JPS60249395A - ジヤンパ−線自動插入機 - Google Patents

ジヤンパ−線自動插入機

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Publication number
JPS60249395A
JPS60249395A JP59103679A JP10367984A JPS60249395A JP S60249395 A JPS60249395 A JP S60249395A JP 59103679 A JP59103679 A JP 59103679A JP 10367984 A JP10367984 A JP 10367984A JP S60249395 A JPS60249395 A JP S60249395A
Authority
JP
Japan
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wire
chuck
rod
slider
jumper
Prior art date
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Pending
Application number
JP59103679A
Other languages
English (en)
Inventor
浩一 中原
高村 唯史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
Application filed by Pioneer Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to JP59103679A priority Critical patent/JPS60249395A/ja
Publication of JPS60249395A publication Critical patent/JPS60249395A/ja
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野〕 この発明はリールから供給される線材を所定長に切断し
、その切断された線材端部をプリント基板の所定の挿入
孔に挿入するようにしたジャンパー線自動挿入機に関す
るものである。
〔従来技術〕
プリント基板を水平方向の前後左右に、すなわちX −
Y方向に搬送されるテーブル上に裁置し、このプリント
基板の上方からトランジスタ、抵抗器或はコンデンサ等
の電気部品の端子を自動的に挿入するようにした部品自
動挿入機は知られており、電気機器に用いられているプ
リント基板の大多数はこの自動挿入機を用いて電気部品
を装着する自動化がはかられ、人為的にミスの無い安定
した製品を多量に供給する上で大きな貢献を果している
従来のこの種の部品自動挿入機は、上述したようにトラ
ンジスタ、抵抗器或はコンデンサ等のように、部品本体
に対して樹立した複数の端子をプリント基板の挿入孔に
挿入するものであり、従って部品本体の予め定められた
部分をチャックすることで、自ら該部品の端子の位置出
しが可能であり、それ故プリント基板の所定位置に該部
品の端子を挿入することは比較的容易に可能である。
しかるに上述した電気部品とは異なる可撓性の線材の端
部をプリント基板の挿入孔に対して挿入することは不可
能であり、可撓性線材の挿入は人手による作業に頼る他
はないのが現状である。
近来プリント基板を作成する上での作業効率が一層はか
られ、例えば特公昭43−24031号公報に示される
ように、プリント基板の例えば中央部にミシン目状の割
り線を予め設け、その割り線を介して両者間を可撓性の
線材、すなわちジャンパー線で接続し、自動ハンダを行
なった後に上記ミシン目状の割り線に沿って基板を2分
割或はそれ以上に分割する方法も採用されている。
斯様な作業の効率化を推し進める上で、ジャンパ線の挿
入は上述したように人為的に行なわざるを得す、作業能
率の低下およびばらつき、人為的ミスによる修理工数の
増大等の問題点が浮上しており、接続ミスの削減のため
に予めジャンパー線両端をマルチコネクタに接続してお
き、プリント基板上に配置された対応するコネクタ或は
ラッピング端子に対して該コネクタを介してジャンパー
線を接続する等の工程を予成なくされており、製造コス
トを低減させる上では大きな支障となっているのが現状
である。
〔本発明の目的〕
この発明はリールに巻装されたジャンパー線素材を順次
引き出し、所定長に切断すると共にその端部の被覆を剥
離した上、端部をプリント基板の所定の挿入孔に連続的
に挿入できるジャンパー線自動挿入機を提供するもので
あり、ジャンパー線の連続的な自動挿入を可能にし、作
業能率の向上並びに誤接続の発生を皆無にすることを目
的とするものである。
〔本発明の構成〕
この発明の自動挿入機の具体的構成を説明する前に、先
ずこの発明の自動挿入機の線材処理を主体とした概要に
ついて説明する。
すなわち第■図A−Fはこの発明の自動挿入機の線材処
理工程の概要を順に示したものである。
A図はリール1に巻装されている線材2の端部をチャッ
ク9により把持し、線材2を引き出す行程を示す。チャ
ック9により引き出された線材は13図に示すように一
対の固定ローラ19,19間を移動する可動ローラ20
により所定長繰り出され、線長が決定される。この状態
で0図に示すように線材2の両端部の被覆を一対のカッ
ター11,11により剥離し、次いでD図に示すように
線材の両端は一対の挿入ヘッド13.13に把持され、
被覆を剥離された芯線は下方向にそれぞれ折り曲げられ
、そのまま一対の挿入ヘッド13.13によりE図に示
すようにプリント基板4の所定の挿入孔に挿入される。
E図の様に端部が挿入されたジャンパー線はF図に示す
ようにその下方より一対のカッター21.21により水
平方向にカントされ、その切口は水平方向に切込まれて
プリント基板4に対してクリンチされる。
以上が以下に説明するジャンパー線自動挿入機の線材処
理の概要である。
次にこの発明の自動挿入機全体の概略的な構成および作
用について説明し、次に主要な各部の詳細な構成および
作用について順に説明する。
「ジャンパー線自動挿入機の全体の概略的な構成および
作用」 第2〜6図はこの発明の実施例の全体の概要を示したも
のである。この第2〜6図において1は線材供給用リー
ルであり、2はこのり−ル1より供給された線材を示す
。3ば加工された線材の両端部が挿入されるプリンI・
基板4を載置固定するテーブルであり、このテーブルは
数値制御により、水平方向に前後左右、ずなわぢX−Y
方向に搬送可能となるように支持されている。
5は駆動用モータであり、このモータ5の動力はベルト
6を介して第3図に示す男ム駆動用プーリ7に伝達され
、このプーリ7の回動によりその軸8上に設けた各カム
(図示せず)を回動させる。
上記各カムはそれぞれに対応する伝達ロットLをその軸
方向運動に変化せしめ、リール1より送り出された線材
2を機械にセットする引き出しチャック部9、引き出し
チャック部9によってセントされた線材2の線長を決め
る線長決めユニット部10、線長決めユニット部10に
よって決められた線材をカントし、その両端の被覆を剥
離するカッタ一部11、カットされた線材を挿入ヘッド
部12へ受け渡しする受け渡し送りチャック部13、受
は渡し送りチャック部13より渡された線材をプリント
基板4の挿入孔に挿入する挿入ヘッド部12等のタイミ
ング動作源として利用される。
以上符号9〜13で示した各部の詳細は項を改めて後述
する。
次に以上の構成に基づく動作の概要について説明する。
リール1より供給される線材2は第5図に示したように
ガイドノズル14、駆動ローラ15を通り、ガイドパイ
プ16より、第6図に示す互に対向する5個のローラ1
7を介するノズル18に送られる。
なお第5図に示ずSは光電スイッチであり、これはり−
ル1から線材2を多少余裕を持って引き出しておくため
の作用をする。ずなわち線材2がガイドパイプ16方向
に引き出されると、線材2はたるみが無くなり第5図中
、上方向に引かれ、線材検知光電スイッチSから外れる
。これにより駆動ローラ15を回転駆動するモータ(図
示せず)が回転し、このモータによって駆動される駆動
ローラ15により線材2はリール1より引き出される。
駆動ローラ15は線材2が線材検知光電スイッチSを遮
るまでモータにより回Φ云され、この動作により線材2
は第5図に示すように常にU状に引き出された形状に成
され、線+A2に対して負荷が加わらないように作用す
る。
この様にして引き出された線材2は上記のように5個の
ローラ17により姿勢を正され、ノズル18まで供給さ
れる。ここで引き出しチャック部9がノズル18より線
材2を引き出ず。すなわち引き出しチャック部9はチャ
ック開の状態で、第6図に示す位置から右方向、すなわ
ちノズル18部分まで移動し、ノズル18の先端より突
出している線材2をチャックする。チャックした状態で
図中左方向へ移動し、第6図の状態に戻る。引き出しチ
ャック部9のより具体的な構成、作用は後述するが、第
6図中においてチャック部が左から右方向に移動する場
合にはチャック開となってチャックが180度開き移動
経路に存在する2つのカック一部11の上を通過し、線
材をチャック後、図中布から左方向に移動する場合には
開いているカッタ一部11の間を通過し、線材2を引き
込むよう作用する。
この状態で線材2は線長決めユニット部10により線長
が決定される。線長決めユニットalNOは基本的には
2つの固定ローラ19,19とその間を移動する移動ロ
ーラ20より構成しており、移動ローラ20の移動によ
って線材がU状に引き込まれ、移動ローラ20の移動量
によって線材2の長さが決定される。この線長決めユニ
・7上部10により線長を決められた線材は、第3図に
示す受け渡し送りチャック部13によりその両端がチャ
ックされる。この機構の詳細は後述するが、チャックは
2つのカッタ一部11の内側で且つ上記固定ローラ19
,19の外側に位置する。線材2の両端をチャック後、
引き出しチャック9は開となり、次にカッタ一部11の
刃が閉じ左右方向にそれぞれ移動する。この動作により
線材2の両端部の被覆を剥離することができる。
カットおよび被覆を剥離された線材2、すなわちジャン
パー線は受け渡し送りチャック部13にチャックされた
ままナヤノクか回転移動し、−幻の挿入ヘッド部■2に
受け渡たされる。この挿入ヘッド部12はジャンパー線
2の両端を保持したまま被覆が剥離された芯線部分を下
方向に折り曲げる機能を有し、そのまま下方向に移動し
てX−Yテーブル3上に載置されたプリント基板4の所
定の挿入孔にジャンパー線2の両1喘の芯線部分を挿入
する。
なお挿入ヘッド部12の真下、すなわちX−Yテーブル
3に載置されたプリント基扱4の下面側には必要に応じ
カットアンドクリンチ機構が設りられ、挿入されたジャ
ンパー線2の余剰端部を切断し、同時にその切断端部を
基板に対しクリンチさせる。
以上がこの発明のジャンパー線自動挿入機の動作の概要
である。次に主要な各部に9いてよりa′を細に説明す
る。
「線材引き出しチャック部」 第7〜9図は線材引き出しチャック部9・の詳細を示し
たものである。第7図において22は挿入機本体に設け
られたレール状のガイドであり、このガイド22上には
、該ガイドの長手方向に摺動可能に移動台23が取付け
られている。この移動台23にはシリンダ24が取イ」
けられ、このシリンダ24内にはピストン25とこのピ
ストン25に一体に取付けられたピストンロッド26か
収納され、第7図中、左右方向にピストン25、並びに
ピストンロッド26が摺動される。上記ピストンロッド
26はランク形状をしており、ピストン25とピストン
ロッド26によって構成されるシリンダ24はランクシ
リンダとなる。
27は上記ラック状のピストンロッド26に噛合う第1
の歯車であり、第9図に示すように第1の歯車27は第
1の軸28に取付けられている。
この軸28には第2の歯車29が一体に取付&Jられ、
該軸28と平行に第2の軸30を有し、この第2の軸3
0には上記第2の歯車29と噛合う同一ピンチ数の第3
の歯車31が一体に取付けられている。上記第1の軸2
8と第2の軸30には第1の引き出しチャック32、お
よび第2の引出しチャック33が取付られており、上記
第2と第;3の歯車29.31の噛合い作用により、上
記第1と第2の引き出しチャック32.33は互いに相
反する方向に回動し、第8図に示す閉状態と、180度
開く開状態とに変化できるよう構成されている。
上記の構成において、圧縮空気によってピストン25が
第7図中、左方向に移動すると、ピストンロッド26に
設けたラックに噛合う第1の歯車27が左回転する。第
1の歯車27の回転により、第1の軸28が左回転し、
従って第1の引き出しチャック32も左回転する。同時
に第2と第3の歯車29,31の噛合い作用により第2
の軸30が右回転し、これに取付LJられた第2の引き
出しチャック33も右回転し、対向するチャック32.
33は180度開状態となる。父上記ピストン25が第
7図中、右方向に移動すれば以上の説明と全く逆の作用
により、チャック32,33は第8図に示すような閉状
態となる。
上記チャック32.33は上述のとおり移動台23に取
付けられており、第6図において開状態でノズル18部
分まで移動して閉状態となり、線材2の端部を把持して
レール22上を左方向に移動して線材2を引き出す作用
をする。
「線長決めユニット部」 第10〜11図は線長決めユニット部10の詳細な構成
を示したものである。この第10〜11図において34
はパルスモークであり、35はこのパレスモータ34に
よって回転駆動されるタイミングプーリである。このタ
イミングプーリ34に対向して従動タイミングプーリ3
6が存在し、両プーリ35,36間にはタイミングヘル
ド37が張架されている。
38はシンリダスライダであり、39はこのシリンダス
ライダ38上に第10図中、左右方向にスライド可能と
なるよう設けられたシンリダである。このシンリダ39
はへルトブラケソト40およびベル1〜押え41によっ
て上記タイミングヘルド37に取付けられ、ヘルド37
の移動によりレール状のガイド42上をスライドする。
43は可動ローラ20をその先端に取付けたレバーであ
り、このレバー43は」1記シリンダー39の動作によ
り、第10図中、実線で示した位置と鎖線で示した位置
とに上下に移動可能に成されている。
19は一対の固定ローラであり、44はこの固定ローラ
19を保持するローラブラケット、45は上記ローラブ
ラケ・/ト44並びに固定ローラ19を支持し、スライ
ダへニス46上を第10図中、左右方向にスライドする
ローラスライダであり、このローラスライダ45はシリ
ンダ47の駆動によってスライド制御される。
以上の構成においζ、パルスモータ34によってタイミ
ングプーリ35を回転させると、従動タイミングプーリ
36との間でタイミングヘルド37が駆動される。シリ
ンダスライダ38は上記のとおり、ベルトブラケット4
0、ヘルド押え41によってタイミングベルト37に固
定されており、従ってシンリダスライダ38はパルスモ
ータ34の回転によってレール状ガイド42上をスライ
ドする。
又移動ローラ20はレバー43を介してシリンダ39の
動作により上下運動される。固定ローラ19はローラブ
ラケット44、ローラスライダ45を介してスライダベ
ース46上をシンリダ47の駆動により移動する。
ここでシンリダ39が引き込み駆動すると移動ローラ2
0は鎖線で示すように上方へ持ち上げられる。又固定ロ
ーラ19はシリンダ47が引き込み駆動して第10図中
、右方向に移動している。
この状態を第12図Aに示す。次いで線材引き出しチャ
ック9がその中央を通り、線材2が引き込まれる。そし
てシリンダ39および47が駆動して突出状態に成され
、移動ローラ20と固定ローラ19とにより線JA2が
挟み込まれる。この状態を第12図Bに示す。
ここでパルスモータ34が回転し、可動ローラ20が第
10図中、左方向にスライドする。すなわち第12図C
に示すように線材2はU状に引き込まれ、その引き込み
量はパルスモータ34に与えられるパルス数によって決
定され、ここでジャンパー線の線長が決定される。
線長が決まり、パルスモータ34の駆動が停止した後、
パルスモータ34ば逆回転して元に戻る。
この時、ある距離を戻った時点でシリンダ39か引き込
み動作をし、移動ローラ20は再び第10図中鎖線に示
すように上方に移動し、線長決めユニットの1行程動作
が終了する。
こうして線長が決定された後、前述したとおり一対の固
定ローラ19の外側に位置するカッタ一部11が線材2
の端部の被覆を切断し、線+A2の芯線を露出させる。
「線材受は渡し送りチャック部」 線長が決定され、線材2の両端部の被覆が剥離されたジ
ャンパー線は線利受&−1渡し送りチャック部によって
搬送され、挿入ヘノドコーニソトに送り出される。その
実施例を第13〜16図に基づいて説明する。
48はこの機構を駆動するだめの駆動ロンドであり、4
9ば駆動ロット48の先端に取イ」けられた丸ラックで
ある。九ラック49にはピニオン50が噛合っており、
九ラック49の長手方向への移動によって回転される。
該ピニオン50の軸51はシリンダ52に結合されてお
り、該シリンダ52内にはピストン53が収納され、こ
のピストン53のシリンダ52内の移動により一対のク
ランパー54.55が軸56,57を支点として開閉動
作を成す。このクランパーはチャックとしての機能を有
する。
上記丸ラック49にはスプリング受け58が取付けられ
ランク押え59との間にはコイルスプリング60が圧縮
状態で収納されている。
61は符号49〜60で示した上記各部材を装着したス
ライダであり、スライドベース62上を駆動ロッド48
の軸方向の駆動によりスライド動作をする。
なお63はスライドベース62の端部に取付けられたス
ライダ61のストッパである。以」二の構成において第
14図は駆動ロンド48の軸方向の動作が中間位置に在
る場合を示してj−9す、第15図は駆動ロッド48を
引いた状態を、又第16図は押し出した状態をそれぞれ
示す。
先ず第14図の中間位置から駆動1コツl、48を引き
上げると、九ラック49も引き上げられ、この九ラック
49に噛み合っているピニオン5oば右回転する。ピニ
オン50の回転に伴ない軸51に固定されているシリン
ダ52も右回転し、第15図に示すようにチャック64
は上方向を向くようになる。この位置で線長決めされU
状に屈曲されているジャンパー線2の端部をチャック6
4が受け取ることになる。この時シリンダ52内にエア
ーが入り、ピストン58が押し上げられ、クランパー5
5が軸56,57を支点として第15図B−Cに示すよ
う左回転し一対のクランパ54゜55はジャンパー線の
端部をチャックする。
この時スライダ61はストッパ63にスプリング60の
圧力によって押しイ」けられている。
次に駆動ロンド48が押し出されると、九ラック49と
ピニオン50との作用によりシリンダ52は左回転し、
第14図の状態となる。この第15図から第14図に示
す状態に至る間は、スプリング60は圧縮されう、り押
え59を押し付け、スライダ61を右最上端の位置に保
持している。
第14図の状態でシリンダ52はスライダ62の上面に
当たり、これによりピニオン5oの回転は不可能となり
、九ランク49とピニオン5oはリジットの状態となる
。この状態でさらに駆動ロフト48が押し出されると、
第16図に示すようにスライダ61がスライドベース6
2上を左下方に向って滑り落ちる動作となる。
第16図に示すスライダ62の位置が線材2、すなわち
ジャンパー線を受け渡す位置となり、この位置でシリン
ダ52のエアーを抜くことによりクランパー54.55
は開状懸となる。そして第16図より第14図に示すよ
うに駆動ロンド48が再び引き上げられ、スライダ3が
ストッパ63に当たると再びピニオン50が回転してク
ランパー54.55を上方に向けるよう作用し、次のジ
ャンパー線を受け取る態勢に入る。
「ジャンパー線挿入ヘット部」 上記の過程を経てジャンパー線は挿入ヘット部に受け渡
されるが、その挿入ヘッド部の具体的構成を第17〜′
18図に示す。第17図A−Cは線材をチャックし、芯
線部分を下方に折曲げる動作過程を順に示した断面図で
あり、第18図A−Cは線材の芯線部分をプリン1〜基
抛4の挿入孔に挿入する動作過程を順に示した断面図で
ある。
図において64は線材2の端部を把持するチャック部で
あり、65は線)A2をその上方から押え付ける押し棒
である。このチャック部64と押し棒65との間に線材
2が受け渡たされ、両者によって線材2の端部はチャッ
クされる。
66はチャ、り全体を上下させるスライドバーであり、
67はチャック部64の開閉および押し棒65による線
材2の押しイ」けを行なう挿入口、ラドである。68は
挿入ロッド67の先端に取付けられ、チャック64の開
閉を制御するカムであり、チャック64は支点ピン69
に支持され、且つ上記カム64に当接するヘアリング7
0により開閉される。71は押し棒65の位置を規制す
る押し棒ストッパーであり、72.73は押し棒の圧力
を調整するスプリングである。
74はスライドパー66の先端に取付のられ、チャック
64と押し棒65とによって固定把持された線材の端部
(芯線部)を1方向に垂直に折曲げる曲げ棒であり、7
5は曲げ棒74の動作をガイドする曲げ棒ガイドである
なお図中2は線材を示し、2′は被覆を剥離された芯線
部分を示す。
以上の構成において、第18画人に示すように押し棒6
5とチャック64により線材2が把持される。この状態
において第17図A〜Bのようにスライドパー66が下
降して来る。スライドバー66には曲げ棒74が取イ」
けられているので、この曲げ棒74はスライドパー66
の下降と同時に下降する。ここで下側の曲げ棒74に支
えられている押し棒65はスプリング72によって下側
に押し下げられる。従って線材2は押し棒64によって
ゆるめなく固定される。押し棒64の圧力はスプリング
72のハネ定数に一つて任怠に設定できる。
さらにスライドバー66が一ト1煤すると曲げ棒74が
線材2の芯線2′部分を下方向に折り曲げ、チャック6
4の下側端と曲げ棒74の下側端か一致した位置でスラ
イドパー6〔;の上部がヘッドスライダ76に当たる。
この時も又押し棒65の圧力はスプリング72の圧力と
なる。
この時点からスライドバー66はヘントスライダ76を
も押し下げ、第17図Cの状態のまま挿入面まで下降す
る。
第18図Aは上記した下降作用により、プリント基板4
へ線+A2の芯線2′が到達した状態を示している。こ
の状態では線材2ばチャック64と押し棒65によって
固定されている。次に挿入ロッド67が下方向に押し出
されると、これにより挿入ロッド67と同じ動きをする
カム68がヘアリング70を押し上げ、支点ピン69を
支点にチャックを左方向に開かせる。(第18図B)さ
らに挿入ロッド67が下降すると、第18図Cのように
押し棒ストッパ71を押し下げ、押し棒14はフリーに
なり、線材2をプリント基板4Qこ対して弾力的に押し
付ける。この時の圧力もスプリング72のバネ定数によ
って決定され、線材2の端部ばプリン1一基板4に安定
的に挿入される。
この第18図Cに示した状態でスライドバー66が上昇
すると、これによってチャック64は第18図Cのよう
に開いたままある位置まで上昇する。
」二昇時の動作は線材をチャックする上記した動作と全
く逆になる。又チャック64の閉動作も開動作の逆とな
る。
なお図示していないが、第17〜18図に示すヘッド部
はその上方においてベアリングで支持され、その周方向
に任意に回転でき、線材の挿入方向を任意に選択できる
ように構成されている。
〔発明の効果〕
この発明は以上のように、リールに巻装された線材を連
続的に引き出して所定長にカットし、予め定められた順
序に従って順次ジャンパー線をプリント基板上に挿入す
るものであり、従来人手にたよらさるを得なかったジャ
ンパー線の挿入処理を自動機によって実現するものであ
る。
従って作業能率を飛躍的に高められるたりでなく、ジャ
ンパー線の誤接続をほぼ皆無にすることが可能であり、
文人子に頼るごとによる接続ミスを防止するために必要
としていたマルチコネクタ等も不必要となり、これらの
合理化によるコストの低減効果はきわめて大きいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動挿入機の線材処理状況を示した
概念図、第2図はこの発明の実施例を示した正面図、第
3図はその主要部を示した正面図、第4図はその平面図
、第5図ば線材を巻装したリール軸部分を示した正面図
、第6図は線材引き出しチャック部、線長決め機構等の
位置関係を示した正面図、第7図は線材引き出しチャッ
ク部の全体を示した正面図、第8図はチャック部の具体
例を示した正面図、第9図はチャック機構を示す断面図
、第10図は線長決めユニット部を示した正面図、第1
1図はその側面図、第12図は線長決めユニット部の動
作を説明する概念図、第13図は線4A受は渡し送りチ
ャック部を示した正面図、第14図A〜B、第15図A
−C1第16図はその動作を説明する断面図、第17図
A〜Cはジャンパー線挿入ヘッド部の線材チャック動作
を説明する断面図、第18図A−Cは同しく線材挿入動
作を説明する断面図である。 ■・・・・・・リール、2・・・・・・線材(ジャンパ
ー線)、3・・・・・・テーブル、4・・・・・・プリ
ント基板、5・旧・・モータ、6・・・・・・ヘルド、
7・・・・・・プーリ、9・・・・・・引き出しチャッ
ク部、10・・・・・・線長決めユニット部、11・・
・・・・カッタ一部、12・・・・・・挿入ヘッド部、
13・・・・・・受は渡し送りチャック部、15・・・
・・駆動ローラ、18・・・・・・ノズル、19・・・
・・・固定ローラ、20・・・・・・可動ローラ、24
・・・・・・シリンダ、25・・・・・・ピストン、2
7・・・・・・歯車、32゜33・・・・・・引き出し
チャック、34パルスモータ、37・・・・・・タイミ
ングヘルド、38・旧・・シリンダスライダ、39・・
・・・・シリンダ、43・旧・・レバー、44・・・・
・・ローラブラケ、1.45・・・・・・ローフスライ
ダ、47・・・・・・シリンダ、4)(・・・・・駆動
ロッド、49・・・・・・丸ランク、50・・・・・・
ピニオン、52・・・・・・シリンダ、54.55・・
・・・・クランパ、60・・・・・・コイルスプリング
、61・・・・・・スライダ、64・・・・・・チャッ
ク部、65・・・・・・押し棒、66・・・スライドバ
ー、67・・・・・・挿入し1ノド、68・・・・・・
カム、70・・・・・・ヘアリング、74・・・・・・
曲げ棒、75・・・・・・曲げ棒ガイド 特許出願人 パイオニア株式会社 第1図 (A) (D) 旧 (B) (E) 第2図 第12図 (A) (8) (C) 費 W、13図 第14図 (A) 48 コし くB) 第16図 48 第17図 (A) (B) (C) (A) (B) (C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長尺の線材の端部を把持し、該線材を引き出すチャック
    と、このチャックにより引き出された線材を所定長に切
    断し、その切断された線材の端部の絶縁被覆を剥離して
    線材の芯線を露出させるカッターと、該線材の端部を保
    持し、線材端部の芯線を、水平方向に移動可能なテーブ
    ル上に裁置されたプリント基板の挿入孔に対し挿入する
    挿入ヘッドとを備えて成るジャンパー線自動挿入機。
JP59103679A 1984-05-24 1984-05-24 ジヤンパ−線自動插入機 Pending JPS60249395A (ja)

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Family

ID=14360470

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JP (1) JPS60249395A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132598A (ja) * 1984-07-25 1986-02-15 株式会社日立製作所 リボン電線插入装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6132598A (ja) * 1984-07-25 1986-02-15 株式会社日立製作所 リボン電線插入装置

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