囲に伸長する水平軸線の廻りに廃水の循環
流を生じさせるようになした廃水の生物的浄化方法に於
て、少なくとも前記循環運動を正しく保持するガスの導
入量を、少なくとも流路の最後の3分の1の範囲に於て
、前記流路の最後の3分の1の範囲に於ける搬送粒体の
濃度が少なくともその開始部分に於ける前記搬送粒体の
濃度以上の場合に、前記流路の開始部分に設定されたガ
ス導入量よりも減少させることを特徴とする廃水の生物
的浄化方法。 - (2)前記流路の最後の3分の1の範囲に於けるガスの
導入量の減少を前記流路の開始範囲に設定されたガスの
導入量の20乃至70%になしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の方法。 - (3)前記流路の最後の3分の1の範囲に於けるガスの
導入量の減少を前記流路の開始範囲に設定されたガスの
導入量の25乃至50%になしたことを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の方法。 - (4)前記流路の第二の3分の1の範囲に於けるガスの
導入量の減少を前記流路の開始範囲に設定されたガスの
導入量の50乃至90%になしたことを特徴とする特許
請求の範囲第1項乃至第3項に記載の方法。 - (5)前記ガスの導入量の減少を段階的に行うことを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項に記載の方法
。 - (6)前記槽の最後の3分の1の範囲に於て槽の底部範
囲で槽の流出路から間隔をおいて廃水の流路の殆ど全幅
にわたって流路に対して横方向にガス処理を行うことを
特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項に記載の方
法。 - (7)前記槽の流出路の前方に前記搬送粒体を保持する
ために、保持装置の前方で流路に対して横方向にガス処
理を行い、前記搬送粒体の保持を前記槽の流出路の前方
範囲で行い、その際に流れの速度が槽の流出路の方向に
て高々0.1 m/sec、になされていることを特徴
とする特許請求の範囲第6項記載の方法。 - (8)前記保持装置の前方で前記槽の充満高さの1乃至
1.5倍に相当する間隔をおいて前記流路に対して横方
向にガス処理を行うことを特徴とする特許請求の範囲第
7項記載の方法。 - (9)前記保持装置の前方で高々1mの間隔をおいて流
路に対して横方向にガス処理を行うことを特徴とする特
許請求の範囲第7項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19843417550 DE3417550A1 (de) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | Verfahren zur biologischen reinigung von abwasser |
DE3417550.4 | 1984-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60251995A true JPS60251995A (ja) | 1985-12-12 |
JPH0454517B2 JPH0454517B2 (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=6235622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60099465A Granted JPS60251995A (ja) | 1984-05-11 | 1985-05-10 | 廃水の生物的浄化方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4663046A (ja) |
EP (1) | EP0163159B1 (ja) |
JP (1) | JPS60251995A (ja) |
AT (1) | ATE25374T1 (ja) |
DE (2) | DE3417550A1 (ja) |
ES (1) | ES543050A0 (ja) |
GR (1) | GR851119B (ja) |
ZA (1) | ZA853278B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002320989A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-05 | Mitsubishi Electric Corp | 生物学的水処理装置 |
Families Citing this family (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1986005200A1 (fr) * | 1985-03-05 | 1986-09-12 | Union Industrielle Et D'entreprise | Procede et installation pour realiser la degradation en milieu anaerobie de produits, sous-produits et dechets organiques d'origine humaine, animale et/ou vegetale |
DE3626231A1 (de) * | 1986-08-02 | 1988-03-03 | Gerhard Velebil | Fluessigkeits-gas-dispersionsreaktor |
DE3737309A1 (de) * | 1987-09-03 | 1989-03-16 | Tecon Gmbh | Anlage zur aeroben biologischen reinigung von schadstoffhaltigem wasser |
US5176822A (en) * | 1989-10-16 | 1993-01-05 | Ishikawajima-Harima Jukogyo Kabushiki Kaisha | Flotation machine for deinking |
DE4009180A1 (de) * | 1990-03-22 | 1991-09-26 | Bayer Ag | Vorrichtung zum feststoffruecktransport in laengsdurchstroemten wirbelbettreaktoren zur abwasserreinigung mit traegerpartikeln |
NL9001654A (nl) * | 1990-07-19 | 1992-02-17 | Pacques Bv | Bioreactor. |
US5316668A (en) * | 1992-12-22 | 1994-05-31 | Jet, Inc. | Wastewater treatment plant and apparatus |
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