JPS6024941B2 - 二色記録方法およびその装置 - Google Patents
二色記録方法およびその装置Info
- Publication number
- JPS6024941B2 JPS6024941B2 JP52104057A JP10405777A JPS6024941B2 JP S6024941 B2 JPS6024941 B2 JP S6024941B2 JP 52104057 A JP52104057 A JP 52104057A JP 10405777 A JP10405777 A JP 10405777A JP S6024941 B2 JPS6024941 B2 JP S6024941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoreceptor
- charged
- latent image
- negatively
- face plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、二色記録方法およびその装置に関する。
従来のカラー複写は、複数の色(三原色と黒)の数に見
合うプロセスを繰り返す必要があり、1枚のカラーコピ
ーを得るのに多大の時間がかかると共に大嵩で複雑な装
置を要するものである。
合うプロセスを繰り返す必要があり、1枚のカラーコピ
ーを得るのに多大の時間がかかると共に大嵩で複雑な装
置を要するものである。
ところで、複写機を使用するにあたって用いる原稿の大
部分は、一色(例えば黒)のものか、せいぜい黒と赤の
二色であり、三色以上のものは極めてまれである。例え
ば、黒色の文字の文書に朱筆で訂正やアンダーライン等
が書き込まれているような場合、多色は要らないが二色
で複写できれば、極めて有用である。そして、電子写真
法による二色の複写画像の形成方法やその装置は、既に
種々のものが提案されてはいるが、何れも複雑なプロセ
スを必要としている。
部分は、一色(例えば黒)のものか、せいぜい黒と赤の
二色であり、三色以上のものは極めてまれである。例え
ば、黒色の文字の文書に朱筆で訂正やアンダーライン等
が書き込まれているような場合、多色は要らないが二色
で複写できれば、極めて有用である。そして、電子写真
法による二色の複写画像の形成方法やその装置は、既に
種々のものが提案されてはいるが、何れも複雑なプロセ
スを必要としている。
本発明は、陰極線管を使用することにより簡単なプロセ
スで黒と赤等、二色の画像情報を画像化する二色記録方
法およびその装置を提供することを目的とする。
スで黒と赤等、二色の画像情報を画像化する二色記録方
法およびその装置を提供することを目的とする。
かかる本発明の目的は、オプチカルフアィバ−と、走査
方向に多数列設した導体とからなるフェースプレートを
備えた陰極線管と、走査方向と直交する向きに回動し、
且つ正負に帯電し得る感光体と、負(または正)に帯電
させた現像剤を上記感光体へ供給する第1現像装置と、
正(または負)に帯電させた現像剤を上記感光体へ供給
する第2現像装置を具備した二色記録装置において、先
ず陰極線管のファイバー部を用いて正(または負)に帯
電した感光体を露光して正(または負)電位の潜像を形
成し、次いで導体部を用いて感光体に負(または正)電
位の潜像を形成したのち、正(または負)電位の潜像を
第1現像装置で、負(または正)電位の潜像を第2現像
装置でそれぞれ現像する二色記録方法により達成される
。
方向に多数列設した導体とからなるフェースプレートを
備えた陰極線管と、走査方向と直交する向きに回動し、
且つ正負に帯電し得る感光体と、負(または正)に帯電
させた現像剤を上記感光体へ供給する第1現像装置と、
正(または負)に帯電させた現像剤を上記感光体へ供給
する第2現像装置を具備した二色記録装置において、先
ず陰極線管のファイバー部を用いて正(または負)に帯
電した感光体を露光して正(または負)電位の潜像を形
成し、次いで導体部を用いて感光体に負(または正)電
位の潜像を形成したのち、正(または負)電位の潜像を
第1現像装置で、負(または正)電位の潜像を第2現像
装置でそれぞれ現像する二色記録方法により達成される
。
そして、本発明によれば、従来の如く、一色毎の露光・
現像等のプロセスを繰り返すことなく、感光体が1回転
する間に二色による画像情報が画像化できる。以下、図
を参照して本発明を詳細に説明する。
現像等のプロセスを繰り返すことなく、感光体が1回転
する間に二色による画像情報が画像化できる。以下、図
を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は、本方法発明を実施するに最適な本発明の装置
を示していて、図中符号1は陰極線管を、同2は無端状
の感光体をそれぞれ示している。感光体2は、ローラー
3〜5に巻き掛けられていて、示矢方向に回転させられ
る。ローラー3と同5の間に張り渡されている感光体2
は、押え部材6によって陰極線管1のフェースプレート
7に当接させられている。感光体2は、正、負の何れの
極性にも帯電させられる特性を有している。
を示していて、図中符号1は陰極線管を、同2は無端状
の感光体をそれぞれ示している。感光体2は、ローラー
3〜5に巻き掛けられていて、示矢方向に回転させられ
る。ローラー3と同5の間に張り渡されている感光体2
は、押え部材6によって陰極線管1のフェースプレート
7に当接させられている。感光体2は、正、負の何れの
極性にも帯電させられる特性を有している。
感光体2の周りには、該感光体を例えば正に帯電させる
帯電チャージャー8、正電位の潜像を、負帯電した例え
ば黒色トナーで現像する第1現像装置9、負電位の潜像
(これの形成法については後述する)を、正帯電した例
えば赤色トナ−で現像する第2現像装置10、ローラー
4に掛け回わされている感光体に圧接するローラー11
で構成される圧力転写装置12、除電チャージャ−13
、クリーニング装置14、除電チャージャー15、上記
転写装置に転写紙を送り込む給紙装置16および定着装
置17がそれそれ配設されている。ところで、陰極線管
には、フェースプレートとして、オプチカルフアイバー
プレートを使用したオプチカルフアィバーチューブと、
導電性ピンを走査方向に一列または多数列並べたピンチ
ューフがそれぞれ知られている。
帯電チャージャー8、正電位の潜像を、負帯電した例え
ば黒色トナーで現像する第1現像装置9、負電位の潜像
(これの形成法については後述する)を、正帯電した例
えば赤色トナ−で現像する第2現像装置10、ローラー
4に掛け回わされている感光体に圧接するローラー11
で構成される圧力転写装置12、除電チャージャ−13
、クリーニング装置14、除電チャージャー15、上記
転写装置に転写紙を送り込む給紙装置16および定着装
置17がそれそれ配設されている。ところで、陰極線管
には、フェースプレートとして、オプチカルフアイバー
プレートを使用したオプチカルフアィバーチューブと、
導電性ピンを走査方向に一列または多数列並べたピンチ
ューフがそれぞれ知られている。
本発明では、上記オプチカルフアィバーチューブとピン
チューブの折衷型ともいえる陰極線管を用いる。
チューブの折衷型ともいえる陰極線管を用いる。
第2図a、bにおいて、フェースプレート7の中央部に
は、走査方向に且つ等間隔に細い導体18が列設されて
いる。
は、走査方向に且つ等間隔に細い導体18が列設されて
いる。
この導体18を挟持してその上下にはオプチカルフアィ
バー19a,19bが同じく走査方向へ列設されている
。そして、オプチカルフアィバー19aの一方の面には
、蟹光体20が塗布されている。上記オプチカルフアィ
バー19a,19bは、その両端部を除いた周囲をガラ
ス質又はセラミック質のフヱースプレート材21で固定
されている。第2図に示したフェースプレートは、導体
18の上下にオプチカルフアィバ一部を設けてあるが、
第3図に示すフェースプレート7のように、導体18の
一方のみにオプチカルフアィバー19aを配設し、他方
はガラス質等のフェースプレート材21で固めたもので
もよい。以上のように構成されているフェースプレート
7は、第4図に示すように陰極線管本体に固着される。
バー19a,19bが同じく走査方向へ列設されている
。そして、オプチカルフアィバー19aの一方の面には
、蟹光体20が塗布されている。上記オプチカルフアィ
バー19a,19bは、その両端部を除いた周囲をガラ
ス質又はセラミック質のフヱースプレート材21で固定
されている。第2図に示したフェースプレートは、導体
18の上下にオプチカルフアィバ一部を設けてあるが、
第3図に示すフェースプレート7のように、導体18の
一方のみにオプチカルフアィバー19aを配設し、他方
はガラス質等のフェースプレート材21で固めたもので
もよい。以上のように構成されているフェースプレート
7は、第4図に示すように陰極線管本体に固着される。
以下、本発明による二色記録方法のプロセスを第5図(
1’〜【7}を参照して説明する。
1’〜【7}を参照して説明する。
{1} 感光体2を帯電チャージャー8により例えば正
に帯電させる。■ 正に帯電している感光体2に対して
、陰極線管1のフェースプレート7のうちファイバー1
9aの部分を用いて例えば黒部の信号によりネガ露光を
行なって、正の電位を有するポジ潜像Aを形成する(第
4図のビームa参照)。
に帯電させる。■ 正に帯電している感光体2に対して
、陰極線管1のフェースプレート7のうちファイバー1
9aの部分を用いて例えば黒部の信号によりネガ露光を
行なって、正の電位を有するポジ潜像Aを形成する(第
4図のビームa参照)。
糊 正電位の潜像を形成された感光体2の移動に合わせ
て、上記黒部と異なる色のビデオ信号(例えば赤部の信
号)を導体18により感光体2上に帯電と逆極性の負の
ポジ潜像Bを形成する(第4図のビームb参照)。
て、上記黒部と異なる色のビデオ信号(例えば赤部の信
号)を導体18により感光体2上に帯電と逆極性の負の
ポジ潜像Bを形成する(第4図のビームb参照)。
以上の潜像形成工程を終えた感光体2には、黒部に対応
する正電位の、赤部に対応する負電位のポジ潜像が形成
されていることになる。{4) 綾像を形成されて回動
する感光体2は、負に帯電した黒色トナーを収容してい
る第1現像装置9によって当該トナーを供給されて、フ
ァイバー部19aを用いて形成された潜像Aを現像され
る。
する正電位の、赤部に対応する負電位のポジ潜像が形成
されていることになる。{4) 綾像を形成されて回動
する感光体2は、負に帯電した黒色トナーを収容してい
る第1現像装置9によって当該トナーを供給されて、フ
ァイバー部19aを用いて形成された潜像Aを現像され
る。
{5} 引き続き回動する感光体2は、導体18で形成
された負電位の潜像Bを、帯電と同棲性の赤色トナーを
供給する第2現像装置1川こより現像される。
された負電位の潜像Bを、帯電と同棲性の赤色トナーを
供給する第2現像装置1川こより現像される。
以上の現像工程を経た感光体2上には、黒色トナ−と赤
色トナ−で形成されたこ色のトナー像が存在する。
色トナ−で形成されたこ色のトナー像が存在する。
(61 現像を終えた感光体2は、圧力転写装置12に
至るとき、該感光体には給紙装置16から送り出された
転写紙Sが密着させられている。
至るとき、該感光体には給紙装置16から送り出された
転写紙Sが密着させられている。
この転写部において、感光体2と転写紙Sとは、ローラ
ー4と同11によって圧着させられ、トナー像を転写紙
Sへ転写される。{71 黒と赤のトナー像を転写され
た転写紙Sは、定着装置17を通過するとき当該トナー
像を定着される。
ー4と同11によって圧着させられ、トナー像を転写紙
Sへ転写される。{71 黒と赤のトナー像を転写され
た転写紙Sは、定着装置17を通過するとき当該トナー
像を定着される。
しかして、転写紙Sは、黒部Aと赤部Bとの二色の複写
画像を形成された二色コピーとなる。以上のようにして
二色コピーが得られるが、一方、トナー像の転写を終え
た感光体2は、除電チャージャー13,15およびクリ
−ニング装置14で残留電位や残留トナ−を除去された
のち、次のプロセスへ進む。
画像を形成された二色コピーとなる。以上のようにして
二色コピーが得られるが、一方、トナー像の転写を終え
た感光体2は、除電チャージャー13,15およびクリ
−ニング装置14で残留電位や残留トナ−を除去された
のち、次のプロセスへ進む。
なお、第1図に示す装置の実施例においては、転写装置
として、圧力転写型を示したが、本発明はこの型式にと
らわれるものではない。
として、圧力転写型を示したが、本発明はこの型式にと
らわれるものではない。
以上のように、オプチカルフアイバーと導体とからなる
フェースプレートを有する陰極線管を用いて、正・負何
れにも帯電し得る感光体に、正・負両極性の港像を形成
し、これら潜像を二色のトナーで現像する本発明によれ
ば、簡単なプロセスで二色記録画像が得られる。
フェースプレートを有する陰極線管を用いて、正・負何
れにも帯電し得る感光体に、正・負両極性の港像を形成
し、これら潜像を二色のトナーで現像する本発明によれ
ば、簡単なプロセスで二色記録画像が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図および
第3図は陰極線管のフェースプレートのそれぞれ異なる
例を示す斜視図と側面図、第4図はフェースプレートと
感光体との位置関係を示す正断面図、第5図は本方法発
明のプロセスを説明する図である。 1・・・陰極線管、2・・・感光体、7・・・フェース
プレ−ト、9・・・第1現像装置、10・・・第2現像
装置、18・・・導体、19a,19b・・・オプチカ
ルフアイ/ゞ・〇弟イ図 稀2図 治3図 兼4図 治5図
第3図は陰極線管のフェースプレートのそれぞれ異なる
例を示す斜視図と側面図、第4図はフェースプレートと
感光体との位置関係を示す正断面図、第5図は本方法発
明のプロセスを説明する図である。 1・・・陰極線管、2・・・感光体、7・・・フェース
プレ−ト、9・・・第1現像装置、10・・・第2現像
装置、18・・・導体、19a,19b・・・オプチカ
ルフアイ/ゞ・〇弟イ図 稀2図 治3図 兼4図 治5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オプチカルフアイバーと、走査方向に多数列設した
導体とからなるフエースプレートを備えた陰極線管のフ
アイバー部を用いて、正(または負)に帯電した感光体
を露光して正(または負)電位の潜像を形成し、次いで
導体部を用いて感光体に負(または正)電位の潜像を形
成したのち、それぞれの潜像を負(または正)、正(ま
たは負)に帯電した二色の現像剤で現像する二色記録方
法。 2 オプチカルフアイバーと、走査方向に多数列設した
導体とからなるフエースプレートを備えた陰極線管と、
走査方向と直交する向きに回動し、且つ正負に帯電し得
る感光体と、正(または負)に帯電させた現像剤を上記
感光体へ供給する第1現像装置と、負(または正)に帯
電させた現像剤を上記感光体へ供給する第2現像装置を
具備することを特徴とする二色記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52104057A JPS6024941B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 二色記録方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52104057A JPS6024941B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 二色記録方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5437747A JPS5437747A (en) | 1979-03-20 |
JPS6024941B2 true JPS6024941B2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=14370552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52104057A Expired JPS6024941B2 (ja) | 1977-08-30 | 1977-08-30 | 二色記録方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024941B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6386433U (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 | ||
JPS6386432U (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 |
-
1977
- 1977-08-30 JP JP52104057A patent/JPS6024941B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6386433U (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 | ||
JPS6386432U (ja) * | 1986-11-26 | 1988-06-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5437747A (en) | 1979-03-20 |
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