JPS6025197Y2 - 超音波セラミックマイクロホン - Google Patents
超音波セラミックマイクロホンInfo
- Publication number
- JPS6025197Y2 JPS6025197Y2 JP11500080U JP11500080U JPS6025197Y2 JP S6025197 Y2 JPS6025197 Y2 JP S6025197Y2 JP 11500080 U JP11500080 U JP 11500080U JP 11500080 U JP11500080 U JP 11500080U JP S6025197 Y2 JPS6025197 Y2 JP S6025197Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- coupling shaft
- bimorph
- conical
- composite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は超音波の送・受波器に関するもので、近距離通
信またはパルス通信等の通信的応用に用いる場合、パル
ス応答性、強い励振時の安定性が特に問題なるが、本考
案はこれらの点を改良した高安定性の超音波セラミック
マイクロホンを提供しようとするものである。
信またはパルス通信等の通信的応用に用いる場合、パル
ス応答性、強い励振時の安定性が特に問題なるが、本考
案はこれらの点を改良した高安定性の超音波セラミック
マイクロホンを提供しようとするものである。
従来のこの種超音波セラミックマイクロホンについて第
１図とともに説明する。
１図とともに説明する。
まず、２枚の圧電磁器振動子１ （１枚は金属製振動板
であってもよい）を貼り合せてなるバイモルフ振動子２
の中央部に棒状の結合軸３を固定し、前記結合軸３に金
属製円錐状共振子４の頂部穴を通してバイモルフ振動子
２面に固定し複合共振子を構成する。
であってもよい）を貼り合せてなるバイモルフ振動子２
の中央部に棒状の結合軸３を固定し、前記結合軸３に金
属製円錐状共振子４の頂部穴を通してバイモルフ振動子
２面に固定し複合共振子を構成する。
５は弾性接着剤、６はその弾性接着剤５を介して取付部
６ａに前記複合共振子を取付けてなる端子板、７は一端
開口部にスクリーン１０を設けてなるケースで、端子板
６と複合共振子とを封入している。
６ａに前記複合共振子を取付けてなる端子板、７は一端
開口部にスクリーン１０を設けてなるケースで、端子板
６と複合共振子とを封入している。
８，８′はバイモルフ振動子２と端子９゜９′とを接続
しているリード線である。
しているリード線である。
以上の従来構造の場合、バイモルフ振動子２に電気信号
が印加されると、たわみ振動を起こし円錐状共振子４、
結合軸３にそれぞれ伝達される。
が印加されると、たわみ振動を起こし円錐状共振子４、
結合軸３にそれぞれ伝達される。
こお時、結合軸３は軸方向に振動振幅を受けるが、共振
周波数の高域化への調整部としての効果を兼ねているた
め振動波長より長い寸法としていることにより、棒の横
方向振動が伝わりやすくなる。
周波数の高域化への調整部としての効果を兼ねているた
め振動波長より長い寸法としていることにより、棒の横
方向振動が伝わりやすくなる。
このため、円錐状共振子４とバイモルフ振動子２との共
振特性に結合軸３の振動が加わり、高次共振点が基本周
波数近傍に発生しやすいものとなって、発振時は特に応
用回路の出力電圧・波形にひずみを与える原因となるも
のであった。
振特性に結合軸３の振動が加わり、高次共振点が基本周
波数近傍に発生しやすいものとなって、発振時は特に応
用回路の出力電圧・波形にひずみを与える原因となるも
のであった。
本考案は以上の従来における欠点を改良するべく結合軸
の形状を設計したものである。
の形状を設計したものである。
以下、本考案の一実施例を第２図とともに上記と同一箇
所には同一番号を付して説明する。
所には同一番号を付して説明する。
本考案では２枚の圧電磁器振動子１を貼り合せてなるバ
イモルフ振動子２の中央部に筒状の結合軸３′を固定し
、金属製円錐状共振子４はその穴部を前記結合軸３′に
通してバイモルフ振動子２上に取付けられる。
イモルフ振動子２の中央部に筒状の結合軸３′を固定し
、金属製円錐状共振子４はその穴部を前記結合軸３′に
通してバイモルフ振動子２上に取付けられる。
この場合、結合軸３′の形状は、先端から円錐状共振子
４接続部近傍までを筒状、凹状あるいは第３図に示すよ
うな断面円錐形の内部に空洞を有する結合軸３″の形状
をとることができる。
４接続部近傍までを筒状、凹状あるいは第３図に示すよ
うな断面円錐形の内部に空洞を有する結合軸３″の形状
をとることができる。
本考案によれば、結合軸３′の形状とすることにより、
振動伝達時に横方向の振動に対して大きいモーメントと
なるため、振動を吸収し、共振特性上の高次共振が減少
する。
振動伝達時に横方向の振動に対して大きいモーメントと
なるため、振動を吸収し、共振特性上の高次共振が減少
する。
また、円錐状共振子４から発射された音波が近距離約２
５Ｃ７１１以内の物体に当って反射され再たび複合共振
子に入射する場合、発振振動に影響を与えバイモルフ振
動子２のインピーダンスか変動するが、本考案の筒状結
合軸３′に入射する音波は筒内で音波が吸収されるため
、反射波の干渉を緩和させることができ、安定した音響
共振特性を得ることができる。
５Ｃ７１１以内の物体に当って反射され再たび複合共振
子に入射する場合、発振振動に影響を与えバイモルフ振
動子２のインピーダンスか変動するが、本考案の筒状結
合軸３′に入射する音波は筒内で音波が吸収されるため
、反射波の干渉を緩和させることができ、安定した音響
共振特性を得ることができる。
さらに、従来の構造では周波数調整は結合軸３をカット
することにより質量を下げ、共振周波数を高くする方向
の調整ができるものに対し、本考案の場合は筒状結合軸
３′内に金属片を埋め込んで共振周波数を下げたり、結
合軸３′長さを調整して共振周波数を上げたりできるた
め調整機能が拡大される効果がある。
することにより質量を下げ、共振周波数を高くする方向
の調整ができるものに対し、本考案の場合は筒状結合軸
３′内に金属片を埋め込んで共振周波数を下げたり、結
合軸３′長さを調整して共振周波数を上げたりできるた
め調整機能が拡大される効果がある。
以上本考案によれば、強い励振が加わった場合やパルス
駆動時に発生する振動ひずみに対して影響を受けにくい
安定した感度−周波数特性を有する超音波セラミックマ
イクロホンを提供することができるものである。
駆動時に発生する振動ひずみに対して影響を受けにくい
安定した感度−周波数特性を有する超音波セラミックマ
イクロホンを提供することができるものである。
第１図は従来の超音波セラミックマイクロホンの断面図
、第２図は本考案に係る超音波セラミックマイクロホン
の一実施例を示す断面図、第３図は本考案の実施例のう
ち複合共振子構造についての第２の実施例の断面図であ
る。 １・・・・・・圧電磁器振動子、２・・・・・・バイモ
ルフ振動子、３′、３″・・・・・・筒状の結合軸、４
・・・・・・円錐状共振子、５・・・・・・弾性接着剤
、６・・・・・・端子板、７・・・・・・ケース。
、第２図は本考案に係る超音波セラミックマイクロホン
の一実施例を示す断面図、第３図は本考案の実施例のう
ち複合共振子構造についての第２の実施例の断面図であ
る。 １・・・・・・圧電磁器振動子、２・・・・・・バイモ
ルフ振動子、３′、３″・・・・・・筒状の結合軸、４
・・・・・・円錐状共振子、５・・・・・・弾性接着剤
、６・・・・・・端子板、７・・・・・・ケース。
Claims (1)
- 圧電磁器振動子と金属製振動板または圧電磁器振動子と
を貼り合せてなるバイモルフ振動子の中央に結合軸を取
付け、樹脂製または金属製の円錐状共振子を前記結合軸
を介して前記バイモルフ振動子面に固定してなる複合共
振子を弾性接着剤を介して端子板に取付け、前記複合共
振子及び前記端子板をケース内に封入してなるものであ
って、前記結合軸を筒状にすると共に、前記結合軸を前
記円錐状共振子から突出させた超音波セラミックマイク
ロホン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11500080U JPS6025197Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 超音波セラミックマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11500080U JPS6025197Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 超音波セラミックマイクロホン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5739198U JPS5739198U (ja) | 1982-03-02 |
| JPS6025197Y2 true JPS6025197Y2 (ja) | 1985-07-29 |
Family
ID=29475957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11500080U Expired JPS6025197Y2 (ja) | 1980-08-12 | 1980-08-12 | 超音波セラミックマイクロホン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025197Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-12 JP JP11500080U patent/JPS6025197Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5739198U (ja) | 1982-03-02 |
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