JPS587472Y2 - 録音バイアス回路 - Google Patents

録音バイアス回路

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Publication number
JPS587472Y2
JPS587472Y2 JP1446177U JP1446177U JPS587472Y2 JP S587472 Y2 JPS587472 Y2 JP S587472Y2 JP 1446177 U JP1446177 U JP 1446177U JP 1446177 U JP1446177 U JP 1446177U JP S587472 Y2 JPS587472 Y2 JP S587472Y2
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JP
Japan
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bias
magnetic head
recording
circuit
oscillation circuit
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Expired
Application number
JP1446177U
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JPS53109417U (ja
Inventor
鈴木弥一郎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気録音再生装置に使用する録音バイアス回路
に係り、共振回路を利用してバイアス発振回路の出力電
圧が低い場合でも磁気ヘッドに充分なバイアス電流が供
給できるようにするとともに、上記共振回路の共振状態
を変化させることにより、録音バイアスを適正値に設定
することを目的とするものである。
一般に磁気録音再生装置に釦いて録音用の磁気ヘッドに
交流バイアス電流を供給する場合、第1図に示すように
バイアス発振回路1の出力を結合コンデンサ2及び可変
抵抗器3を介して録音用の磁気ヘッド4に供給するよう
に構成している。
なお、5は録音増幅器である。
ところで、この場合、磁気ヘッド4ばそれ自体の巻数を
多くすることによって効率が向上する75へ巻数を多く
すると磁気ヘッド4自体のインダクタンスが極端に太き
くなり、磁気ヘッド4に所定の交流バイアス電流を供給
するためには相当大きい出力のバイアス発振回路1を用
意しなければならないという問題がある。
また、録音バイアスは、可変抵抗器3によりバイアス発
振回路1の出力電圧を減衰させて最適値に設定するよう
にしているため、その可変範囲はバイアス発振回路1の
出力電圧以下に限定されてし1うという問題もある。
本考案はこのような問題を解消するものであり、バイア
ス発振回路の出力が小さい場合でも磁気ヘッドに充分大
きいバイアス電流が供給できるようにするとともに、録
音バイアスの調整もより広範囲に行なえるようにしたも
のである。
以下本考案の録音バイアス回路について実施例の図面と
ともに説明する。
第2図〜第8図はいずれも本考案の録音バイアス回路を
示すものであり、図中、8,12,15゜19.23,
26.30は録音用の磁気ヘッド、9.13,17,2
0,24,27,31は録音用の磁気ヘッドに対して並
列に接続されたコイル、6.10,14,18,22,
25,29は結合コンデンサ、7,11,16,21は
可変抵抗器である。
尚A、Bばそれぞれ第1図におけるバイアス回路1と録
音増幅器5へ接続される端子である。
そして上記コイル及びコンデンサの値はバイアス発振回
路の発振出力に対して磁気ヘッドと共に直列共振回路を
構成する値に設定されている。
上記構成において磁気ヘッドは通常用いられている磁気
ヘッドであり、巻数が非常に大きくバイアス発振回路の
発振出力に対して相当大きいインダクタンスを呈し、か
つQの小さいものである力\上記磁気ヘッドには並列に
コイルが接続されているため、このコイルのQを大きく
することによって上記磁気ヘッドとコイルの並列回路に
釦けるQを相当大きくすることが可能である。
したがって、結合コンデンサとの間でバイアス発振回路
の発振出力に対して共振する直列共振回路を構成すると
とも容易であり、直列共振回路のQも相当大きくするこ
とが可能である。
そのため、磁気ヘッドに加えられるバイアス電圧は上記
直列共振回路のQに比例して倍化することになり、バイ
アス発振回路の出力自体が比較的小さい場合でも磁気ヘ
ッドには相当大きいバイアス電流を供給することが可能
である。
さらに、第2図〜第5図の実施例では、可変抵抗器を調
整することにより共振回路のQを変化させて録音バイア
スを変化させることができるが、このとき磁気ヘッドに
供給される録音バイアス電流そのものが共振回路によっ
て相当大きくなっているから、従来のようにバイアス発
振器の出力電圧に制限されることなく、録音バイアスを
広範囲に調整することができる。
また、第6図、第7図の実施例では、それぞれコイル2
4のインダクタンスおよび結合コンデンサ25の容量値
を変化させて共振回路のQを変化させることにより共振
状態をずらせ、録音バイアスを広範囲に調整することが
できる。
lた、第8図の実施例では、周波数可変のバイアス発振
回路28を使用しているから、例えば発振回路28内に
設けられた可変コンデンサ(図示せず)等を操作してバ
イアス発振回路28の発振周波数を変化させることによ
り実質的に共振状態をずらせ、録音バイアスを適正値に
設定することができる。
第9図は第7図の実施例をより具体化したものであり、
32は録音用の磁気ヘッド、33は結合コンデンサ、3
4は容量値が可変のコンデンサ、35はバイアスコンデ
ンサ36を介して磁気ヘッド32に並列接続されたコイ
ル、37はバッファ用抵抗、38は結合コンデンサ、3
9は録音信号増幅用トランジスタ、40はバイアス発振
回路である。
この場合にも第7図と同様にコンデンサ34の容量値を
変化させることにより、録音バイアスを広範囲に調整す
ることができる。
なお、各実施例における可変素子に更に補助用の可変素
子を付加して微調整を行なうようにしてもよい。
本考案は−[記実施例より明らかなように磁気ヘッドに
並列にコイルを接続し磁気ヘッド、コイル、結合コンデ
ンサの間でバイアス発振回路の出力に対する共振回路を
構成し、かつこの共振回路の共振状態を可変素子によっ
て変化させるようにしたものであるから、バイアス発振
回路の発振出力が小さい場合でも充分大きなバイアス電
流を磁気ヘッドに供給することができ、したがって可変
素子により録音バイアスを調整すら際にも、バイアス発
振回路の出力電圧に制限されることなく広範囲の調整を
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の録音バイアス回路を示す回路図、第2図
〜第8図はいずれも本考案の実施例を示す回路図、第9
図は第1図の実施例のより具体的な回路図である。 8.12,15,19,23,26,30゜32・l・
・・・録音用の磁気ヘッド、9,13,17゜20.2
4,27,31,35・・・・・・コイル、6゜10.
14,18,22,25,29,33・・・・・・結合
コンデンサ、7,11,16,21・・・・・・可変抵
抗器、28・・・・・・周波数可変のバイアス発振器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 録音用の磁気ヘッドに並列に接続したコイルのインダク
    タンス、上記磁気ヘッドのインダクタンス、及び上記磁
    気ヘッドの入力側に接続された結合コンデンサの容量の
    間で構成される共振回路と、上記共振回路の共振状態を
    変化させる可変素子とを備えてなる録音バイアス回路。
JP1446177U 1977-02-08 1977-02-08 録音バイアス回路 Expired JPS587472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1446177U JPS587472Y2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 録音バイアス回路

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JP1446177U JPS587472Y2 (ja) 1977-02-08 1977-02-08 録音バイアス回路

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JPS53109417U JPS53109417U (ja) 1978-09-01
JPS587472Y2 true JPS587472Y2 (ja) 1983-02-09

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ID=28834412

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163016U (ja) * 1982-04-23 1983-10-29 シャープ株式会社 テ−プレコ−ダの交流バイアス供給回路

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JPS53109417U (ja) 1978-09-01

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