JPS63249767A - 転写プリント布帛の製造方法 - Google Patents

転写プリント布帛の製造方法

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JPS63249767A
JPS63249767A JP8088987A JP8088987A JPS63249767A JP S63249767 A JPS63249767 A JP S63249767A JP 8088987 A JP8088987 A JP 8088987A JP 8088987 A JP8088987 A JP 8088987A JP S63249767 A JPS63249767 A JP S63249767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
transfer
roller
temperature
elastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP8088987A
Other languages
English (en)
Inventor
榊原 孝明
浜野 斉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KITASEN KK
KITASEN Ltd
Original Assignee
KITASEN KK
KITASEN Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KITASEN KK, KITASEN Ltd filed Critical KITASEN KK
Priority to JP8088987A priority Critical patent/JPS63249767A/ja
Publication of JPS63249767A publication Critical patent/JPS63249767A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転写プリント布帛の製造方法に関し、特に、
着色の濃淡差によって布帛のエンボスが強調される転写
プリント布帛の製造方法に関する。
〔発明の背景〕
従来の転写プリント布帛は、布帛と転写プリント用シー
トとの重ね合わせを一対の弾性ローラと金属表面が滑ら
かな加熱ローラの圧接の間に布帛が弾性ローラ側になる
ように通して、布帛に転写プリント用シートから着色剤
を移行させ、必要に応じてさらに布帛に熱処理を施して
、着色剤を発色させる方法で製造していた。このような
転写プリント布帛にあとからエンボス加工を施しても、
布帛は先にエンボスの凹凸とは無関係に着色されている
から、着色によってエンボスが強調して見られるように
はならない。これに対し、布帛に先にエンボス加工を施
して、前述の方法であとから転写プリントを行った場合
は、エンボスの凸部が転写プリント用シートと強く圧接
して、凸部はど着色剤の移行が多り、濃色に着色するよ
うになり、それでは返ってエンボスの凹凸が着色によっ
て低調に見られるようになる。
本発明者らは、転写プリントとエンボス加工とを同時に
行うことによって、エンボスの凹部が濃色に、凸部が淡
色に着色されて、エンボスの凹凸が着色により強調され
ることを見出した。
〔発明の目的〕
本発明は、上述の知見に基いてなされたものでアリ、布
帛のエンボスが着色の濃淡差によって強調して見られる
転写プリント布帛の製造方法を提供するものである。
〔発明の構成〕
本発明は、一対の弾性ロー゛うと金属表面を凹凸に形成
された表面温度が150℃以上の加熱ローラの圧接の間
に布帛と転写プリント用シートの重ね合わせを布帛が弾
性ローラに接するように通すことを特徴とする転写プリ
ント布帛の製造方法にあり、この構成によって上記目的
を達成する。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を参照して実施例により説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す概要
側面図であり、図において1はペーノクー有する弾性ロ
ーラ、2は金属表面に凹凸を形成され、内部にヒータを
有して表面温度が150℃以上に加熱される加熱ローラ
、3は布帛4の供給ロール、5は同じく巻取りロール、
6は転写プリント用シート7の供給ロール、8は同じく
巻取りロール、9は布帛4の熱処理用ヒータである。
布帛4と転写プリント用シート7の着色剤を有する面と
を重ねて表面温度を150℃以上の温度に設定した加熱
ローラ2と弾性ローラ゛1の圧接間を通すと、加熱ロー
ラ2の凸部が凹部よりも転写プリント用シート7を強く
布帛4に押し付けて着色剤をより多く移行させると共に
、布帛4を凹ませて賦形する。したがって、一対のロー
ラ1.2の間を通過した布帛4は、エンボスの凹部が凸
部より濃く着色した陰影によって、エンボスが強調して
見られるものとなる。この布帛4の特に転写プリント面
をヒータ9によって加熱ローラ2の表面温度よりも高い
160°C以上の温度で加熱してやると、着色剤の各種
堅牢度が向上したり、さらにはエンボスの耐久性が向上
したりする。しかし、この熱処理は省略することもでき
る。すなわち、加熱ローラ2の温度を高くしたり、転写
速度を遅くしたりすることで同様の効果を得ることがで
きるからである。また、この熱処理をテンター等で行う
ようにすれば、第1図のヒータ9は必要なくなり、熱処
理に際してオーバフィードしたり、逆に緊張したりする
ことが容易に行えるようになる。
布帛4には、熱可塑性合成繊維から成る布帛がエンボス
の耐久性に優れる点で好ましく用いられ、特にポリエス
テル繊維から成る布帛が風合も優れる点で一層好ましく
用いられる。
転写プリント用シート7には、紙等の基体シートに塗布
されている着色剤が150℃以上の温度と1kg/cm
”以上の圧力で布帛に移行して発色するようになる、従
来公知の転写紙が用いられる。ポリエステル繊維から成
る布帛用の転写紙としては、160℃で発色し、200
℃で各種堅牢度が最も向上するような転写紙が知られて
いる。転写プリント用シート7は、無模様単一色のもの
に限らず、模様をプリントするものでもよい。模様をプ
リントするものは、単一色のものよりも複雑な面白い効
果を得ることができる。
加熱ローラ2の表面温度は、弾性ローラ1の弾性表層が
ペーパ一層やゴム層から成る場合は弾性ローラ1の耐久
性も考慮して150〜180℃の範囲が適当であり、弾
性表層に耐熱性繊維層が用いられている場合は150〜
300°Cの範囲とすることも可能である。布帛4にポ
リエステル繊維から成る布帛が用いられる場合は、この
転写温度や転写後の熱処理温度を190℃以下とするこ
とが風合を損ねない点で好ましい。
転写圧力は2〜5kg/c+n”の範囲が適当に用いら
れ、特に2.5〜5kg/cm2の範囲が通常用いられ
る。そして、転写速度は20m/分以下とすることが好
ましく、一般に5〜10m/分の範囲が用いられる。
以下、さらに本発明の具体的実施例を示す。
実施例1゜ 経糸に50de/36f ilのポリエステルフィラメ
ント糸を用い、緯糸に75de/72filのポリエス
テル強撚フィラメント糸を用いたサテン織物を布帛4と
して、ヒータ9のない第1図の装置により転写プリント
とエンボス加工を行った。この場合、加熱ローラ2の表
面温度165°C1加熱ローラ2と弾性ローラlによる
平均転写圧力3 kg/cm” 、転写速度5m/分と
した。得られたプリント布帛をテンターで加熱処理した
場合としなかった場合につき各種堅牢度を比較した。テ
ンターによる加熱処理は、弛みが生じない程度にオーバ
フィードして、処理温度180°C2処理時間40秒の
条件で行った。
得られたプリント布帛は、加熱処理したものは勿論のこ
と、加熱処理しなかったものも、プリント側でエンボス
の凹部が凸部よりも濃色を示して、エンボスの効果が強
調して見られるものであった。
しかし、加熱処理しなかったものは、したものに較べて
、各種堅牢度が第1表に示したように明らかに劣ってい
た。
〔発明の効果〕
本発明の方法によれば、エンボスの凹部が凸部よりも濃
色にプリントされて、エンボスの凹凸が色の濃淡により
強調して見られる転写プリント布帛を得ることができる
と言う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す概要
側面図である。 1・・・弾性ローラ、    2・・・加熱ローラ、4
・・・布帛、 7・・・転写プリント用シート、 9・・・ヒータ。 特許出願人 株式会社 キタセン 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の弾性ローラと金属表面を凹凸に形成された
    表面温度が150℃以上の加熱ローラの圧接の間に布帛
    と転写プリント用シートの重ね合わせを布帛が弾性ロー
    ラに接するように通すことを特徴とする転写プリント布
    帛の製造方法。
  2. (2)前記一対のローラの間を通された布帛を160℃
    以上の温度で熱処理する特許請求の範囲第1項記載の転
    写プリント布帛の製造方法。
  3. (3)前記布帛が熱可塑性合成繊維布帛である特許請求
    の範囲第1項または第2項記載の転写プリント布帛の製
    造方法。
JP8088987A 1987-04-03 1987-04-03 転写プリント布帛の製造方法 Pending JPS63249767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02218303A (ja) * 1989-02-20 1990-08-31 Yoshida Kogyo Kk <Ykk> 装飾務歯をもったスライドファスナーの製造方法
JPH0376863A (ja) * 1989-08-17 1991-04-02 Kanebo Ltd 靴下類に転写物を転写する方法及び転写用足型

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