JPS6024213B2 - 無杼織機のドラム式緯糸貯留装置 - Google Patents

無杼織機のドラム式緯糸貯留装置

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JPS6024213B2
JPS6024213B2 JP14292880A JP14292880A JPS6024213B2 JP S6024213 B2 JPS6024213 B2 JP S6024213B2 JP 14292880 A JP14292880 A JP 14292880A JP 14292880 A JP14292880 A JP 14292880A JP S6024213 B2 JPS6024213 B2 JP S6024213B2
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JP
Japan
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drum
yarn
hole
storage device
weft
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JP14292880A
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JPS5771448A (en
Inventor
秀次 梅沢
公正 大西
衛 長島
隆 小笠原
政市 西島
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無梓織機のドラム式縞糸貯留装置に関する。
従来のドラム式緯糸貯留装置としては、本出願人により
第1図に示すような装置が提案されている(特願昭55
一86497号、椿開昭57一1694計号)。
即ち、軸受1に回転軸2が回転自在に支持されており、
この回転軸2の後端部に固定した歯付プーリ3と織機の
駆動プーリ(図示せず)との間に歯付のベルト4を巻掛
けて、織機1回転につき回転軸2が例えば4回転するよ
うになっている。回転軸2の前端部には軸受(図示せず
)を介してドラム支持体5が相対回転自在に支持されて
おり、この支持体5にボルト6によりドラム7を固定し
てある。そして、ドラム7内には一部に車錘(図示せず
)が固定されており、この重錘が最下方に位置する状態
でドラム7が静止状態に保持されるようになっている。
ドラム7の周面には後端部側から前端都側に向かって、
外径が漸減するテーパ部7aと、その最小径部にほぼ同
径で連なるストレート部7bとを形成してある。回転軸
2の鞠芯には後端面に閉口する導糸孔2aが形成されて
おり、この導糸孔2aの奥部は回転軸2の周面に突設し
た導糸管8とを蓮通させてある。
そして、導糸管8の先端部に斜めに屈曲して先端部がド
ラム7のテーパ部7aに相対する糸案内9が固定されて
おり、この糸案内9の先端部に案内孔9aが形成されて
いる。ここにおいて、給糸体(図示せず)から引出した
緯糸10は、回転軸2の導糸孔2a及び導糸管8に引通
してから、糸案内9の案内孔9aに引通して、ドラム7
のテーパ部7a及びストレート部7bに巻付け、後述す
る第1及び第2の係止体11,12の少くとも一方に停
止させて、ドラム7の鞠線の前方に配したガイド13に
引通し、次いで縞入れ用空気噴射ノズル14‘こ引導し
てある。
第1及び第2の係止体11,12はドラム7外方からド
ラム7のテーパ部7aとストレート部7bとの境界付近
及びストレート部7bの前端都側にほぼ並べて形成され
た第1及び第2の穴15,16に相対しており、それぞ
れ適時的に駆動されてこれらの穴15,16に突入又は
退出するようになつている。かくして、織機の作動中、
回転軸2が織機1回転につき4回転されるのに対し、ド
ラム7が静止状態に保持されるので、糸案内9がドラム
7の周囲を回転し、縞糸1川まドラム7のテーパ部7a
に巻付けられる。
そして、テーパ部7aに巻かれた縞糸10は自身の張力
によりすべり落ちて、前位のものを押しやりつつストレ
ート部7bへ移動する。縞入れ直前を基点として説明す
れば、このときには第1及び第2の係止体11,12は
ドラム7の穴15,16に突入している。
第1の係止体11に係止された緯糸1川ま第1の係止体
11が穴15から退出することによりドラム7のストレ
ート部7bに緯入れ1回分巻かれた後、第2の係止体1
2に係止された状態になっている。この状態から、第2
の係止体12がドラム7の穴16から退出すると、緯糸
10‘こ対する係止が解除されて、この直前から開始さ
れているノズル2の空気噴射によって緯糸10が縞入れ
される。
この縞入れによりストレート部7bの巻量が0になった
状態で穫入れが終了する。尚、この縞入れ中にも糸案内
9は回転するので、第1の係止体11とテーパ部7aと
の間の縞糸10は巻かれ続ける。そして、筋打時の終期
にはテーパ部7a側に2周程巻かれるが、このとき、先
ず第2の係止体12が再びドラム7の穴16に突入し、
次いで第1の係止体11がドラム7の穴15から退出す
る。
これにより、今まで第1の係止体11に係止されていた
綾糸10がストレート部7b上に移動して第2の係止体
12に係止されるようになる。そして、縞糸10がスト
レート部7bに4周近く巻付けられると、第1の係止体
11がテーパ部7aに巻かれつつある縞糸部分とストレ
ート部7bに巻かれている緯糸部分との間に突入し、こ
れらを分離する。そして、この直後に前述の如く緯入れ
が行なわれる。しかしながら、このような従来のドラム
式絹糸貯留装置にあっては、ドラム7のテーパ部7aに
巻かれた縞糸はそれを一気にすべり落ちてテーパ部7a
とストレート部7bとの境界に到達するものの、それ以
降の綾糸の移動は後からすべり落ちて来る縞糸により行
なわれる。
したがって、テーパ部7aとストレート部7bとの境界
付近においては後から緯糸が移動して釆ない限りその位
置に留まるので、緯糸の移動がスムーズに行なわれなか
ったときには、第1の係止体11の穴15への突入時に
縞糸が穴15上に位置していることがあり、第1に係止
体11が縞糸を引掛けて切断してしまうことがあった。
尚、このような不具合は、孫止体をドラム内に設けて、
ドラムの穴から突出又は退入させるようにしたものにお
いても、その突出時に生じていた。また、縞入れ時に発
生するバルーニング現象により、綾入れ終了時に縞糸1
0が第4図に鎖線で示されるようにオーバーランしてし
まい、このオーバーラン分ショートピツクを生じ、この
オーバーラン量のバラッキにより耳房が不ぞろし、とな
ることがあった。
そしてときには、第2の係止体12の穴16への突入時
に縞糸10が穴16よりオーバーランした状態に保たれ
ることがあり、このときには第2の係止体12により緯
糸10を係止できず、緯糸1川ま全体がたるんだ状態と
なってしまう。本発明はこのような実状に鑑み、ドラム
外周面の第1の穴付近に、テーパ部からストレート部に
至る傾斜面を有する駒を設けて、綾糸がドラムのナーパ
部とストレート部との境界付近に設けられた穴上に留ま
ることがないようにしたものである。
また、この駒を、テーパ部からストレート部に向かって
傾斜し、更に折曲して第2の穴付近まで延在する面を有
するものとすることにより、前記したオーバーラン量を
小さく且つ一定にするようにしたものである。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図及び第3図は本発明の一実施例を示している。
尚、この実施例において従来例(第1図)と同一部分に
は同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について
のみ説明する。20は板状の駒で、その下緑をドラム7
の外周面の穴15,16付近にドラム7の軸線方向に形
成した溝(図示せず)に挿入して接着剤等で固定してあ
る。
この駒20の上縁には後端部側から前端部側に向かって
、テーパ部7aの最大径部から7ーパ部7aよりもゆる
やかな煩斜でテーパ部7aとストレート部7bとの境界
を越えてストレ−卜部7bの途中まで延びる傾斜部20
aと、これに連なってストレート部7bの穴16近傍ま
でストレート部7bとほぼ平行に延びる平行部20bと
を形成してある。尚、この駒20はドラム7と一体に形
成してもよい。次に作用を説明する。
ドラム7の周囲を回転する糸案内9によって緯糸10は
ドラム7のテーパ部7aに接触されつつ巻付けられ、巻
付けられた縞糸10はその張力によりテーパ部7aをす
べって、ストレート部7bとの境界7cまで移動し、ス
トレート部7bでは後から巻かれる綾糸によって押出さ
れることにより移動する。
この移動の現象は駒20上においても同じであり、緯糸
10は傾斜部20aを自身の張力ですべり落ち、平行部
20bでは後から巻かれる縞糸により移動する。したが
って、穴15の近傍の縞糸10は、ドラム7のストレー
ト部7bの途中まで延びている駒20の傾斜部20aに
よりそれと平行部20bとの境界20cまで移動するの
で、穴15付近においてはドラム7の境界7cから緯糸
10が離れる。
これにより、この穴15に突入する第1の係止体11と
緯糸10とが俵舷しなくなるので、従来のような縞糸切
断を起こすことがなくなる。また、緯入れ時のバルーニ
ングにより、その終了時に緯糸10がオーバーランを生
じようとも、このオーバーランは駒20の平行部20b
の側面により第4図に実線で示すように規制され、これ
を越えることがない。したがって、オーバーラン量が4
・さく且つ一定となり、耳房が不ぞろし、となることが
ないと共に、総糸10が穴16を越えることがなくなり
、第2の係止体12の突入時に第2の係止体12による
係止が不能となることもない。第5図には他の実施例を
示す。
この実施例は、傾斜部30aと平行部30bとを有する
棒状の駒30を用いたもので、この棒状の駒30はボル
ト6によりドラム7に共締め固定してある。
このようなものでも、傾斜部30aとドラム7のテーパ
部7a及びストレート部7bとの関係を前記実施例と同
様の関係におけば同機の作用・効果が得られる。尚、こ
れらの実施例はドラムを静止状態に保持してその周囲を
糸案内を回転させる固定ドラム式の緯糸貯留装置に適用
したものであるが、糸案内を固定してドラムを回転させ
ることによりドラムに縞糸を巻取る回転ドラム式の縞糸
貯留装置(特額昭54一101174号、袴開昭56一
26038号)にも本発明を適用することができる。
以上説明したように本発明によれば、緯糸がドラムのテ
ーパ部とストレート部との境界付近に設けられた穴上に
留まることがなくなり、したがって係止体の穴への突入
等によって縞糸切断を生じるのを防止できる。
また、緯入れ時のバルーニングにより終了時に生じるオ
ーバーランを小さく且つ一定にすることができ、緯入れ
性能の安定化に寄与すると共に、正しく貯留することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はドラム式総糸貯留装置の従釆例を示す縦断面図
、第2図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第3図は
第2図のm矢視拡大図、第4図は同上一実施例における
総入れ終了時の縞糸の状態を示す拡大図、第5図は他の
実施例を示す部分断面図である。 7……ドラム、7a……7ーパ部、7b……ストレート
部、10…・・・緯糸、1 1,12・・・・・・係止
体、15,16・・・・・・穴、20,30・・・・・
・駒、20a,30a・・・・・・鏡斜部、20b,3
0b・・・・・・平行部。 図 縦 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周面にテーパ部とこれに連なるストレート部とを
    形成したドラムに緯糸を所定回巻付けて、テーパ部とス
    トレート部との境界付近及びストレート部に形成した第
    1及び第2の穴に入出する係止体間に係止し貯留するよ
    うにした無杼織機のドラム式緯糸貯留装置において、前
    記第1の穴付近にテーパ部からストレート部に至る傾斜
    面を有する駒を設けたことを特徴とする無杼織機のドラ
    ム式緯糸貯留装置。 2 外周面にテーパ部とこれに連なるストレート部とを
    形成したドラムに緯糸を所定回巻付けて、テーパ部とス
    トレート部との境界付近及びストレート部に形成した第
    1及び第2の穴に入出する係止体間に係止し貯留するよ
    うにした無杼織機のドラム式緯糸貯留装置において、前
    記第1の穴付近にテーパ部からストレート部に向かつて
    傾斜し、更に折曲して前記第2の穴付近まで延在する面
    を有する駒を設けたことを特徴とする無杼織機のドラム
    式緯糸貯留装置。
JP14292880A 1980-10-15 1980-10-15 無杼織機のドラム式緯糸貯留装置 Expired JPS6024213B2 (ja)

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JPS5771448A JPS5771448A (en) 1982-05-04
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5995181U (ja) * 1982-12-20 1984-06-28 株式会社豊田自動織機製作所 ジエツトル−ム用緯糸測長ドラム

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JPS5771448A (en) 1982-05-04

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