JPS602469Y2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPS602469Y2 JPS602469Y2 JP6222180U JP6222180U JPS602469Y2 JP S602469 Y2 JPS602469 Y2 JP S602469Y2 JP 6222180 U JP6222180 U JP 6222180U JP 6222180 U JP6222180 U JP 6222180U JP S602469 Y2 JPS602469 Y2 JP S602469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- fluid
- outer tube
- inner tube
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシェルアンドチュブ式熱交換器に関するもの
である。
である。
従来、この種の装置として第1図ないし第4図に示すも
のがあった。
のがあった。
第2図ないし第4図は第1図のそれぞれn−n線、m−
m線、IV−IV線断面図である。
m線、IV−IV線断面図である。
図において、1は円筒状の胴体、2は胴体1端部に配置
された管板、3及び4は管板2に結合して配置された液
ふた、3aは冷媒入口室、4aは冷媒出口室、5は胴体
1の軸方向に沿って設けられた複数の熱交換管である。
された管板、3及び4は管板2に結合して配置された液
ふた、3aは冷媒入口室、4aは冷媒出口室、5は胴体
1の軸方向に沿って設けられた複数の熱交換管である。
次に構成について説明する。
胴体1の両側に冷媒入口室3aと冷媒出口室4aが管板
2に遮断されて設けられ、胴体1内部の軸方向に沿って
複数の熱交換管5が設けられ、その両端部は管板2に装
着されて保持されている。
2に遮断されて設けられ、胴体1内部の軸方向に沿って
複数の熱交換管5が設けられ、その両端部は管板2に装
着されて保持されている。
熱交換管5内部には冷媒入口室3aから冷媒出口室4a
に沿って冷媒通路が設けられ、ここを流れる冷媒液は、
胴体1内部に形成された冷却水路を流れる冷却水と熱交
換を行なって気化する。
に沿って冷媒通路が設けられ、ここを流れる冷媒液は、
胴体1内部に形成された冷却水路を流れる冷却水と熱交
換を行なって気化する。
熱交換管5内の冷却液は第2図ないし第4図に示すよう
に、上流側では管内に充満して流れているが、下流に行
くに従って次第に気化するため、管底部のみを流れるよ
うになる。
に、上流側では管内に充満して流れているが、下流に行
くに従って次第に気化するため、管底部のみを流れるよ
うになる。
従来の熱交換器は以上のように構成されているので、冷
媒液を完全に気化するために長い胴体が必要であり、ま
た、熱交換管内部で冷媒液は徐々に気化作用をするため
、熱交換管内部の下流域においては、冷媒液が管下部側
のみを流れて冷却効果が減少するなどの欠点があった。
媒液を完全に気化するために長い胴体が必要であり、ま
た、熱交換管内部で冷媒液は徐々に気化作用をするため
、熱交換管内部の下流域においては、冷媒液が管下部側
のみを流れて冷却効果が減少するなどの欠点があった。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、熱交換管を二重管とし冷媒液を外
部と内部の冷却流体によって熱交換することにより冷却
効率が向上する熱交換器を提供することを目的としてい
る。
めになされたもので、熱交換管を二重管とし冷媒液を外
部と内部の冷却流体によって熱交換することにより冷却
効率が向上する熱交換器を提供することを目的としてい
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第5図及び第6図において、1は第1の胴体、6及び7
は二重管に形成された熱交換管であり、6はその外管、
7は内管である。
は二重管に形成された熱交換管であり、6はその外管、
7は内管である。
なお、管6.7は第5図では1本しか図示されていない
が複数本配置されている。
が複数本配置されている。
8は胴体1に固定され、胴体1を封止する内部管板、9
は外部管板、10は外部管板9の外面に結合された液ふ
た、11は内部管板8と外部管板9との間に配置された
第2の胴体、10a及びllaはそれぞれ液室である。
は外部管板、10は外部管板9の外面に結合された液ふ
た、11は内部管板8と外部管板9との間に配置された
第2の胴体、10a及びllaはそれぞれ液室である。
この考案は熱交換管を二重管に形成し、胴体1の軸方向
両端部に設けられた内部管板8,8間を貫挿、かつ、連
通して外管6を胴体1に水平方向に沿って設け、この外
管6より長く形成された内管7の両端は外部管板9,9
間を貫挿させる。
両端部に設けられた内部管板8,8間を貫挿、かつ、連
通して外管6を胴体1に水平方向に沿って設け、この外
管6より長く形成された内管7の両端は外部管板9,9
間を貫挿させる。
内管6は全長にわたって外7の底部側に偏心して配置さ
れる。
れる。
外部管板9の側面外方に液ふた10が装着される。
次に動作について説明する。
第2の流体である冷媒りは内部管板8と外部管板9間の
空間に形成された冷媒入口である液室11aに矢印Aの
ように導入され、この液室11aから、第6図に示す外
管6内面と内管7外面相互間に形成された空間を通って
、もう一方の内部管板8と外部管板9との間に形成され
た液室11aから外部へ排出される。
空間に形成された冷媒入口である液室11aに矢印Aの
ように導入され、この液室11aから、第6図に示す外
管6内面と内管7外面相互間に形成された空間を通って
、もう一方の内部管板8と外部管板9との間に形成され
た液室11aから外部へ排出される。
上述の冷媒りは、胴体1内に形成された第1の冷却水路
を矢印Bのように流れる第1の流体、例えば、冷却水と
外管6を介して熱交換して気化する。
を矢印Bのように流れる第1の流体、例えば、冷却水と
外管6を介して熱交換して気化する。
更に冷媒りは、液室10a、10a間の内管7内部を矢
印Cのように流れる第3の流体、例えば、冷却水によっ
て内管7を介きて熱交換して気化する。
印Cのように流れる第3の流体、例えば、冷却水によっ
て内管7を介きて熱交換して気化する。
この場合、冷媒液りが次第に蒸発することによって、二
重管の下流側において少量となっても、第6図にに示す
ように、外管6内の冷媒液は内管7の管壁に沿って上方
に押上げられるので、熱交換のための接触面積が増加す
る。
重管の下流側において少量となっても、第6図にに示す
ように、外管6内の冷媒液は内管7の管壁に沿って上方
に押上げられるので、熱交換のための接触面積が増加す
る。
なお、矢印Aの向きに流れる冷媒りと矢印B及びCの向
きに流れる冷却水とは流れが対向流になるように流通さ
せるので、熱交換が効果的にできる。
きに流れる冷却水とは流れが対向流になるように流通さ
せるので、熱交換が効果的にできる。
第7図及び第8図はこの考案の他の実施例を示すもので
、二重管の内管7は一端側が底く他端側が高いように、
即ち、第2流体の入口側が高く出口側が低いように傾斜
して配設されている。
、二重管の内管7は一端側が底く他端側が高いように、
即ち、第2流体の入口側が高く出口側が低いように傾斜
して配設されている。
この場合は下流域になって冷媒液が蒸発して減っても、
内管7が外管6の底部側に設けられているので、熱交換
面積の減少があまりなく冷却効果の低下が起らない。
内管7が外管6の底部側に設けられているので、熱交換
面積の減少があまりなく冷却効果の低下が起らない。
以上のようにこの考案によれば、熱交換管を二重管とし
、胴体と外管との間を流れる第1の流体及び内管内部を
流れる第3の流体から受熱して外管と内管との間を流れ
る途中で蒸発する第2の流体に浸る高さに内管を外管に
対し配置したので、第2の流体が外管内を流れる途中で
蒸発して液面の高さが減っても、内管は外管の末端まで
液に浸されているため、内管の熱交換面積の減少が防止
され、熱交換効率が向上できる。
、胴体と外管との間を流れる第1の流体及び内管内部を
流れる第3の流体から受熱して外管と内管との間を流れ
る途中で蒸発する第2の流体に浸る高さに内管を外管に
対し配置したので、第2の流体が外管内を流れる途中で
蒸発して液面の高さが減っても、内管は外管の末端まで
液に浸されているため、内管の熱交換面積の減少が防止
され、熱交換効率が向上できる。
第1図は従来の熱交換器を示す断面正面図、第2図、第
3図及び第4図は第1図のそれぞれ■−■線、m−nr
線、IV−IV線における断面図、第5図はこの考案の
一実施例による熱交換器の要部を示す断面正面図、第6
図は第5図Vl−VI線における断面図、第7図はこの
考案の他の実施例の熱交換器の要部を示す断面図、第8
図は第7図の■−■線断面図である。 図中、1,11・・・・・・胴体、6・・・・・・2重
管の外管、7・・・・・・内管、8・・・・・・内部管
板、9・・・・・・外部管板、10・・・・・・液ふた
、10a、lla・・・・・・液室。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
3図及び第4図は第1図のそれぞれ■−■線、m−nr
線、IV−IV線における断面図、第5図はこの考案の
一実施例による熱交換器の要部を示す断面正面図、第6
図は第5図Vl−VI線における断面図、第7図はこの
考案の他の実施例の熱交換器の要部を示す断面図、第8
図は第7図の■−■線断面図である。 図中、1,11・・・・・・胴体、6・・・・・・2重
管の外管、7・・・・・・内管、8・・・・・・内部管
板、9・・・・・・外部管板、10・・・・・・液ふた
、10a、lla・・・・・・液室。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 筒状であって両端に開口部を有し長手方向に水平に置か
れた胴体、この胴体の両端開口部をそれぞれ塞ぐ外部管
板、この外部管板の外側に空室を形成するように覆う液
ふた、上記胴体内に互いに対向して装着され上記外部管
板の内側にそれぞれ空室を形成する内部管板、この内部
管板相互間に貫挿され上記胴体との間に第1の流体が流
動される外管と、この外管内において上記外部管板相互
間に貫挿された内管とからなり、この内管と上記外管と
の間に第2の流体が、上記内管の内部に第3の流体がそ
れぞれ流動され、上記内管が上記外管に対し、上記第1
及び第3の流体から受熱して蒸発する上記第2の流体に
浸る高さに配置された2重管を備えた熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6222180U JPS602469Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6222180U JPS602469Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162476U JPS56162476U (ja) | 1981-12-03 |
JPS602469Y2 true JPS602469Y2 (ja) | 1985-01-23 |
Family
ID=29656544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6222180U Expired JPS602469Y2 (ja) | 1980-05-07 | 1980-05-07 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602469Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-07 JP JP6222180U patent/JPS602469Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162476U (ja) | 1981-12-03 |
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