JPS6024232B2 - 凹凸転写捺染法及びその装置 - Google Patents

凹凸転写捺染法及びその装置

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Publication number
JPS6024232B2
JPS6024232B2 JP50029791A JP2979175A JPS6024232B2 JP S6024232 B2 JPS6024232 B2 JP S6024232B2 JP 50029791 A JP50029791 A JP 50029791A JP 2979175 A JP2979175 A JP 2979175A JP S6024232 B2 JPS6024232 B2 JP S6024232B2
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JP
Japan
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cloth
paper
transferred
pattern
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Expired
Application number
JP50029791A
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English (en)
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JPS51104912A (ja
Inventor
通紀 河野
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、昇華性若しくは熔融移行性染料を使用した乾
式転写捺染法に関するものであり、更に詳しくは被転写
布に凹凸模様と転写模様とを形成する凹凸転写捺染法及
びその装置に関するものである。
従来、昇華性若しくは熔融移行性染料を含むインキによ
って印刷された印刷紙を布地と合わせて加熱し、捺染す
る方法は、例えば特公昭39−18793号、特公昭4
7−51733号等によって周知である。
これらの方法の内、最も適した転写捺染条件の或るもの
は印刷紙と布地を密着し、150〜25000で3栃砂
〜120秒程度加熱するものであるが、本発明は上記転
写捺染に於いて、連続的に能率よく転写模様を形成する
と同時に、凹凸模様をも形成することのできる凹凸転写
捺染法及びその装置を提供する事を目的とする。以下本
発明を図面に従い詳細に説明すると、第1図に示す如く
、被転写布供給ロールーより被転写布2を、また転写紙
供給ロール3より昇華性若しくは熔融移行性染料を含む
インキにて適宜転写模様を形成した転写紙4を転写模様
面を介して密接し、適宜リードロール5,6等を介して
、凹凸及び模様転写部Aに導入する。
該凹凸及び模様転写部Aは適宜凹凸模様を形成した加熱
ェンボスロール7と、クッションロール8とより成り、
該加熱ェンボスロール7は図示されている如く、遠赤外
ヒーター9を用いてあるし、はロール自体を油又は水蒸
気等、種々の手段により加熱されており、該両ロール間
に導入された被転写布2及び転写紙4の転写紙4面上よ
り加熱ェンボスロール7によりェンボスする事により、
加熱ェンボスロール7の凸部に接した転写紙4上の昇華
性若しくは熔融移行性染料のみを転写すると同時に、被
転写布2に凹凸模様をも形成する。この際の温度条件は
、被転写布2に凹凸模様を形成する関係上、従来の転写
模様を形成する温度条件より高温である必要があり、か
つ長時間高温に晒すと被転写布が変質してしまうので、
従来より短時間である事が望ましく、具体的には200
qo〜300o0、ロールの回転速度は10〜15の/
分が好ましい。(従来法ではロールの回転速度は4〜5
机/分である)次いで、被転写布2と転写紙4を分離し
、転写紙4は排転写紙ロール10へ排出し、被転写布2
は次工程の加熱染色部Bへ導入される。
すなわち、前記した如く凹凸及び模様転写布Aでの模様
転写は、従来の転写捺染の転写条件と較べ転写速度が遠
く、転写温度条件が不完全のため昇華性若しくは熔融移
行性染料は、被転写布2の表面上にのみ転写しただけで
、被転写布2は完全に染色されていない。従って前記加
熱染色部Bは、前記染色を完了させるもので、表面上に
のみ転写された昇華性若しくは熔融移行性染料を被転写
布2に完全に染着させる加熱ドラム11と被転写布2を
加熱ドラム11に圧着させる無端の圧着ベルト12と該
圧着ベルト12への昇華性若しくは熔融移行性染料の付
着を防止するバックペーパー13を供給するバックペー
パー巻出しロール14より成り、被転写布2はバックペ
ーパー13により支持されて加熱ドラム11に圧接され
る。尚、加熱ドラム11は、前記した加熱ェンボスロー
ル7より高温であると被転写布2の凹凸模様が変形して
しまうので、加熱ェンボスロール7より低温である必要
があり、しかも染料の染着に充分な熱を供給する必要が
ある。具体的には180o○〜210ooに加熱され、
また被転写布2との接触時間が染着に充分であるような
周長の加熱ドラム11が用いられ、加熱手段は加熱ェン
ボスロール7と同様に任意の方法で加熱するることがで
きる。上記加熱染色部Bによって凹凸及び模様転写布A
により転捺され、被転写布2の表層部に凝縮固定された
染料は、充分な時間加熱ドラム11によって加熱され被
転写布2の層全体に当って固定され、染着は完了する。
尚、染着が完了した被転写布2は排出受箱16に収納さ
れ、またバックペーパー13はバックペーパー巻取りロ
ール15に収納される。
本発明に使用できる被転写布としては、昇華性若しくは
熔融移行性染料により染色可能で加熱により変形可能な
ものなら使用でき、例えばポリエステル繊維、アクリル
繊維、ポリアミド系繊維等その他多種ある。
本発明は上記構成のため以下の効果を有する。
すなわち、従来ェンボスを施した加工布は白地、無地梁
布あるいは捺染布等があるが、そのェンボス模様と捺染
柄との同調が極めて困難なため、美麗な感じのするェン
ボス加工布の製造はほとんど不可能であったが、本発明
により極めて容易に製造できる。また、本発明は使用す
る加熱ロール表面に種々の深さの凹凸模様を形成する事
により、深さもこ応じ転写柄の濃度の異つた転写捺染布
を得る事もできる。
更に、本発明は加熱手段を凹凸及び模様転写部Aと加熱
染色部Bとに分け、被転写布の凹凸形成と染色とを別々
に施しているため被転写布の変質あるいは凹凸模様の変
形等の現象が起こらず極めて美麗な凹凸加工布が容易に
得られる。
従って、本発明はカーテン等の製造に応用でき本発明の
実用上の効果は極めて大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の−実施例を示すもので、第1図は本発明
の捺染法の工程及び装置の説明図を示す。 A・・・・・・凹凸及び模様転写部、B…・・・加熱染
色部、1・・・…被転写布供給ロール、2…・・・被転
写布、3…・・・転写紙供給ロール、4・・・・・・転
写紙、5,6……リードロール、7…・・・加熱ェンボ
スロール、8・・・・・・クッションロール、9・・・
・・・遠赤外ヒーター、10・・・・・・排転写紙ロー
ル、11・…・・加熱ドラム、12…・・・圧着ベルト
、13・・・・・・バックペーパー、14……バックペ
ーパー巻出しロール、15......バックペーパー
巻取りロール、16..・..・排出受箱。 鍵1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 昇華性若しくは熔融移行性染料を含有するインキに
    て任意転写模様を形成した転写紙と、被転写布とを密着
    し、該転写紙面より被転写布の熱変形温度に加熱された
    表面に適宜凹凸模様を形成した加熱エンボスロールにて
    エンボスする事により、被転写布に凹凸模様を形成する
    と同時に前記染料を被転写布面上に転写し、次いで被転
    写布と転写紙とを分離した後、該被転写布を適宜加熱ド
    ラムにて、前記染料の昇華若しくは熔融移行温度以上、
    被転写布の熱変形温度以下に保持する事により、前記染
    料を被転写布に染着する事を特徴とする凹凸転写捺染法
    。 2 昇華性若しくは熔融移行性染料を含有するインキに
    て任意転写模様を形成した転写紙と、被転写布とをそれ
    ぞれ供給する転写紙及び被転写布供給機構と、適宜リー
    ドロールから成り転写紙と被転写布を密着させて搬送す
    る搬送機構と適宜加熱手段により加熱され、表面に適宜
    凹凸模様を形成した加熱エンボスロールとクツシヨンロ
    ールとから成り搬送された転写紙及び被転写布の転写紙
    面よりエンボスして被転写布に凹凸模様を形成すると同
    時に転写紙より、転写模様を転写する凹凸及び模様転写
    機構と転写後転写紙を排出する排転写紙機構と、圧着ベ
    ルトの汚染を防止するバツクペーパーを供給するバツク
    ペーパー供給機構と、適宜リードロールから成り、該バ
    ツクペーパー上に被転写布を重合する重合機構と適宜加
    熱手段により加熱される加熱ドラムと該加熱ドラムに被
    転写布及びバツクペーパーを圧着させる無端の圧着ベル
    トより成り、被転写布に転写模様を染着させる加熱染着
    機構と加熱染着後バツクペーパー、被転写布をそれぞれ
    収納するバツクペーパー及び被転写布収納機構より成る
    凹凸転写捺染装置。
JP50029791A 1975-03-12 1975-03-12 凹凸転写捺染法及びその装置 Expired JPS6024232B2 (ja)

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JP50029791A JPS6024232B2 (ja) 1975-03-12 1975-03-12 凹凸転写捺染法及びその装置

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Publication Number Publication Date
JPS51104912A JPS51104912A (ja) 1976-09-17
JPS6024232B2 true JPS6024232B2 (ja) 1985-06-12

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ID=12285808

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JP50029791A Expired JPS6024232B2 (ja) 1975-03-12 1975-03-12 凹凸転写捺染法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237888A (en) * 1975-09-19 1977-03-24 Nippon Orimono Kakou Kk Transfer printing method of cubic pattern

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JPS51104912A (ja) 1976-09-17

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