JPS6025046Y2 - プラスチツク製2重焦点レンズ - Google Patents

プラスチツク製2重焦点レンズ

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JPS6025046Y2
JPS6025046Y2 JP11893680U JP11893680U JPS6025046Y2 JP S6025046 Y2 JPS6025046 Y2 JP S6025046Y2 JP 11893680 U JP11893680 U JP 11893680U JP 11893680 U JP11893680 U JP 11893680U JP S6025046 Y2 JPS6025046 Y2 JP S6025046Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beads
lens
styrene
bifocal lens
plastic
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Expired
Application number
JP11893680U
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English (en)
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JPS5743425U (ja
Inventor
文男 小野木
二郎 樽見
重夫 小宮
Original Assignee
ホ−ヤ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチック製2重焦点レンズに関するもの
である。
従来、プラスチック製の2重焦点レンズは、小玉と台土
を同一樹脂により作製していたため、小玉と台土の曲率
が異なり、しかも小玉が台土より突出する形状となって
いた。
かくの如き小玉の突出した2重焦点レンズは外観上好ま
しくないばかりでなく、小玉と台土の境界部に汚れが付
着し易く、視野の妨げとなり、装用感も悪く、更に該境
界部において乱反射の発生及び反射光が強いと云う光学
的欠点を有していた。
又、小玉の度数が強くなった場合肉厚が大きくなり、小
玉の突出が目立つようになり、外観上好ましくないばか
りでなく、製造時及び通常の使用時においてキズの発生
を助長させる結果となる。
又、従来知られている高屈折率レンズ(ポリスチレン、
ポリカーボネート等の)を小玉に使用した場合には、表
面硬度、研磨性及び耐溶剤性がジエチレングリコールビ
スアリルカーボネート樹脂(以後CR39と呼ぶ)から
成る台土に比較して著しく劣るため、該樹脂からなる小
玉を台土に接着した後、凸面を研磨して同一曲面を得よ
うとすると、小玉部分に無数の傷が発生してヘイズを生
じてしまう。
又該樹脂からなる小玉を予め圧縮戊形若しくは射出成形
により成形しておき、このようにして得られた小玉を台
土に接着し、研磨せずに完成品とすることも考えられる
が、この場合には、小玉と台土の境界に接着剤がはみ出
すため、新な段差部を発生させてしまう。
又、このようなレンズを長時間使用すると、傷の発生に
より小玉の透明性が極度に低下すると云う多くの問題点
を有していた。
本考案者らは、従来のプラスチック製2重焦点レンズの
かかる欠点を解決するため種々研究した結果、CR39
からなる台土に、スチレン及び/又はスチレン誘導体と
ビスフェノールAジメタクリレートの共重合体からなる
小玉を同−曲面上にくるように接着及び接着後の貼り合
わせレンズの研磨により一体化させれば、外観上小玉が
目立たず、しかも優れた透明性、表面硬度、耐溶剤性、
研磨性等のレンズ性能を有するプラスチック製2重焦点
レンズが得られることを見いだし、本考案を完成するに
至った。
本考案を添付図面に従って説明すると、CR39からな
る金玉1の所定位置に、屈折率1.57以上のスチレン
及び/又はスチレン誘導体とビスフェノールAジメタク
リレートの共重合体からなる小玉2を、接着剤3で貼り
合わせたプラスチック製2重焦点レンズからなっている
屈折率1.57未満の小玉を使用した場合には、加入度
+3.00ジオプタ一以上のレンズを作製する際の小玉
肉厚が加入度と共に急激に大きくなり、実用上利用でき
ないレンズとなってしまう。
本考案にかかるプラスチック製2重焦点レンズは、次の
ようにして製造される。
即ち、所定位置に一定曲率の窪を有するCR39からな
る金玉を作製する。
かかる窪を有する金玉は、注型重合又はツボクリ・研磨
等により作製される。
次に、屈折率1.57以上のスチレン及び/又はスチレ
ン誘導体とビスフェノールAジメタクリレートの共重合
体からなる小玉を接着により金玉の踵部分に貼り合わせ
る。
このままでも、本考案の目的とするプラスチック製2重
焦点レンズが得られるが、該貼り合わせレンズの凸面を
研磨したほうが、より良いレンズ面が得られる。
接着剤を使用した場合、小玉と金玉の境界線上に接着剤
のはみ出しが生じるが、このようなはみ出しによる段差
が研磨により解消できる。
本考案にかかるスチレン及び/又はスチレン誘導体とビ
スフェノールAジメタクリレートの共重合体のスチレン
誘導体としては、モノクロルスチレン、ジクロルスチレ
ン、クロルメチルスチレン、メチルスチレン、メチルク
ロルスチレンが挙げられる。
レンズの性能上特に好ましい共重合体は、スチレンとビ
スフェノールAジメタクリレートの共重合体である。
かかる本考案により製作された2重焦点レンズは、小玉
と金玉が同一曲面上にあるため、外観上小玉の存在が目
立たないと云う特徴を有している。
更に前記樹脂により小玉が形成されているため、透明性
、表面硬度、耐溶剤性、研磨性等のレンズ性能が金玉と
小玉では殆ど差異が無いと云う特徴をも有している。
本考案の2重焦点レンズは、長期間の使用によって小玉
部の傷の発生が少なく、溶剤による面の溶解等も起こり
得ないため、優れた透明性と光学性能を長期にわたって
維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の構造を示す2焦点レンズの断面図で
あり、図中符号1はCR39より成る金玉、2は屈折率
1.57以上のスチレン及び/又はスチレン誘導体とビ
スフェノールAジメタクリレートの共重合体からなる小
玉、3は接着剤である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ジエチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂から
    成る台土の所定位置に、スチレン及び/又はスチレン誘
    導体とビスフェノールAジメタクリレートの共重合体か
    らなる屈曲率1.57以上の小玉を一体的に有してなる
    ことを特徴とするプラスチック製2重焦点レンズ。
JP11893680U 1980-08-22 1980-08-22 プラスチツク製2重焦点レンズ Expired JPS6025046Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5743425U JPS5743425U (ja) 1982-03-10
JPS6025046Y2 true JPS6025046Y2 (ja) 1985-07-27

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JPS5743425U (ja) 1982-03-10

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