JPS60244454A - 連続鋳造用鋳型添加剤及びその製造方法 - Google Patents
連続鋳造用鋳型添加剤及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60244454A JPS60244454A JP9759084A JP9759084A JPS60244454A JP S60244454 A JPS60244454 A JP S60244454A JP 9759084 A JP9759084 A JP 9759084A JP 9759084 A JP9759084 A JP 9759084A JP S60244454 A JPS60244454 A JP S60244454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon powder
- additive
- powder
- base material
- continuous casting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/11—Treating the molten metal
- B22D11/111—Treating the molten metal by using protecting powders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鋼の連続鋳造に使用する鋳型添加剤の溶融速度
を調節する炭素粉末を顆粒基材表面に固着させた鋳型添
加剤に関するものである。
を調節する炭素粉末を顆粒基材表面に固着させた鋳型添
加剤に関するものである。
(従来技術の問題点)
現在鋼の連続鋳造に於いては、溶鋼と鋳型間の温情、介
在物の吸収、溶鋼面の酸化防止、保温等の目的で鋳型添
加剤が使用されている。一般にこの鋳型添加剤はc、O
−5in2− A120B 系を基本とし、融点及び粘
度調整剤としてのアルカリ金属やアルカリ土類金属の弗
化物及び酸化物数チル数十チからなるフラックス成分と
、溶融速度調整剤としての炭素物質数多の成分からなる
。また鋳型添加剤の形態は、近年粉塵発生等に対する作
業環境上の対策から、粉末状から顆粒状へと移行してい
る。
在物の吸収、溶鋼面の酸化防止、保温等の目的で鋳型添
加剤が使用されている。一般にこの鋳型添加剤はc、O
−5in2− A120B 系を基本とし、融点及び粘
度調整剤としてのアルカリ金属やアルカリ土類金属の弗
化物及び酸化物数チル数十チからなるフラックス成分と
、溶融速度調整剤としての炭素物質数多の成分からなる
。また鋳型添加剤の形態は、近年粉塵発生等に対する作
業環境上の対策から、粉末状から顆粒状へと移行してい
る。
鋳型添加剤は鋳型内溶鋼面上に添加された後、溶鋼表面
の熱によシ溶融するが、この過程に於いて湯面の変動や
鋳造速度の増減速といった非定常作業により溶融が過度
に進行し、その結果粘着性が強く鋳型内壁に付着する帯
状の塊(スラグペア)の発生や添加剤表面の焼結、溶融
(皮張り)が起こる。これらは溶鋼表面の異常凝固(デ
ツケル)や鋳片の破断(ブレークアウト)といった重大
な操業トラブルにつながる。これらの問題点を解決する
ために、鋳型添加剤には溶融速度調整剤としての炭素粉
末が添加されている。炭素粉末は顆粒基材内に分散混入
するか、あるいは顆粒基材表面に被覆する。従来前者の
添加方法がとられていたが、近年炭素粉末の役割を効果
的にするために後者の方法が採用され始めている。
の熱によシ溶融するが、この過程に於いて湯面の変動や
鋳造速度の増減速といった非定常作業により溶融が過度
に進行し、その結果粘着性が強く鋳型内壁に付着する帯
状の塊(スラグペア)の発生や添加剤表面の焼結、溶融
(皮張り)が起こる。これらは溶鋼表面の異常凝固(デ
ツケル)や鋳片の破断(ブレークアウト)といった重大
な操業トラブルにつながる。これらの問題点を解決する
ために、鋳型添加剤には溶融速度調整剤としての炭素粉
末が添加されている。炭素粉末は顆粒基材内に分散混入
するか、あるいは顆粒基材表面に被覆する。従来前者の
添加方法がとられていたが、近年炭素粉末の役割を効果
的にするために後者の方法が採用され始めている。
顆粒基材表面への炭素粉末被覆方法としては、一般に顆
粒基材と炭素粉末をバインダーなしで単に混合する方法
がとられている。しかしながら顆粒基材と炭素粉末を単
に混合するだけでは、顆粒基材への炭素粉末の付着力が
弱く、被覆した炭素粉末に起因する粉塵の発生や取扱い
時の人体への付着汚染を生じる。これを防止するため特
公昭55−1871号や特開昭55−.138019号
にみられるように、炭素粉末添加の際にデンプンやカル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の液
状バインダーを使用する方法が提案されている。
粒基材と炭素粉末をバインダーなしで単に混合する方法
がとられている。しかしながら顆粒基材と炭素粉末を単
に混合するだけでは、顆粒基材への炭素粉末の付着力が
弱く、被覆した炭素粉末に起因する粉塵の発生や取扱い
時の人体への付着汚染を生じる。これを防止するため特
公昭55−1871号や特開昭55−.138019号
にみられるように、炭素粉末添加の際にデンプンやカル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の液
状バインダーを使用する方法が提案されている。
液状バインダーを用いた場合、顆粒基材表面−の炭素粉
末固着には効果があるが、反面液状バインダーの添加工
程に於いて顆粒基材の吸湿による粉化、固着炭素粉末の
偏析混合容器内壁への顆粒基材や炭素粉末の付着、バイ
ンダー噴霧用ノズルの閉塞といった製造上極めて不都合
な問題が発生しやすい。
末固着には効果があるが、反面液状バインダーの添加工
程に於いて顆粒基材の吸湿による粉化、固着炭素粉末の
偏析混合容器内壁への顆粒基材や炭素粉末の付着、バイ
ンダー噴霧用ノズルの閉塞といった製造上極めて不都合
な問題が発生しやすい。
(発明の目的)
本発明は顆粒基材表面へ特定の有機物を介して炭素粉末
を固着することにより、固着力が強く且つ製造及び使用
上優れた効果を発揮する連続鋳造用鋳型添加剤及びその
製造法の提供を目的とする。
を固着することにより、固着力が強く且つ製造及び使用
上優れた効果を発揮する連続鋳造用鋳型添加剤及びその
製造法の提供を目的とする。
(発明の技術的背景)
液状バインダーを用いる目的は、液状バインダーによっ
て顆粒基材表面を濡らすことにより炭素粉末を付着させ
、その後の乾燥工程に於いてバインダーの水分を除去す
ることによりバインダーを固化させ、顆粒基材表面に炭
素粉末を固着させることにある。しかし液状バインダー
を用いた場合の問題点は前述のとおシであり、本発明者
等は液状バインダーを用いた炭素粉末固着方法にかわる
他の固着方法について研究した。その結果比較的低温度
で軟化する有機物質が乾式状態での顆粒基材表面への炭
素粉末固着に有効であることを見出した。すなわちある
種の熱可塑性樹脂や天然有機物などの有機物質が比較的
低温度で軟化することに着目して本発明をなしたもので
ある。具体的には軟化状態にある有機物質がその後の冷
却過程で固化することを利用し、顆粒基材表面に付着し
ている炭素粉末を固着するものである。
て顆粒基材表面を濡らすことにより炭素粉末を付着させ
、その後の乾燥工程に於いてバインダーの水分を除去す
ることによりバインダーを固化させ、顆粒基材表面に炭
素粉末を固着させることにある。しかし液状バインダー
を用いた場合の問題点は前述のとおシであり、本発明者
等は液状バインダーを用いた炭素粉末固着方法にかわる
他の固着方法について研究した。その結果比較的低温度
で軟化する有機物質が乾式状態での顆粒基材表面への炭
素粉末固着に有効であることを見出した。すなわちある
種の熱可塑性樹脂や天然有機物などの有機物質が比較的
低温度で軟化することに着目して本発明をなしたもので
ある。具体的には軟化状態にある有機物質がその後の冷
却過程で固化することを利用し、顆粒基材表面に付着し
ている炭素粉末を固着するものである。
(発明の構成)
本発明の要旨は、顆粒基材表面1(炭素粉末を固着した
連続鋳造用添加剤に於いて炭素粉末に該炭素粉末の1〜
50重量%含まれる軟化点が60℃以−ヒである有機物
質を介して顆粒基材表面に炭素粉末が固着されているこ
とを%像とする連続鋳造用鋳型添加剤、および炭素粉末
と該炭素粉末の1〜50重量%の軟化点が60℃以上で
ある有機物質との複合粉を顆粒基材と混合後、該有機物
質の軟化点以上に保持して顆粒基材表面に炭素粉末を固
着せしめることを特徴とする連続鋳造用鋳型添加剤製造
方法、にある。
連続鋳造用添加剤に於いて炭素粉末に該炭素粉末の1〜
50重量%含まれる軟化点が60℃以−ヒである有機物
質を介して顆粒基材表面に炭素粉末が固着されているこ
とを%像とする連続鋳造用鋳型添加剤、および炭素粉末
と該炭素粉末の1〜50重量%の軟化点が60℃以上で
ある有機物質との複合粉を顆粒基材と混合後、該有機物
質の軟化点以上に保持して顆粒基材表面に炭素粉末を固
着せしめることを特徴とする連続鋳造用鋳型添加剤製造
方法、にある。
以下に本発明の詳細な説明する。
鋳型添加剤の主原料としては、5102 源として砕石
粉、シャモット粉、パーライト、珪藻土、フライアッシ
ュ等を使用し、O40源としてポルトランドセメント、
石灰粉、ダイカルシウムシリケート等を使用し、Aε2
03 源としてアルミナ粉、他の原料から付随的に入っ
てくるものを使用し、N4□0源としてソーダ灰、無水
珪酸ソーダ等を使用し、弗化物源として螢石、氷晶石、
弗化アルミニウム、弗化ナトリウム等を使用する。その
他必要に応じてTiO2、MfO1MnO系等の原料も
使用する。これらの原料は熱処理したものすなわち焼成
や溶融処理したものを使用する場合もあるが、熱処理し
ないまま使用する場合もある。
粉、シャモット粉、パーライト、珪藻土、フライアッシ
ュ等を使用し、O40源としてポルトランドセメント、
石灰粉、ダイカルシウムシリケート等を使用し、Aε2
03 源としてアルミナ粉、他の原料から付随的に入っ
てくるものを使用し、N4□0源としてソーダ灰、無水
珪酸ソーダ等を使用し、弗化物源として螢石、氷晶石、
弗化アルミニウム、弗化ナトリウム等を使用する。その
他必要に応じてTiO2、MfO1MnO系等の原料も
使用する。これらの原料は熱処理したものすなわち焼成
や溶融処理したものを使用する場合もあるが、熱処理し
ないまま使用する場合もある。
本発明で使用する顆粒基材とは、炭素粉末を除いたこれ
ら主原料を微粉砕した後、押出し造粒法、転動造粒法、
噴霧造粒法、流動層造粒法等の造粒法によって平均粒子
径が100〜2000μとなるように造粒したものをい
う。本発明でいう炭素粉末とはコークス、カーボンブラ
ック、黒鉛等)微粉が相当する。これらの炭素粉末は分
散性、顆粒基材被覆性の点から平均粒子径が50μ以下
のものを使用する必要があり、その量比は目標とする鋳
型添加剤の溶融速度や使用する炭素粉末の種類、鋳型添
加剤の物性にもよるが通常は顆粒基材に対して1〜5重
量%である。
ら主原料を微粉砕した後、押出し造粒法、転動造粒法、
噴霧造粒法、流動層造粒法等の造粒法によって平均粒子
径が100〜2000μとなるように造粒したものをい
う。本発明でいう炭素粉末とはコークス、カーボンブラ
ック、黒鉛等)微粉が相当する。これらの炭素粉末は分
散性、顆粒基材被覆性の点から平均粒子径が50μ以下
のものを使用する必要があり、その量比は目標とする鋳
型添加剤の溶融速度や使用する炭素粉末の種類、鋳型添
加剤の物性にもよるが通常は顆粒基材に対して1〜5重
量%である。
本発明に於ける有機物質は、炭素粉末と有機物質の複合
粉を製造する工程に於ける乾燥、粉砕工程での作業上の
観点から60℃以上の軟化点を有せば良い。ここでいう
有機物質の軟化点とは、軟化点を有する物質の場合は軟
化点を、また軟化点を有さす融点を有する物質について
はその融点をいう。すなわちポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン・プロピレン共重合体のようなポリオレ
フィン類;ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリ
ル化合物、メチルメタクリレート・スチレン共重合体の
ようなポリビニル化合物;ナイロン6、ナイロン66の
ようなポリアミド;ポリエステル; セルロースエステ
ル;ポリカーボネート;ポリウレタン等の熱可塑性樹脂
及びグリコース、サッカロース、デキストリン等の単糖
、多糖類の中から1種または2種以上を混合機、乾燥炉
等の製造条件に応じて適宜選択できる。
粉を製造する工程に於ける乾燥、粉砕工程での作業上の
観点から60℃以上の軟化点を有せば良い。ここでいう
有機物質の軟化点とは、軟化点を有する物質の場合は軟
化点を、また軟化点を有さす融点を有する物質について
はその融点をいう。すなわちポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン・プロピレン共重合体のようなポリオレ
フィン類;ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリ
ル化合物、メチルメタクリレート・スチレン共重合体の
ようなポリビニル化合物;ナイロン6、ナイロン66の
ようなポリアミド;ポリエステル; セルロースエステ
ル;ポリカーボネート;ポリウレタン等の熱可塑性樹脂
及びグリコース、サッカロース、デキストリン等の単糖
、多糖類の中から1種または2種以上を混合機、乾燥炉
等の製造条件に応じて適宜選択できる。
炭素粉末に対する上記有機物質の配合比率は大であるほ
ど顆粒基材表面への炭素粉末固着効果が大きいが、鋳型
添加剤使用時に有機物質の燃焼に起因する炎や臭気が発
生することからその量比は制限される。使用する有機物
質の種類にもよるが、炭素粉末に対して1〜50重量%
であれば実使用上有効である。
ど顆粒基材表面への炭素粉末固着効果が大きいが、鋳型
添加剤使用時に有機物質の燃焼に起因する炎や臭気が発
生することからその量比は制限される。使用する有機物
質の種類にもよるが、炭素粉末に対して1〜50重量%
であれば実使用上有効である。
本発明ではあらかじめ炭素粉末と該炭素粉末の1−50
重量%の軟化点が60℃以上である有機物質とを複合化
した粉末を使用するが、その複合化方法としては何ら制
限を意図するものではないが次のようなものをあげるこ
とができる。例えば有機物質をその軟化点以上の温度で
炭素粉末と混合後粉砕する方法;有機物質を溶媒と共に
炭素粉末と混線、乾燥後粉砕する方法;その他ニアセル
ベーション、良媒質中において貧溶媒を添加する沈殿生
成反応、噴霧乾燥、流動床の使用、界面重合法等良く知
られた化学的または物理的カプセル化法などがあげられ
る。上記手法において溶媒または媒体として水を使用す
る場合、炭素粉末を親水性に改質するためにアルコール
等を使用することも可能であり、乾燥、粉砕等は有機物
の軟化点以下の温度で行なう。
重量%の軟化点が60℃以上である有機物質とを複合化
した粉末を使用するが、その複合化方法としては何ら制
限を意図するものではないが次のようなものをあげるこ
とができる。例えば有機物質をその軟化点以上の温度で
炭素粉末と混合後粉砕する方法;有機物質を溶媒と共に
炭素粉末と混線、乾燥後粉砕する方法;その他ニアセル
ベーション、良媒質中において貧溶媒を添加する沈殿生
成反応、噴霧乾燥、流動床の使用、界面重合法等良く知
られた化学的または物理的カプセル化法などがあげられ
る。上記手法において溶媒または媒体として水を使用す
る場合、炭素粉末を親水性に改質するためにアルコール
等を使用することも可能であり、乾燥、粉砕等は有機物
の軟化点以下の温度で行なう。
この有機物質を付着せしめた炭素粉末を顆粒基材と乾式
状態で混合し顆粒基材表面に付着させた後、有機物質の
軟化点以上の雰囲気内に投入することにより有機物質を
軟化させ、その後の冷却過程で有機物質が固化すること
を利用し、顆粒表面1c付着している炭素粉末を固着さ
せる。
状態で混合し顆粒基材表面に付着させた後、有機物質の
軟化点以上の雰囲気内に投入することにより有機物質を
軟化させ、その後の冷却過程で有機物質が固化すること
を利用し、顆粒表面1c付着している炭素粉末を固着さ
せる。
(実施例)
本発明の代表的配合例と本発明による顆粒基材表面への
炭素粉末固着効果測定データを第1表、第2表、第1図
に示す。
炭素粉末固着効果測定データを第1表、第2表、第1図
に示す。
第31表は炭素粉末への有機物質配合例と有機物質付着
処理条件である。使用した有機物質はポリスチレンとデ
キストリンの2種類であり、炭素粉末に対する添加量は
、各々15.3o、45重量%の3水準とした。これら
の炭素粉末と有機物質を溶媒または媒体(水9s’%十
エチルアルコール2チ)とともにワールミキサーで混練
し、それぞれの有機物質の軟化温度以下で乾燥を行い炭
素粉末に有機物質葡付着させた後、100メツシユアン
ダーに微粉砕した。
処理条件である。使用した有機物質はポリスチレンとデ
キストリンの2種類であり、炭素粉末に対する添加量は
、各々15.3o、45重量%の3水準とした。これら
の炭素粉末と有機物質を溶媒または媒体(水9s’%十
エチルアルコール2チ)とともにワールミキサーで混練
し、それぞれの有機物質の軟化温度以下で乾燥を行い炭
素粉末に有機物質葡付着させた後、100メツシユアン
ダーに微粉砕した。
第2表はこれら有機物質の付着した炭素粉末を顆粒基材
表面に固着させた例である。顆粒基材に対する炭素粉末
配合比率1−J:2.0重量%としvミキサーで30分
間混合した後、有機物質の軟化温度以上で熱処理を行な
い有機物質を軟化させた。炉外搬出後有機物質は自然冷
却により固化し、炭素粉末は顆粒基材表面に固着された
。
表面に固着させた例である。顆粒基材に対する炭素粉末
配合比率1−J:2.0重量%としvミキサーで30分
間混合した後、有機物質の軟化温度以上で熱処理を行な
い有機物質を軟化させた。炉外搬出後有機物質は自然冷
却により固化し、炭素粉末は顆粒基材表面に固着された
。
第1図に顆粒基材表面への炭素粉末固着効果測定結果を
示す。固着効果の判定としては炭素粉末剥離量の大小を
その指標とした。ここで炭素粉末剥離量とは、90%φ
の底面を持つ容器の底に同一径の1紙を敷き、試料パウ
ダー502rを入れ、振動篩機を使用して40秒間振動
させた後の1紙重量の変化量と定義した。第1図に示す
如く、有様物質の軟化による炭素粉末固着効果は、比較
例として掲げたバインダーを使用しない場合(配合例■
)に比較して、充分大きく鋳型添加剤取扱い中の炭素粉
末剥離が防止できた。
示す。固着効果の判定としては炭素粉末剥離量の大小を
その指標とした。ここで炭素粉末剥離量とは、90%φ
の底面を持つ容器の底に同一径の1紙を敷き、試料パウ
ダー502rを入れ、振動篩機を使用して40秒間振動
させた後の1紙重量の変化量と定義した。第1図に示す
如く、有様物質の軟化による炭素粉末固着効果は、比較
例として掲げたバインダーを使用しない場合(配合例■
)に比較して、充分大きく鋳型添加剤取扱い中の炭素粉
末剥離が防止できた。
また試料の製造過程に於いても、本発明では顆粒基材表
面への炭素粉末固着が乾式状態で行なわれるため、顆粒
の吸湿による粉化、炭素粉末の偏析、混合容器内壁への
鋳型添加剤の付着といった湿式バインダーによる炭素粉
末固着方法でみられるような製造上の問題は全くなかっ
た。
面への炭素粉末固着が乾式状態で行なわれるため、顆粒
の吸湿による粉化、炭素粉末の偏析、混合容器内壁への
鋳型添加剤の付着といった湿式バインダーによる炭素粉
末固着方法でみられるような製造上の問題は全くなかっ
た。
(発明の効果)
以上述べた如く、本発明の有機物質を介して乾式状態で
炭素粉末を顆粒表面に固着させた鋳型添加剤は、製造時
顆粒基材表面への炭素粉末固着工程に於けるトラブルの
発生もなく製造が容易であり、かつ炭素粉末に起因すを
粉塵の発生や取扱い時の人体への付着汚染を防止できる
産業上極めて有用なものである。
炭素粉末を顆粒表面に固着させた鋳型添加剤は、製造時
顆粒基材表面への炭素粉末固着工程に於けるトラブルの
発生もなく製造が容易であり、かつ炭素粉末に起因すを
粉塵の発生や取扱い時の人体への付着汚染を防止できる
産業上極めて有用なものである。
第1図は顆粒基材表面への炭素粉末固着効果を示す図で
ある。
ある。
Claims (2)
- (1)顆粒基材表面に炭素粉末を固着した連続鋳造用鋳
型添加剤に於いて、炭素粉末に咳炭素粉末の1〜50重
t%含まれる軟化点が6CIC以上である有機物質を介
して顆粒基材表面に炭素粉末が固着されていることを特
徴とする連続鋳造用鋳型添加剤。 - (2)炭素粉末と該炭素粉末の1〜50重量%の軟化点
が60°以上である有機物質との複合粉を顆粒基材と混
合後、該有機物質の軟化点以上に保持して顆粒基材表面
に炭素粉末を固着せしめることを特徴とする連続鋳造用
鋳型添加剤製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9759084A JPS60244454A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 連続鋳造用鋳型添加剤及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9759084A JPS60244454A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 連続鋳造用鋳型添加剤及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60244454A true JPS60244454A (ja) | 1985-12-04 |
Family
ID=14196450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9759084A Pending JPS60244454A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 連続鋳造用鋳型添加剤及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60244454A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020051242A (ko) * | 2000-12-22 | 2002-06-28 | 이구택 | 스테인레스강용 과립 몰드플럭스의 제조방법 |
CN103801666A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-21 | 江苏苏南重工机械科技有限公司 | 一种宽厚板坯用高性能保温覆盖剂及其制备方法 |
CN106583673A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-04-26 | 河南通宇冶材集团有限公司 | 一种降低粘结漏钢的连铸保护渣及其制备方法 |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9759084A patent/JPS60244454A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020051242A (ko) * | 2000-12-22 | 2002-06-28 | 이구택 | 스테인레스강용 과립 몰드플럭스의 제조방법 |
CN103801666A (zh) * | 2014-02-24 | 2014-05-21 | 江苏苏南重工机械科技有限公司 | 一种宽厚板坯用高性能保温覆盖剂及其制备方法 |
CN106583673A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-04-26 | 河南通宇冶材集团有限公司 | 一种降低粘结漏钢的连铸保护渣及其制备方法 |
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