JPS6025135B2 - 歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結合した構造体およびその結合方法 - Google Patents

歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結合した構造体およびその結合方法

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JPS6025135B2
JPS6025135B2 JP50051230A JP5123075A JPS6025135B2 JP S6025135 B2 JPS6025135 B2 JP S6025135B2 JP 50051230 A JP50051230 A JP 50051230A JP 5123075 A JP5123075 A JP 5123075A JP S6025135 B2 JPS6025135 B2 JP S6025135B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は人造歯の構造体、即ち歯冠または挿入体の如き
完全な人造歯またはその部分に関する。
金属および/または胸歯材(以下磁器と称す)で歯を構
成するかかぶせることが普通行なわれている。金属、必
ずしも必要はないが普通には金が強力であり、さもなく
とも少なくとも腕さが少ないのであるが「磁器は審美的
な観点から益々受入れられている。人造歯または冠を作
る従釆からの一つの方法は患者の歯の型を形成し、かか
る歯の型上に箔例えば白金箔を磨き仕上げすることによ
って箔からかかる歯の形に一致するマトリックスを形成
し、その後箔マトリックス上に磁器を構築し焼成するこ
とを含んでいる。
その後箔をマトリックスから取り除きトマトリツクスを
患者の口中の元の歯上に接合する。或いはマトリックス
を金属例えば金合金、クロムノコバルトまたはニッケル
/クロム中に鋳造し、磁器をその上に美的目的のために
のみ構築する。この従来の方法は「特に一連の小さな誤
差の累積をもたらし「究極的には患者の口中、特に歯肉
部で人造歯の適合の不完全をもたらす。
これらの誤差は、元の箔マトリックスにおける不一致、
複合構造体の場合の磁器と金属の間の不一致、および焼
成時の磁器の収縮およびこれによるマトリックスの歪形
成を含む種々な理由から生ずる。更に歯肉部での不適合
は所定位置で歯または冠を固定するため使用するセメン
トと唾液の接触を許し、・ひいては口腔液によるセメン
トの侵害を生ぜしめ、究極的には歯のずれを生ぜしめる
。本発明の目的は人造歯構造体のより正確な製造および
適合を与えることにある。
本発明によれば人造歯緩造体のためのマトリックスを適
当な金属を予め形成した型の上に露着させ、その後人造
歯機造体をかく形成したマトリックス上に構成する。
鰭銃は歯科分野において新規ではない、しかしながら電
着によってマトリックスを作り、その上に磁器層を構築
することは新しい発明である。
マトリックスは任意の適当な金属から形成できる。しか
しながら金が最も有利な金属である、しかし白金または
他の金属も使用できる。或いは複合金属層を亀着させる
ことができる。例えば金と、白金「パラジウム、ロジウ
ム、銀、銅、ニッケル「コバルトまたはインジウムとの
合金の如き金合金の層を所望イオンを含有する電解質か
ら付着させることができる。さらに別々の金属層を蚤着
させ、続いて、例えば熱処理によって合金に変えること
もできる。
特に金は例えば白金、パラジウム、ロジウム、銀、銅〜
ニッケル「コバルトまたはインジウムとこのようにして
合金にすることができる。本発明の方法は種々な方法で
、歯または筒洞早入体、完全磁器歯、滋器ノ金属複合歯
または冠の製造に適用できる。
本発明の方法は蟹簾マトリックス、即ち予備形成した型
中に金属を雷着することによって成形したマトリックス
の製造を含む。
この方法は亀銭されたマトリックスは正確であり、それ
が形成される型に実質的に正確に一致する。予備形成し
た型は必ずというわけではないが通常人造石と称される
プラスター材料から作られる。
白金から形成されるマトリックスの場合、かかる人造石
の型は電解質(これは例えば塩化第一白金溶液であるこ
とができる)によって型が化学的に侵害されるのを防ぐ
ため保護しなければならない。型は例えばェポキシ樹脂
組成物例えばェピタロロヒドリンービスフェノールA縮
合生成物によって化学的侵害に対して保護される。
本発明は便宜上下記の如く金および/または磁器におけ
る構造体を参照して説明し、これを多くの適用の例とし
て説明する。
よって前述した他の材料も使用しうろことは理解すべき
である。簡単なィンレー構造体歯蟹洞の印像を通常の方
法でとり、印像の表面を例えば金属ペイントで金属被覆
してそれを電導性にする。
その後印像をシアン化第一金錯塩溶液の如き適当な電解
質の裕中に入れ、かかる印像の表面に金マトリックスを
霞着する。その後マトリックスを印像材料から除去し、
磁器をマトリックス中に溶かし込み、その後王水で溶解
することによって磁器から金を除去する。形成された磁
器ィンレーは歯の溝洞に正確に一致し、従ってかかる溝
洞中に正確に接合させることができる。
添付の第la図から第lh図はかかる手順を示している
なお特にこれらの図は函着によるマトリックスの形成が
正確であることを例示的に示すものである。本発明は竜
着によるマトリックスの形成を一つの構成要件としてい
るのである。完全な磁器冠患者の歯の印像を通常の方法
でとり、歯の型を既知の方法でかかる印像から形成する
かかる型を金属ペイントで金属被覆し、前述した如く金
マトリックスを亀着する。次いで型からマトリックスを
取り出し、このマトリックス上に磁器を構築する。もち
ろん磁器との結合性をよくするためにマトリックスの上
には適当な他の金属の層が被覆されている。この金属被
覆は薄いものであって磁器の焼成時に熱処理されてマト
リックスの金属と合金化される。この合金化された被覆
が磁器とよく結合して、マトリックスは磁器を有効に保
持するのである。かくして形成された歯冠は患者の歯に
正確に一致し、前述の如くその上に接合できる。別法と
して、金マトリックスの緑は、所定の位置に冠を固定す
るため使用するセメントから口腔液を排除し、正確に隊
合するようにするため接合後歯の基部の周りを研磨仕上
げしこれらが第2a図、第2b図、第2c図および第2
e図に示されている。かくして本発明は第二の金属層の
被覆をもう一つの構成要件としていることが判ろう。な
お、第2d図は磁器冠からマトリックスを王水で溶解さ
せて除去したものを直接従来の如く歯にかぶせてもよい
ということを示す。従ってこの第2d図も第la図から
第lh図で示したと同様に霞着によるマトリックスの形
成が正確であることを示すために掲げられている。更に
別の方法において、例えば印像からとる原型中にナイロ
ンまたは他の適当な材料のフィラメントを置くことによ
って小さい通気孔を設け、かくして電銭中マトリックス
中に小さい通気管を形し、その周りに通常の方法で磁器
を構築する。
かかる通気孔を設けると、所定の位置に冠を接合する間
、これがなければ蓄積される空気圧を開放するのを助け
る。かかる通気孔は後で閉塞することができる。或いは
冠を所定の位置に更に安全に保持させるため患の歯に小
さい固定スクリューを取に付けるために使用することも
できる。これら第2f図〜第2k図に順を追って説明し
てある。磁器/金属結合冠複合磁器/金属冠の製造は、
金属と磁器の間の熱的性能の不一致、特に歯肉部での金
属と磁器の色の均衡の劣ること、および患者の口中での
正確な接合を得るのが困難なことを含む一定の欠点1こ
悩まされている。
かかる複合冠の構造体において、前述した如く歯の型を
用意し、次いでマトリックスに緊く結合させるため用い
た磁器/金属を、通気孔を設けまたは設けずに、かかる
マトリックス上に鋳造および/または構築することがこ
の鋳造物および/または構築物の全外表面には薄い金属
層の被覆が施されており、この被覆はその構造体が加熱
されたときその下層の金属の表面円に合金化される。
かくしてこの合金層が磁器に対する結合性と口腔液に対
する耐腐食性とを良好にするのである。このときにもマ
トリックスの底部縁は余分の緑を与えるため鋳造金属お
よび/または構築磁器を越えて拡がってもよい、これは
後で研磨してとり、歯肉部で競合を与えることもできる
。かかる実施態様は第3a図〜第3c図に示してある。
上述した各方法は雌型成形法によって型を作ることを参
照している。
しかしながら雄型成形法も同様に良く使用でき金マトリ
ックスを型の内面上に付着させ、続いてそこから取り除
くことができる。雄型お雌型成形法を組み合せることに
よって、唇面歯肉部での金属上に結合した磁器の悪い着
色効果を避けることができる特殊な形の冠を作ることが
できる。
かかる方法によればそれぞれ相当する金マトリックスは
雄型および雌型法によって亀銭によって作られる。この
場合にも通気孔を前述した如く含有させることも含有さ
せないこともできる。雌型で作ったマトリックスの場合
、金属芯を例えばロストワックス法によって鋳造する、
これによって金属はマトリックスの一側でよく厚く形成
され、池側(前面に向いた側)で厚さが小さく形成され
る。この金属の全外表面も第3a図から第3c図のもの
と同様に薄い金属層の被覆が施されている。次いでマト
リックスの前面に向いた部分の歯肉緩から一部を取り除
き、雄型成形したマトリックスを雌型成形したマトリッ
クスの残余部分内に舷合する。その後磁器の歯の前面に
構築する。この方法で歯肉前部の冠は金マトリックス上
に全体的に磁器が形成される、これは磁器の半透明性に
よる磁器が金属基質上に構築されているとき見られる変
色効果を避けることができる。前述した如く、マトリッ
クスの余分な縁を拡げ、これを研磨仕上げして歯基部の
周りに密に鉄合させることができる。かかる方法は第4
a図〜第4m図に示してある。好ましくはマトリックス
の分離を助けるため(第4f図)、処理に続いて竜着し
た白金のフラッシュ被覆をマトリックスの一つまたは両
方に付与してもよい。これはマトリックスの分離を防ぐ
ようマトリックスの溶融を阻止する。本発明の更に別の
実施態様では、硬質鋳造金属歯上に比較的欧い金属の縁
の形成ができる。
これらを第5a図から第5f図に示す。なお第6c図か
ら第5f図は第5a図および第5b図の斜め面取り部城
の拡大詳細図を示すものである。例えば金合金、コバル
トノクロムまたはニッケルノクロム合金(歯として要求
される硬度に適したもの)の如き歯または歯表面鋳造の
ため一定の合金を使用すると、密に緑を研磨仕上げする
ことを不可能にする。そこで、鋳造歯を歯肉部で斜に面
取りし(第5a図、第5c図)、亀着工程中その上に金
属が付着するのを防ぐため非電導性材料で鋳造物を被覆
し(第5d図)、鋳造物の綾部分を被覆せずに残してお
き、次いで構造体を前述した如く金属で電気メッキし、
純金を付着せしめて緑を形成し(第5e図)、これを前
述した如く患者の口に密に欧合するよう研磨仕上げする
(第6f図)。
この方法は新しい冠の製造に使用できるばかりでなく、
必要あるときは既存の冠の補修に使用することもできる
。なお雄型の内面に付着物を構成させるため雄型の電気
メッキをする方法について第6a図および第6b図を参
照して説明する。
通常の方法で、型の内部を適当な電解質で充満し、陽極
をその中に浸潰し、電解を進行させる。しかしながらこ
れらは金属の不均一付着を生ぜしめる傾向がある。この
欠点を除去するために中空陽極を使用し、かかる陽極を
通して金属中を電解質が循環できるようにする。電解質
は陽極を通って型入に射出するか或いは好ましくは型中
に導入して陽極から取り出す。この方法は内部型面に付
着した金属の潰蝕を避ける。本発明の拡張においては、
金属をベースとした人造歯ィンレ−または冠、即ち前述
した如く金属マトリック上に置いた磁器からまたは金属
から全体を形成したィンレ−または冠を患者の口中に固
定する方法の改良も含む。
所定の位置に通常接合した冠またはィンレ−でこのため
に使用される通常のセメントは冠またはインレ−とそれ
を取り付ける歯の間に充分有効な結合を常に与えるとは
限らない。
この目的に通常使用されるセメント例えばリン酸亜鉛セ
メント、酸化亜鉛オィゲノールセメントまたは近年開発
されたポリアクリル酸を基にしたセメントでさえも、2
〜3ニュートン/桝のセメントと金属(例えば金)ベー
スの間の機械的結合を提供する、しかしこれは口が受け
ることのある力に耐えるには真に適切なものではない。
金属のまたは金属ベースを組入れた人造ィンレーまたは
冠は、金属または金属ベースの面上に異なる金属の被覆
を付着させるため処理すると、かかる被覆は他の材料と
の有効な結合を形成させるためその表面の能力を実質的
に改良できることを見出した。
異なる金属は霞着させるか真空蒸着させるのが便利であ
り、被覆としては厚さが1山を越えないのが好ましい。
かかる方法は二つの大きに用途を有する。第一にそれは
回復歯科学に使用するため比較的近年開発されたキレー
ト化セメントと冠またはィンレーの金属ベースとの間の
改良された結合を可能にする。ここにキレート化セメン
トとは天然歯のエナメル質中のカルシウムイオンと化学
結合を形成する能力を有するセメントを意味する。
現在はポリアクリル酸を基材としているこれらのセメン
トが開発されるまで、冠またはィンレーを天然の歯に結
合させることは非常に困難であった、これはセメントが
天然の歯のエナメル質と強力な特に化学的な結合を形成
する能力がなかったためである。従って新しいキレート
化セメントは、天然の歯のエナメル質と有効に、そして
明らかに化学的に結合する能力を有するため冠またはィ
ンレーの固定を著しく改良した。市場で入手しうるかか
るキレート化セメントの例には、それぞれ西ドイツ国の
ェー・ェス・ベー・ェー・コムパニーおよび米国のェス
・ェス・ホワイト−アンド・コムパニーより市販されて
いる「デュレロン」(Dmelon)および「PCA」
として知られているものがある。
しかしながらかかるキレート化セメントは歯のエナメル
費と非常に強力な結合を形成させるのであるが、冠およ
びィンレー自体の受動材料と相当する強力な結合を形成
しない。本発明方法は人造歯冠およびインレ−の金属ま
たは金属ベースとかかるキレート化セメントとの間に極
度に強力な結合を可能にする。これによってかかるセメ
ントの潜在能力の完全現出を助長する。好適な金属には
鉄、錫、亜鉛、銅、ニッケル、クロム、コバルト、バナ
ジウム、白金およびパラジウムを含む。
好ましい金属はその用途によって決る。金属被覆は既知
の電解または真空葵着によって付着させ、人造歯、冠ま
たはィンレ−の金属ベース上に美しい表面被覆を与える
のが好ましい。
キレート化セメント(前述した如き)を金属面に付与す
る前に、稀薄鉱酸例えば塩酸または硝酸で処理し、表面
上に適当なイオン状態を作り、表面とセメントの間の相
互作用を促進させることが望ましい。次いで予備処理し
た面にセメントのポリアクリル醸成分を付与し、それに
混合セメントを付与する。上述した方法は大きく増大し
た強度の結合、例えば1.8ニュートン/娩またはそれ
以上の引張り試験における結合強度を達成できる。
第二に、本発明方法は、冠またはィンレーの金属ベース
とその上に構築されるセラミック材料との間に改良され
た結合を可能にする。
この改良は明らかに前述したキレート化セメントとの関
係において説明した機構と同じ機構によるものではなく
、ベース上にセラミックを構築させるための燐成工程中
改良された溶融を与えるためである。しかし正確な機構
は完全には判っていない。この例において、金属面の予
備処理は必ずしも必要はない。この方法に対して同じ金
属が同様に使用しうる、更にインジウムも使用できる。
しかしながら、美的理由から、銅の如き一定の金属は充
分満足できるものではない。何故ならば表面の結合品質
は損われないのであるが歯の変色を生ぜしめる傾向を有
するからである。本発明の方法は回復歯科学に通常使用
される種類の金ベースを処理するのに特に適用しうるの
であるが、他の合金例えば時には使用されるニク。
ムにも適用しうる。本発明の方法は、従来高価な稀有元
素を含有する特殊合金の使用を必要とし、満足できるも
のではなかったセラミックに結合すべき特定化されない
金合金の使用を可能にする。本発明方法を人造歯インレ
ーまたは冠の接合を特に参照して説明したが、本発明方
法は有効な結合が歯エナメルのみならず骨とで達成でき
るので骨移植の固定にも適用できる。本発明方法を下記
実施例によって説明する。
実施例 1IN固の真鈴を金メッキして冠ベース面の写
しを作った。金面を次いで3娘砂間電鱗浴中でニッケル
メッキして厚さ約0.4肌のニッケル付着を作った。酸
処理面に硝酸の10%溶液を薄く軽くハケ塗りした。
デユラoン(Duね】on)力ルポキシイートセメント
を前処理した面に塗布し、次いで一対を穣層して10k
9/伽の圧力で5分間放遣した。対の試料を斑℃、10
0%湿度で2錨時間箱の中に入れた。次いで試料を引張
り試験した、結合強度標準変差3で18ニュートン/め
であることが判った。実施例 2歯冠を次のとおり作っ
た。
まず、公知の技術により歯の型を印像から作る。次いで
この型をデグツサ・コンダクティブ・シルバ200(商
標名)の金属ペイントで塗布して電導性にする。‘11
この電導性にされた型は以下の組成の電解質を用いて
金の層を電気メッキされる。
シアン化金力リウム 14.1タ シアン化カリウム 18.3夕 炭酸カリウム 14.1タ 棚 酸 11.49 蒸留水で 1ととする。
露着は6000において平方デシメートルにつき3.2
アンペアの電流密度で約2時間、電解質を損拝させなが
ら行なう。
こうして生成された金マトリックスは型からはずされて
、80ooにおいて1分間、3アンペア/dめで陰極活
性化処理を受ける。
■ 前記金マトリックス上に1ミクロン厚よりも薄い錫
被覆が以下の組成の電解質から軍着される。
錫酸カリウム 100タ 水酸化カリウム 159 蒸留水で 1そとする。
鰭着は6ぴ0の温度において3‐私ノd〆の電流密度で
15〜3の砂間行なわれる。
次いでこの錫被覆された金マトリックスは洗浄され乾燥
される。‘3)前記錫被覆金マトリックス上に磁器層が
、長石を主体とした低温熟成磁器(ViねVMK−斑)
を用いて真空焼成炉において、構築される。
このマトリックスは7分間脱気される(非真空)。
このマトリックスに光不透過性の磁器ペーストの被覆が
二つ付与され、真空下で90yCにおいて7分間焼成さ
れ、次いで〜真空下で845qoにおいて7分間二度焼
成される。次いで、紬被覆が付与されて7分間焼成され
る(非真空)。これで金一磁器歯冠が患者に取り付けら
れるべく仕上がる。
実施例 3 患者の口内において歯冠が所定位置に取り付けられると
きの空気圧を解放させるために通気孔が設けられた歯冠
を実施例2と同機に作成した。
型の背後に1.0一1.5柵の深さの穴が設けられる。
そしてこの穴に直径0.5側の短いナイロンフィラメン
トをリン酸亜鉛セメントを用いて取る付ける。次いで実
施例2の如く、この型を電導性にして金の層、錫および
磁器が付与される。ナイロンフィラメントは焼かれた後
に小さな通気管を磁器中に残す。
この管は歯冠が患者に取り付けられ前に除去されるか寸
法を切られる。以下に本発明の実施態様を示す。○}
予備形成した型上に適当な金属を電着し、その後かく形
成されたマトリックス上に人造歯構造体を構築すること
からなる人造歯構造体の製造法。
【2} 金、白金、パラジウムまたはロジウムまたはこ
れらの金属と白金、パラジウム、銀、銅、ニッケル「
コバルトまたはインジウムとの合金の鰭着によってマト
リックスを形成し「人造歯構造体を磁器材料から形成す
ることからなる実施態様(1ー記載の方法。
【3;歯簿洞の印像をとり、印像の表面を合属被覆して
それぞれ電導性にし、印像を付着せしめる金属のイオン
を含有する電解質中に浸潰し、印像の表面に金属層を竜
着させてマトリックスを形成せしめ、印刷材料からマト
リックスを除去し、マトリックス中に磁器ィンレーを構
築し、磁器から金属マトリックスを除去することからな
る人造歯ィンレー製造のための実施態様‘1はたは■記
載の方法。
{41患者の歯の印像をとり、かかる印像から歯の型を
形成し、型を金属被覆し、型を付着すべき金属のイオン
を含有する電解質円に浸潰し、型上に金属層を鰭着して
マトリックスを形成させ、マトリックス上に磁器を構築
し、続いて磁器から金属マトリックスを除去することか
らなる歯冠を作るための実施態様‘1はたは{2’記載
の方法。
‘51 マトリックスを磁器から除去せずに患者の口中
に冠を固定するとき患者の歯根の周りに従ってマトリッ
クスの緑を研磨仕上げをして正確な鉄合を形成すること
からなる実施態様4}記載の方法。
【61冠またはィンレーを患者の口中で所定の位置に取
り付けるとき空気圧の排除を助けるためマトリックス中
に通気孔を形成することからなる実施態様(1’〜‘5
}記載の方法。
‘7} 金属と歯利用セメントおよびまたはセラミック
ス付着物との結合能力を改良するため好ましくは電解ま
たは真空法によって別の金属の被覆を付着させるために
金属マトリックスを処理することからなる実施態様【1
)〜‘6ー記載の方法。
【8} マトリックスを金または金合金から形成し、異
なる金属を鉄、錫、亜鉛、銅、ニッケル、クロム、コバ
ルト、バナジウム、白金およびパラジウムの一つからな
る実施態様‘7}記載の方法。‘9} マトリックス面
を酸処理することからなる実施態様■記載の方法。00
歯型をプラスター材料から作り、これを次いで金属電
着する前に例えばェポキシ樹脂によって保護す公ことか
らなる実施態様1’〜【9}何れかに記載の方法。
図面の簡単な説明第la図〜第lh図、第2a図〜第2
k図、第3a図〜第3c図、第4a図〜第4m図、第5
a図〜第5f図、および第6a図〜第6b図はそれぞれ
本発明方法の実施態様の説明図である。
FIG.IAFIG.’B FIG.IC FIG,ID FIG.IE FIG.IF FI.IG FIG.IH FIG.2A FIG.2B FIG,2C FIG.20 FIG.2E FIG.2F F’G2G FIG.2日 FIG.21 F!G.2J F’G2K FIG.3A FIG38 FIG.3C FIG.4A FIG.48 FIG.4C FIG40 FIG4E FIG.4F FIG.4G FIG.4日 FIG41 FIG.4J FIG.4K FIG.4L FIG4M FIG,5A FIG58 FIG.5C FIG.50 FIG5E FIG,5F FIG.6A FIG.68

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結
    合した構造体であつて、(1) 金、白金、パラジウム
    またはロジウム;またはこれらの金属と白金、パラジウ
    ム、ロジウム、銀、銅、ニツケル、コバルト、またはイ
    ンジウムとの合金から選択された第1の金属を歯に施与
    すべき形状に電着することにより形成したマトリツクス
    、(2) 前記の第1の金属とは異なりしかも鉄、錫、
    亜鉛、銅、ニツケル、パナジウム、白金およびパラジウ
    ムから選択された第二の金属の1μを越えない薄い被覆
    、および(3) 前記の第二の金属に直接に結合された
    陶歯材の層、を具備したことを特徴とする歯に施与する
    ための金属マトリツクスに陶歯材を結合した構造体。 2 歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結
    合した構造体であつて、(1) 金、白金、パラジウム
    またはロジウム;またはこれらの金属と白金、パラジウ
    ム、ロジウム、銀、銅、ニツケル、コバルト、またはイ
    ンジウムとの合金から選択された第1の金属を歯に施与
    すべき形状に電着することにより形成したマトリツクス
    、(2) 前記構造体が患者の口中で所定の位置に取り
    付けられるとき空気圧を逃がすために前記マトリツクス
    に設けた通気孔、(3) 前記の第1の金属とは異なり
    しかも鉄、錫、亜鉛、銅、ニツケル、パナジウム、白金
    およびパラジウムから選択された第二の金属の1μを越
    えない薄い被覆、および(4) 前記の第二の金属に直
    接に結合された陶歯材の層、を具備したことを特徴とす
    る歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結合
    した構造体。 3 歯に施与するための金属マトリツクスに陶歯材を結
    合する方法であつて(1) 金、白金、パラジウムまた
    はロジウム;またはこれらの金属と白金、パラジウム、
    ロジウム、銀、銅、ニツケル、コバルトまたはインジウ
    ムとの合金から選択された第一の金属の層を電着させる
    ことにより歯に施与されるべき形状のマトリツクスを形
    成し、(2) 前記の第一の金属とは異なり、しかも鉄
    、錫、亜鉛、銅、ニツケル、パナジウム、白金およびパ
    ラジウムから選択された第二の金属の1μを越えない薄
    い被覆を前記マトリツクス上に付着させ、(3) 前記
    の第二の金属の上に直接に陶歯材の層を付与する段階か
    らなることを特徴とする歯に施与するための金属マトリ
    ツクスに陶歯材を結合する方法。
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