JPS60244979A - コロトロンリ−ク防止ワイヤ−ガ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、感光体ドラムと用紙が接触する部分で、感光
体ドラムに形成されたトナー像の転写を行うとともに、
用紙を感光体ドラムから分離するための転写分離装置に
関し、特に、分離コロトロンに用紙が入り込むことを防
止づるために設けるワイヤーガードに関する。

（従来技術） 従来より用いられている転写弁１装置４は、第１図に示
されているように、その分離コロ１−ロン８には、交流
放電を行う分離ワイヤー９と所定の間隔ｄを介して、そ
の上方にワイヤーガード１０を設けている。

そして、その間隔ｄを出来る丈小さくすることによって
、転写分離装置を小型化しようとしているが、その間隔
ｄが３ａｍ以下になると、トナーの汚れや、高湿度の環
境などによって、火花放電を発生することがあり、安全
性に問題があった。

また、従来のワイヤーガード１０は、その上面がフラッ
トに形成されているために、感光体ドラムの表面にその
上面を接近させることができなく、したがって、用紙３
の感光体ドラム１との接触する距離、すなわち、接触点
Ｐと、離接点Ｐａとの距離を長く取ることができなく、
転写コロトロン６の転写ワイヤー７による像の転写が充
分に行なわれにくいという欠点を持っていた。

く（巨１的） 本発明は、分離コロトロンのワイヤーガードとして、上
に湾曲した斜め部材を設けることによって、感光体ドラ
ムの表面に用紙の接触する距離を長（するとともに、分
離ワイヤーとワイヤーガードの下面の距離を充分に離し
て火花放電を防止できるようにすることを目的とする。

（構成） 本発明の転写分離装置は、転写コロトロンと分離コロト
ロンを並列に１つのシールドに組込んで形成している。

そして１分離コロトロンの分離ワイヤーを収容している
シールドの上面には、ワイヤーガードをブリッジするよ
うに取りつけている。

ワイヤーガードの側部材をブリッジするように形成され
ている斜め部材は、その横断面形状が、上面を上に湾曲
させるとともに、分離ワイヤーに対向する下面を、上向
きの凸状に形成していて、両者の間隔を充分に取り得る
ようにしている。

したがって、転写分１１装置を感光体ドラムに非常に接
近さけて設【プることができ、用紙のタッキング力を充
分に発揮させ、しがも、分離ワイヤーからの火花放電を
完全に防止できるようになっている。

（実施例） 本発明の転写分離装置は、第２図に示すように、上向き
に間口した溝状のシールド５に内に分離部材を介して転
写］ロトロン６と、分離コロトロン８とを並列に設けて
いる。このシールド５は、導電体で構成されているもの
で、図示しない電線を介して接地されている。そして、
転写コロトロン６は、転写ワイヤー７により感光体ドラ
ム１の表面に形成されたトナー像を用紙３に転写するた
めの作用を行う。

また、分離コロトロン８は、分離ワイヤー９によって高
圧の交流放電を行い、両部材に帯電されでいる静電気を
除電し、感光体ドラム１がら用紙３を分離する作用を行
う。

この分離］ロトロン８は、その上部を覆うようにして合
成樹脂製のワイヤーガード１ｏが取りっけられ、用紙３
が分離コロトロン８の内部に入り込むことを防止してい
る。このワイヤーガード１０は、第４図に示すように、
平行して設けられる側部材１１の間に複数本の斜め部材
１２を平行に設けているものであり、その斜め部材１２
の側面形状は、第２図に示すように上面１３を上向きに
湾曲させ、下面１４を上向きの凸状に形成している。そ
して、ワイヤーガード１０をシールド５の垂直部材に取
りつける際には、側部＠１１に形成した突起を垂直部材
の係合孔に係止するようにしている。

したがって、ワイヤーガード１０の斜め部材１２の下面
１４は、分離ワイヤー９と対向する面がその凸状に形成
した部分だけ離れることになり、両者の間隔ｄを充分に
取ることができる。

また、斜め部材１２の上面１３は、上向きに湾曲してい
るので、感光体ドラム１の表面に接近させて取りつける
ことが可能となることより、第２図に示すように、ガイ
ド２の端部から感光体ドラム１に向けて送り込まれる用
紙３を、接触点Ｐから離接点ｐａに至る長い距離にわた
って接触させ、用紙と感光体ドラムとのタッキング力を
充分に補助することを可能にしている。

さらに、本発明のワイヤーガード１０は、第３図に示さ
れるような形状にすることも出来る。この実施例に於い
て、ワイヤーガード１０の斜め部材１２は、その上面１
３と下面１４を、ともに」二向きに湾曲させた形状に構
成して、分離ワイヤー９との間隔ｄを充分に取り、感光
体ドラム１に接近させることを可能にしている。

そのほかに、本発明のワイヤーガードは、その斜め部材
を上向きに湾曲した形状とする範囲内で、任意の形状に
構成することが可能である。そして、その上面１３を用
紙３の案内に都合の良いように直線と曲線の組合せによ
って、例えば、転写コロトロン側の斜面を直線状に形成
し、用紙の排出側を曲面状に形成することによっても、
充分にその目的を達成することが出来ることになる。

本発明の複写機において、その用紙３は、給紙力゛セラ
１−等から給紙ローラによって送り出され、ガイド２を
通って、感光体ドラム１に接触点Ｐで接触し、そのまま
感光体ドラム１の表面に沿って矢印への方向に搬送され
る間に、転写］ロトロン６の転写ワイヤー７からの高圧
の放電によって、感光体ドラムの表面に形成されたトナ
ー像が用紙に転写される。そして、分離コロトロン８の
部分に進むと、分離ワイヤー９からの交流の放電によっ
て、用紙を感光体ドラムに付着させている静電気が除去
され、用紙は感光体ドラムの表面から離接点ｐａで離さ
れることになる。

したがって、本発明の複写機に於いては、分離コロトロ
ンのワイヤ−ガードの上面を上方に湾曲させているので
、その転写分離コロトロンの中央部まで用紙を感光体ド
ラムの表面に付着させた状態で保持させ、それによって
、接触点Ｐど離接点ｐａの間の距離を良く取ることかで
きるために、転写］ロトロンによる像の転写される範囲
を広くし、鮮明な像を用紙に形成することを可能にして
いる。そして、その後で、分離コロトロンによる除霜で
用紙を自然な状態で離接させることができるようにする
。

（効果） 本発明は、上記した構成を右するものであるから、従来
のものと比べて、分離コロ１〜ロンの分離ワイヤーとワ
イヤーガードの下面との距離を充分に離すことができ、
トナーの汚れがあった場合や、高湿環境の下で使用した
としても、火花放電が発生したりすることは完全に防止
でき、装置の安全の確保をす能にしている。

さらに、用紙と感光体ドラムの接触する距離を充分に長
くすることが出来るために、像の転写を確実に行わせる
ことができる。

また、本発明のワイヤーガードは、従来のものに比較し
て、その製造コストはほぼ同じものであり、それによっ
て、複写機の価格に影響を与えることはないのであり、
コロトロンリーク防止ワイヤーガードとして充分に効果
を発揮させることができるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の転写分離装置の構成を示す説明図、第
２図は、本発明の転写分！！ｆｉ装置の構成を示す説明
図、第３図は、他の実施例を示す断面図であり、第４図
は、ワイヤーガードの平面図である。 図中の符号 １・・・・・・感光体ドラム、２・・・・・・ガイド、
３・・・・・・用紙、４・・・・・・転写分離装置、５
・・・・・・シールド、６・・・・・・転写コロトロン
、７・・・・・・転写ワイヤー、８・・・・・・分離コ
ロトロン、９・・・・・・分離ワイヤー、１０・・・・
・・ワイヤーガード、１１・・・・・・側部材、１２・
・・・・・斜め部材、１３・・・・・・上面、１４・・
・・・・下面。 〈ほか１名） 第１図 第２図 第３図 す 第４図 ２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分離コロトロンのシールドをその上面でブリッジするよ
   うに設けた複数個のワイヤーガード部材において、斜め
   部材の上面を上に湾曲した形状に形成するとともに、分
   離コロトロンに対向する下面を上向きの凸状に形成し、
   分離コロトロンからの空間距離を大きく取り得るように
   したことを特徴とするコロトロンリーク防止ワイヤーガ
   ード。