JPS6025106Y2 - 圧電ブザ−駆動回路 - Google Patents

圧電ブザ−駆動回路

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JPS6025106Y2
JPS6025106Y2 JP14579379U JP14579379U JPS6025106Y2 JP S6025106 Y2 JPS6025106 Y2 JP S6025106Y2 JP 14579379 U JP14579379 U JP 14579379U JP 14579379 U JP14579379 U JP 14579379U JP S6025106 Y2 JPS6025106 Y2 JP S6025106Y2
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JP
Japan
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piezoelectric buzzer
wave signal
drive circuit
rectangular wave
transistor
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JP14579379U
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JPS5664091U (ja
Inventor
賢治 神谷
Original Assignee
リコーエレメックス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧電ブザー駆動回路に関するものである。
近年、各種のアラーム装置において、圧電ブザーが用い
られている。
特に、時計用のアラーム装置のブザーとしてはこの圧電
ブザーが圧刻的に多数使用されており、例えばこの場合
の圧電ブザーの駆動回路としては、第1図に示されるよ
うに、発振回路1からの所定周波数を矩形波信号S工(
第2図a参照)を抵抗器2を介してトランジスタ3のベ
ースに印加し、増幅して、トランジスタ3のコレクタ回
路に設けられたコイル4の両端に駆動電圧Vdを生ぜし
め、この駆動電圧Vdにより圧電ブザー5を駆動する回
路が使用されていた。
しかし、この従来の駆動回路では、矩形波信号S□によ
りトランジスタ3がオフされたときコイル4に逆起電圧
が生じ、この逆起電圧はコイル4のインダクタンスL。
と圧電ブザー5の静電容量C8とで定まる振動数で振動
する。
このため、圧電ブザー5に印加される駆動電圧Vdの波
形は第2図すに示される如く極めて歪んだ波形となり、
圧電ブザー5の鳴動音も歪の多い不快な音色となる。
従って、前述の振動数を駆動振動数に一致させる工夫が
種々試みられているが、これによっても駆動電圧Vdの
波形はスライスされた形状を呈し、これによる歪を除去
することができず、快適な音色を得ることができなかっ
た。
このため、特に時計用アラームとして圧電ブザーを使用
する場合に、音色が不快なため商品価値が損なわれる等
の欠点を有していた。
本考案の目的は、従って、歪のないきれいな音色で圧電
ブザーを鳴動させることができる圧電ブザー駆動回路を
提供することにある。
以下、図示の実施例により本考案を詳細に説明する。
第3図には、本考案を時計用のアラーム駆動回路に適用
した場合の一実施例が示されている。
この駆動回路11は、圧電ブザー12を駆動するための
ものであり、時計用ICl3の端子13aから設定時刻
になると出力される例えば4096 (Hz)の矩形波
信号D1と、端子13bから出力され設定時刻になると
rlJレベルになる制御信号D2とが入力される。
駆動回路11は、矩形波信号D1により相互に逆位相で
オン、オフされる一対のトランジスタ14.15から戒
るスイッチング回路16を有し、各トランジスタ14,
15のコレクタとアースとの間にはコイル17.18が
介挿接続されている。
両トランジスタのエミッタは共通に接続されて電池19
の負極に接続されている。
矩形波信号D1に従って、トランジスタ14.15を相
互に逆位相でオン、オフするため、矩形波信号D□は抵
抗器20を介してトランジスタ14のベースに印加され
ると同時に、ナンド回路21によって反転された反転矩
形波信号D工が抵抗器22を介してトランジスタ15の
ベースに印加されている。
尚、ナンド回路21には、制御信号D2がゲート制御信
号として印加されており、制御信号D2がrIJとなっ
た時にのみ、トランジスタ15のベースに反転矩形波信
号D1が印加されるようになっている。
トランジスタ14のコレクタとトランジスタ15のコレ
クタとの間には圧電ブザ12が接続されており、両トラ
ンジスタの出力により圧電ブザー12が駆動される。
そして、コイル17のインダクタンスhと圧電ブザー1
2の静電容量β。
とにより構成される共振系の振動周波数及びコイル18
のインダクタンスL2と静電容量g。
とにより構成される共振系の振動周波数は夫々矩形波信
号D□の周波数と略一致するように各値組・、L2.c
oが定められている。
次に、第3図、第4図を参照しながら駆動回路11の動
作について説明する。
制御信号D2が71Jレベルの状態で且つ第4図aに示
される如き波形の矩形波信号D1が供給されると、各ト
ランジスタ14.15のコレクタの出力電圧VCよ。
VC2は第4図す、 cに示されるように変化する。
即ち、トランジスタ14.15は一方がオンの時には他
方がオフとなるように相互に逆位相でスイッチングされ
るので、コイル17.18には矩形波信号D1の半周期
毎に正の電圧が誘起される。
しかも、すでにのべたように、圧電ブザー12を含む2
つの共振系は矩形波信号D1の周波数に略一致するよう
になっているため、正弦波信号の半波波形を有する出力
電圧Vcm、vC2を得ることができる。
そして、これらの出力電圧vC1,VC2は、夫々、圧
電ブザー12の異なる一端に印加されているので、結局
圧電ブザー12に駆動信号として印加される信号の波形
は出力電圧VC1,VC2を合皮した第4図dに示す如
き波形となる。
従って、圧電ブザー12はほぼ完全な正弦波によって駆
動されるので鳴音は正弦波による歪の極めて少ない快適
な音となる。
その上、各トランジスタ14.15の出力の約2倍の振
幅の信号を圧電ブザーに印加することができるので充分
な音量で鳴動させることができる。
本考案によれば、上述の如く、圧電ブザーを大振巾の正
弦波によって駆動することができるので、圧電ブザーを
歪の少ない快適な音で且つ充分な音量をもって駆動する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の駆動回路の一例を示す回路図、第2図a
1第2図すは第1図に示される駆動回路の各部の波形図
、第3図は本考案の一実施例の回路図、第4図a乃至第
4図dは第3図に示される回路の各部の波形図である。 11・・・・・・駆動回路、12・・・・・・圧電ブザ
ー、14.15・・・・・・トランジスタ、16・・・
・・・スイッチング回路、17,18・・・・・・コイ
ル、D□・・・・・・矩形波信号、VCl、VC2・・
・・・・出力電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力矩形波信号に基づいて圧電ブザーを駆動するための
    圧電ブザー駆動回路において、前記入力矩形波信号によ
    り相互に逆位相でスイッチングされる一対のトランジス
    タから成るスイッチング回路と、前記トランジスタの各
    出力回路に夫々設けられた第1及び第2のコイルとを備
    え、前記トランジスタの各出力間に生ずる出力により前
    記圧電ブザーを駆動すると共番;、前記圧電ブザーの静
    電容量と前記第1のコイルのインダクタンスとから戊る
    共振系及び前記静電容量と前記第2のコイルのインダク
    タンスとから成る共振系の共振振動数を前記入力矩形波
    信号の振動数に略等しく設定したことを特徴とする圧電
    ブザー駆動−路。
JP14579379U 1979-10-19 1979-10-19 圧電ブザ−駆動回路 Expired JPS6025106Y2 (ja)

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JPS5664091U JPS5664091U (ja) 1981-05-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6068598U (ja) * 1983-10-17 1985-05-15 リズム時計工業株式会社 圧電ブザ−駆動回路
JPS6076400U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 リズム時計工業株式会社 圧電ブザ−駆動回路

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