JPS60244016A - 電解コンデンサ駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサ駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS60244016A JPS60244016A JP9958384A JP9958384A JPS60244016A JP S60244016 A JPS60244016 A JP S60244016A JP 9958384 A JP9958384 A JP 9958384A JP 9958384 A JP9958384 A JP 9958384A JP S60244016 A JPS60244016 A JP S60244016A
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- JP
- Japan
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- electrolytic
- driving
- salt
- electrolyte
- salts
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電解コンデンサ駆動用電解液に関する°もので
、同電解液の変質を防止し、電解コンデンサの電圧印加
中における漏れ電流の増加や、コンデンサ素子の腐蝕の
発生を防止し、高温度で長寿命かつ信頼性の高い電解コ
ンデンサを提供するものである。
、同電解液の変質を防止し、電解コンデンサの電圧印加
中における漏れ電流の増加や、コンデンサ素子の腐蝕の
発生を防止し、高温度で長寿命かつ信頼性の高い電解コ
ンデンサを提供するものである。
一般的に、アルミニウム電解コンデンサ駆動用電解液と
しては、エチレングリコールを主溶媒とし、これに水(
0,1〜30%)を加え、さらに電解質としてカルボン
酸アンモニウムを溶解するものが多い。しかし、この種
の電解液は特に高温度とがある。そして、この種の電解
液を使用した電解コンデンサは高温度で高電圧の電圧印
加において、漏れ電流が増大したり、甚しい場合にはア
ルミニウムコンデンサ素子に腐蝕が発生することがあり
、その寿命が短命化すると共にその信頼性に充分な期待
ができないものであった。
しては、エチレングリコールを主溶媒とし、これに水(
0,1〜30%)を加え、さらに電解質としてカルボン
酸アンモニウムを溶解するものが多い。しかし、この種
の電解液は特に高温度とがある。そして、この種の電解
液を使用した電解コンデンサは高温度で高電圧の電圧印
加において、漏れ電流が増大したり、甚しい場合にはア
ルミニウムコンデンサ素子に腐蝕が発生することがあり
、その寿命が短命化すると共にその信頼性に充分な期待
ができないものであった。
しかるに、本発明は上述の欠点を除去するもので、具体
的にはアミド化反応を抑制するためにカルボン酸アンモ
ニウムのアンモニウム基の水素を立体構造の大きいアル
キル基やフェニル基あるいはシクロアルキル基に置換し
たカルボン酸アルキルアンモニウム塩類、カルボン酸フ
ェニルアンモニウム塩類あるいはカルボン酸シクロアル
キルアンモニウム塩類の1種または2種以上を電解質と
しで用いることにより、電解液の組成変化を防止し電解
液特性を安定させ、漏れ電流の増加やコンデンサ素子の
腐蝕のない高温度で長寿命の信頼性の高いアルミニウム
電解コンデンサを提供するものである。
的にはアミド化反応を抑制するためにカルボン酸アンモ
ニウムのアンモニウム基の水素を立体構造の大きいアル
キル基やフェニル基あるいはシクロアルキル基に置換し
たカルボン酸アルキルアンモニウム塩類、カルボン酸フ
ェニルアンモニウム塩類あるいはカルボン酸シクロアル
キルアンモニウム塩類の1種または2種以上を電解質と
しで用いることにより、電解液の組成変化を防止し電解
液特性を安定させ、漏れ電流の増加やコンデンサ素子の
腐蝕のない高温度で長寿命の信頼性の高いアルミニウム
電解コンデンサを提供するものである。
本発明において、カルボン酸としては脂肪族類のカルボ
ン酸についで述べるが、一般的な脂肪族類カルボン酸の
アルキルアンモニウム塩、フェニルアンモニウム塩、シ
クロアルキルアンモニウム塩の生成例は次のとおりであ
る。
ン酸についで述べるが、一般的な脂肪族類カルボン酸の
アルキルアンモニウム塩、フェニルアンモニウム塩、シ
クロアルキルアンモニウム塩の生成例は次のとおりであ
る。
(1)アルキルアンモニウム塩の生成例HOOO(0H
2) n coor+−4−2(C2H5)s N→(
02Hs )3HNOOO(0H2) n 0OON)
T(02H5)s(2) フェニルアンモニウム塩の生
成例)TOOO(OH2)。000H−1−2昏CH2
CH2NT(2→@−0H20H2NH,000(OH
2) nooON)T、 CH,OH2イ◇(3) シ
クロアルキルアンモニウム塩の生成例)1000 (O
H2n cooH+2 ()−NH2吟(XNHs 0
00(CI(a ) n00ONHs −Oカルボン酸
の脂肪族類としてはセバシン酸、1゜10−デカンジカ
ルボン酸、1,6−ゾカンジカルフエニルアンモニウム
塩、シクロアルキルアンモニウム塩の代表例は次のとお
りである。
2) n coor+−4−2(C2H5)s N→(
02Hs )3HNOOO(0H2) n 0OON)
T(02H5)s(2) フェニルアンモニウム塩の生
成例)TOOO(OH2)。000H−1−2昏CH2
CH2NT(2→@−0H20H2NH,000(OH
2) nooON)T、 CH,OH2イ◇(3) シ
クロアルキルアンモニウム塩の生成例)1000 (O
H2n cooH+2 ()−NH2吟(XNHs 0
00(CI(a ) n00ONHs −Oカルボン酸
の脂肪族類としてはセバシン酸、1゜10−デカンジカ
ルボン酸、1,6−ゾカンジカルフエニルアンモニウム
塩、シクロアルキルアンモニウム塩の代表例は次のとお
りである。
(4)セバシン酸の代表例
アルキルアンモニウム塩・・・・・・
セバシン酸トリエチルアンモニウム
フェニルアンモニウム塩・・・・・・
セバシン酸フェニルエチルアンモニウムシクロアルキル
アンモニウム塩・・・・・・セバシン酸シクロヘキシル
アンモニウム(511,10−デカンジカルボン酸の代
表例アルキルアンモニウム塩・・・・・・ 1.10−デカンジ力ルボΔ峻イソプロピルアンモニウ
ムフェニルアンモニウム塩・・・・・・ 1.1O−−i’カンジカルボン酸フェニルエチルアン
モニウムシクロアルキルアンモニウム塩・・・・・・1
.10−デカンジカルボン酸シクロヘキシルアンモニウ
ム(611,6−デカンジカルボン酸の代表例アルキル
アンモニウム塩・・・・・・ 1.6−デカンジカルボン酸トリエチルアンモニウム(
5) ■、6−デカンジカルボン酸ジイソプロピルアンモニウ
ムフェニルアンモニウム塩・・・・・・ 1.6−テカンジカルボン酸フェニルエチルアンモニウ
ムシクロアルキルアンモニウム塩・・・・・・1.6−
デカンジカルボン酸シクロヘキシルアンモニウム〔実施
例〕 次に、上述した脂肪族類カルボン酸のアルキルアンモニ
ウム塩類、フェニルアンモニウム塩類するいはシクロア
ルキルアンモニウム塩類の1種または2種以上の電解質
をエチレングリコール、ジエチレングリコール等の多価
アルコール類やエチレングリコールモノメチルエーテル
等のグリコールエーテル類からなる有機極性溶媒に水と
共に加えた本発明に係る電解液の実施例を従来例と共に
第1表に示す。電解液の組成はwt%であり、比抵抗(
ΩXcrn)は液温か20℃のものである。
アンモニウム塩・・・・・・セバシン酸シクロヘキシル
アンモニウム(511,10−デカンジカルボン酸の代
表例アルキルアンモニウム塩・・・・・・ 1.10−デカンジ力ルボΔ峻イソプロピルアンモニウ
ムフェニルアンモニウム塩・・・・・・ 1.1O−−i’カンジカルボン酸フェニルエチルアン
モニウムシクロアルキルアンモニウム塩・・・・・・1
.10−デカンジカルボン酸シクロヘキシルアンモニウ
ム(611,6−デカンジカルボン酸の代表例アルキル
アンモニウム塩・・・・・・ 1.6−デカンジカルボン酸トリエチルアンモニウム(
5) ■、6−デカンジカルボン酸ジイソプロピルアンモニウ
ムフェニルアンモニウム塩・・・・・・ 1.6−テカンジカルボン酸フェニルエチルアンモニウ
ムシクロアルキルアンモニウム塩・・・・・・1.6−
デカンジカルボン酸シクロヘキシルアンモニウム〔実施
例〕 次に、上述した脂肪族類カルボン酸のアルキルアンモニ
ウム塩類、フェニルアンモニウム塩類するいはシクロア
ルキルアンモニウム塩類の1種または2種以上の電解質
をエチレングリコール、ジエチレングリコール等の多価
アルコール類やエチレングリコールモノメチルエーテル
等のグリコールエーテル類からなる有機極性溶媒に水と
共に加えた本発明に係る電解液の実施例を従来例と共に
第1表に示す。電解液の組成はwt%であり、比抵抗(
ΩXcrn)は液温か20℃のものである。
第1表 電解液の組成
また、第1表に示した電解液のうち、従来例1、実施例
1、実施例6の電解液を使用した電解コンデンサ(定格
400■、10μF)各20個について、105℃、1
000時間の高温負荷試験した場合のその結果例を第2
表に示す。第2表に示した初期特性および試験後の特性
の各値は電解コンデンサ620個の平均値である。腐蝕
発生数は試験終了後に電解、コンデンサを解体して調べ
たものである。
1、実施例6の電解液を使用した電解コンデンサ(定格
400■、10μF)各20個について、105℃、1
000時間の高温負荷試験した場合のその結果例を第2
表に示す。第2表に示した初期特性および試験後の特性
の各値は電解コンデンサ620個の平均値である。腐蝕
発生数は試験終了後に電解、コンデンサを解体して調べ
たものである。
第2表から分かるように、従来例では試験後の特性にお
いて容量変化率が大きく、漏れ電流がやや増加しており
、腐蝕が全数にわたって発生している。一方、本発明に
係る実施例では容量変化率が小さく、漏れ電流も良く絞
れている。また、腐蝕の発生は皆無であった。
いて容量変化率が大きく、漏れ電流がやや増加しており
、腐蝕が全数にわたって発生している。一方、本発明に
係る実施例では容量変化率が小さく、漏れ電流も良く絞
れている。また、腐蝕の発生は皆無であった。
第2表によっても示された従来例のこのような現象は前
述したように駆動用電解液の変質、即ちアミド化反応に
よる電解質濃度の減少が大きな原因といえる。一方、本
発明はアミド化反応を抑制することによってこのような
現象を防止することができるもので、高温度で長寿命の
信頼性の高いアルミニウム電解コンデンサを提供できる
ものである。
述したように駆動用電解液の変質、即ちアミド化反応に
よる電解質濃度の減少が大きな原因といえる。一方、本
発明はアミド化反応を抑制することによってこのような
現象を防止することができるもので、高温度で長寿命の
信頼性の高いアルミニウム電解コンデンサを提供できる
ものである。
なお、本発明に係る電解液の成分中、水は0.1〜30
wt%の量が好ましく、0.1wi%未満で雫 はコンデンサ素子の皮膜修性が低下し、30wt%を越
えると寿命が低下する。また、電解質は0.5〜30
w t%の量が好ましく、0.5wt%未満では比抵抗
が高くなり、コンデンサとしての所要の特性が得られず
、30wt%を越えると耐電圧が低下し、いずれも実用
に供しない。
wt%の量が好ましく、0.1wi%未満で雫 はコンデンサ素子の皮膜修性が低下し、30wt%を越
えると寿命が低下する。また、電解質は0.5〜30
w t%の量が好ましく、0.5wt%未満では比抵抗
が高くなり、コンデンサとしての所要の特性が得られず
、30wt%を越えると耐電圧が低下し、いずれも実用
に供しない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) カルボン酸のアルキルアンモニウム塩類、フェ
ニルアンモニウム塩類あるいはシクロアルキルアンモニ
ウム塩類の1種または2種以上と、有機極性溶媒と、水
とからなる電解フンデンサ嚢 駆動用電解キ。 (2、特許請求の範囲(1)において、カルボン酸はセ
バシン酸、■、1o−デカンジカルボン酸および1.6
−デカンジカルボン酸等の脂肪族類であることを特徴と
した電解コンデンサ駆動用電解液。 (3)特許請求の範囲(1)または(2)において、カ
ルボン酸のアルキルアンモニウム塩、フェニルアンモニ
ウム塩、シクロアルキルアンモニウム塩の濃度は0.5
〜30wt%であることを特徴とした電解コンデンサ駆
動用電解液。 (4)特許請求の範囲(1)において、有機極性溶媒は
エチレングリコール、ジエチレングリコール等の多価ア
ルコール類あるいはエチレングリコールモノメチルエー
テル等のクリコールエーテル類中の1種または2種以上
からなることを特徴とした電解コンデンサ駆動用電解液
。 (5)特許請求の範囲(1)において、水の濃度は0.
1〜30wt%であることを特徴とした電解コンデンサ
駆動用電解液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9958384A JPS60244016A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9958384A JPS60244016A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60244016A true JPS60244016A (ja) | 1985-12-03 |
JPH0337291B2 JPH0337291B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=14251120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9958384A Granted JPS60244016A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 電解コンデンサ駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60244016A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5169161A (ja) * | 1974-11-08 | 1976-06-15 | Sprague Electric Co | |
JPS5491754A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-20 | Sprague Electric Co | Ac electrolytic capacitor and electrolyte |
JPS5533082A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-08 | Sanyo Electric Co | Electrolyte for driving electrolytic condenser |
JPS5861618A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-12 | 三洋電機株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPS5978522A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-05-07 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 電解コンデンサ |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP9958384A patent/JPS60244016A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5169161A (ja) * | 1974-11-08 | 1976-06-15 | Sprague Electric Co | |
JPS5491754A (en) * | 1977-12-21 | 1979-07-20 | Sprague Electric Co | Ac electrolytic capacitor and electrolyte |
JPS5533082A (en) * | 1978-08-29 | 1980-03-08 | Sanyo Electric Co | Electrolyte for driving electrolytic condenser |
JPS5861618A (ja) * | 1981-10-08 | 1983-04-12 | 三洋電機株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
JPS5978522A (ja) * | 1982-09-24 | 1984-05-07 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 電解コンデンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337291B2 (ja) | 1991-06-05 |
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