JPS6025139B2 - スキ−用の安全式結着装置 - Google Patents

スキ−用の安全式結着装置

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JPS6025139B2
JPS6025139B2 JP52071165A JP7116577A JPS6025139B2 JP S6025139 B2 JPS6025139 B2 JP S6025139B2 JP 52071165 A JP52071165 A JP 52071165A JP 7116577 A JP7116577 A JP 7116577A JP S6025139 B2 JPS6025139 B2 JP S6025139B2
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JP52071165A
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JPS52156032A (en
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ジヨルジユ・ピエ−ル・ジヨセフ・ソロモン
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Salomon SAS
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Francois Salomon et Fils SA
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/08Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings
    • A63C9/088Ski bindings yieldable or self-releasing in the event of an accident, i.e. safety bindings with electronically controlled locking devices

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスキー用の安全式結着装置に関し、より特定的
には、スキーヤーの靴の鎖錠解除が電気回路から送出さ
れる信号によってなされる結着装置に関する。
靴の解放が必要となる所定の力に応じて制御される1個
または多数個のばねの作用に対抗して鎖錠解除が機械的
に行なわれる結着装置は「既に知られている。
これらの結着装置は、鎖錠解除が力の大きさによっての
み決定され、力の適用される継続時間を考慮に入れない
から、完全ではない。スキーヤーの脚の骨は激しい力で
あっても短時間であれば堪えられることが、今日知られ
ている。スキーヤーの脚によって支えきれる力の値は、
該力がEO刀oされる時間長にしたがって減少する、換
言すれば、スキーヤーによって堪えられるためには、力
の継続時間が大になるにしたがい力の大きさは小になら
ねばならない。時間要素、すなわち、力の印加の継続時
間を考慮に入れた電気回路によって行なわれる鎖錠解除
手段を有するスキー用結着装置は、既に知られている。
一般にこれらの結着装置においては、時間の函数として
の力を積分するための積分回路が使用され、該積分値が
スキーヤーによって調節可能な境界値と比較される。結
着装置を鍛錬解除する指令は、積分値が現在の境界値を
超過したときだけ与えられる。鎖錠解除用の非常に精密
な指令を得るために、この解決法は、時間に応じて脚に
より支えられ得る最大の力の変化を与える法則が厳格に
双曲線特性的であることを想定する。
時間に応じて堪えられる最大力の積分が、鎖錠解除の境
界値に対応する一定値をもつのは、実際、この場合にお
いてだけである。実際、最大力の理論的曲線は厳格には
双曲線ではなく、その結果として、時間の函数としての
力の積分の利用および該積分の一定の所定境界値との比
較は鎖錠解除指令の伝達が完全に精密に達成されること
を許容しない。本発明は、スキーヤーの脚に印加される
力の大きさが或る時間間隔内において所定境界値を超過
するとただちに固定装置に対する鎖錠解除指令が確実性
をもって与えられることにより、前述の欠点を無くすこ
とを目的とする。
本発明においては、スキー用の安全式結着装置であって
、スキー靴をスキ−上に保持する装置、該保持装置を所
定位置に鎖錠する手段、該保持装置を解放するために鎖
錠手段を解除する手段、該解除手段を作動するための電
気的制御装置を具備しており、該電気的制御装置は、ス
キーヤーの脚にはたらく力を検知しかつ該力の関数であ
る信号を発生する手段、および該力の大きさと継続時間
とにもとづいて該解除手段の作動を制御するために該信
号を処理する手段を具備しており、該信号処理手段は、
信号を該力の印加の相異なる継続時間に対応する相異な
る境界値と順次に比較を行う手段、および該信号が所定
の境界レベルに対応する時間間隔内において該境界レベ
ルに対応したときに該解除手段の作動を実行させる手段
を包含し、かつ該信号処理手段は、力をあらわす2進式
信号が印加されまた力の値に対応する2進式信号を伝達
するAD変換装置、基準時間間隔の終末において経過す
る時間に対応する2進式信号を伝達する時間計数ユニッ
ト、および両者の2進式信号が印カロされる論理ユニッ
ト、を具備し、該ユニットが時間にもとづく継続的境界
レベルを規定しまた力の値が時間の所定間隔内において
時間間隔に対応する境界レベルよりも大であるときに結
着装置を鎖錠解除する指令を送出するようになっている
、スキー用の安全式結着装置が提供される。
多くの要素的境界値を構成する個々の境界レベルの値と
、これらの要素的境界値が鎖錠解除手段の作動のために
考慮に入れられねばならぬ時間間隔とを賢明に選択する
ことにより、時間に応じて脚により支えられうる最大力
の変化を与える現実の曲線に、該曲線の現実の傾向がど
のようであつても、最もよく適合する段階的性質をもつ
結着装置用の応答曲線を得ることが可能である。
それにより、この事実から、結着装置用の鎖錠解除指令
の伝達における非常に高い精密度が得られるが、該伝達
は、同時に、力の大きさと力の印加の継続時間とを考慮
に入れる。さらに、本発明による結着装置は鎖錠解除の
制御のための位相変位をもたらさないという特異性を提
供する。本発明の実施例が、以下において、添付図面を
参照して、例示的に記述される。
第1図において、前部および後部保持手段3および4を
もつ安全式結着装置によってスキー2に保持された靴1
が示される。
後部保持手段4は、枢支され、かつ、スキー運動中は停
止榛装置5により鎖錠される。スキーの正常使用状態に
おける保持手段4の鎖錠と、たとえばスキーヤーの転髄
の後において結着装置を外さなければならない場合にお
ける保持手段4の鎖錠解除とを確実化するために、解除
装置6は停止榛装置5と協働する。本発明による安全式
結着装置はまた外しのための電気的制御回路を具備する
。この回路はスキーヤーの脚にはたらく力を検知する手
段を具備する。そのような検知手段は、靴に印加される
すべての力を検知するために、靴の前方、後方、または
下方に配置された1個または多数個のピックアップより
成る。第1図において、結着装置は靴のかかと部に配置
されたピックアップ7を包含する。電気的制御回路はま
たピックアップ7に接続される増幅器8を包含する。
それにより、ピックアップからの、スキーヤーの脚には
たらく力の函数である、電気信号は積分回路形の増幅器
8によって増幅される。この増幅器は、後述するような
制御方法を許容するために制御可能な利得を有すること
が好ましい。増幅器8の出力信号は整流器9で整流され
、非直線性増幅器11に伝達される。
このようにして、非直線性増幅器11への入力信号はそ
の振幅の函数である利得をもって増幅される。実際、こ
の利得は入力信号の振幅の増加形函数であり、その結果
として、増幅器11への弱い振幅の入力信号は強い振幅
の入力信号よりも少く増幅される。利得におけるこの変
化の理由は、後に、第2、第3図を参照して説明する。
非直線性増幅器11は、演算増幅器およびダイオード回
路緩から成ることが有利である。
振幅が力の大きさとそれに対応する継続時間との函数で
あるところの増幅器11の出力信号Sは、処理回路12
に印加されるが、該処理回路は、時間に応じての相異な
る順次のレベルから成る境界値を規定し、かつ、その出
力は解除装置6に接続される。
信号を処理する回路12は、力の函数であるところの、
増幅器11の出力における信号の値が、回路12により
決定される段階的境界レベルの一つより高いときに、解
除装置6に信号を伝達するものと了解される。信号Sを
処理する特別な回路とその機能の方法とを、第2、第3
図を特に参照して記述する。
第2図において、概略的に、力の函数である信号と比較
される境界値を決定する段階形曲線が示される。この図
においては、力の大きさを縦軸に、時間を機軸にとって
ある。第2図において、時間に応じてスキーヤーの脚が
堪えうる最大力の変化を与える理論的曲線もまた示され
る。
この曲線は双曲線的傾向を有し、後に見られるように、
スキーヤーの脚の堪えうる力は、力が大となるにしたが
い力の適用時間が小となる。本発明による安全式結着装
置において、力は、力の継続時間に応じて減少する相異
なる値F1,F2,F3,F4の順次のレベルに比較さ
れることができる。
第2図には4個のレベルのみが示されているが、このこ
とから、その数を増加することにより段階形曲線が力の
最大値Fmaxの理論的曲線に密に接近させることを予
想することが可能である。レベルの数を増大するほど、
段階的境界値曲線は理論的Fmax曲線との一致度が増
大する。順次的レベルF1,F2,F3およびF4は時
間間隔tl−t2,t2−t3,t3−t4およびt4
−t5の各々において考慮に入れられる要素的境界値を
横成する。このように規定される段階的境界値の設定、
および力の函数である信号とこの境界値との比較、を実
現するためには、種々の手段を想定することが可能であ
る。
第3図は、前述の結果が得られるような、特に簡単な回
路の組合せによるブロック線図を示す。第3図の回路は
、検知された力の函数である、増幅器11の出力信号S
、が伝達されるAD変換器を具備する。
AD変換器14は積分回路形のものであり、当業者によ
く知られているから詳細な説明は省略する。好適な例と
して〜8個の出口a,b,c,d,e,f,gおよびh
を有するAD変換器を使用する。それにより、各アナロ
グ形入力信号SはAD変換器14により並列の8ビット
の組合せに変換される。AD変換器14からの並列的2
進数出力信号は、一方では比較回路15に、他方では論
理ユニットi6に導かれる。比較回路15は「 さらに
計時ユニット17および論理ユニット16に接続される
。計時ユニット17は計数器19に接続された周波数発
生器または時計18を具備し、該計数器19は実際には
タンデムに連結された2個の計数段階21,22より成
る。
各計数段階は4ベースをもち4個の出力をもつカウンタ
である。それにより、段階2iは出口e,f,g,hを
、段階22は出口a,b,c,dを有する。計数段階2
1,22は比較回路15の出力に接続されるが、該比較
回路は、後述するように、始動と原状態への復帰とを制
御する。比較回路15は比較境界値に対応するビットの
特別な組合せの存在を検知する1個または複数個の論理
ゲートを具備する。論理ユニット16は第2図に示すよ
うに段階的境界値について存在するレベルと同数の、複
数個の入力をもつ論理細胞を具備する。
ここに記述される実例においては、4個のレベルをもつ
境界値が考慮対象であるから、論理ユニット16はそれ
ぞれ相異なるレベルに結び付く4個の細胞「すなわち細
胞23,,232,233,234を具備する。これら
の細胞は、その入力の或るものに、AD変換器から伝達
されかつ力の振幅に対応するビットの組合せを受信する
これらの細胞はまた、その入力に、計数ユニット17か
ら送出され時間間隔を規定するビットの組合せを受信す
る。複数個の細胞23,,232,233,234の出
力は一緒に一つのオア回路24に接続され、該オァ回路
の出力は解除装置6に接続される。
前述の回路の作用を記述する。スキーヤーの胸に力がか
かるときはいつでも、ピックアップ7は、増幅器11に
よって増幅された後に力の函数であるところの可変の振
幅と継続時間とをもつ信号Sの形で現出する信号を送出
する。
この信号はAD変換器14に印加され、該AD変換器は
各瞬間においてアナログ信号Sの振幅を規定する8個の
ビットの組合せを出力する。それにより、この8個のビ
ットa,b,c,d’e’f,g,hは、各瞬間につき
信号Sの振幅に応じて変化する。ビットのこの組合せは
常時的に、一方では比較回路15に、他方では論理ユニ
ット16に印加される。
1個または複数個の論理ゲートを具備する比較回路15
は下限の境界限界値を規定し、該境界限界値から力の値
は考慮に入れられる。
別の表現方法をとれば、スキーヤーの隣に適用される力
がこの境界レベルよりも小である限り、時間の計数は行
なわれずまた結着装置は解放され得ないから、回路は作
動状態にならない。例えば、第2図における力F4の下
限の境界値は2進数字組合せ00011111として決
定される。力の振幅が基準境界値F4よりも小である限
り、論理ユニット16の細胞は「計数ユニット17から
情報を受信しないから、介入しない。或る時点において
スキーヤーの脚に適用される力が基準境界値F4を超過
したと仮定しよう。
このことは、変換器14の出力に、比較回路15によっ
て2進数値00011111よりも大であると検知され
るビットの特定の組合せが出現することによって、表現
される。この時点において、比較回路15は出力信号を
送出し、該出力信号は計数段階21,22を始動させる
。ついで、これらは、時計18によって送出されるパル
スを集計し8個のビットa′,b′,c′,が,e′,
f′,g,h′の組合せを出力するが、該組合せは力が
基準境界値F4に到達した時点以後経過した時間を計測
する。第2図において、機軸に沿って計数ユニット17
によって送出されるビットの種々の組合せが示されてい
るが、該組合せは、比較回路15が組合せ000111
11よりも大なるビットの組合せの出現も検知した時点
toを女合点とする時点t0,tl,t2,t3および
t4を規定する。同様に、第2図において、縦軸に沿っ
て境界レベルF1,F2,F3およびF4に対応する2
進式信号の種々の組合せが示される。最初の時間間隔t
o,tlは非常に小であり、この時間間隔においては力
はすべて許容可能であると考えられる。
それにより、この時間間隔については境界レベルはなん
ら設定されない。力が、時点tlを超えて持続する場合
には、力はしベルFIを超過してはならない。もしこの
レベルが超過されると、論理ユニット16は解除装置に
指令を送出する。
このことは、第4図の論理細胞23,によって行なわれ
る。論理細胞23,は、2個の入力へ変換器14からの
ビットaおよびbが印加されるアンドゲート25と、3
個の入力へ計数段階22からのビットa′,b′および
c′を受信するオアゲート26とを具備する。これらの
2個のゲートの出力は2個の入力をもつアンドゲート2
7に印放され、該アンドゲートの出力はオア回路24に
接続される。第2図にみられるように、時点tlを超過
するすべての時間間隔に対して、ビットa′,b′およ
びc′のいずれも数値1を有する。その結果として、オ
アゲート26はアンドゲート27の入力に対してレベル
1の信号を出力する。tlよりも長い時間に対しては、
力は段階FIを超過してはならず、さもないと、結着装
置は解除されねばならない。レベルFIに対応する2進
数値は10111111である。力がレベルFIよりも
大であると、2進数値は11111111である。した
がって、力がレベルFIよりも大であるための必要にし
て充分な条件はa=1およびb=1である。アンドゲ−
ト25はこの一致を検知したアンドゲート27の他方の
入力に信号を伝達する。アンドゲート27の2個の入力
がレベル1であるから、アンドゲート27は、オア回路
24に伝達されて解除装置6に印加され結着装置を解除
する信号を送出する。論理ユニット232(第5図)は
時間間隔t2,t3を考慮に入れる。
談論理ユニットは2個の入力に信号a′,b′を受信し
、アンドゲート29の入力に信号を出力する、オアゲー
ト28を具備する。このアンドゲートの他方の入力は信
号aを受信する。第2図にみられるように、時点t2よ
りも大なる時間はa′=1またはけ=1として信号化さ
れる。その結果、入口a′およびb′からの信号の一方
または他方がレベル1である場合にはオアゲート28は
時間が時点t2よりも大である事実を検知しゲート29
にしペルーの信号を伝達する。時間間隔t2,t3にお
いては、結着装置の解除が開始されるべきレベルは2進
数値01111111である。力がレベルF2の力より
も大であれば、この力に対応する2進組合せのビットa
は数値1をもつ。その結果として、時間間隔t2,t3
においては、力がレベルF2よりも大であれば、ビット
aは数値1をもち、その結果として、ゲート29は開か
れ、結着装置を解除する信号を伝達する。論理ユニット
233は時間間隔t3,t4を考慮に入れる。
談論理ユニットは、2個の入力にビットaおよびbを受
信しアンドゲート32の入力に出力を伝達するオアゲー
ト31を具備する。このアンドゲートは他方の入力にビ
ットa′を受信する。第2図にみられるように、時点t
3から後はビットa′は常に数値1をもつ。
さらに、この時間間隔において、レベルF3は2進数値
00111111に対応する。力がレベルF3よりも大
であれば、ビットa、ビットb、またはこれらの2個の
ビットの双方、が数値1をもつ事実によって表示される
その結果として、時間間隔t3,t4において力がレベ
ルF4よりも大であれば、オアゲート31は出力として
レベル1の信号を伝達する。それによりアンドゲートが
開き結着装置の解除がなされる。論理ユニット234
は時間間隔t4,t5を考慮に入れるが、該時間間隔に
おいて力は基準境界値に対応するレベルF4を超過して
はならない。論理ユニット234は2個の入力にビット
をおよびb′を受信するアンドゲート33を具備する。
このアンドゲートの出力は他のフンドゲート34の入力
に接続され、該他のァンドゲート34の他方の入力は比
較回路15からの出力信号を受信する。第2図にみられ
るように、時点t4より後には、ビットa′およびb′
は双方とも数値1をもち、それにより、ゲート33はゲ
ート34の入力に対してレベル1の信号を伝達する。力
のレベルF4より大であれば、すなわち、比較回路15
によって検知された値よりも大であれば、該比較回路は
しベル1の信号を出力する。それにより、ゲート34は
開き結着装置を解除する指令を伝達する。前に述べたよ
うに、比較回路15は力の値が下限の境界値F4を超過
するとすぐに計数器19の段階21,22を始動させる
。同じ方法で、この力の値が減少し再び下限の境界値F
4よりも小となると「比較回路15は計数器19の段階
21および22の原状態への復帰を指示し、それにより
、力が再び境界値F4を超過したときの新らしい時間計
測動作に備える。前述した実施例においては、段階的境
界値は4個の論理ユニット23・ないし234によって
規定される4個のレベルを具備するのみである。
しかし、実際には「 この数は最大値〆すなわち256
までの相当の数にまで増加され得る。その理由は、AD
変換器14の出力において時間8ビットが並列に設けら
れるからである。境界レベルの数が大になるほど、時間
に応じてスキーヤーの脚によって堪えられ得る最大力に
ついての理論的曲線Fm松によく適合させることが可能
になる。また、論理ユニットを賢明に選択することによ
り「レベルの形態のどのようなものでも得ることができ
る。前に述べたように、電気的制御回路は、力に対応す
る信号Sを、それが4・であるか大であるかに応じて、
相異なって増幅するための非直線性増幅器を具備するこ
とが好ましい。この非直線性増幅器が無いと、AD変換
器14の出口における段階のすべてが同じ値をもつこと
になる。たとえば、最大力50Manを検知せねばなら
ぬ場合には、回路14として8ビットそのもの、すなわ
ち25成安階または間隔、を用いて検知する。この場合
には、各段階は約1.幻aNずつに25能率分された5
0比ねNを表現することになる。大きな値の力に対して
は、この1.幻aNという段階は充分に精密であること
になる。しかし、より小さい力、特に10ないし2比ね
Nの力に対しては、このような段階は大き過ぎることに
なる。この理由により、増幅器の利得は、入力に印加さ
れる信号の振幅の函数として減少傾向のものを選択し、
それにより、小なる力に対応する小振幅の信号は、大な
る力に対する大振幅の信号に比べて有利に増幅されるよ
うにする。それにより、AD変換器の出力の第1段階は
後綬のものよりも弱い値をもつ。別の表現方法をとれば
、たとえば202Nの力は各個が1.32Nの値をもつ
25戦没階から成る信号によって表現される。安全式結
着装置においては、それの調節手段を備えることが必要
であるが、談議節手段はスキーヤーの体力および経験を
考慮に入れることになる。
この調節を確実化するためには種々の方法が可能である
。それらの一つは、前述したように、増幅器8の利得を
、力の同じ値に対して信号Sの振幅を変化させるように
、変化させることである。増幅器8の利得を増加すれば
、信号Sの振幅が増加し、その結果として、力の比較的
に小なる値に対して結着装置の解除を開始させる。また
逆に、利得を減少すれば、結着装置を「固く」すること
になり、その場合には、明らかに大なる力になってはじ
めて解除する。変形として、結着装置の調節を、増幅器
の利得を変化させないで、行うことができる。
実際には、第2図を参照すればわかるように「AD変換
器14の出力信号についてまたは時間計測ユニット17
の出力信号について、段階的境界値を偏位することが可
能である。制御回路に、時間と力とのパラメータの一方
または双方、さらには双方を同時に「変化させる手段を
附加することを想定することができる。たとえば、レベ
ル値F1,F2,F3,F4が維持されれば、それらを
相異なる時間間隔に対応させることができるのであり、
すなわち、段階的境界値を減少させたい場合には時間間
隔tl,t2をレベルF2に対応させ、または反対に、
境界値を増大させることが要求される場合には時間間隔
t3? t4を対応させることができる。同様に、時間
間隔を変えることなく、それらと結びつくレベルを変化
させることができる。
プログラミングのこの変化は、種々の方法により行なう
ことができるが、該方法としては、転流子により選択的
に動作させられる複数個のケーブル回路を備える、また
はスキーヤーの経験に応じて処理回路のすべてを単純簡
単に切換えること、などがある。結着装置の電気的制御
回路を、たとえば集積回路の形に作られ、要素14,1
5,16および17を具備する。
取換え可能の部品として備えることができる。前出の記
述に関して、力を検知する回路は、時間に応じての力か
、時間に応じての変位か、加速度か、速度か、これらの
いずれかを検知することができることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるスキー用の安全式結着装置を、制
御回路のブロック回路図とともに、ただし電源は示され
ていないが、示す図、第2図は結着装置の段階的応答曲
線の一例をあらわす図、第3図は力の函数としての信号
を処理する回路、ただし電源は示されていないが、のブ
ロック回路図、第4,5,6、および7図は第2図にあ
らわされる曲線を得るための第3図の回路に使用される
論理ユニットのブロック回路図である。 1:靴、2:スキー、3,4:保持手段、5:停止藤装
置、6:解除装置、7:ピックアップ、8:増幅器、9
:整流器、11:非直線性増幅器、12:処理回路。 〃乙・Z 打G.2 〃G−く 〃G−5 りG−3 〃G.6 〃G.ア

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スキー用の安全式結着装置であつて、スキー靴をス
    キー上に保持する装置、該保持装置を所定位置に鎖錠す
    る手段、該保持装置を解放するために鎖錠手段を解除す
    る手段、および該解除手段を作動するための電気的制御
    装置を具備しており、該電気的制御装置は、スキーヤー
    の脚にはたらく力を検知しかつ該力の関数である信号を
    発生する手段、および該力の大きさと継続時間とにもと
    づいて該解除手段の作動を制御するために該信号を処理
    する手段を具備しており、 該信号処理手段は、信号と
    該力の印加の相異なる継続時間に対応する相異なる境界
    値との順次の比較を行う手段、および該信号が所定の境
    界レベルに対応する時間間隔内において該境界レベルに
    対応したときに該解除手段の作動を実行させる手段を包
    含し、かつ該信号処理手段は、力をあらわす2進式信号
    が印加されまた力の値に対応する2進式信号を伝達する
    AD変換装置、基準時間間隔の終末において経過する時
    間に対応する2進式信号を伝達する時間計数ユニツト、
    および両者の2進式信号が印加される論理ユニツトを具
    備し、該ユニツトが時間にもとづく継続的境界レベルを
    規定しまた力の値が時間の所定間隔内において時間間隔
    に対応する境界レベルよりも大であるときに結着装置を
    鎖錠解除する指令を送出するようになつている、スキー
    用の安全式結着装置。 2 力の振幅に関連する2進式信号が所定の基準振幅境
    界値よりも大となつたときに計数ユニツトを始動し、か
    つ、該2進式信号が再び該基準振幅境界値よりも小とな
    つたときに原状態に復帰させるために、AD変換器の出
    力および計数ユニツトに接続された比較回路を具備する
    、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 計数ユニツトが少くとも1個の計数段階を有する計
    数器に接続された周波数発生装置または時計を具備し、
    該計数器が論理ユニツトに接続されている、特許請求の
    範囲第2項記載の装置。 4 論理ユニツトが複数個の論理ユニツトから成り、該
    論理ユニツトの各個は相異なる境界レベルと結びつけら
    れ、かつ、AD変換器の出力において力の関数である2
    進信号を検知するためにAD変換器からの出力の所定の
    結合に接続される入力の主要群と、基準から出発する所
    定時間間隔を特性づける信号を該ユニツトから受信する
    ために計数ユニツトに接続される入力の第2群とを具備
    し、すべての論理ユニツトは結着装置の解除手段に接続
    されたオア回路に接続されている、特許請求の範囲第1
    項記載の装置。 5 利得を調整しうる増幅装置を具備する、特許請求の
    範囲第1項記載の装置。 6 相異なる境界レベルによつて形成される段階的境界
    曲線を一つの方向または他の方向へ変位させるために、
    種々の境界レベル間の相互関係と該レベルに結び付く時
    間間隔とを変更する手段を具備する、特許請求の範囲第
    1項記載の装置。
JP52071165A 1976-06-18 1977-06-17 スキ−用の安全式結着装置 Expired JPS6025139B2 (ja)

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