JPH02238799A - ソーナー用送受波器 - Google Patents
ソーナー用送受波器Info
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- JPH02238799A JPH02238799A JP5788289A JP5788289A JPH02238799A JP H02238799 A JPH02238799 A JP H02238799A JP 5788289 A JP5788289 A JP 5788289A JP 5788289 A JP5788289 A JP 5788289A JP H02238799 A JPH02238799 A JP H02238799A
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- JP
- Japan
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- resonance circuit
- transducer
- electromechanical transducer
- structure section
- mechanical
- Prior art date
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- Granted
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 235000012012 Paullinia yoco Nutrition 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はソーナー用送受波器に関する.[従来の技術]
従来のこの種のソーナー用送受波器は第5図のように、
電気一機械変換素子9を共鳴管6の一端に取付け、リー
ド線11a,llbから入力する電気信号を機械振動に
変換する構造であった.電気一機械変換素子9は第6図
のように振動板7の片面に圧電板8を貼り合わせ,たわ
みモードで振動させるため,機械共振周波数を低くする
ことができるが、電気一機械変換素子9の両面の振動が
逆位相となるため、両面間に入/2(入は管内媒質の音
波の波長)以上の経路差を与え両面から放射する音波の
短絡現象を防止する必要がある.また,たわみモードの
電気一機械変換素子9は低周波共振であるため、放射面
の直径Dに比べて水中波長が長く、音響負荷が小さいた
めに変換能率が低いという欠点がある. これらの問題に対する対策として電気一機械変換よ子9
の片面に共鳴管6を取付け,共鳴管の長さを入/4とす
ることにより変換能率を改善している. 共鳴管6の内部の音圧分布と速度分布は第7図の実線と
点線のようになり、電気一機械変換素子9の裏面には入
/4反共振の高い音響負荷が加ゎり,表面には共鳴管6
の開放端から放射された音波が同位相で加わるために表
面の音響負荷も高くなる.結果として第8図のような指
向性を持つ低周波数で能率の改善された送受波器であっ
た.[解決すべき課題] 上述した従来のソーナー用送受波器は、共鳴管6の剛性
が低いと、不十分なパフフルとなって管壁を透過する音
波のために音響負荷や能率の改善が不十分となり、剛性
を高くすると共鳴管6が肉厚のものになって重くなると
いう問題が生じるものであった. 本考案は、上述した問題点にかんがみてなされたもので
、低周波数、高能率で軽量なソーナー用送受波器の提供
を目的とする. [課題の解決手段] 上記目的を達成するために本発明に係るソーナー用送受
波器は,電気一機械変換素子の有する機械振動面のうち
,少なくとも一面によって音響共鳴回路を構成し,前記
電気一機械変換素子の構造部と前記音響共鳴回路の構造
部とを共用した構成としてある. [実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る. 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同平面図
である.本実施例の送受波器1は、振動板2a〜2Cの
片面に圧電板3a〜3Cを貼り合わせた電気一機械変換
素子4a〜4Cを三枚用いて中空の三角柱体を構成し,
三角柱体の内部を長さ半波長(入/2)以上の音響共鳴
回路として構成されている. 各電気一機械変換素子4a〜4Cは、リード線10a.
fobから入力する電気信号により第2図の一点鎖線及
び点線で示すような各電気一機械変換素子4a〜4Cの
接合点を節とするたわみ振動をする.従って、三角柱体
の送受波器1の内面と外面に逆位相の音波が放射され、
内面に放射された音波は音響共鳴回路の側壁(即ち電気
一機械変換素子4a〜4c)が同位相で振動しているた
め、側壁を透過することなく上下の開放端に伝搬して行
き、開放端から外部へ放射される.送受波器1の内部の
音波は上下の開放端から放射される時、内部で伝搬して
きた時間だけ位相が遅れ、外部の音波と同位相に調整さ
れる.送受波器lの内部の中央の位置から見た場合の音
圧分布と速度分布を第3図の実線と点線で示す.実際に
は送受波器1の内部の放射が上端から下端まであり、全
長に渡る内部音波の位相調整(即ち伝搬時間の調整)は
、内部音波の各端面における総和に対して行なうので,
送受波器lの長さは半波長より長くなる.このように位
相調整され,送受波器1の上下端面から放射される内部
音圧と、直接放射される外部音圧により第4図に示すよ
うな垂直指向性と等方性の水平指向性を持つ音響負荷の
十分加わった能率のよい低周波数送受波器となる.また
音響共鳴回路の側壁は、電気一機械変換素子4a〜4C
自体が振動体となっているため、薄くても完全なパフフ
ル性を示すために軽量なものとなる. なお、本実施例では三枚の電気一機械変換素子4a〜4
cで構成した三角柱体の送受波器としたが、四枚以上の
電気一機械変換素子を組み合わせた多角柱体の送受波器
についても同様な特徴を有する. [発明の効果] 以上説明したように本発明は,電気一機械変換素子の有
する機械振動面のうち、少なくとも一面によって音響共
鳴回路を構成し、電気一機械変換素子の構造部と音響共
鳴回路の構造部とを共用したことにより、低周波数,高
能率で軽量なンーナー用送受波を提供することができる
.
電気一機械変換素子9を共鳴管6の一端に取付け、リー
ド線11a,llbから入力する電気信号を機械振動に
変換する構造であった.電気一機械変換素子9は第6図
のように振動板7の片面に圧電板8を貼り合わせ,たわ
みモードで振動させるため,機械共振周波数を低くする
ことができるが、電気一機械変換素子9の両面の振動が
逆位相となるため、両面間に入/2(入は管内媒質の音
波の波長)以上の経路差を与え両面から放射する音波の
短絡現象を防止する必要がある.また,たわみモードの
電気一機械変換素子9は低周波共振であるため、放射面
の直径Dに比べて水中波長が長く、音響負荷が小さいた
めに変換能率が低いという欠点がある. これらの問題に対する対策として電気一機械変換よ子9
の片面に共鳴管6を取付け,共鳴管の長さを入/4とす
ることにより変換能率を改善している. 共鳴管6の内部の音圧分布と速度分布は第7図の実線と
点線のようになり、電気一機械変換素子9の裏面には入
/4反共振の高い音響負荷が加ゎり,表面には共鳴管6
の開放端から放射された音波が同位相で加わるために表
面の音響負荷も高くなる.結果として第8図のような指
向性を持つ低周波数で能率の改善された送受波器であっ
た.[解決すべき課題] 上述した従来のソーナー用送受波器は、共鳴管6の剛性
が低いと、不十分なパフフルとなって管壁を透過する音
波のために音響負荷や能率の改善が不十分となり、剛性
を高くすると共鳴管6が肉厚のものになって重くなると
いう問題が生じるものであった. 本考案は、上述した問題点にかんがみてなされたもので
、低周波数、高能率で軽量なソーナー用送受波器の提供
を目的とする. [課題の解決手段] 上記目的を達成するために本発明に係るソーナー用送受
波器は,電気一機械変換素子の有する機械振動面のうち
,少なくとも一面によって音響共鳴回路を構成し,前記
電気一機械変換素子の構造部と前記音響共鳴回路の構造
部とを共用した構成としてある. [実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る. 第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同平面図
である.本実施例の送受波器1は、振動板2a〜2Cの
片面に圧電板3a〜3Cを貼り合わせた電気一機械変換
素子4a〜4Cを三枚用いて中空の三角柱体を構成し,
三角柱体の内部を長さ半波長(入/2)以上の音響共鳴
回路として構成されている. 各電気一機械変換素子4a〜4Cは、リード線10a.
fobから入力する電気信号により第2図の一点鎖線及
び点線で示すような各電気一機械変換素子4a〜4Cの
接合点を節とするたわみ振動をする.従って、三角柱体
の送受波器1の内面と外面に逆位相の音波が放射され、
内面に放射された音波は音響共鳴回路の側壁(即ち電気
一機械変換素子4a〜4c)が同位相で振動しているた
め、側壁を透過することなく上下の開放端に伝搬して行
き、開放端から外部へ放射される.送受波器1の内部の
音波は上下の開放端から放射される時、内部で伝搬して
きた時間だけ位相が遅れ、外部の音波と同位相に調整さ
れる.送受波器lの内部の中央の位置から見た場合の音
圧分布と速度分布を第3図の実線と点線で示す.実際に
は送受波器1の内部の放射が上端から下端まであり、全
長に渡る内部音波の位相調整(即ち伝搬時間の調整)は
、内部音波の各端面における総和に対して行なうので,
送受波器lの長さは半波長より長くなる.このように位
相調整され,送受波器1の上下端面から放射される内部
音圧と、直接放射される外部音圧により第4図に示すよ
うな垂直指向性と等方性の水平指向性を持つ音響負荷の
十分加わった能率のよい低周波数送受波器となる.また
音響共鳴回路の側壁は、電気一機械変換素子4a〜4C
自体が振動体となっているため、薄くても完全なパフフ
ル性を示すために軽量なものとなる. なお、本実施例では三枚の電気一機械変換素子4a〜4
cで構成した三角柱体の送受波器としたが、四枚以上の
電気一機械変換素子を組み合わせた多角柱体の送受波器
についても同様な特徴を有する. [発明の効果] 以上説明したように本発明は,電気一機械変換素子の有
する機械振動面のうち、少なくとも一面によって音響共
鳴回路を構成し、電気一機械変換素子の構造部と音響共
鳴回路の構造部とを共用したことにより、低周波数,高
能率で軽量なンーナー用送受波を提供することができる
.
M4l図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同平面
図、第3図は同内部音圧と速度の分布を示す説明図、第
4図は同垂直指向性を示す説明図、第5図は従来のソー
ナー用送受波器の斜視図,第6図は従来のソーナー用送
受波器に用いられている電気一機械変換素子の側面図,
第7図は従来のソーナー用送受波器に用いられている共
鳴管内の音圧と速度分布を示す説明図,第8図は同垂直
指向性を示す説明図である. 1、5:送受波器 2a〜2c、7:振動板 3a〜3c、8:圧電板 4a〜4c、9:電気一機械変換素子 10a、 10b, lla. llb: リー
ド線代理人 弁理士 渡 辺 喜 平
図、第3図は同内部音圧と速度の分布を示す説明図、第
4図は同垂直指向性を示す説明図、第5図は従来のソー
ナー用送受波器の斜視図,第6図は従来のソーナー用送
受波器に用いられている電気一機械変換素子の側面図,
第7図は従来のソーナー用送受波器に用いられている共
鳴管内の音圧と速度分布を示す説明図,第8図は同垂直
指向性を示す説明図である. 1、5:送受波器 2a〜2c、7:振動板 3a〜3c、8:圧電板 4a〜4c、9:電気一機械変換素子 10a、 10b, lla. llb: リー
ド線代理人 弁理士 渡 辺 喜 平
Claims (1)
- 電気−機械変換素子の有する機械振動面のうち、少なく
とも一面によって音響共鳴回路を構成し、前記電気−機
械変換素子の構造部と前記音響共鳴回路の構造部とを共
用したことを特徴としたソーナー用送受波器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057882A JP2658363B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ソーナー用送受波器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1057882A JP2658363B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ソーナー用送受波器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02238799A true JPH02238799A (ja) | 1990-09-21 |
JP2658363B2 JP2658363B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13068360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1057882A Expired - Lifetime JP2658363B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | ソーナー用送受波器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658363B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04342301A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Hitachi Chem Co Ltd | 平面アンテナ収納用ケースの製造方法 |
EP2302950A2 (en) | 2009-09-29 | 2011-03-30 | NEC Corporation | Acoustic transducer |
EP2388079A2 (en) | 2010-05-17 | 2011-11-23 | NEC Corporation | Acoustic transducer |
JP2013539254A (ja) * | 2010-07-30 | 2013-10-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 薄膜超音波振動子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62176397A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-03 | Nec Corp | 無指向性水中超音波トランスジユ−サ |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1057882A patent/JP2658363B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62176397A (ja) * | 1986-01-30 | 1987-08-03 | Nec Corp | 無指向性水中超音波トランスジユ−サ |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04342301A (ja) * | 1991-05-20 | 1992-11-27 | Hitachi Chem Co Ltd | 平面アンテナ収納用ケースの製造方法 |
EP2302950A2 (en) | 2009-09-29 | 2011-03-30 | NEC Corporation | Acoustic transducer |
JP2011077631A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Nec Corp | 音響トランスデューサ |
US8565043B2 (en) | 2009-09-29 | 2013-10-22 | Nec Corporation | Acoustic transducer |
EP2388079A2 (en) | 2010-05-17 | 2011-11-23 | NEC Corporation | Acoustic transducer |
US8570836B2 (en) | 2010-05-17 | 2013-10-29 | Nec Corporation | Acoustic transducer |
JP2013539254A (ja) * | 2010-07-30 | 2013-10-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | 薄膜超音波振動子 |
US9440258B2 (en) | 2010-07-30 | 2016-09-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Thin film ultrasound transducer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2658363B2 (ja) | 1997-09-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |