JP4261344B2 - インサートを有するレンズを型で作る方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光路を画定するインサートを有するレンズ、一層特定的には、眼用成形レンズ中へのかかるインサートの付与に関する。
米国特許第5,886,822号明細書(US−A−5,886,822)および米国特許第6,204,974号明細書(US−B−6,204,974)は、眼鏡またはフェースマスク用の結像系を記載する。像は、レンズ中に作られた光路を経て装着者の眼の方へ投影される。これらの特許明細書において、本明細書においてのように、用語「レンズ」は、インサートを含有する光学系を指し、しかも該系は、特に、眼鏡枠中にまたはフェースマスク中に装着されるよう予定され得る。一つの具体的態様において、この光路は、レンズの厚さ内に装着されたインサートにより画定される。それらの特許明細書において提案されたインサートは、コンバイナー、ミラー、半反射板、偏光ビームスプリッターキューブ、四分の一波長板、凹状反射レンズまたはマンジャンミラー、回折レンズおよびホログラフィー部品を含む。これらのインサートを射出成形にてレンズ中に装着するか、またはそうでなければインサートを機械加工しそしてそれらをレンズの他の要素と共に組み立てることが提案されている。例とするために、1.85の屈折率を有するLaSFN9からレンズを形成させること、またはガラスの屈折率(1.46)に近い屈折率を有する商業的に入手できる製品を用いることが提案されている。それらの明細書は、インサートがレンズ中に付与され得るやり方について一層の詳細を与えない。
米国特許第5,547,618号明細書(US−A−5,547,618)は、眼用レンズを型で作る方法を記載する。無機材料から作られた2個の半型が用意される。これらの半型は、環状クロージャー要素と共に組み立てられる。かくして、成形用キャビティが形成され、しかして硬化性材料が、たとえばそれを射出することにより、該キャビティ中に入れられる。該材料の硬化は、たとえばそれに紫外線を照射することにより行われる。形成されたレンズは、部分または完全硬化後に離型される。
欧州特許出願公開第983,838号明細書は、眩惑的外観を有するカラーコンタクトレンズを作製する方法を開示する。顔料組成物が、型の表面に押しつけられる。次いで、レンズを形成する材料が、硬化される前に該型中で回転注型される。該顔料組成物は、回転注型の間に該材料中に全体的にまたは部分的に溶解される。
米国特許第33,431,327号明細書(US−A−33,431,327)は、金属インサートとレンズの材料より高い屈折率を有するインサートとを有するコンタクトレンズを作製する方法を開示する。切欠き表面が、ブランク材料中に形成される。該金属インサートすなわちウエートユニット(「重りユニット」)がその中に置かれる。次いで、比較的高い屈折率の材料が適所に流し込まれて、該重りユニットを覆う。次いで、それらの二つの部分を融合して該重りユニットを含有する一体レンズユニットにするために、全体のユニットが硬化される。レンズは、この硬化ユニットに切断される。この明細書は、接着剤(浸出してレンズの装着者を損傷し得る)の使用に反対であると教示する。
米国特許第3,967,629号明細書(US−A−3,967,629)は、コンタクトレンズブランクを作製する方法を論考する。円形基材が、曲面を形成するように研摩される。この基材の表面に対して相補の表面および一対の貫通通路を備えたプラスチック型が形成される。次いで、該基材と該型は、堅く締められる。該基材上に充実融合セグメントを形成するように、硬化性材料が該通路中に注がれそして硬化される。該プラスチック型を除去し、そして融合セグメントを備えた該基材に硬化性材料が施用される。この材料は硬化されてブランクが形成され、しかしてこのブランクからレンズが機械加工され得る。この明細書に開示された方法は、硬化性材料のセグメントを基材上に型で作ることにより、コンタクトレンズを製造するように適合されている。
これらの三つの明細書はコンタクトレンズに関するものであり、眼鏡レンズに関するものではない。かかるコンタクトレンズは、レンズ内の光路を画定するインサートを受容するのに適合されない。これらの明細書において言及されたインサートは光路を生じないで、むしろレンズに重みを加えるように働く。そうでなければ、それらは、レンズの屈折率を局部的に変えるために用いられる−多焦点コンタクトレンズの場合において。
欧州特許出願公開第0,509,190号明細書は、多焦点三成分ガラス−プラスチック合わせレンズの製造に向けられている。該レンズは、ガラス前層、プラスチック後層および該プラスチック後層内に埋め込められたセグメントまたはボタン(「小玉」)を有する。接着剤中間層が、一方では該ガラス層と他方では埋込み小玉を備えた該プラスチック後層の間に付与される。該プラスチック後層およびその埋込み小玉は、次のように形成される。該セグメントが予備形成され、そして型中に置かれる。これは好ましい技法ではなく、また該セグメントが該型内に維持されるやり方についてはこの明細書中に何ら指摘がない。該プラスチック後層のモノマーが該型中に射出され、そして硬化される。そうでなければ、キャビティが、該プラスチック後層でもって形成される。次いで、より高い屈折率の材料が該キャビティ内に置かれそして硬化されて、該セグメントを形成し得る。
かくして、この明細書は、いわゆる小玉またはセグメントを型で作ることについて、いかなる指摘も与えない。加えて、この小玉またはセグメントは、レンズ内の光路を生じない。むしろ、それはレンズの屈折率を局部的に変えて、レンズを通しての視力を変える。
従って、一つの具体的態様において、本発明は、レンズ内の光路を画定する少なくとも1個のインサートを有するレンズを型で作る方法であって、
− 該インサートをオーバーモールド(「上型」)に接着し、
− 面の一つが該上型によって形成された型中でポリマーを成形する
ことを含む方法を提供する。
一つの具体的態様において、上型は有機物である。その場合、完成レンズが上型を含むことが特に有利である。
成形工程後、上型を機械加工する工程も与えられ得る。その場合、完成レンズは、上型の一部を含み得る。
無機インサートを選ぶことが可能である。
無機上型を用いることも可能である。この場合において、本方法は、有利には、成形工程後、成形されたポリマーから上型を分離することを含むところの、レンズを離型する工程を含む。その場合、離型工程後、レンズの表面を機械加工する工程を与えることが有利である。この工程は、インサートの一部の除去を伴い得る。
本発明はまた、かかる方法に従って得られたレンズを提供する。
本発明は、眼用成形レンズ中にインサートを付与する一方、これらのインサートがレンズ中に適切に適所に置かれることを確実にすることを可能にする。
本発明の更なる特徴および利点は、本発明の具体的態様についての以下の詳細な説明を読解すると明らかになり、しかしてこれらの具体的態様は、もっぱら例としておよび図面に関して与えられている。
図1は、米国特許第5,886,822号明細書(US−A−5,886,822)の図7において提案された種類の、インサートを有する眼鏡レンズを示す概略図である。この眼用レンズ2は、投影インサート6が置かれている材料4から形成された光学系である。インサート6は、源12から来る光を焦点レンズ8を通って使用者の眼10に送る。源12から来る光は、眼用レンズの外縁上に置かれた焦点レンズ14を通って眼用レンズの厚さ中に注入される。外部環境から来る光はインサート6および焦点レンズ8を通過し、そしてかくして使用者の眼に達する。それ故、後者は、源12からの像および外部環境の両方を見得る。図1は、レンズ中に置かれ得るインサートの一例にすぎない。インサートを備えたレンズの他の配置例が、米国特許第5,886,822号明細書(US−A−5,886,822)に提案されている。たとえば、源は使用者の眼と同じレンズの側に置かれ得、そしてこの像はインサート6と同じタイプのインサートにより該レンズ中に注入され得る。
一層一般的には、その明細書のもの以外のインサートが付与され得る。特に、インサートは、ミラードプリズム(「反射プリズム」)、半透明偏光ビームスプリッターキューブ、四分の一波長板またはマンジャンミラーを含み得る。これらのインサートは、無機または有機要素上において薄いフィルムの付着を成す光学的処理により形成され得る。回折レンズまたはホログラフィー部品が、特に挙げられ得る。
一層一般的には、インサートは、光学活性フィルムを付着させるために用いられる材料の特質に依存して、3つの「化学的」群に分類され得る。第1群は、無機インサートより成る。それらは、光学等級ガラスマトリックスタイプの材料から形成される。例として、15%の酸化ナトリウムを含有するソーダ石灰ガラスが挙げられ得、しかしてそれは「窓ガラス」、鉛もしくはクリスタルガラス、ホウケイ酸塩もしくはパイレックスガラス、またはそうでなければ石英である。第2群は、熱硬化プラスチックインサート、特に有機ガラスを製造するために用いられるポリマーより成る。これらのポリマーは、レンズを型で作るために用いられるポリマーの論考の間に下記に詳述される。第3群は、ポリカーボネートおよびPMMAのような熱可塑性プラスチックより成る。
米国特許第5,886,822号明細書(US−A−5,886,822)においてのように、ただ1個のインサートまたは2個のインサートを付与することが可能である。一層一般的には、インサートの数は、提案された例に影響を及ぼさない。インサートの形状も重要でない。
本発明は、かかるインサートを有するレンズの提供に関する。それらは、米国特許第5,886,822号明細書(US−A−5,886,822)においてように、像を投影するために意図されたレンズであり得る。他のタイプのインサート、およびかかるレンズの他の使用も想定され得る。インサートは、環境の像について結像するための光路を画定する。それらはまた、周囲の光学系−眼鏡レンズ−が環境を見るために用いられないで単にインサートの支持体として働く場合でさえ、像を投影するための光路を画定し得る。かくして、インサートは、環境の像とは異なる像のための光路を画定する。この光路は、レンズ内で画定される−しかし無論使用者の眼に達するためにレンズの外にても。
インサートを有するレンズを提供するために、本発明は、インサートを半型に接着し、そして次いで半型に接着されたインサートの周りにおいてレンズを型で作ることを提案する。第1具体的態様において、インサートを有機材料から作られた半型に接着することが提案される。第2具体的態様において、インサートを含むレンズに要求される最終厚さより大きい厚さを有するインサートを用いることが提案される。
図2は、本発明の一つの具体的態様に従って製造されたレンズの概略図である。これは、有機材料、たとえば(メト)アリルポリマーを基剤とした材料、(メト)アクリルポリマーを基剤とした材料、チオ(メト)アクリルポリマーを基剤とした材料、ポリ(チオ)ウレタンを基剤とした材料およびエピスルフィドを基剤とした材料から作られたレンズである。
材料の第1群は、ビスフェノールAから誘導された(メト)アリルモノマーまたはプレポリマー特にビスフェノールAのビス(アリルカーボネート)を含む重合性または硬化性組成物から得られたものから成る。ビスフェノールAのビス(アリルカーボネート)は、単独でまたは他の共重合性モノマー特にジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)との混合物として用いられ得る。
一層特に推奨される材料は、それらを得る方法と一緒に、欧州特許出願公開第224,123号明細書および仏国特許出願公開第2,703,056号明細書に与えられている。
材料の第2群は、ビスフェノールAから誘導された(メト)アクリルモノマーまたはプレポリマー特にビスフェノールAのジメタクリレートまたはポリ(エトキシ)ビスフェノールAのジメタクリレートを含む重合性または硬化性組成物から得られたものから成る。かかる材料は、とりわけ、欧州特許出願公開第605,293号明細書に記載されている。
材料の第3群は、チオ(メト)アクリルポリマーから成る。これらは、欧州特許出願公開第745,620号明細書および欧州特許出願公開第745,621号明細書に記載されたチオ(メト)アクリレートモノマーから得られる。
材料の第4群は、ポリウレタンまたはポリチオウレタンから成る。後者は、少なくとも1種のポリチオール化合物および少なくとも1種のポリイソシアネート化合物(これらは、ポリチオウレタン材料をもたらすことになる)を含有する組成物から得られる。かかる材料およびそれらを得る方法は、一層特に、米国特許第4,689,387号明細書(US−A−4,689,387)および米国特許第4,775,733号明細書(US−A−4,775,733)に記載されている。一つの特に推奨されるポリチオウレタン基材は、キシリレンジイソシアネートおよびペンタエリトリトールテトラキス(メルカプト−プロピオネート)を基剤とした組成物の重合により得られる。
材料の第5群は、エピスルフィド一層特にジエピスルフィドたとえばビス(2,3−エピチオプロピル)ジスルフィドを重合することにより得られたものから成る。
図2のレンズは、像を表示する一方、使用者がレンズを通して見るのを可能にするために意図されている。この例において、像は、使用者の眼と同じレンズの側にある源から来る。それ故、レンズは、マトリックス15中において、レンズの外縁近くに配置された第1の三角形状インサート16を有する。このインサートは、源(この図に示されていない)から受け取った光を、レンズの厚さ内に収容された光路に沿って送るよう意図されている。それ故、インサートは反射面を有し、しかして該反射面は、たとえば、アルミニウムフィルムをインサート上に付着させることにより作られ得る。レンズのインサートはまた、第1インサートから受け取った光を使用者の眼に送るよう意図された第2インサート28を含む。図2における例において、この第2インサートは、偏光ビームスプリッターキューブ28、四分の一波長板20およびマンジャンミラー22から形成される。偏光ビームスプリッターキューブは、偏光ビームスプリッターフィルムが付着されたプリズム26に無処理プリズム24を接合することにより形成され得る。このように形成されたキューブは、接着により四分の一波長板に接合され得る。このように形成された組立体は、接着によりマンジャンミラーに接合される。図2のインサートは、単に、2個の異なるインサートがレンズ中に付与される一例を成すにすぎない。再び繰り返すと、インサートの数およびそれらの特質はこの例に関して変動され得るということが明白である。
図2のレンズの動作は、次のとおりである。像源から来る光は、破線30により象徴的に示されているように、レンズに入り、第1インサート16により反射され、プリズム24、プリズム26およびおよび四分の一波長板20を通過し、そしてマンジャンミラー22により反射される。マンジャンミラーにより反射された光は再び四分の一波長板を通過し、そして移動された光路の故に、プリズム26により使用者の眼の方へ反射される。環境から来る光はプリズム24およびプリズム26を通過し、そして使用者の眼に達する。
図3から8は、本発明の一つの具体的態様に従って、図2のレンズを製造する方法の工程を示す。図3は、予備的位置決めの第1工程を示す。第2インサート28が組み立てられ、そして2個のインサート16および28が、位置決めツール32に所要相対位置にて置かれる。このツールは任意のタイプであり、単に、図3および4における工程の間インサートが正しい相対位置に保持されるのを確実にするにすぎない。一層一般的には、位置決めツール32は、インサートを構成する様々な要素を別々に取り上げそして適所に置き得る。その場合、それは、インサートを適所に置くための数個のアームまたは数個の手段を有し得る。インサートはまた、前もって組み立てられて単一ブロックの形態にあり得る。この場合において、位置決めツール32は比較的単純であり得る。
完成レンズにおいて使用者の方へ向けられるインサートの表面は、接着剤34で被覆される。様々な接着剤被覆技法が用いられ得、しかしてたとえば浸漬、吹付け、スクリーン印刷、押出し、およびシリンジ、パッド、ブラシまたはヘラを用いての施用である。シリンジを用いての接着剤被覆は、時間および圧力の適切な値を選択することにより、接着剤の容量が精確に制御されるのを可能にする。接着剤で被覆されたかつ位置決めツールにより保持されたインサートは、有機材料のシート36に、矢印38により指摘された方向にて押しつけられる。以後、このシートは、図6および7において見られ得るところの本方法のその機能の故に、「上型」と称される。この例において、該シートは平坦で、平行面を有するが、しかしインサートを適所に保持しかつレンズの残部を硬化するための上型として働く限り、それはいかなる形状をも有し得る。有機材料から作られたシートの有益性は、以後に明らかになる。
図4は、インサートを上型に接着する終わりを示す。この図における例において、インサートは、硬化性接着剤を用いて接着される。それ故、この図は、紫外線40を用いて接着剤を硬化する工程を示す。エポキシ、アクリル、シアヌレートまたはウレタン系の接着剤が特に用いられ得る。それらは、ホットメルト、溶媒タイプまたは反応性接着剤タイプであり得る。第1具体的態様においてのようにプラスチック対プラスチックもしくはガラス対プラスチックの接着のためにまたは下記に記載される第2具体的態様においてのようにプラスチック対ガラスもしくはガラス対ガラスの接着のために最適化される接着剤が存在する。それ故、接着剤の的確な選択は、適用に依存する。接着剤の特質に依存して、図4に示されたような照射工程が不必要であり得、また加熱、等の工程で置き換えられ得る、ということが明らかである。
図5は、位置決めツール32が外されたことを示す。位置決めツールを外す方法はこのツールの特質に依存し、そして本明細書において論考されない。この工程において、完成レンズにおいて要求される位置にて上型36に接着されたインサート16および28が得られる。
図6は、型の形成を示す。この型は、半型として、一方ではインサートを備えた上型36および他方では任意のタイプの半型42を用いる。図6における例において、第2半型42もまた、有機材料から作られたシートから形成される。有機シートに規定する有益性は、以後に明らかになる。型を閉鎖する側面要素はこの図に示されておらず、しかしてこれらの要素について、本質的に知られたいかなるタイプの方策も用いられ得る。更に、この図は、型が、ポリマー44で、必要なら相当する触媒と共に満たされることを示す。
図7は、インサートの周りにおける型内のポリマーの硬化を示す。慣用の熱硬化、または一層一般的に、選ばれたポリマーに合ったいずれのタイプの硬化も行われ得る。
図8は、レンズを表面研摩する工程を示す。図3から8に示された例において、レンズの両面が表面仕上げされる。これは、第2半型42についてのように有機材料が上型36について用いられることにより容易にされる。図8が示すように、上型および/または半型の一部が表面研摩後に残存する場合、上型および/または半型の材料が、レンズを形成するポリマー44と同じ材料である、ということが有利である。かくして、レンズの厚さを通じてのいかなる屈折率変動も避けられる。無論、上型および/または第2半型について、ポリマー44とは異なる材料を用いることも可能である。これは、特に、インサート16とインサート28の間において、レンズの厚さを通じて光の案内を改善するための場合であり得る。これはまた、異なる種類の表面をレンズに付与することが有用である場合、そうであり得る。
この例において、レンズの両面は機械加工される。慣用の半型もまた、第2半型42のために用いられ得る、ということが明らかである。この場合において、半型は、硬化後に除去され得る。これは本方法に従って得られるレンズ中におけるインサートの位置に影響を及ぼさない、ということが明らかである。上型42または36はまた保持され得る。これは、特に、レンズの全厚が重要な規準でない場合当てはまる。上型36はまた、レンズを眼用処方箋に適合するように機械加工され得る。この場合において、上型の使用は、レンズの面を機械加工することによりインサートを損傷する危険性を何ら伴うことなく、補正値を有するレンズを提供することを可能にする。
丁度記載された例は、無機インサートについて特に適している。実際、それらを上型上において組み立てた後、インサートはもはや取り扱われず、特に機械加工されない。この例は有機インサートにも適用される、ということが明らかである。
図9および10は、本発明の第2具体的態様の工程を示す。第2具体的態様は、上型が、硬化後に機械加工されないまたは保持されないで、除去後にレンズの表面が機械加工されることにおいて、第1のものとは相違する。このやり方において、レンズの表面の機械加工は、インサートの一部の除去と共に与えられ得る。この場合において、インサートが接着工程の間完成レンズ中のインサートの厚さより大きい厚さを有することが有利である。
有利には、無機上型すなわちガラス上型が用いられる。無機上型の使用は、有機または無機インサートが上型の表面に効果的に接着されることを可能にする。
この例の最初の五つの工程は、図3から7における工程と同一である。硬化(図6)後、離型工程が行われる。離型の間に、上型は、硬化材料からおよびインサートから分離される。硬化材料44を上型36から分離することは、上型が無機材料から作られている場合容易である。この分離は、接着性を制限するフィルムで上型が前もって覆われていた場合またはポリマーをもたらすことになる硬化性組成物中に離型剤が組み込まれていた場合、更に一層容易である。インサートは、化学タイプ−接着用プライマーの施用−および/または物理タイプ−コロナ放電、プラズマもしくはサンドブラスト−の予備的表面処理に付され得る。本方法において、型の他方の面の特質は重要でない。この他方の面は、先行技術においてように、金属であり得る。それは、有機半型(その場合、図3から8において示された例においてのように、レンズの一部を形成する)またはそうでなければ無機材料から作られた半型であり得る。無機材料または金属から作られた第2半型の場合において、図9に示された物品が得られる。これは、インサート16および28が置かれていた硬化材料44から形成されたレンズである。
必要なら、レンズを表面研摩する工程が与えられ得る。これは、図9において破線により指摘され、しかして該破線はポリマーおよびインサートの除去の境界を示す。この例において、表面研摩はインサートの一部の除去をもたらすことになる、ということが留意されるべきである。それはまた、インサートを除去することなしにポリマー44の一部および接着剤34の除去に制限され得る。しかしながら、インサートの一部の除去により、摂動を含まない入射または射出表面を与えることが一層容易にされる。
図10は、表面研摩後のレンズを示し、しかしてインサートが、上型に接着する工程の間より小さい厚さを有することが分かり得る。厚さのこの減少は、機械加工工程から生じることになる。
図9および10において示された例において、有機材料から作られた上型を用いることも可能である。しかしながら、上型からのレンズの離型が、この具体的態様においては可能にされねばならず、そしてそれ故上型からの並びにインサート16、28およびポリマー44から成る組立体からの分離が可能にされねばならない。この目的のために、非粘着性被膜、たとえばフルオロポリマーまたはシリコーンポリマーを基剤としたものが、上型上に付与され得る。ポリマーをもたらすことになる硬化性組成物中に離型剤を組み込むことも可能である。高屈折率ポリマー用の内部離型剤は、たとえば、米国特許第5,962,561号明細書(US−A−5,962,561)に記載されている。この被膜は、インサートが上型に接着されるのを妨害せず、また離型の間のインサートのその後の脱接着(「剥離」)も妨害しない。
本発明を実施する様々な方法は、光路を画定するインサートを有する眼用レンズを提供する場合、次の問題の一つまたはそれ以上が避けられるのを可能にする。すなわち、
− 硬化の間のインサートの変位、
− ポリマーの収縮の間のインサートと有機マトリックスの間の剥離、
− ポリマーの収縮に因るインサートの周りの表面変形、
− ポリマーとインサートの間の機械的および熱的性質の相違の故のインサートの周りの応力。
像を表示するためのインサートの使用の例において、これらの四つの問題は、表示される像の摂動の原因になる。前の二つの問題は、像が全く表示されないようにし得る。後の二つの問題は、インサートの周りの光路が局部的に変更される原因になり得る。この変更は、インサートを通して見る時、装着者にとって厄介であり得る。
両方の例において、インサートは、有機であろうが無機であろうが上型へのインサートの接着の故に、硬化の間固定される。
第1の例において、レンズのポリマー材料のマトリックスのおよび/または化学タイプであろうが物理タイプであろうがインサートに適用される予備的表面処理の賢明な選択の故に、ポリマーの収縮の間のインサートとマトリックスの間の粘着性の欠如は避けられる。
第1の例において、ポリマーの収縮の間のインサートの周りの表面変形は、表面に関してインサートは上型に接着されているので避けられる。後者は硬化されず、それ故収縮を受けない。第2の例において、インサートはレンズの表面に現れ、そして表面変形問題は表面研摩工程後に生じない。
必要なら、インサートの周りの応力は、最適な硬化条件および/または材料に合った随意のアニーリング工程を選択することにより、更に減少され得る。
美容上の理由のために、インサートについて選ばれるべきであるものは、有機であろうが無機であろうが、これらのインサートをできる限り見えないようにするために、硬化材料の屈折率および収斂値にできる限り近い、理想的には同一の屈折率および収斂値を有する材料である。
レンズ内の光路を画定するインサートは、コンタクトレンズの重りユニットに必要な精度または欧州特許出願公開第0,509,190号明細書のもののような小玉に必要な精度よりはるかに高い精度でもって配置されるべきである、ということが強調されるべきである。レンズ内の光路または環境の像とは異なる像のための光路を画定するインサートの場合において、追加の像は、簡単には投影され得ないかまたは全く判読不能であり得る。
コンタクトレンズ中の加重用インサートについて、正確な配置は、ほとんど関係ない−加重用インサートが瞳孔を覆うレンズの部分の外にありかつそれがコンタクトレンズの正しい側にある限り。レンズの屈折率を局部的に変える光学インサートについては、インサートの不適切な位置は、単に比較的低い性能をもたらすことになるにすぎない−しかし使用者がコンタクトレンズを通してまたは眼鏡レンズを通して見るのを決して妨げない。
無論、本発明は、例として記載された例および具体的態様に制限されない。かくして、レンズの成形用キャビティを形成する2個の上型に接着されたインサートを与えることも可能である。この場合において、上記に論考された二つの具体的態様は、一方では硬化後に表面研摩によって除去される有機上型を与えそして他方では有機上型を与えることにより、組み合わされ得る。一層一般的には、二つの具体的態様を組み合わせそしてそれらのうちの一方において他方の要素を用いることが可能である。上記の諸工程後に得られたレンズに表面処理または他の処理を加えることも可能である。表面処理として、耐衝撃性被膜、耐引掻き性被膜、反射防止性被膜、防汚性被膜、等の付着が特に挙げられ得、しかしてこれらの被膜のいずれかは可能的にUV吸収剤、染料、顔料、等のような様々な添加剤を含有する。
上記の説明において、表面研摩または機械加工の作業は、レンズを眼の補正値に適合させるために上型を機械加工する可能性と一緒に挙げられた。一層一般的には、本方法はまた、補正値を有するレンズが得られることを可能にする。上型36および半型42は、それらが有機材料から作られている場合、補正値を有するレンズをもたらすように、一緒にまたは別々に機械加工され得る。その場合、上型および/または半型は、完成レンズ中に保持されそして補正値またはその一部を該レンズに付与し得る。
一般に、これらの上型および半型は、それらが作られている材料が何であっても、必要なら、レンズに関して得ることが所望される補正表面を前もって有し得る。それ故、本方法は、補正値なしのインサートを備えたレンズ、しかしまた補正値を有するインサートを備えたレンズを得ることを可能にする。
図1は、インサートを有するレンズの概略図である。 図2は、本発明を具体化する一つの方法に従って製造されたレンズの概略図である。 図3は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図4は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図5は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図6は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図7は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図8は、本発明を具体化する一つの方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図9は、本発明を具体化する第2の方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。 図10は、本発明を具体化する第2の方法に従ってレンズを製造する方法の工程を示す。

Claims (9)

  1. レンズ内の光路を画定する少なくとも1個のインサート(16,28)を有する眼鏡用、フレーム用又はマスク用レンズを型で作る方法であって、そのインサートは前記眼鏡用、フレーム用又はマスク用レンズを介して見られる環境の像とは異なる像のためのレンズ内の光路を画定するものであって、
    − 該インサートを上型(36)に接着する工程及び
    型内をポリマー(44)で充填し、前記上型の表面上で成形する工程、
    を含む方法。
  2. 上型が有機上型である、請求項1に記載の方法。
  3. レンズが上型を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 成形工程後、上型を機械加工する工程を更に含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. インサートが無機インサートである、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 上型が無機上型である、請求項1に記載の方法。
  7. 成形工程後に、レンズの離型工程を更に含み、そのレンズの離型工程において、成形されたポリマー(44)から上型を分離することを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 離型工程後、レンズの表面を機械加工する工程を更に含む、請求項7に記載の方法。
  9. 機械加工する工程が、インサートの一部を除去することを含む、請求項8に記載の方法。
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