JPS60251103A - 酸素ポンプ - Google Patents
酸素ポンプInfo
- Publication number
- JPS60251103A JPS60251103A JP59106402A JP10640284A JPS60251103A JP S60251103 A JPS60251103 A JP S60251103A JP 59106402 A JP59106402 A JP 59106402A JP 10640284 A JP10640284 A JP 10640284A JP S60251103 A JPS60251103 A JP S60251103A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid electrolyte
- electrodes
- oxygen
- oxygen pump
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F17/00—Compounds of rare earth metals
- C01F17/20—Compounds containing only rare earth metals as the metal element
- C01F17/253—Halides
- C01F17/265—Fluorides
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酸素ポンプ、特に高い導電性を有することによ
り酸素に対する選択透過性の良好な新規な物質を用いた
酸素ポンプに係るものである。
り酸素に対する選択透過性の良好な新規な物質を用いた
酸素ポンプに係るものである。
酸素に対する選択透過性を有する隔壁(INりを用い、
空気中の酸素を濃縮したり、或は逆に酸素含有カス中か
ら脱懺素を行なうことは例えば医療の分野や食品、化学
、電子工業等め各分野において種々提案され、或は一部
は実用に供されている。
空気中の酸素を濃縮したり、或は逆に酸素含有カス中か
ら脱懺素を行なうことは例えば医療の分野や食品、化学
、電子工業等め各分野において種々提案され、或は一部
は実用に供されている。
そしてこの様な隔膜としては、例えばポリオルガノシロ
キサン等の有機高分子から成るrs#lが取り扱い上、
又性能上杆ましい材料とされているが、この様な有機高
分子材料は一般の隔膜をはさんで差圧を設けねばならな
い等の欠点がある。
キサン等の有機高分子から成るrs#lが取り扱い上、
又性能上杆ましい材料とされているが、この様な有機高
分子材料は一般の隔膜をはさんで差圧を設けねばならな
い等の欠点がある。
これに、対し、 Y2O3やCaO等によって安定化さ
れた所謂安定化ジルコニアを隔膜として用い、隔膜の両
面に電圧を印加する方法が提案されている。この材料は
成る程度の酸素選択透過性を有し、耐熱性が十分である
利点がある反面、この材料を実用に供する為には一般に
600℃以上、好ましくは800℃以上の高温雰囲気下
におくことが要求される。更にこの種の材料は電極を用
いて実用に供される為、800℃以上もの高温を用いる
ことになるとその材質に著しい制限が課せられ、又操作
的にも煩雑である等不利な点が多い。
れた所謂安定化ジルコニアを隔膜として用い、隔膜の両
面に電圧を印加する方法が提案されている。この材料は
成る程度の酸素選択透過性を有し、耐熱性が十分である
利点がある反面、この材料を実用に供する為には一般に
600℃以上、好ましくは800℃以上の高温雰囲気下
におくことが要求される。更にこの種の材料は電極を用
いて実用に供される為、800℃以上もの高温を用いる
ことになるとその材質に著しい制限が課せられ、又操作
的にも煩雑である等不利な点が多い。
本発明者は、この様な耐熱性を有する材料であって上記
不利な点を改善し得る材料を見出すことを目的として種
々研究、検討した結果、特定組成を有する弗化酸化物が
前記目的を達成し得ることを見出した。
不利な点を改善し得る材料を見出すことを目的として種
々研究、検討した結果、特定組成を有する弗化酸化物が
前記目的を達成し得ることを見出した。
かくして本発明は、一般式5saNdbFoOd(但し
a= 2.18〜9.82. b= 2.18〜9.8
2. c= 12〜29.45. d= 3.25−1
2で、且a+b = 12. c+2d=36)で示さ
れる酸素イオン導電性固体電解質を用いた酸素ポンプを
提供するにある。
a= 2.18〜9.82. b= 2.18〜9.8
2. c= 12〜29.45. d= 3.25−1
2で、且a+b = 12. c+2d=36)で示さ
れる酸素イオン導電性固体電解質を用いた酸素ポンプを
提供するにある。
本発明に用いられる前記固体電解質は、これをカチオン
、アニオンの夫々のイオン比率で表わすと、Ss/ N
d−0,222〜4.5 、Flo =1〜9である。
、アニオンの夫々のイオン比率で表わすと、Ss/ N
d−0,222〜4.5 、Flo =1〜9である。
そしてこれら固体電解質の組成範囲中、a=4〜8.b
=4〜8.c=18〜24.d=8〜9で、且a十b−
12,且っc+ 2d= 36を採用する場合には、特
に高い導電性を示すので特に好ましい。又これをカチオ
ン、アニオンの夫々イオン比率で表わすと、Ss/ N
d= 0.5〜2゜F10=2〜4に相当する。これら
固体電解質は、従来提案されていたそれらよりも低温に
おいて十分高い導電性を有する利点がある。
=4〜8.c=18〜24.d=8〜9で、且a十b−
12,且っc+ 2d= 36を採用する場合には、特
に高い導電性を示すので特に好ましい。又これをカチオ
ン、アニオンの夫々イオン比率で表わすと、Ss/ N
d= 0.5〜2゜F10=2〜4に相当する。これら
固体電解質は、従来提案されていたそれらよりも低温に
おいて十分高い導電性を有する利点がある。
本発明に用いられる酸素イオン導電性固体電解質の製法
は、酸化ネオジムと共に弗化サマリウム若しくは酸化サ
マリウムと弗化ネオジムを粉砕混合し、不活性ガス言回
%”F1200〜1400℃に2〜8時間程度保持せし
めることにより得ることが出来る。例えばSm6 Nd
6 F、80gを得る場合には、1モルのNd2O3と
2モルのS腸F3、若しくは1モルの511203と2
モルのNdF3を粉砕混合し・、アルゴンガス雰囲気F
に1350℃において3〜4時間時間位成せしめること
により容易に得ることが出来る。
は、酸化ネオジムと共に弗化サマリウム若しくは酸化サ
マリウムと弗化ネオジムを粉砕混合し、不活性ガス言回
%”F1200〜1400℃に2〜8時間程度保持せし
めることにより得ることが出来る。例えばSm6 Nd
6 F、80gを得る場合には、1モルのNd2O3と
2モルのS腸F3、若しくは1モルの511203と2
モルのNdF3を粉砕混合し・、アルゴンガス雰囲気F
に1350℃において3〜4時間時間位成せしめること
により容易に得ることが出来る。
又これら、固体電解質の形状付与は、例えば薄膜状物を
得る際にはプラズマ溶射法、真空蒸着法、スパッタリン
グ法等を、比較的厚い形状の場合にはホットプレス法、
ラバープレス法。
得る際にはプラズマ溶射法、真空蒸着法、スパッタリン
グ法等を、比較的厚い形状の場合にはホットプレス法、
ラバープレス法。
熱間静水圧焼結法等を適宜採用することが出来る。
本発明に用いられる固体電解質の厚さは一般に1=〜5
IIII程度が適当である。厚さが前記範囲に満たない
場合には、不均一でガス漏れが起り易いものとなり、逆
に前記範囲を超える場合には抵抗損失が著しく大きくな
る虞れがあるので何れも好ましくない。
IIII程度が適当である。厚さが前記範囲に満たない
場合には、不均一でガス漏れが起り易いものとなり、逆
に前記範囲を超える場合には抵抗損失が著しく大きくな
る虞れがあるので何れも好ましくない。
又、本発明に用いられる陽極の材質としては、例えば白
金、#i、コバルト或はLaCoO3などのペロブスカ
イト系材料等が又陰極の材質としては例えば白金、銀、
ニッケルなど金属系材料或はペロブスカイト系酸化物−
材料等を適宜採用することが出来る。
金、#i、コバルト或はLaCoO3などのペロブスカ
イト系材料等が又陰極の材質としては例えば白金、銀、
ニッケルなど金属系材料或はペロブスカイト系酸化物−
材料等を適宜採用することが出来る。
又これら陰、陽極は何れもガスが透過することが必費で
あり、この為これら電極の有する物性としては、多孔質
で半融しにくく固体電解質との密着性がよいものを採用
するのが適当である。
あり、この為これら電極の有する物性としては、多孔質
で半融しにくく固体電解質との密着性がよいものを採用
するのが適当である。
又、これら電極の厚さは一般に数千人〜 100終程度
を採用するのが適当である。
を採用するのが適当である。
これらの電極は固体電解質に対しスクリーン印刷法、ス
パッタリング法゛等の手段により設けることが出来る。
パッタリング法゛等の手段により設けることが出来る。
次に本発明を実施例により説明する。
実施例1
SI1203 ’モルと NdF32モルの粉末をボー
ルミルを用いて粉砕混合した後、ラバープレスを用いて
直径20■、厚さ2m謬のペレットに成型した。これを
アルゴン雰囲気中1350℃で3.5時間焼成した。こ
のベレットをX線回折にかけた結果は第1図に示す通り
であり、組成はS麿6Nd6 F+a O9の焼結体で
あった。これにpt粒粉末焼き付けた後さらにpt線を
取りつけ、焼結アルミナ製チューブにアルミナセメント
を用いて装着して酸素ポンプを作製した。これを炉心管
が石英製の電気炉に挿入し600℃に加熱保持し、内側
に酸素2%−アルゴン98%の混合ガスを10hM /
分の流量で供給し、外側に酸素20ppn+を含むアル
ゴンガスを100m27分の流量で供給した。lvj間
後、内部極を7ノードとし、外部極をカソードとして、
端子間にIVの電圧を印加した結果、7ノート側に酸素
が0.20cc/分の割合で発生した。
ルミルを用いて粉砕混合した後、ラバープレスを用いて
直径20■、厚さ2m謬のペレットに成型した。これを
アルゴン雰囲気中1350℃で3.5時間焼成した。こ
のベレットをX線回折にかけた結果は第1図に示す通り
であり、組成はS麿6Nd6 F+a O9の焼結体で
あった。これにpt粒粉末焼き付けた後さらにpt線を
取りつけ、焼結アルミナ製チューブにアルミナセメント
を用いて装着して酸素ポンプを作製した。これを炉心管
が石英製の電気炉に挿入し600℃に加熱保持し、内側
に酸素2%−アルゴン98%の混合ガスを10hM /
分の流量で供給し、外側に酸素20ppn+を含むアル
ゴンガスを100m27分の流量で供給した。lvj間
後、内部極を7ノードとし、外部極をカソードとして、
端子間にIVの電圧を印加した結果、7ノート側に酸素
が0.20cc/分の割合で発生した。
実施例2
原料をNd2031モルとSmF32モルを用いた他は
全て実施例1と同じ方法で、粉砕混合、成型、焼結し−
た。この焼結体をX線回折にかけた結果は第1図に示す
通りであり1組成はNd。
全て実施例1と同じ方法で、粉砕混合、成型、焼結し−
た。この焼結体をX線回折にかけた結果は第1図に示す
通りであり1組成はNd。
5ra(、F、@ Ogであった。これを用いて酸素ポ
ンプを作製した後、実施例1と同様な条件下でアノード
側に酸素2%を含むアルゴンガスをカソード側に酸素2
0ppmを含むアルゴンガスを供給し、端子間に2vの
電圧を印加した結果、7)−ド側に0.28cc/分の
割合で酸素が発生した。
ンプを作製した後、実施例1と同様な条件下でアノード
側に酸素2%を含むアルゴンガスをカソード側に酸素2
0ppmを含むアルゴンガスを供給し、端子間に2vの
電圧を印加した結果、7)−ド側に0.28cc/分の
割合で酸素が発生した。
実施例3
酸化ネオジウム0.25モルと弗化サマリウム0.75
モルの粉末を実施例1と同じ方法で粉砕混合、成型、焼
結した。この焼結体をX線回折にかけた結果は882図
に示す通りであり、組成はNd4.8 Sa 7.2
F21,607.2 テあツタ。こhをmいてs素ポン
プを作製した後、実施例2と同じ条件下で酸素の発生量
を測定した結果、0.27cc/分であった。
モルの粉末を実施例1と同じ方法で粉砕混合、成型、焼
結した。この焼結体をX線回折にかけた結果は882図
に示す通りであり、組成はNd4.8 Sa 7.2
F21,607.2 テあツタ。こhをmいてs素ポン
プを作製した後、実施例2と同じ条件下で酸素の発生量
を測定した結果、0.27cc/分であった。
第1Ne図は実施例中に示された本発明に用いられた組
成物のX線回折図である。 代理人内 1) 明 代理人萩原亮−
成物のX線回折図である。 代理人内 1) 明 代理人萩原亮−
Claims (1)
- 1、一般式SmaNdbFcOd(但しa= 2.18
〜8.82゜b =2.18〜L82. c=12〜2
9.45. d=3.25〜12で、且a+ b =
12. c+ 2d= 38)で示される酸素イオン導
電性固体電解質を用いた酸素ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59106402A JPS60251103A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 酸素ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59106402A JPS60251103A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 酸素ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60251103A true JPS60251103A (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14432689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59106402A Pending JPS60251103A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 酸素ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60251103A (ja) |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP59106402A patent/JPS60251103A/ja active Pending
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