JPS60246970A - 自動車用キ−判別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔Ｂ業−にの利用分野〕 本発明は自動車ドアの解錠用キーを判別する装置に関す
るものである。

〔従来技術〕

この種のキー判別装置とし６ては、解錠用キーに磁気コ
ード部を形成してこれを読み取るようにしたいわゆ駕電
子キー等が知られているか、これは高価で構造も複雑で
ある。

そこで、発明者らは先に極めて安価かつＭ４造簡単なキ
ー判別装置を提案した（特願昭５８−４１１２号）。こ
れは解錠用キーの所定個所に光通過孔を設けるとともに
、ドアに設けたキーシリンダには車載バッテリを電源と
する発光手段ａ３よび受光手段を設け、解錠用キーによ
り上記キーシリンダを所定角度回動せしめた時に上記５
七光手段より発した光か受光手段に入射するか否かより
解錠用キーを判別するものである。

ところで、上記判別装置においては、判別時以外にも発
光手段に給電しており、これは無駄であるばかりではな
くバッテリの負担にもなっていた。

〔発明の目的〕

本発明は先に提案したキー判別装置を更に改良しようと
するもので、車載バッテリの負担となることのない自動
車用キー判別装置を提供することを目的とする。

（発明の構成〕４ 本琵明の４ニ一判別装置においては、キー判別位置たる
キーシリンダの所定回動位置以外では車載バッテリと発
光手段の接続をしゃ断して発光手段への給電を停止せし
めるスイッチ手段を設けである。

これにより、発光手段へ無駄な給電が行なわれることは
なく、バッテリの負担か軽減される。

〔実施例〕

第１図ないし第３図は車両ドアに設けたキーシリンダ部
のそれぞれ後面図、側面図および第２図の■−■線に沿
う断面図である。図において、前部（第２図の左方）を
大径となしたキーシリンダ固定部１には中心にこれを貫
通ずる通孔が形成され、該通孔内にはキーｉ笥２１（第
３図）を形成したキーシリンダ可動部２が回動自在に嵌
装しである。

上記可動部２にはキー溝２１に直交して径方向に貫通ず
る通孔２２が設けである。可動部２はその後端部外周に
配したバネ部材２３により図示の位置に付勢保持されて
おり、その後端には径方向に突出せしめて操作ブラケッ
ト２４が設置プである〈第１図）。操作ブラケット２４
の先端心は回路の解錠用ロツｉ゛の一端が連結される。

キーシリンダ固定部１の外周には下方よりハウジング４
が固定しである。ハウジング４内乙は第３図に示す如く
キーシリンダ可動部２の軸対称位置に発光素子３ａおよ
び受光素子３ｂが対向せしめてあり、各素子３ａ　、３
ｂは樹脂内に埋設固定しである。上記素子３ａ　、３ｂ
はこれらを結ぶ線が水平方向と所定の角度をなすべく傾
斜せしめてあり、キーシリンダ固定部１には上記角度方
向に一致せしめてその側壁に通孔１１が設けである。

上記ハウジング４には後述す′る電気回路を形成したプ
リント基板５が後方より覆着しである（第１図）。また
、ハウジング４の下面には上記電気回路と例えばシート
位置調整装置を接続するケーブル４１が延出せしめであ
る。

さて、上記操作ブラケット２４の前面には先端を上記プ
リント基板５方向にわん曲せしめたバネ板２５が固定し
てあり（第１図）、その先端には多数の細片状ハネ板よ
りなるブラシ２６が固着しである。ブラシ２６の先端は
上記基板５に向けて弧状面をなし、基板面に弾接せしめ
られている。

一方、ブラシ２６が弾接する上記基板面には電気回路の
アースラインに導通する電極５１が設（プである。そし
て、これらブラシ２６と電極５１によりスイッチ手段Ｓ
が構成されている。すなわち、キー溝２１に解錠キー７
を挿入してキーシリンダ可動部２を回動せしめると所定
角度位置で通孔２２がキーシリンダ固定部１の通孔１１
に一致するく第３図鎖線）。そして、この時可動部２と
一体に回動する操作ブラケット２４に固定された上記ブ
ラシ２６は上記電極５１に接触導通し、電気回路のアー
スラインかボデーアースされる。

第４図には電気回路の回路図を示す。端子５１．５２．
５３はそれぞれ電源端子、アース端子および信号端子で
ある。電源端子５１にはシート位置調整装置６を介して
回路の車載バッテリより電源が供給される。受光素子３
ｂは光が入射づると導通状態となり、これによりトラン
ジスタ５４が作動して端子５３より１１−ｊレベルの判
別信号５３ａが発せられる。

スイッチ手段Ｓは上述の如くキーシリンダ可動部２が所
定角度位置へ回動するまではしゃ断状態となっており、
これにより発光素子３ａへの給電は停止している。ここ
で、解錠キー７により上記可動部２を所定角度位置へ回
動せしめると、スイッチ手段Ｓが閉成し、発光素子３ａ
に給電されてこれが発光する。解錠キー７として第５図
に示す如く所定個所に光通過孔７１を設けたものを使用
すると、上記発光素子３ａより光せられた光は通孔１１
．２２および光通過孔７１を経て受光索子３ｂに至る。

これにより、トランジスタ５４が作動して判別信号５３
ａが発せられ、シート位置調整装置６によってシートの
位置が変更調整される。

なお、上記実施例におけるシート位置調整装置６は警報
装置に代えても良く、この場合警報装置は、解錠キー７
を所定角度回動した時に判別信号５３ａが発ゼられない
ことを検知して警報を琵するように設定される。

また、上記実施例では発光素子３ａと受光素子３ｂを対
向配設し、解錠キー７の光通過孔７１を通過した光が受
光素子３ｂに入射するようになしたが、上記画素子３ａ
　、３ｂを隣接して設けて光通過孔７１を有しない解錠
キー７のキー面で反射された光を受光素子３ｂに入射せ
しめる構造としても良い。

さらに、上記発光素子３ａおよび受光索子３ｂを複数組
設置すれば、複数種の解錠キー７の判別が可能であるこ
とはもちろんである。

〔発明の効果〕

本発明は解錠用キーによりキーシリンダが所定角度回動
せしめられた時に、発光手段より発した光が受光手段に
入射するか否かにより上記解錠キーを判別するようにな
した自動車用キー判別装置において、上記発光手段と車
載ハラブリ間の接続を上記所定角度位置以外ではしゃ断
するスイッチ手段を設けることにより、発光手段への無
駄な給電を停止して車載バッテリの負担を大幅に１減す
るもめである。

【図面の簡単な説明】

第１図はキーシリンダ部の後面図、第２図はその側面図
、第３図は第２図のｌ１ｌ−Ｉｌｌ線に沿うその断面図
、第４図は装置の電気回路図、第５図は解錠用キーの正
面図である。 １・・・・・・キーシリンダ固定部 ２・・・・・・キーシリンダ可動部 ２６・・・・・・ブラシ ３ａ・・・・・・発光素子 ３ｂ・・・・・・受光素子 ５１・・・・・・電極 ７・・・・・・解錠キー ７１・・・・・・光通過孔 Ｓ・・・・・・スイッチ手段 第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 解錠用キーには所定個所に光通過孔を設【プるとともに
   、自動車ドアに設けたキーシリンダには車載バッテリよ
   り給電される発光手段および受光手段を設け、上記解錠
   キーにより上記キーシリンダを所定角度回動せしめた時
   に発光手段より発し１〔光の受光手段への入射の有無よ
   り解錠用キーを判別するようになした自動車用キー判別
   装置において、キーシリンダの上記所定角度位置以外で
   は上記車載バッテリと発光手段の接続をしゃ断するスイ
   ッ□ヂ手段を設けたことを特徴とする自動車用キー判別
   装置。