JPS6025063Y2 - ハンドタイプ型フイルム端部形成具 - Google Patents

ハンドタイプ型フイルム端部形成具

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Publication number
JPS6025063Y2
JPS6025063Y2 JP11273280U JP11273280U JPS6025063Y2 JP S6025063 Y2 JPS6025063 Y2 JP S6025063Y2 JP 11273280 U JP11273280 U JP 11273280U JP 11273280 U JP11273280 U JP 11273280U JP S6025063 Y2 JPS6025063 Y2 JP S6025063Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
shaped
forming tool
gripping
gripping piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP11273280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5735950U (ja
Inventor
祐二 大番屋
Original Assignee
株式会社アイリン
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイリン filed Critical 株式会社アイリン
Priority to JP11273280U priority Critical patent/JPS6025063Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバンドタイプ型フイルム端部形成具に係り、回
動軸を中心に回動し得る2個の把持片の一方の先端両側
に、略]状切断刃を設け、かつ前記略同状切断刃間に略
○状切断刃を設けると共に、他方の把持片の先端部に先
端側が開放になったコ状ガイド壁を設け、かつ前記コ状
ガイド壁内の前記一方の把持片に設けた略]状切断刃及
び略O状切断刃と対向する位置に口形状の孔と口形状の
孔とをを設けておくことにより、完全な暗所において簡
単でかつスピーディにフィルム端を所定形状に形成でき
、フィルムをフィルム収納具の取り付は軸に容易に装着
できるようになるバンドタイプ型フイルム端部形成具を
提供することを目的。
とする。
写真機に装填するフィルムは、第1図に示す如く、フィ
ルム収納ケース1内に、回動軸2の所定部に形成した四
部3の突起部4にフィルム5の一端を引っ掛けて、モし
て回動軸2の回りに渦巻状に巻いたフィルムを収納した
構成となっている。
そして、一般用にフィルムを用いる場合には、写真屋で
例えば36枚取り等のフィルムを買ってきて、写真機に
装填すれば、それで充分用を果せる。
しかし、フィルムを大量に使用する、例えば大学等の研
究室においては、3淑取りといったフィルムを買うので
はコスト高になってしまうので、あらかじめ長い1本の
フィルムを買っておき、そして必要に応じて所定長に切
断し、この切断されたフィルムを、例えば第1図のよう
なフィルム収納ケースに収納し、これを写真機に装填し
て使っている。
しかし、フィルム端を回動軸に接着剤で固定するのは困
難であり、又ハサミ等でフィルムを所定形状に切断形成
するのも困難である。
これは、フィルム切断作業及び取り付は作業は完全な暗
所で行なわなければ露光してしまい、研究用等の場合に
は不満足なものとなるからである。
このような為、最近では大学の研究室でも36枚取りの
フィルムを買ってきて使用している。
その為、研究費の少ない研究室では満足のいく研究が出
来ていないのが現状である。
本考案は上記欠点を除去したものであり、以下本考案に
係るバンドタイプ型フイルム端部形成具の実施例につい
て説明する。
第2図は本考案になるバンドタイプ型フイルム端部形成
具の側面図、第3図及び第4図は要部すなわち把持片先
端部内側の平面説明図である。
同図中、6は矩形状の、例えば金属把持下片であり、こ
の把持下片6の先端部の上面に高さt)1の略[字状の
ガイド壁が設けられている。
そし、このガイド壁7の入口付近は、第3に詳細に示す
如く、暗所においてフィルム先端を入れやすいようにテ
ーパー状に形成されており、間口が広く形成されている
又、ガイド壁7の奥側両側部には口形状の孔8が、かつ
この口形状の孔8間には○形状の孔9が形成されている
又、把持下片6の先端部の下面には、孔8,9の部分を
跨って把持下片の両側に口が開いているように略コ字状
の把持部10が設けられている。
尚、この把持部10の表面は、バンドタイプ型フイルム
端部形成具を持った際に、持ちやすいように人さし指の
形成に合わせておくと便利である。
11は矩形状の例えば金属製把持上片であり、この把持
上片11の後端部において把持下片6と把持上片11と
が軸12によって連結されており、矢印方向に回動でき
るようになっている。
把持上片11の先端下面には、第4図に詳細に示す如く
、両側に略]状切断刃1.3が、かつこの略コ状切断刃
13の間に略○状切断刃14が取り付けられており、略
]状切断刃13は口形状の孔8の端部に、そして略○状
切断刃14はO状形の孔9に対応する位置に設けられて
いる。
これら切断刃13.14の長さmlは、ガイド壁の高さ
で1 より大きく、かつガイド壁7の上端より把持部1
0までの深さ12より小さく構成されている。
すなわち、11〈ml〈12である。
15は把持上片11の先端部上面に設けられた把持部で
あり、この把持部15の表面は、バンドタイプ型フイル
ム端部形成具を持った際に、持ちやすいように親指の形
成に合わせられている。
16は弾撥性部材であり、例えばこの弾撥性部材16の
一端が把持下片に固定されており、この弾撥性部材16
の弾撥力により把持下片を支えて把持上片に力を加えた
際、切断刃によるフィルムの切断具合が優れたものとな
るようになっている。
又、力を加えるのをやめた際、把持上片が反転し、フィ
ルムを簡単に抜けるようになっている。
上記のように構成したバンドタイプ型フイルム端部形成
具のガイド壁7の部分にフィルム20の一端を挿入し、
力を加えると、フィルム20の一端は第5図に示すよう
な形に切断され、このフィルム20の先端の孔21の部
分を第1図に示すような回動軸の突起部に引っ掛けるこ
とによって、フィルムをフィルム収納ケース内に簡単に
収納できるようになる。
このフィルム端部形成作業に際しては、完全に暗所で行
なうのであるが、フィルムを片手にかつバンドタイプ型
フイルム端部形成具を片手に持っているので、これらの
位置合わせは完全な暗所でも手さぐりすることなく容易
に行なえ、その作業能率は極めて良好である。
又、ガイド壁の入口の間口は奥部より広いので、すなわ
ち入口においてはガイド壁の間隔がフィルムの幅より広
いので、暗所におけるフィルムの挿入作業は容易なもの
となる。
又、把持下片6と把持上片11の先端部の対向する部分
にフィルム20の切断部を設は手指(親指と人差指)で
押圧して切断処理を行なうようにしたので、フィルム2
0の切断処理が正確になされたかどうかという微妙な点
がいわゆる皮ふ感覚でわかる。
又、切断部の長さをガイド壁の高さより長くしているの
で、フィルム切断片は孔の部分から押し出され、目づま
りすることもない。
そして、ガイド壁が把持上片の回動に対してストッパー
の役割を果たし、一定以上には切断刃が孔に入り込みす
ぎることもない。
さらに、把持下片の先端下面には略コ字状の把持部を設
けているので、バンドタイプ型フイルム端部形成具の使
用中に切断刃で人さし指を傷つけることがなくなり、極
めて安全である。
そして、この把持部は略コ字状にしているので、バンド
タイプ型フイルム端部形成具の使用中にフィルムの切断
片は床に落ち、バンドタイプ型フイルム端部形成具の一
部に溜ることがなく、連続使用できるので、暗所におけ
る作業能率が著しく向上する。
特に、バンドタイプ型フイルム端部形成具を横倒しにし
て、すなわち把持下片の面が体とほぼ水平となるように
保持している方がフィルムの挿入作業及び切断作業が容
易であり、そしてこのように保持して作業をしていると
フィルム切断片がバンドタイプ型フイルム端部形成具の
把持部の中空部10′に溜ってしまうといったことは全
くない。
従って、フィルム切断片が孔の部分に目づまりして、作
業を一時中断しなければならないといったこともなくな
る。
尚、上記実施例における切断刃の形状は厳密に]状又は
○状でなくてもよい、適宜な形に設計変更しても本考案
の技術的要旨を逸脱するものではない。
上述の如く、本考案に係るバンドタイプ型フィルム端部
形成具は、2個の把持片の一端を回動連結した把持体の
把持片の先端両側部に、略]状切断刃を設け、かつ前記
略同状切断刃間に略○状切断刃を設けると共に、他方の
把持片の先端側が開放になった入口部にテーパーを付け
てなるコ状ガイド壁を設け、かつ前記コ状ガイド壁内の
前記−万の把持片に設けた略コ状切断刃及び略○状切断
刃と対向する位置に口形状の孔と口形状の孔とを設けて
なるので完全な暗所において手さぐりすることなく簡単
かつスピーディにフィルム端部を所定形状に形成でき、
従ってフィルムの取り付は作業が容易になり、暗所にお
ける作業が能率よくでき、大量のフィルムを使用する大
学の研究室においては重宝なものとなり、しかも簡単な
構成なので低コストで作れる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はフィルム収能具の説明図、第2図、第3図及び
第4図は本考案に係るバンドタイプ型フィルム端部形成
具の実施列の説明図、第5図は所定形状に形成したフィ
ルム端の説明図である。 6・・・・・・把持下片、7・・・・・・ガイド壁、8
,9・・・・・・孔、10・・・・・・把持部、11・
・曲把持上片、13゜14・・・・・・切断刃、16・
・・・・・弾撥性部材、2o・・曲フィルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2個の把持片の一端を回動連結した把持体の一方の把持
    片の先端両側部に、略]状切断刃を設け、かつ前記略同
    状切断刃間に略O状切断刃を設けると共に、他方の把持
    片の先端部に先端側が開放になった入口部にテーパーを
    付けてなる略コ状ガイド壁を設け、かつ前記略コ状ガイ
    ド壁内の前記一方の把持片に設けに酩]状切断刃及び略
    ○状切断刃と対向する位置に略口形状の孔と略口形状の
    孔とを設けたことを特徴とするバンドタイプ型フイルム
    端部形成具。
JP11273280U 1980-08-11 1980-08-11 ハンドタイプ型フイルム端部形成具 Expired JPS6025063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11273280U JPS6025063Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 ハンドタイプ型フイルム端部形成具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11273280U JPS6025063Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 ハンドタイプ型フイルム端部形成具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5735950U JPS5735950U (ja) 1982-02-25
JPS6025063Y2 true JPS6025063Y2 (ja) 1985-07-27

Family

ID=29473775

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JP11273280U Expired JPS6025063Y2 (ja) 1980-08-11 1980-08-11 ハンドタイプ型フイルム端部形成具

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