JPH0136718B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0136718B2 JPH0136718B2 JP448583A JP448583A JPH0136718B2 JP H0136718 B2 JPH0136718 B2 JP H0136718B2 JP 448583 A JP448583 A JP 448583A JP 448583 A JP448583 A JP 448583A JP H0136718 B2 JPH0136718 B2 JP H0136718B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- depth
- opening
- radio wave
- tanβl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 13
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 102100024607 DNA topoisomerase 1 Human genes 0.000 description 4
- 101000830681 Homo sapiens DNA topoisomerase 1 Proteins 0.000 description 4
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 1
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
産業上の利用分野
この発明は、高周波電波を遮蔽する電波シール
装置に関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来、この種の電波シール装置として、たとえ
ば高周波により調理物を誘電加熱して調理する電
子レンジを例に挙げて説明する。電子レンジは調
理物を収納して高周波加熱する加熱庫と、この加
熱庫の調理物出入用の開口部を開閉自在に覆う扉
とを備えたものであるが、調理物の出入時に扉を
開ける際、加熱庫内の高周波電磁波が庫外へ漏洩
して人体に弊害を及ぼさないように電波シール対
策が施されている。 従来の一例として米国特許第3182164号を第1
図に示す。第1図において、1は電子レンジの加
熱庫であり、この加熱庫1の開口部2を開閉自在
に覆う取手3を有する扉4が設けられている。こ
の扉4の周縁部には加熱庫1側に向いて開口した
隙間部5を有する空胴のチヨーク部6が形成され
ている。このチヨーク部6の奥行7は、使用され
る高周波の波長の実質的に4分の1に設計されて
いる。この場合扉4の厚みも4分の1波長であ
る。すなわち従来電子レンジで使用されている電
磁波の周波数は2450MHzであるので、4分の1波
長は約30mmとなる。この長さのチヨーク部6と対
向させるために、加熱庫1の開口部2に形成した
周縁部8の厚さ9は4分の1波長より大きい値と
なる。したがつて加熱庫1の開口部2の有効大き
さは周縁部8の分だけひとまわり小さい。 次に従来の他の一例として、米国特許第
2500676号を第2図a,bに示す。この例も電子
レンジの構成を示したものであり、マグネトロン
10の発振によつて得た高周波を加熱庫11に供
給し、調理物12を電磁誘導により加熱調理する
ものである。この加熱庫11の開口部13にはこ
の開口部13を開閉自在に覆う扉14が設けられ
ている。この扉14の周縁部にも溝状のチヨーク
部15が形成され、高周波が外部へ漏洩するのを
このチヨーク部15で防いでいる。このチヨーク
部15の深さ16もやはり使用周波数の4分の1
波長で設計されている。このため開口部13の有
効大きさは第1図同様、加熱庫11よりもひとま
わり小さい。 上述のとおり従来のチヨーク部は4分の1波長
の深さとして高周波を減衰させるという技術思想
に基づいている。 すなわち、チヨーク部の特性インピーダンスを
Z0深さをLとし、終端部を短絡したときにチヨー
ク部開口部でのインピーダンスZioは、 Zio=jZ0tan(2πL/λ0) (λ0は自由空間波長) となる。 チヨーク方式の電波減衰手段は、チヨーク部の
深さLを4分の1波長に選定することにより、 |Zio|=Z0tan(π/2)=∞ を達成するという原理に基づいている。 もし、チヨーク部内に誘電体(比誘電率εr)を
充填すると、電波の波長λ′は、 λ′≒λ0/√r に圧縮される。この場合チヨーク部の深さL′は、 L′≒L/√r と短くなる。しかしながらL′=λ′/4とすること
に変りはなく、チヨーク方式においては、深さを
実質的に4分の1波長よりも小さくすることがで
きず、チヨーク部の小型化に限界のあるものであ
つた。 近年、固体発振器の開発が進み実用化の時代が
到来した。電子レンジも例外ではなく、従来のマ
グネトロン発振器から固体発振器へと移行しつつ
ある。 電子レンジにおいて発振器の固体化による長所
は次のとおりである。 1 マグネトロンの駆動電圧は約3KVであるの
に対し、トランジスタ等による固体発振器の駆
動電圧は約400V以下でよく、実際には約40V
が使用されている。よつて電源電圧が低いので
人体にとつて安全であり、たとえリークしても
感電事故が発生しにくいものである。このため
アースレス化が可能となり、ポータブル化の展
開も図れる。 2 マグネトロンの寿命は約5000時間であるのに
対し、固体発振器はその約10倍以上であり、長
寿命である。 3 マグネトロンの発振周波数は固定であるのに
対し、固体発振器の発振周波数は可変可能であ
り、たとえば915MHzに対して上下13MHzの範
囲で変化させることができる。したがつて、負
荷(調理物)の大きさで周波数の自動追尾させ
ることにより、共振周波数が変わり、高効率動
作を得ることができる。実験によれば2450±
50MHz内の周波数で自動追尾させると、実用負
荷効率を固定周波数に比べて約60〜80%向上さ
せることができた。 4 固体発振器は大量生産により、従来マグネト
ロンよりも低価格となり得る。 また現在、高周波調理用として国際的に割り当
てられているISM周波数(Industrial、
Scientific、Medical)は5880MHz、2450MHz、
915MHz、400MHz等であり、これを逸脱して使用
してはならない。現在のマグネトロンは上述のと
おり2450MHzで発振させているが、固体発振器で
同一周波数(2450MHz)で発振させると、十分な
出力電力が得られずパワー不足となつてしまう。
そこで所望の出力電力を得るためには必然的によ
り低い周波数を選定しなければならず、たとえば
915MHzが適当である。しかしながらこの周波数
は従来の周波数に比べて約2.7分の1であるので、
波長は逆に約2.7倍となり、4分の1波長は約80
mmとなつてしまう。したがつて電子レンジの周波
数として915MHzを選定すると、第1図、第2図
で説明したチヨーク部の厚みは約80mmを超えるこ
とになり、加熱室の開口部の有効大きさは従来例
に比してきわめて小さくなり、実用化はきわめて
困難となる不都合を有するものである。 一方、発振周波数を2450MHzから915MHzに変
更する長所は次のとおりである。 1 波長が長くなつたため、調理物の内部まで電
波が浸透し、加熱調理時間の速度を速くするこ
とができた。たとえば直径12cmの肉塊の中央部
を約50℃にするのに、2450MHz、600Wで50分
以上要したのに対し、915MHz、300Wで50分以
下しかかからない。 2 焼けむらの原因は定在波であり、定在波ピツ
チは波長と相関がある。915MHzを使用した場
合は定在波ピツチが大きく、調理物に焼けむら
が目立ちにくいものである。 よつて、電子レンジの使用周波数を915MHzに
変更することの短所は、電波シール手段が大きく
なつてしまうことである。 なお、チヨーク部の厚さを小さくする手段の一
つとして、チヨーク部に誘電体を充填する構成が
ある。この構成によればチヨーク部の誘電率が大
きくなるので、チヨーク部を4分の1波長よりも
小さくでき、しかも4分の1波長のチヨーク部と
同等の効果を奏する。しかしながら誘電体が高価
であるために電子レンジ全体の価格も高価なもの
となつてしまい、また製造上手間とコストがかか
り、実用化の妨げとなつていた。 以下、従来例の原理を理論的に説明する。 即ち、チヨーク溝の特性インピーダンスをZ0、
溝の深さlとし、終端部を短絡したときに、チヨ
ーク溝開孔部でのインピーダンスZioは、Zio=
jZ0tan(2πl/λ0)となる。但しλ0は自由空間波長で ある。チヨーク方式では溝の深さlをλ0/4と選
ぶことで|Zio|=Z0tan(π/2)=∞を達成する
という原理に基づいている。チヨーク溝内を誘電
体(比誘電率εr)で充填すると、電波波長λ′は
λ′≒λ0/√rに圧縮される。この場合、溝の深さ
l′はl′≒l/√rと短くなる。しかしl′=λ゜/4
とす ることに変りはない。 従つてチヨーク方式においてはチヨーク溝の深
さを実質的に4分の1波長よりも小さくできず、
小型化に限界がある。 発明の目的 この発明は、発振周波数を低くしても、チヨー
ク部の大きさが大きくならない電波シール装置を
提供するものである。 発明の構成 この発明は、新しいインピーダンス変換原理を
用いた電波シールであり、漏波路と溝のそれぞれ
が特性インピーダンス不連続構成をとることによ
り、4分の1波長相当の寸法よりも小さい形状と
したものである。 実施例の説明 以下第3図、第4図を用いて電波シール装置の
特性インピーダンスについて説明する。第3図は
平行線路の斜視図であり、線路幅をa、線路間隙
をb、誘電媒質の比誘電率をεrとしている。この
場合の特性インピーダンスZ0は周知の如く
装置に関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来、この種の電波シール装置として、たとえ
ば高周波により調理物を誘電加熱して調理する電
子レンジを例に挙げて説明する。電子レンジは調
理物を収納して高周波加熱する加熱庫と、この加
熱庫の調理物出入用の開口部を開閉自在に覆う扉
とを備えたものであるが、調理物の出入時に扉を
開ける際、加熱庫内の高周波電磁波が庫外へ漏洩
して人体に弊害を及ぼさないように電波シール対
策が施されている。 従来の一例として米国特許第3182164号を第1
図に示す。第1図において、1は電子レンジの加
熱庫であり、この加熱庫1の開口部2を開閉自在
に覆う取手3を有する扉4が設けられている。こ
の扉4の周縁部には加熱庫1側に向いて開口した
隙間部5を有する空胴のチヨーク部6が形成され
ている。このチヨーク部6の奥行7は、使用され
る高周波の波長の実質的に4分の1に設計されて
いる。この場合扉4の厚みも4分の1波長であ
る。すなわち従来電子レンジで使用されている電
磁波の周波数は2450MHzであるので、4分の1波
長は約30mmとなる。この長さのチヨーク部6と対
向させるために、加熱庫1の開口部2に形成した
周縁部8の厚さ9は4分の1波長より大きい値と
なる。したがつて加熱庫1の開口部2の有効大き
さは周縁部8の分だけひとまわり小さい。 次に従来の他の一例として、米国特許第
2500676号を第2図a,bに示す。この例も電子
レンジの構成を示したものであり、マグネトロン
10の発振によつて得た高周波を加熱庫11に供
給し、調理物12を電磁誘導により加熱調理する
ものである。この加熱庫11の開口部13にはこ
の開口部13を開閉自在に覆う扉14が設けられ
ている。この扉14の周縁部にも溝状のチヨーク
部15が形成され、高周波が外部へ漏洩するのを
このチヨーク部15で防いでいる。このチヨーク
部15の深さ16もやはり使用周波数の4分の1
波長で設計されている。このため開口部13の有
効大きさは第1図同様、加熱庫11よりもひとま
わり小さい。 上述のとおり従来のチヨーク部は4分の1波長
の深さとして高周波を減衰させるという技術思想
に基づいている。 すなわち、チヨーク部の特性インピーダンスを
Z0深さをLとし、終端部を短絡したときにチヨー
ク部開口部でのインピーダンスZioは、 Zio=jZ0tan(2πL/λ0) (λ0は自由空間波長) となる。 チヨーク方式の電波減衰手段は、チヨーク部の
深さLを4分の1波長に選定することにより、 |Zio|=Z0tan(π/2)=∞ を達成するという原理に基づいている。 もし、チヨーク部内に誘電体(比誘電率εr)を
充填すると、電波の波長λ′は、 λ′≒λ0/√r に圧縮される。この場合チヨーク部の深さL′は、 L′≒L/√r と短くなる。しかしながらL′=λ′/4とすること
に変りはなく、チヨーク方式においては、深さを
実質的に4分の1波長よりも小さくすることがで
きず、チヨーク部の小型化に限界のあるものであ
つた。 近年、固体発振器の開発が進み実用化の時代が
到来した。電子レンジも例外ではなく、従来のマ
グネトロン発振器から固体発振器へと移行しつつ
ある。 電子レンジにおいて発振器の固体化による長所
は次のとおりである。 1 マグネトロンの駆動電圧は約3KVであるの
に対し、トランジスタ等による固体発振器の駆
動電圧は約400V以下でよく、実際には約40V
が使用されている。よつて電源電圧が低いので
人体にとつて安全であり、たとえリークしても
感電事故が発生しにくいものである。このため
アースレス化が可能となり、ポータブル化の展
開も図れる。 2 マグネトロンの寿命は約5000時間であるのに
対し、固体発振器はその約10倍以上であり、長
寿命である。 3 マグネトロンの発振周波数は固定であるのに
対し、固体発振器の発振周波数は可変可能であ
り、たとえば915MHzに対して上下13MHzの範
囲で変化させることができる。したがつて、負
荷(調理物)の大きさで周波数の自動追尾させ
ることにより、共振周波数が変わり、高効率動
作を得ることができる。実験によれば2450±
50MHz内の周波数で自動追尾させると、実用負
荷効率を固定周波数に比べて約60〜80%向上さ
せることができた。 4 固体発振器は大量生産により、従来マグネト
ロンよりも低価格となり得る。 また現在、高周波調理用として国際的に割り当
てられているISM周波数(Industrial、
Scientific、Medical)は5880MHz、2450MHz、
915MHz、400MHz等であり、これを逸脱して使用
してはならない。現在のマグネトロンは上述のと
おり2450MHzで発振させているが、固体発振器で
同一周波数(2450MHz)で発振させると、十分な
出力電力が得られずパワー不足となつてしまう。
そこで所望の出力電力を得るためには必然的によ
り低い周波数を選定しなければならず、たとえば
915MHzが適当である。しかしながらこの周波数
は従来の周波数に比べて約2.7分の1であるので、
波長は逆に約2.7倍となり、4分の1波長は約80
mmとなつてしまう。したがつて電子レンジの周波
数として915MHzを選定すると、第1図、第2図
で説明したチヨーク部の厚みは約80mmを超えるこ
とになり、加熱室の開口部の有効大きさは従来例
に比してきわめて小さくなり、実用化はきわめて
困難となる不都合を有するものである。 一方、発振周波数を2450MHzから915MHzに変
更する長所は次のとおりである。 1 波長が長くなつたため、調理物の内部まで電
波が浸透し、加熱調理時間の速度を速くするこ
とができた。たとえば直径12cmの肉塊の中央部
を約50℃にするのに、2450MHz、600Wで50分
以上要したのに対し、915MHz、300Wで50分以
下しかかからない。 2 焼けむらの原因は定在波であり、定在波ピツ
チは波長と相関がある。915MHzを使用した場
合は定在波ピツチが大きく、調理物に焼けむら
が目立ちにくいものである。 よつて、電子レンジの使用周波数を915MHzに
変更することの短所は、電波シール手段が大きく
なつてしまうことである。 なお、チヨーク部の厚さを小さくする手段の一
つとして、チヨーク部に誘電体を充填する構成が
ある。この構成によればチヨーク部の誘電率が大
きくなるので、チヨーク部を4分の1波長よりも
小さくでき、しかも4分の1波長のチヨーク部と
同等の効果を奏する。しかしながら誘電体が高価
であるために電子レンジ全体の価格も高価なもの
となつてしまい、また製造上手間とコストがかか
り、実用化の妨げとなつていた。 以下、従来例の原理を理論的に説明する。 即ち、チヨーク溝の特性インピーダンスをZ0、
溝の深さlとし、終端部を短絡したときに、チヨ
ーク溝開孔部でのインピーダンスZioは、Zio=
jZ0tan(2πl/λ0)となる。但しλ0は自由空間波長で ある。チヨーク方式では溝の深さlをλ0/4と選
ぶことで|Zio|=Z0tan(π/2)=∞を達成する
という原理に基づいている。チヨーク溝内を誘電
体(比誘電率εr)で充填すると、電波波長λ′は
λ′≒λ0/√rに圧縮される。この場合、溝の深さ
l′はl′≒l/√rと短くなる。しかしl′=λ゜/4
とす ることに変りはない。 従つてチヨーク方式においてはチヨーク溝の深
さを実質的に4分の1波長よりも小さくできず、
小型化に限界がある。 発明の目的 この発明は、発振周波数を低くしても、チヨー
ク部の大きさが大きくならない電波シール装置を
提供するものである。 発明の構成 この発明は、新しいインピーダンス変換原理を
用いた電波シールであり、漏波路と溝のそれぞれ
が特性インピーダンス不連続構成をとることによ
り、4分の1波長相当の寸法よりも小さい形状と
したものである。 実施例の説明 以下第3図、第4図を用いて電波シール装置の
特性インピーダンスについて説明する。第3図は
平行線路の斜視図であり、線路幅をa、線路間隙
をb、誘電媒質の比誘電率をεrとしている。この
場合の特性インピーダンスZ0は周知の如く
【式】(K:比例定数)となる。
従つて特性インピーダンスZ0は、線路幅aを広
くすること、線路間隙bをせまくすること、比誘
電率εrを大きくすることで小さな値にできる。第
4図にはドアの構成例を示す。この場合ドア17
に設けたx方向にのびる壁面18,19と幅aピ
ツチpの導線路群20により溝幅bなる溝21を
構成している。この場合は接地面に相当する壁面
に対し、導線路群20が配された電波伝搬系とし
て作用するが、個々の線路に対して特性インピー
ダンスZ0は
くすること、線路間隙bをせまくすること、比誘
電率εrを大きくすることで小さな値にできる。第
4図にはドアの構成例を示す。この場合ドア17
に設けたx方向にのびる壁面18,19と幅aピ
ツチpの導線路群20により溝幅bなる溝21を
構成している。この場合は接地面に相当する壁面
に対し、導線路群20が配された電波伝搬系とし
て作用するが、個々の線路に対して特性インピー
ダンスZ0は
【式】(K′:比例定数)
となり、平行線の場合と殆んど同様の関係が保た
れる。 第5図〜第8図を用いて本発明の原理説明をす
る。第5図a,b,cは小型溝を2,3,n個の
インピーダンス変化させた例を示している。特性
インピーダンスZ10の区間が長さl1ありインピー
ダンス変化点から溝終端側をみたインピーダンス
Zio oとなる。 具体的には、溝を2分割した第5図aの場合 Z2=jZ20tanβl2≡jX2以下βはβ=2π/λ0 Nio2=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 但し (Z10<Z20) 第5図bの場合 Z3=jZ30tanβl3 Z2=Z20Z3+jZ20tanβl2/Z20+jZ3tanβl2≡jX3 Zio3=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 但し (Z10<Z20<Z30) 第5図cの場合 Zo=jZo0tanβlo Zo-1=Z(o-1)0Zo+jZ(o-1)0tanβl(o-1)/Z(o-1)0+jZo
tanβl(o-1) 但し (Z10<Z20……<Z30) Z2=Z20Z3+jZ20tanβl2/Z20+jZ2tanβl2≡jXo Zio o=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 となる。 従つて小型溝開孔からみたインピーダンスはn
個の不連続特性インピーダンスの場合に Zio o=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 =jZ10Xo+Z10tanβl1/Z10−Xotanβl1 となる。上式はZ10とXotanβl1が等しくなれば、|
Zio o|=∞にできることを意味する。即ちZ10=
Xotanβl1が溝開孔部でのインピーダンスを大きく
する要件になることがわかる。 λ0=122.4mm(=2450MHz)λ0/4=30.8mmの例 で第5図aの2個不連続、第5図bの3個不連続
の場合についてZ10≒Xotanβl1の条件を満たすl1、
l2、(l3)、ltptalの組合せを開孔部特性インピーダ
ンスZ10と終端部特性インピーダンスZ20または
Z30の比を1対2として計算すると次の如くなる。
れる。 第5図〜第8図を用いて本発明の原理説明をす
る。第5図a,b,cは小型溝を2,3,n個の
インピーダンス変化させた例を示している。特性
インピーダンスZ10の区間が長さl1ありインピー
ダンス変化点から溝終端側をみたインピーダンス
Zio oとなる。 具体的には、溝を2分割した第5図aの場合 Z2=jZ20tanβl2≡jX2以下βはβ=2π/λ0 Nio2=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 但し (Z10<Z20) 第5図bの場合 Z3=jZ30tanβl3 Z2=Z20Z3+jZ20tanβl2/Z20+jZ3tanβl2≡jX3 Zio3=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 但し (Z10<Z20<Z30) 第5図cの場合 Zo=jZo0tanβlo Zo-1=Z(o-1)0Zo+jZ(o-1)0tanβl(o-1)/Z(o-1)0+jZo
tanβl(o-1) 但し (Z10<Z20……<Z30) Z2=Z20Z3+jZ20tanβl2/Z20+jZ2tanβl2≡jXo Zio o=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 となる。 従つて小型溝開孔からみたインピーダンスはn
個の不連続特性インピーダンスの場合に Zio o=Z10Z2+jZ10tanβl1/Z10+jZ2tanβl1 =jZ10Xo+Z10tanβl1/Z10−Xotanβl1 となる。上式はZ10とXotanβl1が等しくなれば、|
Zio o|=∞にできることを意味する。即ちZ10=
Xotanβl1が溝開孔部でのインピーダンスを大きく
する要件になることがわかる。 λ0=122.4mm(=2450MHz)λ0/4=30.8mmの例 で第5図aの2個不連続、第5図bの3個不連続
の場合についてZ10≒Xotanβl1の条件を満たすl1、
l2、(l3)、ltptalの組合せを開孔部特性インピーダ
ンスZ10と終端部特性インピーダンスZ20または
Z30の比を1対2として計算すると次の如くなる。
【表】
【表】
この結果は次のことを意味する。特性インピ
ーダンスをZ10<Z20、又はZ10<Z20<Z30とするこ
とにより溝の深さl(total)が4分の1波長より
も小さくできる。溝の深さの寸法圧縮率は開孔
部特性インピーダンスZ10と終端部特性インピー
ダンスZo0によりほとんど決まり、特性インピー
ダンスの変化数nにはほとんど左右されない。 上記説明はZ20/Z10=Z30/Z10=2の場合であ
るが第6図には、2分割の場合に寸法l1とl2の比
を1〜5まで変化させたときの特性インピーダン
ス比と、チヨーク溝深さに対し小型溝深さが寸法
圧縮された圧縮比の関係を示している。特性イン
ピーダンスの選定を工夫すればチヨーク溝の十分
の一以下にもできることをこのグラフは示す。 第7図には寸法l1を12mmとしたとき、寸法l2を
パラメータに開孔部特性インピーダンスの絶対値
をブロツトしたもので、寸法l2が24mmと25mmのと
ころで極大値をとることを示している。 第8図には電波漏洩実測値を示す。この結果も
l2寸法が23.5mmと24.5mmの間で最小値を示してお
りこれは次のことを意味するものである。 小型溝の開孔部インピーダンスの絶対値を大
きくすることが電波漏洩量を少なくする。 小型溝の開孔部インピーダンスを大きくする
溝の深さ寸法(l1、l2)は計算値と実測値が精
度よく合致すること。 チヨーク溝の深さにくらべて確実に小型化が
できることである。 本発明は電波シールの分野で歴史的に用いられ
ていたλ/4線路ではなく、λ/4未満線路でイ
ンピーダンス反転を実施するものである。この原
理を、理解しやすくするために、解析結果の一部
を第9図に示す。第9図は、A端を励振源としD
端を開放した伝送路の1部に、先端Cが短絡され
た開孔Bを有する溝を設けている。溝は開孔側よ
り短絡側の溝幅を2倍にしている。A点を同一条
件で励振し、溝の深さlTを変化させたとき、伝
送路内の電界は、a、b、cのように変化し、D
端に電波がとどかないのはbの場合、すなわち溝
の深さlTが、4分の1波長の約80%のとき
(λ/4未満線路)であり、それよりも長くても
短くても(a、cの場合)、bにくらべて電波が
よく洩れる。 実際の応用にあたつては、溝カバーのスペース
TOP1や折り曲げ補強スペースlX1を設けるこ
とが少なくない。これらは原理説明をした場合に
くらべて電波の乱れが発生し計算寸法から多少ず
れるものである。ずれの内容を以下に示す。 TOP1の寸法を2mmにした場合とlX1を5〜
6mmにした場合の例を示す。 第10図は915MHzのシール装置検討例でTOP
1の寸法で溝の深さlTが変化する関係を示す。
TOP1の寸法を1〜3mmにするとlTは1〜6mm
深くなる。 第11図は、2450MHzのシール装置の検討例で
TOP1=2mmと固定し補強スペースlX1で溝の
深さlTが変化する関係を示す。スペースlX1を
2〜6mmにすることで溝の深さlTは1〜3mm深
くなる。 第12図に実施例の具体構成を示す。本発明は
小型溝を構成する壁面群のうち少なくとも1つの
壁面が導線幅をピツチよりも小さくしたものにお
いて、各線路群の開孔部導線幅a1が短絡終端部の
それa2よりも大きくする構成をとる。壁面群2
2,23,24により小型溝25は構成される。
特に壁面24は開孔部の導線幅a1が短絡部導線幅
a2よりも大きい線路群からなる点に特徴を有す
る。第13図a,bには本発明の実施例の構成を
示している。26は外溝、27は外溝壁面、28
は本体であり、特に壁面24を構成する各導線の
先端折り曲げ部29および2重折り曲げ部30を
有する特徴がある。電子レンジ(2450MHz)の漏
波量Pl(mw/cm2)のデータを溝の深さlTをパラメ
ータに先端折り曲げ部29、2重折り曲げ部30
があるときと、ないときの比較を第14図に示し
た。図に示す如く、前者の方が溝の深さの短縮化
が図れる。 第13図に示す各部寸法は、2450MHzの電子レ
ンジに適用する場合の寸法例である。なお第13
図において31は加熱室、32は扉、33は溝開
孔部、34は短絡終端部を表わす。 l1=10mm、l2=6mm、t=0.8mm、l3=15mm、 l4=10mm、l5=1.5mm、l6=7mm、l7=10mm、 l8=15mm、l9=5mm、l10=25mm ↓ ↓ ↓ (a1に相当) (a2に相当) (pに相当) 発明の効果 本発明によれば次の効果が得られる。 (1) 本質的に小型溝の深さを4分の1波長より小
さくできる。 (2) 先端折り曲げ部および2重折り曲け部を設け
ることで一層の溝寸法短縮化がはかれる。 (3) 小型溝を構成する壁面のうち少なくとも1つ
の壁面は線路群からなるのでx方向の電波伝搬
成分を少なく出き電池シール性能の向上がはか
れる。 (4) 導線幅を変化させるという簡単な構成で電波
シールの小型化がはかれる。 (5) 外溝を設けることにより第2の小型溝として
動作しシール性能の一層の向上がはかれる。
ーダンスをZ10<Z20、又はZ10<Z20<Z30とするこ
とにより溝の深さl(total)が4分の1波長より
も小さくできる。溝の深さの寸法圧縮率は開孔
部特性インピーダンスZ10と終端部特性インピー
ダンスZo0によりほとんど決まり、特性インピー
ダンスの変化数nにはほとんど左右されない。 上記説明はZ20/Z10=Z30/Z10=2の場合であ
るが第6図には、2分割の場合に寸法l1とl2の比
を1〜5まで変化させたときの特性インピーダン
ス比と、チヨーク溝深さに対し小型溝深さが寸法
圧縮された圧縮比の関係を示している。特性イン
ピーダンスの選定を工夫すればチヨーク溝の十分
の一以下にもできることをこのグラフは示す。 第7図には寸法l1を12mmとしたとき、寸法l2を
パラメータに開孔部特性インピーダンスの絶対値
をブロツトしたもので、寸法l2が24mmと25mmのと
ころで極大値をとることを示している。 第8図には電波漏洩実測値を示す。この結果も
l2寸法が23.5mmと24.5mmの間で最小値を示してお
りこれは次のことを意味するものである。 小型溝の開孔部インピーダンスの絶対値を大
きくすることが電波漏洩量を少なくする。 小型溝の開孔部インピーダンスを大きくする
溝の深さ寸法(l1、l2)は計算値と実測値が精
度よく合致すること。 チヨーク溝の深さにくらべて確実に小型化が
できることである。 本発明は電波シールの分野で歴史的に用いられ
ていたλ/4線路ではなく、λ/4未満線路でイ
ンピーダンス反転を実施するものである。この原
理を、理解しやすくするために、解析結果の一部
を第9図に示す。第9図は、A端を励振源としD
端を開放した伝送路の1部に、先端Cが短絡され
た開孔Bを有する溝を設けている。溝は開孔側よ
り短絡側の溝幅を2倍にしている。A点を同一条
件で励振し、溝の深さlTを変化させたとき、伝
送路内の電界は、a、b、cのように変化し、D
端に電波がとどかないのはbの場合、すなわち溝
の深さlTが、4分の1波長の約80%のとき
(λ/4未満線路)であり、それよりも長くても
短くても(a、cの場合)、bにくらべて電波が
よく洩れる。 実際の応用にあたつては、溝カバーのスペース
TOP1や折り曲げ補強スペースlX1を設けるこ
とが少なくない。これらは原理説明をした場合に
くらべて電波の乱れが発生し計算寸法から多少ず
れるものである。ずれの内容を以下に示す。 TOP1の寸法を2mmにした場合とlX1を5〜
6mmにした場合の例を示す。 第10図は915MHzのシール装置検討例でTOP
1の寸法で溝の深さlTが変化する関係を示す。
TOP1の寸法を1〜3mmにするとlTは1〜6mm
深くなる。 第11図は、2450MHzのシール装置の検討例で
TOP1=2mmと固定し補強スペースlX1で溝の
深さlTが変化する関係を示す。スペースlX1を
2〜6mmにすることで溝の深さlTは1〜3mm深
くなる。 第12図に実施例の具体構成を示す。本発明は
小型溝を構成する壁面群のうち少なくとも1つの
壁面が導線幅をピツチよりも小さくしたものにお
いて、各線路群の開孔部導線幅a1が短絡終端部の
それa2よりも大きくする構成をとる。壁面群2
2,23,24により小型溝25は構成される。
特に壁面24は開孔部の導線幅a1が短絡部導線幅
a2よりも大きい線路群からなる点に特徴を有す
る。第13図a,bには本発明の実施例の構成を
示している。26は外溝、27は外溝壁面、28
は本体であり、特に壁面24を構成する各導線の
先端折り曲げ部29および2重折り曲げ部30を
有する特徴がある。電子レンジ(2450MHz)の漏
波量Pl(mw/cm2)のデータを溝の深さlTをパラメ
ータに先端折り曲げ部29、2重折り曲げ部30
があるときと、ないときの比較を第14図に示し
た。図に示す如く、前者の方が溝の深さの短縮化
が図れる。 第13図に示す各部寸法は、2450MHzの電子レ
ンジに適用する場合の寸法例である。なお第13
図において31は加熱室、32は扉、33は溝開
孔部、34は短絡終端部を表わす。 l1=10mm、l2=6mm、t=0.8mm、l3=15mm、 l4=10mm、l5=1.5mm、l6=7mm、l7=10mm、 l8=15mm、l9=5mm、l10=25mm ↓ ↓ ↓ (a1に相当) (a2に相当) (pに相当) 発明の効果 本発明によれば次の効果が得られる。 (1) 本質的に小型溝の深さを4分の1波長より小
さくできる。 (2) 先端折り曲げ部および2重折り曲け部を設け
ることで一層の溝寸法短縮化がはかれる。 (3) 小型溝を構成する壁面のうち少なくとも1つ
の壁面は線路群からなるのでx方向の電波伝搬
成分を少なく出き電池シール性能の向上がはか
れる。 (4) 導線幅を変化させるという簡単な構成で電波
シールの小型化がはかれる。 (5) 外溝を設けることにより第2の小型溝として
動作しシール性能の一層の向上がはかれる。
第1図、第2図a,bはそれぞれ従来例の電波
シール装置の断面図、第3図は平行線路の断面斜
視図、第4図は変形平行線路の断面斜視図、第5
図a,b,cは本発明の電波シール装置の原理を
説明する図、第6図、第7図、第8図は本発明の
装置の特性図、第9図a,b,cは本発明におけ
る溝部の電界解析図、第10図a,b,cは
915MHzにおける装置の断面図、側面図、特性図、
第11図a,b,cは2450MHzにおける装置の断
面図、側面図、特性図、第12図は本発明の一実
施例の電波シール装置の斜視図、第13図a,b
は同装置の断面図および斜視図、第14図は同装
置の特性図である。 22,23,24……溝壁、25……溝、26
……外溝、27……外溝壁面、28……本体、2
9……先端折り曲げ部、30……2重折り曲げ
部。
シール装置の断面図、第3図は平行線路の断面斜
視図、第4図は変形平行線路の断面斜視図、第5
図a,b,cは本発明の電波シール装置の原理を
説明する図、第6図、第7図、第8図は本発明の
装置の特性図、第9図a,b,cは本発明におけ
る溝部の電界解析図、第10図a,b,cは
915MHzにおける装置の断面図、側面図、特性図、
第11図a,b,cは2450MHzにおける装置の断
面図、側面図、特性図、第12図は本発明の一実
施例の電波シール装置の斜視図、第13図a,b
は同装置の断面図および斜視図、第14図は同装
置の特性図である。 22,23,24……溝壁、25……溝、26
……外溝、27……外溝壁面、28……本体、2
9……先端折り曲げ部、30……2重折り曲げ
部。
Claims (1)
- 1 開口部を有し電波が内部に供給される本体を
設け、この本体の前記開口部を開閉自在に覆う扉
を設け、前記本体と前記扉とが対向する部分の少
なくとも一方に溝を設け、この溝の中に配された
導線を形成する少なくとも一つの壁面は周期的に
連続する複数の壁面体で形成し、この複数の壁面
体のピツチは前記溝の幅よりも大きく形成し、前
記導線は溝開孔部で内方へ向かつて少くとも二度
折り曲げられた形状の電波シール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP448583A JPS59146188A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 電波シ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP448583A JPS59146188A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 電波シ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59146188A JPS59146188A (ja) | 1984-08-21 |
JPH0136718B2 true JPH0136718B2 (ja) | 1989-08-02 |
Family
ID=11585393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP448583A Granted JPS59146188A (ja) | 1983-01-14 | 1983-01-14 | 電波シ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59146188A (ja) |
-
1983
- 1983-01-14 JP JP448583A patent/JPS59146188A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59146188A (ja) | 1984-08-21 |