JPS6025185A - 電波シ−ル装置 - Google Patents
電波シ−ル装置Info
- Publication number
- JPS6025185A JPS6025185A JP13380283A JP13380283A JPS6025185A JP S6025185 A JPS6025185 A JP S6025185A JP 13380283 A JP13380283 A JP 13380283A JP 13380283 A JP13380283 A JP 13380283A JP S6025185 A JPS6025185 A JP S6025185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- door
- choke
- radio wave
- wavelength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、高周波電波を遮蔽する電波シール装置に関
するものである。
するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、この種の電波シール装置として、たとえば高周波
により調理物を誘電加熱して調理する電2ページ 子レンジを例に挙げて説明する。電子レンジは調理物を
収納して高周波加熱する加熱庫と、この加熱庫の調理物
出入用の開口部を開閉自在に覆う扉とを備えたものであ
るが、調理物の出入時に扉を開ける際、加熱庫内の高周
波電磁波が庫外へ漏洩して人体に弊害を及ぼさないよう
に電波シール対策が施されている。
により調理物を誘電加熱して調理する電2ページ 子レンジを例に挙げて説明する。電子レンジは調理物を
収納して高周波加熱する加熱庫と、この加熱庫の調理物
出入用の開口部を開閉自在に覆う扉とを備えたものであ
るが、調理物の出入時に扉を開ける際、加熱庫内の高周
波電磁波が庫外へ漏洩して人体に弊害を及ぼさないよう
に電波シール対策が施されている。
従来の一例として米国特許第3A82,164号を第1
図に示す。第1図に寂いて、IFi、電子レンジの加熱
庫であり、この加熱庫1の開口部2を開閉自在に覆う取
手3を有する扉4が設けられている。この扉40周縁部
には加熱庫1側に向いて開口した隙間部5を有する空胴
のチョーク部6が形成されている。このチョーク部6の
奥行7は、使用さルる高周波の波長の実質的に4分の1
に設計されている。この場合扉4の厚みも4分の1波長
である。すなわち従来電子レンジで使用されている電磁
波の周波数は2450M)(zであるので、4分の1波
長は約301++++1となる。この長さのチョーク部
6と対向させるために、加熱庫1の開口部2に31°−
ジ 形成した周縁部8の厚さ9は4分の1波畏より大きい値
となる。したがって加熱庫1の開口部2の有効大きさは
周縁部80分だけひとまわり小さい。
図に示す。第1図に寂いて、IFi、電子レンジの加熱
庫であり、この加熱庫1の開口部2を開閉自在に覆う取
手3を有する扉4が設けられている。この扉40周縁部
には加熱庫1側に向いて開口した隙間部5を有する空胴
のチョーク部6が形成されている。このチョーク部6の
奥行7は、使用さルる高周波の波長の実質的に4分の1
に設計されている。この場合扉4の厚みも4分の1波長
である。すなわち従来電子レンジで使用されている電磁
波の周波数は2450M)(zであるので、4分の1波
長は約301++++1となる。この長さのチョーク部
6と対向させるために、加熱庫1の開口部2に31°−
ジ 形成した周縁部8の厚さ9は4分の1波畏より大きい値
となる。したがって加熱庫1の開口部2の有効大きさは
周縁部80分だけひとまわり小さい。
次に従来の他の一例として、米国特許第2 、500゜
676号を第2図a、bに示す。この例も電子レンジの
構成を示したものであり、マグネトロン10の発振によ
って得た高周波を加熱庫11に供給し、調理物12を電
磁誘導により加熱調理するものである。この加熱庫11
の開口部13にはこの開口部13を開閉自在に覆う扉1
4が設けられている。この扉140周縁部にも溝状のチ
ョーク部15が形成され、高周波が外部へ漏洩するのを
このチョーク部15で防いでいる。このチョーク部15
の深さ16もやハシ使用周波数の4分の1波畏で設計さ
れている。このため開口部13の有効大きさは第1図同
様、加熱庫11よυもひとまわり小さい。
676号を第2図a、bに示す。この例も電子レンジの
構成を示したものであり、マグネトロン10の発振によ
って得た高周波を加熱庫11に供給し、調理物12を電
磁誘導により加熱調理するものである。この加熱庫11
の開口部13にはこの開口部13を開閉自在に覆う扉1
4が設けられている。この扉140周縁部にも溝状のチ
ョーク部15が形成され、高周波が外部へ漏洩するのを
このチョーク部15で防いでいる。このチョーク部15
の深さ16もやハシ使用周波数の4分の1波畏で設計さ
れている。このため開口部13の有効大きさは第1図同
様、加熱庫11よυもひとまわり小さい。
と述のとおり従来のチョーク部は4分の1波長の深さと
して高周波を減衰させるという技術思想に基づいている
。
して高周波を減衰させるという技術思想に基づいている
。
すなわち、チョーク部の特性インピーダンスをZo、深
さをLとし、終端部を短絡したときにチョーク部開口部
でのインピーダンスZIN u、2πL ZIN= 1Zotan(−1,) (λ0は自由空間波長) となる。
さをLとし、終端部を短絡したときにチョーク部開口部
でのインピーダンスZIN u、2πL ZIN= 1Zotan(−1,) (λ0は自由空間波長) となる。
チョーク方式の電波減衰手段は、チョーク部の深さLを
4分の1波長に選定することにより、1ZIHl=Zo
tan、(5) =O)を達成するという原理に基づい
ている。
4分の1波長に選定することにより、1ZIHl=Zo
tan、(5) =O)を達成するという原理に基づい
ている。
もし、チョーク部内に誘電体(比誘電率εx)’に充填
すると、電波の波長ス′は、 λ′≠λ0/〆T1 に圧縮される。この場合チョーク部の深さL’d、L’
= L/〆T1 と短くなる。しかしながらL’=λ′/4とすることに
変りはなく、チョーク方式に2いては、深さを実質的に
4分の1波長よりも小さくすることができず、チョーク
部の小型化に限界のあるもので5ページ あった。
すると、電波の波長ス′は、 λ′≠λ0/〆T1 に圧縮される。この場合チョーク部の深さL’d、L’
= L/〆T1 と短くなる。しかしながらL’=λ′/4とすることに
変りはなく、チョーク方式に2いては、深さを実質的に
4分の1波長よりも小さくすることができず、チョーク
部の小型化に限界のあるもので5ページ あった。
近年、固体発振器の開発が進み実用化の時代が到来した
。電子レンジも例外ではなく、従来のマグネトロン発振
器から固体発振器へと移行しつつある。
。電子レンジも例外ではなく、従来のマグネトロン発振
器から固体発振器へと移行しつつある。
電子レンジにおいて発振器の固体化による長所は次のと
2夛である。
2夛である。
(1) マグネトロンの駆動電圧は約3Kvであるのに
対し、トランジスタ等による固体発振器の駆動電圧は約
400v以丁でよく、実際には約40vが使用されてい
る。よって電源電圧が低いので人体にとって安全であり
、たとえリークしても感電事故が発生しにぐいものであ
る。このためアースレス化が可能となり、ポータプル化
の展開も図れる。
対し、トランジスタ等による固体発振器の駆動電圧は約
400v以丁でよく、実際には約40vが使用されてい
る。よって電源電圧が低いので人体にとって安全であり
、たとえリークしても感電事故が発生しにぐいものであ
る。このためアースレス化が可能となり、ポータプル化
の展開も図れる。
(2)マグネトロンの寿命は約5000時間であるのに
対し、固体発振器はその約10倍以Eであり、長寿命で
ある。
対し、固体発振器はその約10倍以Eであり、長寿命で
ある。
(3)マグネトロンの発振周波数は固定であるのに対し
、固体発振器の発振周波数は可変可能であり、61;−
ジ たとえば915 MHzに対してh ’F 13 M)
(zの範囲で変化させることができる。したがって、負
荷(調理物)の大きさで周波数を自動追尾させることに
より、共振周波数が変わり高効率動作を得ることができ
る。実験によれば2450±50MHz内で周波数を自
動追尾させると、実用負荷効率を固定周波数に比べて約
60〜80%向上させることができた。
、固体発振器の発振周波数は可変可能であり、61;−
ジ たとえば915 MHzに対してh ’F 13 M)
(zの範囲で変化させることができる。したがって、負
荷(調理物)の大きさで周波数を自動追尾させることに
より、共振周波数が変わり高効率動作を得ることができ
る。実験によれば2450±50MHz内で周波数を自
動追尾させると、実用負荷効率を固定周波数に比べて約
60〜80%向上させることができた。
(4)固体発振器は大量生産により、将来マグネトロン
よりも低価格となり得る。
よりも低価格となり得る。
また現在高周波調理用として国際的に割シ当てらnてい
るISM周波数(Industrial 。
るISM周波数(Industrial 。
5ciant i f ic 、 Medical )
Fi5880MHz 、 2450MHz 、 91
5 MHz 、 400 MHz等であり、こnを逸脱
して使用してはならない。現在のマグネトロンはト述の
と2.り2450MHzで発振させているが、固体発振
器で、同一周波数2450MHzで発振させると、十分
な出力電力が得られずパワー不足となってしまう。そこ
で所望の出力電力を得るためには必然的により低い周波
数を選定しなければなら71′−ジ゛ ず、たとえば915 MHzが適当である。しかしなが
らこの周波数は従来の周波数に比べて約2.7分の1で
あるので、波長は逆に約2.7倍となり、4分の1波畏
は約80mとなってしまう。したがって電子レンジの周
波数として915 MHz f選定すると、第1図、第
2図で説明したチョーク部の厚みは約80m+’e超え
ることになり、加熱室の開口部の有効大きさは従来例に
比してきわめて小さくなり、実用化はきわめて困難とな
る不都合を有するものである。
Fi5880MHz 、 2450MHz 、 91
5 MHz 、 400 MHz等であり、こnを逸脱
して使用してはならない。現在のマグネトロンはト述の
と2.り2450MHzで発振させているが、固体発振
器で、同一周波数2450MHzで発振させると、十分
な出力電力が得られずパワー不足となってしまう。そこ
で所望の出力電力を得るためには必然的により低い周波
数を選定しなければなら71′−ジ゛ ず、たとえば915 MHzが適当である。しかしなが
らこの周波数は従来の周波数に比べて約2.7分の1で
あるので、波長は逆に約2.7倍となり、4分の1波畏
は約80mとなってしまう。したがって電子レンジの周
波数として915 MHz f選定すると、第1図、第
2図で説明したチョーク部の厚みは約80m+’e超え
ることになり、加熱室の開口部の有効大きさは従来例に
比してきわめて小さくなり、実用化はきわめて困難とな
る不都合を有するものである。
一方、発振周波数を2450MHzから915MHzに
変更する長所は次のと>Vである。
変更する長所は次のと>Vである。
(1)、波長が長くなったため、調理物の内部まで電波
が浸透し、加熱調理時間の速度を速くすることができた
。たとえば直径12crnの肉塊の中央部を約50℃に
するのに、2450MHz 、600 wで60分以と
要したのに対し、915 MHz 、300wで50分
以「しかかからない。
が浸透し、加熱調理時間の速度を速くすることができた
。たとえば直径12crnの肉塊の中央部を約50℃に
するのに、2450MHz 、600 wで60分以と
要したのに対し、915 MHz 、300wで50分
以「しかかからない。
更)焼けむらの原因は定在波であり、定在波ピッチは波
長と相関がある。915 MHzを使用した場合は定在
波ピッチが大きく、調理物に焼けむらが目立ちにくいも
のである。
長と相関がある。915 MHzを使用した場合は定在
波ピッチが大きく、調理物に焼けむらが目立ちにくいも
のである。
よって、電子レンジの使用周波数を915 MHzに変
更することの短所は、電波シール手段が大きくなってし
まうことである。
更することの短所は、電波シール手段が大きくなってし
まうことである。
なp1チョーク部の厚さを小さくする手段の一つとして
、チョーク部に誘電体を充填する構成がある。この構成
によればチョーク部の誘電率が大きくなるので、チョー
ク部を4分の1波侵よりも小さくでき、しかも4分の1
波長のチョーク部と同等の効果を奏する。しかしながら
誘電体が高価であるために電子レンジ全体の価格も高価
なものとなってしまい、また製造E手間とコストがかか
り、実用化の妨げとなっていた。
、チョーク部に誘電体を充填する構成がある。この構成
によればチョーク部の誘電率が大きくなるので、チョー
ク部を4分の1波侵よりも小さくでき、しかも4分の1
波長のチョーク部と同等の効果を奏する。しかしながら
誘電体が高価であるために電子レンジ全体の価格も高価
なものとなってしまい、また製造E手間とコストがかか
り、実用化の妨げとなっていた。
以F、従来例の原理を理論的に説明する。
チョーク方式は周知の4分の1波畏インピーダンス変換
原坦にもとづくものである。即ち、チョーク溝の特性イ
ンピーダンス1Zoc、溝の深さをtoとし、加熱室か
らチョーク溝に至る漏波路1の特性インピーダンスe
Zop e漏波路17の長さ9ページ をtp使用波長をλとしたときに、第3図の如くチョー
ク溝18の底Cの短絡インピーダンス(Zo=O)はチ
ョーク溝18の開孔部BでK Z B = j Zoc t an−7−Lcとなる。
原坦にもとづくものである。即ち、チョーク溝の特性イ
ンピーダンス1Zoc、溝の深さをtoとし、加熱室か
らチョーク溝に至る漏波路1の特性インピーダンスe
Zop e漏波路17の長さ9ページ をtp使用波長をλとしたときに、第3図の如くチョー
ク溝18の底Cの短絡インピーダンス(Zo=O)はチ
ョーク溝18の開孔部BでK Z B = j Zoc t an−7−Lcとなる。
19は電子しλ
ンジの加熱室、20はドアである。ここでZc ff1
4と選ぶことにより1ZBl=ωと変換できる。この開
孔部BのインピーダンスZst線路始点A部でみたとき
のインピーダンスZAfl λ 4と選ぶことによりIZAI=Oと変換できる。チョー
ク溝18の底部Cでの短絡状態が4分の1波長インピー
ダンス変換原理をたくみに利用するととて線路始点に現
出することにより電波シール装置として実用化している
ものである。
4と選ぶことにより1ZBl=ωと変換できる。この開
孔部BのインピーダンスZst線路始点A部でみたとき
のインピーダンスZAfl λ 4と選ぶことによりIZAI=Oと変換できる。チョー
ク溝18の底部Cでの短絡状態が4分の1波長インピー
ダンス変換原理をたくみに利用するととて線路始点に現
出することにより電波シール装置として実用化している
ものである。
漏波路17やチョーク溝18に誘電率ε!の誘電体を装
荷することにより波長λ′は自由空間波長λのλ/V1
1−になるが、4分の1波長(λ′/4)インピーダン
ス原理を用いることにより同様の効10ページ 果を得られる。
荷することにより波長λ′は自由空間波長λのλ/V1
1−になるが、4分の1波長(λ′/4)インピーダン
ス原理を用いることにより同様の効10ページ 果を得られる。
発明の目的
この発明は、発振周波数を低くしても、チョーク部の大
きさが大きくならない電波シール装置を提供するもので
ある。
きさが大きくならない電波シール装置を提供するもので
ある。
発明の構成
この発明は、新しいインピーダンス変換原理を用いた電
波シールであり、漏波路と溝のそれぞれが特性インピー
ダンス不連続構成をとることにより、4分の1波長相当
の寸法よりも小さい形状としたものである。
波シールであり、漏波路と溝のそれぞれが特性インピー
ダンス不連続構成をとることにより、4分の1波長相当
の寸法よりも小さい形状としたものである。
実施例の説明
本発明はたとえば電子レンジの本体又は扉の少くとも一
方に溝を少くとも2つ設け、この溝の形状は短絡部側の
特性インピーダンスを開孔部側のそnjvも大きく構成
し、開孔端から短絡端までの溝深さは4分の1波長未満
である点に特徴を有する。
方に溝を少くとも2つ設け、この溝の形状は短絡部側の
特性インピーダンスを開孔部側のそnjvも大きく構成
し、開孔端から短絡端までの溝深さは4分の1波長未満
である点に特徴を有する。
小型化を可能にする基本的考え方としては、以Fのとお
りである。
りである。
111+−5
溝開孔部の特性インピーダンス、長さ位相定数をZol
+ 11rβ1とする。溝短絡部の特性インピーダン
ス、畏さ位相定数k Zo21 t2 +β2とする溝
の開孔端から短絡端までの距離(溝の深さ)をtl t
otal )とするとL (total ) = 11
+t2となる。
+ 11rβ1とする。溝短絡部の特性インピーダン
ス、畏さ位相定数k Zo21 t2 +β2とする溝
の開孔端から短絡端までの距離(溝の深さ)をtl t
otal )とするとL (total ) = 11
+t2となる。
と記条件で溝の開孔端のインピーダンスZば、(但しK
= z02/Z01 ) となることは、簡単な計算で導出できる。
= z02/Z01 ) となることは、簡単な計算で導出できる。
従来例ではZo2=Zo1 、β1−β2(即ちに−1
)に相当するものである。従ってそのインピーダンスZ
′は1式より = Zol tan(β1/−1+β212)=Zo1
tan(β1・Atotal ) −−(2) λ となり、Z t o t a l f +とすることで
インピーダンス反転していた。
)に相当するものである。従ってそのインピーダンスZ
′は1式より = Zol tan(β1/−1+β212)=Zo1
tan(β1・Atotal ) −−(2) λ となり、Z t o t a l f +とすることで
インピーダンス反転していた。
一方本発明の構成によnば構成要件より、特性インピー
ダンスがZo2)Zolであるから、1式において特性
インピーダンスの比にの値は必らず1よυ大きくなる。
ダンスがZo2)Zolであるから、1式において特性
インピーダンスの比にの値は必らず1よυ大きくなる。
インピーダンスzl無限大にするためには1式の分母が
零になればよいので1=Ktanβ1t1’taHβ2
t2 k満たせばよく、特性インピーダンス比にの値を
1より大きくした分だけ寸法t1rt2に小さくしても
従来と同様のインピーダンス反転がはかれるのである。
零になればよいので1=Ktanβ1t1’taHβ2
t2 k満たせばよく、特性インピーダンス比にの値を
1より大きくした分だけ寸法t1rt2に小さくしても
従来と同様のインピーダンス反転がはかれるのである。
特性インピーダンスを不連続にする考え方は以「のとお
りである。
りである。
本発明はシール装置の溝部を一方を接地導体とし間隙寸
法す離して幅寸法aの導体板を配置した構成からなる。
法す離して幅寸法aの導体板を配置した構成からなる。
詳細には溝開孔部側の幅をa1間隙をb1実効誘電体を
εeffとし、溝短絡部側の幅ea2間隙をb2とした
構成で特性インピーダンスの比Ki次式で計算し、 2ab1 にの値を1より大きくなるようにすることで特性13ペ
ージ インピーダンスを不連続にする工夫をしている。
εeffとし、溝短絡部側の幅ea2間隙をb2とした
構成で特性インピーダンスの比Ki次式で計算し、 2ab1 にの値を1より大きくなるようにすることで特性13ペ
ージ インピーダンスを不連続にする工夫をしている。
図面に基づき実施例の詳細を説明する。
第4図は電子レンジの斜視図でパッチング板21を有す
る扉22が本体カバー23で覆われた本体に装着されて
いる。本体には操作パネル24が設けられドア把手25
は上記ドアに装着さルている。
る扉22が本体カバー23で覆われた本体に装着されて
いる。本体には操作パネル24が設けられドア把手25
は上記ドアに装着さルている。
第5図は第4図のA−A線断面図、第6図は第5図のB
−B線矢視図を示す。加熱室28を囲う本体27は開口
部平面に凸部34を設けて、扉21は封口板26、台板
29、封口板と合板で形成さルる溝30、溝開口に装着
する誘電体31、ガラス板32、ガラス押え33などか
ら成っている。
−B線矢視図を示す。加熱室28を囲う本体27は開口
部平面に凸部34を設けて、扉21は封口板26、台板
29、封口板と合板で形成さルる溝30、溝開口に装着
する誘電体31、ガラス板32、ガラス押え33などか
ら成っている。
溝内は比誘電率ε、の誘電体31のある部分と溝底部に
2分されている。それぞれの部分の特性インピーダンス
f Zo1+ 202とすると、特性インピーダンスの
比には となるっ 14ページ 図で導線路36の群は開孔部幅a1で短絡部幅a2の導
線路をピッチpで連続配置している構成をとっている。
2分されている。それぞれの部分の特性インピーダンス
f Zo1+ 202とすると、特性インピーダンスの
比には となるっ 14ページ 図で導線路36の群は開孔部幅a1で短絡部幅a2の導
線路をピッチpで連続配置している構成をとっている。
図から明らかなように特性インピーダンスの比KVi、
?よりも大きく、実効波長の4分の1未満の溝深さtで
インピーダンス反転ができるのである。
?よりも大きく、実効波長の4分の1未満の溝深さtで
インピーダンス反転ができるのである。
実施例とは別に溝を本体側に設けてもよいことはいうま
でもない。
でもない。
発明の効果
実施例から明らかなように発明の目的である小型化を実
現できる効果に加えて次の効果が出る。
現できる効果に加えて次の効果が出る。
(1) ドア体と本体の斜めに重なる部分は、ドア開成
時に隙間Gが長く保たれる。従ってドアと本体の密着度
管理tC気をつかう必要がない。
時に隙間Gが長く保たれる。従ってドアと本体の密着度
管理tC気をつかう必要がない。
(2) ドア体厚み、本体幅、ともに小さくでき、デザ
イン的に自由度が高い。
イン的に自由度が高い。
(3)開ロ部溝中b1ヲ小さくするための台板の折り曲
げはドアの強度補強となる。
げはドアの強度補強となる。
第1図、第2図a、b、第3図は従来の電波シ15ベー
う 一ル装置の断面図、第4図は一般的な電子レンジの斜視
図、第5図、第6図は本発明の一実施例の電波シール装
置の断面図である。 21・・・・・・扉、26・・・・・・封口板、30・
・・・・溝、34・・・・・・開口平面の凸部、36・
・・・・・導線路、t・・・・・・溝の最大寸法 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 目寸 (’Q 鵬 ん \ 第6図 第5図 手続補正書 昭和69年 7月)7日 昭和68年特許願第 133802号 2発明の名称 電波シール装置 3補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地名 称 (
582)松下電器産業株式会社代表者 山 下 俊 彦 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産
業株式会社内 6補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 イ;コ〉、2 ベーン 6、補正の内容 (1)明細書第12頁第8行目の[はかれるのである。 」の次に法文を挿入します。 [本発明は電波シールの分野で歴史的に用いられていた
λ/4線路ではなく、λ/4未満線路でインピーダンス
反転を実施するものである。 この原理を、理解しやすくするために、解析結果の一部
を第4図に示す。第4図は、ム端を励振源としD端を開
放した伝送路の1部に、先端Cが短絡された開孔Bを有
する溝を設けている。 溝は開孔側より短絡側の溝幅を2倍にしている。 A点を同一条件で励振し、溝の深さlTを変化させたと
き、伝送路内の電界は、a、b、cのように変化し、D
端の電波がとどかないのはbの場合、すなわち溝の深さ
lTが、4分の1波長の約80%のとき(λ/4未満線
路)であり、それよりも長くても短くても(氏、Cの場
合)、bにくらべて電波がよく洩れる。これはl、=1
=lT/2−λ/10.2 、 K=b 2/b 、
−2を1−。 Ktanβl、・tanβ12 に代入することで確認
できる。」 (2)同第13頁第3行目、第7行目の「第4図」を「
第6図」に補正します。 (3)同第13頁第7行目、第7〜8行目の1第6図」
を「第6図」に補正します。 (4)同第13頁第7行目の「第6図」を「第7図」に
補正します。 (6)同第16頁第1行目〜第3行目の[第4図は〜断
面図である。」を次のとおり補正します。 [第4図a、b、cは本発明における溝部の電界解析図
、第6図は一般的な電子レンジの斜視図、第6図、第7
図は本発明の一実施例における電波シール装置の断面図
である。](6)図面第4図、第6図、第6図の図面番
号を別紙朱書の通り第6図、第6図、第7図に補正し、
別紙のとおり第4図を追加します。 4
う 一ル装置の断面図、第4図は一般的な電子レンジの斜視
図、第5図、第6図は本発明の一実施例の電波シール装
置の断面図である。 21・・・・・・扉、26・・・・・・封口板、30・
・・・・溝、34・・・・・・開口平面の凸部、36・
・・・・・導線路、t・・・・・・溝の最大寸法 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 目寸 (’Q 鵬 ん \ 第6図 第5図 手続補正書 昭和69年 7月)7日 昭和68年特許願第 133802号 2発明の名称 電波シール装置 3補正をする者 事件との関係 特 許 出 願 人 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地名 称 (
582)松下電器産業株式会社代表者 山 下 俊 彦 4代理人 〒571 住 所 大阪府門真市大字門真1006番地松下電器産
業株式会社内 6補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 イ;コ〉、2 ベーン 6、補正の内容 (1)明細書第12頁第8行目の[はかれるのである。 」の次に法文を挿入します。 [本発明は電波シールの分野で歴史的に用いられていた
λ/4線路ではなく、λ/4未満線路でインピーダンス
反転を実施するものである。 この原理を、理解しやすくするために、解析結果の一部
を第4図に示す。第4図は、ム端を励振源としD端を開
放した伝送路の1部に、先端Cが短絡された開孔Bを有
する溝を設けている。 溝は開孔側より短絡側の溝幅を2倍にしている。 A点を同一条件で励振し、溝の深さlTを変化させたと
き、伝送路内の電界は、a、b、cのように変化し、D
端の電波がとどかないのはbの場合、すなわち溝の深さ
lTが、4分の1波長の約80%のとき(λ/4未満線
路)であり、それよりも長くても短くても(氏、Cの場
合)、bにくらべて電波がよく洩れる。これはl、=1
=lT/2−λ/10.2 、 K=b 2/b 、
−2を1−。 Ktanβl、・tanβ12 に代入することで確認
できる。」 (2)同第13頁第3行目、第7行目の「第4図」を「
第6図」に補正します。 (3)同第13頁第7行目、第7〜8行目の1第6図」
を「第6図」に補正します。 (4)同第13頁第7行目の「第6図」を「第7図」に
補正します。 (6)同第16頁第1行目〜第3行目の[第4図は〜断
面図である。」を次のとおり補正します。 [第4図a、b、cは本発明における溝部の電界解析図
、第6図は一般的な電子レンジの斜視図、第6図、第7
図は本発明の一実施例における電波シール装置の断面図
である。](6)図面第4図、第6図、第6図の図面番
号を別紙朱書の通り第6図、第6図、第7図に補正し、
別紙のとおり第4図を追加します。 4
Claims (1)
- 開閉自在なドアを有する高周波加熱器のドア又は本体の
少なくとも一方に、溝を設け、前記本体の開口部に凸部
?設け、前記溝を前記ドアと前記凸部の相対する部分に
設け、前・記構は前記ドアと前記凸部の相対する部分に
開口部を有するように構成し、かつ、導線路幅、又は溝
幅の少lくとも一方を前記溝内で変化させることにより
前記溝の断面の最大寸法を使用波長の4分の1未満にし
た電波シール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13380283A JPS6025185A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 電波シ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13380283A JPS6025185A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 電波シ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025185A true JPS6025185A (ja) | 1985-02-07 |
JPS6316867B2 JPS6316867B2 (ja) | 1988-04-11 |
Family
ID=15113372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13380283A Granted JPS6025185A (ja) | 1983-07-21 | 1983-07-21 | 電波シ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025185A (ja) |
-
1983
- 1983-07-21 JP JP13380283A patent/JPS6025185A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6316867B2 (ja) | 1988-04-11 |
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