JPS6024799B2 - 4,6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法 - Google Patents
4,6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法Info
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- JPS6024799B2 JPS6024799B2 JP3822677A JP3822677A JPS6024799B2 JP S6024799 B2 JPS6024799 B2 JP S6024799B2 JP 3822677 A JP3822677 A JP 3822677A JP 3822677 A JP3822677 A JP 3822677A JP S6024799 B2 JPS6024799 B2 JP S6024799B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は4・6−ジェン−3ーオキソステロイドの製造
方法に関する。
方法に関する。
さらに詳しくは、本発明は治療上極めて有効な抗ァルド
ステロン性利尿剤である7Q−アセチルチオ−17−ヒ
ドロキシー3−オキソー17はープレグン−4−ェンー
21ーカルボン酸yーラクトン(以下スピロノラクトン
と略称する。
ステロン性利尿剤である7Q−アセチルチオ−17−ヒ
ドロキシー3−オキソー17はープレグン−4−ェンー
21ーカルボン酸yーラクトン(以下スピロノラクトン
と略称する。
)の製造中間体である17ーヒドロキシー3ーオキソー
17Qープレグナ−4・6ージェン−21−カルボン酸
y−ラクトン等の4・6ージェンー3−オキソステロ
ィドの工業的製造方法に関する。従来、4・6ージヱン
−3ーオキソステロィドの製造方法として4−ェンー3
ーオキソステロィドにキシレン溶媒中触媒量のp−トル
ェンスルホン酸の共存下にクロラニルを作用させる方法
(収率26%、J.○rg.Chem.、24、110
9(1959))、t一BuOH溶媒を使用する上記の
方法(収率80%、J.Am.Cbem.SM.、82
、4293(1960))、活性酸化マンガンで酸化す
る方法(収率約30%、J.Am.Chem.Soc.
、75、5932(19$))等の一段法、および4−
エンー3ーオキソステロイドをェノールエーテル化して
3−アルコキシ−3・5−ジエンステロイドに導き、こ
れを活性酸化マンガンで酸化する方法(米国特許31班
803)、4ーェンー3ーオキソステロイドを臭素化し
て、6ーフロモ−4ーェンー3−オキソステロィドに導
き、次いで脱臭素化する方法(米国特許3036069
)等の二段法が知られているが、いずれも収率は悪く、
80%以上の収率は期待できない。
17Qープレグナ−4・6ージェン−21−カルボン酸
y−ラクトン等の4・6ージェンー3−オキソステロ
ィドの工業的製造方法に関する。従来、4・6ージヱン
−3ーオキソステロィドの製造方法として4−ェンー3
ーオキソステロィドにキシレン溶媒中触媒量のp−トル
ェンスルホン酸の共存下にクロラニルを作用させる方法
(収率26%、J.○rg.Chem.、24、110
9(1959))、t一BuOH溶媒を使用する上記の
方法(収率80%、J.Am.Cbem.SM.、82
、4293(1960))、活性酸化マンガンで酸化す
る方法(収率約30%、J.Am.Chem.Soc.
、75、5932(19$))等の一段法、および4−
エンー3ーオキソステロイドをェノールエーテル化して
3−アルコキシ−3・5−ジエンステロイドに導き、こ
れを活性酸化マンガンで酸化する方法(米国特許31班
803)、4ーェンー3ーオキソステロイドを臭素化し
て、6ーフロモ−4ーェンー3−オキソステロィドに導
き、次いで脱臭素化する方法(米国特許3036069
)等の二段法が知られているが、いずれも収率は悪く、
80%以上の収率は期待できない。
本発明の目的は4−ェン−3−オキソステロィドから高
収率で4・6−ジェン−3−オキソステロイドを製造す
る方法を提供することにある。
収率で4・6−ジェン−3−オキソステロイドを製造す
る方法を提供することにある。
本発明の目的は、4−ェンー3ーオキソステロィドにオ
ルトェステル類を反応させて3ーアルコキシ−3・5ー
ジェンステロィドを製造するェノールェーテル化工程と
3ーアルコキシー3・5−ジェンステロィドにクロラニ
ルを反応させて4・6ージェン−3ーオキソステロイド
を製造する脱水素工程からなる4・6ージェンー3−オ
キソステロィドの製造方法において、ヱノールェーテル
化工程と脱水素工程に使用する溶媒を同一とすることに
よって達成される。従来、3−アルコキシ−3・5ージ
ェンステロイドはジクロロジシアノベンゾキノンあるい
はクロラニルで脱水素され4・6ージェンー3ーオキソ
ステロィドを与えることは知られている。
ルトェステル類を反応させて3ーアルコキシ−3・5ー
ジェンステロィドを製造するェノールェーテル化工程と
3ーアルコキシー3・5−ジェンステロィドにクロラニ
ルを反応させて4・6ージェン−3ーオキソステロイド
を製造する脱水素工程からなる4・6ージェンー3−オ
キソステロィドの製造方法において、ヱノールェーテル
化工程と脱水素工程に使用する溶媒を同一とすることに
よって達成される。従来、3−アルコキシ−3・5ージ
ェンステロイドはジクロロジシアノベンゾキノンあるい
はクロラニルで脱水素され4・6ージェンー3ーオキソ
ステロィドを与えることは知られている。
(J.0rg.Chem.、29、601(1964)
、持関昭49一109365)上記の反応には、水の共
存が必要であり、水がない場合には1・4ージェン−3
ーオキソステロィドを与える。そのため、上記反応は含
水アセトン溶媒中で実施される。4ーエンー3ーオキソ
ステロイドをエノールエーテル化して3ーアルコキシ−
3・5ージエンステ。ィド‘こ導き、これを脱水素して
工業的に有利に4・6−ジェンー3−オキソステロィド
を製造しようとした場合にはェノールェーテル化工程と
脱水素工程を同一溶媒中で実施することは極めて有利で
ある。即ち、3−アルコキシー3・5−ジェンステロィ
ドを単離する必要がないため、単離操作に付随する操作
上の損失を無くすることができ収得量を増大させること
ができる。また、前段工程と後段工程で溶媒置換の必要
がなくなり、操作が極めて単純化され、消費エネルギー
の節約になるのみならず、操作時間が短縮され、生産量
を上げることができる。上記の観点に立って、前段のェ
ノールェーテル化工程と後段の脱水素工程に共通に使用
できる溶媒を探索した結果、極性の高いエーテル類とく
にテトラヒドロフラン、ジオキサン等が好適であること
が判明した。
、持関昭49一109365)上記の反応には、水の共
存が必要であり、水がない場合には1・4ージェン−3
ーオキソステロィドを与える。そのため、上記反応は含
水アセトン溶媒中で実施される。4ーエンー3ーオキソ
ステロイドをエノールエーテル化して3ーアルコキシ−
3・5ージエンステ。ィド‘こ導き、これを脱水素して
工業的に有利に4・6−ジェンー3−オキソステロィド
を製造しようとした場合にはェノールェーテル化工程と
脱水素工程を同一溶媒中で実施することは極めて有利で
ある。即ち、3−アルコキシー3・5−ジェンステロィ
ドを単離する必要がないため、単離操作に付随する操作
上の損失を無くすることができ収得量を増大させること
ができる。また、前段工程と後段工程で溶媒置換の必要
がなくなり、操作が極めて単純化され、消費エネルギー
の節約になるのみならず、操作時間が短縮され、生産量
を上げることができる。上記の観点に立って、前段のェ
ノールェーテル化工程と後段の脱水素工程に共通に使用
できる溶媒を探索した結果、極性の高いエーテル類とく
にテトラヒドロフラン、ジオキサン等が好適であること
が判明した。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で原料として用いられる4ーェンー3ーオキソス
テロイドとしては、アンドロスト−4−エンー3・17
ージオン、17ーヒドロキシ−3ーオキソ−17Qープ
レグン−4−エンー21−カルボン酸 yーラクトン、
178ーアセトキシアンドロストー4−ェン−3ーオン
等が挙げられるが、特に17ーヒドロキシ−3ーオキソ
ー17Q−プレグン−4ーェン−21−カルボン酸 y
ーラクトンは治療上有用なスピロノラクトンの原料とし
て、重要である。
テロイドとしては、アンドロスト−4−エンー3・17
ージオン、17ーヒドロキシ−3ーオキソ−17Qープ
レグン−4−エンー21−カルボン酸 yーラクトン、
178ーアセトキシアンドロストー4−ェン−3ーオン
等が挙げられるが、特に17ーヒドロキシ−3ーオキソ
ー17Q−プレグン−4ーェン−21−カルボン酸 y
ーラクトンは治療上有用なスピロノラクトンの原料とし
て、重要である。
前段のェノールェーテル化工程で使用されるオルトェス
テル類とはオルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オル
ト酢酸メチル、オルト酢酸エチル、オルトプロピオン酸
エチル等の低級カルボン酸のオルトェステル類であり、
好ましくはオトギ酸ェステル類である。
テル類とはオルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オル
ト酢酸メチル、オルト酢酸エチル、オルトプロピオン酸
エチル等の低級カルボン酸のオルトェステル類であり、
好ましくはオトギ酸ェステル類である。
後述の脱水素工程において使用できる脱水秦剤としては
、クロラニル、ジクロロジシア/ペンゾキノン等が挙げ
られるが、特にクロラニルが好適で、ジクロロジシア/
ペンゾキノンは高価なため、工業的には極めて不利であ
る。
、クロラニル、ジクロロジシア/ペンゾキノン等が挙げ
られるが、特にクロラニルが好適で、ジクロロジシア/
ペンゾキノンは高価なため、工業的には極めて不利であ
る。
前述のェノールェーテル化工程は4ーヱン−3ーオキソ
ステ。
ステ。
ィドーこオルトェステル類を作用させる公知の方法で実
施されるが、その際使用できる溶媒は低級アルコール類
、エーテル類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素
類であり、ケトン類、アルデヒド類、ェステル類、カル
ボン酸類、ニトリル類はェノールェーテル化試薬と反応
するために使用できず、アミン類は4−ェンー3ーオキ
ソステロィドと反応するため、また、飽和炭化水素類は
ステロイド類をほとんど溶解しないため‘こ使用できな
い。前述の公決戊敵の脱水素1程に好適なアセトンはェ
ノールェーテル化工程溶媒としては不適当である。3ー
アルコキシ−3・5ージエンステロイドにクロラニルを
使用させて、4・6−ジエソー3−オキソステロィドを
製造するためには溶媒の選択が特に重要である。
施されるが、その際使用できる溶媒は低級アルコール類
、エーテル類、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素
類であり、ケトン類、アルデヒド類、ェステル類、カル
ボン酸類、ニトリル類はェノールェーテル化試薬と反応
するために使用できず、アミン類は4−ェンー3ーオキ
ソステロィドと反応するため、また、飽和炭化水素類は
ステロイド類をほとんど溶解しないため‘こ使用できな
い。前述の公決戊敵の脱水素1程に好適なアセトンはェ
ノールェーテル化工程溶媒としては不適当である。3ー
アルコキシ−3・5ージエンステロイドにクロラニルを
使用させて、4・6−ジエソー3−オキソステロィドを
製造するためには溶媒の選択が特に重要である。
即ち、3ーアルコキシー3.5−ジエンステロイドをテ
トラヒドロフラン又はジオキサンに溶解し、これにクロ
ラニルを加えると、3−アルコキシー3・5ージエンス
テロイドとクロラニルとのコンプレックスが直ちに生成
して、緑青色に発色し、次いでこのコンプレックスが分
解して縁青色が消失し反応が完結する。上述の緑青色の
発色がうすく、コンプレックスの生成濃度が低い場合に
は、反応の進行ともなって生成するテトラクロロ/・ィ
ドロキノンが系内に共存する水による3−アルコキシー
3・5−ジェンステロイドの加水分解を触媒するため、
4−ェン−3−オキソステテロイドが副生し、4・6ー
ジェンー3−オキソステロィドが高収率で得られない。
緑青色を呈するコンプレックスの生成濃度は使用する溶
媒によって者るしく影響され、たとえば、前述のェノー
ルェーテル化工程に使用できる低級アルコール類、芳香
族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素では緑青色の発色は
箸るしくうすく、また、エーテル類でも、ジェチルェー
テル、ジイソブロピルヱーテル等の比較的極性の低い溶
媒では緑青色の発色はうすく、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等の極性の高いエーテル類、およびアセトン等
のケトン類ではじめて濃い緑青色の発色が認められ、4
・6−ジェンー3−オキソステロィドが高収率で得られ
る。前段のェノールェーテル化工程、後段の脱水質工程
を同一溶媒を使用して工業的に有利に4.6−ジェンー
3ーオキソステロィドを製造するためには、ェノェーテ
ル化工程及び脱水素工程の双方に於てすぐれた溶媒であ
るテトラヒドロフランあるいはジオキサンの使用は極め
て有利である。
トラヒドロフラン又はジオキサンに溶解し、これにクロ
ラニルを加えると、3−アルコキシー3・5ージエンス
テロイドとクロラニルとのコンプレックスが直ちに生成
して、緑青色に発色し、次いでこのコンプレックスが分
解して縁青色が消失し反応が完結する。上述の緑青色の
発色がうすく、コンプレックスの生成濃度が低い場合に
は、反応の進行ともなって生成するテトラクロロ/・ィ
ドロキノンが系内に共存する水による3−アルコキシー
3・5−ジェンステロイドの加水分解を触媒するため、
4−ェン−3−オキソステテロイドが副生し、4・6ー
ジェンー3−オキソステロィドが高収率で得られない。
緑青色を呈するコンプレックスの生成濃度は使用する溶
媒によって者るしく影響され、たとえば、前述のェノー
ルェーテル化工程に使用できる低級アルコール類、芳香
族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素では緑青色の発色は
箸るしくうすく、また、エーテル類でも、ジェチルェー
テル、ジイソブロピルヱーテル等の比較的極性の低い溶
媒では緑青色の発色はうすく、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等の極性の高いエーテル類、およびアセトン等
のケトン類ではじめて濃い緑青色の発色が認められ、4
・6−ジェンー3−オキソステロィドが高収率で得られ
る。前段のェノールェーテル化工程、後段の脱水質工程
を同一溶媒を使用して工業的に有利に4.6−ジェンー
3ーオキソステロィドを製造するためには、ェノェーテ
ル化工程及び脱水素工程の双方に於てすぐれた溶媒であ
るテトラヒドロフランあるいはジオキサンの使用は極め
て有利である。
本発明方法の好ましい実施の態様に於ては、4−工ンー
3−オキソステロイドのエノールエ−ブル化は、4ーエ
ンー3ーオキソステロイドをテトラヒドロフランあるい
はジオキサンに溶解し、ステロイドに対し約0.05〜
0.005倍モルのp−トルェンスルホン酸を加え、約
10℃〜100℃に加熱し、これに4−ヱンー3−オキ
ソステロィドに対して約1.0〜10倍モルのオルトェ
ステル類を加える通常公知の方法によって実施される。
この際、溶媒の使用量は4ーェンー3ーオキソステロィ
ドに対し約5〜5“音量量である。ェノールェーテル化
完了後、pートルェンスルホン酸を中和するためにピリ
ジン、トリェチルアミン等の塩基性化合物をp−トルェ
ンスルホン酸に対し約1.0〜10.び音モル加える。
3−オキソステロイドのエノールエ−ブル化は、4ーエ
ンー3ーオキソステロイドをテトラヒドロフランあるい
はジオキサンに溶解し、ステロイドに対し約0.05〜
0.005倍モルのp−トルェンスルホン酸を加え、約
10℃〜100℃に加熱し、これに4−ヱンー3−オキ
ソステロィドに対して約1.0〜10倍モルのオルトェ
ステル類を加える通常公知の方法によって実施される。
この際、溶媒の使用量は4ーェンー3ーオキソステロィ
ドに対し約5〜5“音量量である。ェノールェーテル化
完了後、pートルェンスルホン酸を中和するためにピリ
ジン、トリェチルアミン等の塩基性化合物をp−トルェ
ンスルホン酸に対し約1.0〜10.び音モル加える。
後段の脱水素工程では、使用溶媒のテトラヒドロフラン
又はジオキサンに対し、約約2〜15重量%の水が含ま
れる様に水を加える。
又はジオキサンに対し、約約2〜15重量%の水が含ま
れる様に水を加える。
次いで、クロラニルを加えて脱水素工程を実施する。ク
ロラニルの使用量は、4ーヱンー3ーオキソステロイド
に対し約1.0〜10.戊苔モル、通常は約1.1〜2
.“音モルで充分である。反応温度は10℃〜100℃
、好ましくは25℃〜5ぴ○である。反応時間は、少く
とも反応初期のコンプレックス生成による緑青色の発色
が消失するまでの時間であり、通常、緑青色の発色が消
失したのち、1.0〜2岬時間、好ましくは2.0〜5
q時間である。次に本発明を実施例によりさらに詳細に
説明するが本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。
ロラニルの使用量は、4ーヱンー3ーオキソステロイド
に対し約1.0〜10.戊苔モル、通常は約1.1〜2
.“音モルで充分である。反応温度は10℃〜100℃
、好ましくは25℃〜5ぴ○である。反応時間は、少く
とも反応初期のコンプレックス生成による緑青色の発色
が消失するまでの時間であり、通常、緑青色の発色が消
失したのち、1.0〜2岬時間、好ましくは2.0〜5
q時間である。次に本発明を実施例によりさらに詳細に
説明するが本発明はその要旨を越えない限り以下の実施
例に限定されるものではない。
実施例 1
17−ヒドロキシー3−オキソー17Q−プレグン−4
ーェンー21ーカルボン酸 シーラクトン1.8班4夕
(5.525のmole)にテトラヒドロフラン12.
0羽、p−トルエンスルホン酸0.026夕及びオルト
ギ酸メチル0.7742夕を加えて、50ooで4時間
反応させる。
ーェンー21ーカルボン酸 シーラクトン1.8班4夕
(5.525のmole)にテトラヒドロフラン12.
0羽、p−トルエンスルホン酸0.026夕及びオルト
ギ酸メチル0.7742夕を加えて、50ooで4時間
反応させる。
ピリジン0.111夕を加えたのち、水5.5夕、テト
ラヒドロフラン55机‘及びクロラニル1.82夕(7
.401のmole)を加え、4030で5時間蝿拝す
る。テトラヒドロフランを留去したのちち、ベンゼン4
0泌を加える。INーカ性ソーダ水溶液に3%の亜ニチ
オン酸ナトリウムを溶解させた水溶液を20の‘加えて
縄拝する。下層の水層を分液し、有機層は水洗したのち
、乾燥、濃縮する。1.836夕の白色結晶が得られる
。
ラヒドロフラン55机‘及びクロラニル1.82夕(7
.401のmole)を加え、4030で5時間蝿拝す
る。テトラヒドロフランを留去したのちち、ベンゼン4
0泌を加える。INーカ性ソーダ水溶液に3%の亜ニチ
オン酸ナトリウムを溶解させた水溶液を20の‘加えて
縄拝する。下層の水層を分液し、有機層は水洗したのち
、乾燥、濃縮する。1.836夕の白色結晶が得られる
。
この白色結晶はガスクロマトグラフィ−による分析の結
果、未反応の17−ヒドロキシ−3−オキソー17Qー
プレグンー4−ェンー21−カルボン酸、yーラクトン
o.o51夕(転化率97.3%)及び17ーヒドロキ
シー3ーオキソー17qープレグナー4・6ージエン−
21ーカルボン酸 yーラクトン1.697夕(4.9
8mmole)(収率90.2%、選択率92.7%)
を含有することがわかる。実施例 2 アンドロスト−4ーエンー3・17ージオン〇.509
8夕(1.78mmole)にジオキサン5.0の【、
pートルェンスルホン酸0.005の9及びオルトギ酸
メチル0.194夕を加え80午○で3時間反応する。
果、未反応の17−ヒドロキシ−3−オキソー17Qー
プレグンー4−ェンー21−カルボン酸、yーラクトン
o.o51夕(転化率97.3%)及び17ーヒドロキ
シー3ーオキソー17qープレグナー4・6ージエン−
21ーカルボン酸 yーラクトン1.697夕(4.9
8mmole)(収率90.2%、選択率92.7%)
を含有することがわかる。実施例 2 アンドロスト−4ーエンー3・17ージオン〇.509
8夕(1.78mmole)にジオキサン5.0の【、
pートルェンスルホン酸0.005の9及びオルトギ酸
メチル0.194夕を加え80午○で3時間反応する。
トリヱチルアミン0.050夕を加えたのち、1.25
の‘の水を加えさらにジオキサン200の【を加える。
クロラニル0.5551夕(2.257肌mole)を
加えて27℃で20時間反応する。後処理は実施例1と
同様に行う。アンドロスト−4−エンー3・17−ジオ
ンが1.5モル%残存し、アンドロスター4・6ージェ
ンー3・17−ジオンが92.5モル%(選択率93.
9%)得られる。実施例 3 テトラヒドロフランを溶媒としてアンドロストー4ーェ
ンー3・17ージオンとオルトギ酸エチルを反応させて
得られた3ーェトキシーアンドロスター3・5ージェン
ー17ーオン0.55鱗夕に5%水性テトラヒドロフラ
ン25の‘を加え、クロラニル0.551夕を加え室温
で1甥時間燈梓する。
の‘の水を加えさらにジオキサン200の【を加える。
クロラニル0.5551夕(2.257肌mole)を
加えて27℃で20時間反応する。後処理は実施例1と
同様に行う。アンドロスト−4−エンー3・17−ジオ
ンが1.5モル%残存し、アンドロスター4・6ージェ
ンー3・17−ジオンが92.5モル%(選択率93.
9%)得られる。実施例 3 テトラヒドロフランを溶媒としてアンドロストー4ーェ
ンー3・17ージオンとオルトギ酸エチルを反応させて
得られた3ーェトキシーアンドロスター3・5ージェン
ー17ーオン0.55鱗夕に5%水性テトラヒドロフラ
ン25の‘を加え、クロラニル0.551夕を加え室温
で1甥時間燈梓する。
後処理は実施例1に従って行い、0.50粥夕の白色結
晶を得る。ガスクロマトグラフィ一による分析結果から
アンド。スター4・6−ジエン−3・17ージオンが斑
.8モル%の収率で得られたことがわかる。比較例 1
溶媒以外は実施例3と同様に操作した。
晶を得る。ガスクロマトグラフィ一による分析結果から
アンド。スター4・6−ジエン−3・17ージオンが斑
.8モル%の収率で得られたことがわかる。比較例 1
溶媒以外は実施例3と同様に操作した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 4−エン−3−オキソステロイドにオルトエステル
類を反応させて3−アルコキシ−3・5−ジエンステロ
イドを製造するエノールエーテル化工程と3−アルコキ
シ−3・5−ジエンステロイドにクロラニルを反応させ
て4・6−ジエン−3−オキソステロイドを製造する脱
水素工程からなる4・6−ジエン−3−オキソステロイ
ドの製造方法において、エノールエーテル化工程と脱水
素工程に使用する溶媒が同一であることを特徴とする4
・6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の4・6−ジエン−3−
オキソステロイドの製造方法において、溶媒がテトラヒ
ドロフラン又はジオキサンである方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822677A JPS6024799B2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 4,6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3822677A JPS6024799B2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 4,6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53124252A JPS53124252A (en) | 1978-10-30 |
JPS6024799B2 true JPS6024799B2 (ja) | 1985-06-14 |
Family
ID=12519384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3822677A Expired JPS6024799B2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 4,6−ジエン−3−オキソステロイドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024799B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0399096U (ja) * | 1990-01-19 | 1991-10-16 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104327150B (zh) * | 2014-09-11 | 2016-08-24 | 浙江神洲药业有限公司 | 一种螺内酯中间体坎利酮的合成方法 |
-
1977
- 1977-04-04 JP JP3822677A patent/JPS6024799B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0399096U (ja) * | 1990-01-19 | 1991-10-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53124252A (en) | 1978-10-30 |
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