JPS6025105Y2 - 圧電型ブザ−駆動回路 - Google Patents

圧電型ブザ−駆動回路

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Publication number
JPS6025105Y2
JPS6025105Y2 JP1732779U JP1732779U JPS6025105Y2 JP S6025105 Y2 JPS6025105 Y2 JP S6025105Y2 JP 1732779 U JP1732779 U JP 1732779U JP 1732779 U JP1732779 U JP 1732779U JP S6025105 Y2 JPS6025105 Y2 JP S6025105Y2
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JP
Japan
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piezoelectric buzzer
transistor
battery
drive circuit
diode
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Expired
Application number
JP1732779U
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JPS55118298U (ja
Inventor
進 藤田
茂夫 森
文和 村上
良昭 原
一郎 堀越
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧電型ブザー駆動回路に関し、更に詳しくは、
圧電型ブザーの圧電作用によるノイズの発生防止及び高
出力化に関するものである。
従来、第1図に示すような圧電型ブザー駆動回路が使用
されている。
1は昇圧コイル、2は圧電型ブザー、3はトランジスタ
、4は電流制限用抵抗、5は電池である。
点線の左側は、トランジスタ3を駆動するためのC−M
OS−ICであり、6.7はMOSFETの構造上でき
てしまう寄生ダイオード、8,9がMOSFETである
昇圧コイル1と圧電型ブザー2とは並列に接続され、そ
れらの一端は電池5の正極に、他端はトランジスタ3の
コレクタに接続されている。
トランジスタ3のベースはICの出力に接続され、エミ
ッタは抵抗4を介して電池5の負極に接続されている。
この回路で、トランジスタ3がオンすると、圧電型ブザ
ー2には大きな尖頭値を持つパルス状の電流が流れるが
、この尖頭値を制限するために抵抗4が挿入されている
また、昇圧コイル1には、昇圧コイル1のインダクタン
スと抵抗でほぼ決まる時定数で、除々に増加する電流が
流れる。
この電流により、昇圧コイル1にエネルギが蓄積される
次に、トランジスタ3がオフすると、昇圧コイル1に蓄
積されたエネルギにより、昇圧コイル1と圧電型ブザー
2との間で電気的振動が生じ、第2図のような出力が得
られる。
しかし、トランジスタ3のオフ期間における電気的振動
によって、出力電圧aが−0,6V程度となると、電池
5→FET9→トランジスタ3のベース→トランジスタ
3のコレクタの方向に電流が流れる。
更に、出力電圧aが−1,2V程度となると、電池5→
ダイオード7→トランジスタ3のベース→トランジスタ
3のコレクタと電流が流れる。
これらのベース電流により、電池5→抵抗4→トランジ
スタ3のエミッタ→トランジスタ3のコレクタの方向で
も電流が流れる。
これらの電流により、出力電圧aは−IV程度以下に低
下することができず、電気的振動は著しく減衰してしま
う。
また、圧電型ブザー2はその圧電効果により、外部から
落下等の衝撃が加わった時に高電圧を発生する。
その電圧は、衝撃の大きさ、圧電型ブザー2の圧電能力
にもよるが、数十Vの値となる。
この発生電圧により、トランジスタ3のコレクタ電圧a
が負の方向に引っ張られると、圧電型ブザー2→昇圧コ
イル1→圧電型ブザー2のループで電流が流れると共に
、電池5→FET9→トランジスタ3→圧電型ブザー2
→電池5、電池5→ダイオード7→トランジスタ3→圧
電型ブザー2→電池5、電池5→抵抗4→トランジスタ
3→圧電型ブザー2→電池5のループで電流が流れる。
この時、電池5には内部抵抗があるために、上記電流に
より電池出力電圧がかなり上昇−この電池5から共通に
電源を取っている他の回路にノイズを与える。
本考案は上記の欠点を改善し、外部からの衝撃によるノ
イズの発生を防止すると共に、圧電型ブザー駆動電圧を
正負両方向に振動させて高出力化を行なうことを目的と
したものである。
以下、本考案を詳細に説明する。
第3図が本考案の一実施例を示す圧電型ブザー駆動回路
である。
第1図と共通の部品には同一の番号を付けた。
構成も第1図と似ているので詳しくは述べないが、第1
図と異なる点は、トランジスタ3と昇圧コイル1との間
にダイオード10が挿入されている点である。
トランジスタ3がオンした時に、圧電型ブザー2には瞬
間的に大きな電流が流れる。
、抵抗4は、本考案目的である外部衝撃によるノイズの
除去にはあまり効果がなく、高出力化には不利となるが
、上記の電流を制限するために入れておいた方が良い。
また、トランジスタ30オンにより、昇圧コイル1には
徐々に増加する電流が流れ、エネルギが蓄積される。
次に、トランジスタ3がオフすると、昇圧コイル1と圧
電型ブザー2とで電気的振動を起こす。
この振動で、出力電圧すが正の間はトランジスタ3のオ
フにより、圧電型ブザー2と昇圧コイル1の並列回路は
、他の部分と完全に切り離されている。
また、出力電圧すが負の時には、ダイオード10がある
ために、第1図の動作で説明したような電池5を含むル
ープでの電流は流れない。
このため、出力電圧すは第4図に示すように正負両方向
に振動する。
この振動の片側の波高値はダイオード6の順方向電圧降
下による損失のために第1図の回路より低くなるが、両
方向では第1図の回路よりも大きくなる。
更に、圧電型ブザー2に外部から衝撃が加わって高圧を
発生した時にも、ダイオード10と昇圧コイル1の接続
点の電圧すが正の時はトランジスタ3のオフにより、電
圧すが負の時はダイオード10のオフにより、昇圧コイ
ル1と圧電型ブザー2との並列回路は他の部分と完全に
切り離される。
したがって、衝撃の影響が電池5の出力電圧に表われる
事はなく、電源を電池5から共通に取った他の回路にノ
イズを与えることがない。
なお、第5図に示すように、トランジスタとしてMOS
−FETllを使用した場合も、ダイオード10を入れ
ることにより同様の効果が得られる。
また、ダイオード10の位置も、昇圧コイル1と圧電型
ブザー2との並列回路と電池5との間でも良<、トラン
ジスタ3又はFET1lと抵抗4の間や抵抗4と電池5
との間でも、ある程度の効果がある。
以上のように、本考案による圧電型ブザー駆動回路を用
いる事により、外部衝撃による電源ノイズを除去するこ
とができ、また、駆動電圧の高出力化も可能であるなど
、その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の圧電型ブザー駆動回路図、第2図は第
1図の回路の出力波形図、第3図、第5図はそれぞれ本
考案による圧電型ブザー駆動回路の実施例、第4図は第
3図の回路の出力波形図である。 1・・・・・・昇圧コイル、2・・・・・・圧電型ブザ
ー、3・・・・・・トランジスタ、4・・・・・・抵抗
、5・・・・・・電池、6゜7.12・・・・・・寄生
ダイオード、8,9,11・・・・・・MOS−FET
、I Q・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇圧コイルと圧電型ブザーとの並列回路と直列に、少な
    くともトランジスタ、ダイオード、電池を接続し、それ
    らの向きを、該トランジスタのオンにより、電池から電
    流が流れ出る方向とした構成よりなることを特徴とする
    圧電型ブザー駆動回路。
JP1732779U 1979-02-14 1979-02-14 圧電型ブザ−駆動回路 Expired JPS6025105Y2 (ja)

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JP1732779U JPS6025105Y2 (ja) 1979-02-14 1979-02-14 圧電型ブザ−駆動回路

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JPS55118298U JPS55118298U (ja) 1980-08-21
JPS6025105Y2 true JPS6025105Y2 (ja) 1985-07-27

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JPS5774794A (en) * 1980-10-29 1982-05-11 Suwa Seikosha Kk Piezoelectric speaker driving circuit for electronic timepiece

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JPS55118298U (ja) 1980-08-21

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