JPS60248568A - 布ラベル折り曲げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ１発明の目的 （１）産業上の利用分野 本発明は、一定長さの布片の両端部を４５度に折り曲げ
て、いわゆるマイターホールド形状の布ラーζル泰形成
するだめの布ラベル折り曲げ装置に菌す。

（２）従来の技術 従来、かかる布ラベルを形成するにあたっては、折り曲
げ形状に対応して形成された定規上に布片を載置して、
アイロンあるいは鏝などにより定規に溢って折り曲げる
か、布片を、折り曲げ形状に対応して形成されたガイド
部材中に通過させている。

（３）発明が解決しようとする問題点 ところが、前者の方法によるものでは、布片の厚みや布
片の耳の厚みが中心部と異なることなどに起因して、正
確な折り曲げが困難であり、また後者の方法では、布片
が柔らか過ぎると折り曲げが困難であり、前記耳の問題
とも相俟って、正確な折り曲げが困難であるとともに、
布片の種類によっては適用が困難である。

本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、全
ての種類の布片を正確に折り曲げてマイター７ホールド
形状の布ラベルが得られるようにした布ラベル折り曲げ
装置を提供することを目的とする。

Ｂ１発明の構成 （１）問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明装置は、一定長さの矩
形布片を両端部で折り曲げてマイターホールド形状の布
ラベルを形成するための布ラベル折り曲げ装置において
、略水平方向に往復移動可能であり、その往行方向前端
縁は折り曲げ角度に対応して傾斜され、しかも前記布片
がその両端部を前記前端縁から側方に突出させて載置さ
れるガイド板と；該ガイド板を往復駆動するためのガイ
ド板駆動手段と；前記ガイド板の往行途中に配置され、
ガイド板上の布片の両端部に上方がら空気を吹付けるた
めの空気ノズルと；ガイド板の往行方向終端に対応して
配設され、ガイド板上の布片の上面よりもわずかに上方
に受圧面を有する受圧部材と；該受圧部材の下方で昇降
可能に配置され、前記ガイド板の前端側に臨んで設けら
れ前記前端縁に対応して傾斜した抵抗面および前記受圧
面に対向する抑圧面を備えるクランプ部材と；前記布片
を載置したガイド板を前記受圧面および抑圧面間に挿入
可能とすべくクランプ部材を降下させるとともにガイド
板の前記往行方向終端からの復行動作に応じて前記布片
を受圧面および抑圧面間で挟圧すべくクランプ部材を上
昇させるクランプ駆動手段と；を含む。

（２）作用 上記構成によれば、ガイド板上の布片は空気ノズルから
の吹付は空気によってその両端部がガイド板の前端縁か
ら下方に垂れ、ガイド板がさらに進行することによって
布片の両端部は抵抗面によって折り曲げられてゆき、さ
らに受圧部および押圧面間で完全に折り曲げられた後、
挟圧されて布ラベルが得られる。

（３）実施例 以下、図面により本発明の一実施例にっ℃・て説明する
と、先ず第１図〜第３図にお（・て、この布ラベル折り
曲げ装置１は、略水平方向に往復移動可能なガイド板２
ど、ガイド板２を駆動するためのガイド板駆動手段３と
、一対の空気ノズル４と、受圧部材５と、該受圧部材５
の下方で昇降可能なりランプ部材６と、該クランプ部材
６を昇降駆動するためのクランプ駆動手段７とを備える
。

布ラベル折り曲げ装置１０基台８上には、ガイド板２の
矢符９で示す往行方向に？８５両側で、上乍一対の水平
なガイド棒１０，１１を支持するための支柱１２ａ、１
２ｂ；１３．Ｚ、１３ｂが立設される。一方の両ガイド
棒１０には移動体１４が移動自在に装着され、他方の両
ガイド棒１１には移動体１５が移動自在に装着される。

面移動体１４゜１５間は連結板１６を介して連結されて
おり、したがって面移動体１４．１５はガイド棒１０．
１１に清って一体的に移動する。

ガイド板２は、前記連結板１６の上方を往行方向９に沿
って延びるガイド台１７の後端（第１図の右端）上面に
固着きれており、ガイド台１７の途中は前記連結板１６
に固定される。したがって、面移動体１４．１５のガイ
ド棒１０，１１に沿う移動に伴ってガイド台１７および
ガイド板２が往復移動する。しかもガイド板２の往行方
向９に沿う前端縁１８は、布ラベルの折り曲げ角度すな
わち４５度に傾斜して形成される。

ガイド板駆動手段３は、駆動源１９により駆動される駆
動軸２０と、該駆動軸２０の端部に固定される駆動輪２
１と、一端が駆動輪２１の軸心からずれた位置にピン結
合されかつ他端が一方の前記移動体１４にビン結合され
る連結杆２２とから成る。駆動源１９は、原位置（第１
図の右端位置）にあるときのガイド板２の側方に位置す
るように基台８上に固定配置され、駆動軸２０はそのガ
イド板２の下方で前記往行方向９に直交する水平方向に
駆動源１９から延出される。このガイド板駆動手段３に
よれば駆動軸２０すなわち駆動輪２１の一回転動作に応
じてガイド板２が１往復動作をする。

駆動源１９の上面には水平々送り台２３が設けられてお
り、原位置にあるガイド板２の側部に臨む送り台２３の
端縁には固定刃２４が設けられる。

また固定刃２４の上方には、昇降駆動される可動刃２５
が配置されており、送り台２３上を図示しない供給手段
によって送られて来る帯状布２６が前記固定刃２４およ
び可動刃２５の働きにより裁断される。これにより、一
定の長さの矩形布片２７がガイド板２の前端側にその前
端縁１８から両端部を突出させて載せられる。

原位置にちるガイド板２の往行方向９に沿う前方位置に
は、ガイド台１７の移動を許容すべくそのガイド台１７
０両側に対をなして受圧部材５が固定配置される。これ
らの受圧部材５は、連結板１６の往復移動を許容すべく
該連結板１６を跨ぐ門型に構成された一対の支持フレー
ム２８により、固定的に垂下、支持される。しかも、各
受圧部材５のガイド板２側に臨む端縁２９は、ガイド板
２の前端縁１８に対応して傾斜される。また、各受圧部
材５の下面には受圧面３０が形成されており、各受圧部
材５の高さは、ガイド板２が往行方向９に移動したとき
に、そのガイド板２上の布片２７の上面よりも受圧面３
０がわずかに上方に位置するように設定される。

各支持フレーム２８の下端は支持台３１で支持されてお
り、その支持台３１には前記往行方向９に沿って間隔を
あけた位置で前記駆動軸２０と平行に固定された一対の
支持棒３２．３３が嵌挿される。したがって、各支持フ
レーム２８は、それらの支持棒３２．３３に溢って相互
に近接、離反変位可能であるが、布ラベルの折り曲げサ
イズに応じて相互間の距離を定めた後に、支持台３１が
各支持棒３２．３３に固定される。

両受圧部材５の下方には、クランプ部材６がそれぞれ配
置される。しかもこれらのクランプ部材６に一体化され
て上下に延びる変位棒３４は、支持フレーム２８によっ
て上下移動自在に支承されており、したがって両クラン
プ部材６′は上下に移動可能である。また各クランプ部
材６の上面には、前記受圧部材５の受圧面３０に対向す
る押圧面３５が設げられ、各クランプ部材６におけるガ
イド板２の前端側に臨む端縁には、ガイド板２の前端縁
１８に対応して傾斜した抵抗面３６が設けられる。

クランプ駆動手段７は、駆動軸２０に固定された一対の
傘歯車３７と、該傘歯車３７に噛合して駆動軸２０と直
交する軸線まわりに回転動作する一対の傘歯車３８と、
それらの傘歯車３８と同軸に回転作動し前記変位棒３４
を昇降作動するカム（図示せず）とを備える。このクラ
ンプ駆動手段７によれば、駆動軸２００１回転に応じて
変位棒３４すなわちクランプ部材６が１回昇降動作する
。

しかもクランプ部材６の上限は、受圧部材５の受圧面３
０とクランプ部材６の抑圧面３５との間に布片２７を挟
圧し得るように設定され、その下限は前記受圧面３０お
よび押圧面３５間に布片２７を載置したガイド板２が挿
入されることを許容する程度に設定される。

往行方向９に沿ってガイド板２の原位置と、受圧部材５
およびクランプ部材６との間には、ガイド板２上の布片
２７の両端部に向けて上方から空気を吹付けるための一
対の空気ノズル４が配設される。また、クランプ部材６
におけるガイド板２寄りの端部にはヒータ３９がそれぞ
れ装備される。

次にこの実施例の作用について第４図〜第７図を参照し
ながら説明するが、第４図〜第７図において（α）は簡
略化した平面を示し、（ｂ）はその簡略化した側面を示
す。

先ず第４図（ａ）、（Ａ）において、原位置にあるガイ
ド、板２上には、帯状布２６が送り台２３から供給され
、この帯状布２６は可動刃２５および固定刃２４により
一定長さの布片２７として裁断される。

したがって、ガイド板２上には、前端縁１８から両端部
を側方に突出させるようにして布片２７が載置され、こ
の状態でガイド板２の往行動作が開始される。

次に、第５図（α）、（ｂ）において、ガイド板２が空
気ノズル４に対応する位置まで来ると、その空気ノズル
４からの噴出空気により布片２７はガイド板２上になじ
ませられるとともに、その両端部がガイド板２の前端縁
１８から下方に垂下する。

第６図（α）、（ｂ）において、ガイド板２の前端縁１
８が受圧部材５およびクランプ部材６に対応する位置ま
で来るときには、クランプ部材６は下方に降下されてお
り、ガイド板２およびその上に載っている布片２７は、
受圧面３０および押圧面３５間に入り込んでい（。しか
も、ガイド板２の前端縁１８から下方に垂れている布片
２７の両端部は、クランプ部材６の抵抗面３６に当接し
て往行を阻止され、ガイド板２の往行に伴って、前端縁
１８に沿って屈曲され、ガイド板２と押圧面３５との間
に折り込まれてい（。このようにして、ガイド板２がそ
の往行方向９にＧう終端まで達したときに、布片２７の
両端部はガイド板２の前端縁１８に沿って完全に折り曲
げられる。

第７図ｆａ）、（ｂ）において、ガイド板２はその往行
方向９に沿う終端から反転して復行方向４０に移動を開
始するが、このときクランプ部材６が上昇作動せしめら
れる。したがって、布片２７の折り曲げ部からガイド板
２が抜は出すとともに、その折り曲げ部がヒータ３９で
加熱され、さらに、押圧面３５および受圧面３０により
挟圧される。これによって、マイターホールド形状の布
ラベル４１が形成され、この布ラベル４１は図示しない
取出し手段によって上方に取出される。

以上のような過程が繰返されることにより、帯状布２６
から布ラベル４１が次々に製造される。

Ｃ０発明の効果 以上のように本発明に従う布ラベル折り曲げ装置は、略
水平方向に往復移動可能であり、その往行方向前端縁は
折り曲げ角度に対応して傾斜され、しかも前記布片がそ
の両端部を前記前端縁から側方に突出させて載置される
ガイド板と；該ガイド板を往復駆動するためのガイド板
駆動手段と；前記ガイド板の往行途中に配置され、ガイ
ド板上の布片の両端部に上方から空気を吹付けるための
空気ノズルと；ガイド板の往行方向終端に対応して配設
され、ガイド板上の布片の上面よりもわずかに上方に受
圧面を有する受圧部材と；該受圧部材の下方で昇降可能
に配置され、前記ガイド板の前端側に臨んで設けられ前
記前端縁に対応して傾斜した抵抗面および前記受圧面に
対向する抑圧面を備えるクランプ部材と；前記布片を載
置したガイド板を前記受圧面および抑圧面間に挿入可能
とすべくクランプ部材を降下させるとともにガイド板の
前記往行方向終端からの復行動作に応じて前記布片を受
圧面および押圧面間で挟圧すべくクランプ部材を上昇さ
せるクランプ駆動手段と；を含むので、布片を空気ノズ
ルの噴出空気でガイド板上になじませた後、抵抗面で布
片の両端部をガイド板前端縁に沿って折り曲げ、さらに
受圧面および抑圧面間で挟圧して布ラベルを形成するこ
とかでき、布片の種類および耳の厚みの問題等に拘らず
、正確なマイターホールド形状で布ラベルを機械的に折
り曲げることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図　゛は平
面図、第２図は正面図、第３図は第２図の右側面図、第
４図（ａ）、（ｂ）〜第７図（ａ）、（ｂ）は折り曲げ
動作途中をそれぞれ簡略化して示すものであり、（ａ）
は平面図、（ｂ）は正面図である。 １・・布ラベル折り曲げ装置、２・・・ガイド板、３・
・・ガイド板駆動手段、４・・・空気ノズル、５・・・
受圧部材、６・・クランプ部材、７・・・クランプ駆動
手段、９・・・往行方向、１８・・・前端縁、２７・・
布片、３０・・・受圧面、３５・・・押圧面、３６・・
・抵抗面、４１・・・布ラベル 第１図 第２図 第６図 鋤 第５図 （ａ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一定長さの矩形布片を両端部で折り曲げてマイターホー
   ルド形状の布ラベルを形成するための布ラベル折り曲げ
   装置において、略水平方向に往復移動可能であり、その
   往行方向前端縁は折り曲げ角度に対応して傾斜され、し
   かも前記布片がその両端部を前記前端縁から側方に突出
   させて載置されるガイド板と：該ガイド板を往復駆動す
   るためのガイド板駆動手段と；前記ガイド板の往行途中
   に配置され、ガイド板上の布片の両端部に上方から空気
   を吹付けるだめの空気ノズルと；ガイド板の往行方向終
   端に対応して配設され、ガイド板上の布片の上面よりも
   わずかに上方に受圧面を有する受圧部材と；該受圧部材
   の下方で昇降可能に配置され、前記ガイド板の前端側に
   臨んで設けられ前記前端縁に対応して傾斜した抵抗面お
   よび前記受圧面に対向する抑圧面を備えるクランプ部材
   と；前記布片を載置したガイド板を前記受圧面および抑
   圧面間に挿入可能とすべくクランプ部材を降下させると
   ともにガイド板の前記往行方向終端からの復行動作に応
   じて前記布片を受圧面および押圧面間で挟圧すべ（クラ
   ンプ部材を上昇させるクランプ駆動手段と；を含むこと
   を特徴とする布ラベル折り曲げ装置。