JPS60247825A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPS60247825A
JPS60247825A JP10350084A JP10350084A JPS60247825A JP S60247825 A JPS60247825 A JP S60247825A JP 10350084 A JP10350084 A JP 10350084A JP 10350084 A JP10350084 A JP 10350084A JP S60247825 A JPS60247825 A JP S60247825A
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JP
Japan
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film
oxygen
magnetic
thin film
magnetic recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP10350084A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Murakami
志郎 村上
Shigeo Fujii
重男 藤井
Masayuki Nakao
政之 中尾
Yoshio Igarashi
芳夫 五十嵐
Shigeo Endo
遠藤 重郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Priority to EP85100952A priority patent/EP0154158B1/en
Priority to DE8585100952T priority patent/DE3565694D1/de
Priority to US06/697,405 priority patent/US4645690A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸素を含むアルゴン(AI”)ガス雰囲気中
で、Co金属又はC0−N*金合金スパッタ等により蒸
着し磁気記録媒体を形成する方法の改良に関するもので
ある。
Co金属、又はco−Jli合金をA「と窒素混合雰囲
気中でスパッタすることにより薄膜磁気記録媒体を形成
し、これを真空中又は窒素を含んだ不活性ガス中で熱処
理することにより、磁気特性の優れた薄膜磁気記録媒体
を得ることは、すでに知られている。(例えば、特開昭
57−72307号公報、ジャーナル オブ アプライ
ド フィジックス(J、 AI)III 、 PhyS
、 )第53巻第5号3735〜3739頁(1982
年5月)、および同誌第53巻第10号6941〜69
45頁参照)。
上記公知のものは、スパッタ時において基板又は基板ホ
ルダーを液体窒素で冷し口することが必須不可欠の条件
とされている。しかしながら、かかる液1本窒素による
冷却は、経済性において問題を有するのみならず装置が
複雑になるため実用化に際して大きな障害を有している
といえる。
本発明は上記従来技術の欠点を改良し、酸素を含むアル
ゴンガス雰囲気中で、室温以上の)温度の基板を使用す
る簡便なスパッタ条件により薄膜を形成することによっ
て、前記公知例と同等以上の磁気特性を有づる薄膜磁気
記録媒体を提供するこどを目的どする。
本発明の要点は、スパッタ時に薄膜に酸素を適量含有さ
せアモルファス状に近いco −Ni−。
膜を得、しかるのちに加熱結晶化により酸素を若干含有
する六方晶Co−N、inQのC軸方向を膜面に平行に
配向させることにある。
前記公知例においては、基板又は基板ホルダーを液体窒
素で一90℃に冷却することにより、スパッタ膜中に窒
素を十数%含有させているが、本発明においては、前記
公知例におけるスパッタ膜形成速度(25A /’mi
n 〜170A/l1lin )と同等あるいは、それ
以上の300A/min程度の高速スパッタ膜形成時に
おいても、特殊な冷却を施すことなく酸素を十数%含有
したアモルファス状態に近いCO−Ni−0膜を形成さ
せることができ、その後の熱処理により前記公知例ど同
等以上の磁性膜を得ることができる。また、本発明にお
いて、基板湿度を300℃より高くした場合には保磁力
が低下し、高密度磁気記録に適した媒体が得られないの
で、その上限を300℃とする。
以下、本発明を具体的実施例&どよって詳細に説明する
実施例 平板マグネトロンスパッタ装置により、CO−Ni−0
系薄膜媒体を陽8i酸化アルミ基板、△1□03セラミ
ック基板、 Cr下地アルミ基板、ガラス基板上に次の
条件で形成した。
予備排気 1〜2X10 TO1’r 全1’r圧 20 mTorr O2ガス濃度 30% 投入電力 1kW ターゲラ1〜径 120mm 極間隔 120mm 膜厚 800〜1’0OOA 本発明において、ターゲット・はCo金属またはC0−
Ni合金ターゲットどし、基板温度は基板ホルダー内に
設置されたヒーターにより調整し、温度測定は基板裏に
取り付tノだ熱電対により行った。膜の形成速度は基板
を回転させることにより調節した。スパッタ膜の酸素含
有mはオージT電子分析によった。
得られたスパッタ膜の構造をX線回折により調べたとこ
ろ、基板温度350℃のものを除いて、すべての試料が
アモルファス材に特有のハローパターン回折スペクトル
を示した。このスパッタ膜を真空中400°C′U′″
1[18間熱処理した後、振動試料型磁力計を用いて膜
面に平行方向の磁化曲線を測定しlζ。その結果、各種
基板上の膜の磁気特性に大きな差はなかった。
これらの測定結果を第1表にまとめて示す。尚、第1表
において、角形比Sは3kOsの磁界での磁化M3にに
対する残留磁化Mrの比である。また、真空中400℃
で1時間熱処理した後の膜中酸素含有量は、いずれも5
原子%以下であった。X@回折により調べた結果【は、
膜は基板温度350℃のものを除いて、いずれもhap
結晶に属し、C軸は強く膜面内に配向していることが確
認された。一方、N140原子%を超える膜組成につい
てはfcc相が混入し、角形比、保磁力共に低く、磁気
記録媒体として適していなかった。
実施例はマグネトロンスパッタリングによったが、イオ
ン工学的に同様のことがイオンビームスパッタリングに
ついても言えることは明白である。
上記実施例から、基板温度が300℃以下であれば、得
られた薄膜は充分角形比も高く、磁気記録媒体として適
していることが判る。特に、100℃から300℃の基
板温度においては、保磁力も高く高密疫記録に適してお
り、Co−15原子%Ni。
C0−25原子%N1においては、前記公知薄膜の角形
比0.75 、飽和磁束密度8000Gを上回る磁気特
性、特に角形比と残留磁束密度が得られた。また、前述
した公知例ではCo −Ni −N系薄膜中に窒素以外
に酸素が5〜10原子%含まれるCとが報告されでいる
が、本発明の場合1.!膜中には窒素は含まれておらず
、酸素のみが含まれている。従って、本発明のCc−N
i−〇光薄膜における優れた磁気特性は、酸素を含むA
 rカス雰囲気中スパッタによってもたらされたもので
あることは明白である。なお、上記基板湿原による磁気
特性の改善は第1表より明らかであるが、特に高い角形
比、残留磁束密度を得るにはl0L−300°Cの基板
温度で成膜することが望ましい。
以上詳述した如く、本発明は、スパッタ時に基板を液体
窒素て冷fJJすることなく、室温以上300℃、特に
 100−” 300℃の基板温度において、前記公知
方法ににる薄”咲と同等以上の磁気特性を有する高密度
記録用薄膜媒体が得られ、特にa膜形成における簡便さ
と、液体窒素を使わ41いことによる経済的効果は大き
い。
特許庁長官殿 事件の表示 昭和59年 特許願 第103500号発明の名称 磁
気記録媒体の製造方法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸ノ内二丁目1番2@名称 (5
08)日立金属株式会社 代表者 河 野 典 夫 代理人 居所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号日 立 金
 属 株 式 会 社 内 補正の内容 1.明細書第9頁第1行〜第2行の「300℃」を「3
00℃以下」に訂正する。
以1 昭和59年 特許願 第103500号発明の名称 磁
気記録媒体の製造方法 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区丸ノ内二丁目1番2号名称 (5
H)日立金属株式会社 代表者 河 野 典 夫 代理人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目1番2号日 立 金
 属 株 式 会 社 内 補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」および「発明
の詳細な説明」の欄 補正の内容 別紙の通り 補正の内容 ■、明m書の「特許請求の範囲」の欄の記載を次の如く
占]正する。
を特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、特徴と
する磁気記録媒体の製造方法。
とする磁気記録媒体の 造方法・」 ■、明細書の「発明の詳細な説明」の欄の記載を下記の
通り訂正する。
記 1、第3頁第7行の[前記公知例においては、]の前に
次の文を挿入する。
lなわち、本発明による磁気記録媒体の製造方法は、室
温から300℃の温度に保持した非磁性基板上に、酸素
を含む不活性気体雰囲気中で、最終製品の成分とほぼ同
じ成分を持ったターゲットを用いてスパッタあるいはイ
オンビームスパッタを行って酸素を含む薄膜を形成し、
これを加熱してスパッタ工程中に薄膜に吸収された酸素
を放出して、N1を35原子%以下含み残部実質的にC
Oからなる成分を有し、そのC軸が主として媒体面内に
あるり、c、p、結晶構造をしている磁性薄膜とするこ
とを特徴とするものである。本発明は陽極酸化アルマイ
ト膜をもったアルミニウム基板に磁性薄膜媒体をイ1け
た時には、特に有用となる。」2、同頁筒16行目の「
前記公知例と同等以上の磁性膜」を「前記文献に示され
たちの以上の磁気粘性をもった磁性+m+に訂正するー 3、同頁第18行の「高くした場合には」の後に次の文
を挿入する。
「スパッタ■程で形成された薄膜のなかの酸素吸収(着
)量がきわめて少くなるので熱処理後の磁性薄膜の」 4、同頁第20行の「300℃とする。」の後に次の文
を挿入する。
片でスパッタ時の雰囲気として酸素を含む不活性気体と
して説明したが、通常不活性気体としてアルゴンが使用
される。また、酸素として純酸素だけでなく不純物を含
まない清浄な空気であってもこの空気中の酸素が薄膜中
に捕捉されるので本発明に使用できる。作成された媒体
の厚さは400〜1000Aであることが望ましい。
スパッター後の熱処理は、スパッター薄膜からこれに捕
捉されていた酸素あるいは空気を放出するのに十分な温
度で行う。望ましい温度は310〜500℃である。ス
パッターで形成された薄膜はアモルファス状あるいは約
50〜250A程度の微細結晶であるが、この熱処理に
よって酸素が放出されるとともに結晶化が起り結晶粒径
が500A 31i≦まで成長し、h、c、p、構造の
C0−Ni結晶のC軸が媒体の面内に配向するようにな
る。」 5、第4頁第4行の[平板マグネトロンスパッタ装置]
の前に1例1」を挿入する。
6、第8頁第20行の「以上詳述した如く、」の前に次
の文を挿入する。
陀 約13μm厚のアルマイト層をもったアルミニウム合金
基板上に磁性薄膜を形成した。そのスパッタリング条件
は下記のものを除き、例1と同様とした。
全雰囲気圧 4QmTorr O2ガス濃度 アルゴン中に4Qvol、%投入電力 
1〜2.5kw 極間隔 80mm 膜厚 400へ一600A スパッタリング雰囲気中の酸素濃度を上げたために、ス
パッター膜中の酸素濃度は例1におけるスパッター膜の
ものよりもどちらかといえば多くなった。しかし、32
0〜400℃の温度で1時間の熱処理を行うことで、薄
膜中の酸素はほとんど放1出されてしまい、熱処理後の
薄膜中には5原子%以下の酸素で、はとんどのサンプル
ではわずかに1%以下の酸素を含むのみであった。
スパッタリング時の基板温度を種々に変えて作成したも
のについて、磁気特性を測定したものを第2表に示す。
この表から明らかなように、スパッター膜中の酸素含有
量は基板温度に関係し、基板温度が低い場合は酸素含有
量が高くなる。800おいても磁気特性に悪影響を及ぼ
さなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酸素5原子%以下、Ni35原子%以下、残部CO
    からなる組成を有する薄膜磁気記録媒体を、非磁性基体
    上に酸素を含むアルゴンガス雰囲気中のスパッタあるい
    はイオンビームスパッタ工程と7の後の熱処理工程を経
    て形成するにあたり、スパッタ時基体(基板))温度を
    室温ないし300℃以下の温度に保持することを特徴と
    する磁気記録媒体の製造方法。 2、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、基体温
    度を100℃〜゛300℃に加熱保持することを特徴と
    する磁気記録媒体の製造方法。
JP10350084A 1984-02-02 1984-05-22 磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS60247825A (ja)

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EP85100952A EP0154158B1 (en) 1984-02-02 1985-01-30 Process for manufacturing magnetic recording media
DE8585100952T DE3565694D1 (en) 1984-02-02 1985-01-30 Process for manufacturing magnetic recording media
US06/697,405 US4645690A (en) 1984-02-02 1985-02-01 Method of manufacturing a magnetic media

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