JPS6024954A - インクジエツトプリンタのインク残量検知方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕゛ 本発朋はインクジェットプリンタのインク残量検知方法
に関し、特に、印字ヘッドへインクな送給するポンプと
変形自在なインク袋とを有するイ／り供給系を使用する
インクジェットプリンタにおける当該インク袋内のイン
ク残量の横領方法に関する。

〔従来技術〕

インクジェットプリンタは、印字の各ドツトに対応する
複数のノズルを有する印字ヘッドにインクを送給し、電
気信号（パルス信号）に応じて所定のノズルを駆動して
インク滴を噴出する構成になっている。各ノズルの駆動
方法としては、電気信号をピエゾ等によシ機械振動に変
え、その振動によりインクを噴出させる方法や、ノズル
内のインクを電気信号に応じて加熱することにより泡を
発生させ、泡の膨張分だけインクを噴出させる方法など
が採用されている。

また、インク供給系統としては、はソ大気圧に維持され
変形自在の密閉式インク袋から針を通してインクを取出
し、これを送給ポンプで一旦タンク内へ送シ込み、該タ
ンクから印字ヘッドへインク供給を行なう方式が採用さ
れている。前記送給ポンプとしては、例えば、ゴムチュ
ーブを突起付きの回転体で圧縮変形させることにょシ該
ザムチューブ内のインクを絞り出し、該回転体の回転速
度でインク供給量を制御する型式のものが使用される。

また、前記インク袋としては、アルミ箔をポリエチレン
、ナイロン等で覆って変形自在なラミネートシートで密
閉袋を形成し、インク量に応じて目出に変形し常に大気
圧を維持しうるものが使用されている。

この２重のインクジェットゾリンクでは、インク残量が
所定値以下に減ったりな（なったのに印字駆動を続行す
ると、インク送シが不可能になシ印字できなくなる。ま
た、電気・熱変換でインクを吐出する方式のものでは、
加熱部が異當に温度上昇し焼き切れるという問題が生じ
る。

したがって、インク袋内のインク残量が所定値まで減少
すると、これを早急に検出してインク袋を交換する必要
がある。

しかして、従来のインク残量検知方法は、目視によるも
のが殆どであり、残量検知が不正確であつたシ、検知忘
れが生じやすいという欠点がある。

また、容量変化に伴なうインク袋の高さ変化を検知し、
これによってインク残量を検出する方法も考えられるが
、これでは不正確であシ、残量が少ない時点では事実上
使用不可能になるという欠点がある。

〔目的〕

本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
容易かつ正確にインク残量を検知し５る新規な方法を提
供することである。

本発明の特徴は、インク袋と送給ポンプとの間で圧力を
検出し、インク送給にょる負圧発生時の負圧程度の増大
または負圧発生時間の増大を検知することによル上記目
的を達成することである。

〔実施例の説明〕

以下第１図〜第４図を参照して本発明の詳細な説明する
。

第１図において、内部のインク量に応じて自在に変形し
常にはｙ大気圧に維持される密閉式のインク袋１にはぜ
ム栓２が設けられ、該ビム栓を貫通して刺し込まれた注
射針形式の針３を通してインク袋内のインクが取出され
。る。

９１３はインク供給管４に接続され、該インク供給管が
接続された送給ポンプ５およびサブタンク６を通して印
字ヘッド７ヘインクを供給するよう構成されている。印
字ヘッド７には用紙にインクドツトで文字や画像をプリ
ントするための複数個のドツト用ノズルが設けられ、各
ノズル駆動を電気信号で制御するとともに印字ヘッド７
を用紙に沿って移動させることによシブリントしていく
。

前記インク袋ｌと前記送給ポンプ５との間のインク供給
管４には圧力センサ８が設けられ、インク圧力すなわち
インクの負圧程度に応じた電気信号（電圧）を発生させ
、これによってインクの圧力変化を検出するようになっ
ている。

前記サブタンク６は内部に一定量の空気層を有し、印字
ヘッド７の移動に伴なう印字ヘッド７へのインクの圧力
の変化を吸収するノ々ツ７アタンクを兼ねるものである
。

送給ポンプ５は前述のごとくゴムチューブと絞シ出し用
回転体で構成することができ、その回転速度に応じた周
期で一定量づつインクが供給される。このインク送給動
作により前記圧力センサ８でのインクに負圧が周期的に
発生する。

第２図はインク送給による負圧発生を例示する図であり
、同図中線Ａはインク袋１内に充分のインクが残ってい
る場合を示し、線Ｂは残量が少な（なシインク袋の交換
を要する場合を示す。すなわち、残量が多い場合には、
容量が大きく負圧の程度が小さく、また圧力の自然回復
も順調である。

しかし、残量が少なく最後に近すいた場合、例えば容量
３０ＣＣのインクが２〜３ＣＣになると、容量減のため
曲線Ｂのごとく負圧の程度が太き（なり、自然回復が困
難になる。

本発明によれば、前記圧力センザ８を設けてインク送給
による周期的負圧発生状態を検出するので、これによっ
てインク袋ｌ内の残量が限度に達したことを確認するこ
とができる。残量減を確認すれば直ちに印字駆動を停止
してタイムリーにインク袋を交換することができ、これ
によってインりのない状態での駆動を確実に防止するこ
とができる。

インク残量が限度に達したことは、第３図に示すごとく
周期的に発生する負圧程度が設定値Ｖｏを超えたことを
検知するか、あるいは第４図に示すごと（所定値７１以
上の負圧の発生期間Ｔが設定値を超えたことを検知する
ことによって確認される。

インク袋１の容量が小さく圧力変化が大きい場合には、
第３図に示す負圧程度の大小で検知し、インク袋１の容
量が大きく圧力変化が小さい場合には、圧力復帰時間も
大きいので、第４図に示す負圧発生期間の大小で検知す
ることが好ましい。

なお、第３図および第４図は、時間ｔに対する圧力セン
サ出力（負圧程度）Ｖおよび検出出力Ｗを示し、各図中
線Ａはインク残量が多い場合を。

線Ｂはインク残量が少なく限度に達した場合を示す。ま
た、第３図の検知方法では、圧力センサ８の出力を電圧
検出回路に入力し、その検出信号をＭＰＵ（マイクロ　
プロセサユニット）に入力してプリンタ駆動または警報
作動などの制御が行なわれる。一方、第４図の検知方法
では、圧力センサ８の出力を時間測定回路に導入し、そ
の測定信号をＭＰＵまたはＣＰＵに入力して同様にプリ
ンタ駆動または警報作動などの制御が行なわれる。

こうして、インク残量が限度に達したことを確実に検知
でき、インク不足状態でのプリンタ駆動による不具合す
なわちインクの送給および噴出不可能化や、加熱駆動式
の場合におけるインク不足に基（ヒータの焼損なども確
実に防止することができる。

〔効果〕

以上の説明から明らかなごと（１本発明によれば、イン
ク残量が少な（なシ限度に達したことを容易かつ確実に
検知し５るインクジェットプリンタのインク残頃検知方
法が提供される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるインク残量検知方法を実施したイ
ンク供給系統を例示する説明図、第２図はイ／り送給に
伴なう負圧発生状態を例示するグラフ、第３図は負圧程
度の大小によりインク残量減を検知する方法を例示する
グラフ、第４図は負圧発生期＋１０の大小によシインク
残量減を検知する方法を例示するグラフである。 １゛°°°°インク゛゛インク供給管、５°°°送給ポ
ンゾ、６°・・タンク、７・−・印字ヘッド、８・・・
圧力センザ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （υ　はＶ大気圧に維持され変形自在の密閉式インク袋
   と、該インク袋内のインクを送シ出す送給ポンプと、該
   送給ポンプからのインクを溜めるタンクと、該タンクか
   らインクを送給され電気信号に応じて所定のドツト用ノ
   ズルからインク滴を噴出する印字ヘッドとを備えたイン
   クジェットプリンタのインク残量検知方法であって、前
   記インク袋と前記送給タンクとの間に圧力センサを設け
   、インク送給による負圧発生時の一負圧程度が設定値を
   超えたことまたは所定値以上の負圧発生期間が設定値を
   超えたことを検知することによシインク残量が限度に達
   したことを確認する方法。