JPS60242267A - 塔状構造物 - Google Patents

塔状構造物

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Publication number
JPS60242267A
JPS60242267A JP9553584A JP9553584A JPS60242267A JP S60242267 A JPS60242267 A JP S60242267A JP 9553584 A JP9553584 A JP 9553584A JP 9553584 A JP9553584 A JP 9553584A JP S60242267 A JPS60242267 A JP S60242267A
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JP
Japan
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weight
chimney
damping
attached
damping device
Prior art date
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Pending
Application number
JP9553584A
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English (en)
Inventor
久徳 阿比留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9553584A priority Critical patent/JPS60242267A/ja
Publication of JPS60242267A publication Critical patent/JPS60242267A/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明鉱自文型煙突、鉄塔型煙突の如き塔状構造物に係
るものである。
鋼製煙突はその使用材料の性質上、振動減衰率が鉄筋コ
ンクリート製煙突に比して小さいため、振動を生起し易
く、しばしば風による問題が発生している。
従来この対策としては、 1)部材を補強し、振動しても疲労強度等の問題が生起
しないようにする。
2)第14図に示すように筒身(α)にリプ(h)やワ
イヤ等をスパイラル状に換装し、風の励振力を低減して
振動が生起しないようにする。
3)第15図に示すように制振用のワイヤ(C)を張設
する。
以上の各方法が採用されている。
しかしながら前記第1の方法においては部材補強により
煙突重量が増大しここれに伴って基礎も太きくなシ、工
費が大幅に増大する。
また前記第2の方法では、筒身に換装されたリブやワイ
ヤは励振力を低下させるものの、風に対する抵抗係数を
大幅に増大させる。このため台風時の風圧(押倒し力)
が増加し、これに対する煙突の補強に伴って重量が増大
し、また転倒防止のための基礎のコンクリート容積や杭
本数の増加が必要になシ、この結果、工費が大幅に増大
する。
更に第3の方法はコスト的には第1、及び第2の方法に
比して安価であるが、ワイヤを張設するための広い敷地
が必要となシ、また外見が悪いため、殆んど採用されて
いない。
本発明はこのような問題点を解決し、風による振動振幅
の低減される塔状構造物を提供するととを目的として提
案されたもので、装置本体に振動自在に取付けられた重
錘を、エネルギ吸収手段を介して前記装置本体で支持し
てなる減衰付加装置を、構造物の頂部近傍に設置してな
ることを特徴とするものである。
本発明は前記したように構成されているので、風等の外
力によって塔状構造物が振動すると、同構造物の頂部近
傍に設置された減衰付加装置本体に振動自在に取付けら
れた重錘が振動を生起し、この結果、同重錘を前記装置
本体に支持しているエネルギ吸収手段が変形することに
よってエネルギが吸収され、かくして減衰付加装置の設
置された塔状構造物の振動減衰率が増加し、振幅が低減
する。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図乃至第4図において、(1)は自立型鋼製煙突で
、その頂部に設置されたプラットフォーム(2)の床下
に、減衰付加装置枠(3)が取付けられている。
囲枠(3)には先端に重錘(4)を有するアーム(5)
が自在継手(6)を介して取付けられている。
更に前記アーム(5)の中間部と、前記減衰付加装置枠
(3)の垂下部との間に、エネルギ吸収手段を構成する
オイルダンパ(7)及びばね(8)で結合されている。
なお前記重錘(4)の外周にはダム等のショックアブソ
ーバ(9)が貼着されてい為。
図示の実施例は前記したように構成されているので、風
等の外力によって煙突(1)が振動すると、重錘(4)
は自在継手(6)を支点として振動を生起する。
この結果重錘(4)が装架されたアーム(5)を支持し
ているオイルダンパ(7)及びばね(8)は変形を生じ
、エネルギが吸収される。従って前記減衰付加装置が取
付けられた煙突(1)の振動減衰率が増加し、振幅が低
減する。
なお前記減衰付加装置の重錘(4)の振動数と煙突(1
)の振動数との比率は煙突の振動減衰率に大きく影響す
る。第5図はこの関係を示す図表で、減衰付加装置の振
動数と煙突の振動数との比が1.0付近で煙突の減衰率
が太きくなシ、この値から離隔するに従って煙突の減衰
率は減少する。
以上の事柄よシ明らかなように、減衰付加装置の振動数
は煙突の振動数に近くて若干低めになるようにはね(8
)の強さ、または取付位置を変えるか、またはアーム(
5)の長さを調整してセットするのが最も効果が太きい
またオイルダンパ(7)の減衰定数を大きくすることK
よって、減衰付加装置の重錘(4)の振幅を小さくする
ことができ、減衰付加装置自体の大きさをコンパクトに
することができる。第6図はオイルダンパ(6)の減衰
定数の大きさと、重錘(4)の振幅との関係を示す図表
で、減衰付加装置の減衰比、即ちオイルダンパ(6)の
減衰定数が太きくな、るのに伴って、指数論数的に重錘
(4)の振幅は減少しており、オイルダンパ(6)の減
衰化を0.5程度以下にすると重錘(4)の振幅を煙突
(1)の振幅以下に吃することができる。なおオイルダ
ンパ(6)の取付位置を重錘(4)側に移動させること
によっても、前記同様の効果を得ることができる。
なお大地震時等の非常の際に、重錘(4)が振れ過ぎた
場合は、重錘(4)の外周に貼着されたショックアブソ
ーバ(9)が減衰付加装置枠(3)に接触することによ
って装置を衝撃よシ保護し、損傷を防止する。
また減衰付加装置の重錘(4)は、同装置を取付けた煙
突(1)の減衰率に太きく影響する。第7図の図表はこ
の関係を示し、同図表よシ重錘(4)の重量を変更する
ことによって煙突(1)゛の減衰率を調整することがで
きることが判る。煙突(1)の風による揚力振動を止め
るためKは、煙突の振動減衰率(対数減衰率)を約0.
05以上にしなければならないが、このために必要な重
錘(4)の質量は、煙突(1)のモーダル質量(振動に
対する有効質量で、煙突の場合、全質量の約兇〜秘)の
1%〜5%でよい。即ち煙突全重量の約0.1%〜1%
の小さな重錘で十分な効果が発揮できる。また減衰付加
装置を前記実施例に示すように複数台配設すると、1台
毎の重錘(4)の重量は非常に小さなものとなる。
前記減衰付加装置の取付位置は、振幅の大きな個所であ
ればどこでも効果があるが、最も振幅の大きい頂部近傍
が最も効果的である。
前記のようにして構成された減衰付加装置は小型にでき
るだめ、風圧の増加も殆んどない。このため台風時の風
圧に対する部材補強、基礎のコンクリート容積、杭本数
の増加が不要となる。また減衰付加装置は煙突上部に取
付けられるので、制振用ワイヤを張設する場合のような
敷地が不要となシ、外観上の問題も生じない。
第8図及び第9図は本発明を鉄塔型煙突に適用した場合
を示し、aeは煙突筒身、(12+は鉄塔で、同鉄塔α
つの頂部に取付けられた減衰付加装置枠(13の上方突
出部にはエネルギ吸収手段を構成するオイルダンパα滲
及びばねαりの一端が取付けられ、これらの他端は前記
減衰付加装置枠餞の上面を自由に移動できる重錘αG)
に取付けられている。
第10図及び第11図は本発明の他の実施例を示し、(
2刀は鉄塔型煙突の筒身、(社)は鉄塔で、筒身Qυの
上部に減衰付加装置枠(ハ)が取付けられ、開枠(ハ)
には先端に重錘04)を有するアーム(ハ)が片持梁状
に取付けられ、同アーム09の中間部と減衰付加装置枠
(ハ)とはエネルギ吸収手段を構成するオイルダンパ(
イ)で結合されていて、ばねを省略し、アーム(ハ)自
体の柔性を利用することによって重錘C24+の振動数
を調整することができるようにした本のである。
なお減衰付加装置枠(231の内側で、重@ 1241
が振れ過ぎた場合に衝突する個所にはショックアブソー
バとしてゴムチューブ(5)が取付けられている。
第12図及び第13図は本発明の更に他の実施例を示し
、Gυは鉄塔型煙突の筒身、艶は鉄塔で、筒身ODの頂
部近傍に減衰付加装置枠(至)が取付けられ、開枠(ハ
)に前記実施例におけるアーム(ハ)とオイルダンAC
24の代シにエネルギ吸収手段としてのゴム04)が取
付けられ、同ゴムCM)の先端に重錘05が取付けられ
ている。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を自立型煙突に適用した実施例を示す正
面図、第2図はその平面図、第4図社第3図の部分Iの
拡大図、第4図社第3図の矢視■−■図、第5図は減衰
付加装置の振動数と煙突の振動数との比、及び煙突の減
衰率の関係を示す図表、第6図は減衰付加装置の減衰比
、及び減衰付加装置の重錘の振幅と煙突の振幅との比の
関係を示す図表、第7図は減衰付加装置の重錘重量と煙
突の減衰率との関係を示す図表、第8図は本発明を鉄塔
型煙突に適用した実施例を示す正面図、第9図は第8図
の部分■の拡大図、第10図は本発明を鉄塔型煙突に適
用した他の実施例を示す正面図、第11図は第10図の
部分Mの拡大図、第12図は本発明を鉄塔型煙突に適用
した更に他の実施例を示す正面図、第13図#−i、第
12図の部分■の拡大図、第34図及び第15図は夫々
従来の煙突の正面図である。 (1)・・−煙突、(3)・・・減衰装置枠、(4)・
・・重錘、(5)・・・アーム、(6)・・・自在継手
、(7)・・・オイルダンパ、(8)・・・ばね、ae
・・・筒身、a渇・・・鉄塔、0・・・減衰装置枠、I
・・・オイルダンパ、0最・・・ばね、ae・・・重錘
、?21)・・・筒身、(23・・・鉄塔、(ハ)・・
・減衰付加装置枠、(財)・・・重錘、(至)・・−ア
ーム、(ハ)・・・オイルダンパ、C(I)・・・筒身
、C3′;!J・・・鉄塔、□□□・・・減衰付加装置
枠、(ロ)・・・ゴム、(ハ)・・・重錘復代理人 弁
理士 岡 本 重 文 外3名 → 塵゛衰行加表ILo系°瀬比” 劾数 一一−ラ減衷付加装置の!鐘重量 第7図 第8図 第10図 第12図 第14図 第13図 第15閲

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 装置本体に振動自在に取付けられた重錘を、エネルギ吸
    収手段を介して前記装置本体で支持してなる減衰付加装
    置を、構造物の頂部近傍に設置してなることを特徴とす
    る塔状構造物。
JP9553584A 1984-05-15 1984-05-15 塔状構造物 Pending JPS60242267A (ja)

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JP9553584A JPS60242267A (ja) 1984-05-15 1984-05-15 塔状構造物

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JP (1) JPS60242267A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277779A (ja) * 1985-06-04 1986-12-08 日本鋼管株式会社 防振マスト
JPS6357838U (ja) * 1986-10-02 1988-04-18
JPH01157852U (ja) * 1988-04-22 1989-10-31
JPH0373742U (ja) * 1989-11-22 1991-07-24
JP2012247006A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Kanazawa Inst Of Technology 長尺構造物の制振装置

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