JPS60246759A - 医療用粘着テ−プおよび粘着シ−ト - Google Patents
医療用粘着テ−プおよび粘着シ−トInfo
- Publication number
- JPS60246759A JPS60246759A JP59102510A JP10251084A JPS60246759A JP S60246759 A JPS60246759 A JP S60246759A JP 59102510 A JP59102510 A JP 59102510A JP 10251084 A JP10251084 A JP 10251084A JP S60246759 A JPS60246759 A JP S60246759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nonwoven fabric
- adhesive sheet
- filaments
- present
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医療用粘着テープおよび粘着シート(両者を粘
着シートと略称する。〕に関するものである。
着シートと略称する。〕に関するものである。
従来の技術
従来、紙、不織布および布地の片面に感圧性接着剤を塗
布して離型紙に貼着し、テープ或はシート状に形成して
成る医療用粘着シートがある。そしてガーゼ、パッドお
よびシップ等の固定に用いられている“。
布して離型紙に貼着し、テープ或はシート状に形成して
成る医療用粘着シートがある。そしてガーゼ、パッドお
よびシップ等の固定に用いられている“。
このような従来品は紙および布製の場合、縦横方向への
伸縮性が殆んどないため、人体の各部に貼着して、その
部分が屈伸する時、人体の表皮は平均数十パーセントも
伸縮するにもかかわらず、それに対して全(追従せず、
そのため一体感がな(、皮ふのつっばり感を強く与え、
またつっばりの為に剥離する等の不都合な点が多かった
。また不織布性の物では横方向には伸縮性があるが縦方
向には殆んど伸縮性のない物しか提供されていない。
伸縮性が殆んどないため、人体の各部に貼着して、その
部分が屈伸する時、人体の表皮は平均数十パーセントも
伸縮するにもかかわらず、それに対して全(追従せず、
そのため一体感がな(、皮ふのつっばり感を強く与え、
またつっばりの為に剥離する等の不都合な点が多かった
。また不織布性の物では横方向には伸縮性があるが縦方
向には殆んど伸縮性のない物しか提供されていない。
発明が解決しようとする問題点
本発明はこれら従来品の問題点を解決する粘着シートを
提供する。すなわち、本発明の目的は縦横方向に大きな
伸縮性を有する粘着シートを提供するにある。
提供する。すなわち、本発明の目的は縦横方向に大きな
伸縮性を有する粘着シートを提供するにある。
問題を解決するための手段と作用
上記本発明の目的を達成するための本発明の要旨は、多
数の再生繊維連続フィラメントを交絡させて成り、かつ
縦横方向の弾性伸長率がそれぞれ5〜30%の範囲にあ
る不織布の片面に感圧性接着剤を塗布して形成すること
を特徴とする医療用粘着テープおよび粘着シートにある
。
数の再生繊維連続フィラメントを交絡させて成り、かつ
縦横方向の弾性伸長率がそれぞれ5〜30%の範囲にあ
る不織布の片面に感圧性接着剤を塗布して形成すること
を特徴とする医療用粘着テープおよび粘着シートにある
。
本発明に用いる不織布′の1例としては、例えば特公昭
52−6381号公報に開示された不織布の製造方法に
より製造される。流下緊張紡糸法を実施可能とした長方
形型紡糸濾斗、長方形配置の多数の紡糸孔−を−穿孔し
た長方形の紡糸口金板を組合せて紡糸は耳装置とし上記
紡糸孔より銅アンモニアセルローズ紡糸原液を押出し、
一方紡糸濾斗内には凝固液として温水を供給し内部に満
し、引続き濾斗内を流下せしめる過程で、前記紡糸孔よ
り押出された紡糸原液に延伸作用と凝固作用を与え、し
かして銅アンモニアセルローズ繊維のフィラメントを形
成し、その後、紡糸濾斗の下端に開口したスリット状出
口より、多数のフィラメントを包含した液膜を流下せし
め、この液膜をその下方に設置して進行しかつ進行方向
と直交する方向1 に左右揺動せしめられているネット
コンベア上に連続的に捕集してウェブを形成し続いてコ
ンベアを進行する過程で酸洗、水洗処理を施し引続き次
の過程でウェブの上方よりウォータージェットを作用さ
せてウェブ構成繊維の再配列を行ない、しかる後、乾燥
して巻取り製品とする。この製造工程では繊維を縦方向
横方向に均等に配列するためにコンベアの振巾(cyc
lθ/min ) ; a % と流下繊維の描くサイ
ンカーブの波長の%;tの比がh/l=0.4〜0.6
の範囲に設定される。またこの製造方法ではウォーター
ジェットを作用させる再配列によってフィラメントを交
絡させ、接着剤なしで製品とし゛て好ましい程度の引張
り強度を発揮させ、また不織布を多孔性に形成し、かつ
不織布の構成繊維の中に多数のルーズなフィラメントを
存在させ、縦横方向の弾性伸長率に寄与させる。
52−6381号公報に開示された不織布の製造方法に
より製造される。流下緊張紡糸法を実施可能とした長方
形型紡糸濾斗、長方形配置の多数の紡糸孔−を−穿孔し
た長方形の紡糸口金板を組合せて紡糸は耳装置とし上記
紡糸孔より銅アンモニアセルローズ紡糸原液を押出し、
一方紡糸濾斗内には凝固液として温水を供給し内部に満
し、引続き濾斗内を流下せしめる過程で、前記紡糸孔よ
り押出された紡糸原液に延伸作用と凝固作用を与え、し
かして銅アンモニアセルローズ繊維のフィラメントを形
成し、その後、紡糸濾斗の下端に開口したスリット状出
口より、多数のフィラメントを包含した液膜を流下せし
め、この液膜をその下方に設置して進行しかつ進行方向
と直交する方向1 に左右揺動せしめられているネット
コンベア上に連続的に捕集してウェブを形成し続いてコ
ンベアを進行する過程で酸洗、水洗処理を施し引続き次
の過程でウェブの上方よりウォータージェットを作用さ
せてウェブ構成繊維の再配列を行ない、しかる後、乾燥
して巻取り製品とする。この製造工程では繊維を縦方向
横方向に均等に配列するためにコンベアの振巾(cyc
lθ/min ) ; a % と流下繊維の描くサイ
ンカーブの波長の%;tの比がh/l=0.4〜0.6
の範囲に設定される。またこの製造方法ではウォーター
ジェットを作用させる再配列によってフィラメントを交
絡させ、接着剤なしで製品とし゛て好ましい程度の引張
り強度を発揮させ、また不織布を多孔性に形成し、かつ
不織布の構成繊維の中に多数のルーズなフィラメントを
存在させ、縦横方向の弾性伸長率に寄与させる。
本発明の粘着シートは、このように縦横方向に大きな弾
性伸長率ン示す不織布を用いて形成される。不織布の弾
性伸長率は縦横方向にそれぞれ5〜3U%の範囲にある
のが望ましい。さらに好ましい範囲は7〜25%である
。5%以下では従来品と変らず伸縮性がなく60%以上
では基布としての不織布が必然的に薄手のものとなり実
用に供せない。
性伸長率ン示す不織布を用いて形成される。不織布の弾
性伸長率は縦横方向にそれぞれ5〜3U%の範囲にある
のが望ましい。さらに好ましい範囲は7〜25%である
。5%以下では従来品と変らず伸縮性がなく60%以上
では基布としての不織布が必然的に薄手のものとなり実
用に供せない。
また、本発明に用いる感圧性接着剤はポリビニルエーテ
ル系の接着剤が好ましい。
ル系の接着剤が好ましい。
上述のように形成された不織布の片面にローラー方式ニ
より、ポリビニルエーテル糸の感圧性接着剤を塗布して
粘着シートが形成される。
より、ポリビニルエーテル糸の感圧性接着剤を塗布して
粘着シートが形成される。
実際の製品はこの粘着シートをシリコーン加工離型紙処
貼着して製品となる。
貼着して製品となる。
第1図に本発明の一実施例で得られた粘着シートの平面
図を示す。1は不織布であり、小孔2を多数配列してい
る。3は離型紙を示し、4は離型紙から剥離した不織布
の一部を示し、この部分すなわち不織布の裏側に感圧性
接着剤を塗布して粘着シートを形成している。第2図に
不織布1の一部拡大図を示している。5はフィラメント
の交絡部であり、この部分は嵩高に形成されている。6
および7は縦方向横方向に配列されたフィラメントを示
している。図示していないがフィラメントは斜め等信の
方向にも配列されている。そしてフィラメントは直鯨的
に配列されるものも多いが、その細大部分は第3図に示
すフィラメントの配列形態のように、(イ)折りたたみ
型、(ロ)ループ型等に配列され、一部交絡し、かク一
部ルーズに配列されており、伸縮時の小孔の拡大縮小効
果にプラスされてルーズなフィラメントが伸縮し、不織
布の伸長弾性率に寄与している。
図を示す。1は不織布であり、小孔2を多数配列してい
る。3は離型紙を示し、4は離型紙から剥離した不織布
の一部を示し、この部分すなわち不織布の裏側に感圧性
接着剤を塗布して粘着シートを形成している。第2図に
不織布1の一部拡大図を示している。5はフィラメント
の交絡部であり、この部分は嵩高に形成されている。6
および7は縦方向横方向に配列されたフィラメントを示
している。図示していないがフィラメントは斜め等信の
方向にも配列されている。そしてフィラメントは直鯨的
に配列されるものも多いが、その細大部分は第3図に示
すフィラメントの配列形態のように、(イ)折りたたみ
型、(ロ)ループ型等に配列され、一部交絡し、かク一
部ルーズに配列されており、伸縮時の小孔の拡大縮小効
果にプラスされてルーズなフィラメントが伸縮し、不織
布の伸長弾性率に寄与している。
実施例
以下実施例により本発明を説明する。すなわち、上述の
不織布の製造方法に従い、銅アンモニアセルローズの不
織布を得た。この不織布の特性値を第1表に示す。
不織布の製造方法に従い、銅アンモニアセルローズの不
織布を得た。この不織布の特性値を第1表に示す。
第 1 表
引張り強さ・・・単位(ky/cIrL)5X15鋼の
試料を縦と横方向に5枚づつ採取L、J工sLl 06
’8 (織物の引張り試験方法〕に準じ、つかみ間隔を
10crIL、引張速度を毎分6゜±2aとして引張り
、不織布の組織が破壊された時点のIQ数を測定し、k
g/cIftで表わす。
試料を縦と横方向に5枚づつ採取L、J工sLl 06
’8 (織物の引張り試験方法〕に準じ、つかみ間隔を
10crIL、引張速度を毎分6゜±2aとして引張り
、不織布の組織が破壊された時点のIQ数を測定し、k
g/cIftで表わす。
弾性伸長率・・・試料に荷重を加えて伸長し、荷重を除
いた時に再び元の長さに戻るその 伸長率(単位%) ドレープ性・・・Jxsカンチレバー法により測定する
。
いた時に再び元の長さに戻るその 伸長率(単位%) ドレープ性・・・Jxsカンチレバー法により測定する
。
(単位cm)
得られた不織布は目付量4097m2のもので嵩高かつ
多孔性に形成され、物性は第1表に示すよう処乾強度は
粘着シートとして用いるに充分であり、またドレープ性
も柔軟性に富むことを示しておりさらに弾性伸長率が縦
横方向とも大ぎな数値を示している。
多孔性に形成され、物性は第1表に示すよう処乾強度は
粘着シートとして用いるに充分であり、またドレープ性
も柔軟性に富むことを示しておりさらに弾性伸長率が縦
横方向とも大ぎな数値を示している。
発明の効果
本発明の粘着シートを人体の各部に貼着すれば人体の屈
伸時の表皮の伸縮に応じて粘着シートは縦方向横方向そ
の他の方向にも伸縮し、皮ふのつ1 つはり感が少なく
、また剥離する等の不都合な点が殆んど解消され、医療
業界に優秀な特性を有す粘着シートを提供するものであ
る。
伸時の表皮の伸縮に応じて粘着シートは縦方向横方向そ
の他の方向にも伸縮し、皮ふのつ1 つはり感が少なく
、また剥離する等の不都合な点が殆んど解消され、医療
業界に優秀な特性を有す粘着シートを提供するものであ
る。
第1図は本発明の粘着シートの平面図、第2図は本発明
の粘着シートに用いる不織布の一部拡大図、第3図は本
発明に用いる不織布の一部フィラメントの配列形態を示
す図である。 1・・・不織布、2・・・φ孔、3・・・M型紙、4・
・・感圧性接着剤塗布部、5・・・フィラメント交結部
、6,7・・・フィラメント 特許出願人 旭化成工業株式会社
の粘着シートに用いる不織布の一部拡大図、第3図は本
発明に用いる不織布の一部フィラメントの配列形態を示
す図である。 1・・・不織布、2・・・φ孔、3・・・M型紙、4・
・・感圧性接着剤塗布部、5・・・フィラメント交結部
、6,7・・・フィラメント 特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 多数の再生繊維連続フィラメントを交絡させて成り、か
つ縦横方向の弾性伸長率がそれぞれ5〜30チの範囲に
ある不織布の片面に感圧接着剤を塗布して形成すること
を特徴とする医療用粘着テープおよび粘着シート
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59102510A JPS60246759A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 医療用粘着テ−プおよび粘着シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59102510A JPS60246759A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 医療用粘着テ−プおよび粘着シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246759A true JPS60246759A (ja) | 1985-12-06 |
Family
ID=14329379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59102510A Pending JPS60246759A (ja) | 1984-05-23 | 1984-05-23 | 医療用粘着テ−プおよび粘着シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60246759A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62243557A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-10-24 | エチコン・インコ−ポレ−テツド | 外科用創傷閉鎖テ−プ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526381A (en) * | 1975-07-07 | 1977-01-18 | Sharp Corp | Liquid crystal composition |
-
1984
- 1984-05-23 JP JP59102510A patent/JPS60246759A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526381A (en) * | 1975-07-07 | 1977-01-18 | Sharp Corp | Liquid crystal composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62243557A (ja) * | 1986-01-17 | 1987-10-24 | エチコン・インコ−ポレ−テツド | 外科用創傷閉鎖テ−プ |
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